JP2882923B2 - スタッカークレーンのフォーク装置 - Google Patents

スタッカークレーンのフォーク装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立体自動倉庫に設置され
るスタッカークレーンに関し、主にロール状の荷物を入
出庫するスタッカークレーンのフォーク装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に立体自動倉庫内には、スタッカー
クレーンの走行レーンの両側に、種々の荷物を収納する
棚(ラック)が縦列多段に配設されている。各々棚に
は、パレットに載置した荷物が収納されている。これら
の棚の荷物を例えば搬出する場合は、上記走行レーンに
設置したスタッカークレーンを走行させると共に、キャ
リッジを昇降させて所望の棚位置に昇降キャリッジを停
止させ、キャリッジに搭載したフォーク装置を作動させ
てフォークをパレットの下方に伸長させる。そして昇降
キャリッジを少し上昇させて伸長したフォークによって
棚内の荷物をパレットと共に掬い上げ、再びフォーク装
置を作動させてフォークを収縮させ、棚内の荷物をパレ
ットと共に昇降キャリッジ内に収納し、昇降装置によっ
昇降キャリッジを降下させると共にスタッカークレー
ンを走行させて荷物の搬出を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、立体自動倉
庫に入出庫される荷物がロール状の場合は、ロール状の
荷物の孔径の大きさや、種々大きさのロール状荷物の孔
位置等により、従来のフォーク装置ではスムーズに入出
庫することができず、何らかの新しい構成のフォーク装
置が望まれていた。また、従来のフォーク装置を搭載し
たスタッカークレーンでは、昇降キャリッジの横幅寸法
が広くなり、立体自動倉庫内におけるレーン幅を自ずと
広くしなければならなかった。
【0004】また、上記のようなロール状の荷物を、パ
レットに載置し止め具等で固定して立体自動倉庫に収納
(または搬出)するとしても、パレットの厚さやフォー
ク挿入しろ等の関係から棚段ピッチを広く構成しなけれ
ばならず、立体自動倉庫における所定空間の利用率が低
くなるといった問題があった。また、ハンドリング時に
はパレットに荷物を載せ替える手間がかかってハンドリ
ングタイムが長くなり、作業コストを上げる要因になっ
ていた。
【0005】本発明は上記のような点に鑑みて開発され
たものであり、その目的とする処は、パレットを使用す
ることなく立体自動倉庫内の棚(ラック)へのロール状
荷物の搬入・搬出をスムーズに行えるようにすると共
に、スタッカークレーンの設置レーンの幅寸法をより狭
くでき、収納量を減らすことなく立体自動倉庫の設置ス
ペースをよりコンパクトにすることができるスタッカー
クレーンのフォーク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、走行装置によって前後方向に走行でき、
且つフォーク装置を搭載したキャリッジを昇降装置によ
って昇降でき、且つ立体自動倉庫内の所望の棚内に荷物
をフォーク装置によって搬入でき、また棚内から荷物を
フォーク装置によって搬出できるようにしたスタッカー
クレーンにおいて、 上記のキャリッジの下部に旋回手段
を設けると共に、この旋回手段の上に旋回枠体を設け、
且つこの旋回枠体内の対峙する上下位置にラックを設
け、更にこの旋回枠体内に、上下の各ラックの両側にそ
れぞれ歯合し且つ駆動手段によって同期回動する複数の
ピニオンギャーを本体部の上下に設けると共にこの本体
部から水平方向にフォーク部を突出して成るラムフォー
クを設け、 上記の駆動手段の駆動により、上下の各ラッ
クに歯合するピニオンギャーの同期回動によってラムフ
ォークが、上下のピニオンギャーを介して上下のラック
に支持されて旋回枠体内を上下の各ラックに沿って移動
でき、且つ旋回手段によってラムフォークを旋回枠体と
共にキャリッジ内で旋回できるようにしたことを特徴と
する構成である。
【0007】
