JP2886771B2 - 内燃エンジンの吸気管内圧力予測装置 - Google Patents

内燃エンジンの吸気管内圧力予測装置

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JP2886771B2
JP2886771B2 JP26160793A JP26160793A JP2886771B2 JP 2886771 B2 JP2886771 B2 JP 2886771B2 JP 26160793 A JP26160793 A JP 26160793A JP 26160793 A JP26160793 A JP 26160793A JP 2886771 B2 JP2886771 B2 JP 2886771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃エンジンの吸気管内
圧力予測装置に関し、より詳しくは内燃エンジンに供給
される吸気管内圧力の現時点より所定期間先の予測時点
における吸気管内圧力を予測する内燃エンジンの吸気管
内圧力予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃エンジンの運転状態に基
づいて現時点の吸気管内圧力を予測すると共に、該予測
された吸気管内圧力と吸気管内圧力の実検出値とに基づ
き所定期間先の予測時点における吸気管内圧力を予測す
る吸気管内圧力予測装置が既に提案されている(特開平
2−42160号公報)。
【0003】上記予測装置は、図17に示すように、ス
ロットル弁の弁開度θTHを検出するθTHセンサ51
とエンジン回転数NEを検出するNEセンサ52の検出
値に基づいて第1の予測手段53で現時点での吸気管内
圧力PMSM1を予測し、次いで、第2の予測手段54
では前記第1の予測手段53の予測結果に基づいて燃料
噴射量が確定する吸気弁閉時(予測時点)の予測吸気管
内圧力PMSM2を予測する。一方、第1の予測手段5
3の予測結果は一時遅れ手段55によりスロットル弁3
が開弁してからの時間遅れが補正され、吸気管内絶対圧
(PBA)センサ57の実検出値となる検出予測値PM
SM1Siを算出する。そして、偏差算出手段56にお
いてPBAセンサ57の実検出値PM0と前記検出予測
値PMSM1Siとの偏差ΔPを算出する。そして、最
後に修正手段58により前記偏差ΔPに基づき前記予測
吸気管内圧力PMSM2を修正して吸気弁閉時の吸気管
内圧力を最終的に予測し、制御圧力値PMFWDを決定
する。
【0004】図18は上記予測装置における予測値と測
定値との関係を示した図であって、図中、破線はθTH
センサ51及びNEセンサ52の検出値に基づいて予測
される定常時の吸気管内圧力曲線を示し、一点鎖線はス
ロットル弁が開弁を開始してからの時間遅れを示す曲線
である。また、実線は一時遅れ手段55により一時遅れ
が補正された出力曲線、二点鎖線はPBAセンサ57の
実検出値曲線を示している。
【0005】この図18において、吸気弁閉時の吸気管
内圧力PMSM2を予測する一方、エンジン回転数NE
とスロットル弁開度θTHの検出時点における吸気管内
圧力の検出予測値PMSM1SiとPBAセンサ57の
実検出値PM0との偏差ΔPに基づき予測吸気管内圧力
PMSM2を修正して制御圧力値PMFWDを算出して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の予測装置においては、過渡時における吸気弁閉時の
予測吸気管内圧力PMSM2をエンジンの運転状態とは
無関係に偏差ΔPに基づき一律に修正を施しているた
め、以下のような問題点があった。
【0007】エンジン回転数NEが低いときはスロッ
トル弁開度の変化率ΔθTHに対して吸気管内圧力の変
化率ΔPBAが大きいため、θTHセンサ51及びNE
センサ52の検出値に基づいて検出予測値PMSM1S
iを予測した場合、その誤差が大きくなる。すなわち、
スロットル弁の弁開度θTHと吸気管内絶対圧PBAと
は、図19の曲線A、B、Cに示すように、エンジン回
転数NEが低くなる程緩やかな湾曲状の曲線を描くた
め、かかる特性を直線で近似した場合はその誤差が大き
くなり、一方、エンジン回転数NEとスロットル弁開度
θTHの全域に亙ってマップ処理した場合はソフトウエ
ア上の負担が大きくなる。
【0008】上述のようにエンジン回転数NEが低い
場合を考慮すると、θTHセンサ51を吸気管内絶対圧
PBAに良好に追随させるためには高分解能を有するθ
THセンサ51を使用する必要があり、装置全体のコス
トアップを招く。
【0009】エンジンの高負荷運転状態においては、
エンジンの仕事量との関係から図20(a)に示すよう
に、吸気管内絶対圧PBAはその脈動が大きくなるのに
