JP2864474B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2864474B2 JP7308013A JP30801395A JP2864474B2 JP 2864474 B2 JP2864474 B2 JP 2864474B2 JP 7308013 A JP7308013 A JP 7308013A JP 30801395 A JP30801395 A JP 30801395A JP 2864474 B2 JP2864474 B2 JP 2864474B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は電動機を用いた操舵
力倍力装置により補助トルクを発生する電動パワーステ
アリング装置関する。 【0002】 【従来の技術】従来の電動パワーステアリング装置は、
電動機を動力源とする操舵力倍力装置や、マイクロコン
ピュータユニット(MCU)および電動機駆動装置等か
らなる制御手段を備え、ステアリングホイールに付与さ
れる操舵トルクと操舵回転方向を検出し、これらの検出
信号に基づいて制御手段によってPWM制御することに
より、電動機に補助トルクを発生させ、ハンドル操舵力
の軽減を図っている。 【0003】また、電動機を駆動する電動機駆動回路
は、ブリッジ回路を構成する4個のトランジスタからな
り、電動機の回転方向制御と電力を供給する2つの機能
を有する。上記ブリッジ回路は、入力端子間が電源に接
続される一方、出力端子間が電動機に接続されており、
各トランジスタのベースがマイクロコンピュータユニッ
トの出力ポートに接続されている。 【0004】そして、マイクロコンピュータユニットの
制御信号によってブリッジ回路の互いに対向する一組の
トランジスタを駆動することにより、電動機をPWM制
御している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】電動パワーステアリン
グ装置は、マイクロコンピュータを使って高度な制御を
実施することによって、高い操舵応答性と、滑らかな操
舵フィーリングが付与され。ところが、従来の電動パ
ワーステアリング装置内の電動機駆動回路は、2KHz
の周波数にて電動機をPWM駆動し、これによる共振
音、寄生振動音を発生していること、電動機を車室内、
または車室足下近傍に設けているために、電動機から発
生する騒音は、車体を伝わって車室内へ、さらに電動パ
ワーステアリング装置のステアリング軸、ハンドルを伝
わって車室内へ入ってくること、電動機から発生する騒
音は、2KHzを基本としているので、エンジン等の従
来から持っている騒音源の騒音周波数と比較して一桁以
上高い周波数であること、からドライバに不快感を与
え、さらに滑らかな操舵フィーリングをも阻害してい
た。また、電動パワーステアリング装置は、従来からの
油圧式パワーステアリング装置と異なって、エンジンに
より常時駆動される油圧ポンプの還流動力損失がなく、
ハンドル操作により必要な時に必要な量の動力を付与す
る省動力システムであり、これにより車両の燃費向上に
寄与している。 【0006】ところが、電動機駆動回路のブリッジ回路
を構成するバイポーラ型トランジスタは、大電流に対す
る電流増幅率が低いので、ダーリントン接続して用いら
れるためコレクタとエミッタ間の飽和電圧が高くなりコ
レクタ損失が増大し、これにより動力損失が増大、省動
力効果を阻害する課題がある。特に車両に用いる場合に
は、車載バッテリ電圧が一般に12Vであるため飽和電
圧が高くなると電動機に作用する実際の電圧が低下する
ことにより、電動パワーステアリング装置の操舵力軽減
能力を低下させることになり好ましくない。 【0007】さらに、バイポーラ型トランジスタで構成
したブリッジ回路を駆動する場合、バイポーラ型トラン
ジスタの大電流に対する電流増幅率が高くないので、ブ
リッジ回路の駆動入力インピーダンスをそれ程高くでき
ないため、大きな駆動電流を必要とする点からも省動力
効果を低下させるものであり、加えてブリッジ回路を駆
動するための駆動回路が大型化してコスト高を招く等の
課題がある。 【0008】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、電動パワーステアリン
グ装置の電動機をPWM駆動する電動機駆動回路に、電
界効果トランジスタで構成するブリッジ回路を備え、こ
のブリッジ回路の入力端子間に電源を接続し、出力端子
間に電動機を接続し、各電界効果トランジスタをマイク
ロコンピュータユニットから出力する可聴周波数範囲外
のPWM信号または制御信号に基づいて駆動制御するこ
