JP2886548B2 - 自動列車停止装置における速度制限警報装置 - Google Patents

自動列車停止装置における速度制限警報装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は自動列車停止装置における速度制限警報装
置に関するものである。
従来の技術 従来公知のこの種の自動列車停止装置における速度制
限警報装置は、第8図に示すように速度制限を行う分岐
器2より非常ブレーキによる減速距離を考慮した位置だ
けでなく、さらに列車の速度が速度照査地点の照査速度
以上であるため警報を受けたことを確認する確認扱いの
手動操作のために予め設定された設定時間(例えば5
秒)に走行する距離を加えた位置に設置されている。
この速度制限警報装置の受信器3のブロック結線図は
第9図に示すようになっており、速度照査用地上子5の
周りを囲むように軌条R,R間に設置されたループコイル
6に列車TRが接近して車上子が電磁結合すると、受信器
3に車上の受信器からの発振周波数(例えば105KHz)が
供給され、結合トランス7、抵抗減衰器8、帯域濾波器
10、増幅回路11、および整流回路12を経て主リレーMR13
が動作する。
さらに整流回路12からの出力の一部は照査基準時間発
生回路(タイマー回路)15へ供給され、パネル面の照査
速度切り替え端子で設定された速度の照査基準時間t
0(例えば45km/h)を発生し、車上子と速度照査用地上
子5が電磁結合し始めて変周が行なわれる地点までの時
間と比較して列車TRの速度を照査する。すなわち、一定
の照査区間lを通過するに要する時間tから列車速度V
を検知し、照査基準時間t0と比較して、 (1).列車TRが照査基準時間t0より短時間tで地上子
5を通過する場合(t0>t)、すなわち列車TRの速度が
照査速度設定値(45km/h)をオーバーした場合には、地
上子制御リレーQR16が扛上していないので、車上子と速
度照査用地上子5が電磁結合して、車上の受信器の発振
周波数が速度照査用地上子5の周波数130KHzに変周され
て、列車TRに警報ベルを鳴動させ、設定時間内に確認扱
いの手動操作を行なわないときには非常ブレーキを動作
させて速度制限を行なう。
(2).列車TRが照査基準時間t0より長い時間tで地上
子5を通過する場合(t0<t)、すなわち列車TRの速度
が照査速度設定値(45km/h)より低い場合には、時間リ
レーTMR17が照査基準時間t0後に扛上することによって
地上子制御リレーQR16が扛上し、速度照査用地上子5の
周波数130KHzの共振回路を短絡して、車上子と速度照査
用地上子5が電磁結合しても変調が行われないようにし
て、列車TRに警報ベルの鳴動を行なわせずに通過させ
る。
18は外部制御用のリレーQCRで、速度照査不要時に扛
上し、必要時に落下する。19は電源を示す。
発明が解決しようとする課題 ところで、前記速度制限警報装置においては、貨物列
車などブレーキ性能の悪い低減速性能車の非常ブレーキ
による減速距離に、さらに警報ベルの鳴動後の確認扱い
の手動操作のための設定時間に走行する距離を加えた距
離で、速度制限を行う分岐器2より相当手前の位置で、
列車TRの速度を照査するため、ブレーキ性能のよい高減
速性能車の場合には、正常運転であっても、照査速度設
定値を常にオーバーする高速で通過し、警報をうけるこ
ととなって、警報が必ずしも危険な状態とはならず、確
認扱いの手動操作が増加して、マンネリ化を招くという
問題点があった。
そこで、この発明は前記のような従来の問題点を解決
し、分岐器以外の下り勾配、曲線区間等の速度制限箇所
にも導入でき、例えば低減速性能車が高速で速度照査地
点を通過するとき、即、非常ブレーキを自動的にかけ、
列車の速度を制限速度以下に減速し、また高減速性能車
が正常運転の速度で、速度照査地点を通過するときは、
警報を与えることがないようにすることができる自動列
車停止装置における速度制限警報装置を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 前記の目的を達成するため、この発明は、第1〜3図
