JP2892029B2 - 遊星歯車変速装置 - Google Patents

遊星歯車変速装置

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JP2892029B2
JP2892029B2 JP1066291A JP6629189A JP2892029B2 JP 2892029 B2 JP2892029 B2 JP 2892029B2 JP 1066291 A JP1066291 A JP 1066291A JP 6629189 A JP6629189 A JP 6629189A JP 2892029 B2 JP2892029 B2 JP 2892029B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/042Guidance of lubricant
    • F16H57/043Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の自動変速機に使用される遊星歯車変
速装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、車両の自動変速機に使用される遊星歯車変速装
置においては、サンギヤ、プラネタリピニオン及びリン
グギヤからなる遊星歯車機構を複数組設けていて、サン
ギヤ、プラネタリピニオンに連結されたピニオンキャリ
ア又はリングギアのいずれかに入力されたトルクを、ギ
ヤ比によって変換して他の要素から出力することができ
るようになっている。
また、該遊星歯車機構の各要素を固定したり相互間を
連結するためにブレーキ又はクラッチの摩擦係合要素が
配設されている。
さらに、上記遊星歯車機構には各ギヤ間の摩擦熱を吸
収し、よってギヤの歯面の耐久性を向上させるために潤
滑油が供給されるようになっている。
一方、ブレーキ又はクラッチの摩擦係合要素は、係合
時以外、すなわち空転状態においては各摩擦板が分離し
て制動又はトルクの伝達を行わないが、可動部側と固定
部側の間、及び駆動側と被動側の間の相対的な回転は継
続するため、ひきずりを起こしてやけを発生する。そこ
で、該やけの発生を防止するため、各摩擦板間に冷却用
の油を供給するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の遊星歯車変速装置において
は、遊星歯車機構と摩擦係合要素が軸方向に配列されて
いるため、それぞれに潤滑油又は冷却油を供給する必要
があり、油を供給するための機構が複雑になるだけでな
く、使用する油の量が多くなる。
特に、遊星歯車機構においては、スラストワッシャ、
ニードルベアリングの部分を潤滑するために多量の油が
必要となるが、遊星歯車機構を潤滑した後の油は有効に
利用されないままオイルタンクに戻されていた。
本発明は、上記従来の遊星歯車変速装置の問題点を解
決して、潤滑及び冷却のための油量を少なくすることが
でき、油の供給機構を簡素化することができる遊星歯車
変速装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の遊星歯車変速装置においては、
サンギヤ、プラネタリピニオン、リングギヤ、及び前記
プラネタリピニオンを回転自在に支持するキャリヤを備
える遊星歯車機構と、該遊星歯車機構に隣接させて配設
され、前記リングギヤ及びキャリヤを共通とする遊星歯
車機構と、二つの遊星歯車機構の径方向外方に配設さ
れ、ハブを備えた摩擦係合要素と、前記プラネタリピニ
オンの径方向外方において前記摩擦係合要素、キャリヤ
の周縁部及び共通のリングギヤに隣接させて配設され、
該摩擦係合要素を係脱する油圧サーボとを有する。
そして、前記キャリヤは、該キャリヤの中央から径方
向外方に延び、かつ、前記リングギヤと隣接する周縁部
において前記油圧サーボ側に折り曲げられ、軸方向に延
びて側壁を形成するブリッジを備える。
また、前記ハブの内周と前記側壁の外周とが連結さ
れ、かつ、前記ハブに形成された油路と前記側壁に形成
された油路とが連通させられる。
本発明の他の遊星歯車変速装置においては、さらに、
前記摩擦係合要素はブレーキであり、前記ハブはブレー
キハブである。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、前記のように遊星歯車変速装置にお
いては、サンギヤ、プラネタリピニオン、リングギヤ、
及び前記プラネタリピニオンを回転自在に支持するキャ
リヤを備える遊星歯車機構と、該遊星歯車機構に隣接さ
せて配設され、前記リングギヤ及びキャリヤを共通とす
