JP2874704B2 - キャップ搬送装置 - Google Patents

キャップ搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、ソータやシュート等か
らのキャップをキャッピングヘッドに受渡すキャップ搬
送装置に関する。
【従来の技術】従来のキャップ搬送装置は、通常、回転
自在に設けた回転体と、この回転体の外周部等間隔位置
に設けられ、それぞれキャップの内周面を保持する複数
のキャップ保持手段とを備え、ソータやシュート等のキ
ャップ供給装置から供給されるキャップを上記各キャッ
プ保持手段で受取り、かつ各キャップ保持手段で受取っ
たキャップを、キャップを容器にキャッピングするキャ
ッピングヘッドに受渡すようになっている。そして上記
キャップ保持手段は、一般にキャップの内周面に係合し
てこれを搬送するするピン状のキャップ保持部材から製
造されている(特開昭60−172691号公報)。
【発明が解決しようとする課題】この種のキャップ搬送
装置では、キャップの内周面の直径が変更されるとそれ
に応じてピン状のキャップ保持部材に対するキャップの
中心位置がずれるようになる。そして、キャッピングヘ
ッドはキャップ保持部材と同期して作動するため、キャ
ップ保持部材に対するキャップの中心位置がずれるとキ
ャッピングヘッドに対するキャップの中心位置もずれる
ことになり、したがってキャップの種類の兼用性の範囲
を拡大するために上記キャップの内周面の直径を大きく
変更すると、キャップ保持部材からキャッピングヘッド
への円滑なキャップの受渡しが行なえなくなるという危
険性があった。本発明はそのような事情に鑑み、キャッ
プの内周面の直径を変更しても、常にキャップの中心を
キャップ保持部材の中心位置に維持することができるキ
ャップ搬送装置を提供するものである。また本発明は、
キャップの中心をキャップ保持部材の中心位置に合わせ
た状態でキャッピングヘッドへキャップを受渡す際に、
さらに、上記キャップの中心をキャッピングヘッドの中
心位置に合わせながら、該キャッピングヘッドにキャッ
プを受渡すことができるようにしたキャップ搬送装置を
提供するものである。
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、キャ
ップの内周面を保持するキャップ保持手段と、各キャッ
プ保持手段を搬送する搬送手段とを備え、キャップ供給
装置から供給されるキャップを上記各キャップ保持手段
で受取り、かつ各キャップ保持手段で受取ったキャップ
を、キャップを容器にキャッピングするキャッピングヘ
ッドに受渡すようになっており、さらに上記キャッピン
グヘッドは、キャップの外周を把持する把持部材と、こ
の把持部材の中央部にキャップが挿入される挿入孔とを
有しており、該キャッピングヘッドの相対的な降下によ
って上記挿入孔内に挿入されたキャップを把持部材で把
持するようになっているキャップ搬送装置において、上
記キャップ保持手段は、縮少位置に位置されて該キャッ
プ保持手段の外径をキャップの内周面よりも小さい縮少
状態とするとともに、拡開位置に位置されて該キャップ
保持手段の外径を上記キャップの内周面よりも大きな拡
開状態とする可動部材を備え、この可動部材は通常は拡
開位置に付勢保持されており、さらに上記キャッピング
ヘッドは、上記キャップ保持手段に保持されたキャップ
が上記挿入孔内に挿入され、かつ上記把持部材で把持さ
れる前に、該キャッピングヘッドの相対的な降下により
上記可動部材に連動してこれを拡開位置から縮少位置に
移動させる押圧部材を備えることを特徴とするキャップ
搬送装置を提供するものである。
【作用】上記構成によれば、キャップを受取った状態で
キャップ保持手段を拡開状態とすることにより、キャッ
プの内周面の内径が変更されても該キャップ保持手段に
よってキャップをその中心位置にセンタリングすること
ができる。したがって、キャップを円滑にキャップ保持
手段からキャッピングヘッドへ受渡すことができる。こ
れに加えて、上記キャッピングヘッドの押圧部材は、キ
ャップ保持手段からキャッピングヘッドへのキャップの
受渡しの際、より具体的には、上記キャップ保持手段に
保持されたキャップが上記挿入孔内に挿入され、かつ上
記把持部材で把持される前に、上記キャップ保持手段を
構成する可動部材に連動する。そして上記押圧部材は、
その連動により可動部材を拡開位置から縮少位置に移動
させるので、上記キャップはキャッピングヘッドの挿入
孔内に挿入された状態で、キャップ保持手段に対して自
由な状態となる。この状態で、上記キャッピングヘッド
の把持部材でキャップの外周を把持させれば、該キャッ
ピングヘッドはキャップ保持手段によるキャップの保持
の影響を受けることなくキャップを把持できるので、該
キャッピングヘッドは、キャップの中心をキャッピング
ヘッドの中心位置に合わせながら該キャップを受取るこ
とができるようになる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、容器にキャップをキャッピングする
回転式キャッパ1は、入口スターホイール2と出口スタ
ーホイール3とを備えており、容器は図示しないコンベ
ヤによって矢印A方向に搬送され、上記入口スターホイ
ール2を介してキャッパ1内に搬入されるようになって
いる。そしてこのキャッパ1によってキャップがキャッ
ピングされた容器は、上記出口スターホイール3から外
部に搬出されるようになっている。キャップはキャップ
供給装置としてのシュート4から上記入口スターホイー
ル2の上方に設けたキャップ搬送装置5に供給され、こ
のキャップ搬送装置5により矢印B方向に搬送されて上
記キャッパ1のキャッピングヘッドに供給されるように
なっている。図示実施例では、図4に示すように、キャ
ップCは全体として円柱状に形成してあり、その円柱状
部分の内側に該キャップを容器に螺着するためのねじを
螺設してある。上記キャップ搬送装置5は、図2、図3
に示すように、鉛直方向に配設した駆動軸11と、この
駆動軸11に固定されて該駆動軸11と一体に回転する
回転体12とを備えており、この回転体12の外周部等
間隔位置に複数のキャップ保持手段13を設けている。
図4、図5は上記キャップ保持手段13の詳細を示した
図で、上記キャップ保持手段13は、下部にフランジ状
のスライド部14aを有する円柱状部材を円周方向に4
等分して製造した4つの可動部材14を備えており、各
可動部材14のスライド部14aを上記回転体12に形
成した段付孔12aの段部に設けた固定プレート15上
に摺動可能に載置している。このとき、上記固定プレー
ト15の上面にはリング状のガイドプレート16を載置
してあり、図5に示すように、このガイドプレート16
の内周面の4等分位置にそれぞれ内方に突出させて三角
形状のガイド部16aを形成している。そしてそのガイ
ド部16aに各可動部材14のスライド部14aの角部
を当接させることにより、ガイド部16aによって各可
動部材14を放射方向に進退変位できるように案内させ
ている。上記固定プレート15およびガイドプレート1
6は、図4に示すように、上記回転体12の上面に載置
して固定した板状の蓋体17によって回転体12に固定
してあり、かつ蓋体17によって各可動部材14のスラ
イド部14aの上面を摺動可能に覆わせることにより、
各可動部材14が回転体12から上方に離脱することが
ないようにしている。上記各可動部材14の軸部14b
の下部には、それらに共通にリング状のばね18を巻き
付けてあり、このばね18の弾撥力により各可動部材1
4の軸部14bを寄せ集めた状態では上記各軸部14b
の外径がキャップCの内周面よりも小さい縮少状態とな
るようにしている(図4の状態)。これに対し、上記ば
ね18に抗して各可動部材14を半径方向外方に押し拡
げた際には、上記各軸部14bの外径をキャップの内周
面よりも大きくすることができるようにしてあり(図7
の状態)、そのために、上記回転体12に形成した段付
孔12a内に円錐状のカム部材19を昇降自在に嵌合
し、このカム部材19の外周面に上記各可動部材14の
下部内面に形成したカム面14cを弾接させている。上
記段付孔12a内には、上記カム部材19の下方に昇降
プレート21を昇降自在に設けてあり、該昇降プレート
21とカム部材19との間にばね22を弾装している。
このばね22の弾撥力は、上記昇降プレート21が下降
端に位置している状態では、上記リング状のばね18の
弾撥力よりも小さくなるようにしてあり、したがって各
可動部材14の軸部14bはカム部材19を押下げなが
らばね18によって寄せ集められ、この状態では各軸部
14bの外径がキャップの内周面よりも小さくなる。こ
れに対し、上記昇降プレート21を上昇させてばね22
を圧縮した際には、そのばね22の大きくなった弾撥力
により上記リング状のばね18の弾撥力に抗してカム部
材19を上昇させ、それによって可動部材14の外径を
キャップCの内周面よりも大きい開拡状態とすることが
できるようにしている。上記昇降プレート21を昇降さ
せるカム機構23は、図6に示すように三角形状のカム
プレート24を備えており、このカムプレート24を回
転体12の回転方向に配置するとともに、その先端側を