に示すように列車検知用地上子26と受信器23で車上子か
ら発せられる周波数を受信することにより動作を主リレ
ーHMR,LMRと、この主リレーHMRまたは主リレーLMRの扛
上により動作を開始するタイマー回路40,41と、このタ
イマー回路40の不動作かタイマー回路41の動作により扛
上するリレーUTMR及びタイマー回路41の動作により扛上
するリレーDTMRとを受信器23に設けたこと、 車上子から発せられる周波数を受信してからタイマー
回路40が動作するまでの間、リレーUTMRを扛上させて、
速度照査用地上子25の周波数を車上の非常ブレーキを動
作させる第2周波数とし、次にタイマー回路40が動作す
ることによりリレーUTMRを落下させて、速度照査用地上
子25の周波数を車上の非常ブレーキを動作させる第2周
波数から車上の警報ベルを動作させる第1周波数に変
え、さらにタイマー回路41の動作によりリレーDTMRとリ
レーUTMRの各々を扛上させて、速度照査用地上子25の周
波数を車上装置には何の影響も与えない周波数に変えら
れるようになっていること、である。
また、前記においてブレーキ性能の悪い列車により速
度照査上で警報ベルの範囲が広くなり、確認扱いの手動
操作が照査速度上の広い範囲にわたることを避けるた
め、高減速性能車と低減速性能車とを地上の速度制限警
報装置で判別できるようにするのが好ましい。そのた
め、列車をそれぞれ車上子の発振周波数が異なる高減速
性能車と低減速性能車に分け、速度制限警報装置の受信
器が、車上子から発せられる周波数を検知用地上子で受
信することにより列車の種別を判別し、高減速性能車の
場合には高減速性能車の警報ベルと非常ブレーキの照査
速度に対する照査基準時間をタイマー回路41,40に設定
して速度照査を行ない、低減速性能車の場合には低減速
性能車の警報ベルと非常ブレーキの照査速度に対する照
査基準時間をタイマー回路41,40に設定して速度照査を
行なうようにしている。
前記例車の種別の判別に際しては、ほかに列車を車上
子を通して地上に向け常時発振される周波数のほかに重
畳周波数を有する高減速性能車と、常時発振周波数のみ
で重畳周波数を有しない低減速性能車とに分け、速度制
限警報装置の受信器が、車上子を通して地上に向け送信
される重畳周波数を検知用地上子で受信することにより
その周波数の有無から列車の種別を判別するようにして
もよい。
実施例 第1〜3図はこの発明の一実施例を示す。第2図はそ
の速度制限警報装置の受信器23のブロック図を示し、従
来のループコイル6に相当する列車検知用地上子26が速
度照査用地上子25と一定の照査区間lを隔てて配置され
ている。
検知用地上子26に列車TRが接近して車上子が電磁結合
すると、受信器23に車上の受信器からの周波数(列車が
高減速性能車の場合には94KHz、低減速性能車の場合に
は105KHz)が供給され、高減速性能車の周波数94KHzの
みを濾波する帯域濾波器31か、低減速性能車の周波数10
5KHzのみを濾波する帯域濾波器32を通る。
33,34は帯域濾波器31用の増幅回路と整流回路で、周
波数94KHzがここを通ると主リレーHMR35が動作する。3
6,37は帯域濾波器32用の増幅回路と整流回路で、周波数
105KHzがここを通ると主リレーLMR38が動作する。
40,41は照査時間発生回路としてのタイマー回路で、
主リレーHMR35または主リレーLMR38の打上により動作を
開始(不動作)する。タイマー回路40は照査速度設定値
(例えば45km/h)をオーバーした値のうち非常ブレーキ
のオーバー値範囲以下の速度で照査区間lを通過する時
間で動作するようになっており、タイマー回路41は警報
ベルのオーバー値範囲以下の速度で照査区間lを通過す
る時間で動作するようになっている。
リレーTUR43はタイマー回路40がタイムアップ(動
作)すると扛上し、またリレーTDR44はタイマー回路41
がタイムアップ(動作)すると扛上する。46はリレーRS
R、47はリレーUTMR、48はリレーDTMR、50はリレーQCRを
示す。
