JP2868836B2 - 光メモリ用ドライブ装置 - Google Patents

光メモリ用ドライブ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ビームを用いて情報の記録および/ま
たは再生を行う光メモリ装置におけるドライブ装置に関
する。
〔従来の技術〕
光メモリ装置として、例えば特開昭64−43888号公報
には、ドライブ装置のカセットケース挿入口を有する前
面に通気口を設け、カセットケースのドライブ装置への
装着下において冷却ファンにより挿入口からカセットケ
ース背面を経て通気口に至る空気流を発生させて、装置
内の温度上昇を防止するようにしたものが提案されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のドライブ装置にあって
は、カセットケース背面を通気路の一部としているた
め、外部から侵入した塵埃がカセットケース内のディス
クや、光学ヘッドを構成する各種光学部品に付着し、こ
れがため光量低下等が生じて、情報を正確かつ安定して
記録/再生することができなくなるという問題がある。
このような問題を解決する方法として、外気を導入す
る通気口に補集能力の高い高性能フィルタを配置し、こ
れにより塵埃を補集して装置内をクリーンな空気で冷却
することが考えられる。しかし、このようにすると、フ
ィルタによる空気流の圧力損失があるため、冷却ファン
として容量の大きなものが必要となり、高性能フィルタ
を用いることと相俟ってコスト高になるという問題があ
る。また、長期間に亘る使用では、フィルタの目詰まり
による冷却風量が低下して、ドライブ装置内の温度上昇
を招く恐れがある。このため、定期的またはフィルタの
状態により、フィルタ交換が必要となり、長期間(例え
ば5年以上)に亘る保守不要(メンテナンスフリー)の
装置とすることが困難となる。
なお、ディスクや光学部品への外部からの塵埃の付着
は、冷却ファンを用いることなく、通気口等を通して装
置内を自然冷却するものにおいても、同様に生じるもの
である。
この発明は、上述した従来の問題点に着目してなされ
たもので、記録媒体や光学ヘッドを構成する各種光学部
品への塵埃の付着を有効に防止でき、したがって塵埃の
付着による光量低下をきたすことなく、長期間に亘って
情報を正確かつ安定して記録/再生することができるよ
う適切に構成した光メモリ用ドライブ装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するため、この発明では、前面に通気
口とディスク状記録媒体を収納するカセットケースを挿
入する挿入口とを具え、内部に前記ディスク状記録媒体
を回転させるモータと、前記ディスク状記録媒体に対し
て情報の記録および/または再生を行うための光学ヘッ
ドと、該光学ヘッドの駆動機構と、前記ディスク状記録
媒体のローディング機構とを有するドライブ機構部と、
このドライブ機構部を駆動制御する回路基板とを具える
光メモリ用ドライブ装置において、前記回路基板を除い
て、前記ドライブ機構部を防塵カバーでほぼ完全に密封
し、これによりドライブ機構部内に外気の流れが生じな
いようにする。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第1実施例を示す光メモリ用ドラ
イブ装置の外観斜視図、第2図はその内部の概要図を示
すものである。ドライブ装置1の前面2には、ディスク
状記録媒体を収容するカセットケース3を挿脱するため
の挿入口4が設けられていると共に、その下側にはドラ
イブ装置1内の通気を可能とするための格子状の貫通穴
からなる通気口5および、ドライブ装置1に装着された
カセットケース3をドライブ装置1からイジェクトする
ためのイジェクトスイッチ6が設けられている。
また、内部には、装着されたカセットケース3内のデ
ィスクを回転させるモータと、ディスクに対して情報の
記録および/または再生を行うための光学ヘッドと、該
光学ヘッドをディスク径方向に駆動する駆動機構と、カ
セットケース3を装着するためのローディング機構と、
さらにディスクが光磁気ディスクの場合にあっては外部
磁界を与えるためのバイアス磁界機構とを具えるドライ
ブ機構部が設けられていると共に、光学ヘッド内の半導
体レーザのパワー制御、ディスクからの情報読み取り処
