JP2867775B2 - 半導体メモリの製造方法 - Google Patents
半導体メモリの製造方法Info
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- JP2867775B2 JP2867775B2 JP4001151A JP115192A JP2867775B2 JP 2867775 B2 JP2867775 B2 JP 2867775B2 JP 4001151 A JP4001151 A JP 4001151A JP 115192 A JP115192 A JP 115192A JP 2867775 B2 JP2867775 B2 JP 2867775B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリの製造方法
に関し、特にSRAM(MOS static ran
dom access memory)の製造方法に関
するものである。
に関し、特にSRAM(MOS static ran
dom access memory)の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】フリップフロップ型スタティックメモリ
セルは2個の高抵抗および4個のNチャネルMOSFE
Tから構成されている。図3の等価回路図に示すよう
に、一対の駆動MOSFETQ1 ,Q2 の一方のドレイ
ンが他方のゲートに接続され、それぞれのドレインには
負荷抵抗R1 ,R2 が接続されている。Q1 ,Q2 のソ
ースは接地電位に固定され、R1 ,R2 の他端には電源
電圧VCCが印加されて、Q1 ,Q2 ,R1 ,R2 からな
るフリップフロップ回路に微小電流を供給している。
このフリップフロップ回路の蓄積ノードN1 ,N2 には
転送トランジスタQ1 ,Q2 が接続されている。このよ
うに1ビットのメモリセルが4個のトランジスタQ1 ,
Q2 ,Q3 ,Q4 と2個の負荷抵抗とから構成されてい
る。
セルは2個の高抵抗および4個のNチャネルMOSFE
Tから構成されている。図3の等価回路図に示すよう
に、一対の駆動MOSFETQ1 ,Q2 の一方のドレイ
ンが他方のゲートに接続され、それぞれのドレインには
負荷抵抗R1 ,R2 が接続されている。Q1 ,Q2 のソ
ースは接地電位に固定され、R1 ,R2 の他端には電源
電圧VCCが印加されて、Q1 ,Q2 ,R1 ,R2 からな
るフリップフロップ回路に微小電流を供給している。
このフリップフロップ回路の蓄積ノードN1 ,N2 には
転送トランジスタQ1 ,Q2 が接続されている。このよ
うに1ビットのメモリセルが4個のトランジスタQ1 ,
Q2 ,Q3 ,Q4 と2個の負荷抵抗とから構成されてい
る。
【0003】さらに、ワード線11およびデータ線12
a,12bが接続され、蓄積ノードN1 ,N2 に容量C
1 ,C2 が付加されている。通常、負荷抵抗R1 ,R2
として高抵抗ポリシリコンが用いられる。
a,12bが接続され、蓄積ノードN1 ,N2 に容量C
1 ,C2 が付加されている。通常、負荷抵抗R1 ,R2
として高抵抗ポリシリコンが用いられる。
【0004】つぎに等価回路図、図3に対応する断面図
である図4(d)について説明する。MOSFETのゲ
ート電極3a,3bは第1の導電膜からなり、接地配線
8は第2の導電膜からなる。第3の導電膜であるポリシ
リコンの一部である高抵抗ポリシリコン10aが負荷抵
抗R1 ,R2 となっている。高抵抗ポリシリコン10a
の両端は低抵抗ポリシリコン10b,10cとなってい
る。
である図4(d)について説明する。MOSFETのゲ
ート電極3a,3bは第1の導電膜からなり、接地配線
8は第2の導電膜からなる。第3の導電膜であるポリシ
リコンの一部である高抵抗ポリシリコン10aが負荷抵
抗R1 ,R2 となっている。高抵抗ポリシリコン10a
の両端は低抵抗ポリシリコン10b,10cとなってい
る。
【0005】低抵抗ポリシリコン10cは電源電圧VCC
に接続され、低抵抗ポリシリコン10bは転送MOSF
ETのソース4bに接続されている。駆動MOSFET
のソース4aは接地配線8によって接地電位VSSに接続
されている。データ線11は転送MOSFETのドレイ
ン4cに接続されている。
に接続され、低抵抗ポリシリコン10bは転送MOSF
ETのソース4bに接続されている。駆動MOSFET
のソース4aは接地配線8によって接地電位VSSに接続
されている。データ線11は転送MOSFETのドレイ
ン4cに接続されている。
【0006】つぎに接地配線の製造方法について、図4
(a)〜(c)を参照して説明する。
(a)〜(c)を参照して説明する。
【0007】はじめに図4(a)に示すように、P型シ
リコン基板1にLOCOS選択酸化による素子分離用の
フィールド酸化膜2を形成する。つぎにゲート酸化膜2
a,2bおよびゲート電極3a,3bを形成し、ゲート
電極3a,3bをマスクとしてイオン注入することによ
りソース−ドレイン4a,4b,4cを形成したのち、
層間絶縁膜(容量絶縁膜)となる厚さ100nmのCV
D酸化膜5を堆積する。つぎにフォトレジスト(図示せ
ず)をマスクとしてCVD酸化膜5をエッチングして、
駆動MOSFETのソース4aと後に形成する接地配線
とを接続するためのコンタクト7を開口したのち、フォ
トレジストを硝酸またはO2 プラズマを用いて除去す
る。
リコン基板1にLOCOS選択酸化による素子分離用の
フィールド酸化膜2を形成する。つぎにゲート酸化膜2
a,2bおよびゲート電極3a,3bを形成し、ゲート
電極3a,3bをマスクとしてイオン注入することによ
りソース−ドレイン4a,4b,4cを形成したのち、
層間絶縁膜(容量絶縁膜)となる厚さ100nmのCV
D酸化膜5を堆積する。つぎにフォトレジスト(図示せ
ず)をマスクとしてCVD酸化膜5をエッチングして、
駆動MOSFETのソース4aと後に形成する接地配線
とを接続するためのコンタクト7を開口したのち、フォ
トレジストを硝酸またはO2 プラズマを用いて除去す
る。
【0008】つぎに図4(b)に示すように、フォトレ
ジスト除去の際にコンタクト7に生成した薄い酸化膜
(図示せず)を希弗酸によりエッチングしたのち、全面
に厚さ400nmのポリシリコン6を堆積する。
ジスト除去の際にコンタクト7に生成した薄い酸化膜
(図示せず)を希弗酸によりエッチングしたのち、全面
に厚さ400nmのポリシリコン6を堆積する。
【0009】つぎに図4(c)に示すように、フォトレ
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6をエ
ッチングして接地配線8を形成してからフォトレジスト
を除去する。
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6をエ
ッチングして接地配線8を形成してからフォトレジスト
を除去する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3および図4(d)
に示すスタティックメモリセルの駆動MOSFET
Q1,Q2 のドレイン4cとP型シリコン基板1との間
のP−N接合容量およびゲート酸化膜2bによるMOS
容量はメモリセル面積の縮小につれて小さくなる。蓄積
電荷がα線による電荷消失を補うのに不充分になるとソ
フトエラーが増加する。そこで接地配線8とゲート電極
3aとの間の容量絶縁膜であるCVD酸化膜5を薄くし
て容量素子の電荷蓄積量を増加させて、α線によるソフ
トエラーを抑制している。
に示すスタティックメモリセルの駆動MOSFET
Q1,Q2 のドレイン4cとP型シリコン基板1との間
のP−N接合容量およびゲート酸化膜2bによるMOS
容量はメモリセル面積の縮小につれて小さくなる。蓄積
電荷がα線による電荷消失を補うのに不充分になるとソ
フトエラーが増加する。そこで接地配線8とゲート電極
3aとの間の容量絶縁膜であるCVD酸化膜5を薄くし
て容量素子の電荷蓄積量を増加させて、α線によるソフ
トエラーを抑制している。
【0011】容量絶縁膜が薄くなるにつれてつぎのよう
な問題が生じている。ゲート電極3a,3bの上に容量
絶縁膜5を成長したのち、フォトレジストをマスクとし
て容量絶縁膜をエッチングして、駆動MOSFETのソ
ース4aと接地配線8とを接続するコンタクト7を開口
する。つぎにフォトレジストを硝酸またはO2 プラズマ
を用いてを除去する。このときコンタクト7開口のシリ
コン基板1表面に形成された薄い酸化膜を希弗酸でエッ
チングする。容量絶縁膜5が十分厚いときはコンタクト
開口の薄い酸化膜と同時に容量絶縁膜5がエッチングさ
れても問題はないが、容量絶縁膜5の厚さが30nm程
度になると、希弗酸によってエッチングされる容量絶縁
膜5の厚さのばらつきが無視できなくなる。膜厚のばら
つきが層間耐圧の劣化となって歩留低下の原因となる。
な問題が生じている。ゲート電極3a,3bの上に容量
絶縁膜5を成長したのち、フォトレジストをマスクとし
て容量絶縁膜をエッチングして、駆動MOSFETのソ
ース4aと接地配線8とを接続するコンタクト7を開口
する。つぎにフォトレジストを硝酸またはO2 プラズマ
を用いてを除去する。このときコンタクト7開口のシリ
コン基板1表面に形成された薄い酸化膜を希弗酸でエッ
チングする。容量絶縁膜5が十分厚いときはコンタクト
開口の薄い酸化膜と同時に容量絶縁膜5がエッチングさ
れても問題はないが、容量絶縁膜5の厚さが30nm程
度になると、希弗酸によってエッチングされる容量絶縁
膜5の厚さのばらつきが無視できなくなる。膜厚のばら
つきが層間耐圧の劣化となって歩留低下の原因となる。
【0012】一方、同じ容量を得るのに膜厚を厚くで
き、耐圧を上げることができる比誘電率の大きい窒化膜
を容量絶縁膜とするとつぎにような問題がある。窒化膜
にはピンホールが多いので通常900℃のO2 雰囲気で
数十分の窒化膜酸化を行なう。このとき窒化膜の表面が
酸化されてできた酸化膜の厚さは数nmなので容量が増
加するが、コンタクト開口に形成された薄い酸化膜を除
去する希弗酸のエッチングができない。
き、耐圧を上げることができる比誘電率の大きい窒化膜
を容量絶縁膜とするとつぎにような問題がある。窒化膜
にはピンホールが多いので通常900℃のO2 雰囲気で
数十分の窒化膜酸化を行なう。このとき窒化膜の表面が
酸化されてできた酸化膜の厚さは数nmなので容量が増
加するが、コンタクト開口に形成された薄い酸化膜を除
去する希弗酸のエッチングができない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリの
製造方法は、半導体基板の一主面上にゲート電極を形成
する工程と、全面に容量絶縁膜および第1の導電膜を順
次堆積する工程と、前記第1の導電膜および前記容量絶
縁膜を選択エッチングして前記半導体基板表面の一部を
露出させる開口を形成する工程と、全面に第2の導電膜
を堆積する工程と、前記第1の導電膜および前記第2の
導電膜を選択エッチングして前記開口を通して前記半導
体基板表面に接続する接地配線を形成する工程とを含む
ものである。
製造方法は、半導体基板の一主面上にゲート電極を形成
する工程と、全面に容量絶縁膜および第1の導電膜を順
次堆積する工程と、前記第1の導電膜および前記容量絶
縁膜を選択エッチングして前記半導体基板表面の一部を
露出させる開口を形成する工程と、全面に第2の導電膜
を堆積する工程と、前記第1の導電膜および前記第2の
導電膜を選択エッチングして前記開口を通して前記半導
体基板表面に接続する接地配線を形成する工程とを含む
ものである。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例について、図1(a)
〜(d)を参照して説明する。
〜(d)を参照して説明する。
【0015】はじめに図1(a)に示すように、P型シ
リコン基板1にLOCOS選択酸化による素子分離用の
フィールド酸化膜2を形成する。つぎにゲート酸化膜2
a,2bおよびゲート電極3a,3bを形成し、ゲート
電極3a,3bをマスクとしてイオン注入することによ
りソース−ドレイン4a,4b,4cを形成したのち、
容量絶縁膜となる厚さ40nmのCVD酸化膜5および
厚さ200nmのポリシリコン6を堆積する。
リコン基板1にLOCOS選択酸化による素子分離用の
フィールド酸化膜2を形成する。つぎにゲート酸化膜2
a,2bおよびゲート電極3a,3bを形成し、ゲート
電極3a,3bをマスクとしてイオン注入することによ
りソース−ドレイン4a,4b,4cを形成したのち、
容量絶縁膜となる厚さ40nmのCVD酸化膜5および
厚さ200nmのポリシリコン6を堆積する。
【0016】つぎに図1(b)に示すように、フォトレ
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6およ
びCVD酸化膜5をエッチングして、駆動MOSFET
のソース4aと後で形成する接地配線とを接続するため
のコンタクト7を開口したのち、フォトレジストを硝酸
またはO2 プラズマを用いて除去する。
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6およ
びCVD酸化膜5をエッチングして、駆動MOSFET
のソース4aと後で形成する接地配線とを接続するため
のコンタクト7を開口したのち、フォトレジストを硝酸
またはO2 プラズマを用いて除去する。