る遊星歯車機構と、二つの遊星歯車機構の径方向外方に
配設され、ハブを備えた摩擦係合要素と、前記プラネタ
リピニオンの径方向外方において前記摩擦係合要素、キ
ャリヤの周縁部及び共通のリングギヤに隣接させて配設
され、該摩擦係合要素を係脱する油圧サーボとを有す
る。
そして、前記キャリヤは、該キャリヤの中央から径方
向外方に延び、かつ、前記リングギヤと隣接する周縁部
において前記油圧サーボ側に折り曲げられ、軸方向に延
びて側壁を形成するブリッジを備える。
また、前記ハブの内周と前記側壁の外周とが連結さ
れ、かつ、前記ハブに形成された油路と前記側壁に形成
された油路とが連通させられる。
この場合、前記遊星歯車機構を潤滑した後の油は、遠
心力によって遊星歯車機構の外周方向に飛び、前記側壁
に形成された油路を貫通した後、前記ハブに形成された
油路を貫通して摩擦係合要素に送られる。そして、前記
油は、摩擦係合要素の摩擦板を冷却し、その後、オイル
タンクに回収される。
したがって、前記遊星歯車機構において潤滑用として
使用された油を有効に利用することができ、摩擦係合要
素の潤滑及び冷却のための油量を少なくすることができ
る。また、油の供給機構を簡素化することができる。
そして、二つの遊星歯車機構においてリングギヤが共
通され、前記油圧サーボが、一方の遊星歯車機構におい
てリングギヤが本来配設されるべきスペースに配設され
る。また、前記側壁は、前記リングギヤが本来配設され
るべきスペースに配設される。したがって、遊星歯車変
速装置の径方向の寸法を小さくすることができる。
そして、前記ハブの内周と前記側壁の外周とが連結さ
れるので、連結部分を軸方向において形成する必要がな
い。したがって、遊星歯車変速装置の軸方向の寸法を小
さくすることができる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明に係る遊星歯車変速装置の一実施例を
示す縦断面図であり、第1図(A)及び第1図(B)
は、それぞれ本発明の遊星歯車変速装置をイ−イ線で切
断した左側部分と右側部分とを示し、第1図(A)の部
分及び第1図(B)の部分をイ−イ線において結合する
ことにより、この実施例の遊星歯車変速装置が構成され
る。第2図はこの実施例の遊星歯車変速装置のスケルト
ン図である。図中、10は発進装置、20は遊星歯車変速装
置を示す。また、第3図は遊星歯車変速装置の作動及び
変速比の説明図、第4図は遊星歯車変速装置の要部拡大
図、第5図は第2遊星歯車機構の第1ブリッジを示す図
である。
第1図及び第2図において、発進装置10は、トルクコ
ンバータTCによって構成されており、該トルクコンバー
タTCは、例えばエンジン出力軸1(第2図にのみ図示さ
れている。)に連結されたポンプ羽根車101、該ポンプ
羽根車101に対向して配設され、トルクコンバータ出力
軸102に連結されたタービン羽根車103及び一方向クラッ
チ105を介してケース2に固定された固定軸104に一方向
にのみ回転可能に支持されたステータ羽根車106からな
っている。
また、上記トルクコンバータTCはロックアップ機構10
7を備えている。
遊星歯車変速装置20は、第1遊星歯車機構21、第2遊
星歯車機構22、第3遊星歯車機構23及び第4遊星歯車機
構24を備えている。
第1遊星歯車機構21は、第1サンギヤ211、第1リン
グギヤ212及び第1プラネタリピニオン214からなり、該
第1プラネタリピニオン214は、第1キャリヤ213に回転
自在に支持され、第1サンギヤ211と第1リングギヤ212
に噛合している。
また第2遊星歯車機構22は、第2サンギヤ221、第2
リングギヤ222及び第2プラネタリピニオン224からな
り、該第2プラネタリピニオン224は、第2キャリヤ223
に回転自在に支持され、第2サンギヤ221と第2リング
ギヤ222に噛合している。
更に第3遊星歯車機構23は、第3サギヤ231、第3リ
ングギヤ232及び第3プラネタリピニオン234からなり、
該第3プラネタリピニオン234は、第3キャリヤ233に回
転自在に支持され、第3サンギヤ231と第1リンギグヤ2
32に噛合している。
更に第4遊星歯車機構24は、第4サンギヤ241、第2
リングギヤ222、第2リングギヤ222に噛み合う第2プラ
ネタリピニオン224及び第4プラネタリピニオン244から
なり、該第4プラネタリピニオン244は、第2キャリヤ2
23に回転自在に支持され、第4サンギヤ241に噛合する
とともに、第2プラネタリピニオン224と一体になって
いる。
したがって、第2リングギヤ222及び第2キャリヤ223
