JP2861986B2 - データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体

Info

Publication number
JP2861986B2
JP2861986B2 JP16468197A JP16468197A JP2861986B2 JP 2861986 B2 JP2861986 B2 JP 2861986B2 JP 16468197 A JP16468197 A JP 16468197A JP 16468197 A JP16468197 A JP 16468197A JP 2861986 B2 JP2861986 B2 JP 2861986B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
code
preset
shift register
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16468197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1117647A (ja
Inventor
健二 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP16468197A priority Critical patent/JP2861986B2/ja
Priority to US09/100,674 priority patent/US6266364B1/en
Publication of JPH1117647A publication Critical patent/JPH1117647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2861986B2 publication Critical patent/JP2861986B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/0022PN, e.g. Kronecker
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/10Code generation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Call
Division Multiple Access)方式の通信データの拡
散および逆拡散に利用される拡散符号を発生するデータ
処理装置、このようなデータ処理装置を利用したデータ
送信装置とデータ受信装置とデータ通信システム、上述
のようなデータ処理装置のデータ処理方法、このデータ
処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
が格納された情報記憶媒体、に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ通信技術の一つとしてCD
MA方式がある。このCDMA方式のデータ通信システ
ムでは、データ送信装置は通信データをPN(Pseudo
Noise)符号等の拡散符号により変調し、その周波数帯
域を数倍から数十倍に拡散させてから送信する。データ
受信装置は受信した通信データを同一の拡散符号により
周波数帯域を逆拡散させて復調する。
【0003】このようなCDMA方式のデータ通信シス
テムは、拡散符号に無関係なノイズは復調されないの
で、S/N(Signal-to-Noise ratio)が良好であり、
拡散符号が送信側と同一でないと受信側で通信データを
復調できないので秘話性も良好である。
【0004】また、拡散符号が相違すれば同一の周波数
帯域に複数の通信データを共存させることができるの
で、データ通信の伝送帯域の利用効率が高い。しかし、
このようなCDMA方式のデータ通信システムにおい
て、通信データのチップレートにより拡散の帯域幅を可
変することにより、さらに伝送帯域を有効に利用する技
術も提案されている。
【0005】上述のようなCDMA方式のデータ通信シ
ステムでは、データ送信装置とデータ受信装置とで拡散
符号が同一でないと、データ送信装置が拡散した通信デ
ータをデータ受信装置が逆拡散できないので、データ送
信装置とデータ受信装置とで拡散符号を同期させてい
る。
【0006】その場合、最初にデータ受信装置が拡散符
号の位相を順次変化させてデータ送信装置に同期させ、
以後はデータ送信装置とデータ受信装置とが同一系列の
拡散符号を一定周期で個々に巡回させることで同期を維
持する。このような拡散符号を利用したデータ処理装置