対し、検出予測値PMSM1Siは所定値に設定される
ため、前記偏差ΔPは符号が反転しつつ大きな値を有す
ることとなる。すなわち、実検出値PM0と検出予測値
PMSM1Siとの偏差ΔPが、図20(b)に示すよ
うに、略一定値を示すことにより、高精度な予測値を得
ることができるのであり、図20(a)のように、吸気
管内絶対圧PBBAの脈動が大きく検出予測値PMSM
1Siを境界にして符号が正負反転した場合は、ハンチ
ングが生じて吸気管内絶対圧PBAの正確な予測を行う
ことが困難となる。等の問題点があった。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、より正確な吸気管内圧力を予測することができ
る内燃エンジンの吸気管内圧力予測装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくともスロットル弁の弁開度を検出す
る弁開度検出手段と内燃エンジンの回転数を検出する回
転数検出手段と吸気管内の圧力を検出する吸気管内圧力
検出手段とを含む前記エンジンの運転状態を検出する運
転状態検出手段と、前記回転数検出手段と前記弁開度検
出手段の検出結果に基づいて前記回転数及び前記弁開度
の検出時点における吸気管内圧力を予測する第1の予測
手段と、該第1の予測手段の予測結果に基づいて前記吸
気管内圧力検出手段の前記検出時点における検出結果を
予測する第2の予測手段と、該第2の予測手段の予測結
果と前記吸気管内圧力検出手段の前記検出時点における
検出結果との偏差を算出する偏差算出手段と、前記偏差
に基づき前記第1の予測手段の予測結果を修正する修正
手段とを備えた内燃エンジンの吸気管内圧力予測装置で
あって、前記修正手段が、前記回転数検出手段により検
出されるエンジン回転数が低くなるにつれて大きい値に
設定される修正係数を用いて修正することを特徴とす
る。
【0012】更に、上記目的を達成するため本発明は、
少なくともスロットル弁の弁開度を検出する弁開度検出
手段と内燃エンジンの回転数を検出する回転数検出手段
と吸気管内の圧力を検出する吸気管内圧力検出手段とを
含む前記エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手
段と、前記回転数検出手段と前記弁開度検出手段の検出
結果に基づいて前記回転数及び前記弁開度の検出時点に
おける吸気管内圧力を予測する第1の予測手段と、該第
1の予測手段の予測結果に基づいて前記吸気管内圧力検
出手段の前記検出時点における検出結果を予測する第2
の予測手段と、該第2の予測手段の予測結果と前記吸気
管内圧力検出手段の前記検出時点における検出結果との
偏差を算出する偏差算出手段と、前記偏差に基づき前記
第1の予測手段の予測結果を修正する修正手段とを備え
た内燃エンジンの吸気管内圧力予測装置であって、前記
修正手段が、前記吸気管内圧力検出手段により検出され
る吸気管内圧力が高くなるにつれて小さい値に設定され
る修正係数を用いて修正することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成によれば、運転状態検出手段の検出結
果に応じて修正係数が設定される。具体的には、修正係
数は、エンジン回転数が低くなるにつれて大きい値に設
定され、また、吸気管内圧力が高くなるにつれて小さい
値に設定される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳説
する。
【0015】図1は本発明に係る内燃エンジンの吸気管
内圧力予測装置の一実施例を示す全体構成図であり、エ
ンジン1の吸気管2の途中にはスロットル弁3が配され
ている。スロットル弁3にはスロットル弁開度(θT
H)センサ4が連結されており、当該スロットル弁3の
開度に応じた電気信号を出力して電子コントロールユニ
ット(以下「ECU」という)5に供給する。
【0016】燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁
3との間且つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側
に各気筒毎に設けられており、各燃料噴射弁は図示しな
い燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的
に接続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射の
開弁時間が制御される。
【0017】一方、スロットル弁3の直ぐ下流には管7
を介して吸気管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられ
ており、この絶対圧センサ8により電気信号に変換され