とによって、電動機を含めた電動パワーステアリング装
置内でPWM駆動による可聴周波数範囲内の共振音また
は寄生振動音の発生をなくし、またバッテリ電圧を電動
機駆動に有効に使用し、さらに駆動回路を小型化して、
駆動効率の良い、即ち滑らかな操舵フィーリングと省動
力効果の高い、さらに操舵力軽減能力の高い電動パワー
ステアリング装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る自動車用の電動パワーステアリング装置
は、電動機駆動回路は、nチャンネル型電界効果トラ
ンジスタを用いたブリッジ回路を備え、このブリッジ回
路の入力端子間に電源を接続し、出力端子間に電動機を
接続し、電動機から一方の回転方向に補助トルクを発生
させる場合は、前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺
となる一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのう
ち、電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効
果トランジスタを昇圧回路を介してオン駆動させるとと
もに電源の低電位側に接続されたnチャンネル型電界効
果トランジスタを可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動
させ、電動機から他方の回転方向に補助トルクを発生さ
せる場合は、前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺と
なる他の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタの
うち、電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界
効果トランジスタを昇圧回路を介してオン駆動させると
ともに電源の低電位側に接続されたnチャンネル型電界
効果トランジスタを可聴周波数範囲外のPWM信号で駆
動させることを特徴とする。 【0010】電動パワーステアリング装置は、電動機駆
動回路に、nチャンネル型電界効果トランジスタを用い
たブリッジ回路を備え、電源の高電位側に接続されたn
チャンネル型電界効果トランジスタが昇圧回路を介して
オン駆動され、電源の低電位側に接続されたnチャンネ
ル型電界効果トランジスタ可聴周波数範囲外のPWM
信号で駆動される。したがって、従来の電動パワーステ
アリング装置が有する2KHzを基本とした共振音、寄
生振動音が車体とハンドルから伝達され、しかもエンジ
ン等の従来から持っている騒音源の騒音周波数より一桁
高い周波数による不快感をドライバに与えることがなく
なることと、操舵フィーリングの滑らかさを阻害するこ
ともなくなる。 【0011】また、電動機駆動回路のブリッジ回路にお
いて、互いに対する対辺となる一組又は他の一組のn
チャンネル型電界効果トランジスタのうち、電源の高電
位側に接続されたnチャンネル型電界効果トランジスタ
を昇圧回路を介してオン駆動させているために、ドレイ
ンとソース間の電圧を1.0V程度と小さくすることが
でき、従来の電動パワーステアリング装置における電動
機駆動回路のブリッジ回路を構成するバイポーラ型トラ
ンジスタのダーリントン接続によるコレクタとエミッタ
間の飽和電圧、約1.5Vを30%以上降下させること
ができる。 【0012】これにより、電動機に作用する実際の電圧
を高くできるので、電動パワーステアリング装置の操舵
力軽減能力を向上させることができることと、コレクタ
とエミッタ間の損失が減少できることによる動力(電
力)損失が減少、省動力効果を高めることができる。さ
らに、駆動回路の入力インピーダンスを高くすることが
でき、駆動電流を小さくできるようになることからも省
動力効果を高めることができる。 【0013】請求項2に係る自動車用の電動パワーステ
アリング装置は、請求項1においてnチャンネル型電界
効果トランジスタにnチャンネル・エンハンスメント型
電界効果トランジスタを用いたことを特徴とする。 【0014】電動パワーステアリング装置は、nチャン
ネル・エンハンスメント型電界効果トランジスタを用い
たので、例えば、pチャンネル・エンハンスメント型と
比較すると、ドレインとソース間の電圧を約1/2にで
き、バッテリ電圧を電動機駆動に有効に使用することが
でき、電動パワーステアリング装置の操舵力軽減能力を
向上させることができる。さらに、ドレインとソース間
の電圧を減少させることができるので、電動機駆動回路
を小型化することができる。 【0015】請求項3に係る自動車用の電動パワーステ
