JP2886492B2 - パ フ - Google Patents

パ フ

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JP2886492B2
JP2886492B2 JP29982395A JP29982395A JP2886492B2 JP 2886492 B2 JP2886492 B2 JP 2886492B2 JP 29982395 A JP29982395 A JP 29982395A JP 29982395 A JP29982395 A JP 29982395A JP 2886492 B2 JP2886492 B2 JP 2886492B2
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cloth
soap
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔や体を洗うため
のパフに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧ののりをよくするために化
粧の前に、或いは、化粧を落とすために帰宅後や就寝前
に、洗顔が行なわれる。この洗顔の際には、石けんや洗
顔フォームを手の平にとり、手の平で顔を擦ることによ
り汚れを落としている。
【0003】しかしながら、手の平で直接顔の皮膚を擦
る場合には、皮膚に付着した汚れを十分除去することが
できず、また、手の平が直接接触しない凹部の汚れは取
れにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、石けんや洗
顔フォームを一旦、布製のパフに塗りつけ、このパフを
使用して洗顔することも行なわれている。この場合に
は、布の糸の織目の凹凸及布の繊維自体の不規則性によ
り、皮膚との接触面積が増加し、また、皮膚の凹部も擦
られるので、皮膚に付着した汚れを比較的良好に除去す
ることができる。
【0005】しかしながら、この場合には、皮膚が過度
に擦られることになり、かえって肌が荒れたり、肌が弱
い人は使用できないという問題がある。
【0006】また、このパフの使用に際しては、石けん
の表面を濡らしてゼリー状にし、このゼリー状となった
石けんをパフに塗りつけるという手間を要する。また、
洗顔フォームを使用する場合には、別途洗顔フォームを
購入しなければならない。
【0007】また、パフの上に、分包された、或いは、
別容器の洗顔パウダーを振りかけて使用することもあっ
たが、この場合には、洗顔パウダーがこぼれたり、必要
以上の量となりことがあり、不経済であるだけでなく、
使い勝手が悪いという不都合があった。
【0008】なお、特開平6−237874号公報に
は、洗顔用パフを、多孔性で弾性を有する芯材と、この
芯材を被包するループパイル加工生地からなる布体とか
ら構成することが記載されているが、必ずしも肌に対し
て最適では無く、又、別途石けんや洗顔フォームを用意
する必要があるという問題は残る。
【0009】また、実開平7−20976号公報には、
パフの布袋として絹糸を使用することが記載されている
が、同公報に記載のパフにおいても、別途石けんや洗顔
フォームを用意する必要があるという問題が残る。
【0010】そこで本発明は、肌になじみがよく、しか
も容易且つ確実に皮膚の汚れを除去することができるパ
フを提供することを課題とする。
【0011】本発明のフは、絹生地の布袋と、この布
袋の中に収容された洗剤とからなり、洗剤が、石けん素
タルクパパイヤ酵素脱脂粉乳を含有すること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】布袋は、たとえば洗顔用のパフで
ある場合には、約5cm×約5cmの矩形の絹布の3辺
を縫って1辺が開口した袋状とし、開口側から約30g
の洗顔剤を充てんし、開口側の絹布を、たとえばひね
って、或いは、糸でくくって綴じて、洗顔剤が外にこぼ
れないようにする。また、ボディ用のパフである場合に
は、たとえば、約5cm×約50cmの長手状の布袋と
して、その大きさに応じた量の洗剤を充填する。また、
必要に応じて、布袋を長手方向に複数の部分に区画して
洗剤が偏らないようにすることができる。なお、布袋の
大きさは、必要に応じて適宜選択することができる。
【0013】洗顔剤の成分は重量比で、石けん素地約7
0%、タルク約10%、パパイヤ酵素0.04%、脱脂
粉乳0.01%等である。
【0014】石けん素地は、肌の汚れや余分な脂肪等を
取る機能を果たす。タルクは、天然のケイ酸マグネシウ
ムであり、肌に対して滑らかな感触を有する。パパイヤ
酵素は、パパイヤの果実の乳汁から得られるタンパク酵
素であり、老角質をピーリングする作用を有する。脱脂
粉乳は、肌の潤いを保つという保湿作用を有する。
【0015】なお、上記洗顔剤の成分の比率は上記数値
に限定されるものではないが、種々の実験の結果、上記
比率としたときに、肌になじみがよく、しかも容易且つ
確実に皮膚の汚れを除去することができるという効果が
顕著であった。
【0016】
【0017】次に、上述したパフの使用態様について説
明する。
【0018】まず、洗顔剤が収容された布袋を水又はぬ
るま湯で湿らせて、中の粉体がゼリー状になるまで十分
に揉みほぐし、よく泡立てる。次に、布袋に付着した泡
で洗顔し、布袋のまま軽く4〜5回マッサージした後、
水又はぬるま湯で泡をきれいに洗い流す。使用後は、布
袋を軽く濯いでソープケース等に保管する。
【0019】
【発明の効果】肌に直接接触する布袋が、肌に対する親
和性及び密着性が優れている動物性の繊維である絹生地
から構成されているので、肌になじみがよく、肌を荒ら
すことがない。また、絹生地の細かな凹凸が皮膚に接触
するので、毛穴等の落ちにくい汚れも確実に落とすこと
ができる。また、布袋の中に洗剤が収容されているの
で、布袋を湿すだけで使用することができ、非常に使い
勝手がよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 7/02 A45D 44/00 A47K 7/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絹生地の布袋と、この布袋の中に収容さ
    れた洗剤とからなり、前記洗剤が、石けん素地タルク
    パパイヤ酵素脱脂粉乳を含有するパフ。
  2. 【請求項2】 布袋を複数の部分に区画した請求項1に
    記載のパフ。
JP29982395A 1995-11-17 1995-11-17 パ フ Expired - Fee Related JP2886492B2 (ja)

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