JP2863708B2 - ヘッドレスト - Google Patents

ヘッドレスト

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JP2863708B2
JP2863708B2 JP23586294A JP23586294A JP2863708B2 JP 2863708 B2 JP2863708 B2 JP 2863708B2 JP 23586294 A JP23586294 A JP 23586294A JP 23586294 A JP23586294 A JP 23586294A JP 2863708 B2 JP2863708 B2 JP 2863708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両等のシートバック上
端に取着されるヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】車両等のシートバック上端には、快適さ
が得られるよう可倒式又は固定式のヘッドレストが取付
けられている。こうしたヘッドレストは、枕状にした縫
製表皮材の中へステーの基部を配置した後、これを発泡
成形型内にセットし、表皮材に設けた注入口から発泡原
料を注いで発泡硬化させて造ったもの、或いは、発泡成
形型内にステーの基部のみをセットし、発泡樹脂原料を
注ぎ発泡硬化させて取出した一体成形品にファブリック
等の表皮材を後工程で被せて製品化したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のヘッ
ドレストには以下のような問題があった。ヘッドレスト
の運搬方法は、プラスチック製ダンボール荷姿(図8)
や台車荷姿(図9)に依っているが、運搬の際に、ステ
ー2がヘッドレスト基体1に既に一体化固定されている
ために荷姿が悪くなり、運搬効率が上がらなかった。ま
た、ステーメーカから成形メーカへステー2を搬入し、
成形メーカでこれをヘッドレスト基体1と一体化して、
出来上がった製品を更にアッセンブリメーカへ納め、シ
ートバック上に組付ける方式を採用しているが、成形メ
ーカではステー2がヘッドレスト基体1に一体化される
だけで新たな価値を生むものではなかった。逆に、ステ
ー2の納品流れは迂回路をとっているため、製品に占め
る物流コストが高くなっていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、ス
テーの運搬経路を単純化させ、且つヘッドレストの荷姿
の悪さを解消して物流費の低減を図る組立式のヘッドレ
ストを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成すべく、
本第一発明のヘッドレストでは、発泡性樹脂材からなる
枕状のヘッドレスト基体と、略コ字形にして両脚部とこ
れらをつなぐ連結部を有するステーとを備えるヘッドレ
ストにおいて、上記ヘッドレスト基体は、その基端面か
ら内部に向って開口され、上記連結部を先頭にステーを
挿入し得る受容空間と、該受容空間の周縁に略コ字形で
該ステーを収容する保持空間とを具備し、且つ、ステー
の上記連結部を収容する保持空間と上記受容空間との境
界域で、対向する開口壁面に抜け防止リブを形成し、更
に、該抜け防止リブを分割する分断切欠きを複数設ける
ようにしている。ここで、「略コ字形にして」は、両脚
部と連結部との平面視が略コ字形を意味し、略コ字形に
は、ヘッドレスト基体内に入った部分で、並行状態にあ
った両脚部がハの字状に寄る場合も含まれる。「略コ字
形で」も同様の意である。本第二発明のヘッドレスト
は、第一発明で、受容空間側の抜け防止リブを緩やかな
傾斜面としたものである。「緩やかな傾斜面」とは、抜
け防止リブのつくる傾斜面の仰角又は俯角が10度〜6
0度の範囲のものをいう。また、本第三発明のヘッドレ
ストは、第一発明又は第二発明で、挿入されたステーの
両脚部を収容する保持空間と上記受容空間との境界域
で、互いに対向する開口壁面に振れ防止リブを形成した
ものである。
【0006】
【作用】本第一発明のヘッドレストによれば、ステーを
ヘッドレスト基体の受容空間内に挿入し、更に押し込む
と、受容空間の周縁にステーと同形の保持空間が設けら
れているので、ステーはこの保持空間内に収容されて保
持される。先頭で挿入されるステー連結部は、抜け防止
リブを押し拡げて保持空間内に挿着される。そして、保
持空間と受容空間との境界域には抜け防止リブを形成し
ているので、一旦、保持空間内にステーが収まると、固
定保持され易い状態になり、ステーの保持空間からの抜
脱は阻止される。一方で、上記抜け防止リブにはこれを
分割する分断切欠きが形成されているので、上述の保持
空間内へのステー挿入時は比較的容易に押し拡げられ、
ステーのスムーズな挿入が可能になっている。
【0007】本第二発明のヘッドレストでは、第一発明
の抜け防止リブが受容空間側で緩やかな傾斜面を形成し
ているので、ステーの連結部による抜け防止リブの拡開
が一層行われ易くなり、ステーのヘッドレスト基体への
挿着が簡単になる。また、本第三発明のごとく、振れ防
止リブを形成すると、保持空間内へ挿入されたステー脚
部は左右方向への位置ズレも阻止され、挿着後のステー
とヘッドレスト基体とが完全一体化するようになる。
【0008】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳述する。図1〜図
7は本発明に係るヘッドレストの一実施例を示す。ヘッ
ドレストは、組立式で、ヘッドレスト基体1とステー2
とからなる。本実施例では、ヘッドレスト基体1のみの
発泡成形品を造り、これに後から表皮材(図示せず)を
被せる方法を採っている。
【0009】ヘッドレスト基体1は、発泡成形型内に発
泡原料を注入して枕形状に発泡硬化させたものである。
発泡原料として、液状ウレタン,チップウレタンの他、
ポリエチレン,ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹
脂発泡ビーズ及びポリスチレン樹脂発泡ビーズなどが用
いられ、ヘッドレスト基体2は発泡性樹脂材で構成され
る。このうち、ポリプロピレン系,ポリエチレン系樹脂
発泡ビーズを使用すると、より好適となる。曲げ強度,
引張り強さ等が大で、ヘッドレスト基体1に嵌挿された
ステー2は抜け落ち難くなるからである。
【0010】ヘッドレスト基体1には、シートバック上
端に取着される側の基端面1dに受容空間1aが開口さ
れている(図1)。この受容空間1aは、偏平で、基端
面1dの略中央位置に設けられ、ヘッドレスト基体1内
へ所定深さまで到達している(図2)。ヘッドレスト基
体1の基端面1dで、上記受容空間1aの両側縁には円
形断面をなす保持空間1bが開口しており、ヘッドレス
ト基体1内へ受容空間1aと同一深さまで延びる。更
に、受容空間1aと保持空間1bの境界域で、開口壁面
が張出して振れ防止リブ14,15を設けている。それ
ぞれの開口壁面から突出す上下の振れ防止リブ14,1
5は、互いに近接してヘッドレスト基体1に挿着される
脚部21の横ズレを抑える。保持空間1bの外側縁に
は、これに沿って水平に延びる一定幅の補助溝16が設
けられている。ステー2をヘッドレスト基体1内に挿入
する際、少ない力で済むようにするためである。尚、補
助溝16はヘッドレスト基体1が柔軟性に富む(弾性変
形し易い)場合にはなくてもよい。
【0011】ステー2は、円形パイプ材をコ字形に屈曲
成形したもので、左右の脚部21,21とこれらを連結
する連結部22とからなる。ステー2の両脚部21,2
1の位置は上記保持空間1bの位置に対応し、保持空間
1bの径は両脚部21の径に略等しくしている。両脚部
21,21はその先端をシートバック上端に差込んで、
ヘッドレストを取着するところとなっている。ここで
は、ステー2の形状を単にコ字形に表しているが、実際
のステー2は横からみた場合、やや「く」字状に座席に
座る人の頭部側へ前傾していたり、ステー2のヘッドレ
スト基体1内に入った部分で、並行状態にあった両脚部
21,21が「ハ」字状に寄ったりしている。また、金
属製パイプを折曲げて連結部22を造っているが、連結
部22は両脚部21,21をつなぐものであればよく、
例えば板状体とすることもできる。図1の矢印で示すよ
うにステーの連結部22をヘッドレスト基体1の受容空
間1a内へ押し込むと、振れ防止リブ14,15を押し
拡げて左右の脚部21がそれぞれ左右の保持空間1b内
に進入する(図2)。この時、各保持空間1bは補助溝
16により拡径変形し、脚部21の進入がスムーズにな
される。
【0012】受容空間1aの最深部には、その外周縁
に、図2に示すように左右の保持空間1bと連通する断
面円形の保持空間1cが形成され、従って、受容空間1
aの周縁を取囲むようステーと同形の略コ字形でステー
2を収容する保持空間1b,1cがつくられている。保
持空間1cの径もステー2の連結部22の径に略等し
い。更に、保持空間1cと受容空間1aの境界域で、上
下に向かい合う開口壁面が張出して抜け防止リブ11,
12を形成する。上記保持空間1cにもその外側縁に、
水平方向へ一定幅で延びる補助溝17を設けている。
【0013】そして、図2に示す状態よりステー2を更
に内方へ押し込むと、ステー2の連結部22が補助溝1
7を拡開させながら上記抜け防止リブ11,12を押し
拡げ、保持空間1c内へ進入し、この保持空間1c内に
ステーが収容,保持される構成になっている(図3、図
4)。斯る状態下では、ステー2の横振れは振れ防止リ