の一従来例として、特開平4−192733号公報に開
示されたデータ受信装置を図2を参照して以下に説明す
る。
【0007】まず、ここで例示するデータ受信装置1
は、スペクトラム拡散された通信データが入力される入
力端子2を具備しており、この入力端子2は逆拡散回路
3の一対の入力端子の一方に接続されている。また、順
番に接続された第一第二のカウンタ回路4,5を具備し
ており、この第二のカウンタ回路5が拡散符号を発生す
るシフトレジスタ回路6のリセット端子に接続されてい
る。
【0008】そして、このシフトレジスタ回路6が前記
逆拡散回路3の一対の入力端子の他方に接続されてお
り、この逆拡散回路3の出力端子にはバンドパスフィル
タ7が接続されている。このバンドパスフィルタ7に
は、逆拡散された通信データの出力端子8と、送信側と
受信側との拡散符号の相関を判定する相関器9とが接続
されており、この相関器9にはマイクロコンピュータか
らなる制御回路10が接続されている。
【0009】この制御回路10は、前記第二のカウンタ
回路5のロードデータの入力端子に接続されており、前
記第一第二のカウンタ回路4,5および前記シフトレジ
スタ回路4には、電圧制御発振器からなる一個のクロッ
ク生成回路11が共通に接続されている。
【0010】上述のような構造のデータ受信装置1は、
拡散符号によりスペクトラム拡散されて変調された通信
データがデータ送信装置(図示せず)から送信される
と、この通信データを受信してから同一の拡散符号によ
り逆拡散して復調する。
【0011】その場合、クロック生成回路11が発生す
る基準クロックに同期して第一第二のカウンタ回路4,
5とシフトレジスタ回路4とが動作し、第一のカウンタ
回路4は、クロック生成回路11の基準クロックをカウ
ントして拡散符号の巡回周期に対応したパルス信号を第
二のカウンタ回路5に出力する。
【0012】制御回路10は、拡散符号の巡回開始をタ
イミング制御するためのカウント初期値を第二のカウン
タ回路5に出力するので、この第二のカウンタ回路5
は、第一のカウンタ回路4から入力されるパルス信号に
基づいて制御回路10からカウント初期値を入力する。
【0013】そして、この第二のカウンタ回路5は、入
力したカウント初期値から基準クロックをカウントし、
拡散符号の巡回周期に対応したリセット信号をシフトレ
ジスタ回路6に出力する。このシフトレジスタ回路6
は、リセット信号の入力によりリセットされ、繰り返し
巡回する拡散符号の発生を開始する。このように特定の
タイミングで巡回が開始された拡散符号により、逆拡散
回路3が拡散した通信データが逆拡散されて復調され
る。
【0014】なお、この復調された通信データはバンド
パスフィルタ7によりフィルタリングされてから相関器
9に入力され、この相関器9はデータ送信装置とデータ
受信装置1との拡散符号の相関を判定する。この判定結
果に基づいて制御回路10はカウント初期値を発生す
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したデータ受信装
置1では、制御回路10が発生するカウント初期値によ
り拡散符号の巡回開始のタイミングが変化するので、巡
回する拡散符号の位相を自在に変更することができる。
【0016】しかし、上述したデータ受信装置1では、
拡散符号の巡回開始のタイミングを二個のカウンタ回路
4,5のカウント値に基づいて生成しているので、これ
らのカウンタ回路4,5の少なくとも一方にカウントず
れが発生するとシフトレジスタ回路6のリセットのタイ
ミングが変化する。
【0017】このようなことは、特に拡散符号の系列が
長大な場合に発生しやすく、拡散符号の巡回開始のタイ
ミングも変動するので、データ受信装置1とデータ送信
装置との拡散符号が一致しなくなり、通信データを正確
に復調することができなくなる。
【0018】また、前述のようにCDMA方式のデータ
通信システムにおいて、通信データのチップレートによ
り拡散符号の系列長を可変することで、スペクトラム拡
散の帯域幅を可変することが提案されているが、これを
上述したデータ受信装置1に適用することは困難であ
る。
【0019】つまり、上述したデータ受信装置1の場
合、第二のカウンタ回路5がカウント初期値を入力する
タイミングを第一のカウンタ回路4で制御しており、第
二のカウンタ回路5の段数が拡散符号の系列長となる。
従って、拡散符号の系列長を変更するためには、第一第
二のカウンタ回路4,5の両方のカウント数を制御する
必要があるので、その制御が煩雑で回路も複雑となる。
【0020】さらに、上述したデータ受信装置1では、
受信した通信データに拡散符号の巡回の位相を同期させ
