JP2876197B2 - 鉄蓋用閉塞板構造 - Google Patents
鉄蓋用閉塞板構造Info
- Publication number
- JP2876197B2 JP2876197B2 JP8240919A JP24091996A JP2876197B2 JP 2876197 B2 JP2876197 B2 JP 2876197B2 JP 8240919 A JP8240919 A JP 8240919A JP 24091996 A JP24091996 A JP 24091996A JP 2876197 B2 JP2876197 B2 JP 2876197B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- plate structure
- closing plate
- pin
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、上方向に開蓋する蓋体
を有する鉄蓋に上部より見てＵ字形のコジリ用切欠部を
有する構成に於て、該切欠部を常時閉塞し、開蓋作業
時、開蓋工具を係合する動作で簡単に可動することを得
る鉄蓋用閉塞板構造。
を有する鉄蓋に上部より見てＵ字形のコジリ用切欠部を
有する構成に於て、該切欠部を常時閉塞し、開蓋作業
時、開蓋工具を係合する動作で簡単に可動することを得
る鉄蓋用閉塞板構造。
【０００２】
【従来の技術】従来、コジリ用切欠部を覆う閉塞板構造
は、ピンをピボットとする揺動により可動とする方式が
ある。
は、ピンをピボットとする揺動により可動とする方式が
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が目的とする要
点は、従来構造のピンによる揺動方式の欠点として、ピ
ン位置の設定に制限があり、このため、閉塞板が十分に
移動せず、開蓋工具が完全にコジリ部に係合しなく、こ
れを改善すべく、閉塞板構造を無理なく十分に移動する
ことを得る構成とすることを解決すべき技術的課題とす
る。
点は、従来構造のピンによる揺動方式の欠点として、ピ
ン位置の設定に制限があり、このため、閉塞板が十分に
移動せず、開蓋工具が完全にコジリ部に係合しなく、こ
れを改善すべく、閉塞板構造を無理なく十分に移動する
ことを得る構成とすることを解決すべき技術的課題とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段は、開閉する蓋体の周縁部に開蓋工具を係
脱する上部より見てＵ字形のコジリ用切欠部を形成し、
該切欠部の下部に、その並行部に沿って鉛直な側璧及び
これを繋ぐ承座を構成し、該承座の中心に大きな透孔及
び側壁の両側に下方に伸びる長孔の透孔を形成し、これ
に対して、前記切欠部と遊嵌する閉塞板を一体的に頭部
に有する棒状体からなる閉塞板構造を構成し、該閉塞板
構造を前記蓋体の承座の透孔に上下摺動自在に貫挿し、
且つ、側壁の透孔を貫挿して棒状体にピンを打込み、且
つ、該棒状体を貫挿し、ピンと承座の間に圧縮コイルバ
ネを組込む構成とするものである。
の技術的手段は、開閉する蓋体の周縁部に開蓋工具を係
脱する上部より見てＵ字形のコジリ用切欠部を形成し、
該切欠部の下部に、その並行部に沿って鉛直な側璧及び
これを繋ぐ承座を構成し、該承座の中心に大きな透孔及
び側壁の両側に下方に伸びる長孔の透孔を形成し、これ
に対して、前記切欠部と遊嵌する閉塞板を一体的に頭部
に有する棒状体からなる閉塞板構造を構成し、該閉塞板
構造を前記蓋体の承座の透孔に上下摺動自在に貫挿し、
且つ、側壁の透孔を貫挿して棒状体にピンを打込み、且
つ、該棒状体を貫挿し、ピンと承座の間に圧縮コイルバ
ネを組込む構成とするものである。
【０００５】
【作用】上記構成の鉄蓋用閉塞板構造によれば、構成す
る棒状体が承座の透孔に貫挿され、更に貫挿したピンが
側壁の長孔の透孔をガイドとして上下自在に摺動するも
ので、これに該棒状体を貫挿し、ピンと承座の間に圧縮
コイルバネを組込むことにより常時閉塞板構造は上方向
に付勢されてＵ字形切欠部を塞ぎ、開蓋時、開蓋工具を
上から押すと前記圧縮コイルバネを縮めて閉塞板構造は
下降し、コジリ部に十分な空間を生じてコジリ開蓋作業
が容易となるものである。
る棒状体が承座の透孔に貫挿され、更に貫挿したピンが
側壁の長孔の透孔をガイドとして上下自在に摺動するも
ので、これに該棒状体を貫挿し、ピンと承座の間に圧縮
コイルバネを組込むことにより常時閉塞板構造は上方向
に付勢されてＵ字形切欠部を塞ぎ、開蓋時、開蓋工具を
上から押すと前記圧縮コイルバネを縮めて閉塞板構造は
下降し、コジリ部に十分な空間を生じてコジリ開蓋作業
が容易となるものである。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基ずいて説明
する。図１、図２、図３に於て、１は受枠、２は蓋体、
３はＵ字形のコジリ用切欠部、４はコジリ用顎部、５は
鉛直に垂下する２本の側壁、６は該側壁５を下方で繋ぐ
承座、７は該承座６の略中央に構成する透孔、８は前記
側壁５の両側に構成する長孔透孔、９は前記切欠部３に
遊嵌する閉塞板１０及びストッパー１１及び棒状体１２
で構成される閉塞板構造、１３はピン１４を打込むピン
孔で該ピン１４の両端は前記長孔透孔８に遊嵌、スライ
