JP2872218B2 - コリオリ式の質量流量検出器 - Google Patents

コリオリ式の質量流量検出器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定管を有する、
コリオリの原理に基づく質量流量検出器つまりコリオリ
式の質量流量検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】コリオリ式の質量流量検出器によって、
このコリオリ式の質量流量検出器が挿入されている管路
内を流れる流体の質量流量および/または濃度を測定で
きることが知られている。
【0003】少なくとも2つの測定管を有するコリオリ
式の質量流量検出器は、管路に由来する外乱、例えば管
路の振動または流体の著しい圧力変動に対して、唯1つ
の測定管を有するコリオリ式の質量流量検出器よりも良
好に免疫性、つまり不感受性を与えられる。唯1つの測
定管を有するコリオリ式の質量流量検出器は、これに作
用する他の外乱、例えばケーシングに対する衝撃に対し
ても、少なくとも2つの測定管を有するコリオリ式の質
量流量検出器よりも敏感である。
【0004】このような外乱には、目下の周波数で振動
する測定管から管路に伝達され、この管路の、常に存在
する不連続個所で反射させられ、ひいては再び測定管に
達するような振動成分も属する。このような振動成分は
特に不都合である。それというのはこの振動成分が測定
管と同じ目下の周波数を有しているからである。従っ
て、このような外乱は電子的な手段によっては全く排除
されず、また機械的な手段によって排除することも極め
て困難である。
【0005】米国特許第5307689号明細書におい
ては、唯1つの測定管を有するコリオリ式の質量流量検
出器および平行な2つの測定管を有するコリオリ式の質
量流量検出器について記載されている。いずれの質量流
量測定器も1つの管路内に挿入可能であり、運転中に、
測定しようとする流体によって貫流される。
【0006】米国特許第5307689号明細書の第1
図および第2図に相当する、唯1つの測定管を有するコ
リオリ式の質量流量検出器においては、
【0007】−支持プレート(この明細書ではサポート
ベースと呼ばれている)が設けられており、
【0008】−該支持プレートが、少なくとも1つの機
械的な振動減衰エレメント(ここでは振動吸収エレメン
トと呼ばれている)を介して底部(ここではフロアと呼
ばれている)に設けられており、
【0009】−支持プレートの上面に対して平行な1平
面内にU字形またはU+J字形に曲げられた測定管が設
けられており、
【0010】−該測定管が、第1の脚部と該第1の脚部
に対して平行に延びる第2の脚部とを有しており、該両
脚部が、前記平面内で振動を励起されるようになってい
て、支持プレートに取り付けられた第1のホルダもしく
は支持プレートに取り付けられた第2のホルダに固定さ
れており、
【0011】−第1の脚部と支持プレートとに第1の励
振装置が取り付けられていて、第2の脚部と支持プレー
トとに第2の励振装置が取り付けられており、
【0012】−第1のホルダの近傍で第1の脚部に、第
1の脚部の振動を感知するための第1のセンサが配置さ
れており、
【0013】−第2のホルダの近傍で第1の脚部に、第
1の脚部の振動を感知するための第2のセンサが配置さ
れており、
【0014】−第1のホルダの近傍で第2の脚部に、第
2の脚部の振動を感知するための第3のセンサが配置さ
れており、
【0015】−第2のホルダの近傍で第2の脚部に、第
2の脚部の振動を感知するための第4のセンサが配置さ
れており、
【0016】−励起・評価のための電子装置が設けられ
ており、
【0017】−該電子装置が、外部の振動に基づく妨害
信号を除去するための部分回路を有している。
【0018】さらにこの米国特許第5307689号明
細書の第7図〜第11図に相応する、2つの測定管を有
するコリオリ式の質量流量検出器においては、
【0019】−第1の平面内で延びる第1のU字形の測
定管が設けられており、
【0020】−該第1のU字形の測定管が、第1の真直
ぐな脚部と、該第1の脚部に対して平行に延びて第1の
円弧状部分を介して第1の脚部に結合された第2の真直
ぐな脚部とを有しており、該第1および第2の脚部が、
第1の平面内で振動を励起されるようになっており、
【0021】−第2の平面内で延びる第2のU字形の測
定管が設けられており、
【0022】−該第2のU字形の測定管が、第1の真直
ぐな脚部と、該第1の脚部に対して平行に延びて第2の
円弧状部分を介して第1の脚部に結合された第2の真直
ぐな脚部とを有しており、該第1および第2の脚部が、
第2の平面内で振動を励起されるようになっており、
【0023】−円筒形の支持体(ここではサポートと呼
ばれている)が設けられていて、該支持体が一方では分
配部材(ここではマニホルドと呼ばれている)に固定さ
れていて、第1の測定管と第2の測定管との間で延びて
おり、