理回路、光学ヘッドをディスク径方向に駆動する駆動機
構の制御回路等を有するドライブ用基板7および、ホス
トの指令に基づいてドライブ装置を制御する主回路、コ
マンドの解読やエラー訂正を行う回路等を有するコント
ローラ用基板8が設けられている。
かかるドライブ装置1において、カセットケース3は
挿入口4から挿入された後、ローディング機構によりド
ライブ機構部内に装着されてモータによりディスクが回
転される。また、カセットケース3がドライブ機構部内
に装着された状態でイジェクトスイッチ6を押すと、カ
セットケース3はその一部が前面2の挿入口4から飛び
出した状態で保持され、この状態から手動で取り出すこ
とができるようになっている。
この実施例では、ディスクを回転させるモータ、光学
ヘッド、該光学ヘッドを駆動する駆動機構、ローディン
グ機構およびディスクが光磁気ディスクの場合にあって
はバイアス磁界機構を具えるドライブ機構部を、挿入口
4からカセットケース3を挿脱し得るように防塵カバー
9でほぼ完全に密封すると共に、防塵カバー9の底面と
離間してその下方に、該底面と平行にドライブ用基板7
およびコントローラ用基板8を離間対向して配置して、
これらドライブ用基板7とコントローラ用基板8との間
を通気口5を通る空気流のダクトとして作用させるよう
にする。
このように、ドライブ装置1のドライブ機構部を防塵
カバー9でほぼ完全に密封すれば、ドライブ機構部内に
は外気が侵入する気流が発生しないので、外部の塵埃が
ディスクや光学ヘッドを構成する各種光学部品に付着す
るのを有効に防止でき、したがって光量低下をきたすこ
となく、長期間に亘って情報を正確かつ安定して記録/
再生することができる。
また、ドライブ用基板7とコントローラ用基板8との
間を通気口5を通る空気流のダクトとして作用させるこ
とにより、これら基板7,8に装着された回路の放熱性を
充分確保できると共に、これら基板7,8においては塵埃
による機能低下が殆どないので、通気口5にフィルタを
設けて外気を清浄する必要がなく、したがって光メモリ
装置内の冷却ファンにより冷却する場合でもその容量を
小さくでき、フィルタが不要なことと相俟って装置全体
を安価にできる。
第3図はこの発明の第2実施例の要部を示す縦断側面
図、第4図はその分解斜視図を示すものである。この実
施例は、光磁気ディスクサブシステム構造または内蔵型
光磁気ディスクパソコンタイプの光メモリ装置10にドラ
イブ装置11を装着し、光メモリ装置10の後方に取り付け
た冷却ファン12によりドライブ装置11の前面パネル14か
ら外気を導入して、これを外部に吹き出すようにしたも
のである。前面パネル14には、光磁気ディスクを収容す
るカセットケース15を挿脱するための挿入口16と、その
上側および下側に光メモリ装置10内に外気を導入するた
めの通気口17および18と、装着されたカセットケース15
をドライブ装置11からイジェクトするためのイジェクト
スイッチ19とを設ける。
ドライブ装置11には、第5図にその分解斜視図を示す
ように、上面およびこれに連続する2つの側面を有する
コ字状のフレーム21の上面に固定してデッキユニット22
を設けると共に、このデッキユニット22にホルダーユニ
ット23を介して界磁ユニット24を設け、これらデッキユ
ニット22と界磁ユニット24との間にカセットケース15を
ローディングするようにする。
デッキユニット22には、装着されたカセットケース15
内のディスクを回転させるスピンドルモータ25と、光磁
気ディスクに対して情報の記録および/または再生を行
うための光学ヘッド26と、該光学ヘッド26をディスク径
方向に駆動する駆動機構27と、カセットケース15を装着
するためのローディング機構(図示せず)とを設け、こ
のデッキユニット22をインシュレータ28および支持台29
を介してフレーム21に固定する。
デッキユニット22の下方には、空気口18を通る空気流
のダクトを形成するように、フレーム21に保持して、光
学ヘッド26内の半導体レーザのパワー制御、ディスクか
らの情報読み取り処理回路、光学ヘッド26をディスク径
方向に駆動する駆動機構27の制御回路等を有するドライ
ブ用基板31と、ホストの指令に基づいてドライブ装置を
制御する主回路、コマンドの解読やエラー訂正を行う回
路等を有するコントローラ用基板32とを離間対向して設
ける。これらドライブ用基板31およびコントローラ用基
