JP2894860B2 - 折版屋根取付け装置 - Google Patents

折版屋根取付け装置

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JP2894860B2 JP8530191A JP8530191A JP2894860B2 JP 2894860 B2 JP2894860 B2 JP 2894860B2 JP 8530191 A JP8530191 A JP 8530191A JP 8530191 A JP8530191 A JP 8530191A JP 2894860 B2 JP2894860 B2 JP 2894860B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は折版屋根取付け装置に関する。特
に、折版屋根の上にバルコニーやアンテナ等を取り付け
るに便利な折版屋根取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折版屋根の上にバルコニーを取り
付ける方法は、折版屋根の上には適当な取り付けるもの
がないから、実公昭62−24662号公報に記載ある
ように、バルコニーを折版屋根の上に載せるか、窓枠に
バルコニーの側面を取り付けていた。
【0003】又、アンテナは折版屋根の首部に嵌合させ
た取付具に取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バルコニーを
折版屋根の上に載せたり、バルコニーの側面を窓枠に取
り付けただけでは、取付強度が小さいから、台風等でバ
ルコニーが動くことがあった。
【0005】又、折版屋根の首部に嵌合させた取付具に
アンテナ等を取り付ける場合でも、取付具の取付強度が
小さいから、台風等でアンテナ等が屋根から落下するこ
とがある。
【0006】そこで、本発明の目的はバルコニーやアン
テナ等を折版屋根に強固に固定できる折版屋根取付け装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたもので、基板と、
基板の両側がほぼ直角に折れ曲げられて形成された折曲
部と、この折曲部に取り付けられた取付具とからなり、
前記基板は折版屋根の山と山とに差し渡されとき両方の
山の外側に前記折曲部が垂下する大きさであり、前記取
付具は外側取付板と内側取付板とからなり、外側取付板
と内側取付板の両方の一端には、この一端部がほぼ直角
に折り曲げられた取着部が、他端には、挟持部がそれぞ
れ形成され、外側取付板の挟持部は折版屋根の山の外側
を、内側取付板の挟持部は折版屋根の山の内側を挟むよ
うに両方の挟持部が対向させられ、前記外側取付板の取
着部を外側に、内側取付板の取着部を内側にして、外側
取付板の取着部、基板の折曲部、内側取付板の取付部が
重合され、外側取付板の取着部、基板の折曲部、内側取
付板の取着部にそれぞれ通孔が設けられ、ボルトがそれ
らの通孔に通され、このボルトの先端部がナットに螺入
され、且つ、基板の両端に形成されたどちらか一方の折
曲部と内側取付板の取着部または外側取付板の取着部と
が固着されているものである。
【0008】本発明において、内側と外側とは、両側に
折曲部が形成されている基板の中心線に近い方を内側と
いい、遠い方を外側という。
【0009】
【作用】本発明では、外側取付板の挟持部が山の外側
を、内側取付板の挟持部が山の内側を挟むように両方の
挟持部が対向させられて、外側取付板の取着部を外側
に、内側取付板の取着部を内側にして、外側取付板の取
着部、基板の折曲部、内側取付板の取着部が重合され、
外側取付板の取着部、基板の折曲部、内側取付板の取着
部に通孔が設けられ、ボルトをそれらの通孔に通されて
いるから、ボルトの先端部にナットに螺入してボルトと
ナットとを近づけると、外側取付板の取着部と内側取付
板の取着部とが近づき、その結果、両方の挟持部が近づ
く。従って、外側取付板の挟持部と内側取付板の挟持部
との間に折版屋根の山部を挟んで、基板を折版屋根の上
に据え付け、ボルトをナットに螺入させると、ボルトが
螺入するに従って、外側取付板の挟持部と内側取付板の
挟持部とが近づき、この両者で折版屋根の山を強く挟み
取付具が固定される。特に、山の頂部に首部のある折版
屋根であれば、この首部を挟むことにより更に強固に固
定される。その際、首部が挟み易いように、挟持部を両
方の挟持部で挟む折版屋根の山方向に凸状にするとよ
い。
【0010】基板は折版屋根の山と山とに差し渡され、
両端に折曲部があり、この折曲部に取付具が取り付けら