【0024】−分配部材の近傍で支持体に、両測定管の
ための第1のホルダが取り付けられており、
【0025】−両円弧状部分の近傍で支持体に、両測定
管のための第2のホルダが取り付けられており、
【0026】−第1の測定管の第1の脚部と支持体とに
第1の励振装置が、第1の測定管の第2の脚部と支持体
とに第2の励振装置が、第1の測定管の振動を励起する
ために取り付けられており、
【0027】−第2の測定管の第1の脚部と支持体とに
第3の励振装置が、第2の測定管の第2の脚部と支持体
とに第4の励振装置が、第2の測定管の振動を励起する
ために取り付けられており、
【0028】−第1の測定管の第1の脚部に、第1のホ
ルダと第1の励振装置との間で、第1の測定管の第1の
脚部の振動を感知するための第1のセンサが配置されて
おり、
【0029】−第1の測定管の第2の脚部に、第1のホ
ルダと第2の励振装置との間で、第1の測定管の第2の
脚部の振動を感知するための第2のセンサが配置されて
おり、
【0030】−第2の測定管の第1の脚部に、第1のホ
ルダと第3の励振装置との間で、第2の測定管の第1の
脚部の振動を感知するための第3のセンサが配置されて
おり、
【0031】−第2の測定管の第2の脚部に、第1のホ
ルダと第4の励振装置との間で、第2の測定管の第2の
脚部の振動を感知するための第4のセンサが配置されて
おり、
【0032】−励起・評価のための電子装置が設けられ
ており、
【0033】−該電子装置が、外部の振動に帰因する妨
害信号を除去するための部分回路を有している。
【0034】コリオリ式の質量流量検出器のこのような
両構成においては、冒頭で述べたような管路に帰因する
外乱を回路技術的な手段によって除去しようとしてい
る。しかしながら、測定管の振動と同じ周波数を有する
成分を除去することはできない。さらに、これらの両コ
リオリ式の質量流量検出器の構造的な個々の部分から
は、外乱抑制に全体的に役立つ構造上の手段を認識する
ことはできない。
【0035】さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第
3824351号に記載された、管路内に挿入可能で、
運転中に、測定しようとする流体によって貫流されるコ
リオリ式の質量流量検出器においては、
【0036】−流体入口もしくは流体出口を介して管路
に結合されるようになっている振動剛性的なケーシング
が設けられており、
【0037】−第1の平面内で曲げられた、流体によっ
て貫流される第1の測定管が設けられており、該第1の
測定管が流体入口と流体出口とに開口し、これによりケ
ーシングに固着されており、
【0038】−第2の平面内で曲げられた、流体によっ
て貫流される第2の測定管が設けられており、該第2の
測定管が流体入口と流体出口とに開口し、これによりケ
ーシングに固着されており、該第2の測定管が第1の測
定管に対して平行に延びており、
【0039】−両測定管が、前記両平面に対して直角な
方向の振動を励振装置によって励起されるようになって
おり、
【0040】−流体入口と励振装置との間で両測定管
に、該測定管の振動を感知するための第1のセンサが配
置されており、
【0041】−流体出口と励振装置との間で両測定管
に、該測定管の振動を感知するための第2のセンサが配
置されている。
【0042】このような装置においては、両測定管と振
動剛性的なケーシングとを固着させること、つまり機械
的な手段によって、前記のような外乱を両測定管が受け
ることを阻止しようとしている。しかしながらこのこと
によっては、外乱の十分な抑制は得られないことが判っ
た。
【0043】欧州特許出願公開第770858号明細書
(特願平8−278119号)に記載された、管路内に
挿入可能で、運転中に、測定しようとする流体によって
貫流されるコリオリ式の質量流量検出器においては、
【0044】―流体入口もしくは流体出口を介して管路
に接続することのできるハウジングが設けられており、
【0045】―該ハウジングの内部にベースプレートが
配置されており、
【0046】―該ベースプレートが、少なくとも1つの
機械的な減衰装置を介してハウジングに結合されてお
り、
【0047】―該減衰装置が、前記ベースプレートの振
動節線に固定されており、
【0048】―前記ベースプレートの上面に対して平行
な平面で曲げられた、流体によって貫流される唯一つの
測定管が設けられていて、該測定管が、流体入口と流体
出口とに開口しており、
【0049】―前記測定管が、前記平面に対して直角な
方向で振動を励起され得る部分管を有していて、該部分
管が、前記ベースプレートの第1の縁部の範囲に配置さ
れた第1の固定装置と、前記ベースプレートの第2の縁
部の範囲に配置された第2の固定装置とによって前記ベ
ースプレートに固定されており、
【0050】―前記測定管が各1つの接続部分管を有し
ていて、第1の接続部分管が、第1の固定装置から流体
入口に通じていて、第2の接続部分管が、第2の固定装
置から流体出口に通じており、