板32は、ハーネス33で接続し、またデッキユニット22か
らハーネス34,35は、フレーム21の一方の側面に形成し
た開口部36,37を通してドライブ用基板31に接続する。
この実施例では、フレーム21の上面の両側縁部に溝21
aを延在して設け、これら溝21aに密着係合し、かつ通気
口17,18間で前面パネル14に密着させて、デッキユニッ
ト22、ホルダーユニット23および界磁ユニット24を有す
るドライブ機構部を包囲するように、フレーム21にシボ
リ加工あるいはダイカスト加工等で形成した防塵カバー
41を設ける。なお、溝21aは一方の側縁部においてデッ
キユニット22からのハーネス34,35が開口部36,37を通る
ように形成すると共に、これらの溝21aの部分にはゴム
またはスポンジ状のシール部材を設け、これを圧縮する
ように防塵カバー41をフレーム21に取り付けることによ
り、防塵カバー41をフレーム21に密着して装着するよう
にする。
また、防塵カバー41には、前面パネル14の挿入口16に
対応する部分に開口部42を設けると共に、この開口部42
に挿入口16を通してカセットケース15を挿脱し得るよう
に開閉フタ43を設ける。この実施例では、開閉フタ43
を、カセットケース15の非装着状態においては、図示し
ない附勢手段により開口部42を閉塞し、カセットケース
15の挿入時においては、該カセットケース15の移動によ
り附勢手段に抗して回動し、カセットケース15のローデ
ィング後は、回動先端部がカセットケース15の上面に当
接して開口部42の開放状態を保持し、またカセットケー
ス15の取り出し時においては、該カセットケース15の移
動に伴って附勢手段により回動して開口部42を閉塞する
よう構成する。
かかる実施例によれば、通気口17,18間で、デッキユ
ニット22、ホルダーユニット23および界磁ユニット24を
有するドライブ装置11のドライブ機構部を、防塵カバー
41でほぼ完全に密封したので、冷却ファン12により外気
を導入しても、ドライブ機構部内には外気が侵入する気
流は発生しない。したがって、第1実施例と同様に、外
部の塵埃がディスクや光学ヘッド26を構成する各種光学
部品に付着するのを有効に防止できるので、光量低下を
きたすことなく、長期間に亘って情報を正確かつ安定し
て記録/再生することができる。
また、ドライブ用基板31とコントローラ用基板32との
間を、空気口18を通る空気流のダクトとして作用させる
ようにしたので、これら基板31,32に装着された回路の
放熱性を充分確保できると共に、これら基板31,32にお
いては塵埃による機能低下が殆どないので、通気口18に
フィルタを設けて外気を清浄する必要がなく、したがっ
て冷却ファン12の容量を小さくでき、フィルタが不要な
ことと相俟って光メモリ装置10全体を安価にできる。
さらに、冷却ファン12によって通気口17,18から導入
される外気は、防塵カバー41の外面にも接して流れるこ
とになるので、ドライブ機構部の温度上昇も有効に防止
することができる。
第6図はこの発明の第3実施例の要部の構成を示すも
のである。この実施例は、第2実施例においてドライブ
装置11の防塵カバー41の前面と、前面パネル14の裏面と
の間で、挿入口16の下方に、該挿入口16に連通して追加
風路45を設けたもので、その他の構成は第2実施例と同
様である。
このように、追加風路45を設ければ、挿入口16から侵
入する外気は追加風路45を経て通気口18からの外気と合
流することになるので、防塵カバー41内への外気の流入
をより確実に防止できるという効果がある。
第7図はこの発明の第4実施例の要部の構成を示すも
のである。この実施例は、第2実施例において、ドライ
ブ装置11の防塵カバー41の開閉フタ43を、カセットケー
ス15の装着状態および非装着状態においては開口部42を
閉塞するよう構成したもので、その他の構成は第2実施
例と同様である。
このように、カセットケース15の装着状態下において
も、開口部42を開閉フタ43により閉塞するようにすれ
ば、デッキユニット22はフレーム21、防塵カバー41おび
開閉フタ43により完全に密閉されるので、ドライブ装置
11のドライブ機構部内への外部からの塵埃の侵入をより
確実に防止することができる。
第8図は本発明者が別に開発した光メモリ用ドライブ
装置の一例の要部の構成を示す縦断側面図、第9図はそ