るとき、第一第二のカウンタ回路4,5の両方のカウン
ト数を変更する必要があるので拡散符号の同期が遅滞す
る。これは通信データのチップレートが高く拡散符号の
系列長が長大な場合に顕著であり、実際の通信では通信
データの先頭部分が復調できないことになる。
【0021】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、拡散符号の巡回開始のタイミングが変動
しにくいこと、拡散符号の系列長を簡易に可変できるこ
と、拡散符号の巡回の位相を高速に変更できること、の
少なくとも一つを目的としたデータ処理装置、このよう
なデータ処理装置を利用したデータ送信装置とデータ受
信装置とデータ通信システム、上述のようなデータ処理
装置のデータ処理方法、このデータ処理方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムが格納された情報記
憶媒体、の少なくとも一つを提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の一のデータ処理
装置は、巡回する拡散符号を発生するシフトレジスタ回
路と、系列の先頭の拡散符号を前記シフトレジスタ回路
に発生させる初期値データを事前に記憶している初期値
レジスタと、特定の拡散符号を前記シフトレジスタ回路
に発生させるプリセットデータを更新自在に一時記憶す
るプリセットレジスタと、巡回する拡散符号の系列の先
頭に復帰するときの前記シフトレジスタ回路の状態デー
タを事前に記憶しているリセットレジスタと、前記初期
値レジスタが記憶している初期値データと前記プリセッ
トレジスタが記憶しているプリセットデータとを前記シ
フトレジスタ回路に選択的に供給するセレクタ回路と、
前記リセットレジスタが記憶している状態データと前記
シフトレジスタ回路の実際の状態データとを比較する比
較器と、比較される状態データが一致すると前記セレク
タ回路を制御して前記初期値レジスタが記憶している初
期値データを前記シフトレジスタ回路に入力させるタイ
ミング生成回路と、状態データを生成して前記リセット
レジスタに格納し、初期値データを前記初期値レジスタ
に格納し、プリセットデータを生成して前記プリセット
レジスタに格納してから前記タイミング生成回路により
前記シフトレジスタ回路に入力させる制御回路と、を具
備している。
【0023】従って、通常はシフトレジスタ回路が巡回
する拡散符号を発生し、このシフトレジスタ回路の実際
の状態データとリセットレジスタが記憶している状態デ
ータとが比較器により比較される。この比較される状態
データが一致すると、タイミング生成回路が制御するセ
レクタ回路により、初期値レジスタが事前に記憶してい
る初期値データがシフトレジスタ回路に入力されるの
で、これでシフトレジスタ回路は初期化されて巡回する
拡散符号を系列の先頭から発生することになる。
【0024】つまり、シフトレジスタ回路は状態データ
がリセットレジスタの記憶内容に一致すると初期状態に
復帰されるので、リセットレジスタの状態データにより
拡散符号の系列長が自在に設定される。シフトレジスタ
回路を初期状態に復帰させることをリセットレジスタと
初期値レジスタとの記憶データにより管理しているの
で、シフトレジスタ回路を初期状態に復帰させるタイミ
ングをカウンタ回路で計数するような必要がない。
【0025】また、拡散符号を途中から発生させる場合
や、巡回している拡散符号の位相をシフトさせる場合に
は、制御回路が適正なプリセットデータを生成してプリ
セットレジスタに格納し、このようにプリセットレジス
タに格納されたプリセットデータをタイミング生成回路
によりシフトレジスタ回路に入力させる。
【0026】この場合、シフトレジスタ回路は、プリセ
ットデータがシフトレジスタ回路に入力されたタイミン
グでプリセットデータに対応した拡散符号を発生するの
で、以後は巡回する拡散符号を順次発生する。適正なプ
リセットデータを生成して適正なタイミングでシフトレ
ジスタ回路に入力するので、拡散符号の位相を制御する
ためにカウンタ回路のカウント値を制御するような必要
がない。
【0027】本発明の他のデータ処理装置は、巡回する
拡散符号を発生する符号発生手段と、系列の先頭の拡散
符号を前記符号発生手段に発生させる初期値データを事
前に記憶している初期値記憶手段と、特定の拡散符号を
前記符号発生手段に発生させるプリセットデータを更新
自在に一時記憶するプリセット記憶手段と、巡回する拡
散符号の系列の先頭に復帰するときの前記符号発生手段
の状態データを事前に記憶しているリセット記憶手段
と、前記リセット記憶手段が記憶している状態データと
