JP2880791B2 - 平板屋根材の製造方法 - Google Patents

平板屋根材の製造方法

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賢二 谷村
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、平板屋根材の製造方法に関するものであ
る。さらに詳しくは、この発明は、表面に凹凸模様を有
する平板屋根材に対し、均一に砂を散布することができ
る平板屋根材の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より、住宅等の屋根部の施工には、瓦やセメント
系無機質板等からなる平板屋根材が用いられてきてい
る。
このような平板屋根材を用いて屋根葺きをする場合に
は、たとえば第3図にその斜視図を示したように、軒先
側から平板屋根材(ア)の一部を重ね合わせて屋根斜面
上に配置固定している。
一般に、これらの平板屋根材(ア)の表面には、基材
の保護や外観修飾を目的として、樹脂等による塗装を施
こし、第3図に例示したような、屋根葺き施工の場合に
は、この平板屋根材(ア)の表面は、曝露部(イ)と非
曝露部(ウ)とに区分している。このため、第3図にも
示したように、塗料の使用量の低減や取扱い等を考慮し
て、曝露部(イ)にのみ塗装を施した平板屋根材(ア)
が普及しつつある。
第4図は、このような平板屋根材(ア)の曝露部
(イ)にのみ塗料を塗布する方法を例示した斜視図であ
る。2枚の平板屋根材(ア)に分割する基板を図中矢印
方向に移行させ、その上方に配置したフローコーター
(エ)により塗料(オ)の滴下し、平板屋根材(ア)の
曝露部(イ)のみが塗装されるようにしている。
また、一般にこのような平板屋根材(ア)の表面には
すべり止め用の砂を散布することが広く行なわれてお
り、たとえば第5図に例示したように、塗料(オ)を塗
布した直後の平板屋根材(ア)の表面に、傾斜シュート
板(キ)によって図中破線矢印(A)で示した平板屋根
材(ア)の進行方向に対向する方向に砂(ク)を散布す
る方法が採用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この第5図に例示したような従来の砂
散布方法の場合には、たとえば第6図に示したような表
面に凹凸面(キ)を有する平板屋根材(ケ)に対してこ
の方法を適用しようとすると、第7図に示したように、
散布した砂(ク)が凸部(コ)の進行方向前方にのみ集
中してしまい、均一な砂(ク)の散布が不可能であっ
た。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の平板屋根材に対する砂散布方法の欠点を
解消し、その凹凸面上に均一に砂を散布することのでき
る改良された平板屋根材の製造方法を提供することを目
的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するものとして、表面
凹凸面に直交する方向に40〜60m/分の一定速度で移動す
る平板屋根材に対してベース塗装を施した後に、平板屋
根材の表面凸部の頂点から30〜80mm上方に配置した傾斜
角度15〜40゜の傾斜シュート板により平板屋根材の移動
方向と同方向へ砂を300〜1000g/分の散布量で散布する
ことを特徴とする平板屋根材の製造方法を提供する。
(作 用) この発明の平板屋根材の塗装方法においては、表面凹
凸面に直交する方向に40〜60m/分の一定速度で移動する
平板屋根材に対して、平板屋根材の表面凸部の頂点から
30〜80mm上方に配置した傾斜角度15〜40゜の傾斜シュー
ト板により平板屋根材の移動方向と同方向へ砂を300〜1
000g/分の散布量で散布するため、砂は凹凸面上に均一
に散布される。このため平板屋根材の品質とその仕上が
り外観は良好となる。
(実施例) 以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この発明
についてさらに詳しく説明する。
第1図は、この発明の平板屋根材の塗装方法の一実施
例を示した要部側断面図である。
たとえばこの第1図にも示したように、この発明の塗
装方法においては、平板屋根材(1)を図中矢印方向へ
一定速度で進行させ、その上方に設置した傾斜角度
(θ)を有する傾斜シュート板(2)を介して、平板屋
根材(1)の進行方向と同一方向、すなわち図中破線矢
印(A)に示した方向に砂(3)を散布する。
この場合に、シュート板(2)の設置位置はその先端
部が平板屋根材(1)表面の凸部(4)の頂点から30〜
80mm上方とする。
また砂(3)の散布角度、すなわちシュート板(2)
の傾斜角度(θ)は、15〜40゜の範囲内とする。さら
に、砂(3)の散布量は、300〜1000g/分程度とし、平
板屋根材(1)の進行速度は40〜60m/分のの範囲内に設
定する。
なお、このような砂(3)の散布は、平板屋根材
(1)の表面にベース塗料(5)を塗布した直後、より
好ましくは、ベース塗料(5)が乾燥硬化する以前に行
う。
このように、砂(3)の散布方向(A)と、平板屋根
材(1)の進行方向とを同一とし、またシュート板
(2)の設置位置やその傾斜角度(θ)、さらには砂
(3)の散布量や平板屋根材(1)の進行速度を上記範
囲内に設定することにより、平板屋根材(1)の表面の
凹凸面上に均一に砂(3)を散布することがきる。
第2図は、この発明の塗装方法を用いた平板屋根材の
製造工程の一例を示した斜視図である。この例では、2
枚の平板屋根材(1)に分割する基板にベース塗装を施
した後に、曝露部(6)にのみ砂(3)を散布してい
る。
このように、この発明の方法は、表面に凹凸模様を有
する平板屋根材(1)をその凹凸面に対して直交方向に
進行させ、砂(3)を均一に凹凸面上に散布することが
できるため、たとえば曝露部(6)のような特定の領域
にのみ砂を散布することが容易となる。ベース塗料
(5)の塗布と砂(3)の部分散布とを連続工程で行な
うこともできる。
もちろんこの発明は以上の例によって限定されるもの
ではなく、平板屋根材の形状や大きさ、部分塗装の手段
等の細部については、様々な態様が可能であることは言
うまでもない。また、散布する砂も、天然、人工、ある
いは硬質樹脂粒等の任意のものとすることができる。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明によって、表面に
凹凸模様を有する平板屋根材に対しても均一に砂を散布
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の平板屋根材の塗装方法の一実施例
を示した要部側断面図である。 第2図は、この発明の塗装方法を用いた平板屋根材の塗
装工程の一例を示した斜視図である。 第3図は、平板屋根材を用いた一般的な屋根施工例を示
した斜視図である。 第4図は、従来の平板屋根材の部分塗装方法の一例を示
した斜視図である。 第5図は、平板屋根材表面への従来の砂散布方法の一例
を示した要部側断面図である。 第6図は、表面に凹凸模様を有する平板屋根材の一例を
示した斜視図であり、第7図はこのような平板屋根材へ
の従来の砂散布方法を示した要部側断面図である。 1……平板屋根材 2……シュート板 3……砂 4……凸部 5……ベース塗料 6……曝露部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 理 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−133534(JP,A) 特開 昭53−148032(JP,A) 特開 昭55−139878(JP,A) 特開 昭57−140671(JP,A) 特開 昭58−180267(JP,A) 特開 昭50−63104(JP,A) 実開 昭52−93057(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05D 1/00 - 1/42 B05D 5/00,5/02 B05D 7/00 - 7/24 E04D 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面凹凸面に直交する方向に40〜60m/分の
    一定速度で移動する平板屋根材に対してベース塗装を施
    した後に、平板屋根材の表面凸部の頂点から30〜80mm上
    方に配置した傾斜角度15〜40゜の傾斜シュート板により
    平板屋根材の移動方向と同方向へ砂を300〜1000g/分の
    散布量で散布することを特徴とする平板屋根材の製造方
    法。
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