【0051】―振動を励起するための励振器が設けられ
ており、
【0052】―第1の固定装置の近くに、前記部分管の
振動を測定するため第1のセンサが配置されていて、第
2の固定装置の近くに、前記部分管の振動を測定するた
めの第2の固定装置が配置されている。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のコリオリ式の質量流量検出器を改良し
て、さらに別の機械的な手段により、前述の外乱の影響
をできる限り小さく抑えることのできるようなコリオリ
式の質量流量検出器を提供することである。
【0054】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、コリオリ式の質量流量検出器にお
いて、該質量流量検出器が管路内に挿入可能であり、運
転中に、測定しようとする流体によって貫流されるよう
になっており、(イ) 流体入口もしくは流体出口を介
して管路に結合されるようになっているケーシングが設
けられており、(ロ) ケーシング内部に、剛性を有す
る支持体が配置されており、(ハ) 該支持体が少なく
とも1つの機械的な減衰エレメントを介してケーシング
に結合されており、(ニ) 流体入口と流体出口とに、
流体によって貫流される測定管が開口しており、(ホ)
該測定管が、振動を励起されるべき部分管を有してお
り、該部分管が入口側の固定部ならびに出口側の固定部
によって支持体に取り付けられており、(ヘ) さらに
前記測定管が、入口側の固定部から流体入口に延びる入
口側の接続部分管と、出口側の固定部から流体出口に延
びる出口側の接続部分管とを有しており、(ト) ケー
シングと支持体との間で作用する、部分管の振動を励起
する励振装置が設けられており、(チ) 入口側の固定
部の近傍で部分的に部分管に、該部分管の振動を感知す
るための第1のセンサが取り付けられており、(リ)
出口側の固定部の近傍で部分的に部分管に、該部分管の
振動を感知するための第2のセンサが取り付けられてい
る、ようにした。
【0055】
【発明の効果】本発明の第1の有利な構成によれば、部
分管が円弧の形状を有しており、有利には各接続部分管
が、部分管よりも小さな曲率半径を有して曲げられてい
る。
【0056】本発明の第2の有利な構成によれば、測定
管が10mmよりも小さな呼び径、特に約1mmの呼び
径を有している。
【0057】本発明の第3の有利な構成によれば、支持
体の質量が部分管の質量よりも大きい。
【0058】本発明の第4の有利な構成によれば、部分
管に結合された、第1のセンサの結合部と、部分管に結
合された、第2のセンサの結合部とが、部分管の質量に
比べて小さな質量を有している。
【0059】本発明の主な利点は、測定管には励振装置
の構成部分を取り付けずに済み、これにより、測定管が
励振させられる場所で、測定管がその固有質量に対して
付加的な質量を有することがないことである。この利点
は、測定管の呼び径が小さければ小さいほど著しく顕著
になり、特にこの呼び径が1mmの範囲内にある場合に
は極めて重要である。
【0060】本発明の別の利点は、内部の振動補償とし
て理解することができる、前記問題を解決するための本
発明による手段によって、目下の周波数で振動する測定
管の振動成分が管路に伝達されることは事実上ないこと
である。
【0061】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示した実施の
形態について説明する。なお、図面には1実施例がほぼ
縮尺通り示されており、同じ構成部材には同じ符号が付
けられている。
【0062】図2のII−II線に沿って断面した、側
方から見た図である図1、および図1のI−I線に沿っ
て示した、上方から見た図である図2に示したコリオリ
式の質量流量検出器1は、図示していない管路内に、例
えばフランジ、ねじ山結合部、またはクランプ装置によ
って挿入可能である。このコリオリ式の質量流量検出器
は、測定しようとする流体によって貫流され、ケーシン
グ11を有している。このケーシングには、環境の影響
から保護するための主要な部分が配置されている。
【0063】これらの図面から判るように、この実施例
のコリオリ式の質量流量検出器は図示していない管路内
に、この管路に軸線方向で整合合致するように挿入する
ことができる。
【0064】ケーシング11は、図1および図2に示さ
れているように、多数の部分、つまり例えば底部プレー
ト111の形の下側部分と、上側部分112と、流体入
口113と、流体出口114とから構成されている。こ
れらの部分は、コリオリ式の質量流量検出器の組立完了
した状態では、固定的にかつ解離不能に互いに結合され
ている。
【0065】それにもかかわらずケーシング内に、必要
な電気的な線路を引き込み、もしくはケーシングからこ
れを引き出すことを可能にするために、上側部分112
には開口115が設けられている。この開口には、適宜
な線路貫通案内部を密に挿入することができる。
【0066】ケーシング11内部には、支持体12が配