ピン25によって回転体12に揺動可能に軸支してい
る。そしてカムプレート24の後方側下部を固定プレー
ト26(図4)に設けたカム部材27に係合させ、カム
プレート24の後方側上部を上記昇降プレート21の底
面に当接させている。したがって、上記回転体12が回
転されると上記ピン25を介してカムプレート24が回
転体12と一体に回転される。そしてカムプレート24
がカム部材27のカム面により上記ピン25を中心とし
て揺動されると、それに応じて上記昇降プレート21を
昇降させることができる。上記カム部材27は、図3に
示すように、シュート4からキャップ保持手段13への
キャップ受取り位置Dから、回転体12の回転方向後方
側で、キャップ保持手段13からキャッピングヘッド3
1へのキャップ受渡し位置Eの手前側の位置までの区間
Fにおいて、上記昇降プレート21を上昇させ、それに
よってキャップ保持手段13の外径を縮少状態に維持で
きるようにしている。次に図7に示すように、上記キャ
ッピングヘッド31は基本的には従来公知の構成を有す
るもので、該キャッピングヘッド31は、キャップCの
外周を把持するゴム製リング状の把持部材32を備えて
おり、その把持部材32の中央部にキャップCが挿入さ
れる挿入孔32aを形成している。上記キャッピングヘ
ッド31は図示しない昇降機構によって昇降されるとと
もに、回転駆動機構によって回転駆動されるようになっ
ており、上記昇降機構によって降下された際に、上記キ
ャップの受渡し位置Eにおいて、キャップ保持手段13
に保持されたキャップCを相対的に上記挿入孔32a内
に収容することができるようになっている。また、キャ
ッピングヘッド31は把持部材32の上方にピストン3
4を備えており、該ピストン34の上方の圧力室35内
に圧縮空気を導入することにより上記ピストン34を押
下げて上記把持部材32を弾性変形させ、それにより挿
入孔32aの内径を縮少させてキャップCを把持するこ
とができるようにしている。さらに上記キャッピングヘ
ッド31は、上記キャップ保持手段13に保持されたキ
ャップCが上記挿入孔32a内に挿入され、かつ上記把
持部材32で把持される前に、該キャッピングヘッド1
3の相対的な降下により上記キャップ保持手段13の可
動部材14を拡開位置から縮少位置に移動させる押圧部
材36を備えている。すなわち、上記キャップ保持手段
13のカム部材19には、その下部から回転体12の半
径方向外方に突出する突起19aを設けてあり、この突
起19aの先端に回転体12の上面に突出するピン37
を立設している。そして上記キャッピングヘッド13と
一体的に昇降する上記押圧部材36はその降下によりピ
ン37に当接し、ばね22に抗してカム部材19を降下
させて可動部材14を拡開状態から縮少状態に移動させ
ることができるようになっている。以上の構成におい
て、回転体12の回転により各キャップ保持手段13が
搬送され、キャップ保持手段13が図3の区間Fとなる
と、カム部材27によりカムプレート24を介して昇降
プレート21が下降されるので、キャップ保持手段13
が縮少状態となる。そしてこの状態でキャップ保持手段
13がキャップ受取り位置Dに至ると、該キャップ保持
手段13がシュート4からキャップCを取出すようにな
る。このとき、キャップ保持手段13は縮少状態となっ
ているので、キャップ保持手段13は容易にキャップC
の内周面に進入して該キャップCを保持することができ
る。上記キャップ保持手段13がキャップC内に挿入さ
れると、キャップ保持手段13はキャップ受取り位置D
を通過するので、カム部材27によりカムプレート24
が回転されて昇降プレート21が上昇される。これによ
りキャップ保持手段13が拡開状態となると、キャップ
Cが該キャップ保持手段13によってその中心位置にセ
ンタリングされるようになる。これは、キャップの種類
を変更してその内周面の内径が変更された場合であって
も同様であり、キャップCの内径が異なっても常にキャ
ップCをキャップ保持手段13の中心位置にセンタリン
グすることができる。次に、上記キャップ保持手段13
はキャップCをセンタリングした状態でキャップの受渡
し位置Eへ移動され、ここでキャッピングヘッド31が
降下されてキャップCが相対的に把持部材32の挿入孔
32a内に挿入される。この際、キャップCはキャップ
保持手段13にセンタリングしてあるので、円滑に挿入
孔32a内に挿入することができる。そしてこの状態
で、上記把持部材32がキャップCを把持する前に、キ
ャッピングヘッド31の押圧部材36がピン37に当接
してカム部材19を降下させ、それにより可動部材14