一方、速度照査用地上子25にはリレーUTMR47、DTMR48
のそれぞれ扛上接点がコンデンサ51,52とともに設けら
れ、リレーUTMR47が扛上すると、コンデンサ51を通じて
速度照査用地上子25の周波数が130KHzから123KHzに変え
られ、さらにリレーDTMR48が扛上すると、コンデンサ52
を通じて速度照査用地上子25の周波数が123KHzから103K
Hzに変えられるようになっている。
この実施例において、速度照査不用時のリレーQCR50
の動作状態、すなわち扛上状態においては、リレーUTMR
47およびリレーDTMR48が扛上状態にあり、速度照査用地
上子25は103KHzの共振周波数になっている。そのため、
車上装置は何の警報を受けることなく通過する。
しかし、速度照査が必要な場合にはリレーQCR50が落
下し、これにより速度照査用地上子25は列車通過時、タ
イマー回路40,41の動作迄の時間との関係により130KHz
から123KHzまたは103KHzの共振周波数に変えられる。そ
して、列車TRが照査区間lを通過する時間との関係で、
車上子が速度照査用地上子と電磁結合した時、123KHzで
は非常ブレーキが作用し、130KHzでは警報ベルが鳴るこ
ととなるが、その詳細な動作内容は第3図のタイムチャ
ートに示す通りである。
すなわち、前記リレーQCR50の落下後に第3図のよう
に高減速性能車(SE−H車)が非常ブレーキのオーバー
値範囲の速度で検知用地上子26を通過すると、この高減
速性能車の周波数94KHzのみを濾波する帯域濾波器31を
通じてリレーHMR35が扛上し、この扛上状態が自己保持
される。リレーHMR35の扛上接点によりタイマー回路40,
41が動作を開始(不動作)するとともに、リレーUTMR47
が扛上する。これにより速度照査用地上子25は周波数が
130KHzから123KHzの共振周波数に変わって通過する列車
TRに非常ブレーキを作用させる状態となる。
そして、タイマー回路40がタイムアップ(動作)する
と、リレーTUR43が扛上することによりリレーUTMR47が
落下し、速度照査用地上子25は周波数が123KHzから130K
Hzの共振周波数に変わって通過する列車TRに警報ベルを
鳴動させる状態となる。
次に、タイマー回路41がタイムアップ(動作)する
と、リレーTDR44が扛上することによりリレーDTMR48と
リレーUTMR47が扛上し、速度照査用地上子25は周波数が
130KHzから103KHzの共振周波数に変わって通過する列車
TRに何の警報も与えない状態になる。
その後、リレーTUR43の扛上によって復旧を開始し、
所定時間(5秒)が経過することで、緩放リレーRSR46
が落下すると、リレーHMRの自己保持回路が断たれてリ
レーHMR35が落下し、これによりリレーTUR43、TDR44、U
TMR47、DTMR48がそれぞれ落下し、速度照査用地上子25
は周波数が103KHzから130KHzの共振周波数に変わり最初
の状態に戻る。
高減速性能車が警報ベルのオーバー値範囲の速度で検
知用地上子26を通過する場合は、タイマー回路40が動作
し、タイマー回路41が不動作の状態で速度照査用地上子
25上を車上子が通過するので、車上の警報ベルが鳴動す
る。
低減速性能車が検知用地上子26を通過する場合は、こ
の低減速性能車の周波数105KHzのみを濾波する帯域濾波
器32を通じてリレーLMR38が扛上し、この扛上状態が自
己保持されて前記と同様な作動がなされることとなる。
この際、タイマー回路40,41の設定時間が高減速性能車
の前記設定時間より長く設定されるので、車種によって
設定時間が切り替えられて照査速度が変えられる。
第4〜7図は別の実施例を示す。前記実施例では高減
速性能車が94KHz、低減速性能車が105KHzの周波数(常
時発振周波数)を車上子を通して発振し、この異なる周
波数を検知用地上子26で受信することにより列車の種別
を判別するようになっているが、この実施例では高減速
性能車および低減速性能車がともに常時発振周波数105K
Hzを車上子を通して発振するようになっているととも
に、高減速性能車が重畳周波数74.5KHzを同様の車上子
