JP2894449B2 - カメラ使用の自動移載装置 - Google Patents

カメラ使用の自動移載装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パレタイズされた箱、およびこれに類する
形状の荷を、移載用ロボットによりパレットに対して積
み卸しを行うときなどに採用されるカメラ使用の自動移
載装置に関するものである。
従来の技術 従来のロボット使用の移載装置として、実開昭61−11
0640号公報に開示された移載装置が知られている。この
従来の移載装置においては、パレット上に積載された荷
の上面に記した個有マークをイメージセンサーで検出
し、これにより当該荷の種類と向き、ならびに位置など
の検出信号を制御装置に入力し、そして制御装置におい
て、荷の種類別に設定してあるデータのうちの当該荷の
データ入力と前述した入力とを演算することによって、
この荷に最も適した動作信号を移載用ロボットに与えて
いる。また、パレットおよび荷はテーブルリフター上に
載置されており、このテーブルリフターによって荷の最
上部の高さが、レベル検出装置位により検出されるレベ
ルに調整されるように構成されている。
発明が解決しようとする課題 しかし従来のロボット使用の移載装置では、移載用ロ
ボットによりパレット上の荷をデパレタイズ(荷卸し)
していくと荷の高さが段々を下がっていき、イメージセ
ンサーの焦点が合わなくなることから、テーブルリフタ
ーとレベル検出装置を必要としていた。特にテーブルリ
フターは荷およびパレットの全荷重を支えて上下させる
ため大型なものとなり、コストや点検保修の面で負担が
大きいという問題があった。
本発明は上記問題を解決するものであり、コストや点
検保修の負担を軽くしたカメラ使用の自動移載装置を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明は、所定位置のパレッ
トに積載された荷の上面のマークによりパレット上の荷
の配列を認識する手段として、ズームを取付けたカメラ
を、前記所定位置の上部で前記パレットを見渡せる位置
位に配置し、1段の前記荷のデパレタイズが終了する毎
に、前記パレット上に積載された荷の配列のデータおよ
び積付段数のデータより、最上段の前記荷の高さデータ
を求め、この荷の高さデータに基づいて前記カメラのレ
ンズを駆動してカメラの焦点を合わせ、前記カメラの一
面画像データにより一度に荷の配列を認識し、この認識
された荷の配列に基づいてロボットを駆動し、ロボット
により荷の移載を行う構成としたことものである。
作用 上記構成により、カメラをパレットが載置される所定
位置の上部で前記パレットを見渡せる位置に設置したこ
とによって、パレット全体を見渡せ、一度に1段の荷の
配列が認識され、ロボットの制御手段にその位置座標が
まとめて伝送される。また、1段の荷のデパレタイズが
終了する毎にパレット上に積載された荷の配列のデータ
および積付段数のデータより、最上段の荷の高さデータ
を求め、この荷の高さデータに基づいてカメラのレンズ
が駆動されることによりカメラの焦点が一度でスムーズ
に正確に合わされ、荷の上面に設けられたマークが正確
に認識される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のカメラ使用の自動移載装置の配置
図、第2図は同制御構成図である。
移載用ロボット1は、左の荷受台2にハンドリフトな
どを使用して搬送され載置されたパレット3上の平箱状
の荷4をバキュームハンド1Aを使用して左のコンベア5
へデパレタイズを行い、同じく右の荷受台6に載置され
た荷4を右のコンベア7へデパレタイズを行う。左右の
荷受台2,6の上部天井面にはそれぞれパレット3上を見
渡すカメラ8,9が設置されており、それぞれのカメラ8,9
の画像信号は制御盤10内に収納された画像処理装置11へ
入力される。またカメラ8,9にはズーム(機構)が取付
けられており、画像処理装置11からの位置信号に応じて
カメラ8,9のレンズを駆動してレンズの焦点合わせを行
っている。
制御盤10には、統括コントローラ13に統括制御され
る、画像処理装置11、ロボット1のコントローラ12およ
びコンベア5,7のコントローラ16が設置されており、統
括コントローラ13には入力用の設定器14および左右の1