【作用】上記構成により、このスタッカークレーンを立
体自動倉庫内の所定のレーンに設置して使用する場合、
先ず走行装置によってスタッカークレーンを走行させる
と共に昇降装置によってキャリッジを上昇(または下
降)させ、所望の棚位置にキャリッジが位置するように
して走行・昇降を停止する。そしてラムフォークの駆動
手段によってこのラムフォークに設けた複数のピニオン
ギャーを同期回動させ、旋回枠体の上下に設けたラック
に歯合しながら回動していくことによって、ラムフォー
クは旋回枠体内を搬出する荷物を収納した棚側に移動
(前進)していく。このラムフォークのフォーク部が、
棚に載置されているロール状荷物の中央孔に挿入し、所
定位置に達した時にラムフォークの移動を停止させる。
次に昇降装置を作動させてキャリッジを少し上昇させて
停止し、棚のロール状の荷物をラムフォークのフォーク
部によって引っ掛けた状態で持ち上げる。そして再びラ
ムフォークの駆動手段によってラムフォークを旋回枠体
内に移動(後進)させ、ラムフォークと共にロール状の
荷物を旋回枠体内に収納する。
【0008】 上記のようにしてキャリッジに収納したロ
ール状の荷物を立体自動倉庫から搬出する場合は、スタ
ッカークレーンの走行装置と昇降装置を作動させ、スタ
ッカークレーンをホームポジションまで走行させると共
にラムフォークと共にロール状の荷物を搭載した昇降キ
ャリッジをスタッカークレーンの下段まで降下させる。
ホームポジションで再び前記したようにラムフォーク
を、ホームポジションに隣接するように配置した入出庫
台車または入出庫台側に移動(前進)させ、所定位置で
キャリッジを降下させて上記入出庫台車(または入出庫
台)にロール状の荷物を載置する。その後は空のラムフ
ォークを移動(後進)させてキャリッジ内の旋回枠体内
に収納し、次の入搬出指令があるまでスタッカークレー
ンをホームポジションで待機させる。
【0009】 また、スタッカークレーン走行レーンを挟
んで一方の棚側を向いているラムフォークのフォーク部
を、対峙する他方の棚側に向けて荷物の入出庫を行う場
合は、旋回手段によって旋回枠体を180°旋回させ、
ラムフォークのフォーク部の先端が他方の棚側に向け
る。このようにした後に、前記したようにラムフォーク
を駆動手段によってこの棚側に移動(前進)させる。そ
して、ラムフォークのフォーク部が棚の所定位置に達し
た時にラムフォークの移動を停止させる。次に昇降装置
を作動させて昇降キャリッジを上昇させ停止させて棚の
ロール状の荷物をフォーク部で掬い上げ、再びラムフォ
ークを移動(後退)させて旋回枠体内に収納する。この
ように旋回手段によって旋回枠体を回動させることによ
り、ラムフォークの向きをキャリッジ内で任意に変える
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。1は本発明に係る一実施例のスタッカーク
レーンであって、走行装置2を設けた下部サドル3と、
この下部サドル3の前後近傍に立設したポスト4a,4
bと、このポスト4a,4bの上部に設けた上部サドル
5と、フォーク装置6を搭載したキャリッジ7と、こ
ャリッジ7を昇降させる昇降装置8と、制御・動力盤
9、その他の付属部品によって構成されている。このス
タッカークレーン1は立体自動倉庫A内に縦列多段に配
設した棚群Bと棚群Bとの間に設置される。
【0011】 上記棚群Bと棚群Bとの間のスタッカーク
レーン走行レーンCには、縦列方向の上下位置に対峙す
るようにして上部レール10aと下部レール10bが設
けられている。この上部レール10aには、上記スタッ
カークレーン1の下部サドル3に回動自在に枢着した車
輪11a、11bと、4個の下部ガイドローラ12とが
回動自在に係合している。上記一方の車輪11bは、走
行モータ13、減速機14等からなる走行装置2に連結
され、この走行装置2の駆動により車輪11a、11b
を介して下部レール10b上を走行するようにしてあ
る。
【0012】 また、上部上部サドル5には、上部レール
10aを挟むようにして4個の上部ガイドローラ15が
回動自在に枢着してあり、この4個の上部ガイドローラ
