JP2870955B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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哲郎 青木
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度センサーの取付手段を設けた誘導加熱調
理器に関するものである。
近年、調理用として誘導加熱調理器が普及されてきて
いる。
従来の技術 従来この種の誘導加熱調理器について第5図を参照し
ながら説明する。図に示すように平板状の結晶化ガラス
よりなるトッププレート1上に載置された鍋体2を、加
熱コイル3から発せられる高周波交番磁界により加熱
し、また鍋体2の温度を一定に保つために、トッププレ
ート1裏面に接してサーミスタ等の温度センサー4を設
け、このサーミスタでの検知レベルと予め定められた設
定レベルとを比較して高周波交番磁界出力を制御するも
のがケース本体5内に設けられていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の誘導加熱調理器の構成ではトッププ
レート1の反りや裏面の凹凸状態により温度センサー4
との接触状態が異なり鍋体2の正確な温度が検出できな
い。またトッププレート1を形成する結晶化ガラスと鍋
体2を形成する各種磁性金属との熱伝導率が異なるため
に、特に通電初期においては温度センサー4よりも鍋体
2の温度が急速に上昇してその結果鍋体2の設定温度よ
りも極めて高い温度まで鍋体2が加熱される恐れがあっ
た。このために鍋体2表面に加工された、たとえば弗素
樹脂層の熱劣化を促進したり、鍋体の熱変形が生じる等
の問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、成型性の優れた
材料よりなるトッププレートを用い正確に鍋体の温度を
検出するとともにこのトッププレートの温度過昇を防止
する温度センサーの取付手段を設けた誘導加熱調理器を
提供することを第1の目的としている。また、第2の目
的は組立が簡単で確実な温度センサーの取付手段を設け
た誘導加熱調理器を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は上記第1の目的を達成するために、第1の手
段は鍋体が載置される耐熱性樹脂よりなるトッププレー
トと、このトッププレートの下面に配設され前記鍋体を
加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを支持する支持
体と、前記加熱コイルによる加熱状態を検出する温度セ
ンサーと、この温度センサーを内蔵し、前記トッププレ
ートに設けられたボス部に一体的にはめ込まれた円筒状
のセンサーケースと、前記温度センサーを上方に付勢す
るスプリングとを備え、鍋体を載置しない状態において
前記センサーケースの上面がトッププレートの表面と同
一面になるようにするとともに、前記センサーケースの
上面が前記鍋体に接するようにした誘導加熱調理器とす
る。また第2の目的を達成するために、第2の手段はセ
ンサーケースの外周面に複数個の孔を設け、この孔に係
止される突起部を有する受け板を前記センサーケースに
圧入して、スプリングを支持したものである。
作用 本発明の第1の作用は、上記構成により、鍋体の裏面
温度を直接温度センサーで検出されるように、トッププ
レートと一体にセンサーケースを成型したもので、また
この温度センサーはトッププレートの温度過昇防止装置
として作用する。またセンサーケースに外力が加わって
も外周面に設けた環状リブによりセンサーケースの脱落
が防止される。
第2の作用はセンサーケースに係止される受け板によ
り温度センサーがスプリングを介して支持されるため、
簡単な構成で確実に温度センサーがトッププレートに取
付可能となる。
実施例 以下、本発明の第1実施例を第1図および第2図を参
照しながら説明する。
図に示すように、磁性金属よりなる鍋体11と、ケース
本体12の上面にポリフェニレンサルファイド樹脂よりな
る耐熱樹脂製のトッププレート13が接着固定され、中央
には下方に突出するボス部14が一体に形成されている。
そして、トッププレート13の下方には加熱コイル15を設
け高周波交番電流を流して加熱コイル15に交番磁界を発
生させ前記鍋体11を誘導加熱するもので、前記加熱コイ
ル15は支持体16に接着され、前記加熱コイル15の上下面
を冷却する冷却ファン17が設けられている。また、サー
ミスタ等の温度センサー18をセンサーケース19に内蔵
し、このセンサーケース19は円筒状にしてこの外周面に
は環状リブ20を設け、この環状リブ20を被うように前記