アリング装置は、電動機駆動回路は、nチャンネル型
電界効果トランジスタを用いたブリッジ回路を備え、こ
のブリッジ回路の入力端子間に電源を接続し、出力端子
間に電動機を接続し、電動機から一方の回転方向に補助
トルクを発生させる場合は、前記ブリッジ回路の互いに
対向する対辺となる一組のnチャンネル型電界効果トラ
ンジスタのうち電源の高電位側に接続されたnチャンネ
ル型電界効果トランジスタを昇圧回路を介して駆動さ
せ、且つ前記一組のnチャンネル型電界効果トランジス
タのうち少なくとも一方のnチャンネル型電界効果トラ
ンジスタを可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動させ
電動機から他方の回転方向に補助トルクを発生させる場
合は、前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺となる他
の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち電
源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効果トラ
ンジスタを昇圧回路を介して駆動させ、且つ前記他の一
組のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち少なく
とも一方のnチャンネル型電界効果トランジスタを可聴
周波数範囲外のPWM信号で駆動させることを特徴とす
る。 【0016】電動パワーステアリング装置は、電動機駆
動回路に、nチャンネル型電界効果トランジスタを用い
たブリッジ回路を備え、ブリッジ回路の互いに対向する
対辺となる一組又は他の一組のnチャンネル型電界効果
トランジスタのうち、少なくとも一方のnチャンネル型
電界効果トランジスタが可聴周波数範囲外のPWM信号
で駆動されるので、電動機を含めた電動パワーステアリ
ング装置内でPWM駆動による可聴周波数範囲内の共振
音または寄生振動音の発生を防止することと、電動機に
作用する実際の電圧を高くすることができ、電動パワー
ステアリング装置の操舵力軽減能力を高めることができ
る。また、従来の電動パワーステアリング装置のような
ハンドル戻り操作時に、電動機の回転トルクの作用方向
と、電動機の回転方向が不一致となり滑らかな操作を阻
害することがなくなり、滑らかなステアリングホイール
の往き操作および戻り操作ができる。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の好適一実施の形態を添付
図に基づいて以下に説明する。図1は本発明に係る電動
パワーステアリング装置の全体構成図である。図1にお
いて、電動パワーステアリング装置は、入力軸1、操舵
速度検出部2、操舵トルク検出部3、ラック軸4、ボー
ルリサキュレーテイングナット(ボールねじ)5、電動
機7、マイクロコンピュータユニット8、電動機駆動回
路9、電源回路9Aと、を備える。 【0018】入力軸1の一端は図示しないユニバーサル
ジョイントを介してステアリングホイールに連結され、
その他端にはピニオンギヤ1bが一体に取り付けられて
いる。また、入力軸1のピニオンギヤ1bの両端には軸
受10aと11aを介してピニオン・ホルダ12が取り
付けられている。 【0019】このピニオン・ホルダ12は、円筒板10
と11、およびこれらを一体に連結した支柱13とから
なり、円筒板10と11はその中心から偏心した位置で
軸受10a、11aに設けられている。また、ピニオン
・ホルダ12はニードル軸受14により図外のラックケ
ースに回転自在に支承される一方、円筒板11の回転中
心にはトーションバー15の一端が固着されており、こ
のトーションバー15の他端がラックケースに固着され
ている。 【0020】さらに、円筒板11の回転中心から偏心し
た位置にはピン11bが突設され、この11bの先端に
は端部に円筒形状の磁性体16aを有する非磁性体の可
動鉄心16が固着されている。この可動鉄心16は、ラ
ックケースに一体に固着された円筒状のコイル部17に
軸方向移動可能に遊挿されており、コイル部17ととも
に差動変圧器を構成している。したがって、ピニオン・
ホルダ12の回転に伴って、その変位が可動鉄心16の
軸方向変位に変換され、この軸方向変位が電気信号とし
て差動変圧器から出力される。 【0021】ラック軸4は図2に示すように、ピニオン
1bに噛合し、入力軸1の回転変位をラック軸4の軸方
向変位に変換している。ラック軸4の両端は、夫々図示
されないボールジョイント、タイロッド、ナックルに連
結され、車輪の操向を変化させる。 【0022】ここで、ラック軸4に負荷が作用し、その
負荷が大きい場合には、ピニオン1bがラック軸4との
噛み合い部を中心に回転する。例えば、入力軸1を矢印
Xの方向にトルクを作用させ回転させると、そのトルク
の大きさに応じてトーションバー15が捩られ、ピニオ
ン・ホルダ12を矢印Yの方向に回転させる。この時の
回転変位は、入力軸1に与えたトルク、即ち操舵トルク
に比例する。 【0023】従って、ピン11bにより可動鉄心16を
軸方向の変位Zに変換する。即ち、操舵トルクは可動鉄
心16の軸方向変位に比例し、この軸方向変位はコイル
部17により検出される。 【0024】このように、トルク検出部3は、ピニオン
1b、ラック軸4、ピニオン・ホルダ12、ピン11
b、可動部16、差動変圧器より構成され、操舵トルク
の大きさと、その方向が検出される。 【0025】入力軸1には、多数のスリット18aを周
方向に有する遮光板18が一体的に設けられており、こ
の遮光板18を挟む位置にフォト・カプラ19,20が
ピニオン・ホルダに一体的に固着されている。 【0026】このフォト・カプラ19,20により遮光
板18のスリット18aを通過する光を検出し、パルス
状の電気信号が出力される。また、フォト・カプラ19
と20の取付位置は、パルスの位相が約90゜異なるよ
うに設けられる。このように、操舵速度検出部2は遮光
板18とフォト・カプラ19,20により構成され、操
舵速度の大きさと、その回転速度を検出する。 【0027】ラック軸4の端部外周には断面半円形の雄
ねじ4aが形成され、この雄ねじ4aの周囲には内周に
断面半円形の雌ねじが形成されたナット21が環装され
ており、これらの雄ねじ4aと雌ねじの間にはボールが
介装され、これらの雄ねじ4a、ナット21およびボー
ルによりボールねじ5を構成している。 【0028】また、ナット21の一端側にはラックケー
スに固着されるスラスト軸受22が設けられ、ナット2
1の他端には断面V溝のプーリ23が一体的に設けられ
ている。さらに、プーリ23の端面にはラックケースに
固着されるスラスト軸受(図示省略)が設けられてお
り、ナット21が軸方向に不動で回転自在に支承されて
いる。 【0029】また、プーリ23に沿って電動機7の回転
軸に取付けられた断面V溝のプーリ24が配設されてお
り、これらプーリ23と24の間には、Vベルト25が
懸け渡されている。電動機7は弾性部材を介して車体に
支持されている。したがって、電動機7の回転は、ボー
ルねじ5の回転を通じてラック軸4を軸方向に変位させ
ることとなる。 【0030】一方、制御手段は電源回路9A、マイクロ
コンピュータユニット8および電動機駆動回路9とから
なる。フォト・カプラ19,20にはマイクロコンピュ
ータユニット8を通じて電源が供給され、フォト・カプ
ラ19,20からの出力がマイクロコンピュータユニッ
ト8へ入力される。また、差動変圧器のコイル部17の
一次巻線17aにはマイクロコンピュータユニット8か
らパルス状の電圧が供給され、二次コイル17b,17
cからの出力がマイクロコンピュータユニット8に入力
されている。 【0031】電源回路9Aは、車載バッテリ26の+端
子にヒューズ27を介して接続されるリレー回路28を
備えており、このリレー回路28は、マイクロコンピュ
ータユニット8からの制御信号T1 によりオン・オフ制
御され、リレー回路8の出力側から後述する電動機駆動
回路9に電源が供給されている。 【0032】また、電動機駆動回路9は、電界効果トラ
ンジスタ30A,30B,31A,31Bにより構成さ
れたブリッジ回路を備えている。ブリッジ回路の互いに
対向する対辺に位置する電界効果トランジスタ30Aと
30B、電界効果トランジスタ31Aと31Bがそれぞ
れ一組となって動作する。 【0033】電界効果トランジスタ30Aと31Aとの
ドレイン端子が接続され、この接続部がリレー回路28
の出力側に接続される一方、電界効果トランジスタ30
Bと31Bとのソース端子が接続され、この接続部が抵
抗32を介してコモン側(アース)に接続されており、
これらの接続部が入力端子となる。 【0034】尚、これらの電界効果トランジスタ30
A,30B,31A,31Bは、nチャンネルタイプの
エンハンスメント型を用いている。これは、例えばpチ
ャンネルのエンハンスメント型を用いていると、ドレイ
ンとソース間のオン抵抗が大きくnチャンネルタイプと
比較すると2倍程度となるからであり、これによる電圧
損失が大きいからである。また、ブリッジ回路の電界効
果トランジスタ30Aと31Bの接続部、および電界効
果トランジスタ31Aと30Bの接続部が出力側とな
り、電動機7の電機子巻線に接続されている。 【0035】さらに、電界効果トランジスタ30Aのゲ
ート端子には抵抗33を介してエミッタ接地のトランジ