15によってスタッカークレーン1の上部は上部レール
10aに支持されている。しかして、ポスト4aとポス
ト4bとの間には前記したキャリッジ7が配設され、ワ
イヤーロープ16を介して昇降装置8に吊設されてい
る。昇降装置8は、一方のポスト4a側に設けた昇降モ
ータ17と昇降ドラム18と減速機19とによって構成
され、上記ワイヤーロープ16は昇降ドラム18に巻き
取り、巻き戻しされてキャリッジ7を昇降させる。
【0013】のキャリッジ7には、本発明の要部であ
るフォーク装置6及び旋回手段が設けてある。具体的に
説明すると、キャリッジ7内の下部には旋回手段が設け
てあり、この旋回手段は、キャリッジ7内の下部に旋回
ベアリング20を載設し、この旋回ベアリング20の回
動自在な内環部21に螺刻した歯22に旋回駆動モー
タ23の回転軸24に設けた小歯車25を歯合させ
旋回駆動モータ23の駆動によって小歯車25を介し
て内環部21を回動するようにした構成である
【0014】 しかして、上記内環部21と一体的に回動
するようにして旋回枠体26が旋回ベアリング20上に
載設されている。旋回枠体26は、図示のような形状
あって、中央部の対峙する上下位置にラック27a,2
7b設けてある。この上下のラック27a,27bに
は横T字状のラムフォーク28が水平移動可能なように
設けてある。
【0015】 すなわち、ラムフォーク28は、フォーク
部28aを一水平方向に突設した本体部28bとの下部
に、4個の小車輪31が旋回枠体26の下部内面を転動
するようにして設けてある。またラムフォーク28の背
面部28cには、上記ラック27a,27bの幅よりも
やや広い間隔を以て2本の回動軸29a、29bが垂直
方向に枢支されている。この両回動軸29a、29bの
上下端近傍には、各々ラック27a,27bに歯合する
ピニオンギャー30が嵌着してある。
【0016】 更にこの両回動軸29a、29bの上下最
端にはサイドローラ32a、32bが回動可能に嵌着し
てあり、ラムフォーク28の上下に設けた他のサイドロ
ーラ33と共に、ラムフォーク28の移動時に各々ラッ
ク27a,27bの両側面を転動する。ラムフォーク2
8は上記した4つのピニオンギャー30と小車輪31、
8つのサイドローラ32a、32b、33によって旋回
枠体26内に水平移動可能なように支持されている。
【0017】 更に上記両回動軸29a、29bには、そ
れぞれ歯合する歯車34a、34bが嵌着してあり、一
方の回動軸29aに嵌着した歯車34aは、ラムフォー
ク28の背面部28に付設したフォークモータ35の
回動軸36に嵌着した歯車37と歯合している。そして
フォークモータ35が駆動することによって、両回動軸
29a、29bは、歯車37を介して歯車34aと歯車
34bとによって同期回動するようにしてある。
【0018】 次に上述のような構成のフォーク装置6を
有するスタッカークレーン1を立体自動倉庫に設置し、
このスタッカークレーン1によって所望の棚bに収納さ
れているロール状の荷物を搬出する場合について説明す
る。先ずスタッカークレーン1が停止しているホームポ
ジションまたはレーンの任意の位置からスタッカークレ
ーン1を制御信号により、走行装置2を作動させて所望
方向に走行させると共に、昇降装置8によってキャリッ
ジ7を上昇(または下降)させ、縦列多段に配設された
棚群Bの所望の棚bの所定位置にキャリッジ7を停止さ
せる。
【0019】 次にラムフォーク28のフォークモータ3
5を駆動させ、歯車37、歯車34a、歯車34bを介
して両回動軸29a、29bを同期回動させる。この両
回動軸29a、29bの回動によって、両回動軸29
a、29bの上下端近傍に嵌着した各ピニオンギャー3
0は、旋回枠体26内の上下に設けたラック27a、2
7bにら順次歯合していく。このことによってラムフォ
ーク28は、旋回枠体26内を移動し、所望の棚b側に
フォーク部28aを移動(前進)させる。そしてこのフ
ォーク部28aが棚b内に収納されているロール状荷物
の中央の孔内に挿入していき、フォーク部28aが所定