ドする構成とし、１５は前記棒状体１２を貫挿し承座６
とピン１４の間に組込まれる圧縮コイルバネ、１６は開
蓋工具を示すものである。尚、在来構造を示す図４の２
０は重錘２１を有し、ピン２１で揺動する閉塞板構造を
示す。
する。図１、図２、図３に於て、１は受枠、２は蓋体、
３はＵ字形のコジリ用切欠部、４はコジリ用顎部、５は
鉛直に垂下する２本の側壁、６は該側壁５を下方で繋ぐ
承座、７は該承座６の略中央に構成する透孔、８は前記
側壁５の両側に構成する長孔透孔、９は前記切欠部３に
遊嵌する閉塞板１０及びストッパー１１及び棒状体１２
で構成される閉塞板構造、１３はピン１４を打込むピン
孔で該ピン１４の両端は前記長孔透孔８に遊嵌、スライ
ドする構成とし、１５は前記棒状体１２を貫挿し承座６
とピン１４の間に組込まれる圧縮コイルバネ、１６は開
蓋工具を示すものである。尚、在来構造を示す図４の２
０は重錘２１を有し、ピン２１で揺動する閉塞板構造を
示す。
【０００７】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、図２参照の
如く閉塞板構造９が直線的に下降するため、開蓋工具１
６の先端、すなはち、コジリ部がコジリ用顎部４に十分
に係合されるもので、安全確実な開蓋作業が出来るもの
で、従来構成の図４（ｂ）の揺動方式により出来る空間
に比べ、はるかに優れた効果をもつものである。
如く閉塞板構造９が直線的に下降するため、開蓋工具１
６の先端、すなはち、コジリ部がコジリ用顎部４に十分
に係合されるもので、安全確実な開蓋作業が出来るもの
で、従来構成の図４（ｂ）の揺動方式により出来る空間
に比べ、はるかに優れた効果をもつものである。
【図１】本発明を実施した鉄蓋要部の側断面図。
【図２】図１を開蓋作業の準備状態とした側断面図。
【図３】本発明要部の一部断面斜視図。
【図４】（ａ）従来構造例の要部側断面図。 （ｂ）ａを開蓋作業の準備状態とした側断面図。
１、受枠、 ８、長孔透孔、
２、蓋体、 ９、閉塞板構
造、３、Ｕ字形コジリ用切欠部、 １０、閉塞
板、４、コジリ用顎部、 １２、棒状
体、５、側壁、 １４ ピン、
６、承座、 １５、圧縮コイル
バネ、７、透孔、 １６、開蓋
工具、２０、揺動閉塞板構造、２１、重錘、２２、ピ
ン、
２、蓋体、 ９、閉塞板構
造、３、Ｕ字形コジリ用切欠部、 １０、閉塞
板、４、コジリ用顎部、 １２、棒状
体、５、側壁、 １４ ピン、
６、承座、 １５、圧縮コイル
バネ、７、透孔、 １６、開蓋
工具、２０、揺動閉塞板構造、２１、重錘、２２、ピ
ン、
Claims (1)
- 【請求項１】鋳鉄等からなる鉄蓋に於て、開閉する蓋体
の周縁部に開蓋工具を係脱する上部より見てＵ字形のコ
ジリ用切欠部を形成し、該切欠部の下部に、その並行部
に沿って鉛直な側壁及びこれを繋ぐ承座を構成し、該承
座の中心に大きな透孔及び側壁の両側に下方に伸びる長
孔の透孔を形成し、これに対して、前記切欠部と遊嵌す
る閉塞板を一体的に頭部に有する棒状体からなる閉塞板
構造を構成し、該閉塞板構造を前記蓋体の承座の透孔に
上下摺動自在に貫挿し、且つ、側壁の透孔を貫挿して棒
状体にピンを打込み、且つ、該棒状体を貫挿し、ピンと
承座の間に圧縮コイルバネを組込んでなることを特徴と
する鉄蓋用閉塞板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240919A JP2876197B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 鉄蓋用閉塞板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8240919A JP2876197B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 鉄蓋用閉塞板構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046616A JPH1046616A (ja) | 1998-02-17 |
| JP2876197B2 true JP2876197B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=17066612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8240919A Expired - Fee Related JP2876197B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 鉄蓋用閉塞板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2876197B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP8240919A patent/JP2876197B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1046616A (ja) | 1998-02-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |