JP2893591B2 - 選択呼出方式及び受信方式並びに受信機 - Google Patents

選択呼出方式及び受信方式並びに受信機

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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、移動無線選択呼出システムにおける選択呼
出方式、受信方式並びに受信機に関する。
[従来技術とその問題点] 従来の移動無線選択呼出システムでは、加入受信機を
複数のグループに分けると共に、第4図(a)に示すよ
うに呼出信号を、送信系と受信系との同期をとるための
所定パターンの同期コードSCと前記加入受信機のグルー
プ分けに対応した数のフレームとで構成し(第4図
(a)はフレームF0〜F7の8フレームで構成した例であ
る)、各受信機の呼出番号を対応するフレームに挿入す
る時分割多重通信方式で呼出しを行うようになってい
る。また、交信機側では呼出信号を受信する受信部への
電源供給が上記同期コードSCのタイミングと割当てられ
ているフレームのタイミングにのみ行なわれるようにな
っている(第4図(b)参照)。
しかし、この方式では、割当てることができるアドレ
スの容量が少ないので、加入者が増加するとアドレスが
不足し、サービスエリアを更に細分するか、或いは同一
のサービスエリアを異なる周波数帯の複数の信号でカバ
ーしなければならないという問題があった。特に、サー
ビスエリアが細分された場合、システム利用者にとって
は呼出しを受けることができるエリアが狭くなるという
欠点がある。また、システム提供者にとっては、いずれ
にしても、呼出信号に異なる周波数帯の信号を用いなけ
ればならないので送信設備を増設しなければならないと
いう欠点がある。
また、従来の移動無線選択呼出システムでは、無線周
波数を有効に活用する為、隣接しないサービスエリアで
は呼出信号に同一周波数帯の信号を用いているが、受信
機の受信感度が向上した場合、或いは同一周波数帯の他
のサービスエリアに出かけた場合、本来受信してはなら
ない信号を受信してしまうという問題もある。
[発明の目的] 本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
加入者容量の拡大が図れる呼出方式並びにそれに適した
受信方式及び受信機の提供を目的とする。
[発明の要点] 本発明は、上記目的を達成するために、加入受信機
を、それぞれが複数のサブグループで構成される複数の
大グループに分けると共に、前記呼出信号の同期コード
を各大グループ毎に異なるパターンのコードとし、加入
受信機の呼出しは、呼出し要求のあった受信機がどの大
グループのどのサブグループに属するかを判別し、その
判別結果に基づいて当該受信機を呼出す際の同期コード
のパターンを選択するとともに当該受信機の呼出番号を
挿入するフレームを選択し、選択したパターンの同期コ
ードを送信した後、選択したフレームに当該受信機の呼
出番号を挿入して行うようにするとともに、各受信機
は、フレーム同期が確立した後は同期コードのみを受信
し、受信した同期コードが特定の同期コードであった場
合には、所定フレームのデータも受信するようにしたこ
とを要旨とする。
[実施例] 以下、請求項(1)の選択呼出方式に係る送信機と、
請求項(2)の間欠受信方式に係る受信機とからなる送
受信システムの一実施例を説明する。なお本実施例は加
入受信機を2つの大グループに分けた送受信システムに
係る。
第1図は、上記送信機の構成を示すブロック図であ
り、1は、プッシュホンであり、2は多数のプッシュホ
ン1を送信機4に接続する電話回線である。入出力回路
5は、特定のプッシュホン1から電話回線2を介して送
られてくる呼出番号を入力して呼出番号照合部6に送出
すると共に後述の音声応答回路9から音声信号を、電話
回線2を介して上記特定のプッシュホン1に出力する回
路である。呼出番号照合部6は、入出力回路5より呼出
番号が送られてきたときに、制御部7に受信検出信号を
送ると共に、送られてきた呼出番号と、加入者メモリ8
から、順次、送られてくる加入者の呼出番号とを照合
し、両者が一致したときに、一致検出信号を制御部7に
与える回路である。制御部7は、上記受信検出信号及び
一致検出信号を受けて、後述のタイミング信号発生回路
12からのタイミング信号によりタイミングをとりながら
各回路部を制御する回路部である。加入者メモリ8は、
多数の加入受信機の呼出番号を2つのグループに分け、