の位置にきたときにラムフォーク28の移動(前進)を
停止する。
【0020】 次に昇降装置8を作動させてキャリッジ7
を少し上昇させて停止し、棚bのロール状荷物をフォー
ク部28aで引っ掛けるようにして持ち上げる。そして
再びラムフォーク28のフォークモータ35を逆駆動さ
せて二本の回動軸29a、29bを同期逆回動させ、フ
ォーク部28aにロール状の荷物を搭載した状態でラム
フォーク28を移動(後進)させ、ラムフォーク28と
共にロール状荷物を旋回枠体26内に収納する。
【0021】 このようにしてキャリッジ7の旋回枠体2
6内に収納したロール状の荷物を倉庫から搬出する。す
なわち、スタッカークレーン1の走行装置2と昇降装置
8を作動させ、スタッカークレーン1をホームポジショ
ンまで走行させると共に、ロール状の荷物を搭載したキ
ャリッジ7をスタッカークレーン1の下段まで降下させ
る。ホームポジションで再び前記したようにラムフォー
ク28を、搬出台車(図示省略)または搬出台側に移動
(前進)させ、所定位置でキャリッジ7を降下させて上
記入搬出台車または入搬出台にロール状の荷物を載置す
る。その後は空のラムフォーク28を移動(後進)させ
てキャリッジ7内の旋回枠体26内に収納し、次の入搬
出指令があるまでスタッカークレーン1をホームポジシ
ョンで待機させる。
【0022】 また、上記スタッカークレーン1を設置し
たレーンを間にして、片側の棚bに収納されているロー
ル状の荷物を、スタッカークレーン1を介して例えば対
峙する他方の棚bに収納する場合、先ず前記同様にして
一方の棚bに収納されているロール状の荷物を、ラムフ
ォーク28によってキャリッジ7の旋回枠体26内に収
納する。
【0023】 次に旋回駆動モータ23を駆動させ、小歯
車25を介して旋回ベアリング20の内環部21を回動
させて、この内環部21と一体的に回動する旋回枠体2
6を180°旋回させる。このことにより、キャリッジ
7内でラムフォーク28の向きも旋回枠体26と共に1
80°旋回し、ラムフォーク28のフォーク部28aの
先端は他方の棚b方向を向く。
【0024】 このようにした後に、再びラムフォーク2
8の前記駆動手段によって二本の回動軸29a、29b
を同期回動させ、各ピニオンギャー30の回動によるラ
ック27a、27bとの歯合移動によって、ラムフォー
ク28は搭載したロール状の荷物と共に棚b側に移動
(前進)していく。そしてラムフォーク28のフォーク
部28aがこの棚bの所定位置に達した時にラムフォー
ク28の移動(前進)を停止させる。次に昇降装置8を
作動させてキャリッジ7を少し下降させて停止し、この
棚bにロール状の荷物を載置し、再びラムフォーク28
を移動(後退)させてキャリッジ7の旋回枠体26内に
収納する。その後は、次の入出庫指令があるまでスタッ
カークレーン1はその位置で待機させる。尚、スタッカ
ークレーン1の走行・昇降、ラムフォーク28の前・後
進、旋回枠体の旋回等の制御は上述の実施例に限らず種
々設計変更自由である。
【0025】
【発明の効果】このように本発明では、スタッカークレ
ーンを走行・昇降させると共に、キャリッジに搭載した
ラムフォークを作動させることによって、立体自動倉庫
の所望の棚へ、或いは所望の棚からロール状の荷物を容
易に且つスムーズに入搬出することができる。また、ラ
ムフォークはキャリッジ内に設けた旋回枠体内を、ラッ
クやピニオンギャー等によって前・後進できるようにし
てあるので、長いフォーク部を必要とすることなく棚か
らロール状の荷物をキャリッジの旋回枠体内に収納する
ことができる。更にキャリッジには旋回手段が設けてあ
り、この旋回手段を作動させることによって、ラムフォ
ークを旋回枠体と共に180°回転させることができる
ので、スタッカークレーン走行レーンを挟んで片側の棚
群の棚から反対側の棚群の棚へ容易にロール状の荷物を
入搬出させることができる。また、本発明に係るフォー
ク装置を有するスタッカークレーンでは、上記したよう
にキャリッジ内を前・後進できるようにラムフォーク
設けてあるので、フォーク部の長さが短くてすみ、スタ
