JP2876844B2 - Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路 - Google Patents

Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路

Info

Publication number
JP2876844B2
JP2876844B2 JP3235768A JP23576891A JP2876844B2 JP 2876844 B2 JP2876844 B2 JP 2876844B2 JP 3235768 A JP3235768 A JP 3235768A JP 23576891 A JP23576891 A JP 23576891A JP 2876844 B2 JP2876844 B2 JP 2876844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
voltage
input terminal
input
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3235768A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0552908A (ja
Inventor
優一 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP3235768A priority Critical patent/JP2876844B2/ja
Publication of JPH0552908A publication Critical patent/JPH0552908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2876844B2 publication Critical patent/JP2876844B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICテスタ用ドライ
バの出力電圧を設定電圧と等しくするための出力電圧補
正回路についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるドライバの出力電
圧補正回路の構成を図2により説明する。図2の1と2
は増幅器、3はドライバ、31と32はドライバ3の出
力レベル補正用の可変抵抗器、4はスイッチ、5は電圧
測定器である。
【0003】図2の1Aは増幅器1の入力端子、2Aは
増幅器2の入力端子、3Aはドライバ3の入力端子、3
Bはドライバ3の出力端子、3Cと3Dはドライバの入
力端子である。入力端子3Aが正論理のとき、ドライバ
3の出力端子3Bには入力端子3Cの電圧が出力され、
入力端子3Aが負論理のとき、ドライバ3の出力端子3
Bには入力端子3Dの電圧が出力される。
【0004】入力端子3Aが正論理のときのドライバ3
の出力端子3Bと、入力端子3Aが負論理のときのドラ
イバ3の出力端子3Bには、それぞれオフセット誤差と
ゲイン誤差が含まれる。そこで、入力端子3Aが正論理
のときのドライバ3の出力端子3Bのオフセット誤差を
可変抵抗器31で補正し、入力端子3Aが負論理のとき
のドライバ3の出力端子3Bのオフセット誤差を可変抵
抗器32で補正する。スイッチ4をオンにすると、出力
端子3Bの電圧が電圧測定器5で測定される。ICテス
タでは、入力端子1Aと入力端子2Aの電圧はプログラ
マブルであり、数百msの間にいろいろな電圧が設定さ
れるので、ゲイン誤差については補正されていない。
【0005】例えば、入力端子3Aが正論理のとき入力
端子1Aに5Vを加えると、出力端子3Bの電圧は5V
になるはずであるが、実際にはオフセット誤差とゲイン
誤差により出力端子3Bの電圧は4.98Vなどにな
り、入力端子3Aが負論理のとき入力端子2Aに−5V
を加えると、出力端子3Bの電圧は−5Vになるはずで
あるが、実際にはオフセット誤差とゲイン誤差により出
力端子3Bの電圧は−4.98Vなどになる。同様に、
入力端子3Aが正論理のとき入力端子1Aに0Vを加え
ると、出力端子3Bの電圧は0Vになるはずであるが、
実際には−0.02Vなどになり、入力端子3Aが負論
理のとき入力端子2Aに0Vを加えると、出力端子3B
の電圧は0Vになるはずであるが、実際には+0.02
Vなどになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2では、ドライバ3
の出力レベルを可変抵抗器31または可変抵抗器32で
補正するので、短時間では補正することができず、ゲイ
ン誤差は補正されていない。この発明は増幅器1と増幅
器2にそれぞれ帰還抵抗を接続し、帰還抵抗に補正電流
を流して増幅器1と増幅器2の出力電圧を補正すること
によりドライバ3の出力電圧を補正し、端子3Bの電圧
が入力端子1Aの電圧又は入力端子2Aの電圧になるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明では、入力端子1Aに加えられた電圧を増
幅し、入力端子1Bと出力間に帰還抵抗11が接続され
る増幅器1と、入力端子2Aに加えられた電圧を増幅
し、入力端子2Bと出力間に帰還抵抗12が接続される
増幅器2と、増幅器1の出力が入力端子3Cに加えら
れ、増幅器2の出力が入力端子3Dに加えられ、入力端
子3Aに正論理が加えられたとき、入力端子3Cの電圧
が出力端子3Bに出力され、入力端子3Aに負論理が加
えられたとき、入力端子3Dの電圧が出力端子3Bに出
力されるドライバ3と、増幅器1の帰還抵抗11に流す
電流を制御し、増幅器1の出力電圧を制御する電流出力
