JP2893628B2 - ダイシング装置 - Google Patents

ダイシング装置

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JP2893628B2
JP2893628B2 JP31675993A JP31675993A JP2893628B2 JP 2893628 B2 JP2893628 B2 JP 2893628B2 JP 31675993 A JP31675993 A JP 31675993A JP 31675993 A JP31675993 A JP 31675993A JP 2893628 B2 JP2893628 B2 JP 2893628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイシング装置に係り、
特にウエハ切断部、ウエハ洗浄部等にウエハを搬送する
ダイシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のダイシング装置として
は、特開昭62−188284号公報に記載されたもの
がある。このダイシング装置は、図5に示すように、供
給用ウエハキャリアを搭載するカセット2からウエハW
が供給され、そのウエハWをプリアライメントする第1
の位置P1、ウエハWをカッティングテーブルにロード
及びアンロードする第2の位置P2、切断されたウエハ
Wを洗浄する第3の位置P3、及び洗浄されたウエハW
がアンローディングされる第4の位置P4を有してお
り、前記第2の位置P2でカッティングテーブル(図示
せず)にローディングされたウエハWは、カッティング
テーブルごと移動してファインアラメイントされ、その
後切断部10のダイヤモンドカッタ6によって所要の半
導体チップに切断され、又このようにして切断されたウ
エハWは第3の位置P3に搬送され、ここで洗浄され、
その後第4の位置P4に搬送され、ここから収納用ウエ
ハキャリアを搭載するカセット2に収納される。
【0003】また、前記第1乃至第4の位置は、それぞ
れ正方形の各頂点位置となる関係で配置されており、こ
れらの位置に於けるウエハの搬送は、前記正方形の中心
に回転軸12を有し、この回転軸12から隣接する2つ
の位置に向かってV字状に延出するアーム部14によっ
て行われる。このように構成されたダイシング装置は、
ウエハの品質を維持するためにクリーンルーム内で使用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ンルームは建設コストが高いので、クリーンルームの省
スペース化を図るために、ダイシング装置の小型化が要
望されていが、この要望に十分に対応できていないとい
う問題がある。本発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、ダイシング装置の小型化を図ることによりク
リーンルームの省スペース化を可能とするダイシング装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、先端にウエハを吸着・離脱可能なチャック
を有するアームを回転させてウエハをある位置から別の
位置に移動させるダイシング装置において、前記アーム
は、伸縮自在に構成されると共に収縮して回転すること
を特徴とする。
【0006】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、前記アームは第1、第2のアーム部でV型に形成さ
れると共に該第1、第2のアーム部の先端には各々チャ
ックを昇降自在に設け、前記各々のチャックはアームの
回転収縮時に前記チャック同士の干渉を防止するように
昇降して位置をずらすことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、ウエハを吸着・離脱可能なチ
ャックを有するアームを伸縮自在に構成し、アームを収
縮してチャックをある位置から別の位置に移動する。従
って、チャックをある位置から別の位置に移動するとき
に、チャックをアームの中心位置に近づけることができ
る。
【0008】また、本発明によれば、アームを伸縮自在
な第1、第2のアーム部でV型に形成し、かつ、第1、
第2のアーム部に昇降自在に各々のチャックを設けた。
そして、第1、第2のアーム部が収縮するとき各々のチ
ャックがずれるように上昇するのでチャック同士の干渉
が防止される。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るダイシン
グ装置について詳説する。図1は本発明に係るダイシン
グ装置の平面図、図2はその要部拡大図、図3は図2の
