JP2893790B2 - 液晶配向膜用組成物,液晶配向膜,液晶配向膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子 - Google Patents
液晶配向膜用組成物,液晶配向膜,液晶配向膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液晶配向膜用組成物,液晶配向膜,液晶配向
膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子に関す
る。
膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子に関す
る。
(従来の技術) 従来,大型デイスプレイ用液晶表示素子には,視覚特
性をよくするためにSTM(スーパーツイステツドネマチ
ツク)方式が用いられている。これはセル内での液晶分
子の長軸方向が180〜270°ねじれた方式(180〜270°ツ
イスト)であり,ツイスト角が大きい程視覚特性が良好
となる。これらのSTN方式素子において,ツイスト角を
大きくするためには,液晶分子と,配向膜が形成されて
いるガラス基板のなす角度(プレチルト角)が大きいこ
とが必要であり,具体的には200°〜240°のツイスト角
を得るためにはプレチルト角が4°〜7°となる配向膜
材料が必要である。これらのプレチルト角は従来のポリ
イミド系配向膜で十分対応できるので、180〜240°ツイ
ストの液晶表示素子が実用化されていた。
性をよくするためにSTM(スーパーツイステツドネマチ
ツク)方式が用いられている。これはセル内での液晶分
子の長軸方向が180〜270°ねじれた方式(180〜270°ツ
イスト)であり,ツイスト角が大きい程視覚特性が良好
となる。これらのSTN方式素子において,ツイスト角を
大きくするためには,液晶分子と,配向膜が形成されて
いるガラス基板のなす角度(プレチルト角)が大きいこ
とが必要であり,具体的には200°〜240°のツイスト角
を得るためにはプレチルト角が4°〜7°となる配向膜
材料が必要である。これらのプレチルト角は従来のポリ
イミド系配向膜で十分対応できるので、180〜240°ツイ
ストの液晶表示素子が実用化されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし,最近の液晶表示素子の高精度化,カラー化に
伴い現行の液晶表示素子では表示品質が不十分となつて
きたためより高表示品質の液晶表示素子が検討されてい
る。現行のSTN方式の液晶表示素子用配向膜は高プレチ
ルト角にするためにフツ素化モノマー,脂肪族モノマ
ー,脂環式モノマーや長鎖アルキルアミン等の添加剤を
導入しており,これらの使用によりプレチルト角は高く
なるが,しきい値特性のバラツキ,耐熱性の低下,配向
膜の帯電,添加剤の溶出等をまねき,液晶表示素子の電
気光学特性の劣化をまねいていた。
伴い現行の液晶表示素子では表示品質が不十分となつて
きたためより高表示品質の液晶表示素子が検討されてい
る。現行のSTN方式の液晶表示素子用配向膜は高プレチ
ルト角にするためにフツ素化モノマー,脂肪族モノマ
ー,脂環式モノマーや長鎖アルキルアミン等の添加剤を
導入しており,これらの使用によりプレチルト角は高く
なるが,しきい値特性のバラツキ,耐熱性の低下,配向
膜の帯電,添加剤の溶出等をまねき,液晶表示素子の電
気光学特性の劣化をまねいていた。
本発明は、前記従来技術の欠点を解決し,フツ素フリ
ーの全芳香族ポリイミドで,プレチルト角が5〜7°と
なる液晶配向膜用組成物,この組成物より得られる液晶
配向膜,その製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子
を提供するものである。
ーの全芳香族ポリイミドで,プレチルト角が5〜7°と
なる液晶配向膜用組成物,この組成物より得られる液晶
配向膜,その製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子
を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは,前記従来技術の問題に鑑み,鋭意研究
した結果,特定のポリイミドを液晶配向膜として用いる
と,フツ素フリーの全芳香族ポリイミドでプレチルト角
が4〜7°となることを見出し,本発明に到達した。
した結果,特定のポリイミドを液晶配向膜として用いる
と,フツ素フリーの全芳香族ポリイミドでプレチルト角
が4〜7°となることを見出し,本発明に到達した。
すなわち,本発明は, (1)一般式(I) (式中,Ar1,Ar2,Ar3,Ar4およびAr5は芳香族基,a,b
およびcは0または1の整数を示す)で表される芳香族
ジアミン (2)一般式(II) (式中,Ar6およびAr7は芳香族基,R1,R2,R3およびR4
は炭素数1から10までのアルキル基,炭素数1から10ま
での置換アルキル基または芳香族基,X1およびX2は または を示し(nは1から10までの整数を示す),dおよびfは
0または1,eは0または1から5までの整数を示す)で
表されるケイ素原子を有するテトラカルボン酸二無水