の分解斜視図を示すものである。このドライブ装置で
は、ディスクを回転させるスピンドルモータ25、ディス
クに対して情報の記録および/たは再生を行うための光
学ヘッド26、この光学ヘッド26をディスク径方向に駆動
する駆動機構を構成するボイスコイルモータ(VCM)51
を具えるデッキユニット22のベース部材を、スピンドル
モータ25およびVCM 51の下面側に設け、これをインシュ
レータ28を介してフレーム21に固定する。また、デッキ
ユニット22には、ローディング駆動プレート52を介して
カセットケースを保持、搬送するホルダーユニット23を
設けると共に、デッキユニット22の前方側にはローディ
ング駆動プレート52をドライブ装置11の前後方向に駆動
するオートローディング駆動ユニット53を、後方側には
界磁ユニット24を設ける。さらに、デッキユニット22の
前端部にはフロントカバーユニット54を、後端部にはリ
アーカバー55を設ける。
また、フロントカバーユニット54には、前面パネル14
の挿入口16に対応する部分に開口部42を設けると共に、
この開口部42に挿入口16を通してカセットケース(図示
せず)を挿脱し得るように開閉フタ43を設ける。なお、
開閉フタ43は、カセットケースの装着状態および非装着
状態において、図示しない附勢手段により開口部42を閉
塞するように構成する。
さらに、デッキユニット22の下方には、通気口18を通
る空気流のダクトを形成するように、光学ヘッド26内の
半導体レーザのパワー制御、ディスクからの情報読み取
り処理回路、光学ヘッド26をディスク径方向に駆動する
VCM 51の制御回路等を有するドライブ用基板31と、ホス
トの指令に基づいてドライブ装置を制御する主回路、コ
マンドの解読やエラー訂正を行う回路等を有するコント
ローラ用基板32とを離間対向して設ける。なお、ドライ
ブ用基板31は、デッキユニット22のベース部材に保持
し、コントローラ用基板32は電気的接続と機械的保持が
可能なボードトウーボードコネクタにより、ドライブ用
基板31に接続、保持する。また、デッキユニット22から
のハーネス34,34は、デッキユニット22のベース部材と
フロントカバーユニット54またはリアカバー55の間にゴ
ムまたはスポンジ状のシール部材(図示せず)を介して
挟持するようにする。
このドライブ装置では、フロントカバーユニット54、
リアーカバー55、デッキユニット22に密着係合して、デ
ッキユニット22上の機構部を包囲するように防塵カバー
41を設ける。
かかる構成によれば、ドライブ装置11のドライブ機構
部、すなわちデッキユニット22およびデッキユニット22
上に設けられた機構部を、フロントカバーユニット54、
リアカバー55、防塵カバー41およびデッキユニット22の
ベース部材によりほぼ完全に密封したので、冷却ファン
12により外気を導入しても、ドライブ機構部内には外気
が侵入する気流は発生しない。したがって、第2実施例
と同様に、外部の塵埃がディスクや光学ヘッド26を構成
する各種光学部品に付着するのを有効に防止できるの
で、光量低下をきたすことなく、長期間に亘って情報を
正確かつ安定して記録/再生することができる。
また、ドライブ用基板31とコントローラ用基板32との
間を、通気口18を通る空気流のダクトとして作用させる
ようにしたので、これら基板31,32に装着された回路の
放熱性を充分確保できると共に、これら基板31,32にお
いては塵埃による機能低下が殆どないので、通気口18に
フィルタを設けて外気を清浄する必要がなく、したがっ
て冷却ファン12の容量をフィルタによる圧力損失分小さ
くでき、フィルタが不要なことと相俟って光メモリ装置
10全体を安価にできる、 さらに、ドライブ機構部の発熱源であるスピンドルモ
ータ25、VCM 51等をデッキユニット22のベース部材に直
接取り付けたので、これら発熱源で発生した熱が各取り
付け部から熱伝導によりベース部材に効率良く伝わり、
しかも冷却ファン12によって通気口18から導入される外
気は、デッキユニット22のベース部材外面にも接して流
れることになるので、ドライブ機構部の温度上昇も許容
温度内に有効に抑えることができ、記録および再生を安
定して行うことができる。
すなわち、近年のドライブ装置においては、高速アク
セス、高転送レート化に伴い、可動部である光学ヘッド
の軽量化と合わせた駆動部の高出力化や、ディスクの高
回転化により発熱量が増加し、これによりドライブ装置
内部の温度上昇量も増加する傾向にある。この場合、ド
ライブ装置内を許容温度内に抑えられないと、ディスク
に記録された情報の破壊や、光源であるレーザダイオー
ドおよびその他の電子部品の寿命が低下するという問題
が生じると共に、光学部品を保持する部材が熱変形して
光ビームの光軸ずれが生じ、記録および再生を安定して
行うことができなくなるが、このドライブ装置における
ように、ドライブ機構部の発熱源であるスピンドルモー
タ25、VCM 51等をデッキユニット22のベース部材に直接
取り付けて、これら発熱源で発生した熱をベース部材に
効率良く伝えて外気流により冷却するようにすれば、ド
ライブ機構部の温度上昇も許容温度内に有効に抑えるこ
とができ、記録および再生を安定して行うことが可能と
なる。
また、この開発例によれば、第4実施例と同様に、カ
セットケースの装着状態下においても、開口部42を開閉
フタ43に閉塞するようにしたので、カセットケースの装
着状態および非装着状態下において、デッキユニット22
をフロントカバーユニット54、リアカバー55、防塵カバ
ー41、デッキユニット22のベース部材および開閉フタ43
によりほぼ完全に密封でき、したがってドライブ装置11
のドライブ機構部内への外部からの塵埃の侵入をより確
実に防止することができる。
なお、この発明は光磁気ディスクを用いる光メモリ装
置に限らず、光ディスクを用いるものにも有効に適用す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、ドライブ装置の回
路基板を除くドライブ機構部を防塵カバーでほぼ完全に
密封するようにしたので、外気を取り込む冷却ファンを
有する光メモリ装置に組み込んでも、記録媒体や光学ヘ
ッドを構成する各種光学部品への外部からの塵埃の侵入
付着を有効に防止できると共に、回路基板の放熱性を充
分確保できるので、塵埃の付着による光量低下をきたす
ことなく、長期間に亘って情報を正確かつ安定して記録
/再生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の第1実施例を示す図、 第3図、第4図および第5図は同じく第2実施例を示す
図、 第6図は同じく第3実施例を示す図、 第7図は同じく第4実施例を示す図、 第8図および第9図は本発明者が別に開発した光メモリ
用ドライブ装置の一例を示す図である。 1……ドライブ装置、2……前面 3……カセットケース、4……挿入口 5……通気口、6……イジェクトスイッチ 7……ドライブ用基板、8……コントローラ用基板 9……防塵カバー、10……光メモリ装置 11……ドライブ装置、12……冷却ファン 14……前面パネル、15……カセットケース 16……挿入口、17,18……通気口 19……イジェクトスイッチ 21……フレーム、21a……溝 22……デッキユニット、23……ホルダーユニット 24……界磁ユニット、25……スピンドルモータ 26……光学ヘッド、27……駆動機構 28……インシュレータ、29……支持台 31……ドライブ用基板、32……コントローラ用基板 33,34,35……ハーネス、36,37……開口部 41……防塵カバー、42……開口部 43……開閉フタ、45……追加風路 51……VCM 52……ローディング駆動プレート 53……オートローディング駆動ユニット 54……フロントカバーユニット 55……リアカバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に通気口とディスク状記録媒体を収納
    するカセットケースを挿入する挿入口とを具え、内部に
    前記ディスク状記録媒体を回転させるモータと、前記デ
    ィスク状記録媒体に対して情報の記録および/または再
    生を行うための光学ヘッドと、該光学ヘッドの駆動機構
    と、前記ディスク状記録媒体のローディング機構とを有
    するドライブ機構部と、このドライブ機構部を駆動制御
    する回路基板とを具える光メモリ用ドライブ装置におい
    て、 前記回路基板を除いて、前記ドライブ機構部を防塵カバ
    ーでほぼ完全に密封したことを特徴とする光メモリ用ド
    ライブ装置。
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