前記符号発生手段の実際の状態データとが一致すると前
記初期値記憶手段が記憶している初期値データを前記符
号発生手段に入力する発生開始手段と、所定条件に対応
して状態データを生成して前記リセット記憶手段に格納
するリセット格納手段と、初期値データを前記初期値記
憶手段に格納する初期値格納手段と、所定条件に対応し
てプリセットデータを生成して前記プリセット記憶手段
に格納するプリセット生成手段と、前記プリセット記憶
手段が記憶しているプリセットデータを可変自在なタイ
ミングで前記符号発生手段に入力する発生制御手段と、
を具備している。
【0028】従って、通常は符号発生手段が巡回する拡
散符号を発生し、この符号発生手段の実際の状態データ
とリセット記憶手段が記憶している状態データとが比較
器により比較される。この比較される状態データが一致
すると初期値レジスタが記憶している初期値データが制
御回路により符号発生手段に入力されるので、これで符
号発生手段は初期化されて巡回する拡散符号を系列の先
頭から発生することになる。
【0029】つまり、符号発生手段は状態データがリセ
ット記憶手段の記憶内容に一致すると初期状態に復帰さ
れるので、リセット記憶手段の状態データにより拡散符
号の系列長が自在に設定される。符号発生手段を初期状
態に復帰させることをリセット記憶手段と初期値レジス
タとの記憶データにより管理しているので、符号発生手
段を初期状態に復帰させるタイミングをカウンタ回路で
計数するような必要がない。
【0030】また、拡散符号を途中から発生させる場合
や、巡回している拡散符号の位相をシフトさせる場合に
は、制御回路が適正なプリセットデータを生成してプリ
セット記憶手段に格納し、このようにプリセット記憶手
段に格納されたプリセットデータをタイミング生成回路
が符号発生手段に出力させる。
【0031】この場合、符号発生手段はプリセットデー
タが符号発生手段に入力されたタイミングで、そのプリ
セットデータに対応した拡散符号を発生するので、以後
は巡回する拡散符号を順次発生する。適正なプリセット
データを生成して適正なタイミングで符号発生手段に入
力するので、拡散符号の位相を制御するためにカウンタ
回路のカウント値を制御するような必要がない。
【0032】なお、本発明で云う各種の記憶手段は、各
種情報を記憶できるものであれば良く、例えば、専用の
ハードウェアとして形成されたレジスタ等の情報記憶媒
体や、RAM(Random Access Memory)等の情報記
憶媒体に設定された記憶エリアなどを許容する。その他
の各種手段は、その機能を実現するよう形成されていれ
ば良く、例えば、専用のハードウェア、適正なプログラ
ムがソフトウェアにより実装されたコンピュータ、適正
なプログラムによりコンピュータの内部に実現された機
能、これらの組み合わせ、等を許容する。
【0033】上述のようなデータ処理装置の他の発明と
しては、通信データを拡散符号により処理する拡散処理
手段と、通信データのチップレートに対応してリセット
記憶手段が記憶している状態データを変更するリセット
変更手段と、も具備している。
【0034】従って、通信データのチップレートに対応
してリセット変更手段によりリセット記憶手段が記憶し
ている状態データが変更されるので、通信データのチッ
プレートに対応して拡散符号の系列長が変更される。こ
のように系列長が変更された拡散符号により拡散処理手
段が通信データを処理するので、この通信データはチッ
プレートに対応した適正な拡散符号で拡散や逆拡散が実
行される。
【0035】なお、拡散処理手段が通信データを拡散符
号により処理することは、例えば、送信する通信データ
を拡散符号により拡散することや、受信した通信データ
を拡散符号により逆拡散することを許容する。
【0036】上述のようなデータ処理装置の他の発明と
しては、拡散符号により拡散された通信データの入力を
受け付けるデータ入力手段を具備し、入力された通信デ
ータを符号発生手段が発生する拡散符号により逆拡散す
る逆拡散処理手段を具備し、入力された通信データの拡
散符号の巡回の位相を検出する位相検出手段を具備し、
プリセット生成手段は、入力された通信データの拡散符
号に位相が同期する拡散符号を前記符号発生手段に発生
させるプリセットデータを生成してプリセット記憶手段
に格納し、発生制御手段は、入力された通信データの拡
散符号に位相が同期する拡散符号が発生するタイミング
で前記プリセット記憶手段から前記符号発生手段にプリ
セットデータを入力させる。
【0037】従って、拡散符号により拡散された通信デ
ータがデータ入力手段に入力されると、この入力された
通信データの拡散符号の巡回の位相が位相検出手段によ