物, ならびに必要に応じて (3)(1)以外の芳香族ジアミンおよび/または (4)(2)以外のテトラカルボン酸二無水物を反応さ
せて得られるポリアミド酸 を含有してなる液晶配向膜用組成物,この組成物を用い
た液晶配向膜,その製造法,液晶挾持基板および液晶表
示素子に関する。
およびcは0または1の整数を示す)で表される芳香族
ジアミン (2)一般式(II) (式中,Ar6およびAr7は芳香族基,R1,R2,R3およびR4
は炭素数1から10までのアルキル基,炭素数1から10ま
での置換アルキル基または芳香族基,X1およびX2は または を示し(nは1から10までの整数を示す),dおよびfは
0または1,eは0または1から5までの整数を示す)で
表されるケイ素原子を有するテトラカルボン酸二無水
物, ならびに必要に応じて (3)(1)以外の芳香族ジアミンおよび/または (4)(2)以外のテトラカルボン酸二無水物を反応さ
せて得られるポリアミド酸 を含有してなる液晶配向膜用組成物,この組成物を用い
た液晶配向膜,その製造法,液晶挾持基板および液晶表
示素子に関する。
本発明に用いられる上記の一般式(I)で表される芳
香族ジアミンとしては,例えば2,2−ビス(4−(4−
アミノフエノキシ)フエニル)プロパン,2,2−ビス(4
−(3−アミノフエノキシ)フエニル)プロパン,2,2−
ビス(3−(4−アミノフエノキシ)フエニル)プロパ
ン,2,2−ビス(3−(3−アミノフエノキシ)フエニ
ル)プロパン,2,2−ビス(4−アミノフエニル)プロパ
ン,2,2−ビス(3−アミノフエニル)プロパン,1,4−ビ
ス(1−(4−アミノフエニル)−1−メチルエチル)
ベンゼン,1,4−ビス(1−(3−アミノフエニル)−1
−メチルエチル)ベンゼン,1,3−ビス(1−(4−アミ
ノフエニル)−1−メチルエチル)ベンゼン,1,3−ビス
(1−(3−アミノフエニル)−1−メチルエチル)ベ
ンゼンなどが挙げられる。これらは1種または2種以上
併用して使用することができる。本発明に用いられる上
記の一般式(II)で表されるケイ素原子を有するテトラ
カルボン酸二無水物としては,1,3−ビス(3,4−ジカル
ボキシフエニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン二無水物,1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)
−1,1,3,3−テトラエチルジシロキサン二無水物,1,3−
ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3−テトラ
フエニルジシロキサン二無水物,1,3−ビス{3−(3,4
−ジカルボキシベンゾイルオキシ)プロピル}−1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサン二無水物,1,3−ビス{2
−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)エチル}−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物,1,3−ビ
ス{5−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)ペン
チル}−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物,
1,3−ビス{3−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキ
シ)プロピル}−1,1,3,3−テトラフエニルジシロキサ
ン二無水物,ビス(3,4−シカルボキシベンゾイルオキ
シ)ジフエニルシラン二無水物,ビス(3,4−ジカルボ
キシベンゾイルオキシ)ジメチルシラン二無水物,ビス
(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)エチルメチル
シラン二無水物,1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニ
ル)−1,3−ジメチル−1,3−ジエチルジシロキサン二無
水物,1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,
3,35,5−ヘキサメチルトリシロキサン二無水物,1,3−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3,5,5,7,7−
オクタメチルテトラシロキサン二無水物,1,3−ビス(3,
4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9−デ
カメチルペンタシロキサン二無水物,1,3−ビス(3,4−
ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,11,11,
−ドデカメチルヘキサシロキサン二無水物などが挙げら
れ,これらは1種または2種以上併用して使用すること
ができる。
香族ジアミンとしては,例えば2,2−ビス(4−(4−