矢視A−A図である。尚、図1乃至図3上で図5に示す
従来のダイシング装置と同一類似部材については同一符
号を付して説明を省略する。
【0010】図1に示すように、ダイシング装置30に
はウエハの搬送位置として、4つの位置P1、P2、P
3、P4があり、これらの位置P1〜P4は正方形の各
頂点に位置する関係で配置されている。そして、位置P
1はウエハをプリアライメントするローディング位置で
あるとともに、加工後のウエハがアンローディングされ
る位置であり、位置P2は切断部10にウエハを搬送す
るカッティングテーブル12にウエハをロード及びアン
ロードする位置であり、位置P3は洗浄部20のスピナ
テーブルにウエハをロード及びアンロードする位置であ
り、位置P4は洗浄後のウエハを待機させる位置であ
る。
【0011】また、図2に示すように、ダイシング装置
30は回転アーム32を備え、回転アーム32は回転台
34を有している。回転台34は略V字型に形成され、
回転軸12を介して回動自在にダイシング装置本体に回
動自在に支持されている。回転台34の左右には各々シ
リンダ36A、36Bが設けられ、シリンダ36A、3
6Bのシリンダロッド37A、37Bの端部にはアーム
部38A、38Bの先端部が連結されている。アーム部
38A、38Bは回転台34に各々矢印A−A方向、矢
印B−B方向にスライド自在に支持されている。
【0012】図3に示すように、アーム部38A、38
Bの先端部にはシリンダ40A、40Bが垂直方向を向
いて設けられ、ロッド42A、42Bの下端部にはチャ
ック44A、44Bが固定されている。従って、シリン
ダロッド37A、37Bが伸長するとアーム部38A、
38Bが伸長してチャック44A、44BがウエハWを
吸着及び離脱する位置L1、L2に位置決めされる。
【0013】尚、チャック44A、44Bが吸着・離脱
位置L1、L2まで移動すると、チャック44A、44
Bは位置P1〜P4に位置決めされる。また、シリンダ
ロッド37A、37Bが収縮するとアーム部38A、3
8Bが収縮してチャック44A、44BがウエハWを搬
送する位置L3、L4に位置決めされる。この場合、チ
ャック44A、44Bは、後述するように上下方向にず
れが設けられるので、チャック44A、44Bが重複し
ても互いの干渉が防止される。
【0014】そして、チャック44A、44Bを搬送位
置L3、L4に位置決めした状態で、回転アーム32を
回転するとチャック44A、44Bは円C1(図1参
照)に沿って移動する。このように、チャック44A、
44Bを伸縮可能にすることにより、回転アーム32を
回転するときにチャック44A、44Bを回転アーム3
2の回転中心に近づけることができるので、チャック4
4A、44Bの移動時に必要なスペースを小さく設定す
ることができる。
【0015】チャック44Aは、十字状のフィンガ部4
6Aと、これらのフィンガ部46Aの各先端部に配設さ
れた吸着部48Aとから成り、吸着部48Aはエアによ
りウエハWを吸着及び離脱することができる。また、チ
ャック44Bは、チャック44Aと同様に十字状のフィ
ンガ部46Bと、吸着部48Bとから成り、吸着部48
BはエアによりウエハWを吸着及び離脱することができ
る。さらに、チャック44A、44Bは、シリンダ40
A、40Bが伸長することにより夫々下降位置H1に位
置決めされ、シリンダ40A、40Bが収縮することに
より夫々上昇位置H2、H3に位置決めされる。
【0016】そして、チャック44A、44Bは、下降
位置H1に位置決めされた時、ウエハWを着脱する。ま
た、チャック部44A、44Bが夫々上昇位置H2、H
3に位置決めされると、図3に示すようにチャック44
Aがチャック44Bの上方に位置するので、図2に示す
ようにチャック44A、44Bが搬送位置L3、L4に
位置決めされても、チャック44Aとチャック44Bと
の干渉を防止することができる。
【0017】前記の如く構成された本発明に係るダイシ
ング装置の作用について説明する。最初に、チャック部
44A、44BでウエハWを吸着及び離脱する場合につ
いて説明する。先ず、回転アーム32を所定位置に停止
し、シリンダ36A、36Bを作動してシリンダロッド
37A、37Bを伸長する。これにより、アーム部38
A、38Bが伸長してチャック44A、44Bが吸着・
離脱位置L1、L2、すなわち、P1〜P4のいずれか
の位置まで移動する。次に、シリンダ40A、40Bを
伸長してチャック44A、44Bを夫々下降位置H1に
位置決めして、エアを操作して吸着部48A、48Bで
ウエハWを吸着及び離脱する。
【0018】次に、チャック44A、44BでウエハW
を搬送する場合について説明する。先ず、チャック44