スタ34のコレクタに接続され、そのベースにはマイク
ロコンピュータユニット8からの制御信号T4 が入力さ
れる。他方の電界効果トランジスタ31Aのゲート端子
には同様に抵抗35を介してエミッタ接地のトランジス
タ36のコレクタに接続され、そのベースにはマイクロ
コンピュータユニット8からの制御信号T5 が入力され
る。 【0036】また、これらのトランジスタ34と36の
コレクタには、抵抗37または38を介してリレー回路
28の出力側に接続された昇圧回路39に接続され、こ
の昇圧回路39により約2倍に昇圧された動作用電源電
圧が供給されている。これは高電位側の電界効果トラ
ンジスタをオン動作させるときのドレインとソース間の
電圧を最小限(例えば、1.0V以下)に抑えるためで
ある。したがって、マイクロコンピュータユニット8か
らの制御信号T4 またはT5により、トランジスタ34
または36が動作し、これに伴ってそれぞれの電界効果
トランジスタ30Aまたは31Aがオン・オフ動作す
る。 【0037】また、電界効果トランジスタ30Bのゲー
ト端子には抵抗40を介してマイクロコンピュータユニ
ット8からのPWM駆動制御信号T2 が入力される一
方、電界効果トランジスタ31Bのゲート端子には抵抗
41を介してマイクロコンピュータユニット8からのP
WM駆動制御信号T3 が入力され、PWM駆動制御信号
2 またはT3 により電界効果トランジスタ30Bまた
は31BがPWM駆動される。 【0038】したがって、例えば、制御信号T4 を“L
レベル”、PWM制御信号T2 を“PWM信号”とし、
この場合他の制御信号T5 を“Hレベル”、T3 を“L
レベル”にしたり、反対に制御信号T5 を“Lレベ
ル”、PWM制御信号T3 を“PWM信号”とし、この
場合他の制御信号T4 を“Hレベル”、T2 を“Lレベ
ル”にすることにより、電動機7の回転方向を制御する
とともに、PWM制御信号T4 またはT5 のパルス幅制
御により電動機7に適切な制御電力が供給される。 【0039】このように、本発明の請求項1に係る自動
車用の電動パワーステアリング装置では、電動機駆動回
路は、nチャンネル型電界効果トランジスタを用いたブ
リッジ回路を備え、このブリッジ回路の入力端子間に電
源を接続し、出力端子間に電動機7を接続し、電動機7
から一方の回転方向に補助トルクを発生させる場合は、
前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺となる一組のn
チャンネル型電界効果 トランジスタのうち、電源の高電
位側に接続されたnチャンネル型電界効果トランジスタ
を昇圧回路39を介してオン駆動させるとともに電源の
低電位側に接続されたnチャンネル型電界効果トランジ
スタを可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動させ、電動
機7から他方の回転方向に補助トルクを発生させる場合
は、前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺となる他の
一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち、電
源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効果トラ
ンジスタを昇圧回路39を介してオン駆動させるととも
に電源の低電位側に接続されたnチャンネル型電界効果
トランジスタを可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動さ
せる構成である。電動機駆動回路に、nチャンネル型
界効果トランジスタを用いたブリッジ回路を備え、電源
の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効果トラン
ジスタが昇圧回路を介してオン駆動され、電源の低電位
に接続されたnチャンネル型電界効果トランジスタ
可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動される。したがっ
て、従来の電動パワーステアリング装置が有する2KH
zを基本とした共振音、寄生振動音が車体とハンドルか
ら伝達され、しかもエンジン等の従来から持っている騒
音源の騒音周波数より一桁高い周波数による不快感をド
ライバにあたえることがなくなることと、操舵フィーリ
ングの滑らかさを阻害することもなくなる。 【0040】本発明の請求項2に係る自動車用の電動パ
ワーステアリング装置は、nチャンネル・エンハンスメ
ント型電界効果トランジスタを用いたので、電界効果ト