トッププレート13のボス部14と一体に成型されている。
このときトッププレート13上面と前記センサーケース19
上面は同一面になるように成型される。また前記温度セ
ンサー18は円板21を介してスプリング22により上方に付
勢され、このスプリング22は前記支持体16により支持さ
れている。23はまた、ケース本体12には操作基板23およ
び操作パネル24を設け、ケース25には吸気孔26が設けら
れている。
上記構成において、鍋体11裏面がケース本体12に一体
に設けたセンサーケース19上面と接触して載置され、セ
ンサーケース19に内蔵された温度センサーにより、鍋体
の温度を検出する。また鍋体11がオーバーヒートしてト
ッププレート13が鍋体11の熱伝導により過熱されても動
作して、トッププレート13の過昇温度防止装置の役目を
する。またセンサーケース19は、この外周に設けた環状
リブ20により堅個にトッププレート13と一体に成型され
容易に脱落することがない。本発明ではこの環状リブ20
を外周面に対して凸状としたが凹状リブでもよい。
次に第2実施例について第3図および第4図を参照し
ながら説明する。図に示すようにセンサーケース27の外
周面には複数個の孔28を設け、この孔28に係合する突起
部29を有する受け板30とよりなるもので、その他の構成
は第1の実施例と同じであるので同一の番号を付けて詳
細な説明は省略する。この構成では、センサーケース27
に圧入係止された受け板30によりスプリング22が支持さ
れているため、ケース本体12とトッププレート13の組立
は温度センサー18の結線のみでよく、簡単におこなえる
ものである。
このように本発明の第1実施例の誘導加熱調理器によ
れば、温度センサー18が鍋体11裏面の温度を直接検出
し、さらにトッププレート13の温度過昇時にも動作する
もので、鍋体11の温度を正確に検出するとともに、トッ
ププレート13が熱可塑性の耐熱性樹脂であっても安全で
ある。またセンサーケース19に環状リブ20等の凹凸部を
形成することにより、センサーケース19上面に外力が加
わっても脱落することはない。またこのセンサーケース
19上面はトッププレート13と同一面にあり、外観や手入
れ性を損なうものではない。また、第2実施例の誘導加
熱調理器によれば、センサーケースに設けた孔に係合す
る受け板により、温度センサー18がスプリング22を介し
て支持されるようにしたため、組立が簡単にして確実に
温度センサー18をトッププレート13に固定することがで
きるものである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、成型性の優れた材
料よりなるトッププレートを用い、正確に鍋体の温度を
検出することができるとともに、温度センサーが簡単で
確実に取り付けられる誘導加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の誘導加熱調理器の一部破
断した断面図、第2図は同第1実施例の誘導加熱調理器
の要部断面図、第3図は同第2実施例の誘導加熱調理器
の要部断面図、第4図は同第2実施例の誘導加熱調理器
のセンサーケースの分解斜視図、第5図は従来の誘導加
熱調理器の断面図である。 11……鍋体、12……ケース本体、13……トッププレー
ト、15……加熱コイル、16……支持体、18……温度セン
サー、19,27……センサーケース、20……環状リブ、22
……スプリング、28……孔、29……突起部、30……受け
板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍋体が載置される耐熱性樹脂よりなるトッ
    ププレートと、このトッププレートの下面に配設され前
    記鍋体を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを支持
    する支持体と、前記加熱コイルによる加熱状態を検出す
    る温度センサーと、この温度センサーを内蔵し、前記ト
    ッププレートに設けられたボス部に一体的にはめ込まれ
    た円筒状のセンサーケースと、前記温度センサーを上方
    に付勢するスプリングとを備え、鍋体を載置しない状態
    において前記センサーケースの上面がトッププレートの
    表面と同一面になるようにするとともに、前記センサー
    ケースの上面が前記鍋体に接するようにした誘導加熱調
    理器。
  2. 【請求項2】センサーケースの外周面に複数個の孔を設
    け、この孔に係止される突起部を有する受け板を前記セ
    ンサーケースに圧入して、スプリングを支持してなる請
    求項1記載の誘導加熱調理器。
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