それぞれ異なった記憶領域AおよびBに記憶し、制御部
7の制御の下に、呼出番号照合部6に、順次、記憶して
いる呼出番号を送出すると共に制御部7により特定の呼
出番号が指定されたときは、その指定された呼出番号を
呼出番号レジスタ10又は11に送出する回路である。すな
わち、指定された呼出番号が記憶領域Aに記憶されてい
るものであるときは呼出番号レジスタ10に、他方、記憶
領域Bに記憶されているものであるときは呼出番号レジ
スタ11に、それぞれ送出する(以下、記憶領域Aに記憶
されている呼出番号のグループを大グループA、記憶領
域Bに記憶されている呼出番号のグループを大グループ
Bという)。音声応答回路9は制御部7からの動作指令
信号により動作を開始して、所定の音声信号(例えば
「こちらはページャー基地局です。これから呼出します
ので電話を切ってお待ち下さい」等のアナウンスに係る
音声信号)を入出力回路5に送出する回路である。呼出
番号レジスタ10および呼出番号レジスタ11は、それぞ
れ、加入者メモリ8の記憶領域AおよびBから送られて
きた特定の呼出番号を一時的に記憶し送信信号処理部13
からの信号を受けて、記憶している呼出番号を送信信号
処理部13に送出するレジスタである。送信信号処理部13
は、制御部7からの制御信号によって指定された呼出番
号レジスタ10又は11のいずれかに信号を送って、記憶し
ている呼出番号を取込み、その呼出番号が属する大グル
ープの同期コード(以下、大グループAに係る同期コー
ドを同期コードAといい、大グループBに係る同期コー
ドを同期コードBという。)を選択してこれを送信部14
に送出すると共にその呼出番号が配されているフレーム
のタイミングで、コード化した呼出番号を送信部14に送
出する回路である。なお、新たな送信を行う時には送信
信号のヘッダーとなるプリアンブル信号の為のコードも
送信部14に送出する。送信部14は、送信信号処理部13か
ら送られてきた同期コードおよび呼出番号を送信アンテ
ナ15より無線信号として送出する回路である。なお、タ
イミング信号発生回路12は各回路部の動作の同期をとる
べく、制御部7、送信信号処理部13およびその他の各回
路部にタイミング信号を送出する回路部である。
第2図は、前記受信機の構成を示すものであり、20は
受信アンテナで、受信部21は受信アンテナ20で受信され
たFM電波を復調して“1"、“0"のピッチ列からなる受信
信号を送出する回路で、後述の電子スイッチSW2により
電源供給を断続される。入力同期回路22は、受信部21か
らの上記受信信号を入力し、この受信信号のビット列と
制御部35からの内部クロックとの同期をとるための回路
で、同期のとれたビット列としての受信信号をBCH誤り
訂正回路23、プリアンブル検出回路24、同期コードA検
出回路25および同期コードB検出回路26に送出する。BC
H誤り訂正回路23は、受信信号中のBCHパリティコードに
基づきBCH誤り訂正処理を行ない訂正済のデータをアド
レス照合回路36に与える回路である。プリアンブル検出
回路24は、受信信号に含まれているいわゆるプリアンブ
ルを検出する回路で、検出時に検出信号を制御部35に送
出する。同期コードA検出回路25および同期コードB検
出回路26は、それぞれ、前記2つの大グループに係る同
期コードAおよびBを検出し、検出信号を送出する回路
である。オアゲート27は、同期コードA検出回路25およ
び同期コードB検出回路26の検出信号を入力して、それ
らの論理和を制御部35に送出する回路であり、アンドゲ
ート28は大グループレジスタ32からの信号をインバータ
29で反転した信号により開成され、同期コードA検出回
路25からの検出信号をオアゲート30に与える回路であ
る。アンドゲートオ31は上記大グループレジスタ32から
の信号により開成され同期コードB検出回路26からの検
出信号をオアゲート30に与える回路である。オアゲート
30はアンドゲート28又はアンドゲート31から上記検出信
号が送られてきたときそれら制御部35に与える回路であ
る。大グループレジスタ32、フレームレジスタ33、アド
レス照合回路36内のアドレスレジスタは1つのシフトレ
ジスタをなし、図示しないID−ROMからの各種情報がセ
ットされる。すなわち、大グループレジスタ32には、こ
の受信機が前記大グループのいずれに属するかのコー
ド、例えばこの受信機が大グループAに属するときは
0、大グループBに属するときは1がセットされるが、
以下、この受信機は大グループAに属し、大グループレ