た絶対圧信号は前記ECU5に供給される。また、その
下流には吸気温(TA)センサ9が取付けられており、
吸気温TAを検出して対応する電気信号を出力してEC
U5に供給する。
【0018】エンジン1の本体に装着されたエンジン水
温(TW)センサ10はサーミスタ等から成り、エンジ
ン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を
出力してECU5に供給する。
【0019】エンジン1の図示しないカム軸周囲又はク
ランク軸周囲には、エンジン回転数(NE)センサ11
及び気筒判別(CYL)センサ12が取り付けられてい
る。NEセンサ11はエンジン1のクランク軸の180
度回転毎に所定クランク角度位置で信号パルス(以下、
「TDC信号パルス」という)を出力し、CYLセンサ
12は特定の気筒の所定のクランク角度位置で信号パル
ス(以下、「CYL信号パルス」という)を出力し、こ
れらの各信号パルスはECU5に供給される。
【0020】エンジン1の各気筒には、点火プラグ13
が設けられ、ECU5に接続されている。
【0021】また、大気圧(PA)センサ20は、エン
ジン1の適所に設けられて大気圧PAを検出し、ECU
5に供給する。
【0022】ECU5は各種センサからの入力信号波形
を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ
信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入
力回路5a、中央演算処理回路(以下「CPU」とい
う)5b、CPU5bで実行される各種演算プログラム
及び演算結果等を記憶する記憶手段5c、前記燃料噴射
弁6や点火プラグ13に駆動信号を供給する出力回路5
d等から構成されている。
【0023】CPU5bは上述の各種エンジンパラメー
タ信号に基づいて、排気ガス中の酸素濃度に応じたフィ
ードバック制御運転領域やオープンループ制御運転領域
等の種々のエンジン運転状態を判別するとともに、エン
ジン運転状態に応じ、数式(A)に基づき、前記TDC
信号パルスに同期する燃料噴射弁6の燃料噴射時間To
utを演算する。
【0024】 Tout=Ti×KO2×K1+K2 …(A) ここに、Tiは基本燃料噴射時間、具体的にはエンジン
回転数NEと吸気管内絶対圧PBAとに応じて決定され
る基本燃料噴射時間であり、このTi値を決定するため
のTiマップが記憶手段5cに記憶されている。
【0025】KO2は、排気管に設けられたO2センサ
(図示せず)に基づいて算出される空燃比補正係数であ
って、空燃比フィードバック制御中はO2センサによっ
て検出される空燃比(酸素濃度)が目標空燃比に一致す
るように設定され、オープンループ制御中はエンジンの
運転状態に応じた所定値に設定される。
【0026】K1及びK2は夫々各種エンジンパラメー
タ信号に応じて演算される他の補正係数及び補正変数で
あり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加
速特性等の諸特性の最適化が図られるような値に設定さ
れる。
【0027】しかして、本発明に係る上記吸気管内予測
装置は、図2に示すように、θTHセンサ4とNEセン
サ11の検出値に基づいて斯かる検出時点における吸気
管内圧力値HPBS(n)を予測する第1の予測手段1
4と、該第1の予測手段14により予測された吸気管内
圧力値HPBS(n)に基づいてPBAセンサ8の実検
出値PBA(n)を予測する第2の予測手段15と、該
第2の予測手段15により予測値HHPBS(n)と予
測されたPBAセンサ8の実検出値PBA(n)との偏
差ΔPを算出する偏差算出手段16と、第1の予測手段
14により予測された吸気管内圧力値HPBS(n)を
偏差ΔPに応じて修正する修正手段17とを備え、かつ
修正手段17がエンジン回転数NE及び又は吸気管内絶
対圧PBAに代表されるエンジンの運転状態に応じて修
正係数GAINを設定する修正係数設定手段18を有し
ており、これら各手段はCPU5bで実行される。
【0028】図3及び図4は吸気管内絶対圧PBAの予
測値を算出する予測PBA算出ルーチンのフローチャー
トであって、本プログラムはTDC信号パルスの発生と
同期して実行される。
【0029】まず、ステップS1でθTHセンサ4の今
回値θTH(n)と前回値θTH(n−1)との変化量
ΔθTHを算出し、さらに、ステップS2でPBAセン
サ8の今回値PBA(n)と前回値PBA(n−1)と
の変化量ΔPBAを算出し、次いでθTHACCHテー
ブルを検索し、エンジン回転数NEに応じた有効スロッ
トル開度θTHACCHを算出する。
【0030】θTHACCHテーブルは、図5に示すよ