置されている。この支持体は方形の厚いプレートの形状
を有している。支持体12の質量は、部分管151の質
量に比べて大きいと有利である。この支持体12はケー
シング11に、この実施例では底部プレート111に、
減衰エレメント13,14,20を介して結合されてい
る。ただし減衰エレメント13,14または減衰エレメ
ント20は省かれてもよい。
【0067】支持体12は、ケーシングに固着されてい
るのではなく、ケーシング11に対して全ての方向にお
いてなおも運動可能であるがしかしケーシングに帰因す
る運動、特に衝撃または振動がせいぜいのところ著しく
減衰された状態でしか支持体12に伝達されないよう
に、ケーシング11に位置固定されているにすぎない。
従って、支持体12は、底部プレート111に対して、
衝突を阻止する間隔を維持している。支持体12の上面
に対して平行に、測定管15が延びている。この測定管
は、この支持体12の上面に対して平行な1平面内で曲
げられており、流体によって貫流されている。この測定
管15は流体入口113と流体出口114とに開口す
る。
【0068】支持体12の領域内で測定管15は部分管
151を有している。この部分管は、有利には円弧の形
状を有しており、励振装置16、例えば電磁的な、特に
電気力学的つまりエレクトロダイナミックな励振装置に
よって、測定管15が曲げられている平面に対して直角
な方向に振動を励起される。この部分管151は、支持
体12の互いに対向して位置する縁部で、固定部12
1,122によってこの支持体12に固定されている。
【0069】部分管151の励振は、励振装置が支持体
と測定管との間、または複数の測定管自体の相互間に配
置されていてこれにより測定管に直接的に作用するよう
な従来技術に基づく装置とは異なり、本発明の場合に
は、励振装置16がケーシング11と支持体12との間
で作用することにより間接的に行われる。支持体12は
減衰エレメント13,14,20によってケーシング1
1に対して振動可能に支承されているので、支持体12
の振動は部分管151に伝達される。
【0070】図1および図2の実施例においては、励振
装置16は支持体12と並んで配置されている。支持体
12に対する前述の作用が行われるように、この支持体
は側方の突出部123を有している。この突出部とケー
シング11との間に、励振装置16が位置している。こ
の突出部123は支持体12よりも薄い。この突出部1
23の長手方向対称線は支持体12の横方向対称線と一
致する。
【0071】励磁装置16はコイル支持体161とコイ
ルと永久磁石とを有している。この永久磁石は突出部1
23に固定されていて、コイル162内に侵入してい
る。コイル支持体161は、ケーシング11の底部プレ
ート111に固定されている。部分管151ひいては測
定管15の有効振動を励起させるためには汎用の励振器
回路の1つを使用することができる。
【0072】固定部121からは、接続部分管152が
流体入口113に延びている。この接続部分管152
は、固定部121から出た、部分管151の端部の方向
と、管路の方向との間のキンクのない移行部をもたら
す。この管路の方向とは、測定管15の一方の端部が流
体入口113に開口する時に延びなければならない方向
である。
【0073】比較可能な形式で、しかし全体的に鏡像対
称的に、固定部122からは接続部分管153が流体出
口114に延びている。この接続部分管153は、固定
部122から出た、部分管151の端部の方向と、管路
の方向との間のキンクのない移行部をもたらす。この管
路の方向とは、測定管15の他方の端部が流体出口11
4に開口する時に延びなければならない方向である。
【0074】接続部分管152は固定部121を出たあ
と、先ず部分管151の湾曲に従って延び、次いで、部
分管151の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する、
逆向きの湾曲に移行する。湾曲方向を再度逆にしたの
ち、接続部分管152は流体出口113に開口する。
【0075】接続部分管153も固定部122を出たあ
と、先ず部分管151の湾曲に従って延び、次いで、部
分管151の曲率半径よりも小さな曲率半径を有する、
逆向きの湾曲に移行する。湾曲方向を再度逆にしたの
ち、接続部分管153は流体出口114に開口する。
【0076】部分管151と接続部分管152,153
とは、所望の呼び径を有する測定管15を形成し、継ぎ
目なしに互いに移行し合っている。適宜な曲げ装置で、
この測定管15は、真直ぐな管部分を曲げることにより
形成することができる。
【0077】固定部121の近傍には、部分管151に
部分的に第1のセンサ17が、また、固定部122の近
傍には、部分管151に部分的に第2のセンサ18が、
部分管の振動を感知するために取り付けられている。セ
ンサ17,18によって生ぜしめられる信号から、これ
らの信号の位相差または時間差を検出することにより、
通常通り質量流量を測定することができる。これらのセ
