JP2878388B2 - 操作ボタン取付装置 - Google Patents

操作ボタン取付装置

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JP2878388B2 JP2119350A JP11935090A JP2878388B2 JP 2878388 B2 JP2878388 B2 JP 2878388B2 JP 2119350 A JP2119350 A JP 2119350A JP 11935090 A JP11935090 A JP 11935090A JP 2878388 B2 JP2878388 B2 JP 2878388B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、操作ボタンをプリント配線基板と共にキャ
ビネットに固定するボタン取付け装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、ボタン取付け装置は、操作面が機器の前面と直
角でない天面に配置されることが多くなってきている。
傾斜を付けたほうが操作性に優れ、人間工学的に優れて
いるからである。
以下図面を参照しながら従来のボタン取付け装置の一
例について説明する。
第4図は従来のボタン取付け装置の断面図を示すもの
である。
第4図において、2は前キャビネット、3は第1のプ
リント配線基板上に設けられたタクトスイッチ、4は第
1のプリント配線基板、5は人が指で押圧するためのヒ
ンジ式ボタン、7は第2のプリント配線基板、8はリー
ド線、9は前記第1のプリント配線基板4とヒンジ式ボ
タン5のフランジ部5aを固定するための天面キャビネッ
トである。
以上のように構成されたボタン取付け装置について、
以下その動作について説明する。
まず、ヒンジ式ボタンを指で押すと、ヒンジ部5aでた
わみ作用リブ5bが、タクトスイッチを操作する。ON−OF
F信号は、リード線8を介し、第2のプリント配線基板
7へ伝えられる。
前記従来技術のボタン取り付け装置は以下のようにし
て組み立てる。
すなわち、まず後キャビネット1には、第2のプリン
ト配線基板7を、ボス12にビス13によって固定してお
く。次に、タクトスイッチ3を半田付けされたプリント
配線基板4は、一体形ヒンジボタン5に設けられたヒン
ジフランジ部5aと、プリント配線基板の孔を貫通し、ビ
ス6で前キャビネット2と、直角でない天面キャビネッ
ト9に設けられたボス9aに、ねじ込み固定される。この
とき、前記第1のプリント配線基板4と第2のプリント
配線基板7とはリード線8で最初は電気的に接続されて
いない。最後に、前記天面キャビネット9を結線作業が
できる程度に少し持ち上げ、この状態で前記第1のプリ
ント配線基板4と第2のプリント配線基板7とをリード
線8によって電気的に接続する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら前記従来技術のような構成では、タクト
スイッチ操作ブロックが天面キャビネットと一体にな
り、後キャビに固定された、第2のプリント配線基板と
のリード線の接続作業が、組立上、極めて困難であると
いう課題を有していた。すなわち、天面キャビネット9
にプリント配線基板4と、一体形ヒンジボタン5を固定
した後に、前記天面キャビネット9を結線作業ができる
程度に少し持ち上げ、この状態で前記第1のプリント配
線基板4と第2のプリント配線基板7とをリード線8に
よって電気的に接続するので、不安定な作業と狭小なス
ペースのため、結線作業が極めてやりにくいものであっ
た。
本発明は、前記従来技術の課題を解決するため、タク
トスイッチを含む操作基板ブロックを、後キャビネット
に、取付けることにより、天面キャビネットと分離し、
組立作業性を向上させたボタン取付け装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の操作ボタン取付け
装置は、操作ボタン部と、操作者側から見て操作ボタン
部より手前に配置される前キャビネットと、操作者側か
ら見て操作ボタン部より後ろ側に配置される後キャビネ
ットとを含み、第1のプリント配線基板上に配置された
タクトスイッチをボタンの押圧により操作し、第2のプ
リント配線基板に電気信号を送るための操作ボタン取付