ブ14,15により規制され、また、ステー2の抜けは
抜け防止リブ11,12により阻止される。
【0014】上記抜け防止リブ11,12には、図4に
示すように長手方向に間隔をおいて抜け防止リブ11,
12を分割する分断切欠き13が設けられている。その
詳細を図5〜図7に示す。図5は抜け防止リブ11,1
2の拡大正面図で、図6,図7はそれぞれ図5のVI−VI
線、VII −VII 線に沿う断面図である。
【0015】ところで、ヘッドレスト基体1にはクッシ
ョン性が求められることから、ポリプロピレン等のポリ
オレフィン系樹脂発泡ビーズ(例えば、鐘淵化学工業株
式会社製,商品名「カネカエペランPP45」)が多用
される。しかるに、斯る材料で上述のような抜け防止リ
ブを造ると破損され易くなっている。発泡成形時、抜け
防止リブ11,12のリブ先端までビーズが充填されに
くく、充填不良や融着不良が発生し易く、融着強度が低
下する傾向にあるからである。従って、ステー2から加
わる衝撃で抜け防止リブ11,12が破損することのな
いようにするには、リブ高を低くすることが考えられる
が、抜け防止機能の低下をきたす。これを解消すべく、
リブ長を長くして抜け防止機能を高めようとしても、ス
テー2の連結部22長が決まっているため制約がある。
リブ厚を厚くすることによりリブ強化を図ることも考え
られるが、この方法によると、ステー挿入時の拡開変形
に対する抵抗が増して、スムーズにステー2の挿着作業
ができないという事態を招くことになる。
【0016】斯る事態を抜け防止リブ11,12に分断
切欠き13を形成することで解消している。すなわち、
図5に示すごとく、抜け防止リブ11,12の長手方向
へ等間隔L1 で一定幅L2 、深さL3 の分断切欠き13
を形成して抜け防止リブ11,12を分割する。分割す
ることによって、個々の抜け防止リブ11,12は弾性
変形し易くなり、リブ厚(図6のL5 )を厚くしても、
ステー連結部22を挿入する際の拡開変形は抵抗力の増
大を伴うことなくなされる。具体的には、リブ厚L5
は、分断切欠き13がない場合、高々4mmしかとれな
かったものが、8mm以上とれるようになりステー2の
円滑な挿着作業を可能にしている。ちなみに、10mm
φのパイプ材でステー2を成形した場合の上記抜け防止
リブ11,12部の各部寸法の一例を示すと、以下のご
とくである。 L1 =10mm,L2 =6mm,L3 =3mm ,L4
=3mm,L5 =10mm,L6 =12mm,L7 =3
mm,L8 =2mm,φ1 =10mm ここで、分割された抜け防止リブ11,12の長さL1
は、確実な抜け防止作用が働くためには10mm以上が
好ましい。これより短いと、抜け防止効果が弱まってし
まう。分断切欠き13の設置数については、ステー2の
径,リブ厚L5,リブ間隔L2 等により適宜変更される
が、3箇所以上設けるのが好適である。それぞれの分割
された抜け防止リブ11,12の自由度が高まるからで
あり、また、抜け防止リブの一個が破損しても残りが補
強しうる力を発揮するからである。分断切欠き13の深
さL3 は、抜け防止リブ11,12の形状に応じて選択
されるが、深いほど好適となる。
【0017】また、図6,図7に示すごとく、受容空間
1aに面する抜け防止リブ11,12の傾斜面11a,
12aは緩やかな勾配(ここでは約30度)になってお
り、保持空間1cへのステー連結部22の挿入(図6の
右方より左方)をスムーズにガイドする。傾斜面11
a,12aは10度〜60度が好適範囲で、より好まし
くは20度〜45度の範囲である。傾斜面11a,12
aの角度が大きすぎるとステー挿入時の抵抗感が増す一
方、傾斜面角度が小さすぎるとヘッドレスト基体1の製
造に支障をきたすからである。一方、保持空間1cに面
する抜け防止リブ11,12の壁面11b,12bは、
円形断面の保持空間1cを形成すべく急傾斜の円弧面と
なっている。挿入されたステー連結部22にフィットし
確実に保持するためである。
【0018】尚、本実施例では、前述のごとく表皮材の
覆いがない裸ヘッドレスト基体1を発泡成形で造った
後、表皮材を後から被着する方法を採っている。しかる
に、表皮材は最終製品たるヘッドレストに被着されてお
ればよく、ヘッドレスト基体1にステー2を嵌挿して一
体化させる時点で表皮材がヘッドレスト基体1に被着さ
れているか否を問うものでない。
【0019】このように構成したヘッドレストは、ヘッ
ドレスト基体1とステー2との組立方式を採用でき、そ
れぞれ最終段階で組付け得る構造になっている。故に、
成形メーカでは、ヘッドレスト基体1又はヘッドレスト
基体1に表皮材を被着した形態でアッセンブリメーカへ
納品でき、その荷姿はよくなり運搬効率が上がる。そし
て、受容空間1a側の抜け防止リブ11,12が緩やか
な傾斜面11a,12aになっているので、ヘッドレス