は第2及び第4遊星歯車機構22,24において共通の構成
部材となっている。
上記第1遊星歯車機構21において、第1リングギヤ21
2は第1回転軸201に連結され、この第1回転軸201は、
多板クラッチに形成されている第1クラッチ(C−1)
31の被動側に連結されている。第1クラッチ31の駆動側
であるドラム部311はトルクコンバータ出力軸102に連結
されている。そしてピストン312によって摩擦クラッチ
板の係合又は解放が行われるようになっている。
トルクコンバータ出力軸102と第1回転軸201とは同軸
上に配置され、トルクコンバータ出力軸102の右端部に
形成された凹嵌部に第1回転軸201の左端部が嵌合さ
れ、かつベアリング又はブッシュ201a(第4図参照)に
よって相対回転自在に支持されている。
上記第1遊星歯車機構21において、第1サンギヤ211
は、ベアリング又はブッシュ202a,202b(第4図参照)
を介して第1回転軸201に回転自在に支承された第2回
転軸202に形成されているとともに、第2回転軸202にス
プライン嵌合された第2遊星歯車機構22の第2サンギヤ
221と一体に連結されている。このスプライン嵌合によ
り第1サンギヤ211及び第2サンギヤ221間でのガタを吸
収することができるので、歯面を傷つけるのを防止する
だけでなく、組立性が良好になる。
また、第1キャリヤ213は、第2、第4遊星歯車機構2
2,24の共通の第2リングギヤ222に一体に連結されると
とも、に第3遊星歯車機構23の第3リングギヤ232にも
一体に連結されている。
第2遊星歯車機構22において、第2キャリヤ223は第
3回転軸203に回転自在に支持され、該第3回転軸203は
ベアリング又はブッシュ203a,203b(第4図参照)を介
して第1回転軸201に回転自在に支承されている。
そのために、第2キャリヤ223は、上記第3回転軸203
に連結された第1ブリッジ223aと該第1ブリッジ223aに
連結された第2,第3ブリッジ223b,223cから構成されて
いる。そして、第2、第4プラネタリピニオン224,244
が第1ブリッジ223aに形成された孔225を貫通して第
2、第3ブリッジ223b,223cにより回転自在に支持され
ている。
上記孔225は第2、第4プラネタリピニオン224,244の
数だけ、すなわち本実施例においては第5図に示すよう
に6個形成されている。該孔225の間には、第2、第3
ブリッジ223b,223cを連結するための開口226が孔225と
同数だけ形成されていて、該開口226内に第2、第3ブ
リッジ223b,223cの脚部が挿入され、電子ビーム溶接さ
れている。図に示すように上記第2、第3ブリッジ223
b,223cの脚部は、第1ブリッジ223aの径方向に積層され
た状態で配設される。
そして、上記第3回転軸203は、第2クラッチ(C−
2)32の被動側に連結されており、第2クラッチ32の駆
動側であるドラム部321はトルクコンバータ出力軸102に
連結されている。また、第2キャリヤ223の第1ブリッ
ジ223aの外周端は、多板ブレーキで形成された第3ブレ
ーキ(B−3)53の可動部側のブレーキハブ534に連結
されている。該第3ブレーキ53の固定部側はケース2に
固定されている。
さらに第2キャリヤ223の第2ブリッジ223bは、第1
一方向クラッチ(F−1)41のインナレース411に連結
されている。該第1一方向クラッチ41のアウタレース
は、第2一方向クラッチ42のインナレースと一体になっ
ていて、該第2一方向クラッチ42のアウタレース421が
ケース2に固定されている。すなわち、第1一方向クラ
ッチ41のアウタレースと第2一方向クラッチ42のインナ
レースは共通のレース412になっており、両一方向クラ
ッチ41,42は二段構造の一方向クラッチを構成してい
る。
上記アウタレース421には、第4図に詳細に示すよう
に突設部422が形成されている。そして、該突設部422内
にシリンダ部531が配設されていて、このシリンダ部531
に油圧ピストン532が摺動自在に嵌合されている。これ
らシリンダ部531及びピストン532により、第3ブレーキ
53の作動部が形成されている。すなわち、第3ブレーキ
53は多板ブレーキで構成され、その固定部側535がケー
ス2に、可動部側536がブレーキハブ534に固定されてお
り、上記ピストン532が圧油の給排によって両者を係合
又は解放させる。
このようにアウタレース421内にシリンダ部531とピス
トン532とを配設することにより、遊星歯車変速装置の
軸方向の長さが短縮されるようになる。また、第4遊星