ランジスタのオン抵抗が低いため大電流に対する電界効
果トランジスタでの電力損失を少なくしてバッテリ電圧
を電動機駆動に有効に使用することができ、また電界効
果トランジスタのスイッチング速度を速くするため出力
インピーダンスの低い駆動回路で駆動する必要がある
が、電界効果トランジスタの相互コンダクタンス(g
m)が高く、電圧駆動であるため駆動回路を小型化する
ことができる。 【0041】本発明の請求項3に係る自動車用の電動パ
ワーステアリング装置は、ブリッジ回路の電界効果トラ
ンジスタに、nチャンネル・エンハンスメント型電界効
果トランジスタを用い、電界効果トランジスタ30Aの
ゲート端子には抵抗33を介してエミッタ接地のトラン
ジスタ34のコレクタに接続され、そのベースにはマイ
クロコンピュータユニット8からの信号T4 が入力さ
れ、電界効果トランジスタ31Aのゲート端子には同様
に抵抗35を介してエミッタ接地のトランジスタ36の
コレクタに接続され、そのベースにはマイクロコンピュ
ータユニット8からの信号T5 が入力され、またこれら
のトランジスタ34と36のコレクタには、抵抗37ま
たは38を介してリレー回路28の出力側に接続された
昇圧回路39に接続され、この昇圧回路39により約2
倍に昇圧された動作用電源電圧が供給されている。 【0042】したがって、マイクロコンピュータユニッ
ト8からの信号T4 またはT5 により、トランジスタ3
4または36が動作し、これに伴ってそれぞれの電界効
果トランジスタ30Aまたは31Aが駆動される。 【0043】電界効果トランジスタ30Bのゲート端子
には抵抗40を介してマイクロコンピュータユニット8
からの信号T2 が入力される一方、電界効果トランジス
タ31Bのゲート端子には抵抗41を介してマイクロコ
ンピュータユニット8からの信号T3 が入力され、信号
2 またはT3 により電界効果トランジスタ30Bまた
は31Bが駆動される。 【0044】したがって、例えば、信号T4 とT2
“PWM信号”とし、この場合他の信号T5 を“Hレベ
ル”、T3 を“Lレベル”にしたり、反対に信号T5
3 を“PWM信号”とし、この場合他の信号T4
“Hレベル”、T2 を“Lレベル”にすることにより、
電動機7の回転方向を制御するとともに電動機7に適切
な制御電力が供給される。 【0045】このように、本発明の請求項3に係る自動
車用の電動パワーステアリング装置では、電動機駆動回
路は、nチャンネル型電界効果トランジスタを用いたブ
リッジ回路を備え、このブリッジ回路の入力端子間に電
源を接続し、出力端子間に電 動機7を接続し、電動機7
から一方の回転方向に補助トルクを発生させる場合は、
前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺となる一組のn
チャンネル型電界効果トランジスタのうち電源の高電位
側に接続されたnチャンネル型電界効果トランジスタを
昇圧回路39を介して駆動させ、且つ前記一組のnチャ
ンネル型電界効果トランジスタのうち少なくとも一方の
nチャンネル型電界効果トランジスタを可聴周波数範囲
外のPWM信号で駆動させ、電動機7から他方の回転方
向に補助トルクを発生させる場合は、前記ブリッジ回路
の互いに対向する対辺となる他の一組のnチャンネル型
電界効果トランジスタのうち電源の高電位側に接続され
たnチャンネル型電界効果トランジスタを昇圧回路39
を介して駆動させ、且つ前記他の一組のnチャンネル型
電界効果トランジスタのうち少なくとも一方のnチャン
ネル型電界効果トランジスタを可聴周波数範囲外のPW
M信号で駆動させる構成である。電動機駆動回路に、
チャンネル型電界効果トランジスタを用いたブリッジ回
路を備え、ブリッジ回路の互いに対向する対辺となる一
又は他の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタ
のうち、少なくとも一方のnチャンネル型電界効果トラ
ンジスタが可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動される
ので、電動機を含めた電動パワーステアリング装置内で
PWM駆動による可聴周波数範囲内の共振音または寄生
振動音の発生を防止することと、電動機に作用する実際
の電圧を高くすることができ、電動パワーステアリング
装置の操舵力軽減能力をたかめることができる。また、
従来の電動パワーステアリング装置のようなハンドル戻
り操作時に、電動機の回転トルクの作用方向と、電動機
の回転方向が不一致となり滑らかな操作を阻害すること
がなくなり、滑らかなステアリングホイールの往き操作
および戻り操作ができる。 【0046】次に本発明の他の実施の形態例を図3に示