【0017】つぎに図1(c)に示すように、フォトレ
ジスト除去の際にコンタクト7に生成した薄い酸化膜
(図示せず)を希弗酸によりエッチングしたのち、再び
全面に厚さ200nmのポリシリコン6を堆積する。
ジスト除去の際にコンタクト7に生成した薄い酸化膜
(図示せず)を希弗酸によりエッチングしたのち、再び
全面に厚さ200nmのポリシリコン6を堆積する。
【0018】つぎに図1(d)に示すように、フォトレ
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6をエ
ッチングしてからフォトレジストを除去する。このとき
ポリシリコン6からなる接地配線8が形成されると同時
に接地配線8とゲート電極3bとの間にキャパシタ(コ
ンデンサ)が形成される。
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6をエ
ッチングしてからフォトレジストを除去する。このとき
ポリシリコン6からなる接地配線8が形成されると同時
に接地配線8とゲート電極3bとの間にキャパシタ(コ
ンデンサ)が形成される。
【0019】つぎに本発明の第2の実施例について、図
2(a)〜(d)を参照して説明する。
2(a)〜(d)を参照して説明する。
【0020】はじめに図2(a)に示すように、第1の
実施例と同様にしてP型シリコン基板1に素子分離用の
フィールド酸化膜2、ゲート酸化膜2a,2b、ゲート
電極3a,3bを形成したのちソース−ドレイン4a,
4b,4cを形成する。つぎに容量絶縁膜となる厚さ4
0nmのCVD酸化膜5および厚さ200nmのポリシ
リコン6を堆積する。
実施例と同様にしてP型シリコン基板1に素子分離用の
フィールド酸化膜2、ゲート酸化膜2a,2b、ゲート
電極3a,3bを形成したのちソース−ドレイン4a,
4b,4cを形成する。つぎに容量絶縁膜となる厚さ4
0nmのCVD酸化膜5および厚さ200nmのポリシ
リコン6を堆積する。
【0021】つぎに図2(b)に示すように、フォトレ
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6およ
びCVD酸化膜5をエッチングして、駆動MOSFET
のソース4aと後に形成する接地配線とを接続するため
のコンタクト7を開口したのち、フォトレジストを硝酸
またはO2 プラズマを用いて除去する。
ジスト(図示せず)をマスクとしてポリシリコン6およ
びCVD酸化膜5をエッチングして、駆動MOSFET
のソース4aと後に形成する接地配線とを接続するため
のコンタクト7を開口したのち、フォトレジストを硝酸
またはO2 プラズマを用いて除去する。
【0022】つぎに図2(c)に示すように、フォトレ
ジスト除去の際にコンタクト7に生成した薄い酸化膜
(図示せず)を希弗酸によりエッチングしたのち、全面
に厚さ200nmのタングステンシリサイド9を堆積す
る。
ジスト除去の際にコンタクト7に生成した薄い酸化膜
(図示せず)を希弗酸によりエッチングしたのち、全面
に厚さ200nmのタングステンシリサイド9を堆積す
る。
【0023】つぎに図2(d)に示すように、フォトレ
ジスト(図示せず)をマスクとしてタングステンシリサ
イド9およびポリシリコン6をエッチングしてからフォ
トレジストを除去する。このときポリシリコン6および
タングステンシリサイド9からなる接地配線8が形成さ
れると同時に接地配線8とゲート電極3bとの間にキャ
パシタ(コンデンサ)が形成される。
ジスト(図示せず)をマスクとしてタングステンシリサ
イド9およびポリシリコン6をエッチングしてからフォ
トレジストを除去する。このときポリシリコン6および
タングステンシリサイド9からなる接地配線8が形成さ
れると同時に接地配線8とゲート電極3bとの間にキャ
パシタ(コンデンサ)が形成される。
【0024】本実施例では接地配線8がポリサイド構造
になっているので、ポリシリコンのみの場合に比べて層
抵抗を低減することができる。
になっているので、ポリシリコンのみの場合に比べて層
抵抗を低減することができる。
【0025】これまで容量絶縁膜として用いてきたCV
D酸化膜の代りに、窒化膜などからなる絶縁膜を用いて
も同様の効果を得ることができる。また接地配線として
ポリシリコンやポリサイドの代りに金属膜を用いること
もできる。
D酸化膜の代りに、窒化膜などからなる絶縁膜を用いて
も同様の効果を得ることができる。また接地配線として
ポリシリコンやポリサイドの代りに金属膜を用いること