歯車機構24に専属のリングギヤがないために、そのリン
グギヤが本来設けられるべきスペースが第3ブレーキ53
の作動部を配設するために有効に用いられている。これ
により、径方向の寸法が小さくなる。さらに、上記突設
部422とケース2の間の係合部423はスプライン係合とな
っていて、両一方向クラッチ41,42の同心性を確保して
いる。
また、第3ブレーキ53を係合させるためにピストン53
2を作動させると、シリンダ531側に反力がかかり、第2
一方向クラッチ42のスプラグとインナレース412を偏心
させる。しかし、上記第3ブレーキ53は、後述するよう
にリバースの時と第1速でエンジンブレーキを作動させ
る時に係合されるため、第1、第2一方向クラッチ41,4
2は係合せず、かつ静止状態となるので、上記偏心が第
2一方向クラッチ42に対して悪影響を与えることがな
い。したがって、第2一方向クラッチ42の耐久性を向上
させることができる。
第2図において、矢印Aで示す方向のエンジン出力軸
1の回転を正転とすると、第1一方向クラッチ41は、そ
のインナレース411が共通のレース412に対して正転方向
に相対回転しようとするときは自由に回転し、インナレ
ース411が共通レース412に対してその逆方向に相対回転
するときは、インナレース411と共通レース412とが係合
するように設定されている。また第2一方向クラッチ42
は、共通レース412がアウタレース421に対して正転方向
に相対回転しようとするときは自由に回転し、共通レー
ス412がアウタレース421に対してその逆方向の相対回転
するときは、共通レース412とアウタレース421とが係合
して共通レース412の回転を阻止するように設定されて
いる。
さらに共通レース412は、多板クラッチで形成されて
いる第4クラッチ(C−4)34の駆動側であるドラム部
341に連結されている。この第4クラッチ34のドラム部3
41は第2ブレーキ(B−2)52のドラム部を兼ねてい
る。また、第4クラッチ34の被動側は、第4サンギヤ24
1が形成された第4回転軸204に連結されている。この第
4クラッチ34の係合又は解放はピストン342によって行
われるようになっている。
上記ブレーキ53の可動部側536を固定するブレーキハ
ブ534は、第4図に示すように第2遊星歯車機構22の第
1ブリッジ223aに溶接固定されている。そして、このた
めに第1ブリッジ223aの周縁部が軸方向に折り曲げられ
側壁538が形成され、該側壁538の外周と上記ブレーキハ
ブ534の内周とが溶接される。したがって、溶接部分を
軸方向において形成する必要がなく、軸方向の寸法を短
縮することができる。しかも、上記側壁538は第4遊星
歯車機構24のリングギアのない空間に配設してあるの
で、該空間を有効に利用することができる。
上記第4回転軸204はベアリング又はブッシュ204a,20
4b(第4図参照)によって第3回転軸203に回転自在に
支承されている。この第4回転軸204は多板クラッチで
形成されている第3クラッチ(C−3)33の被動側であ
るドラム部331に連結されている。第3クラッチ33の駆
動側は第2クラッチ32の駆動側であるドラム部321に連
結され、更にこのドラム部321はトルクコンバータ出力
軸102に連結されている。第3クラッチ33の係合又は解
放はピストン332によって行われるようになっている。
一方、第3回転軸203は第5クラッチ(C−5)35の
駆動側に連結されている。第5クラッチ35の被動側であ
るドラム部351は、第3一方向クラッチ(F−3)43の
インナレース432に一体に連結されていると共に、第3
遊星歯車機構23の第3サンギヤ231に一体に連結されて
いる。第3一方向クラッチ43のアウタレース431はケー
ス2に固定されている。また第5クラッチ35のドラム部
351は第1ブレーキ(B−1)51のドラム部を兼ねてい
る。
また、第3キャリヤ233は遊星歯車装置の出力軸206に
連結されている。この出力軸206と第1回転軸201は同軸
上に配置され、出力軸206の左端凹嵌部に第1回転軸201
の右端が嵌合され、かつベアリングによって回転自在に
支持されている。
なお、ケース2には、第2クラッチ32のドラム部321
に近接してトルクコンバータ出力軸102の回転速度を検
出する第1速度センサ(S−1)61が、また出力軸206
の回転速度を検出する第2速度センサ(S−2)62がそ
れぞれ設けられている。
このように構成された本実施例の遊星歯車変速装置に
対して、第3図に示すように前進5速、後進1速の変速
モードが設定されている。