り検出される。これに対応した適正なプリセットデータ
をプリセット生成手段が生成してプリセット記憶手段に
格納し、この格納されたプリセットデータを発生制御手
段が適正なタイミングで符号発生手段に入力させる。
【0038】これで符号発生手段は入力された通信デー
タの拡散符号と位相が同期した拡散符号を発生するの
で、このように発生する拡散符号により逆拡散処理手段
が入力された通信データを逆拡散することにより、拡散
符号により変調されてから送信された通信データが適正
に復調される。
【0039】上述のようなデータ処理装置の他の発明と
しては、入力された通信データのチップレートを検出す
るレート検出手段と、検出されたチップレートに対応し
てリセット記憶手段が記憶している状態データを変更す
るリセット変更手段と、も具備している。
【0040】従って、拡散符号により拡散された通信デ
ータが入力されると、この入力された通信データのチッ
プレートがレート検出手段により検出され、この検出さ
れたチップレートに対応してリセット記憶手段が記憶し
ている状態データをリセット変更手段が変更するので、
入力された通信データのチップレートに対応して拡散符
号の系列長が変更される。
【0041】本発明のデータ送信装置は、通信データを
巡回する拡散符号により拡散させてから送信するデータ
送信装置であって、本発明のデータ処理装置を具備して
いる。
【0042】本発明のデータ受信装置は、受信した通信
データを巡回する拡散符号により逆拡散させるデータ受
信装置であって、本発明のデータ処理装置を具備してい
る。
【0043】本発明のデータ通信システムは、通信デー
タを巡回する拡散符号により拡散させて送信するデータ
送信装置と、受信した通信データを巡回する拡散符号に
より逆拡散するデータ受信装置と、を具備しているデー
タ通信システムであって、本発明のデータ送信装置と本
発明のデータ受信装置との少なくとも一方を具備してい
る。
【0044】本発明のデータ処理方法は、巡回する拡散
符号を発生する符号発生手段を具備しているデータ処理
装置のデータ処理方法であって、系列の先頭の拡散符号
を前記符号発生手段に発生させる初期値データと、巡回
する拡散符号の系列の先頭に復帰するときの前記符号発
生手段の状態データとを、事前に各々保存しておき、保
存されている状態データと前記符号発生手段の実際の状
態データとが一致すると保存されている初期値データを
前記符号発生手段に入力し、特定の拡散符号を前記符号
発生手段に発生させるプリセットデータを所定条件に対
応して生成し、生成されたプリセットデータを一時保存
してから可変自在なタイミングで前記符号発生手段に入
力するようにした。
【0045】従って、巡回する拡散符号を順次発生する
符号発生手段が状態データに対応した所定状態に到達す
ると初期状態に復帰されるので、状態データにより拡散
符号の系列長が自在に変更されて設定される。符号発生
手段を初期状態に復帰させることをデータ保存により管
理しているので、符号発生手段を初期状態に復帰させる
タイミングをカウンタ回路で計数するような必要がな
い。
【0046】また、拡散符号を途中から発生させる場合
や、巡回している拡散符号の位相をシフトさせる場合に
は、適正なプリセットデータを生成して適正なタイミン
グで符号発生手段に入力するので、拡散符号の位相を制
御するためにカウンタ回路のカウント値を制御するよう
な必要がない。
【0047】本発明の情報記憶媒体は、巡回する拡散符
号を発生するシフトレジスタ回路が接続されているコン
ピュータに所定の処理動作を実行させるためのソフトウ
ェアが格納されている情報記憶媒体であって、系列の先
頭の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生させる初
期値データと、巡回する拡散符号の系列の先頭に復帰す
るときの前記シフトレジスタ回路の状態データとを、事
前に各々保存すること、保存されている状態データと前
記シフトレジスタ回路の実際の状態データとが一致する
と保存されている初期値データを前記シフトレジスタ回
路に入力すること、特定の拡散符号を前記シフトレジス
タ回路に発生させるプリセットデータを所定条件に対応
して生成すること、生成されたプリセットデータを一時
保存してから可変自在なタイミングで前記シフトレジス
タ回路に入力すること、を前記コンピュータに実行させ
るためのプログラムが格納されている。
【0048】従って、上述のような情報記憶媒体に格納
されているプログラムをコンピュータに読み取らせて対
応する処理動作を実行させると、このコンピュータは、
初期値データと状態データとを事前に各々保存してお
き、保存されている状態データとシフトレジスタ回路の
実際の状態データとが一致すると保存されている初期値
データをシフトレジスタ回路に入力するので、これでシ
フトレジスタ回路は初期化されて巡回する拡散符号を系
列の先頭から発生することになる。
【0049】つまり、巡回する拡散符号を順次発生する
シフトレジスタ回路が状態データに対応した所定状態に
到達すると初期状態に復帰されるので、状態データによ
り拡散符号の系列長が自在に変更されて設定される。シ
フトレジスタ回路を初期状態に復帰させることを初期値
データと状態データとにより管理しているので、シフト
レジスタ回路を初期状態に復帰させるタイミングをカウ
ンタ回路で計数するような必要がない。
【0050】また、拡散符号を途中から発生させる場合
や、巡回している拡散符号の位相をシフトさせる場合に
は、制御回路が適正なプリセットデータを生成してプリ
セットレジスタに格納し、このようにプリセットレジス
タに格納されたプリセットデータをタイミング生成回路
がシフトレジスタ回路に出力させる。
【0051】この場合、シフトレジスタ回路は、プリセ
ットデータが入力されたタイミングでプリセットデータ
に対応した拡散符号を発生するので、以後は巡回する拡
散符号を順次発生する。適正なプリセットデータを生成
して適正なタイミングでシフトレジスタ回路に入力する
ので、拡散符号の位相を制御するためにカウンタ回路の
カウント値を制御するような必要がない。
【0052】なお、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータに各種処理を実行させるためのプログラムが
事前に格納されたものであれば良く、例えば、コンピュ
ータを一部とするシステムに固定されているROMやH
DD(Hard Disc Drive)、コンピュータを一部とす
るシステムに着脱自在に装填されるCD(CompactDis
c)−ROMやFD(Floppy Disc)、等を許容する。コ
ンピュータに各種データを保存させることは、例えば、
コンピュータに事前に接続されているRAM等の情報記
憶媒体に各種データを格納させることや、本発明の情報
記憶媒体がFD等の場合に、そこに各種データを格納す
ることを許容する。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1を参
照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関して前
述した一従来例と同一の部分は、同一の名称を使用して
詳細な説明は省略する。図面は本実施の形態のデータ処
理装置を示すブロック図である。
【0054】本実施の形態の符号発生回路21も、デー
タ通信システムのデータ受信装置(図示せず)の一部と
して設けられており、このデータ受信装置は、データ送
信装置とともにデータ通信システム(図示せず)の一部
として設けられている。このデータ通信システムでは、
データ送信装置は通信データを拡散符号により拡散して
から送信し、データ受信装置は受信した通信データを符
号発生回路21が発生する拡散符号により逆拡散して復
調する。
【0055】本実施の形態の符号発生回路21は、符号
発生手段としてシフトレジスタ回路22を具備してお
り、このシフトレジスタ回路22が巡回する拡散符号を
発生する。このシフトレジスタ回路22には、セレクタ
回路23の出力端子が接続されており、このセレクタ回
路23の一対の入力端子には、初期値記憶手段である初
期値レジスタ24とプリセット記憶手段であるプリセッ
トレジスタ25とが接続されている。
【0056】前記初期値レジスタ24は、系列の先頭の
拡散符号を前記シフトレジスタ回路22に発生させる初
期値データを更新自在に事前に記憶しており、前記プリ
セットレジスタ25は、特定の拡散符号を前記シフトレ
ジスタ回路22に発生させるプリセットデータを更新自
在に一時記憶する。
【0057】また、前記シフトレジスタ回路22は、比
較器26の一対の入力端子の一方にも接続されており、
この比較器26の他方の入力端子には、リセット記憶手
段であるリセットレジスタ27が接続されている。この
リセットレジスタ27は、巡回する拡散符号の系列の先
頭に復帰するときの前記シフトレジスタ回路22の状態
データを更新自在に事前に記憶している。
【0058】三種類の前記レジスタ24,25,27の
データ入力端子には、一個の制御回路28が接続されて
おり、この制御回路28と前記比較器26との出力端子
は、タイミング生成回路29に接続されており、このタ
イミング生成回路29は、前記セレクタ回路23と前記
シフトレジスタ回路22との制御端子に接続されてい
る。
【0059】前記セレクタ回路23は、ディフォルト状