け装置であって、後キャビネットから実質的に垂直方向
に前面に向かって前キャビネットまでの間に支持板を張
り出し、前記支持板上の後キャビネット側と前キャビネ
ット側に少なくとも2本の取り付け支柱を設けるととも
に、前記支柱は後キャビネット側が相対的に長くなるよ
うに形成し、前記支柱に前記第1のプリント配線基板
と、操作ボタンを非接点状態に保持するためのフランジ
部を固定したことを特徴とする。
前記操作ボタン取付け装置においては、後キャビネッ
トから実質的に垂直方向に前面に向かってボスを張り出
し、前記ボスの先端に第2のプリント配線基板を固定
し、操作者側から見て第1のプリント配線基板の前面か
ら取り出したリード線を前記第2のプリント配線に電気
的に接続したことが好ましい。
[作用] 前記した本発明の構成によれば、後キャビネットにヒ
ンジボタンのブロックが固定され、結線、及び、線処理
が、天面キャビネットを取付ける前に実施でき、作業性
を大きく改善することができる。
また前記本発明の構成において、第1のプリント配線
基板の前面から取り出したリード線を前記第2のプリン
ト配線に電気的に接続するようにしたので、リード線を
天面キャビネットを取付ける前に整理して配列すること
ができる。
[実施例] 以下本発明の一実施例のボタン取付け装置について図
面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例におけるボタン取付
け装置の主要断面図を示すものである。第2図は第1図
のAの部分の拡大図である。
第1図において1は後キャビネットの背面で、1aはこ
れに実質的に垂直な方向に張り出した支持板、1b,1cは
取り付け支柱(ボス)で、第1のプリント配線基板4を
その軸に対し傾斜して支えるために、傾斜角に等しくカ
ットされている。すなわち、後キャビネット1側のボス
1bの長さが、前キャビネット2側のボス1cの長さより長
く形成されている。そして操作ボタンの傾斜角(水平方
向に対する傾斜の角度)は好ましくは10〜20゜の範囲で
あり、特に好ましくは15゜程度である。
5は一体型のヒンジ式ボタンで、5dのフランジと前記
第1のプリント配線基板4との孔をビス6が貫通し、ボ
ス1bにねじ込まれ、固定される(第2図参照)。ヒンジ
式ボタン5の作用リブ5bと、第1のプリント配線基板4
上に半田固定されたタクトスイッチ3は、小さなすきま
を持って配置される。また、この第1のプリント配線基
板4は、後キャビネット背面に立つボス1cにビス12で固
定された第2のプリント配線基板7と、リード線8で電
気的に接続されている。そして、第1のプリント配線基
板4の前面から取り出したリード線8を、前記第2のプ
リント配線7に電気的に接続するのが好ましい。リード
線が前キャビネット2側にくれば、作業者の手前側にく
ることになり、リード線を整理などしやすいからであ
る。10、11は各々のプリント配線基板上のコネクター部
品である。
以上のように構成されたボタン取付け装置について以
下第1図、第2図、第3図を用いてその動作を説明す
る。
まず、第3図は、実施例の全体破断図を示すものであ
って、組立順序は、まず電子部品の装着された第2のプ
リント配線基板7を後キャビネット1のポス12にビス13
で固定し、次にタクトスイッチ3が装着された第1のプ
リント配線基板4を、ヒンジ式ボタン5と共に、ビス6
で、支持板1aに固定し、結線、線処理をする。この状態
では、天面キャビネット9を取り付けていないので、前
記結線、線処理が自由にできる。
最後に、天面キャビネット9と、前キャビネット2を
取り付け、前後キャビネットをビス固定し完成する。
ボタン操作は、機器の外部に突出したヒンジ式ボタン
の一部を指で押すと、ヒンジ部5aで、たわみ、作用リブ
5bが、タクトスイッチを押し動作される。このON−OFF
信号はリード線8で第2のプリント配線基板に伝えら
れ、機器が動作する。
以上のように、本実施例によれば、ヒンジ式ボタンに
設けたフランジの、ビス座に当接する面をビスの回転軸
と直角にすることにより、ボスや、プリント配線基板に
むりな力を与えずにプリント配線基板を後キャビネット
背面に対し、傾斜角をもって固定することができる。
なお本発明の実施例によれば、前記後キャビネット1
の支持板1aのボス1b、1cにビス6がねじ込まれるとき、
上記フランジのビス座に当接する面が、ビス進入方向と