れているから、上記方法で折版屋根に取付具を固定する
と、両端の取付具で基板が固定される。
【0011】その結果、この基板にバルコニーやアンテ
ナを取り付けると、折版屋根を傷つけることなく、これ
等が折版屋根に強固に固定される。尚、通常、折版屋根
の山と山の距離は一定でなく、若干差があるが、基板の
一方の折曲部に内側取付板または外側取付板の取着部が
固着されているだけであるから、他方の取着部は、通孔
に挿入されているボルトに沿って移動して別の山を支障
なく挟むことができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1〜3は本発明折版屋根取付け装置の一実
施例を示すもので、図1は本発明折版屋根取付け装置の
斜視図、図2は図1に示す装置の側面図、図3は図1に
示す装置を使用してバルコニーを取り付けた状況を示す
斜視図である。
【0013】図1〜3において、1は折版屋根であり、
11は折版屋根1の山であり、12は首部である。9は
バルコニーであり、このバルコニー9はフレーム91の
上に床材92が取り付けられている。又、バルコニー9
の周辺には手摺93が立ち上げられて、根元がフレーム
91に接続されている。
【0014】Aは折版屋根取付け装置であり、この折版
屋根取付け装置Aは基板2と、折曲部21と、取付具3
とからなる。基板2の両端はほぼ直角に下方に折曲され
て折曲部21が形成されている。この基板2は折版屋根
1の山と山とに差し渡されたとき、両方の山の外側に折
曲部21が垂下する大きさである。又、この基板2の側
縁は上方に立ち上げられて、バルコニーを取り付ける取
付板23が形成されている。そして、この取付板23に
は長孔24が設けられ、この長孔24にバルコニー9の
フレーム91がボルトとナットとで接続されるものであ
る。
【0015】そして、この両端に形成された折曲部21
には通孔22がそれぞれ2個ずつ設けられている。取付
具3は内側取付板4と外側取付板5とからなる。
【0016】この内側取付板4の一端には、この一端部
がほぼ直角に折曲されて、取着部41形成されている。
又、内側取付板4の他端はU字型に折れ曲げられ、折版
屋根の山を挟み易いように、先端が外側に向けられて、
挟持部42が形成されている。
【0017】又、この外側取付板5の一端には、この一
端部がほぼ直角に折曲されて、取着部51が形成されて
いる。又、外側取付板5の他端には、挟持部52が形成
されている。
【0018】これ等の取着部41および取着部51は、
図1に示すように、この内側取付板4の取着部41、折
曲部21、外側取付板5の取着部51の順に重合されて
いる。
【0019】そして、折曲部21に設けられている通孔
22に相当する所の取着部41、51に通孔43、53
がそれぞれ2個ずつ設けられ、この通孔にボルト6が通
され、ナット7に螺入されている。
【0020】内側取付板4の挟持部42と外側取付板5
の挟持部52とは、図1〜2に示すように、対向してい
る。そして、この両方の挟持部42、52の間に折版屋
根の山を挟んだとき、山の首部を挟み易いように、折版
屋根の山方向に凸状になっている。
【0021】基板2の一方(図2では左方向)の折曲部
21と内側取付板4の取着部41とは溶接45されて一
体となっている。8は発泡ポリエチレンからなる裏打材
であり、この裏打材8は内側取付板5の裏面に接着され
ていて、ここに折版屋根1の山11の頂が当たったと
き、折版屋根1が痛まないようになっている。
【0022】本実施例の折版屋根取付け装置Aは上記の
構造をしているから、ボルト6をナット7の中に螺入す
ると、ボルト6とナット7とが近づく。すると、ボルト
6とナット7とに挟まれている外側取付板5の取着部5
1と内側取付板4の取着部41とはボルト6とナット7
とに押されて近づく。その結果、外側取付板5の他方の
先端に設けられた挟持部52と内側取付板4の挟持部4
2とが近づく。
【0023】このように、ボルト6をナット7の中に螺
入すると挟持部52と42とが近づくようになってい
る。次に、本実施例の使用方法を説明する。
【0024】先ず、基板2を折版屋根2の上に載せ、こ
の基板2の両端に形成された折曲部21、21をそれぞ
れ山11と隣の山11の外側に垂下させ、両方の折曲部
21、21に取り付けられているそれぞれの取付具3の
外側取付板5と内側取付板4との間に折版屋根1の山1
1がくるようにする。
【0025】即ち、外側取付板5の挟持部52と内側取
付板4の挟持部42とで折版屋根1の山11を挟む状態
になる。次に、ボルト6をナット7に螺入して、ボルト
6とナット7とを近づける。