アミノフエノキシ)フエニル)プロパン,2,2−ビス(4
−(3−アミノフエノキシ)フエニル)プロパン,2,2−
ビス(3−(4−アミノフエノキシ)フエニル)プロパ
ン,2,2−ビス(3−(3−アミノフエノキシ)フエニ
ル)プロパン,2,2−ビス(4−アミノフエニル)プロパ
ン,2,2−ビス(3−アミノフエニル)プロパン,1,4−ビ
ス(1−(4−アミノフエニル)−1−メチルエチル)
ベンゼン,1,4−ビス(1−(3−アミノフエニル)−1
−メチルエチル)ベンゼン,1,3−ビス(1−(4−アミ
ノフエニル)−1−メチルエチル)ベンゼン,1,3−ビス
(1−(3−アミノフエニル)−1−メチルエチル)ベ
ンゼンなどが挙げられる。これらは1種または2種以上
併用して使用することができる。本発明に用いられる上
記の一般式(II)で表されるケイ素原子を有するテトラ
カルボン酸二無水物としては,1,3−ビス(3,4−ジカル
ボキシフエニル)−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサ
ン二無水物,1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)
−1,1,3,3−テトラエチルジシロキサン二無水物,1,3−
ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3−テトラ
フエニルジシロキサン二無水物,1,3−ビス{3−(3,4
−ジカルボキシベンゾイルオキシ)プロピル}−1,1,3,
3−テトラメチルジシロキサン二無水物,1,3−ビス{2
−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)エチル}−
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物,1,3−ビ
ス{5−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)ペン
チル}−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン二無水物,
1,3−ビス{3−(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキ
シ)プロピル}−1,1,3,3−テトラフエニルジシロキサ
ン二無水物,ビス(3,4−シカルボキシベンゾイルオキ
シ)ジフエニルシラン二無水物,ビス(3,4−ジカルボ
キシベンゾイルオキシ)ジメチルシラン二無水物,ビス
(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)エチルメチル
シラン二無水物,1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニ
ル)−1,3−ジメチル−1,3−ジエチルジシロキサン二無
水物,1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,
3,35,5−ヘキサメチルトリシロキサン二無水物,1,3−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3,5,5,7,7−
オクタメチルテトラシロキサン二無水物,1,3−ビス(3,
4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9−デ
カメチルペンタシロキサン二無水物,1,3−ビス(3,4−
ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9,11,11,
−ドデカメチルヘキサシロキサン二無水物などが挙げら
れ,これらは1種または2種以上併用して使用すること
ができる。
また上記の一般式(I)で表される芳香族ジアミン以
外の芳香族ジアミンおよび上記の一般式(II)で表され
るケイ素原子を有するテトラカルボン酸二無水物以外の
テトラカルボン酸二無水物については特に限定されるも
のではないが,芳香族ジアミンとしては,例えばm−フ
エニレンジアミン,p−フエニレンジアミン,4,4′−ジア
ミノジフエニルエーテル,4,4′−ジアミノジフエニルメ
タン,3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエニルメ
タン,3,3′,5,5′−テトラメチル−4,4′−ジアミノジ
フエニルメタン,4,4′−ジアミノジフエニルスルフイ
ド,4,4′−ジアミノジフエニルスルホン,1,5−ジアミノ
ナフタレン,2,6−ジアミノナフタレン,1,3−ビスアミノ
プロピル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン,ビス
(4−(3−アミノフエノキシ)フエニル)スルホン,
1,3−ジアミノ−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン,9,9−
ビス(4−アミフエニル)フルオレン,9,9−ビス(4−
アミノフエニル)アントラセン(10),3,3′−ジアミノ