うに、エンジン回転数NE1〜NE6に対してテーブル
値θTHACCH1〜θTHACCH6が与えられてお
り、前記有効スロットル開度θTHACCHは、このθ
THACCHテーブルを検索することにより、読み出さ
れ或いは補間法により算出される。有効スロットル開度
θTHACCHは、吸気管内絶対圧の変化量ΔPBAと
スロットル弁開度の変化量ΔθTHの比が最小となる弁
開度であって、有効スロットル開度θTHACCHはこ
の図5から明らかなように、エンジン回転数NEの下限
回転数NE1と上限回転数NE6の範囲内においてエン
ジン回転数NEが高くなるほど大きくなる。
【0031】次に、ステップS4ではスロットル弁開度
θTHが前記有効スロットル開度θTHACCHより小
さいか否かを判別する。そして、その答が肯定(Ye
s)、すなわちスロットル弁開度θTHが前記有効スロ
ットル開度θTHACCH以下のときは低スロットル開
度で運転されている場合であると判断して有効スロット
ルフラグFTHを「0」に設定し、ステップS11(図
4)進む。一方、ステップS4の答が否定(No)のと
きはスロットル弁3の弁開度θTHを有効スロットル開
度θTHACCHに設定して(ステップS6)ステップ
S7に進む。
【0032】ステップS7では有効スロットルフラグF
THが「0」か否かを判別する。
【0033】そして、その答が肯定(Yes)のときは
θTHセンサ4の今回値θTH(n)と前回値θTH
(n−1)との変化量ΔθTHを算出し(ステップS
8)、次いで有効スロットルフラグFTHを「1」に設
定してステップS11(図4)に進む。また、ステップ
S7の答が否定(No)、すなわち有効スロットルフラ
グFTHが「1」になったときはスロットル弁3の弁開
度変化量ΔθTHを「0」に設定してステップS11
(図4)に進む。
【0034】次に、ステップS11では上記ステップS
2で算出された吸気管内絶対圧PBAの変化量ΔPBA
の絶対値が所定下限限界値PBAGL(例えば、5mmH
g)より大きいか否かを判別する。そして、その答が肯
定(Yes)のときはステップS12に進んでタイプ
(1)ルーチンを実行し、吸気管内の絶対圧変化量ΔP
BAに基づいた吸気管内絶対圧の予測値HPBAを算出
し、ステップS17に進む。
【0035】また、ステップS11の答が否定(No)
となったときはステップS13に進んでステップS1又
はステップS8で算出されたスロットル弁3の弁開度変
化量ΔθTHの絶対値が所定下限限界値θTHGL(例
えば、2°)より大きいか否かを判別する。そして、そ
の答が肯定(Yes)のとき、すなわち、スロットル弁
3の弁開度変化量ΔθTHが大きく、吸気管内の絶対圧
変化量ΔPBAが小さいときは、タイプ(2)ルーチン
を実行してスロットル弁3の弁開度変化量ΔθTHに基
づいた吸気管内絶対圧の予測値HPBAを算出した後、
修正係数算出ルーチンを実行してエンジンの運転状態に
応じで算出された修正係数GAINで上記予測値HPB
S(n)を修正し(ステップS15)、ステップS17
に進む。
【0036】一方、ステップS13の答が否定(No)
のとき、すなわち絶対圧変化量ΔPBA及び弁開度変化
量ΔθTHの双方が共に小さいときはエンジンは定常状
態にあると判断して吸気管内絶対圧の予測値HPB
(n)をPBAセンサ9の検出値PBAに設定してステ
ップS17に進む。
【0037】しかして、ステップS17以降では上記ス
テップS12〜S16で算出された予測値HPB(n)
のリミットチェックを行う。すなわち、予測値HPB
(n)が大気圧PA(PAセンサ20により検出され
る)より大きいか否かを判別し(ステップS17)、そ
の答が否定(No)のときはそのまま本プログラムを終
了する一方、その答が肯定(Yes)のときは予測値H
PB(n)を大気圧PAに設定して(ステップS18)
本プログラムを終了する。
【0038】図6は吸気管内絶対圧PBA及びスロット
ル弁3の弁開度θTHに対する予測値HPBAの算出手
法を示す図である。
【0039】すなわち、吸気管内絶対圧PBAが略一定
値を示す領域,ではPBAセンサ8の実検出値をそ
のまま使用する。また、領域で示す過渡時においては
スロットル弁3が開弁してからのPBAセンサ8の検出
には時間遅れが生じるので、弁開度変化量ΔθTHに基
づくタイプ(2)ルーチンを実行して吸気管内絶対圧の
予測値HPBAを算出する。さらに、領域においては
スロットル弁3の開弁によるPBAセンサ8の時間遅れ
が少なくなると判断し、予測精度の高いタイプ(1)ル
ーチンを実行して吸気管内絶対圧の予測値HPBAを算
出する。
【0040】図7は、ステップS12(図4)で実行さ
れるタイプ(1)ルーチンのフローチャートであって、
本プログラムはTDC信号パルスの発生に同期して実行