次に第3図を参照しながら、本実施例の変速動作につ
いて説明する。
前進第1速; 中立状態から第1速に変速するときは、第1クラッチ
31を係合させる。この係合により、トルクコンバータ出
力軸102と第1回転軸201とが連結される。このため、ト
ルクコンバータ出力軸102の回転は第1遊星歯車機構21
の第1リングギヤ212に伝えられ、この第1リングギヤ2
12が正転する。すなわち第1リングギヤ212が入力部材
となる。
このギヤ212の回転により、第1サンギア211が反力要
素となるので第1プラネタリピニオン214及び第1キャ
リヤ213も正転する。また、第1リングギヤ212の正転に
より、第1プラネタリピニオン214を介して第1サンギ
ヤ211が逆転するとともに、この第1サンギヤ211と一体
の第2サンギヤ221も逆転する。
この逆転に伴い、第2キャリヤ223が逆転しようとす
る。第2キャリヤ223が逆転しようとすると、この第2
キャリヤ223に一体に連結されている第1一方向クラッ
チ41のインナレース411も同方向に回転しようとするの
で、インナレース411は共通レース412に係合する。この
ため、共通レース412も同方向に回転しようとする。し
かし、共通レース412のこの方向の回転に対しては、共
通レース412と第2一方向クラッチ42のアウタレース421
とが係合するので、第2一方向クラッチ41は共通レース
412の逆転を阻止する。
すなわち、第1及び第2一方向クラッチ41,42の直列
作動によって、第2キャリヤ223の逆転が阻止される。
したがって、第2サンギヤ221の逆転により、第2プラ
ネタリピニオン224を介して第2リングギヤ222が正転す
る。
このようにして、第1リングギヤ212に入力された動
力は、第1遊星歯車機構21と第2遊星歯車機構22に分配
されて伝達される。
第1キャリヤ213と第2リングギヤ222が一体に連結さ
れているので、第1キャリヤ213の正転と第2リングギ
ヤ222の正転により、第3遊星歯車機構23の第3リング
ギヤ232が正転する。この第3リングギヤ232の正転にと
もない、第3プラネタリピニオン234を介して第3サン
ギヤ231が逆転しようとするが、第3サンギヤ231のこの
方向の回転は第3一方向クラッチ43によって阻止される
ので、第3サンギヤ231は逆転しない。したがって、第
3プラネタリピニオン234の正転に伴って、第3キャリ
ヤ233が減速されて正転する。すなわち、第3キャリヤ2
33と一体の出力軸206が減速されて正転する。
このようにして、第1速が設定される。この減速比は
第3図に示すように、第1リングギヤ212と第1サンギ
ヤ211とのギヤ比をλ1、第2リングギヤ222と第2サン
ギヤ221とのギヤ比をλ2及び第3リングギヤ232と第3
サンギヤ231とのギヤ比をλ3とすると、変速比は {1+λ1+(λ1/λ2)}・(1+λ3) で表される。
また、エンジンブレーキを作動させる場合は、第1ブ
レーキ51と第3ブレーキ53とを作動させる。
前進第2速; 第1速から第2速に変速するときは、第1クラッチ31
に加えて、更に第4クラッチ34を係合する。これによ
り、第1速と同様に1リングギヤ212が入力部材とな
る。すなわち、第1クラッチ31を介して伝えられるトル
クコンバータ出力軸102の正転により、第1リングギヤ2
12が正転する。
この第1リングギヤ212の回転により第1サンギヤ211
及び第2サンギヤ221がともに逆転しようとする。第2
サンギヤ221が逆転しようとすると、第2及び第4プラ
ネタリピニオン224,244を介して第4サンギヤ241も逆転
しようとする。
しかし、第4クラッチ34が係合していて、この第4サ
ンギヤ241が共通レース412と連結状態にあるので、第4
サンギヤ241の逆転は第2一方向クラッチ42によって阻
止される。したがって、第4及び第2サンギヤ241,221
の歯数が同じである場合には、第2及び第1サンギヤ22
1,211はともに逆転しない。
この結果、第1リングギヤ212の正転により、第1プ
ラネタリピニオン214を介して第1キャリヤ213が減速さ
れて正転する。
該第1キャリヤ213の正転は第3リングギヤ232に伝え
られる。その場合、上述したように第2サンギヤ221が
回転しないため、第2遊星歯車機構22から第3リングギ
ヤ232に伝わる回転はない。このように、第2遊星歯車
機構は動力伝達経路にはならなくなる。また第2キャリ
ヤ223は増速されて正転するので、第1一方向クラッチ4
1は自由回転状態となる。該第1一方向クラッチ41は第
1速から第2速への変速においてスムーズシフトを可能