ジフエニルスルホン,4,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル−3−カルボンアミドなどが挙げられ,これらは2種
以上を併用することもできる。
外の芳香族ジアミンおよび上記の一般式(II)で表され
るケイ素原子を有するテトラカルボン酸二無水物以外の
テトラカルボン酸二無水物については特に限定されるも
のではないが,芳香族ジアミンとしては,例えばm−フ
エニレンジアミン,p−フエニレンジアミン,4,4′−ジア
ミノジフエニルエーテル,4,4′−ジアミノジフエニルメ
タン,3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフエニルメ
タン,3,3′,5,5′−テトラメチル−4,4′−ジアミノジ
フエニルメタン,4,4′−ジアミノジフエニルスルフイ
ド,4,4′−ジアミノジフエニルスルホン,1,5−ジアミノ
ナフタレン,2,6−ジアミノナフタレン,1,3−ビスアミノ
プロピル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン,ビス
(4−(3−アミノフエノキシ)フエニル)スルホン,
1,3−ジアミノ−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン,9,9−
ビス(4−アミフエニル)フルオレン,9,9−ビス(4−
アミノフエニル)アントラセン(10),3,3′−ジアミノ
ジフエニルスルホン,4,4′−ジアミノジフエニルエーテ
ル−3−カルボンアミドなどが挙げられ,これらは2種
以上を併用することもできる。
またテトラカルボン酸二無水物としては,例えばピロ
メリツト酸二無水物,3,3′,4,4′−ジフエニルテトラカ
ルボン酸二無水物,3,3′,4,4′−ベンゾフエノンテトラ
カルボン酸二無水物,2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボ
ン酸二無水物,1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二
無水物,1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水
物,2,2′,3,3′−ジフエニルテトラカルボン酸二無水
物,3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物,ビ
ス(3,4−ジカルボキシフエニル)エーテル二無水物な
どが挙げられ,これらは2種以上を併用することができ
る。
メリツト酸二無水物,3,3′,4,4′−ジフエニルテトラカ
ルボン酸二無水物,3,3′,4,4′−ベンゾフエノンテトラ
カルボン酸二無水物,2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボ
ン酸二無水物,1,2,5,6−ナフタレンテトラカルボン酸二
無水物,1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水
物,2,2′,3,3′−ジフエニルテトラカルボン酸二無水
物,3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物,ビ
ス(3,4−ジカルボキシフエニル)エーテル二無水物な
どが挙げられ,これらは2種以上を併用することができ
る。
本発明においては,上記の(1)および(3)のジア
ミンのモル数の総和と,上記の(2)および(4)のテ
トラカルボン酸二無水物のモル数の総和とをほぼ等モル
にして反応させることが好ましい。
ミンのモル数の総和と,上記の(2)および(4)のテ
トラカルボン酸二無水物のモル数の総和とをほぼ等モル
にして反応させることが好ましい。
上記の(1)一般式(I)で表される芳香族ジアミ
ン,(2)一般式(II)で表されるケイ素原子を有する
テトラカルボン酸二無水物および必要に応じて,
(3),(1)以外の芳香族ジアミンおよび(4),
(2)以外のテトラカルボン酸二無水物は不活性溶媒に
溶解され,反応させてポリアミド酸とされる。
ン,(2)一般式(II)で表されるケイ素原子を有する
テトラカルボン酸二無水物および必要に応じて,
(3),(1)以外の芳香族ジアミンおよび(4),
(2)以外のテトラカルボン酸二無水物は不活性溶媒に
溶解され,反応させてポリアミド酸とされる。
不活性溶媒としては,前記単量体の全てを溶解する必
要はないが,生成するポリアミド酸を溶解するものが好
ましく,例えばN−メチル−2−ピロリドン,N,N−ジメ
チルホルムアミド,N,N−ジエチルホルムアミド,ジメチ
ルスルホキシド,ヘキサメチルホスホルアミド,テトラ
メチルスルホン,1,4−ジオキサンなどの1種または2種
以上が用いられる。これらの溶媒以外に,ガラス基板へ
の塗れ性をよくするための溶媒を,反応前または反応終
了後に添加することもできる。これらの溶媒としては,
例えばブチルセロソルブ,ブチルセロソルブアセテー
ド,キシレン,トルエンなどが用いられる。
要はないが,生成するポリアミド酸を溶解するものが好
ましく,例えばN−メチル−2−ピロリドン,N,N−ジメ
チルホルムアミド,N,N−ジエチルホルムアミド,ジメチ