型のD/A変換器6と、増幅器2の帰還抵抗12に流す
電流を制御し、増幅器2の出力電圧を制御する電流出力
型のD/A変換器7と、D/A変換器6の入力6A又は
D/A変換器7の入力7Aの設定を制御し、ドライバ3
の出力端子3Bの電圧を入力端子1Aの電圧又は入力端
子2Aの電圧と等しくする制御手段8と、オフセット誤
差補正時のD/A変換器6の入力6AとD/A変換器7
の入力7Aの最終設定値21と、ゲイン誤差補正時のの
D/A変換器6の入力6AとD/A変換器7の入力7A
の最終設定値22とを記憶する記憶装置9とを備える。
【0008】
【作用】次に、この発明によるICテスタ用ドライバの
出力電圧補正回路の構成を図1により説明する。図1の
6と7は電流出力型のD/A変換器、8は制御手段、9
は記憶装置、11は増幅器1の出力と入力端子1B間に
接続される帰還抵抗、12は増幅器2の出力と入力端子
2B間に接続される帰還抵抗であり、その他は図2と同
じものである。
【0009】増幅器1の入力端子1Aに加えられた電圧
は、D/A変換器6の出力電流と帰還抵抗11の積の電
圧が加算されて、ドライバ3の入力端子3Cに加えら
れ、ドライバ3の入力3Aが正論理のとき出力端子3B
に出力される。制御手段8は、ドライバ3の出力端子3
Bをスイッチ4を通して電圧測定器5が測定した結果と
入力端子1Aに加えられた電圧とが等しくなるようにD
/A変換器6の入力6Aを変えながらD/A変換器6の
入力6Aの設定値を決め、補正をする。
【0010】次に、具体的な補正手順を説明する。第1
段階では、入力端子1Aに電圧を加え、入力6Aに初期
値を設定する。第2段階では、ドライバ出力端子3Bの
電圧を測定する。第3段階では、入力端子1Aと出力端
子3Bの電圧を比較し、等しくない場合には第4段階へ
と進み、入力端子1Aと出力端子3Bの電圧が等しくな
ったとき、補正が完了となる。第4段階では、入力6A
の現在の設定を増減し、入力6Aを再設定し、第3段階
へ戻す。
【0011】入力端子1Aの電圧が0Vのときに最終的
に決められたD/A変換器6の入力6Aの設定値21
は、オフセット誤差補正時の設定値として記憶装置9に
記憶され、入力端子1Aの電圧が例えば5Vのときに最
終的決められたD/A変換器6の入力6Aの設定値22
はゲイン誤差補正時の設定値として記憶装置9に記憶さ
れる。
【0012】次に、入力端子1Aに0〜5Vの範囲の電
圧が加えられたときの入力6Aの設定値23は、記憶装
置9のオフセット誤差補正時の設定値21とゲイン誤差
補正時の設定値22の2点の間を直線近似とみなして制
御手段8が演算することにより出力端子3Bの電圧を入
力端子1Aの電圧と同じにすることができる。入力端子
2A側も同様にして、ドライバ3の電圧を補正する。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、2個の増幅器にそれ
ぞれ帰還抵抗を接続し、帰還抵抗に補正電流を流して2
個の増幅器の出力電圧を補正することによりドライバの
出力電圧を補正しているので、出力端子の電圧を入力端
子1Aの電圧又は入力端子2Aの電圧と同じににするこ
とができる。また、制御手段と記憶装置を使用している
ので、プログラマブルな出力電圧の設定のすべてについ
て補正をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるICテスタ用ドライバの出力電
圧補正回路である。
【図2】従来技術によるICテスタ用ドライバの出力電
圧補正回路である。
【符号の説明】
1 増幅器 2 増幅器 3 ドライバ 4 スイッチ 5 電圧測定器 6 D/A変換器 7 D/A変換器 8 制御手段 9 記憶装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力端子(1A)に加えられた電圧を
    増幅し、第2の入力端子(1B)と出力間に帰還抵抗(11)が
    接続される第1の増幅器(1) と、 第3の入力端子(2A)に加えられた電圧を増幅し、第4の
    入力端子(2B)と出力間に帰還抵抗(12)が接続される第2
    の増幅器(2) と、 第1の増幅器(1) の出力が第5の入力端子(3C)に加えら
    れ、第2の増幅器(2)の出力が第6の入力端子(3D)に加
    えられ、第7の入力端子(3A)に正論理が加えられたと
    き、第5の入力端子(3C)の電圧が出力端子(3B)に出力さ
    れ、第7の入力端子(3A)に負論理が加えられたとき、第
    6の入力端子(3D)の電圧が出力端子(3B)に出力されるド
    ライバ(3) と、 第1の増幅器(1) の帰還抵抗(11)に流す電流を制御し、
    第1の増幅器(1) の出力電圧を制御する電流出力型の第
    1のD/A変換器(6) と、 第2の増幅器(2) の帰還抵抗(12)に流す電流を制御し、
    第2の増幅器(2) の出力電圧を制御する電流出力型の第
    2のD/A変換器(7) と、 第1のD/A変換器(6) の入力(6A)又は第2のD/A変
    換器(7) の入力(7A)の設定を制御し、ドライバ(3) の出
    力端子(3B)の電圧を第1の入力端子(1A)の電圧又は第3
    の入力端子(2A)の電圧と等しくする制御手段(8) とを備
    えることを特徴とするICテスタ用ドライバの出力電圧
    補正回路。
  2. 【請求項2】 第1の入力端子(1A)に加えられた電圧を
    増幅し、第2の入力端子(1B)と出力間に帰還抵抗(11)が
    接続される第1の増幅器(1) と、 第3の入力端子(2A)に加えられた電圧を増幅し、第4の