段の荷4の配列などをそれぞれ表示するモニター15が接
続されている。さらにロボットコントローラ12に接続さ
れたコンベアコントローラ16にはカメラ8,9用の照明ラ
ンプ17,18が接続されている。
また、荷受台2,6のパレット3の搬入、搬出通路側に
はロボット1の動作から作業員を守るための安全柵20,2
1が設けられており、安全柵20,21には安全柵20または安
全柵21が開くとオフするリミットスイッチ22が設けられ
ており、このリミットスイッチ22はロボットコントロー
ラ12に接続されている。
また、コンベア5,7の下流側にはそれぞれ荷4を検出
する光検出器23,24が設けられ、これら光検出器23,24の
出力もロボットコントローラ12に接続されている。ロボ
ットコントローラ12はこの光検出器23,24の出力信号が
一定時間連続して入力することにより、コンベア満杯を
検出している。
さらに、制御盤10の扉の前面には、ロボット1および
コンベア5,7を非常停止させるための非常停止ボタン2
5、左右の荷受台2,6毎にデパレタイズ完了を示す完了表
示ランプ26,27および左のコンベア5などに異常が発生
したことを示す異常表示ランプ28、右のコンベア7など
に異常が発生したことを示す異常表示ランプ29が取付け
られており、いずれもロボットコントローラ12に接続さ
れている。
パレット3上に積載される荷4の配列(以下パレット
パターンと称す)は、荷4の大きさなどにより、たとえ
ば第3図と第4図に示すように5段あるいは7段と変化
し、1段あたりの荷4の個数が7個や8個と変化する。
これらパレットパターンにはそれぞれパターンコードが
定められており、パターンコードによって荷4の高さh
が定められ、さらに、パターンコードによって、第4図
(a)および(d)に示すように、荷4の平面の配列が
段毎に交互に反転することにより、段交互の荷4毎平面
中心(x,y)座標が定められている。なお、パレット3
が矢印Bを前として荷受台2,6に載置されると、平面の
配列が逆となるので荷4の最上段の配列方向(Aまたは
B)のデータが必要となる。
画像処理装置11、統括コントローラ13、ロボットコン
トローラ12およびコンベアコントローラ16の機能を順に
説明する。
画像処理装置11は、統括コントローラ13よりパレット
3の最上段の荷4毎の(x,y,z)座標(z座標は高さ方
向の座標)を一括して入力すると、z座標によりカメラ
8,9のズーム位置を演算してカメラ8,9へ位置信号を出力
し、カメラ8,9から画像信号を入力すると、第5図に示
すように荷4の上面に設けられた個有マーク30を一括し
て検出し、ズームの使用による画像の水平方向の歪を予
め高さ方向位置で学習していた歪により補正した後、荷
4毎に中心座標(x,y)およびx座標からの荷4の長手
方向の傾きθを演算して段単位に一括して検出データ
(x,y,θ)として統括コントローラ13へ出力する。
統括コントローラ13は、予めパレットパターンのパタ
ーンコード毎にパレットパターンのデータ、すなわち段
交互の荷4毎中心(x,y)座標、荷4の高さhのデータ
を記憶しており、設定器14から入力したパターンコー
ド、荷4の積付段数、最上段の配列方向および左右の荷
受台2,6のコード(左か右か)のデータを入力すると、
パレットパターンを検索し荷4の最上段の荷4毎の(x,
y,z)座標を演算して、パレットパターンを左あるいは
右のモニター15へ出力する。そして、設定器14から作業
開始指令信号が入力すると、画像処理装置11へ一括して
上記(x,y,z)座標を出力し、画像処理装置11より検出
データ(x,y,θ)を入力すると、z座標データを付加し
て段毎の(x,y,z,θ)からなる移載データを一括してロ
ボットコントローラ12へ出力する。またロボットコント
ローラ12より段移載完了信号を入力すると、次段の(x,
y,z)座標を演算して上記動作を繰り返し、全段の移載
が完了すると完了表示ランプ26,27を点灯する。また照
明ランプ17,18の点灯、消灯の制御などを行う。
ロボットコントローラ12は、段単位で入力した移載デ
ータ(x,y,z,θ)座標により荷4毎に順次ロボット1の
アーム1Bとハンド1Aを駆動して荷4をそれぞれのコンベ
ア5,7へ移載し、段単位の移載が終了すると段移載完了
を統括コントローラ13へ出力する。また、ロボット1お