す。図3において、電動機駆動回路9は、小電流容量の
電界効果トランジスタを並列接続してブリッジ回路を構
成したものである。すなわち、先の実施の形態例の各電
界効果トランジスタ30A,30B,31A,31Bの
ソースおよびドレイン端子に、それぞれ同様の電界効果
トランジスタ42A,42B,43A,43Bが並列に
接続されている。 【0047】したがって、並列接続された各電界効果ト
ランジスタ30Aと42A、30Bと42B、31Aと
43A、31Bと43Bのソース・ドレイン間のオン抵
抗がさらに小さくなり、電力損失をさらに減少すること
が可能となる。 【0048】このように、本実施の形態例では、電界効
果トランジスタを並列接続することにより、小型で低コ
ストの小容量の電界効果トランジスタを用いることが可
能となるとともに電流容量を増大できるため、電動機駆
動回路の小型・低コスト化を図ることが可能となる。 【0049】なお、上記実施形態は本発明の一実施例で
あり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。 【0050】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、
電動機駆動回路に、nチャンネル型電界効果トランジス
タを用いたブリッジ回路を備え、このブリッジ回路の入
力端子間に電源を接続し、出力端子間に電動機を接続
し、ブリッジ回路の互いに対向する対辺となる一組又は
他の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのう
ち、電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効
果トランジスタが昇圧回路を介してオン駆動さるとと
もに電源の低電位側に接続されたnチャンネル型電界効
果トランジスタが可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動
され、電動機駆動回路を小型化することができ、また電
動機を含めた電動パワーステアリング装置内でPWM駆
動による可聴周波数範囲内の共振音または寄生振動音の
発生を防止することができるので、商品性を向上させ、
操舵フィーリングの良い電動パワーステアリング装置を
提供することができる。 【0051】請求項2に係る電動パワーステアリング装
置は、nチャンネル・エンハンスメント型電界効果トラ
ンジスタを用い、電界効果トランジスタのオン抵抗が低
いため大電流に対しての電界効果トランジスタでの電力
損失を少なくしてバッテリ電圧を電動機駆動に有効に使
用することができ、また電界効果トランジスタのスイッ
チング速度を速くするため出力インピーダンスの低い駆
動回路で駆動する必要があるが、電界効果トランジスタ
の相互コンダクタンス(gm)が高く、しかも電流容量
を大きくするために電界効果トランジスタを並列接続し
ても電圧駆動であるため駆動回路を小型化することがで
きるので、車載バッテリ電圧で実用上十分な操舵補助ト
ルクが得られ、操舵力軽減能力の高い、しかも省動力効
果の高い電動パワーステアリング装置を提供することが
できる。 【0052】請求項3に係る電動パワーステアリング装
置は、電動機駆動回路に、nチャンネル型電界効果トラ
ンジスタを用いたブリッジ回路を備え、このブリッジ回
路の入力端子間に電源を接続し、出力端子間に電動機を
接続し、電源の高電位側に接続されたnチャンネル型
界効果トランジスタが昇圧回路を介して駆動され、ブリ
ッジ回路の互いに対向する対辺となる一組又は他の一組
のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち、少なく
とも一方のnチャンネル型電界効果トランジスタが可聴
周波数範囲外のPWM信号で駆動され、電動機を含めた
電動パワーステアリング装置内でPWM駆動による可聴
周波数範囲内の共振音または寄生振動音の発生を防止す
ることができ、さらに駆動回路を小型化して、駆動効率
が良く、滑らかなステアリングホイールの往き操作およ
び戻り操作ができるので、滑らかな操舵フィーリングと
省動力効果の高い、さらに操舵力軽減能力の高い電動パ
ワーステアリング装置を提供することができる。 【0053】本発明は、ブリッジ回路の高電位側の両n
チャンネル型電界効果トランジスタ昇圧回路を介して
駆動される構成としたので、高電位側の双方の電界効果
トランジスタを充分にオン駆動することができ、電動機
から両回転方向について充分な補助トルクを発生させる
ことができる。よって、左右両方向に滑らかな操舵フィ
ーリングを有し、省動力効果の高い、さらに操舵力軽減