    入力端子(2B)と出力間に帰還抵抗(12)が接続される第2
    の増幅器(2) と、 第1の増幅器(1) の出力が第5の入力端子(3C)に加えら
    れ、第2の増幅器(2)の出力が第6の入力端子(3D)に加
    えられ、第7の入力端子(3A)に正論理が加えられたと
    き、第5の入力端子(3C)の電圧が出力端子(3B)に出力さ
    れ、第7の入力端子(3A)に負論理が加えられたとき、第
    6の入力端子(3D)の電圧が出力端子(3B)に出力されるド
    ライバ(3) と、 第1の増幅器(1) の帰還抵抗(11)に流す電流を制御し、
    第1の増幅器(1) の出力電圧を制御する電流出力型の第
    1のD/A変換器(6) と、 第2の増幅器(2) の帰還抵抗(12)に流す電流を制御し、
    第2の増幅器(2) の出力電圧を制御する電流出力型の第
    2のD/A変換器(7) と、 第1のD/A変換器(6) の入力(6A)又は第2のD/A変
    換器(7) の入力(7A)の設定を制御し、ドライバ(3) の出
    力端子(3B)の電圧を第1の入力端子(1A)の電圧又は第3
    の入力端子(2A)の電圧と等しくする制御手段(8) と、 オフセット誤差補正時の第1のD/A変換器(6) の入力
    (6A)と第2のD/A変換器(7) の入力(7A)の最終設定値
    (21)と、ゲイン誤差補正時の第1のD/A変換器(6) の
    入力(6A)と第2のD/A変換器(7) の入力(7A)の最終設
    定値(22)とを記憶する記憶装置(9) とを備えることを特
    徴とするICテスタ用ドライバの出力電圧補正回路。
JP3235768A 1991-08-23 1991-08-23 Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路 Expired - Fee Related JP2876844B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3235768A JP2876844B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3235768A JP2876844B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0552908A JPH0552908A (ja) 1993-03-02
JP2876844B2 true JP2876844B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=16990954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3235768A Expired - Fee Related JP2876844B2 (ja) 1991-08-23 1991-08-23 Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2876844B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3435077B2 (ja) 1998-09-16 2003-08-11 株式会社鷺宮製作所 ベローズ式圧力応動弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0552908A (ja) 1993-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5061900A (en) Self-zeroing amplifier
US10261137B2 (en) Magnetic sensor
KR20020044159A (ko) 배터리 케이블을 분로로 사용한 운송수단에 있어서전류측정장치
JP2001044770A (ja) 増幅回路
JP2876844B2 (ja) Icテスタ用ドライバの出力電圧補正回路
US5543706A (en) Circuit and method for measuring current in a circuit
JPH0833213A (ja) 二次電池の容量表示装置
CN109039333B (zh) 增益控制放大装置
JPH0373822B2 (ja)
JPS58212207A (ja) 電圧増幅回路の零点補正装置
JP3188669B2 (ja) 電気計測回路
JPH04323568A (ja) アナログ計測回路
KR0121392Y1 (ko) 광디스크 시스템의 사이드빔 밸런스 자동 조정 장치
JPH0546090Y2 (ja)
JPS6041311A (ja) 自動校正機能付増幅装置
JP4062039B2 (ja) 電流検出回路及び半導体装置並びに電流検出回路の調整方法
JPS63121320A (ja) 誤差補正回路付da変換器
JP3003282B2 (ja) 回路検査装置
JPH0690270B2 (ja) Icテスト用直流源の校正装置
JPS6126736B2 (ja)
JPH05282053A (ja) 基準電圧検出回路
CN114487984A (zh) 射频电源的校准装置及方法
SU1370649A1 (ru) Стабилизирующий источник напр жени посто нного тока с измен ющейс пол рностью
JPH09186531A (ja) バッファのゲイン補正回路
JPS6230868B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees