JP2868492B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2868492B2 JP13400797A JP13400797A JP2868492B2 JP 2868492 B2 JP2868492 B2 JP 2868492B2 JP 13400797 A JP13400797 A JP 13400797A JP 13400797 A JP13400797 A JP 13400797A JP 2868492 B2 JP2868492 B2 JP 2868492B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械やNC装置
などに用いられる数値制御装置に関し、特に軌跡データ
の観測が可能な数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の数値制御装置の一例を3軸制御の
場合を例として図10に示し説明する。
【0003】図10において、加工プログラムは工作機
械の工具やテーブルの移動軌道を指令する。操作部6は
ユーザの操作入力により加工の起動,停止,リセット,
各種パラメータの設定などを行う。表示部7は上位処理
部5のデータや操作画面を表示する。上位処理部5は、
入力される加工プログラムと操作部6からの設定を解析
し、3次元空間における線分や円弧といった移動指令ブ
ロックを生成し、補間部1aに出力する。補間部1a
は、入力された移動指令ブロックから3次元空間におけ
る単位時間あたりの移動量である合成指令速度を生成
し、さらにこれを各軸ごとの指令速度に分配し、サーボ
制御部21a,22a,23aに出力する。
【0004】サーボ制御部21a,22a,23aは、
入力された指令速度と、モータ31,32,33に出力
するモータ指令速度と、エンコーダ41,42,43か
らのモータ帰還速度とにより、モータ31,32,33
の回転速度をフィードバック制御する。モータ31,3
2,33は工作機械を駆動するモータである。エンコー
ダ41,42,43はモータ31,32,33の回転速
度を検出する。
【0005】上位処理部5,補間部1a,サーボ制御部
21a,22a,23aは、いずれもマイクロコンピュ
ータを用いデジタル処理を行っている。
【0006】従来、この種の数値制御装置では、たとえ
ば第1の例として特開平1−321885号公報や、第
2の例として特開昭62−278609号公報に示され
るように、サーボ制御部の調整,不具合の検出などを行
う目的で、サーボ制御部のデータを視覚的に観測する方
法が用いられている。
【0007】図8は従来の数値制御装置の一例を示すブ
ロック図であり、上述した第1の例の構成を要約したも
のである。図8における補間部1a、サーボ制御部21
a,22a,23a、モータ31,32,33、エンコ
ーダ41,42,43それぞれは、図10における同符
号のそれぞれのものと同一であるため、説明を省略す
る。
【0008】図8において、補間部1aは、補間演算処
理部11と、補間部記憶手段12と、補間部通信手段1
3とから構成される。補間演算処理部11は、上位処理
部5からの移動指令ブロックを入力し、補間部1aの各
種演算を行い、サーボ制御部21a,22a,23aへ
指令速度を出力する。補間部記憶手段12は補間演算処
理部11で使用するデータの記憶を行う。補間部通信手
段13は補間部1aとサーボ制御部21a,22a,2
3aとのインタフェースを行う。
【0009】サーボ制御部21aは、サーボ制御部通信
手段211と、サーボ制御演算処理部212と、サーボ
制御部記憶手段213と、サーボ制御部観測データ指定
手段214と、サーボ制御部データ転送手段215と、
DA変換手段216とから構成される。なお、サーボ制
御部22a,23aの構成は上述のサーボ制御部21a
と同様なので説明を省略する。
【0010】サーボ制御部通信手段211は補間部1a
とのインタフェースを行う。サーボ制御演算処理部21
2は、サーボ制御部21aの各種演算と、モータ31へ
のモータ指令速度出力と、エンコーダ41からのモータ
帰還速度入力とを行う。サーボ制御部記憶手段213は
サーボ制御演算処理部212で使用するデータの記憶を
行う。サーボ制御部観測データ指定手段214は、外部
よりサーボ制御部観測データを指定されると、その記憶
領域をサーボ制御部データ転送手段215に出力する。
サーボ制御部観測データとは、サーボ制御部記憶手段2
13内に記憶されているデータのうち観測を行いたいデ
ータのことである。サーボ制御部データ転送手段215
は、サーボ制御部観測データ指定手段214より入力さ
れた記憶領域のデータをサーボ制御部記憶手段213よ
り読み出し,DA変換手段216に転送する。DA変換
手段216は入力されたデータをアナログ電圧に変換し
外部に出力する。
【0011】次に図8,図9を参照し、サーボ制御部内
のサーボ制御部記憶手段に記憶されている速度偏差量を
観測する場合を例にとり動作を説明する。始めに、サー
ボ制御部観測データ指定手段214にサーボ制御部観測
データとして、速度偏差量を指定する(ステップ11;
S11)。サーボ制御部観測データ指定手段214はサ
ーボ制御部記憶手段213内における速度偏差量の記憶
領域をサーボ制御部データ転送手段215に出力する
(S12)。サーボ制御部データ転送手段215は、入
力した記憶領域に基づきサーボ制御部記憶手段213よ
り速度偏差量を読み出し,DA変換手段216に転送す
る(S13)。DA変換手段216は入力された速度偏
差量をアナログ電圧に変換し外部に出力する(S1
4)。上述したS11からS14までの一連の処理を一
定周期、たとえば2msごとに繰り返し、この処理の継
続実行の要否をメモリ上の特定アドレスのフラグの有無
で判定し(S15)、継続実行のときにはS11へ戻
る。なお、サーボ制御部22a,23aにおいても上述
したと同様な動作が可能である。
【0012】これと同時に外部において、出力されたア
ナログ電圧をオシロスコープなどの波形観測器に表示す
ることにより、速度偏差量の時間的変化の視覚的観測が
可能になる。なお、サーボ制御部観測データには、サー
ボ制御部記憶手段213に記憶されているデータであれ
ば、速度偏差量の他に、位置偏差量,電流偏差量であっ
てもよい。
【0013】第2の例が特開昭62−278609号公
報に記載されている。この公報では、サーボ制御部記憶
手段213,223,233のデータであるモータ3
1,32,33に出力するモータ指令速度、エンコーダ
より入力したモータ帰還速度および誤差信号を,DA変
換せずにCRTなどの表示部7に出力することにより、
視覚的観測を可能とする数値制御装置が示されている。
【0014】いずれの例も、サーボ制御部記憶手段21
3,223,233に記憶されているサーボ制御部21
a,22a,23aのデータを外部から視覚的に観測可
能としたものである。この結果、サーボ制御部21a,
22a,23aの調整,不具合の検出などが容易に行え
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の数値制
御装置の第1の問題点は、サーボ制御部のデータの視覚
的観測は行えるが、補間部のデータの視覚的観測が行え
ないことである。その理由は補間部のデータを視覚的に
観測する手段を設けていないためである。また、これに
付随する問題として、補間部のデータを視覚的に観測す
るために、補間部内にDA変換手段を設けるのでは、こ
の追加ハードウェアにより装置価格が高価になるという
点があげられる。
【0016】また、第2の問題点は、各軸のモータ帰還
速度の差分であるモータ同期誤差のような複数のサーボ
制御部のデータ間の比較を高精度に行えないことであ
る。その理由は各サーボ制御部が別々に出力したアナロ
グ電圧同士を高精度に比較することが難しいためであ
る。
【0017】本発明の第1の目的は、補間演算を行う補
間部における時間的に変化するデータを視覚的に観測可
能にする数値制御装置を提供することにある。
【0018】また、本発明の第2の目的は、複数のサー
ボ制御部における時間的に変化するデータ間の比較演算
を高精度に行うことが可能な数値制御装置を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の数値制御装置
は、数値制御のため補間演算を行う補間部に、上位の処
理装置からの移動指令を受信し演算して指令速度を出力
する補間演算処理部と、前記補間演算処理部で使用する
データを記憶するための補間部記憶手段と、サーボモー
タの制御を行うサーボ制御部との通信インタフェースを
行う補間部通信手段と、外部からの指定に基づき補間部
観測データの前記補間部記憶手段における記憶領域を出
力する補間部観測データ指定手段と、前記補間部観測デ
ータ指定手段で指定された記憶領域のデータを前記補間
部記憶手段から読み出し前記補間部通信手段に転送する
補間部データ転送手段とを備え;前記サーボ制御部に、
前記補間部通信手段との通信インタフェースを行うサー
ボ制御部通信手段と、各種演算ならびにサーボモータへ
のモータ指令速度の出力およびエンコーダからのモータ
帰還速度の入力を行うサーボ制御演算処理部と、前記サ
ーボ制御演算処理部で使用するデータを記憶するための
サーボ制御部記憶手段と、外部からの指定に基づきサー
ボ制御部観測データの前記サーボ制御部記憶手段におけ
る記憶領域を出力するサーボ制御部観測データ指定手段
と、前記サーボ制御部観測データ指定手段で指定された
記憶領域のデータを前記サーボ制御部記憶手段から読み
出し転送するサーボ制御部データ転送手段と、前記サー
ボ制御部データ転送手段から入力されたデータをアナロ
グ電圧に変換し出力するデジタルアナログ変換手段と、
前記補間部観測データを前記サーボ制御部通信手段を介
し受信し前記サーボ制御部記憶手段内の補間部観測デー
タ用の記憶領域に格納するサーボ制御部データ格納手段
とを備える。
【0020】また、本発明の数値制御装置は、上記に加
え前記補間部に、前記サーボ制御部通信手段および補間
部通信手段を介し複数の前記サーボ制御部からのデータ
を受信し演算して前記補間部記憶手段に転送するサーボ
制御部データ演算部を備える構成とすることも可能であ
る。
【0021】本発明によれば、補間部記憶手段に記憶さ
れている任意の補間部のデータを、DA変換してアナロ
グ電圧として出力することにより、波形観測器などで補
間部のデータの特に時間的変化を視覚的に観測すること
が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0023】図1を参照すると、本発明の数値制御装置
は、図8に示された機能ブロックに加え、補間部1に補
間部観測データ指定手段14と補間部データ転送手段1
5とを備え、サーボ制御部21にサーボ制御部データ格
納手段217を備える。これら補間部観測データ指定手
段14,補間部データ転送手段15およびサーボ制御部
データ格納手段217以外は図8で説明したものと同一
なので、説明を省略する。なお、補間部1,サーボ制御
部21〜23はいずれもマイクロコンピュータが用いら
れ、デジタル処理が行われる。
【0024】補間部観測データ指定手段14は、外部よ
り補間部観測データを指定されると、補間部記憶手段1
2内におけるその記憶領域を補間部データ転送手段15
に出力する。補間部観測データとは、補間部記憶手段1
2内に記憶されているデータのうち、観測を行いたいデ
ータのことである。補間部データ転送手段15は、補間
部データ指定手段14より指定された記憶領域のデータ
を補間部記憶手段12より読み出し、補間部通信手段1
3に転送する。サーボ制御部データ格納手段217は、
補間部観測データをサーボ制御部通信手段211からサ
ーボ制御部記憶手段213内の補間部観測データ用に用
意された記憶領域に格納する。この記憶領域はデータご
とにあらかじめ定められている。
【0025】次に、本発明の第1の実施の形態の動作
を、図3に示すXY平面上の1周円の運転を実行したと
きの補間部記憶手段12に記憶されている合成指令速度
を観測する場合を例にとり、図2を参照して説明する。
【0026】始めに、補間部観測データ指定手段14に
補間部観測データとして合成指令速度を指定する(S
1)。補間部観測データ指定手段14は補間部記憶手段
12内における合成指令速度の記憶領域を補間部データ
転送手段15に出力する(S2)。補間部データ転送手
段15は指定された記憶領域に基づき補間部記憶手段1
2より合成指令速度を読み出し補間部通信手段13に転
送する(S3)。補間部1とサーボ制御部21とは、補
間部通信手段13およびサーボ制御部通信手段211に
よりデータ通信を行っており、合成指令速度をサーボ制
御部通信手段211に転送する(S4)。
【0027】次に、サーボ制御部データ格納手段217
は合成指令速度をサーボ制御部通信手段211からサー
ボ制御部記憶手段213内の補間部観測データ用の記憶
領域に転送する(S5)。サーボ制御部観測データ指定
手段214には、サーボ制御部観測データとして補間部
観測データを指定する(S6)。サーボ制御部観測デー
タ指定手段214はサーボ制御部記憶手段213内にお
ける補間部観測データ用の記憶領域をサーボ制御部デー
タ転送手段215に出力する(S7)。
【0028】サーボ制御部データ転送手段215は指定
された記憶領域に基づきサーボ制御部記憶手段213よ
り合成指令速度を読み出しDA変換手段216に転送す
る(S8)。DA変換手段216は入力された合成指令
速度をアナログ電圧に変換し外部に出力する(S9)。
【0029】以上S1の処理からS9までの一連の処理
を一定周期、たとえば,2msごとに繰り返し、この処
理の継続実行の要否をメモリ上の特定アドレスのフラグ
の有無で判定し(S10)、継続実行のときには、S1
へ戻る。これと同時に外部において、出力されたアナロ
グ電圧をオシロスコープなどの波形観測器に表示するこ
とにより、たとえば図4に示すように、X軸指令速度と
Y軸指令速度を合成した合成指令速度の時間的変化の視
覚的観測が可能になる。
【0030】図4において合成指令速度は、補間部にお
いてX軸指令速度VxとY軸指令速度Vyを算出するも
との値であり、(Vx2 +Vy2 1/2 で表され、本例
では、合成指令速度本来の矩形波形に、モータに与える
機械的衝撃を軽減させるための直線型加減速処理を施し
た波形を例にとっている。
【0031】また、図4においてX軸指令速度、Y軸指
令速度は、X軸、Y軸制御に相当するサーボ制御部記憶
手段内の指令速度を、従来の技術を用いてアナログ電圧
出力した時の表示画面であり、本例では、合成指令速度
に直線型加減速処理を施しているため、X軸指令速度、
Y軸指令速度本来のサイン関数波形に直線型加減速処理
を施された波形を描く。
【0032】したがって、従来では単に合成指令速度が
観測できないだけでなく、X軸,Y軸各軸の指令速度の
表示画面から合成指令速度を推測することも困難であっ
たが、本発明ではこれを解決し、合成指令速度の観測が
行えるため、合成指令速度演算の不具合検出や加減速処
理で使用する加減速パラメータの測定などが容易に行え
るようになる。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0034】図3を参照すると、本発明の数値制御装置
は、図1に示された機能ブロックに加え補間部1にさら
に、複数のサーボ制御部のデータに演算を施し、補間部
記憶手段12に転送するサーボ制御部データ演算部16
を備える。このサーボ制御部データ演算部16以外は図
1で説明したものと同一なので、説明を省略する。
【0035】次に第2の実施の形態の動作を、図6に示
すXY平面上の直線の運転を実行したときの、X軸モー
タ帰還速度とY軸モータ帰還速度との差分であるモータ
同期誤差を観測する場合を例にとり説明する。なお、サ
ーボ制御部21がX軸を、サーボ制御部22がY軸を制
御するものとする。
【0036】サーボ制御演算処理部212は、X軸モー
タ31付属のエンコーダ41よりX軸モータ帰還速度V
xを入力し、これをサーボ制御部通信手段211および
補間部通信手段13を介しサーボ制御部データ演算部1
6に転送する。サーボ制御演算処理部222も同様に、
Y軸モータ帰還速度Vyをサーボ制御部データ演算部1
6に転送する。
【0037】サーボ制御部データ演算部16では、X軸
モータ帰還速度VxとY軸モータ帰還速度Vy×2との
差分(Vx−2Vy)を算出し、さらに倍率を掛け拡大
したデータを補間部記憶手段12に転送する。補間部観
測データ指定手段14にこのデータを指定することによ
り、第1の実施の形態と同様にアナログ電圧として外部
に出力する。
【0038】以上の一連の処理を一定周期、たとえば2
msごとに繰り返す。これと同時に外部において、出力
されたアナログ電圧をオシロスコープなどの波形観測器
に表示することにより、たとえば図7に示すように、モ
ータ同期誤差の時間的変化の視覚的観測が可能になる。
【0039】図7においてモータ同期誤差は、上述の
(Vx−2Vy)に倍率を掛けたものであり、また、X
軸モータ帰還速度、Y軸モータ帰還速度は、X軸、Y軸
制御に相当するサーボ制御部記憶手段内のモータ帰還速
度速度を、従来の技術を用いてアナログ電圧出力した時
の表示画面であり、通常、図7に示されるような一次遅
れ波形を描く。
【0040】したがって、従来ではX軸モータ帰還速
度,Y軸モータ帰還速度の表示を比較することからでは
困難であったモータ同期誤差の観測が、本発明では高精
度に行えるため、これによりサーボ調整やサーボパラメ
ータ選定などが容易に行えるようになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の効果は、補間部で演算する合成指令速度の時間的変
化を波形観測器などで観測できるため、合成指令速度演
算の不具合検出や加減速パラメータ選定などが容易に行
えることである。また、第2の効果は、複数軸間のモー
タ同期誤差の時間的変化を波形観測器などで観測できる
ため、サーボ調整やサーボパラメータ選定などが容易に
行えることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作の詳細を説明
するための図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の動作の詳細を説明
するための図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の動作の詳細を説明
するための図である。
【図7】本発明の第の実施の形態の動作の詳細を説明す
るための図である。
【図8】従来の数値制御装置の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】図8の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図10】従来の数値制御装置の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 補間部 11 補間演算処理部 12 補間部記憶手段 13 補間部通信手段 14 補間部観測データ指定手段 15 補間部データ転送手段 16 サーボ制御部データ演算部 21〜23 サーボ制御部 31〜33 モータ 41〜43 エンコーダ 211,221,231 サーボ制御部通信手段 212,222,232 サーボ制御演算処理部 213,223,233 サーボ制御部記憶手段 214,224,234 サーボ制御部観測データ指
定手段 215,225,235 サーボ制御部データ転送手
段 216,226,236 DA変換手段 217 サーボ制御部データ格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 佳史 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−11830(JP,A) 特開 平7−78014(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4063

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御のため補間演算を行う補間部
    に、上位の処理装置からの移動指令を受信し演算して指
    令速度を出力する補間演算処理部と、前記補間演算処理
    部で使用するデータを記憶するための補間部記憶手段
    と、サーボモータの制御を行うサーボ制御部との通信イ
    ンタフェースを行う補間部通信手段と、外部からの指定
    に基づき補間部観測データの前記補間部記憶手段におけ
    る記憶領域を出力する補間部観測データ指定手段と、前
    記補間部観測データ指定手段で指定された記憶領域のデ
    ータを前記補間部記憶手段から読み出し前記補間部通信
    手段に転送する補間部データ転送手段とを備え;前記サ
    ーボ制御部に、前記補間部通信手段との通信インタフェ
    ースを行うサーボ制御部通信手段と、各種演算ならびに
    サーボモータへのモータ指令速度の出力およびエンコー
    ダからのモータ帰還速度の入力を行うサーボ制御演算処
    理部と、前記サーボ制御演算処理部で使用するデータを
    記憶するためのサーボ制御部記憶手段と、外部からの指
    定に基づきサーボ制御部観測データの前記サーボ制御部
    記憶手段における記憶領域を出力するサーボ制御部観測
    データ指定手段と、前記サーボ制御部観測データ指定手
    段で指定された記憶領域のデータを前記サーボ制御部記
    憶手段から読み出し転送するサーボ制御部データ転送手
    段と、前記サーボ制御部データ転送手段から入力された
    データをアナログ電圧に変換し出力するデジタルアナロ
    グ変換手段と、前記補間部観測データを前記サーボ制御
    部通信手段を介し受信し前記サーボ制御部記憶手段内の
    補間部観測データ用の記憶領域に格納するサーボ制御部
    データ格納手段とを備えることを特徴とする数値制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補間部に、前記サーボ制御部通信手
    段および補間部通信手段を介し複数の前記サーボ制御部
    からのデータを受信し演算して前記補間部記憶手段に転
    送するサーボ制御部データ演算部を備えることを特徴と
    する請求項1記載の数値制御装置。
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