よびコンベア5,7を駆動するためのインターロックを有
しており、非常停止ボタン25、安全柵20,21のリミット
スイッチ、コンベアコントローラ16あるいはコンベア5,
7の異常を監視し、光検出器23,24の信号を入力して後述
するインターロック動作時などの制御を行っている。
コンベアコントローラ16は、ロボットコントローラ12
からのコンベア起動あるいは停止信号に応じてコンベア
5,7を駆動し、さらに照明ランプ17,18の点灯あるいは消
灯信号に応じて照明ランプ17,18を点灯あるいは消灯し
ている。
上記構成による移載動作を、第6図の作業フローチャ
ートにしたがって説明する。
パレットの搬入(ステップJ−1) 作業員は荷を積載したパレット3をハンドリフトなど
を使用して荷受台2,6へ搬入して載置する。
安全柵閉(ステップJ−2) 作業員が安全柵20,21を閉じる。これによってロボッ
トコントローラ12のインターロックが解除される。
データ入力(ステップJ−3) 統括コントローラ13へ、設定器14から、パターンコー
ド、荷4の積付段数、最上段の配列方向および左右の荷
受台2,6のコード(左か右か)のデータを入力する。
パターン表示(ステップJ−4) 統括コントローラ13は入力されたデータから、第3図
や第4図に示すパレットパターンを検索してモニター15
へ表示する。
入力パターンの確認(ステップJ−5) 作業員はモニター15に表示されたパレットパターンを
確認し、入力ミスを発見すれば再設定を行う。
次作業のデータ入力(ステップJ−6) パレットパターンを確認すると次作業のデータを入力
する。
作業開始の指示(ステップJ−7) 設定器14から統括コントローラ13へ作業開始指令信号
を入力する。
デパレタイズ作業(ステップJ−8) デパレタイズ作業を第7図のフローチャートにしたが
って説明する。
まず、統括コントローラ13は、作業開始指令信号が入
力されると、検索していたパレットパターンの最上段の
(x,y)座標と積付段数により求めた高さ方向のz座標
からなる(x,y,z)座標を一括して画像処理装置11へ出
力する。この(x,y,z)座標データは各荷受台2,6毎に出
力される(ステップK−1)。さらにカメラ8,9用の照
明ランプ17,18をオンする照明信号をロボットコントロ
ーラ12へ出力する(ステップK−2)。
ロボットコントローラ12はこの照明信号を入力する
と、コンベアコントローラ16へ転送し、コンベアコント
ローラ16は照明ランプ17,18を点灯する(ステップK−
3)。
画像処理装置11は荷受台2,6毎の(x,y,z)座標データ
を入力すると、まずz座標によりカメラ8,9にズーム用
の位置信号を出力し、カメラ8,9の焦点を最上段の荷4
の表面に合わせる(ステップK−4)。カメラ8,9は画
像処理装置11へ、荷4の最上段の平面画像を画像信号と
して出力する(ステップK−5)。画像処理装置11は、
歪による画像のずれを補正した後、画像のコントラスト
により荷4毎の個有マーク30を検出し、荷4毎に中心
(x,y)座標およびx座標からの荷4の長手方向の傾き
θを演算して、一括して1段単位に検出データ、たとえ
ば左の荷受台2の検出データであれば、データ(xL1,y
L1L1),(xL2,yL2L2)…を統括コントローラ13
へ出力する(ステップK−6)。
統括コントローラ13は、画像処理装置11から左右の荷
受台2,6上の荷4の最上段の検出データを入力すると、
z座標データを付加して、左の荷受台2上の荷4をコン
ベア5へ移載する移載データ(xL1,yL1,zLL1),(x
L2,yL2,zLL2)…,および右の荷受台6上の荷4をコ
ンベア7へ移載する移載データ(xR1,yR1,zRR1),
(xR2,yR2,zRR2)…を1段単位に一括してロボット
コントローラ12へ出力する(ステップK−7)。
ロボットコントローラ12は、上記左右の移載データが
入力されると、まず非常停止ボタン25がオン、安全柵2
0,21のリミットスイッチ22がオン、コンベアコントロー
ラ16あるいはコンベア5,7の異常のインターロック条件
が入力していないことを確認して、コンベアコントロー
ラ16へコンベア起動信号を出力する(ステップK−
8)。次にロボットコントローラ12は左の荷受台2最上
段の第1の荷4のデータを演算してロボット1へ出力す