A、44Bが夫々下降位置H1に位置決めされた状態
で、シリンダ40A、40Bを収縮してチャック44
A、44Bを夫々上昇位置H2、H3に位置決めする。
次に、シリンダロッド37A、37Bを収縮してチャッ
ク44A、44Bを夫々搬送位置L3、L4に位置決め
する。この場合、チャック44Aがチャック44Bの上
方に位置するので、図2に示すようにチャック44Aと
チャック44Bとが互いに重複しても、チャック44A
とチャック44Bとが干渉しない。この状態で、回転ア
ーム32を回動してチャック44A、44Bを円C1に
沿って移動する。
【0019】このように、チャック44A、44Bを円
C1に沿って移動することができるので、チャック44
A、44Bを第1、第2、第3、第4の位置P1、P
2、P3、P3の夫々の位置間で移動する場合に、従来
のダイシング装置の場合に必要とされていたデッドスペ
ースS(図5参照)が不要になる。従って、ダイシング
装置の小型化を図ることができ、これにより、ダイシン
グ装置が設備されるクリーンルームの省スペース化を図
ることができる。
【0020】前記実施例では、略V字型に形成された回
転台34の左右の端部に設けられたシリンダ36A、3
6Bを伸縮して、チャック44A、44Bを吸着・離脱
位置L1、L2と、搬送位置L3、L4とに位置決めす
る場合について説明したが、これに限らず、図4に示す
ように回転アーム50を略T字型に形成し、シリンダ
(図示せず)を伸長してチャック44A、44Bを矢印
方向に移動し、吸着・離脱位置L1、L2と、搬送位置
L3、L4とに位置決めしてもよい。この場合、チャッ
ク44A、44Bは円C2に沿って移動する。尚、図4
上で前記実施例と同一類似部材に関しては同一符号を付
して説明を省略する。
【0021】また、前記実施例では、チャック44A、
44Bをシリンダを使用して移動する場合について説明
したが、これに限らず、シリンダ以外の移動手段を使用
してチャック44A、44Bを移動してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るダイシ
ング装置によれば、ウエハを吸着・離脱可能なチャック
を有するアームを伸縮自在に構成し、アームを収縮し
て、チャックをある位置から別の位置に移動する。従っ
て、チャックをある位置から別の位置に移動するとき、
チャックを回転アームの中心位置に近づけることができ
る。従って、従来のダイシング装置の場合に、チャック
をある位置から別の位置に移動するときに必要とされて
いた、デッドスペースを無くすことができるので、ダイ
シング装置の小型化を図ることができ、これにより、ク
リーンルームの省スペース化を図ることができる。
【0023】また、本発明に係るダイシング装置によれ
ば、アームを伸縮自在な第1、第2のアーム部でV型に
形成し、かつ、第1、第2のアーム部に昇降自在に各々
のチャックを設けた。そして、第1、第2のアーム部が
収縮するとき各々のチャックが上昇して、各々のチャッ
クにずれを生じさせたので、チャック同士の干渉が防止
される。これにより、チャックをある位置から別の位置
に移動するときに、チャックを回転アームの中心位置に
十分に近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本発明に係るダイシング装置の平
面図
【図2】本発明に係るダイシング装置の要部拡大図
【図3】図2の矢視A−A図
【図4】本発明に係るダイシング装置の他の実施例の平
面図
【図5】従来のダイシング装置の平面図
【符号の説明】
10…ウエハ切断部 32…回転アーム 38A、38B…アーム部 40A、40B…シリンダ 44A、44B…チャック P1…第1の位置 P2…第2の位置 P3…第3の位置 P4…第4の位置 W…ウエハ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にウエハを吸着・離脱可能なチャッ
    クを有するアームを回転させてウエハをある位置から別
    の位置に移動させるダイシング装置において、 前記アームは、伸縮自在に構成されると共に収縮して回
    転することを特徴とするダイシング装置。
  2. 【請求項2】 前記アームは第1、第2のアーム部でV
    型に形成されると共に該第1、第2のアーム部の先端に
    は各々チャックを昇降自在に設け、前記各々のチャック
    はアームの回転収縮時に前記チャック同士の干渉を防止
    するように昇降して位置をずらすことを特徴とする請求
    項1のダイシング装置。
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