とする。
そして第1速の場合と同様に、第3リングギヤ232の
正転により、出力軸206が減速されて正転する。このよ
うにして、第2速が設定される。
この場合の変速比は第3図に示すように (1+λ1)・(1+λ3) で表される。
なお、第2サンギヤ221は第4サンギヤ241との歯数が
異なる場合には、その歯数比に応じて第2及び第1サン
ギヤ221,211はともに回転するようになるが、いずれに
してもこれらは反力要素となる。
また、エンジンブレーキを作動させる場合は、第1ブ
レーキ51と第2ブレーキ52とを作動させるようにする。
前進第3速; 第2速から第3速に変速するときは、第3図に示すよ
うに、更に第2クラッチ32を係合させる。これにより入
力部材は、第1リングギヤ212と第2キャリヤ223とな
る。すなわち、トルクコンバータ出力軸102の回転は第
1リングギヤ212に伝わるばかりでなく、第2クラッチ3
2、第3回転軸203、第2キャリヤ223にも伝えられ、該
第2キャリヤ223を正転させる。
第2キャリヤ223の回転は、更に第4サンギヤ241、第
4回転軸201、第4クラッチ34を介して第1一方向クラ
ッチ41に伝えられるので、第4遊星歯車機構24は直結状
態となる。
また第2キャリア223は、第2プラネタリピニオン224
を介して第2及び第1サンギヤ221,211にも回転を伝え
るので、第1サンギヤが同速度で回転することにより、
第1遊星歯車機構21も直結状態となる。したがって、第
1キャリヤ213も同速度で正転し、その結果、第3リン
グギヤ232も同速度で正転する。
この第3リングギヤ232の正転が第3キャリヤ233に減
速されて伝えられ、この第3キャリヤ233の回転速度で
出力軸206は正転する。
また第2速で固定されていた第1、第2及び第4サン
ギヤ211,221,241が正転するので、第2一方向クラッチ4
2は、自由回転する。さらに、第2一方向クラッチ42は
第2速から第3速に変速するときのスムーズシフトを可
能にする。このようにして、第3速が設定される。
同様に、この場合の変速比は第3図に示すうように (1+λ3) で表される。
なおエンジンブレーキを作動させる場合は、第1ブレ
ーキ51を係合させる。また第3速を達成した後には第1
クラッチ31を解放してもよい。
前進第4速; 第3速から第4速に変速するときは、更に第5クラッ
チ35を係合させる。この場合には第3速と同様に、第
1、第2、第4遊星歯車機構21,22,24が直結状態とな
り、トルクコンバータ出力軸102の回転は第3リングギ
ヤ232に同速度で伝えられ、該第3リングギヤ232は正転
する。
さらに、第5クラッチ35が係合することにより、トル
クコンバータ出力軸102の回転は第2キャリヤ223から第
5クラッチ35を介して第3サンギヤ231にも伝えられ
る。すなわち、第3サンギヤ231も同速度で正転する。
このため、第3遊星歯車機構23も直結状態になり、第
3キャリヤ233及び出力軸2046は、共にトルクコンバー
タ出力軸102の回転と同速度で正転する。
このように第1〜第4遊星歯車機構21〜24がすべてト
ルクを分担するようになる。その場合に、第3速まで固
定されていた第3サンギヤ231が正転するので、第3一
方向クラッチ43は自由回転となる。該第3一方向クラッ
チ43は、第3速から第4速へのスムーズシフトを可能に
する。このようにして、第4速が設定される。
この場合の変速比は第3図に示すように1となる。 前進第4速(第4速から第5速への移行); 第4速から第5速に変速するに当たって、第5速直前
にこの第4速が一瞬設定される。
この第4速に変速するときは、第4速状態から第1
クラッチ31を解放することにより、第1リングギヤ212
にはトルクコンバータ出力軸102の回転は伝えられな
い。したがって、回転は第4遊星歯車機構24のみを介し
て伝えられるようになる。
このとき、第4遊星歯車機構24は依然として直結状態
にあり、さらに第3遊星歯車機構23も直結状態を保持す
る。したがって、出力軸206の回転は、トルクコンバー
タ出力軸102の回転と同じ状態を保持する。
その場合には、各係合要素及び各遊星歯車機構のトル
ク分担が変わるだけ、第1遊星歯車機構21はトルク分担
をしない。また第4速に変速する場合は回転速度に変
化がないので、変速にともなうショックがない。こうし
て、第4速が設定される。この場合の変速比は第4速
と変わりなく、1となる。
前進第5速(オーバードライブ:OD); 第4速から第5速にするときは、第2ブレーキ52を
作動させる。
第2キャリヤ223に伝えられた回転は、第4サンギア2
