JP2872563B2 - スクリュープレスにおける目詰り防止装置 - Google Patents

スクリュープレスにおける目詰り防止装置

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JP2872563B2
JP2872563B2 JP6024689A JP2468994A JP2872563B2 JP 2872563 B2 JP2872563 B2 JP 2872563B2 JP 6024689 A JP6024689 A JP 6024689A JP 2468994 A JP2468994 A JP 2468994A JP 2872563 B2 JP2872563 B2 JP 2872563B2
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/121Screw constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、下水汚泥等の脱水に
用いるスクリュープレスの改良に関し、スクリーン外筒
が目詰りするのを防止して効率のよい脱水作業をするこ
とができる装置を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】スクリュープレスは、送り羽根の回転に
よって被ろ過物をスクリーン外筒と送り軸との狭小な間
隙内に押し込んで圧搾し、スクリーン外筒によって液分
を分離するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この圧搾ろ過の際、ス
クリーン外筒の内面と送り羽根の外周縁との間隙には、
送り羽根によって圧搾されたケーキ膜が生ずる。このケ
ーキ膜のろ過抵抗はスクリーン外筒のスクリーンのろ過
抵抗よりもはるかに大きく、スクリュープレスのろ過効
率を低下させている。
【0004】このケーキ膜の発生を防止するには、前述
の間隙を極力小さくすればよいのであるが、長大なスク
リーン外筒および送り軸では、加工上の問題や設置上の
たわみの問題等があり、適切な間隙とすることは困難で
ある。また、使用上、摩耗の問題もあってどうしても一
定の間隙が必要となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な課題を解決し得るものであって、送り羽根の外周部に
弾力性を有するスクレーパーを取付け、このスクレーパ
ーがスクリーン外筒内面に摺接して、発生したケーキ膜
を掻き取るようにしたものである。
【0006】すなわち、その要旨とするところは、スク
リーン外筒内に外周面に螺旋状の送り羽根を巻回した送
り軸を支架し、その送り軸の外周面とスクリーン外筒の
内面との間隙を始端から終端に至るにしたがって狭小に
したスクリュープレスにおいて、上記送り軸に巻回した
送り羽根の外周辺部に、その送り羽根と同一ピッチで送
り羽根の巻回外径よりも大径の巻回外径を有するスプリ
ング材で構成したスクレーパーを取付けたものである。
【0007】尚、このスクレーパーは、送り羽根の始端
から終端迄に一連のものを取付けてもよく、分割したも
のを取付けてもよい。また、送り羽根への取付け方とし
て、基端のみを送り羽根に取付け、先端をフリーとして
も、基端と先端を送り羽根に固定して中間部をフリー状
態としてもよい。
【0008】
【作用】この発明に係る装置は、上述のように構成して
あり、スクリーン外筒の始端部に供給された被ろ過液
(原液)は、送り軸を回転させることで、その送り羽根
によってスクリーン外筒の他端へと送られ、この間スク
リーン外筒の内面と送り軸の外周面との間隙が狭小とな
ることで、送り羽根によって圧搾され、そのろ液はスク
リーン外筒のスクリーンによって分離されて落下し、そ
のケーキはスクリーン外筒の他端から機外に取出され
る。
【0009】上述のような原液の圧搾ろ過に際して、ス
クリーン外筒の内面には、送り羽根との間隙部の厚さの
ケーキの膜が発生せんとするが、この発明に係る装置で
は、このケーキ膜を弾圧的に摺接するスクレーパーが掻
き取り、目詰りを防止して効率のよいろ過運転をするこ
とができる。
【0010】すなわち、スクレーパーは、スクリーン外
筒の内面において、スクリーンに弾圧的に摺接するの
で、薄いケーキ膜であっても掻取って目詰りを生ぜしめ
ることがなく、スクリーンと摺接してもその摩耗を最小
限におさえることができる。
【0011】また、スクリュープレスでは、その原液の
性状によって、ケーキ層が発生し易い所と発生し難い所
があるが、このような場合、スクレーパーは、部分的に
設ければよく、また、送り羽根の全長に渡って設ける場
合には、製作上あるいは組み立上等から分割したものを
設けてもよい。このようにして設けておけば、摩耗等し
た場合に容易に交換することができる。以下、図面に基
づいて、この発明を具体的に説明する。
【0012】
【実施例】図1は、スクリーン部分を縦断して示すスク
リュープレスの概略の側面図であり、図中、符号1は、
周部にろ過用のスクリーンを張設したスクリーン外筒、
2は、スクリーン外筒1内に支架した送り軸でテーパー
状に構成してスクリーン外筒1との間隙が始端側(図中
右方)から終端に至るにしたがって狭くなるようにして
ある。符号2aは、送り軸2の外周に巻回固着した送り
羽根であり、螺旋状に構成してあり、その外周縁をスク
リーン外筒の内面すなわち、スクリーンに近接させると
ともに、その外周縁部にスクレーパー3が取付けてあ
る。
【0013】このスクレーパー3は、図2〜図5に示す