ッカークレーンのキャリッジの横幅寸法を短くすること
ができる。このことはスタッカークレーンの走行レーン
の幅をより狭くでき、立体自動倉庫のスペースをより有
効に利用することができる。更にパレットを使用する必
要がないので、パレットの厚さやフォーク挿入代が不要
となり、荷物の収納量が増えて倉庫内の空間量効率を増
大させることができる。また、ハンドリング時にはパレ
ットに荷物を載せ替える手間が不要となり、ドリングタ
イムの短縮等によりコストダウンを計ることができる。
また、本発明では旋回中心がキャリッジの中央に位置し
ていることにより、ほぼ旋回枠体の重心位置で旋回可能
となり、慣性力による影響を極力抑えることができる。
このことは旋回速度をアップさせ、荷物の入出庫のサイ
クルタイムを縮小させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のスタッカークレーンの
斜視図、
【図2】立体自動倉庫のスタッカークレーン走行レー
ンからみた簡略正面図、
【図3】本発明に係るフォーク装置の要部横断面説明
図、
【図4】本発明に係るフォーク装置の要部縦断面説明
図、
【図5】図4の側面図
【図6】図5の側面図
【符号の説明】
1・・・スタッカークレーン、 2・・・走行装置、 6・・・フォーク装置、 7・・・キャリッジ、 8・・・昇降装置、 20・・・旋回ベアリング(旋回手段)21・・・内環部(旋回手段)、 22・・・歯(旋回手段)、 23・・・旋回駆動モータ(旋回手段)、 24・・・回転軸(旋回手段)、 25・・・小歯車(旋回手段)、 26・・・旋回枠体、 27a・・・ラック、 27b・・・ラック、 28・・・ラムフォーク、28a・・フォーク部、 28b・・本体部、 30・・・ピニオンギャー、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 俊治 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 前田 昭哉 大阪市西淀川区姫島3丁目5番26号 奥 村機械製作株式会社内 (72)発明者 村上 克明 大阪市西淀川区姫島3丁目5番26号 奥 村機械製作株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−110405(JP,A) 特開 平4−333403(JP,A) 実開 昭61−41111(JP,U) 実開 平4−121907(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 B66F 9/07,9/14,9/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置によって前後方向に走行でき、
    且つフォーク装置を搭載したキャリッジを昇降装置によ
    って昇降でき、且つ立体自動倉庫内の所望の棚内に荷物
    をフォーク装置によって搬入でき、また棚内から荷物を
    フォーク装置によって搬出できるようにしたスタッカー
    クレーンにおいて、 上記キャリッジの下部に旋回手段を設けると共に、こ
    の旋回手段の上に旋回枠体を設け、且つこの旋回枠体内
    の対峙する上下位置にラックを設け、更にこの旋回枠体
    内に、上下の各ラックの両側にそれぞれ歯合し且つ駆動
    手段によって同期回動する複数のピニオンギャーを本体
    部の上下に設けると共にこの本体部から水平方向にフォ
    ーク部を突出して成るラムフォークを設け、 上記駆動手段の駆動により、上下の各ラックに歯合す
    るピニオンギャーの同期回動によってラムフォークが
    上下のピニオンギャーを介して上下のラックに支持され
    て旋回枠体内を上下の各ラックに沿って移動でき、且つ
    回手段によってラムフォークを旋回枠体と共にキャリ
    ッジ内で旋回できるようにしたことを特徴とするスタッ
    カークレーンのフォーク装置。
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