ルスルホキシド,ヘキサメチルホスホルアミド,テトラ
メチルスルホン,1,4−ジオキサンなどの1種または2種
以上が用いられる。これらの溶媒以外に,ガラス基板へ
の塗れ性をよくするための溶媒を,反応前または反応終
了後に添加することもできる。これらの溶媒としては,
例えばブチルセロソルブ,ブチルセロソルブアセテー
ド,キシレン,トルエンなどが用いられる。
本反応で得られたポリアミド酸は100〜400℃に加熱す
ることおよび/または無水酢酸などの脱水剤で化学処理
することによりポリイミドとされる。液晶挾持基板上の
液晶に面する側に電極を設け,該基板および電極上に液
晶配向膜用組成物より得られる液晶配向膜を形成して液
晶表示素子とされる。
ることおよび/または無水酢酸などの脱水剤で化学処理
することによりポリイミドとされる。液晶挾持基板上の
液晶に面する側に電極を設け,該基板および電極上に液
晶配向膜用組成物より得られる液晶配向膜を形成して液
晶表示素子とされる。
本発明のポリイミド層の液晶基板上への形成は上記の
反応で生成したポリアミド酸の溶液を,予め,例えばIT
O(Indium Tin Oxide)等の透明電極が形成されたガラ
ス基板上に塗布した後,乾燥,脱水閉環させてポリイミ
ド層とすることにより行われる。
反応で生成したポリアミド酸の溶液を,予め,例えばIT
O(Indium Tin Oxide)等の透明電極が形成されたガラ
ス基板上に塗布した後,乾燥,脱水閉環させてポリイミ
ド層とすることにより行われる。
塗布方法としては浸漬法,印刷法,吹付け法等の方法
が用いられる。脱水閉環温度は100〜400℃,好ましくは
150〜300℃の範囲で任意に選択することができる。
が用いられる。脱水閉環温度は100〜400℃,好ましくは
150〜300℃の範囲で任意に選択することができる。
また加熱時間は1分〜6時間,好ましくは1分〜3時
間とされる。
間とされる。
本発明のポリイミド層にはガラス基板とポリイミド層
との密着性をよくするためには,この間にシランカツプ
リング剤,チタンカツプリング剤等のカツプリング剤を
用いてもよい。
との密着性をよくするためには,この間にシランカツプ
リング剤,チタンカツプリング剤等のカツプリング剤を
用いてもよい。
このようにして形成されたポリイミド層は,表面をラ
ビングすることによつて液晶配向膜として用いられる。
液晶配向膜を有する液晶挾持基板を用いて公知の方法に
より液晶表示素子を得ることができる。
ビングすることによつて液晶配向膜として用いられる。
液晶配向膜を有する液晶挾持基板を用いて公知の方法に
より液晶表示素子を得ることができる。
本発明の液晶配向膜用組成物を用いて得られる液晶配
向膜は200〜240°のツイスト角を有するSTN方式の液晶
表示素子に特に適している。
向膜は200〜240°のツイスト角を有するSTN方式の液晶
表示素子に特に適している。
(実施例) 以下本発明を実施例により説明する。
実施例1 2,2−ビス(4−(4−アミノフエノキシ)フエニ
ル)プロパン41.1g(0.1モル)をN−メチル−2−ピロ
リドン390gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,4′−ジ
フエニルテトラカルボン酸二無水物13.5g(0.0475モ
ル),ピロメリツト酸二無水物10.4g(0.0475モル)お
よび1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,
3−テトラフエニルジシロキサン二無水物3.37g(0.005
モル)を加え,室温で8時間反応させたところ,淡黄色
の粘稠な溶液となつた。この溶液を粘度調製し2枚のIT
O透明電極付きガラス基板上にスピンナーで塗布し,250
℃で1時間加熱し,溶媒の除去およびポリアミド酸の脱
水閉環を行い,厚さ500Åのポリイミド層を形成した。
2枚のガラス基板上のこの層の表面をラビング処理し
て,液晶配向膜とし液晶挾持基板を得,これをラビング
方向がアンチパラレルになるように2枚のポリイミド層
を対向させて組み合わせ,周りをエポキシ系シール剤EN
−1000(日立化成工業株式会社製商品名)で封止し,内
部に液晶ZLI−1132(メルク社製商品名)を封入し,液
晶セルを形成した。次にこの液晶セルを安定させるため
エージング処理として液晶ZLI−1132TNI(71℃)以上の
温度である120℃で1時間加熱した後,プレチルト角を
レーザ光を用いて測定したところ,プレチルト角は4.8
°であり,200〜240°ツイストの液晶表示素子用配向膜
の必要条件を満たしていた。
ル)プロパン41.1g(0.1モル)をN−メチル−2−ピロ
リドン390gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,4′−ジ
フエニルテトラカルボン酸二無水物13.5g(0.0475モ
ル),ピロメリツト酸二無水物10.4g(0.0475モル)お
よび1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,
3−テトラフエニルジシロキサン二無水物3.37g(0.005