もできる。
【0026】
【発明の効果】ゲート電極と接地配線との間に30nm
程度の薄い容量絶縁膜を形成するとき、容量絶縁膜が接
地配線を構成する導電膜によって被覆されている。その
ためコンタクト開口のシリコン基板表面を希弗酸でエッ
チングしても容量絶縁膜がエッチングされることはな
い。したがって薄い容量絶縁膜を均一性良く形成するこ
とができ、製造歩留や素子性能を向上させることができ
る。
程度の薄い容量絶縁膜を形成するとき、容量絶縁膜が接
地配線を構成する導電膜によって被覆されている。その
ためコンタクト開口のシリコン基板表面を希弗酸でエッ
チングしても容量絶縁膜がエッチングされることはな
い。したがって薄い容量絶縁膜を均一性良く形成するこ
とができ、製造歩留や素子性能を向上させることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を工程順に示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を工程順に示す断面図で
ある。
ある。
【図3】スタティックメモリセルを示す等価回路図であ
る。
る。
【図4】従来の半導体メモリの製造方法を示す断面図で
ある。
ある。
1 P型シリコン基板 2 フィールド酸化膜 2a,2b ゲート酸化膜 3a,3b ゲート電極 4a 駆動MOSFETのソース 4b 転送MOSFETのソース 4c 転送MOSFETのドレイン 5 CVD酸化膜 6 ポリシリコン 7 コンタクト 8 接地配線 9 タングステンシリサイド 10a,10b,10c 抵抗ポリシリコン 11 データ線 Q1 ,Q2 駆動MOSFET Q3 ,Q4 転送MOSFET R1 ,R2 負荷抵抗 N1 ,N2 蓄積ノード VCC 電源電圧 C1 ,C2 付加容量
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板の一主面上にゲート電極を形
成する工程と、全面に容量絶縁膜および第1の導電膜を
順次堆積する工程と、前記第1の導電膜および前記容量
絶縁膜を選択エッチングして前記半導体基板表面の一部
を露出させる開口を形成する工程と、全面に第2の導電
膜を堆積する工程と、前記第1の導電膜および前記第2
の導電膜を選択エッチングして前記開口を通して前記半
導体基板表面に接続する接地配線を形成する工程とを含
む半導体メモリの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4001151A JP2867775B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 半導体メモリの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4001151A JP2867775B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 半導体メモリの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211313A JPH05211313A (ja) | 1993-08-20 |
JP2867775B2 true JP2867775B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=11493441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4001151A Expired - Fee Related JP2867775B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 半導体メモリの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867775B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP4001151A patent/JP2867775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05211313A (ja) | 1993-08-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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