を拡開状態から縮少状態に移動させるので、キャップC
はキャッピングヘッド31の挿入孔32a内に挿入され
た状態で、キャップ保持手段13に対して自由な状態と
なる。この状態となると、直ちに上記把持部材32がピ
ストン34によって弾性変形されてキャップCの外周を
把持するので、キャッピングヘッド31はキャップ保持
手段13によるキャップCの保持の影響を受けることな
く、キャップCを把持することができる。したがってキ
ャッピングヘッド31は、キャップCの中心を確実にキ
ャッピングヘッド31の中心位置に合わせながら、該キ
ャップCを把持するようになる。この後、キャップCは
キャッピングヘッド31の上昇によりキャップ保持手段
13から離脱されるが、その際、押圧部材36がピン3
7から離隔するのでカム部材19が上昇して可動部材1
4が縮少状態から拡開状態となる。しかしながらこの際
には、キャップCはキャッピングヘッド31に完全に把
持されているので、キャップ保持手段13が拡開状態と
なる影響を殆ど受けることがない。そして上記キャッピ
ングヘッド31に把持されたキャップCは、次に容器の
口部外周に嵌合される。この際においても、キャップC
はキャッピングヘッド31にセンタリングされているの
で、円滑に容器の口部外周に嵌合され、この状態で上記
回転駆動機構によってキャッピングヘッド31が回転さ
れることにより、容器にキャッピングされるようにな
る。他方、キャッピングヘッド31にキャップCを受渡
して空となったキャップ保持手段13は、上記区間Fに
搬入されて再び縮少状態となり、上述の作動が繰返され
る。図8は本発明の他の実施例を示したもので、本実施
例のキャップ保持手段113は、円周方向に4等分して
製造した4つの可動部材114を備えており(図8には
2つの可動部材114のみを記載してある)、各可動部
材114の上端部はキャップCを押込み易いように全体
として半球状に形成してある。また、各可動部材114
にはその高さ方向中央部に半径方向外方に伸びるフラン
ジ部114aを設けてあり、各フランジ部114aと回
転体112との間にばね122を弾装して、通常は各可
動部材114を上記フランジ部114aの上面が回転体
112に取付けた蓋体117に当接する上昇端位置に保
持している。上記各可動部材114の下部外周には、全
体として逆円錐形状のカム面114cを形成してあり、
そのカム面を回転体112に形成した逆円錐形状の孔1
12a内に係合させている。各可動部材114の中央部
にはばね若しくは弾性体141を設けてあり、この弾性
体141によって各可動部材114を半径方向外方に付
勢することにより、各可動部材114のカム面114c
を逆円錐形状の孔112aの内面に弾接させている。し
たがって上記各可動部材114がばね122によって上
昇端に位置されている状態では、各可動部材114は逆
円錐孔112aの内面によって相互に最も離れた状態と
なり、この状態ではキャップ保持手段113は拡開状態
となっている。他方、各可動部材114がばね122に
抗して押下げられた際には、各可動部材114は逆円錐
孔112aの内面により弾性体141に抗して相互に近
接されるようになり、それによってキャップ保持手段1
13は縮少状態となる。本実施例では、キャップ保持手
段113にキャップCを供給するキャップ供給装置は、
キャップCを保持して該キャップをキャップ保持手段1
13に強制的に被せるようになっており、該キャップC
は拡開状態のキャップ保持手段113を縮少させなが
ら、該キャップ保持手段113で保持されるようにな
る。このようなキャップ供給装置は、例えば米国特許第
3,710,921号明細書で公知である。また本実施
例では、キャップ保持手段113を押し下げることによ
り該キャップ保持手段113を縮少状態とすることがで
きるので、従来公知のキャッピングヘッド131が有す
るキャップCの頭部押えをそのまま押圧部材136とし
て利用している。すなわち、上記キャッピングヘッド1
31の降下ストロークは通常よりも大きく設定してあ
り、キャップ保持手段113で保持されたキャップCが
キャッピングヘッド131の挿入孔132a内に挿入さ
れ、その頭部が上記押圧部材136に当接してもさらに
降下するようになっている。これによりキャップCを介
してキャップ保持手段113が押し下げられると、それ
によって該キャップ保持手段113が縮少状態となって
キャップCの保持を解除する。この状態となれば、キャ
ッピングヘッド131の把持部材132がキャップCを
把持するが、この際には前述の実施例と同様に、キャッ