される。
【0041】ステップS21ではPBAセンサ8により
検出される前回値と今回値の絶対圧変化量ΔPBAが所
定上限限界値PBAGHより大きいか否かを判別し、そ
の答が否定(No)のときはステップS23に進む一
方、その答が肯定(Yes)のときは絶対圧変化量ΔP
BAを上記所定上限限界値PBAGHに設定した後(ス
テップS22)、ステップS23に進む。
【0042】そして、ステップS23ではエンジンがア
イドル運転状態か否かを判別する。ここで、前記アイド
ル運転状態にあるか否かは、エンジン回転数NEが低回
転(例えば,900rpm以下)であってスロットル弁3
の弁開度θTHがアイドル時の所定弁開度θidl以下
にあるか、或いはエンジン回転数NEが前記低回転であ
って吸気管内絶対圧PBAが所定値よりも低負荷側にあ
るときアイドル運転状態にあると判断される。そして、
ステップS23の答が肯定(Yes)のとき、即ちエン
ジンがアイドル運転状態にあると判断されたときは、ア
イドル時に応じた絶対圧変化量ΔPBAの上限限界偏差
値ΔPBGH、下限限界偏差値ΔPBGL及び予測率φ
を設定し(ステップS24)、ステップS28に進む。
【0043】また、ステップS23の答が否定(N
o)、即ちエンジンがアイドル運転状態にないときはス
テップS25に進み、絶対圧変化量ΔPBAが「0」よ
り大きいか否かを判別し、その答が肯定(Yes)のと
きはエンジンが加速状態にあると判断しステップS26
に進み、加速用限界偏差値・予測率テーブルを検索して
加速時の上限限界偏差値ΔPBGH、下限限界偏差値Δ
PBGL及び予測率φを算出し、ステップS28に進
む。一方、ステップS25の答が否定(No)のときは
エンジンが減速状態にあると判断して減速用限界偏差値
・予測率テーブルを検索して減速時の上限限界偏差値Δ
PBGH、下限限界偏差値ΔPBGL及び予測率φを算
出し、ステップS28に進む。
【0044】加速用又は減速用限界偏差値・予測率テー
ブルは、具体的には図8に示すように、吸気管内絶対圧
PBAに応じて所定のテーブル値が与えられており、加
速用又は減速用の上限限界偏差値ΔPBGH、下限限界
偏差値ΔPBGL及び予測率φはかかるテーブルを検索
して読み出され、或いは補間法により算出される。
【0045】次いで、ステップS28では上記絶対圧変
化量ΔPBAが上記ステップS24〜27で求められた
下限限界偏差値ΔPBGLより大きいか否かを判別し、
その答が否定(No)のときはステップS29に進んで
前回の予測値HPBS(n−1)を今回の予測値HPB
S(n)に設定し本プログラムを終了する一方、その答
が肯定(Yes)のときはステップS30に進み、上記
絶対圧変化量ΔPBAが上記ステップS24〜27て求
められた上限限界偏差値ΔPBGHより大きいか否かを
判別する。そして、その答が否定(No)のときはステ
ップS32に進む一方、その答が肯定(Yes)のとき
は上記絶対圧変化量ΔPBAを上限限界偏差値ΔPBG
Hに設定して(ステップS31)ステップS32に進
む。
【0046】そして、ステップS32では数式(1)に
基づいて今回の予測値HPBS(n)を算出し、本プロ
グラムを終了する。
【0047】 HPB(n)=HPB(n−1)+φ×ΔPBA ……(1) しかして、図9は、ステップS14(図4)で実行され
るタイプ(2)ルーチンのフローチャートであって、図
2の第1の予測手段15の具体的内容を示したものであ
る。尚、本プログラムはTDC信号パルスの発生に同期
して実行される。
【0048】まず、ステップS41ではθTHセンサ4
により検出される前回値と今回値の弁開度変化量ΔθT
Hが「0」より大きいか否かを判別し、その答が肯定
(Yes)のときはエンジンが加速状態にあると判断し
ステップS42に進み、KACCAテーブルを検索して
加速時予測率KACCAを算出し、ステップS44に進
む。
【0049】KACCAテーブルは、具体的には図10
に示すように、エンジン回転数NE1〜NE6に応じて
テーブル値KACCA1〜KACCA6が与えられてお
り、加速時予測率KACCAは、該KACCAテーブル
を検索して読み出され、或いは補間法により算出され
る。尚、この図10から明らかなように、エンジン回転
数NEが高回転になるほど加速時予測率KACCAは小
さい値に設定される。これは、エンジン回転数NEが高
回転のとき程、吸気管内絶対圧PBAに対するスロット
ル弁開度θTHの時間遅れが短くなると推測されること
を考慮したものである。すなわち、図19に示したよう
に、高回転になる程スロットル弁開度θTHの変化量Δ
THに対する吸気管内絶対圧の変化量ΔPBAが小さく
なることと対応するものである。
【0050】また、ステップS41の答が否定(No)
のときはエンジンが減速状態にあると判断し、KACC