ト基体1に形成された受容空間1aを経て受容空間1a
の周縁に形成された保持空間1b,1c内へステー2を
スムーズに挿着できる。特に、上記抜け防止リブ11,
12に分断切欠き13を形成したことによって、リブ厚
をある程度厚くしても抜け防止リブ11,12が弾性変
形を保有し且つ強度を高めて破損を免れ、ステー2の挿
着作業が容易となる。更に、ヘッドレスト基体1に抜け
防止リブ11,12と振れ防止リブ14,15が設けら
れているので、ステー2がヘッドレスト基体1に一旦挿
着,収容されれば一体化し、ステー2がヘッドレスト基
体1から抜け難く、また左右のガタツキもなくなる。
【0020】尚、本発明においては、前記実施例に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。ヘッドレスト基体1,ステー2,受容空
間1a,保持空間1b,1c,抜け防止リブ11,1
2,分断切欠き13,振れ防止リブ14,15等の形
状,大きさ,材質等は本実施例に限定することなく目的
に応じて対処できる。振れ防止リブ14,15は、保持
空間1bに沿って開口壁面の一部分に形成してもよい。
実施例では、固定式ヘッドレストについて述べたが、可
到式ヘッドレストに適用することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のヘッドレスト
は、部品メーカでそれぞれ製造されたヘッドレスト基体
とステーを別ルートでアッセンブリメーカに納入して簡
易に組付けることができるので、ステーの二度の運搬や
従来のヘッドレストの荷姿悪さが改善され、物流コスト
の削減に寄与し、更に、こうして組付けられたヘッドレ
スト基体とステーは、抜け防止リブ,振れ防止リブによ
って完全一体化し、抜けや横振を解消でき、優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドレスト基体とステーの組付け前の分解斜
視図である。
【図2】ステーのヘッドレスト基体への挿入状態を示す
断面図である。
【図3】ステーを装着した状態のヘッドレストの縦断面
図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図4のA部拡大図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII −VII 線に沿う断面図である。
【図8】従来のヘッドレスト運搬時の荷姿図である。
【図9】従来のヘッドレスト運搬時の荷姿図である。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト基体 1a 受容空間 1b,1c 保持空間 1d 基端面 11,12 抜け防止リブ 11a,12a 傾斜面 13 分断切欠き 14,15 振れ防止リブ 2 ステー 21 脚部 22 連結部
フロントページの続き (72)発明者 森田 晴夫 愛知県安城市藤井町東長先8番地1 株 式会社イノアックコーポレーション 桜 井事業所内 (56)参考文献 実開 昭61−13649(JP,U) 実開 昭62−157455(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 7/38 B60N 2/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡性樹脂材からなる枕状のヘッドレス
    ト基体(1)と、略コ字形にして両脚部とこれらをつな
    ぐ連結部を有するステー(2)とを備えるヘッドレスト
    において、上記ヘッドレスト基体(1)は、その基端面
    から内部に向って開口され、上記連結部を先頭にステー
    を挿入し得る受容空間(1a)と、該受容空間の周縁に
    略コ字形で該ステーを収容する保持空間(1b,1c)
    とを具備し、且つ、ステーの上記連結部を収容する保持
    空間(1c)と上記受容空間(1a)との境界域で、対
    向する開口壁面に抜け防止リブ(11,12)を形成
    し、更に、該抜け防止リブを分割する分断切欠き(1
    3)を複数設けるようにしたことを特徴とするヘッドレ
    スト。
  2. 【請求項2】 受容空間側の上記抜け防止リブ(11,
    12)が緩やかな傾斜面(11a,12a)を構成する
    ようにした請求項1記載のヘッドレスト。
  3. 【請求項3】 挿入されたステーの両脚部を収容する保
    持空間(1b)と上記受容空間(1a)との境界域で、
    対向する開口壁面に振れ防止リブ(14,15)を形成
    した請求項1又は2記載のヘッドレスト。
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