態では前記シフトレジスタ回路22に前記初期値レジス
タ24を接続するよう設定されており、前記シフトレジ
スタ回路22は、前記セレクタ回路23に選択されてい
る前記レジスタ24,25の記憶データを前記タイミン
グ生成回路29の制御に対応して入力する。
【0060】この制御信号は、可変自在なタイミングで
出力されるもので、ここでは階層構造に設定されてい
る。例えば、最小単位となる情報信号が一シンボルのと
き、数十から数百のグループで第二の単位としてスロッ
トが形成され、数十のスロットで第三の単位としてフレ
ームが形成され、このフレームを単位として前記タイミ
ング生成回路29は前記シフトレジスタ回路22の制御
信号を出力する。
【0061】なお、前記タイミング生成回路29は、基
準クロックも生成して前記シフトレジスタ回路22に出
力するので、このシフトレジスタ回路22は、基準クロ
ックに対応したシフト動作により巡回する拡散符号を順
次発生する。
【0062】前記制御回路28は、適正なプログラムが
ソフトウェアとして実装されたマイクロコンピュータか
らなり、プログラムに対応して各種の処理動作を実行す
ることにより、各種機能が各種手段として実現されてい
る。また、本実施の形態の符号発生回路21は、上述の
ような各種のハードウェアの接続関係や個々の設定に基
づいて、やはり各種機能が各種手段として実現されてい
る。
【0063】このような各種手段として、本実施の形態
の符号発生回路21は、発生開始手段等を具備してお
り、特に前記制御回路28は、リセット格納手段、初期
値格納手段、プリセット生成手段、リセット変更手段、
等を具備している。
【0064】前記発生開始手段は、前記リセットレジス
タ27が記憶している状態データと前記シフトレジスタ
回路22の実際の状態データとを前記比較器26により
比較し、これらが一致すると前記初期値レジスタ24が
記憶している初期値データを前記タイミング生成回路2
9の制御により前記シフトレジスタ回路22に入力させ
る。
【0065】前記制御回路28の前記リセット格納手段
は、所定条件に対応して状態データを生成して前記リセ
ットレジスタ27に格納し、前記初期値格納手段は、初
期値データを前記初期値レジスタ24に格納する。プリ
セット生成手段は、所定条件に対応してプリセットデー
タを生成し、これを前記プリセットレジスタ25に格納
する。
【0066】より詳細には、本実施の形態の符号発生回
路21は、前述のようにデータ受信装置に利用されてお
り、このデータ受信装置は、拡散符号により拡散された
通信データの入力を受信回路等のデータ入力手段により
受け付け、この入力された通信データをシフトレジスタ
回路22が発生する拡散符号により逆拡散回路等の逆拡
散処理手段により逆拡散する。
【0067】このとき、入力された通信データの拡散符
号の巡回の位相が相関器等の位相検出手段により検出さ
れるので、前記制御回路28のプリセット生成手段は、
入力された通信データの拡散符号に位相が同期する拡散
符号を前記シフトレジスタ回路22に発生させるプリセ
ットデータを生成して前記プリセットレジスタ25に格
納する。
【0068】なお、前記制御回路28が上述のように前
記プリセットレジスタ25にプリセットデータを格納す
ると、前記タイミング生成回路29は、ディフォルト状
態では前記初期値レジスタ24に接続されている前記セ
レクタ回路23を前記プリセットレジスタ25に接続
し、プリセットデータを前記シフトレジスタ回路22に
入力させる。
【0069】これで受信された通信データの拡散符号に
位相が同期する拡散符号が発生するタイミングで前記プ
リセットレジスタ25から前記シフトレジスタ回路22
にプリセットデータが入力されるので、上述の機能が前
記回路28,29により発生制御手段として本実施の形
態の符号発生回路21に実現されている。
【0070】また、データ受信装置は、受信された通信
データのチップレートをレート検出器等のレート検出手
段により検出するので、前記リセット変更手段は、検出
されたチップレートに対応して前記リセットレジスタ2
7が記憶している状態データを変更する。
【0071】上述のような構成において、本実施の形態
の符号発生回路21は、データ受信装置の一部として機
能し、このデータ受信装置は、データ送信装置とともに
データ通信システムの一部として機能する。その場合、
データ送信装置は、通信データを拡散符号により拡散し
てから送信するので、データ受信装置は、受信した通信
データを符号発生回路21が発生する拡散符号により逆
拡散して復調する。
【0072】このとき、データ送信装置とデータ受信装
置との拡散符号の同期が確立された状態では、符号発生