Dテーブルを検索して減速時予測率KACCDを算出
し、ステップS44に進む。
【0051】KACCDテーブルは、図11に示すよう
に、エンジン回転数NE1〜NE6に応じてテーブル値
KACCD1〜KACCD6が与えられており、減速時
予測率KACCDは、該KACCDテーブルを検索して
読み出され、或いは補間法により算出される。尚、この
図11から明らかなように、KACCDテーブルは、上
記KACCAテーブルと同様、エンジン回転数NEが高
回転になるほど減速時予測率KACCDは小さい値に設
定される。
【0052】次いでステップS44ではKDTHテーブ
ルを検索して予測率乗算係数KDTHを算出する。
【0053】該KDTHテーブルは、図12に示すよう
に、弁開度変化量の絶対値、即ち弁開度絶対値変化量|
ΔθTH|1〜|ΔθTH|2に対してテーブル値KD
TH1〜KDTH2が与えられており、予測率乗算係数
KDTHは、該KDTHテーブルを検索することにより
読み出され、或いは補間法により算出される。この図1
2から明らかなように、予測率乗算係数KDTHは、弁
開度の絶対値変化量|ΔθTH|が大きくなるほど大き
な値に設定される。
【0054】次に、ステップS45に進み、数式(2)
に基づき、吸気管内絶対圧PBAの変化予測値ΔPBA
CCを算出する。ΔPBACC=KACCA(又はKA
CCD)×KDTH×ΔθTH…(2) 次いで、ステップS46〜S49において、リミットチ
ェックを行う。すなわち、ステップS46では数式
(2)で算出された上記変化予測値ΔPBACCが上限
限界偏差値ΔPBACCHより大きいか否かを判別す
る。そして、その答が否定(No)のときはステップS
48に進む一方、その答が肯定(Yes)のときは上記
変化予測値ΔPBACCを上限限界偏差値ΔPBACC
Hに設定してステップS48に進む。
【0055】そして、ステップS48では上記変化予測
値ΔPBACCが下限限界偏差値ΔPBACCLより小
さいか否かを判別し、その答が否定(No)のときはス
テップS50に進む一方、その答が肯定(Yes)のと
きはステップS49に進み、上記変化予測値ΔPBAC
Cを下限限界偏差値ΔPBACCLに設定してステップ
S50に進む。
【0056】次いで、ステップS50では数式(3)に
基づきエンジン回転数NE及びスロットル弁開度θTH
の検出時点における吸気管内絶対圧PBAの予測値HP
BS(n)を算出し、本プログラムを終了する。
【0057】 HPBS(n)=HPBS(n−1)+ΔPBACC ……(3) しかして、図13は、ステップS15(図4)で実行さ
れる修正ルーチンのフローチャートであって、本プログ
ラムはTDC信号パルスの発生に同期して実行される。
【0058】ステップS61ではTDテーブルを検索し
てエンジン回転数NEに応じた時定数TDを算出する。
すなわち、TDテーブルは、エンジン回転数NEが低い
程、現実の物理量は遅れて検出されることを考慮し、図
14に示すように、エンジン回転数が低くなる程大きな
値に設定される。
【0059】次いで、ステップS62に進み、GAIN
Nテーブルを検索して第1の修正係数GAINNを算出
する(修正係数設定手段18、図2)。GAINNテー
ブルは、図15に示すように、エンジン回転数NE1〜
NE6に対してテーブル値GAINN1〜GAINN6
が与えられており、第1の修正係数GAINNは、斯か
るGAINNテーブルを検索することにより読み出さ
れ、或いは補間法により算出される。また、この図15
から明らかなように、第1の修正係数GAINNは、エ
ンジン回転数NEが小さくなるほど大きな値に設定され
る。すなわち、〔発明が解決しようとする課題〕の項で
述べたように、エンジン回転数NEが低い場合において
はエンジン回転数の偏差ΔNEの変化に比べ吸気管内の
絶対圧偏差ΔPBAの変化が大きいため、かかる場合に
単純にスロットル弁3に基づいて予測値HPBAを算出
したのでは予測誤差が大きくなる。そこで、エンジン回
転数NEが低いときは比較的大きな第1の修正係数GA
INNを与えて予測誤差が極力小さくなるようにしてい
る。
【0060】次いで、ステップS63に進み、数式
(4)に基づいて今回のPBAセンサ8の検出予測値H
HPBS(n)を算出する(第2の予測手段15、図
2)。 HHPBS(n)=HHPBS(n−1) +((HPBS(n)−HHPBS(n−1))/TD) …(4) 次に、ステップS64に進み、数式(5)基づき今回の
吸気管内絶対圧の予測値HPB(n)を算出し(修正手
段17、図2)、本プログラムを終了する。
【0061】 HPB(n)=HPBS(n) −GAINN×(HHPBS(n)−PBA(n)) …(5) これにより、吸気管内圧力の高精度な予測が可能とな