モル)を加え,室温で8時間反応させたところ,淡黄色
の粘稠な溶液となつた。この溶液を粘度調製し2枚のIT
O透明電極付きガラス基板上にスピンナーで塗布し,250
℃で1時間加熱し,溶媒の除去およびポリアミド酸の脱
水閉環を行い,厚さ500Åのポリイミド層を形成した。
2枚のガラス基板上のこの層の表面をラビング処理し
て,液晶配向膜とし液晶挾持基板を得,これをラビング
方向がアンチパラレルになるように2枚のポリイミド層
を対向させて組み合わせ,周りをエポキシ系シール剤EN
−1000(日立化成工業株式会社製商品名)で封止し,内
部に液晶ZLI−1132(メルク社製商品名)を封入し,液
晶セルを形成した。次にこの液晶セルを安定させるため
エージング処理として液晶ZLI−1132TNI(71℃)以上の
温度である120℃で1時間加熱した後,プレチルト角を
レーザ光を用いて測定したところ,プレチルト角は4.8
°であり,200〜240°ツイストの液晶表示素子用配向膜
の必要条件を満たしていた。
次に前記溶液を用いて前記と同様の方法で640×200ド
ツトになるようにITO透明電極が形成された2枚のガラ
ス基板上にポリイミド層を形成し,この層の表面をラビ
ング処理し,上記と同様にしてツイスト角が200°とな
るように組合せ,周りを封止し室温でSTN用液晶(ZLI−
2293,メルク社製商品名)にカイラル剤S−811(メルク
社製商品名)を添加し調整した液晶を封入し,120℃で1
時間加熱してエージング処理を行つて液晶表示素子を作
成した。
ツトになるようにITO透明電極が形成された2枚のガラ
ス基板上にポリイミド層を形成し,この層の表面をラビ
ング処理し,上記と同様にしてツイスト角が200°とな
るように組合せ,周りを封止し室温でSTN用液晶(ZLI−
2293,メルク社製商品名)にカイラル剤S−811(メルク
社製商品名)を添加し調整した液晶を封入し,120℃で1
時間加熱してエージング処理を行つて液晶表示素子を作
成した。
該液晶表示素子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメ
イン等の配向不良が発生せずコントラスト良好で高表示
品質であつた。
イン等の配向不良が発生せずコントラスト良好で高表示
品質であつた。
実施例2 2,2−ビス(4−(4−アミノフエノキシ)フエニ
ル)プロパン41.1g(0.1モル)をN−メチル−2−ピロ
リドン390gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,4′−ジ
フエニルテトラカルボン酸二無水物9.66g(0.034モ
ル),ピロメリツト酸二無水物11.1g(0.051モル)およ
び1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン二無水物6.40g(0.015モ
ル)を加え,室温で9時間反応させたところ,淡黄色の
粘稠な溶液となつた。
ル)プロパン41.1g(0.1モル)をN−メチル−2−ピロ
リドン390gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,4′−ジ
フエニルテトラカルボン酸二無水物9.66g(0.034モ
ル),ピロメリツト酸二無水物11.1g(0.051モル)およ
び1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフエニル)−1,1,3,3
−テトラメチルジシロキサン二無水物6.40g(0.015モ
ル)を加え,室温で9時間反応させたところ,淡黄色の
粘稠な溶液となつた。
この溶液を用いて実施例1と同様な方法で処理して液
晶セルを形成し,120℃で1時間加熱することによりエー
ジング処理した後,プレチルト角を測定したところ,プ
レチルト角は6.8°であり,200〜240°ツイストの液晶表
示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
晶セルを形成し,120℃で1時間加熱することによりエー
ジング処理した後,プレチルト角を測定したところ,プ
レチルト角は6.8°であり,200〜240°ツイストの液晶表
示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
さらにこの溶液を用いて実施例1と同様の方法で240
°ツイストの液晶表示素子を形成したが,該液晶表示素
子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメイン等の配向不
良が発生せずコントラスト良好で高表示品質であつた。
°ツイストの液晶表示素子を形成したが,該液晶表示素
子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメイン等の配向不
良が発生せずコントラスト良好で高表示品質であつた。
実施例3 1,3−ビス(1−(3−アミノフエニル)−1−メチ
ルエチル)ベンゼン34.5g(0.1モル)をN−メチル−2
−ピロリドン510gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,