ジスタ32には0がセットされるものとする。フレームレ
ジスタ33は、この受信機が属するフレームのナンバーが
セットされ、適宜このフレームナンバーを制御部35に送
出する。また、アドレス照合回路36内のアドレスレジス
タにはこの受信機に与えられている呼出番号すなわちア
ドレスがセットされ、これとBCH誤り訂正回路23から送
られてくる呼出信号中の呼出番号とを照合し、両者が一
致したときに一致検出信号を制御部35、スピーカ駆動回
路37に与える回路である。制御部35は、各回路部を制御
する回路部で、内部クロック信号を入力同期回路22、BC
H誤り訂正回路23、プリアンブル検出回路24、同期コー
ドA検出回路25、同期コードB検出回路26およびアドレ
ス照合回路36に送ってこれらの各回路の動作の同期をと
ると共に各回路からの検出信号に基づいて、同期コード
が送られてくるタイミングに制御信号を送って電子スイ
ッチSW2をオン状態とし、更にこの受信機が属する大グ
ループに係る同期コードすなわち同期コードAが送られ
てきたときはこの受信機が属するフレームのタイミング
にも、制御信号を送って電子スイッチSW2をオン状態と
する。スピーカ駆動回路37は前記アドレス照合回路36か
らの一致検出信号を受けてスピーカ38を駆動し、この受
信機への呼出があった旨を報知せしめる回路である。電
源34は負極側が接地されている直流電源で、スイッチSW
1は、上記電源34からの各回路部への電源供給を断続す
る手動のスイッチである。電子スイッチSW2は制御部35
からの制御信号によりオン・オフ制御され、受信部21へ
の電源供給を断続するスイッチである。
次に、以上の如くに構成された本実施例の動作を説明
する。
例えば、第1図に示す特定のプッシュホン1から、大
グループAに属する1つの受信機を呼出すべく、その呼
出番号等の入力があったときは、該呼出番号は、電話回
線2を介して入出力回路5に送られ、入出力回路5は、
それを呼出番号照合部6に送ってセットする。これによ
り、呼出番号照合部6は呼出番号がセットされた旨を示
す受信検出信号を制御部7に送る。制御部7はこの信号
を受けて、加入者メモリ8に動作指令信号を送出する。
加入者メモリ8は、上記制御部7からの動作指令信号を
受けて、記憶している多数の加入受信機の呼出番号を、
順次、呼出番号照合部6に送出する。そして、呼出番号
照合部6は、今回受信して記憶している呼出番号と、加
入者メモリ8から送られてくる呼出番号とを、順次、照
合していき、両者が一致したときに一致検出信号を制御
部7に送出する。制御部7はこの一致検出信号を受け
て、加入者メモリ8に上記一致に係る呼出番号を送出せ
しめる制御信号を送るが、この場合、上記呼出番号は加
入者メモリ8の記憶領域Aに記憶されており、大グルー
プAに属するものであるので、その呼出番号を呼出番号
レジスタ10に送出する。また、制御部7は、これと同時
に音声応答回路9に動作指令信号を送出する。音声応答
回路9はこの動作指令信号を受けて、前述の如き音声信
号すなわち、「こちらはページャー基地局です。これか
ら呼出しますので電話を切ってお待ち下さい」というア
ナウンスに係る音声信号を入出力回路5、電話回線2を
介して呼出しを行なっている前記特定プッシュホン1に
送り、そのプッシュホン1では上記の如きアナウンスが
なされる。また、送信信号処理部13は、制御部7から送
られてくる制御信号を受けて、呼出番号レジスタ10に信
号を送って記憶している呼出番号を送出せしめてこれを
取込み、更にコード化し、同期コードAを選択して送信
部14に送出すると共に上記呼出番号が属するフレームの
タイミングで上記コード化した呼出番号を送信部14に送
出する。そして、送信部14は、送信信号処理部13から送
られてくる同期コードAおよび呼出番号を無線信号に変
換して送信アンテナ15から送出する。
他方、第2図に示す受信機側では、電源スイッチSW1
がオンされると、各部に電源が供給されると共に、制御
部35の制御の下に、ID−ROMから大グループレジスタ3
2、フレームレジスタ33、アドレス照合回路36に、それ
ぞれ、この受信機に係る大グループコード(すなわち
0)フレームナンバー、呼出番号が送られてセットされ
る。これにより大グループコード0がセットされた大グ
ループレジスタ32からはLレベルの信号が送出され、こ
れをインバータ29で反転された信号でアンドゲート28が
開成し、アンドゲート31は閉成されたままになり、また
電子スイッチSW2は所定周期でオンとなる。而して、送