ように、スプリング材よりなる線条を前記送り羽根2a
の螺線のピッチpと同じピッチpで螺線状に巻くととも
に、その巻回外径Dを送り羽根2aの巻回外径dよりも
大きくし、送り羽根2aに取付けたとき、その外周縁3
aがスクリーン外筒1の内面に弾圧的に摺接するように
してある。
【0014】そして、このスクレーパー3は、図4〜図
6に示すように、その基端部と終端部が送り羽根2aに
固定され、送り羽根2aに沿ってスクリーン外筒1の内
面に弾圧的に接触するように設けられている。図4にお
ける符号5は、スクレーパー3がケーキの抵抗等によっ
て異常に変形あるいは偏位するのを防止するためのサポ
ートである。
【0015】尚、図1におけるスクリュープレスは、ス
クリーン外筒1を回転するようにしているが、固定した
ものであってもよい。また、図1において、符号6は、
原液の濃縮槽を兼ねたホッパー、7はろ液パン、8はケ
ーキの取出部に設けた調節金、9は、スクリーン外筒1
駆動用の歯車、10は、スクリーン外筒1の支持ローラ
ーを示すものである。
【0016】この発明に係る装置は、上述のように構成
されており、ホッパー6からスクリーン外筒1内に供給
された原液は、送り軸2の回転に伴なって送り羽根2a
によって、図中、左方に送られてスクリーン外筒1のス
クリーンによってろ過され、そのろ液はろ液受皿7内に
落下し、そのケーキは、左端の調節金8部分から機外に
取出される。
【0017】上述のような原液のろ過運転時に、スクリ
ーン外筒1の内面には、送り羽根2aのクリアランスに
相当する厚みのケーキ等の膜が発生し、スクリーンの目
を閉塞せんとするが、この発明に係る装置では、送り羽
根2aにスクレーパー3が取付けられているので、この
スクレーパー3がスクリーンに弾圧的に摺接し、発生せ
んとするケーキ層を剥離し、目詰りを防止することがで
きる。
【0018】すなわち、スクレーパー3は、スクリーン
外筒1の内面(スクリーン)に弾圧的に摺接しているの
でケーキ層の発生を完全に防止することができ、然も、
ケーキ中に異物が存在したときには、適宜に逃げてスク
リーンおよびスクレーパー3自体が傷損することがない
ものである。
【0019】また、この場合にスクレーパー3をスクリ
ーンよりも弱い材料で構成しておけば、スクレーパー3
が損耗し、スクリーンを保護することが可能である。す
なわち、長大なスクリーン外筒1を有するスクリュープ
レスでスクリーン外筒1を傷損すると、その交換等には
多大の労作および経費を要するのであるが、スクレーパ
ー3の交換であれば極めて容易にできるものである。こ
のような場合、スクレーパー3をその長さ方向に分割し
て構成しておくと一層効果的である。
【0020】さらに、この発明におけるスクレーパー3
は、弾圧的にスクリーン外筒1の内面に摺接し、基端部
と終端部とを送り羽根2aに固定し、その中間部分はフ
リー状態であるので、部分的に摺接抵抗が増加したとき
には、該部で内径側に逃げ、(旋回直径が細くなり、)
スクリーンおよびスクレーパー3自体の破損を自動的に
防止され、送り羽根2aに設けたサポート5がケーキの
抵抗によってスクレーパー3が異常に変形あるいは偏位
するのを防止することができる。そして、逆に、摺接抵
抗が小さいときには、スクリーンに強く圧接して薄いケ
ーキ層であっても剥離することができる。尚、スクレー
パー3が過負荷になった場合、ケーキ膜を洗浄して負荷
を軽減できるは勿論である。
【0021】
【発明の効果】このように、この発明に係る装置によれ
ば、スクリュープレスにおいて、従来スクリーン外筒の
内面に発生してろ過上の障害となったケーキの薄膜を完
全に剥離除去し、ろ過効率を向上させることができると
ともに、スクリーンおよびスクレーパー自体の傷損、損
耗も防止でき、さらに、スクリュープレスの製作上で
も、また、運転およびメンテナンス上でもその労作およ
び経費を大巾に削減し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスクリュープレスの模式縦断側
面図である。
【図2】この発明に用いるスクレーパーの一部の側面図
である。
【図3】同じく、送り軸の一部を取出して示す側面図で
ある。
【図4】同じく、スクレーパーの取付状態を説明するた
めの送り軸の一部の側面図であり、送り羽根を断面で示
す。
【図5】同じく、スクレーパーの取付状態を説明するた
めの送り羽根部分の正面図である。
【図6】同じく、スクレーパーの取付状態を説明するた
めの取付部分の横断面図である。
【符号の説明】
1 スクリーン外筒 2 送り軸 2a 送り羽根 3 スクレーパー5 サポート d 送り軸の巻回外径 D スクレーパーの巻回外径 p ピッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン外筒1内に外周面に螺旋状の
    送り羽根2aを巻回した送り軸2を支架し、その送り軸
    2の外周面とスクリーン外筒1の内面との間隙を始端か
    ら終端に至るにしたがって狭小にしたスクリュープレス
    において、上記送り羽根2aと同一ピッチpで、送り羽
    根2aの巻回外径dよりも大径の巻回外径Dを有するス
    プリング材で構成したスクレーパー3をその基端部と終
    端部を送り羽根2aの外周辺部に固定すると共に、スク
    レーパー3の内側の送り羽根2aにサポート5を取付け
    たことを特長とするスクリュープレスにおける目詰り防
    止装置。
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