ンサ17,18は例えば電磁的、特に電気力学的なセン
サである。
【0078】特に部分管151の上記呼び径が1mmの
範囲内にある場合、部分管151に結合された、センサ
17の結合部171、および、部分管151に結合され
た、センサ18の結合部181は、部分管151の質量
に比べて小さな質量を有している。
【0079】上述のような測定管の間接的な励振という
本発明の原理の適用は、図示の実施例に限定されるもの
ではない。このような原理は、ケーシング内にばね弾性
的に支承された内部の支持体が設けられていて、この支
持体に対して測定管が励振させられる場合にはいつも有
利に適用することができる。この場合、このような支持
体はケーシングに対して励振させられることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】質量流量検出器を側方から見た状態で示した縦
断面図である。
【図2】図1の質量流量検出器を、ケーシング上側部分
を取り除いた後で上方から見た状態で示した図である。
【符号の説明】
1 質量流量検出器、 11 ケーシング、 12 支
持体、 13,14,20 減衰エレメント、 15
測定管、 16 励振装置、 17,18 センサ、
111 底部プレート、 112 上側部分、 113
流体入口、114 流体出口、 115 開口、 1
21,122 固定部、 151 部分管、 123
突出部、 151 部分管、 152,153 接続部
分管、161 コイル支持体、 162 コイル、 1
71,181 結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−138150(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/84

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コリオリ式の質量流量検出器(1)にお
    いて、該質量流量検出器が管路内に挿入可能であり、運
    転中に、測定しようとする流体によって貫流されるよう
    になっており、 (イ) 流体入口(113)もしくは流体出口(11
    4)を介して管路に結合されるようになっているケーシ
    ング(11)が設けられており、 (ロ) ケーシング内部に、剛性を有する支持体(1
    2)が配置されており、 (ハ) 該支持体が少なくとも1つの機械的な減衰エレ
    メント(13,14,20)を介してケーシングに結合
    されており、 (ニ) 流体入口と流体出口とに、流体によって貫流さ
    れる測定管(15)が開口しており、 (ホ) 該測定管が、振動を励起されるべき部分管(1
    51)を有しており、該部分管(151)が入口側の固
    定部(121)ならびに出口側の固定部(122)によ
    って支持体に取り付けられており、 (ヘ) さらに前記測定管が、入口側の固定部(12
    1)から流体入口(113)に延びる入口側の接続部分
    管(152)と、出口側の固定部(122)から流体出
    口(114)に延びる出口側の接続部分管(153)と
    を有しており、 (ト) ケーシング(11)と支持体(12)との間で
    作用する、部分管(151)の振動を励起する励振装置
    (16)が設けられており、 (チ) 入口側の固定部(121)の近傍で部分的に部
    分管(151)に、該部分管の振動を感知するための第
    1のセンサ(17)が取り付けられており、 (リ) 出口側の固定部(122)の近傍で部分的に部
    分管(151)に、該部分管の振動を感知するための第
    2のセンサ(18)が取り付けられている、ことを特徴
    とする、コリオリ式の質量流量検出器。
  2. 【請求項2】 部分管(151)が、円弧の形を有して
    いる、請求項1記載の質量流量検出器。
  3. 【請求項3】 各接続部分管(152,153)が、部
    分管(151)よりも小さな曲率半径を有して曲げられ
    ている、請求項2記載の質量流量検出器。
  4. 【請求項4】 測定管(15)が10mmよりも小さな
    呼び径を有している、請求項1から3までのいずれか1
    項記載の質量流量検出器。
  5. 【請求項5】 支持体(12)の質量が、部分管(15
    1)の質量に比べて大きい、請求項1から4までのいず
    れか1項記載の質量流量検出器。
  6. 【請求項6】 部分管(151)に結合された、第1の
    センサ(17)の結合部(171)、および、部分管
    (151)に結合された、第2のセンサ(18)の結合
    部(181)が、部分管の質量に比べて小さな質量を有
    している、請求項1から5までのいずれか1項記載の質
    量流量検出器。
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