る。すなわち、第5図に示すように、荷受台2の原点に
相当する(xL,YL)座標を付加して、左駆動座標〔(xL
+xL1),(YL+yL1),zLL1〕を出力する。第5図に
おいて、x座標は荷受台2,6に対向した座標、Y座標は
パレット3の搬入方向に沿った座標、原点はロボット1
のアーム1B旋回の中心を示す(ステップK−9)。
コンベアコントローラ16はコンベア起動信号に基づい
て左右のコンベア5,7を起動し(ステップK−10)、ロ
ボット1は左駆動座標に基づいてアーム1Bを回転し、θ
L1によりハンド1Bの傾きを補正し、第1の荷4を持ち上
げ左のコンベア5へ移載する。移載終了にて完了信号を
ロボットコントローラ12へ出力する(ステップK−1
1)。
ロボットコントローラ12はロボット1から完了信号を
入力すると、右荷受台6最上段の第1の荷4の右駆動座
標〔(−xR+xR1),(YL+yR1),zRR1〕を出力す
る。ロボット1にて右の第1の荷4が右のコンベア7へ
移載されると、次に左の第2の荷4、右の第2の荷4と
左右交互に荷4をコンベア5,7へ移載していく。そし
て、ロボットコントローラ12は左右の荷受台2,6毎に最
上段の荷4の移載が終了すると段移載完了信号を統括コ
ントローラ13へ出力する(ステップK−9,K−11)。
統括コントローラ13は段移載完了信号を入力すると、
全段移載完了かを確認し(ステップK−12)、全段移載
完了でない場合、検索していたパレットパターンより次
段の(x,y)座標と次段の高さ方向のz座標からなる
(x,y,z)座標データを画像処理装置11へ出力する。
(x,y)座標は荷の配列が逆になる。
以下、画像処理装置11の検出データにより荷4の移載
が行われる。
統括コントローラ13は、全段移載完了を確認すると、
ロボットコントローラ12を介してコンベアコントローラ
16へ照明ランプ17,18のオフ信号、およびコンベア5,7の
停止信号を出力し(ステップK−13)、照明ランプ17,1
8は消灯し、コンベア5,7は停止する(ステップK−1
4)。
作業完了(ステップJ−9) さらに、統括コントローラ13は、左右の荷受台2,6毎
に、ロボットコントローラ12の段移載完了信号を入力し
て、最下段の荷4も移載されたこと、すなわち全段移載
完了を検出すると、ロボットコントローラ12を介して左
の完了表示ランプ26あるいは右の完了表示ランプ27を点
灯する。
パレット取出し(ステップJ−10) 作業員は完了表示ランプ26あるいは27の点灯を確認す
ると、安全柵20,21を開いて空のパレット3をハンドリ
フタなどを使用して取出す。そして、ステップJ−1に
て次の荷4を積載したパレット3を搬入する。
以下、同様の動作が実行される。
ロボットコントローラ12において異常を検知したとき
の動作について説明する。
まず光検出器23の出力信号が一定時間連続して入力す
ると、左のコンベア5が満杯と判断して、左のコンベア
5への荷4の移載を光出器23の出力信号が無くなるまで
中断し、右のコンベア7への移載のみを行う。光検出器
24の出力信号が一定時間連続して入力すると、左のコン
ベア5への移載のみを行う。
また、コンベアコントローラ16を介して左のコンベア
5あるいは右のコンベア7の異常を入力すると、異常の
発生したコンベアへの移載を異常が復旧するまで中断す
るとともに、異常の発生したサイドの異常表示ランプ28
あるいは29を点灯する。
また、非常停止ボタンがオン、リミットスイッチ22が
オフ(安全柵20,21開)、あるいはロボット1に異常が
生じた場合は、全移載動作を停止し、両異常表示ランプ
28,29をともに点灯して作業員へ警告する。この場合
は、作業員が再設定を行い、作業開始指示を入力するこ
とにより再起動される。
このように、カメラ8,9をパレット3が載置される荷
受台2,6の上部の天井面に設置したことにより、カメラ
8,9はパレット3上全体を見渡すことができ、一度に1
段の荷の配列を画像処理装置11は認識することができ、
よって、統括コントローラ13へ一度に検出データを送る
ことができ、データ伝送時間を短くすることができる。
また、1段の荷のデパレタイズが終了する毎にズームに
よりカメラ8,9の焦点を合わすことにより、荷4の上面
に設けられた個有マーク30を正確に認識することがで
き、ロボット1の動きを正確にすることができ、荷4の