信機側からプリアンブル信号が送られてきたときにはこ
れが、受信アンテナ20、受信部21を介してビット列とし
て入力同期回路22に与えられ、このビット列化されたプ
リアンブル信号と制御部35からの内部クロック信号との
同期をとった上でプリアンブル検出回路24に送出する。
この際、プリアンブル検出回路24は上記プレアンブル信
号を検出し検出信号を制御部35に送り、制御部35は、こ
れを受けて、プリアンブル信号に続く同期コードを検出
するに十分な時間だけ電子スイッチSW2を、更にオン状
態とする。そして、前述の如くして、送信機側から該受
信機を呼出すべく、同期コードAが送出された場合は、
これが、受信アンテナ20受信部21を介して入力同期回路
22に与えられ、前述同様、同期がとられた上で同期コー
ドA検出回路25等に送られる。そして、同期コードA検
出回路25は、送られてきた受信信号が同期コードAであ
ることを検出して、検出信号をオアゲート27を介してお
よび開成しているアンドゲート28およびオアゲート30を
介して制御部35に与える。このとき、制御部35は、オア
ゲート27を介して送られてくる信号が、電源スイッチSW
1をオン状態にした後の最初の信号である場合には内部
のワードカウンタ等をリセットして送信系との完全な同
期をとり、即ち同期を確立させ、以後、同期コードが送
られてくるタイミングで電子スイッチSW2をオン状態に
して、受信部21に電源供給を行ない、以後送られてくる
同期コードを総て受信するようにする。また制御部35
は、オアゲート30を介して送られてきた信号により、受
信した同期コードが、この受信機の呼出しに際して用い
られる同期コードAであることを検知し、フレームレジ
スタ33にセットされているナンバーのフレーム、即ち、
この受信機が属するフレームのタイミングにも電子スイ
ッチSW2をオン状態にして、受信機21に電源供給を行な
う。なお、この受信機ではなく大グループBに属する受
信機を呼出すべく送信機から同期コードBが送られてき
た場合には、同期コードB検出回路26からの検出信号が
オアゲート27を介してのみ制御部35に与えられるので、
フレームレジスタ33にセットされているナンバーのフレ
ームタイミングでは電子スイッチSW2をオンせず、制御
部35は同期コードが送られてくるタイミングにのみ電子
スイッチSW2をオン状態とする。第3図は、この受信機
が大グループAに属し、かつ同期コードから数えて3番
目のフレーム(フレームナンバーがF2のフレーム)が割
当てられているとした場合の電子スイッチSW2のオン・
オフ状態を示すものである。
以上の如くして、この受信機に割当てられているフレ
ームのタイミングに送られてくる呼出番号は、受信アン
テナ20、受信部21、入力同期回路22を介してBCH誤り訂
正回路23に与えられ所定の訂正処理が加えられアドレス
照合回路36に送られる。そして、アドレス照合回路36で
は、ID−ROMから送られてきて記憶されているこの受信
機の呼出番号と、BCH誤り訂正回路23から送られてきた
呼出番号の一致を検出し、一致検出信号を制御部35、ス
ピーカ駆動回路37に送出し、スピーカ駆動回路37はこれ
に基づきスピーカ38を駆動して放音せしめる。なお、上
記フレームのタイミングで送られてきた呼出番号がこの
受信機以外の呼出番号のときは、アドレス照合回路36か
らの一致検出信号はなく、上記報音もなされない。
以上、本発明による選択呼出方式の送信機と間欠受信
方式の受信機とからなる送受信システムの一実施例につ
いて説明してきたが、上記選択呼出方式における同期コ
ードを複数設け、同期コードを送受信機間の同期をとる
目的だけでなく加入機の選択呼出しにも利用せんとする
技術思想は、極めて近接し、同一周波数帯の利用では混
信のおそれがある複数のサービスエリアでの選択呼出し
にも利用できる。すなわち、各サービスエリア毎に呼出
信号の同期コードパターンを違え、各サービスエリアの
加入受信機は、そのサービスエリアの同期コードパター
ンを受信したときだけ、受信報知を行なうようにするこ
とにより、他のサービスエリアとの間の混信は避けられ
ることになる。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] この発明は以上詳述したように、加入受信機を、それ
ぞれが複数のサブグループで構成される複数の大グルー
プに分けると共に、前記呼出信号の同期コードを各大グ
ループ毎に異なるパターンのコードとし、加入受信機の
呼出しは、呼出し要求のあった受信機がどの大グループ