を通して送信するようになっており(低減速性能車はこ
のような重畳周波数を送信しない)、この重畳周波数の
有無を検知用地上子26で受信することにより列車の種別
を判別するようになっている。
そのため、第4図に示すように帯域濾波器31′が高減
速性能車の重畳周波数74.5KHzのみを濾波し、帯域濾波
器32が高減速性能車又は低減速性能車の常時発振周波数
105KHzのみを濾波するようになっている。また、タイマ
ー回路40,41に接続して設けられた導線上にはそれぞれ
リレーHMRの落下地点がリレーLMRの扛点接点と直列に設
けられている。受信器23内において、そのほかの部分の
構成は前記実施例と同様となっているので、同様の部分
には同一の符号を付して説明を省略することとする。
第6図は前記した常時発振周波数105KHzおよび重畳周
波数74.5KHzを送信する車上子61が設けられた車(高減
速性能車)上の受信器62のブロック結線図の一例を示
し、この受信器62は電子回路63および該回路と導線を通
じて接続された各種リレーMR、ECR、ECBR、MPR、UR、AC
Rから構成されている。電子回路63は第7図に詳示する
ように車上子61と接続した主増幅回路65を有し、該主増
幅回路65には常時発振周波数105KHz用の帯域濾波器66、
増幅回路67、整流回路68が直列にリレーMRと接続して設
けられているとともに、周波数123KHz用の帯域濾波器7
0、増幅回路71、整流回路72が直列にリレーECRと接続し
て設けられている。73は重畳周波数74.5KHz用の発振器
であり、増幅回路74を介して主増幅回路65に接続されて
いる。尚、当然のことながら低減速性能車の受信器には
このような発振器73、増幅回路74が設けられていない。
第6図で75は警報ベルからなる警報器、76は赤、白色灯
からなる表示器、77は確認押ボタン、78は復帰スイッ
チ、79は自動ブレーキで、これらは図示しない接続箱を
介して受信器62と導線で接続され、受信器62からの指令
で動作されるようになっている。
この実施例の動作内容は第5図のタイムチャートに示
す通りであり、第3図のタイムチャートとの対比から明
らかなように高減速性能車(SE−H車)又は低減速性能
車のいずれの場合においても常時発振周波数105KHzのみ
を濾波する帯域濾波器32を通じてリレーLMR38が扛上
し、この扛上状態が自己保持される点以外は前記実施例
と同様となっている。
発明の効果 この発明は前記のような構成からなり、列車が照査速
度設定値をオーバーする高速で速度照査用地上子を通過
するとき、即、自動的に非常ブレーキをかけ、列車の速
度を制限速度以下に落とすことができるので、保安度が
従来に比べ著しく向上するとともに、速度照査する位置
を分岐器など速度制限している場所に近づけることがで
きる。しかも、これを地上の受信器に設けたタイマー回
路と、これらタイマー回路と関連付けて接続された各種
のリレー回路で達成でき、構成も簡素となる。また速度
照査箇所での警報並びに確認扱いの手動操作を大巾に減
少させることが可能となる等の優れた効果がある。
請求項2又は3の場合には高減速性能車と低減速性能
車を判別することによって警報並びに確認扱いの手動操
作が照査速度上の広い範囲にわたるのをさけることがで
き、きめ細かい対策を講ずることができる優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概要図、第2図は同
上の速度制限警報装置のブロック図、第3図は同上の作
用を説明するためのタイムチャート、第4図は別の実施
例を示す速度制限警報装置のブロック図、第5図は同上
の作用を説明するためのタイムチャート、第6図は車上
の受信器のブロック図、第7図はその電子回路部の拡大
詳細図、第8図は従来例を示す概要図、第9図はその速
度制限警報装置のブロック図である。 2……分岐器、25……速度照査用地上子、26……列車検
知用地上子、40,41……タイマー回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道における速度制限の場所より非常ブレ