能力の高い電動パワーステアリング装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置の全
体構成図 【図2】ック軸およびピニオンを示す図1中のII−II
矢視断面図 【図3】本発明に係る電動パワーステアリング装置の
動機駆動回路図 【符号の説明】 7…電動機、9…電動機駆動回路、30A,30B,3
1A,31B,42A,42B,43A,43B…nチ
ャンネル型電界効果トランジスタ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.操舵トルクに対応した補助トルクを発生する電動機
    をPWM駆動する電動機駆動回路を備えた電動パワース
    テアリング装置において、 前記電動機駆動回路は、nチャンネル型電界効果トラン
    ジスタを用いたブリッジ回路を備え、このブリッジ回路
    の入力端子間に電源を接続し、出力端子間に前記電動機
    を接続し、前記電動機から一方の回転方向に補助トルクを発生させ
    る場合は、 前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺とな
    る一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち、
    前記電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効
    果トランジスタを昇圧回路を介してオン駆動させるとと
    もに前記電源の低電位側に接続されたnチャンネル型
    界効果トランジスタを可聴周波数範囲外のPWM信号で
    駆動させ 前記電動機から他方の回転方向に補助トルクを発生させ
    る場合は、前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺とな
    る他の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのう
    ち、前記電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電
    界効果トランジスタを昇圧回路を介してオン駆動させる
    とともに前記電源の低電位側に接続されたnチャンネル
    型電界効果トランジスタを可聴周波数範囲外のPWM信
    号で駆動させる ことを特徴とする自動車用の電動パワー
    ステアリング装置。 2.前記nチャンネル型電界効果トランジスタにnチャ
    ンネル・エンハンスメント型電界効果トランジスタを用
    いたことを特徴とする請求項1記載の自動車用の電動パ
    ワーステアリング装置。 3.操舵トルクに対応した補助トルクを発生する電動機
    をPWM駆動する電動機駆動回路を備えた電動パワース
    テアリング装置において、 前記電動機駆動回路は、nチャンネル型電界効果トラン
    ジスタを用いたブリッジ回路を備え、このブリッジ回路
    の入力端子間に電源を接続し、出力端子間に前記電動機
    を接続し、前記電動機から一方の回転方向に補助トルクを発生させ
    る場合は、 前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺とな
    る一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち
    記電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界効果
    トランジスタを昇圧回路を介して駆動させ、且つ前記一
    組のnチャンネル型電界効果トランジスタのうち少なく
    とも一方のnチャンネル型電界効果トランジスタを可聴
    周波数範囲外のPWM信号で駆動させ 前記電動機から他方の回転方向に補助トルクを発生させ
    る場合は、前記ブリッジ回路の互いに対向する対辺とな
    る他の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのう
    ち前記電源の高電位側に接続されたnチャンネル型電界
    効果トランジスタを昇圧回路を介して駆動させ、且つ前
    記他の一組のnチャンネル型電界効果トランジスタのう
    ち少なくとも一方のnチャンネル型電界効果トランジス
    タを可聴周波数範囲外のPWM信号で駆動させる ことを
    特徴とする自動車用の電動パワーステアリング装置。
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