41を正転させようとするが、該第4サンギア241は第4
クラッチ34を介して第2ブレーキ52によって固定されて
いる。
したがって、第2リングギア222は増速回転し、該回
転が第3リングギア232に伝えられる。この時、第1一
方向クラッチ41は自由回転となる。
一方、第4キャリヤ223の回転は、第5クラッチ35及
び第3一方向クラッチ43を介して第3サンギヤ231に伝
えられる。
したがって、第3遊星歯車機構23においては、第3リ
ングギヤ232と第3サンギヤ231が共に正転し、かつ第3
リングギヤ232が第3サンギヤ231より速く回転するの
で、第3リングギヤ232の回転は第3サンギヤ231の回転
によって減速されて第3キャリヤ233に伝わることにな
る。しかし、その場合の第3キャリヤ233はトルクコン
バータ出力軸102よりも速く回転する。
すなわち、出力軸206は、増速されてトルクコンバー
タ出力軸102よりも高い速度で回転し、オーバードライ
ブ状態になる。このようにして、第5速が設定される。
なお、この第5速では第1遊星歯車機構21動力伝達に
関与しない。この場合の変速比は第3図に示すように、
第2リングギヤ222と第4サンギヤ241とのギヤ比をλ
2′とすると、 (1+λ3)/(1+λ3+λ2′) で表される。
このようにして前進する場合の第1速から第5速まで
が設定される。以上の変速動作説明はアップシフト時の
説明であるが、ダウンシフト時においては上記動作が逆
に行われる。
リバース(後進); 中立状態から後進段にするときは、第3クラッチ33を
係合するとともに、第1、第3ブレーキ51,53を作動さ
せる。
第3ブレーキ53の作動により、第2キャリヤ223の回
転が阻止される。一方、第3クラッチ33が係合すること
により、トルクコンバータ出力軸102の回転が第2クラ
ッチ32ドラム部321及び第3クラッチ33を介して第4サ
ンギヤ241に伝えられ、第4サンギヤ241が同速度で正転
する。
この第4サンギヤ241の正転により、第4、第2プラ
ネタリピニオン244,224を介して第2リングギヤ222が減
速されて逆転する。この第2リングギヤ222の逆転は、
第3リングギヤ232に伝えられ、第3リンギグヤ232も逆
転する。
一方、第3サンギヤ231は第3一方向クラッチ43によ
って正転が可能であるが、第1ブレーキ51が作動するこ
とによって制動されているので回転しない。したがっ
て、第3リングギヤ232の逆転により、第3キャリヤ233
も減速されて逆転するようになる。この結果、出力軸20
6が逆転する。このようにして、後進段が設定される。
この場合の変速比は、 −(1+λ3)/λ2′で表される。
続いて、第4図により上記第3ブレーキ53の潤滑構造
について説明する。
上述したように第3ブレーキ53は、リバースの時及び
第1速のエンジンブレーキ作動時以外においては、空転
するようになっている。その時の回転数は入力回転数と
同様に高く、ブレーキハブ534に固定された可動側部536
とケース2に固定された固定側部535とがひきずりを起
こして過熱してしまう。
そこで、上記可動側部536及び固定側部535を冷却する
ための油が供給されるようになっているが、冷却用の油
としては第2、第4遊星歯車機構22,24を潤滑した油が
使用される。
第2、第4遊星歯車機構22,24はその相対回転をする
部分にニードルベアリング111、スラストワッシャ112を
備えており、潤滑のために大量の油を必要とする。そこ
で、該第2、第4遊星歯車機構22,24の外周部分に第3
ブレーキ53を配設することにより、上記潤滑油をそのま
ま冷却用の油として使用できる。
上記第2、第4遊星歯車機構22,24への潤滑油の供給
は、センタサポート113に形成された油路114を介して強
制的に供給される。該油路114は、油路115を介して第3
回転軸203と第4回転軸204の間に形成された油室116に
連通していて、潤滑油を該油室116に供給する。
上述したように、第4回転軸204は走行頻度の高い第
2速及び第5速の時に静止状態にあるため、該油路115
を介して潤滑油を強制的に供給することができる。そし
て、上記以外の変速時において、第4回転軸204が回転
しているので、油路115を介する潤滑油の供給は困難と
なる。潤滑油は主に第1回転軸203内の油路117から遠心
力によって供給される。
そして、上記油室116内の油は、続いて遠心力により
油路118,119を介して油室120内に供給される。該油室12
0内の潤滑油は、その後一部が、油路121を介して第1一
方向クラッチ41に供給され、一部が直接又は油路122,12