【0026】すると、挟持部52と42とで山11の首
部12の両側を挟み、基板2が固定される。その際、折
版屋根1の山11と山11との距離はすべて若干差があ
るが、内側取付板4の取着部41の一方のみが溶接45
されているだけであるから、ここが固定し、他の取着部
41、51は通孔に挿入されているボルト6に沿って移
動して、隣の山11を挟み固定される。
【0027】次に、基板2の取付板23に設けられた長
孔24とバルコニー9のフレーム91に設けられている
孔とにボルトを通し、ナットに螺入して、基板2にフレ
ーム91を固定し、このフレーム91に床材92を敷設
し、手摺を取り付けるとバルコニー9が折版屋根1に取
り付けられる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で判明するように、本発明で
は、外側取付板の挟持部と内側取付板の挟持部との間に
折版屋根の山を挟んで、ボルトをナットに螺入すると、
基板が固定されるから、この基板にバルコニーやアンテ
ナ等が強固に固定され、極めて便利である。
【0029】又、折版屋根の山と山との距離が若干異な
るが、内側取付板または外側取付板の取着部が基板の一
方の折曲部に固着されているだけであるから、その他の
取着部はボルトに沿って移動して取付けられ、支障なく
基板を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明折版屋根取付け装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示す装置の側面図である。
【図3】図3は図1に示す装置を使用してバルコニーを
取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 折版屋根取付け装置 1 折版屋根 11 折版屋根の山 12 折版屋根の山の首部 2 基板 21 基板の折曲部 22 折曲部に設けられた通孔 23 基板の取付板 3 取付具 4 内側取付板 41 内側取付板の取着部 42 内側取付板の挟持部 43 取着部に設けられた通孔 5 外側取付板 51 外側取付板の取着部 52 外側取付板の挟持部 53 取着部に設けられた通孔 6 ボルト 7 ナット 8 裏打材 9 バルコニー 91 バルコニーのフレーム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、基板の両側がほぼ直角に折れ曲
    げられて形成された折曲部と、この折曲部に取り付けら
    れた取付具とからなり、前記基板は折版屋根の山と山と
    に差し渡されたとき両方の山の外側に前記折曲部が垂下
    する大きさであり、前記取付具は外側取付板と内側取付
    板とからなり、外側取付板と内側取付板の両方の一端に
    は、この一端部がほぼ直角に折れ曲げられた取着部が、
    他端には、挟持部がそれぞれ形成され、外側取付板の挟
    持部は折版屋根の山の外側を、内側取付板の挟持部は折
    版屋根の山の内側を挟むように両方の挟持部が対向させ
    られ、前記外側取付板の取着部を外側に、内側取付板の
    取着部を内側にして、外側取付板の取着部、基板の折曲
    部、内側取付板の取着部が重合され、外側取付板の取着
    部、基板の折曲部、内側取付板の取着部にそれぞれ通孔
    が設けられ、ボルトがこれらの通孔に通され、このボル
    トの先端部がナットに螺入され、且つ、基板の両端に形
    成されたどちらか一方の折曲部と内側取付板の取着部ま
    たは外側取付板の取着部とが固着されていることを特徴
    とする折版屋根取付け装置。
  2. 【請求項2】 外側取付板の挟持部と内側取付板の挟持
    部とが対向し、且つ、それぞれの挟持部が折版屋根の山
    の首部の凹部を挟み易いように、両方の挟持部の間にあ
    る折版屋根の山方向に凸状になっていることを特徴とす
    る請求項1記載の折版屋根取付け装置。
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JP5294190B2 (ja) * 2008-01-30 2013-09-18 元旦ビューティ工業株式会社 外設構造、及びその施工方法
JP6085826B2 (ja) * 2013-09-30 2017-03-01 株式会社サカタ製作所 外装構造体の改修金具およびその渡し部材、その突出部固定部材、外装構造体の改修構造

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