4′ジフエニルテトラカルボン酸二無水物9.66g(0.034
モル)および1,3−ビス{5−(3,4−ジカルボキシベン
ゾイルオキシ)ペンチル}−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサン二無水物12.0g(0.02モル)を加え,室温で
7時間反応させたところ,淡黄色の粘稠な溶液となつ
た。
ルエチル)ベンゼン34.5g(0.1モル)をN−メチル−2
−ピロリドン510gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,
4′ジフエニルテトラカルボン酸二無水物9.66g(0.034
モル)および1,3−ビス{5−(3,4−ジカルボキシベン
ゾイルオキシ)ペンチル}−1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサン二無水物12.0g(0.02モル)を加え,室温で
7時間反応させたところ,淡黄色の粘稠な溶液となつ
た。
この溶液を用いて実施例1と同様な方法で処理して液
晶セルを形成し,120℃で1時間加熱することによりエー
ジング処理した後,プレチルト角を測定したところ,プ
レチルト角は4.6°であり,200〜240°ツイストの液晶表
示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
晶セルを形成し,120℃で1時間加熱することによりエー
ジング処理した後,プレチルト角を測定したところ,プ
レチルト角は4.6°であり,200〜240°ツイストの液晶表
示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
さらにこの溶液を用いて実施例1と同様の方法で200
°ツイストの液晶表示素子を形成したが,該液晶表示素
子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメイン等の配向不
良が発生せず,コントラスト良好で高表示品質であつ
た。
°ツイストの液晶表示素子を形成したが,該液晶表示素
子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメイン等の配向不
良が発生せず,コントラスト良好で高表示品質であつ
た。
実施例4 2,2−ビス(4−(4−アミノフエノキシ)フエニ
ル)プロパン36.9g(0.09モル)およびp−フエニレン
ジアミン1.08g(0.01モル)をN−メチル−2−ピロリ
ドン390gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,4′−ジフ
エニルテトラカルボン酸二無水物9.95g(0.035モル),
ピロメリツト酸二無水物7.63g(0.035モル)およびビス
(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)ジフエニルシ
ラン二無水物16.9g(0.03モル)を加え,室温で8時間
反応させたところ,淡黄色の粘稠な溶液となつた。
ル)プロパン36.9g(0.09モル)およびp−フエニレン
ジアミン1.08g(0.01モル)をN−メチル−2−ピロリ
ドン390gに添加し,充分攪拌した後,3,3′,4,4′−ジフ
エニルテトラカルボン酸二無水物9.95g(0.035モル),
ピロメリツト酸二無水物7.63g(0.035モル)およびビス
(3,4−ジカルボキシベンゾイルオキシ)ジフエニルシ
ラン二無水物16.9g(0.03モル)を加え,室温で8時間
反応させたところ,淡黄色の粘稠な溶液となつた。
この溶液を用いて実施例1と同様な方法で処理して液
晶セルを形成し,120℃で1時間加熱することによりエー
ジング処理した後,プレチルト角を測定したところ,プ
レチルト角は5.2°であり,200〜240°ツイストの液晶表
示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
晶セルを形成し,120℃で1時間加熱することによりエー
ジング処理した後,プレチルト角を測定したところ,プ
レチルト角は5.2°であり,200〜240°ツイストの液晶表
示素子用配向膜の必要条件を満たしていた。
さらにこの溶液を用いて実施例1と同様の方法で220
°ツイストの液晶表示素子を形成したが,該液晶表示素
子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメイン等の配向不
良が発生せず,コントラスト良好で高表示品質であつ
た。
°ツイストの液晶表示素子を形成したが,該液晶表示素
子は,640×200ドツトで駆動でき,ドメイン等の配向不
良が発生せず,コントラスト良好で高表示品質であつ
た。
(発明の効果) 本発明の液晶配向膜用組成物によつて液晶配向膜を形
成すれば,フツ素フリーの全芳香族ポリイミドでプレチ
ルト角が4〜7°となるため,200〜240°ツイストの液
晶表示素子を作成することができる。またこの液晶配向
膜を有する液晶挾持基板を使用して200〜240°ツイスト
させた液晶表示素子はドメイン等の配向不良が発生せ
ず,電気光学特性上高い表示品質を有するため,本発明