り、かかる予測された吸気管内圧力値を制御圧力値とし
て使用することにより、内燃エンジンに対し所望の制御
を行うことが可能となる。すなわち、エンジン回転数の
全領域に亘ってマップ値を設定すると、ソフトウェァの
負担が増大するため、直線近似してソフトウェアの負担
を軽減するのが望ましいが、[発明が解決しようとする
課題]の項でも述べたように、エンジンの低回転域では
エンジン回転数の変化率ΔNEに対して吸気管内絶対圧
の変化率ΔPBAが大きくなるため、予測値の誤差が大
きくなる。
【0062】そこで、特にエンジン低回転域において
は、吸気管内絶対圧PBAとスロットル弁開度θTHの
非線型性が顕著になって予測誤差が大きくなることを考
慮し、斯かるエンジン低回転域では第1の修正係数GA
INNを大きく設定して予測値の誤差が小さくなるよう
にし、所望のエンジン制御を行うようにしている。
【0063】また、図16は第2の修正係数GAINP
を算出するGAINPテーブルであって、〔発明が解決
するための課題〕の項で述べたように、吸気管内絶対圧
PBAが高いときのハンチング防止のために、吸気管内
絶対圧PBAが高くなるほど第2の修正係数GAINP
は小さくなるように設定されている。すなわち、GAI
NPテーブルは、吸気管内絶対圧PBA1〜PBA6に
対してテーブル値GAINP1〜GAINP6が与えら
れており、第2の修正係数GAINPは、斯かるGAI
NPテーブルを検索することにより読み出され、或いは
補間法により算出される。この図16から明らかなよう
に、第2の修正係数GAINPは、吸気管内絶対圧PB
Aが高くなるほど小さな値に設定される。
【0064】そして、図13のステップS64における
第1の修正係数GAINNを第2の修正係数GAINP
に置換して吸気管内絶対圧の予測値HPBS(n)を算
出することにより、吸気管内絶対圧PBAが高いときの
ハンチングを防止した高精度の予測値HPB(n)を得
ることができる。
【0065】そして、この予測値HPBを吸気管内絶対
圧PBAとして基本噴射時間Tiが求められ、該Ti値
を使用して数式(A)により燃料噴射時間TOUTが算
出される。
【0066】このように、吸気管内絶対圧PBAの脈動
が大きく該吸気管内絶対圧PBAが高いときに第2の修
正係数GAINPを小さく設定して吸気管内絶対圧を予
測することによりハンチングの発生を防止することがで
き、所望のエンジン制御を実行することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る内燃
エンジンの吸気管内圧力予測装置は、修正手段が、運転
状態検出手段の検出結果に応じて第1の予測手段の予測
結果を該予測結果の誤差が小さくなるように修正する
正係数を設定する修正係数設定手段を有しているので、
エンジンの運転状態に応じた吸気管内圧力値を予測する
ことができ、所望のエンジン制御を実行することが可能
となる。
【0068】具体的には、前記修正係数設定手段により
設定される修正係数が、前記回転数検出手段により検出
されるエンジン回転数が低くなるにつれて大きい値に設
定されているので、エンジン回転数の変化率に比し吸気
管内圧力の変化率が大きい低回転域での予測精度が向上
し、低回転域でも低廉にして高精度なエンジン制御を行
うことができる。
【0069】さらに、前記修正係数設定手段により設定
される修正係数が、前記吸気管内圧力により検出される
吸気管内圧力が高くなるにつれて小さい値に設定される
ことにより、吸気管内圧力の脈動が大きい吸気管内圧力
が高い場合でも高精度なエンジン制御を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃エンジンの吸気管内圧力予測
装置の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】上記吸気管内圧力予測装置の概略を模式的に示
したブロック図である。
【図3】吸気管内絶対圧PBAの予測値を算出する予測
PBA算出ルーチンのフローチャート(1/2)であ
る。
【図4】吸気管内絶対圧PBAの予測値を算出する予測
PBA算出ルーチンのフローチャート(2/2)であ
る。
【図5】有効スロットル弁開度θTHACCHを読み出
すためのθTHACCHテーブルである。
【図6】吸気管内絶対圧PBA及びスロットル弁3の弁
開度θTHに対する予測値の算出手法を説明するための
図である。
【図7】吸気管内絶対圧PBAの絶対圧偏差ΔPBAに
基づきその予測値HPBAを算出するタイプ(1)ルー
チンのフローチャートである。
【図8】加速用又は減速用上下限限界偏差値及び予測率
を読み出すための限界偏差値・予測率テーブルである。
【図9】スロットル弁の弁開度偏差ΔθTHに基づき吸