のどのサブグループに属するかを判別し、その判別結果
に基づいて当該受信機を呼出す際の同期コードのパター
ンを選択するとともに当該受信機の呼出番号を挿入する
フレームを選択し、選択したパターンの同期コードを送
信した後、選択したフレームに当該受信機の呼出番号を
挿入して行うようにするとともに、各受信機は、フレー
ム同期が確立した後は同期コードのみを受信し、受信し
た同期コードが特定の同期コードであった場合には、所
定フレームのデータも受信するようにしたものであるか
ら、加入者容量の拡大が図れる選択呼出方式並びにそれ
に適した受信方式及び受信機の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る選択呼出方式を利用した送信機の
一実施例の構成を示す図、第2図は本発明に係る間欠受
信方式を利用した受信機の一実施例の構成を示す図、第
3図は上記第1図に構成を示す送信機からの呼出信号パ
ターンおよび上記第2図に構成を示す受信機の電源制御
状態を示す図、第4図は従来例における呼出信号パター
ンおよび受信機の電源制御状態を示す図である。 1……プッシュホン、2……電話回線、4……送信機、
5……入出力回路、6……呼出番号照合部、7、35……
制御部、8……加入者メモリ、9……音声応答回路、1
0、11……呼出番号レジスタ、12……タイミング信号発
生回路、13……送信信号処理部、14……送信部、15……
送信アンテナ、20……受信アンテナ、21……受信部、22
……入力同期回路、23……BCH誤り訂正回路、24……プ
リアンブル検出回路、25……同期コードA検出回路、26
……同期コードB検出回路、32……大グループレジス
タ、33……フレームレジスタ、34……電源、36……アド
レス照合回路、37……スピーカ駆動回路、38……スピー
カ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信系と受信系とのフレーム同期をとるた
    めの同期コードと該同期コードに続く複数のフレームと
    を基本構成とする呼出信号を連続的に繰り返し送信し、
    且つ呼出要求のあった受信機の呼出番号を加入受信機の
    グループ分けに基いて前記複数のフレームのうちの何れ
    かに挿入して送信する選択呼出方式において、 加入受信機を、それぞれが複数のサブグループで構成さ
    れる複数の大グループに分けると共に、前記呼出信号の
    同期コードを各大グループ毎に異なるパターンのコード
    とし、加入受信機の呼出しは、呼出し要求のあった受信
    機がどの大グループのどのサブグループに属するかを判
    別し、その判別結果に基づいて当該受信機を呼出す際の
    同期コードのパターンを選択するとともに当該受信機の
    呼出番号を挿入するフレームを選択し、選択したパター
    ンの同期コードを送信した後、選択したフレームに当該
    受信機の呼出番号を挿入して行うことを特徴とする選択
    呼出方式。
  2. 【請求項2】送信系と受信系とのフレーム同期をとるた
    めの同期コードとそれぞれ呼出番号が挿入される複数の
    フレームとで構成された呼出信号を受信する受信部と、
    該受信部への電力供給を制御する制御手段とを備えた受
    信機において、 前記制御手段は前記受信部で受信された同期コードの種
    別を判別する判別手段を有し、フレーム同期が確立した
    後は、同期コードの受信タイミングの時のみ受信部に電
    力を供給し、受信した同期コードが特定の同期コードで
    あると前記判別手段が判別したときには、所定フレーム
    の受信タイミング時にも受信部に電力を供給することを
    特徴とする受信機。
  3. 【請求項3】送信系と受信系とのフレーム同期をとるた
    めの同期コードと該同期コードに続く複数のフレームと
    を基本構成として連続的に繰り返し送信され、且つ呼出
    要求のあった受信機の呼出番号が加入受信機のグループ
    分けに基いて前記複数のフレームのうちの何れかに挿入
    されている呼出信号を受信する受信方式において、 フレーム同期が確立した後は同期コードのみを受信し、
    受信した同期コードが特定の同期コードであった場合に
    は、所定フレームのデータも受信することを特徴とする
    受信方式。
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