の液晶配向膜組成物は,高表示品質のSTN方式の液晶表
示素子に用いることが好ましい。
成すれば,フツ素フリーの全芳香族ポリイミドでプレチ
ルト角が4〜7°となるため,200〜240°ツイストの液
晶表示素子を作成することができる。またこの液晶配向
膜を有する液晶挾持基板を使用して200〜240°ツイスト
させた液晶表示素子はドメイン等の配向不良が発生せ
ず,電気光学特性上高い表示品質を有するため,本発明
の液晶配向膜組成物は,高表示品質のSTN方式の液晶表
示素子に用いることが好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 任廷 茨城県日立市東町4丁目13番1号 日立 化成工業株式会社山崎工場内 (56)参考文献 特開 平1−177017(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/1337
Claims (6)
- 【請求項1】(1)一般式(I) (式中,Ar1,Ar2,Ar3,Ar4およびAr5は芳香族基,a,b
およびcは0または1の整数を示す)で表される芳香族
ジアミン (2)一般式(II) (式中,Ar6およびAr7は芳香族基.R1,R2,R3およびR4
は炭素数1から10までのアルキル基,炭素数1から10ま
での置換アルキル基または芳香族基,X1およびX2は または を示し(nは1から10までの整数を示す),dおよびfは
0または1,eは0または1から5までの整数を示す)で
表されるケイ素原子を有するテトラカルボン酸二無水物
ならびに必要に応じて (3)(1)以外の芳香族ジアミンおよび/または (4)(2)以外のテトラカルボン酸二無水物を反応さ
せて得られるポリアミド酸を含有してなる液晶配向膜用
組成物。 - 【請求項2】一般式(I)で示される芳香族ジアミンの
モル数を反応に用いられる全ジアミンのモル数の50%以
上,および一般式(II)で表されるテトラカルボン酸二
無水物のモル数を反応に用いられる全テトラカルボン酸
二無水物のモル数の5%以上とした請求項1記載の液晶
配向膜用組成物。 - 【請求項3】液晶挾持基板の電極を形成した面上に,請
求項1または請求項2記載の液晶配向膜用組成物より得
られるポリアミド酸の溶液を塗布後,乾燥,脱水閉環さ
せてポリイミド層を形成し,ついでラビングする液晶配
向膜の製造法。 - 【請求項4】請求項1または請求項2記載の液晶配向膜
用組成物より形成された液晶配向膜。 - 【請求項5】請求項1または請求項2記載の液晶配向膜
用組成物から形成された配向膜を有する液晶挾持基板。 - 【請求項6】液晶挾持基板上の液晶に面する側に電極を
設け,該基板および電極上に請求項1または請求項2記
載の液晶配向膜用組成物より得られる液晶配向膜を形成
した液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3451890A JP2893790B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 液晶配向膜用組成物,液晶配向膜,液晶配向膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3451890A JP2893790B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 液晶配向膜用組成物,液晶配向膜,液晶配向膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03237431A JPH03237431A (ja) | 1991-10-23 |
JP2893790B2 true JP2893790B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=12416487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3451890A Expired - Lifetime JP2893790B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | 液晶配向膜用組成物,液晶配向膜,液晶配向膜の製造法,液晶挾持基板および液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893790B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106662779B (zh) * | 2014-08-04 | 2020-09-08 | 捷恩智株式会社 | 液晶显示元件、液晶组合物及液晶取向膜 |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP3451890A patent/JP2893790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03237431A (ja) | 1991-10-23 |
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