垂直となるようにし、前記第1のプリント配線基板4を
上記フランジと共に固定することができる(第2図参
照)。
なお、本発明のボタン取り付け装置は、音響機器、ゲ
ーム機、ワープロなどの各種OA機器など多くの分野で利
用できる。また本発明のボタン取り付け装置は、ボタン
は一個でも複数個有するものでも差し支えなく使用でき
る。
以上説明した通り、本発明の実施例によれば、後キャ
ビネット1から実質的に垂直方向に前面に向かって支持
板1aを張り出し、前記支持板1a上の後キャビネット側と
前キャビネット側に少なくとも2本の取り付け支柱1b,1
cを設けるとともに、前記支柱は後キャビネット側支柱1
bが相対的に長くなるように形成し、前記支柱1bに前記
第1のプリント配線基板4とボタンのフランジ部5aを固
定したので、傾斜角を有する天面に数多くのタクトスイ
ッチを配置しても、組立作業性を、阻害することなく実
現できるものである。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明によれば、後キャビネット
から実質的に垂直方向に前面に向かって前キャビネット
までの間に支持板を張り出し、前記支持板上の後キャビ
ネット側と前キャビネット側に少なくとも2本の取り付
け支柱を設けるとともに、前記支柱は後キャビネット側
が相対的に長くなるように形成し、前記支柱に前記第1
のプリント配線基板と、操作ボタンを非接点状態に保持
するためのフランジ部を固定したことにより、後キャビ
ネットにヒンジボタンのブロックが固定され、結線、及
び、線処理が、天面キャビネットを取付ける前に実施で
き、作業性を大きく改善することができるという優れた
効果を達成できる。
また、後キャビネットから実質的に垂直方向に前面に
向かってボスを張り出し、前記ボスの先端に第2のプリ
ント配線基板を固定し、操作者側から見て第1のプリン
ト配線基板の前面から取り出したリード線を前記第2の
プリント配線に電気的に接続したという好ましい例によ
れば、リード線が前方向にくるので、天面キャビネット
を取付ける前に整理して配列することができるという優
れた効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるボタン取付け装置の
主要断面図、第2図は第1図のAの部分拡大図、第3図
は第1図の全体斜視破断図、第4図は従来例の断面図で
ある。 1……後キャビネットの背面、1a……支持板、1b……支
柱(ボス)、1c……支柱(ボス)、2……前キャビネッ
ト、3……タクトスイッチ、4……第1のプリント配線
基板、5……ヒンジ式ボタン、5a……フランジ、6……
ビス、7……第2のプリント配線基板、8……リード
線、9……天面キャビネット、10,11……コネクター部
品、12……ボス、13……ビス。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作ボタン部と、操作者側から見て操作ボ
    タン部より手前に配置される前キャビネットと、操作者
    側から見て操作ボタン部より後ろ側に配置される後キャ
    ビネットとを含み、第1のプリント配線基板上に配置さ
    れたタクトスイッチをボタンの押圧により操作し、第2
    のプリント配線基板に電気信号を送るための操作ボタン
    取付け装置であって、後キャビネットから実質的に垂直
    方向に前面に向かって前キャビネットまでの間に支持板
    を張り出し、前記支持板上の後キャビネット側と前キャ
    ビネット側に少なくとも2本の取り付け支柱を設けると
    ともに、前記支柱は後キャビネット側が相対的に長くな
    るように形成し、前記支柱に前記第1のプリント配線基
    板と、操作ボタンを非接点状態に保持するためのフラン
    ジ部を固定したことを特徴とする操作ボタン取付け装
    置。
  2. 【請求項2】後キャビネットから実質的に垂直方向に前
    面に向かってボスを張り出し、前記ボスの先端に第2の
    プリント配線基板を固定し、操作者側から見て第1のプ
    リント配線基板の前面から取り出したリード線を前記第
    2のプリント配線に電気的に接続した請求項1記載の操
    作ボタン取付け装置。
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