ピングヘッド131はキャップ保持手段113によるキ
ャップCの保持の影響を受けることなくキャップCを把
持することができるので、該キャッピングヘッド131
はキャップCの中心を確実にキャッピングヘッド131
の中心位置に合わせながら、該キャップCを把持するこ
とができるようになる。なお、上記実施例では回転体に
直接キャップ保持手段を設けているが、これに限定され
るものではない。例えば実公昭61−31996号公報
に記載されているように回転体に揺動アームを揺動可能
に設けた揺動式のキャップ搬送装置や、特開昭63−1
38997号公報に記載されたライン式のキャップ搬送
装置、さらには無端チエンを搬送手段として用いたキャ
ップ搬送装置等にも本発明を適用することができること
は明らかである。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、キャッ
プ保持手段を拡開状態とすることにより、キャップの内
径が異なっても該キャップをキャップ保持手段にセンタ
リングすることができるので、常に円滑にキャップ保持
手段からキャッピングヘッドの挿入孔内にキャップを挿
入することができる。そしてこれに加えて、上記挿入孔
内に挿入されたキャップがキャッピングヘッドの把持部
材で把持される前に、キャップ保持手段によるキャップ
のセンタリングを解除しているので、キャッピングヘッ
ドはキャップ保持手段によるキャップの保持の影響を受
けることなくキャップを把持することができる。したが
ってキャッピングヘッドはキャップをセンタリングしな
がら把持することができ、これによりキャップを常に円
滑に容器にキャッピングすることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略平面図。
【図2】図1のキャップ搬送装置5の断面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2の左側部分の拡大図。
【図5】図4の蓋体17を省略した平面図。
【図6】図4のVI−VI線に沿う概略断面図。
【図7】図2の右側部分の拡大断面図。
【図8】本発明の第2実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…回転式キャッパ 4…シュート(キ
ャップ供給装置) 5…キャップ搬送装置 12、112…回
転体(搬送手段) 13、113…キャップ保持手段 14、114…可
動部材 17、22、122…ばね 18…カム部材 31、131…キャッピングヘッド 32、132…把
持部材 32a、132a…挿入孔 36、136…押
圧部材 C…キャップ D…キャップ受取
り位置 E…キャップ受渡し位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67B 3/06 - 3/064

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップの内周面を保持するキャップ保
    持手段と、各キャップ保持手段を搬送する搬送手段とを
    備え、キャップ供給装置から供給されるキャップを上記
    各キャップ保持手段で受取り、かつ各キャップ保持手段
    で受取ったキャップを、キャップを容器にキャッピング
    するキャッピングヘッドに受渡すようになっており、さ
    らに上記キャッピングヘッドは、キャップの外周を把持
    する把持部材と、この把持部材の中央部にキャップが挿
    入される挿入孔とを有しており、該キャッピングヘッド
    の相対的な降下によって上記挿入孔内に挿入されたキャ
    ップを把持部材で把持するようになっているキャップ搬
    送装置において、 上記キャップ保持手段は、縮少位置に位置されて該キャ
    ップ保持手段の外径をキャップの内周面よりも小さい縮
    少状態とするとともに、拡開位置に位置されて該キャッ
    プ保持手段の外径を上記キャップの内周面よりも大きな
    拡開状態とする可動部材を備え、この可動部材は通常は
    拡開位置に付勢保持されており、 さらに上記キャッピングヘッドは、上記キャップ保持手
    段に保持されたキャップが上記挿入孔内に挿入され、か
    つ上記把持部材で把持される前に、該キャッピングヘッ
    ドの相対的な降下により上記可動部材に連動してこれを
    拡開位置から縮少位置に移動させる押圧部材を備えるこ
    とを特徴とするキャップ搬送装置。
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