    ーキによる減速距離に、さらに列車の速度が速度照査地
    点の照査速度以上であるため警報を受けたことを確認す
    る確認扱いの手動操作のために予め設定された設定時間
    内に走行する距離を加えた位置に、速度制限警報を発す
    る速度制限警報装置が設置され、この速度制限警報装置
    は所定間隔をおいて配置された列車検知用地上子と速度
    照査用地上子、および前記両地上子を接続する受信器を
    具えた自動列車停止装置の速度制限警報装置において、 列車検知用地上子(26)と受信器(23)で車上子から発
    せられる周波数を受信することにより動作する主リレー
    HMR,LMRと、この主リレーHMRまたは主リレーLMRの扛上
    により動作を開始するタイマー回路(40,41)と、この
    タイマー回路(40)の不動作かタイマー回路(41)の動
    作により扛上するリレーUTMR及びタイマー回路(41)の
    動作により扛上するリレーDTMRとを受信器(23)に設
    け、 車上子から発せられる周波数を受信してからタイマー回
    路(40)が動作するまでの間、リレーUTMRを扛上させ
    て、速度照査用地上子(25)の周波数を車上の非常ブレ
    ーキを動作させる第2周波数とし、次にタイマー回路
    (40)が動作することによりリレーUTMRを落下させて、
    速度照査用地上子(25)の周波数を車上の非常ブレーキ
    を動作させる第2周波数から車上の警報ベルを動作させ
    る第1周波数に変え、さらにタイマー回路(41)の動作
    によりリレーDTMRとリレーUTMRの各々を扛上させて、速
    度照査用地上子(25)の周波数を車上装置には何の影響
    も与えない周波数に変えられるようになっていることを
    特徴とする自動列車停止装置における速度制限警報装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動列車停止装置の速度制
    限警報装置において、 前記列車がそれぞれ車上子の発振周波数が異なる高減速
    性能車と低減速性能車からなり、前記速度制限警報装置
    の受信器(23)が、車上子から発せられる周波数を検知
    用地上子(26)で受信することにより列車の種別を判別
    し、高減速性能車の場合には高減速性能車の警報ベルと
    非常ブレーキの照査速度に対する照査基準時間をタイマ
    ー回路(40,41)に設定して速度照査を行ない、低減速
    性能車の場合には低減速性能車の警報ベルと非常ブレー
    キの照査速度に対する照査基準時間をタイマー回路(4
    0,41)に設定して速度照査を行なうようになっているこ
    とを特徴とする自動列車停止装置における速度制限警報
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動列車停止装置の速度制
    限警報装置において、 前記列車が車上子を通して地上に向けて常時発振される
    周波数のほかに重畳周波数を有する高減速性能車と、常
    時発振周波数のみで重畳周波数を有しない低減速性能車
    とからなり、前記速度制限警報装置の受信器(23)が、
    車上子を通して地上に向け送信される重畳周波数を検知
    用地上子(26)で受信することによりその周波数の有無
    から列車の種別を判別し、高減速性能車の場合には高減
    速性能車の警報ベルと非常ブレーキの照査速度に対する
    照査基準時間をタイマー回路(40,41)に設定して速度
    照査を行ない、低減速性能車の場合には低減速性能車の
    警報ベルと非常ブレーキの照査速度に対する照査基準時
    間をタイマー回路(40,41)に設定して速度照査を行な
    うようになっていることを特徴とする自動列車停止装置
    における速度制限警報装置。
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