気管内絶対圧の予測値HPBAを算出するタイプ(2)
ルーチンのフローチャートである。
【図10】加速用予測率KACCAを読み出すためのK
ACCAテーブルである。
【図11】減速用予測率KACCDを読み出すためのK
ACCDテーブルである。
【図12】予測率乗算係数KDTHを読み出すためのK
DTHテーブルである。
【図13】修正係数GAINを設定する修正係数設定ル
ーチンのフローチャートである。
【図14】時定数TDを読み出すためのTDテーブルで
ある。
【図15】第1の修正係数GAINNを読み出すための
GAINNテーブルである。
【図16】第2の修正係数GAINPを読み出すための
GAINPテーブルである。
【図17】従来例を示すブロック構成図である。
【図18】従来例の予測方法を説明するための予測値と
測定値との関係を示す図である。
【図19】従来例の問題点の一例を説明するための図で
ある。
【図20】従来例の他の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 5 ECU(第1の予測手段、第2の予測手段、偏差算
出手段、修正手段、修正係数設定手段) 4 θTHセンサ(弁開度検出手段) 8 PBAセンサ(吸気管内圧力検出手段) 11 NEセンサ(回転数検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 潤 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平1−271642(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 45/00 364

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともスロットル弁の弁開度を検出
    する弁開度検出手段と内燃エンジンの回転数を検出する
    回転数検出手段と吸気管内の圧力を検出する吸気管内圧
    力検出手段とを含む前記エンジンの運転状態を検出する
    運転状態検出手段と、 前記回転数検出手段と前記弁開度検出手段の検出結果に
    基づいて前記回転数及び前記弁開度の検出時点における
    吸気管内圧力を予測する第1の予測手段と、 該第1の予測手段の予測結果に基づいて前記吸気管内圧
    力検出手段の前記検出時点における検出結果を予測する
    第2の予測手段と、 該第2の予測手段の予測結果と前記吸気管内圧力検出手
    段の前記検出時点における検出結果との偏差を算出する
    偏差算出手段と、 前記偏差に基づき前記第1の予測手段の予測結果を修正
    する修正手段とを備えた内燃エンジンの吸気管内圧力予
    測装置であって、 前記修正手段は、前記回転数検出手段により検出される
    エンジン回転数が低くなるにつれて大きい値に設定され
    る修正係数を用いて修正することを特徴とする内燃エン
    ジンの吸気管内圧力予測装置。
  2. 【請求項2】 少なくともスロットル弁の弁開度を検出
    する弁開度検出手段と内燃エンジンの回転数を検出する
    回転数検出手段と吸気管内の圧力を検出する吸気管内圧
    力検出手段とを含む前記エンジンの運転状態を検出する
    運転状態検出手段と、 前記回転数検出手段と前記弁開度検出手段の検出結果に
    基づいて前記回転数及び前記弁開度の検出時点における
    吸気管内圧力を予測する第1の予測手段と、 該第1の予測手段の予測結果に基づいて前記吸気管内圧
    力検出手段の前記検出時点における検出結果を予測する
    第2の予測手段と、 該第2の予測手段の予測結果と前記吸気管内圧力検出手
    段の前記検出時点における検出結果との偏差を算出する
    偏差算出手段と、 前記偏差に基づき前記第1の予測手段の予測結果を修正
    する修正手段とを備えた内燃エンジンの吸気管内圧力予
    測装置であって、 前記修正手段は、前記吸気管内圧力検出手段により検出
    される吸気管内圧力が 高くなるにつれて小さい値に設定
    される修正係数を用いて修正することを特徴とする内燃
    エンジンの吸気管内圧力予測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7103466B2 (en) 2002-10-30 2006-09-05 Honda Motor Co., Ltd. Method and an apparatus for predicting intake manifold pressure of an internal-combustion engine
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