持ち上げ不良などの異常を防止することができる。
なお、本実施例ではパレットパターン(荷4の配列)
を荷4毎の中心座標(x,y)と傾きθで認識している
が、パレットパターンをパレット3の各段の荷4の中央
テープ19Aの合計数および各荷4の中央テープ19Aの長さ
と巾にて認識することもできる。
この場合、画像処理装置11は、カメラ8,9からの画像
信号から中央テープ19Aの数と中央テープ19A毎の長さと
巾を検出して統括コントローラ13へ出力し、統括コント
ローラ13は入力した中央テープ19Aの数とから荷4の数
を検出し、中央テープ19A毎の長さと巾を設定器14から
入力したパターンコードによるパレットパターンのデー
タ(各段の荷4の中央テープ19Aの合計数および各荷4
の中央テープ19Aの長さと巾)と比較して、一致すると
パターンコードによるパレットパターンの(x,y,z,θ)
からなる移載データをロボットコントローラ12へ出力す
る。
また、統括コントローラ13はパレットパターンのデー
タが一致しないときはモニター15へ表示し警報する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、カメラをパレットが載
置される所定位置の上部のパレット上を見渡せる位置に
設置し、このカメラにより一度に1段の荷の画像データ
を求めることにより、一度に1段の荷の配列を認識で
き、また認識したデータを一度に送ることができ、デー
タ伝送時間を短縮することができる。さらに1段の荷の
デパレタイズが終了する毎に、前記パレット上に積載さ
れた荷の配列のデータおよび積付段数のデータより、最
上段の前記荷の高さデータを求め、この荷の高さデータ
に基づいてカメラのレンズを駆動してカメラの焦点を合
わせることにより、一度でスムーズに正確に焦点を合わ
せることができ、よって全体の精度を向上でき、荷の配
列を正確に認識でき、したがってロボットの動きを正確
にすることができる。また従来のようなテーブルリフタ
ーが不要となり、コストや点検補修の面での負担を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示しており、第1
図はカメラ使用の自動移載装置の配置図、第2図はカメ
ラ使用の自動移載装置の制御構成図、第3図(a)〜
(c)はそれぞれパレットパターンを示す平面図、正面
図、側面図、第4図(a)〜(d)はそれぞれパレット
パターンを示す最上段の平面図、正面図、側面図、上か
ら2段目(次段)の平面図、第5図はロボットのアーム
およびハンドの位置決めを説明するための座標図、第6
図は作業フローチャート図、第7図はデパレタイズ作業
フローチャート図である。 1……ロボット、2……荷受台(左所定位置)、3……
パレット、4……荷、6……荷受台(右所定位置)、8
……カメラ、9……カメラ、11……画像処理装置、12…
…ロボットコントローラ、13……統括コントローラ、14
……設定器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−110436(JP,A) 特開 昭62−226308(JP,A) 特開 平2−239029(JP,A) 特開 昭60−146374(JP,A) 特開 昭63−115274(JP,A) 実開 昭61−110640(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定位置のパレットに積載された荷の上面
    のマークによりパレット上の荷の配列を認識する手段と
    して、 ズームを取付けたカメラを、前記所定位置の上部で前記
    パレットを見渡せる位置に設置し、 1段の前記荷のデパレタイズが終了する毎に、前記パレ
    ット上に積載された荷の配列のデータおよび積付段数の
    データより、最上段の前記荷の高さデータを求め、この
    荷の高さデータに基づいて前記カメラのレンズを駆動し
    てカメラの焦点を合わせ、前記カメラの一面画像データ
    により一度に荷の配列を認識し、この認識された荷の配
    列に基づいてロボットを駆動し、ロボットにより荷の移
    載を行う構成とした ことを特徴とするカメラ使用の自動移載装置。
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