3を介して第2、第4遊星歯車機構22,24のニードルベア
リング111及びスラストワッシャ112に供給される。
上記ニードルベアリング111及びスラストワッシャ112
に供給された潤滑油は、その後遠心力により第3ブレー
キ53に至り、上記側壁538に形成された油路125及びブレ
ーキハブ534に形成された油路126を介して更に外方に送
られ、固定側部535及び可動側部536の摩擦係合部分を冷
却する。
この時、遠心力で第2、第4遊星歯車機構22,24から
外方に送られる潤滑油の一部は、第2一方向クラッチ42
のアウタレース421から突設された突設部422に衝突し、
該突設部422に沿って第2一方向クラッチ42に送られ、
その潤滑用として使用される。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、そ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る遊星歯車変速装置の一実施例を示
す縦断面図、第1図(A)及び第1図(B)は、それぞ
れ本発明の遊星歯車変速装置をイ−イ線で切断した左側
部分と右側部分を示す図、第2図は遊星歯車変速装置の
スケルトン図、第3図は遊星歯車変速装置の作動及び変
速比の説明図、第4図は遊星歯車変速装置の要部拡大
図、第5図は第2遊星歯車機構の第1ブリッジを示す図
である。 10……発進装置、20……遊星歯車変速装置、21……第1
遊星歯車機構、22……第2遊星歯車機構、23……第3遊
星歯車機構、24……第4遊星歯車機構、31……第1クラ
ッチ、32……第2クラッチ、33……第3クラッチ、34…
…第4クラッチ、35……第5クラッチ、41……第1一方
向性クラッチ、42……第2一方向性クラッチ、43……第
3一方向性クラッチ、51……第1ブレーキ、52……第2
ブレーキ、53……第3ブレーキ、201……第1回転軸、2
02……第2回転軸、203……第3回転軸、204……第4回
転軸、206……出力軸、211……第1サンギヤ、212……
第1リングギヤ、213……第1キャリア、214……第1プ
ラネタリピニオン、221……第2サンギヤ、222……第2
リングギヤ、223……第2キャリヤ、223a……第1ブリ
ッジ、223b……第2ブリッジ、223c……第3ブリッジ、
224……第2プラネタリピニオン、231……第3サンギ
ヤ、232……第3リングギヤ、233……第3キャリア、23
4……第3プラネタリピニオン、241……第4サンギヤ、
242……第4リングギヤ、243……第4キャリア、244…
…第4プラネタリピニオン、421……アウタレース、422
……突設部、423……係合部、531……シリンダ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−156549(JP,A) 実開 昭62−183160(JP,U) 実開 昭63−35858(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 57/00 - 57/04 F16H 3/44 - 3/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンギヤ、プラネタリピニオン、リングギ
    ヤ、及び前記プラネタリピニオンを回転自在に支持する
    キャリヤを備える遊星歯車機構と、該遊星歯車機構に隣
    接させて配設され、前記リングギヤ及びキャリヤを共通
    とする遊星歯車機構と、二つの遊星歯車機構の径方向外
    方に配設され、ハブを備えた摩擦係合要素と、前記プラ
    ネタリピニオンの径方向外方において前記摩擦係合要
    素、キャリヤの周縁部及び共通のリングギヤに隣接させ
    て配設され、該摩擦係合要素を係脱する油圧サーボとを
    有するとともに、前記キャリヤは、該キャリヤの中央か
    ら径方向外方に延び、かつ、前記リングギヤと隣接する
    周縁部において前記油圧サーボ側に折り曲げられ、軸方
    向に延びて側壁を形成するブリッジを備え、前記ハブの
    内周と前記側壁の外周とが連結され、かつ、前記ハブに
    形成された油路と前記側壁に形成された油路とが連通さ
    せられることを特徴とする遊星歯車変速装置。
  2. 【請求項2】前記摩擦係合要素はブレーキであり、前記
    ハブはブレーキハブである請求項1に記載の遊星歯車変
    速装置。
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