回路21は巡回する拡散符号を繰り返し発生すれば良い
ので、タイミング生成回路29が出力する基準クロック
に対応してシフトレジスタ回路22が巡回する拡散符号
を発生する。
【0073】そして、このシフトレジスタ回路22の実
際の状態データとリセットレジスタ27が記憶している
状態データとが比較器26により比較され、この比較さ
れる状態データが一致すると初期値レジスタ24が記憶
している初期値データがタイミング生成回路29により
シフトレジスタ回路22に入力される。
【0074】これでシフトレジスタ回路22は初期化さ
れて拡散符号が系列の先頭から発生されるので、所定の
系列長で巡回する拡散符号が繰り返し出力されることに
なる。このように出力される拡散符号により受信された
通信データは逆拡散されて復調される。
【0075】本実施の形態の符号発生回路21では、上
述のようにシフトレジスタ回路22を初期状態に復帰さ
せることをリセットレジスタ27と初期値レジスタ24
との記憶データにより管理しているので、シフトレジス
タ回路22を初期状態に復帰させるタイミングをカウン
タ回路で計数するような必要がない。このため、カウン
タ回路のカウントずれに起因した拡散符号の位相ずれが
発生することがなく、通信データを拡散符号により正確
に復調することができる。
【0076】なお、データ送信装置が拡散して送信した
通信データをデータ受信装置が受信した場合、最初は同
期が確立されていないので符号発生回路21は拡散符号
を途中から特定のタイミングで出力する必要がある。そ
の場合、データ受信装置が受信した通信データの拡散符
号の巡回の位相を検出するので、本実施の形態の符号発
生回路21は、検出された位相に対応した適正なプリセ
ットデータを制御回路28が生成してプリセットレジス
タ25に格納し、この格納されたプリセットデータをタ
イミング生成回路29が適正なタイミングでシフトレジ
スタ回路22に入力させる。
【0077】これでシフトレジスタ回路22は入力され
た通信データの拡散符号と位相が同期した拡散符号を発
生するので、以後は前述の場合と同様に、リセットレジ
スタ27と初期値レジスタ24との記憶データによりシ
フトレジスタ回路22の巡回が繰り返される。
【0078】本実施の形態の符号発生回路21では、上
述のようにシフトレジスタ回路22が発生する拡散符号
の位相を自在に変更することができ、これを制御回路2
8の演算処理とプリセットレジスタ25のデータ記憶と
で実現しているので、カウンタ回路のカウント値を制御
する必要がなく、所望の位相の拡散符号を所望のタイミ
ングで簡単な処理により高速に発生させることができ
る。
【0079】さらに、本実施の形態の符号発生回路21
を利用したデータ通信システムは、通信データのチップ
レートにより拡散の帯域幅を可変することにより、さら
に伝送帯域を有効に利用する機能も実現されている。こ
れに対処するため、データ受信装置は受信した通信デー
タのチップレートを検出し、本実施の形態の符号発生回
路21は、検出されたチップレートに対応して制御回路
28によりリセットレジスタ27が記憶している状態デ
ータを変更する。
【0080】このように変更されたリセットレジスタ2
7の状態データにシフトレジスタ回路22の状態データ
が一致すると、このシフトレジスタ22は初期状態に復
帰される。つまり、リセットレジスタ27の状態データ
が変更されると、巡回する拡散符号の系列長が変更され
るので、これで各種のチップレートの通信データが適正
に逆拡散されることになる。
【0081】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では本発明のデータ処理装置
である符号発生回路21をデータ受信装置に設けて通信
データの逆拡散に利用することを例示したが、上述のよ
うな符号発生回路をデータ送信装置に利用することも可
能である。
【0082】また、上記形態では各種機能の各種手段の
略全部を専用のハードウェアとして形成することを例示
したが、例えば、シフトレジスタ回路22等が接続され
たマイクロコンピュータに適正なプログラムをソフトウ
ェアとして実装することにより、本発明のデータ処理装
置の各種手段を各種機能として実現することも可能であ
る。
【0083】その場合、マイクロコンピュータにソフト
ウェアを供給する情報記憶媒体には、初期値データと状
態データとをメモリ等に各々保存しておくこと、保存さ
れている状態データとシフトレジスタ回路22の実際の
状態データとが一致すると保存されている初期値データ
をシフトレジスタ回路22に入力すること、特定の拡散
符号をシフトレジスタ回路22に発生させるプリセット
データを所定条件に対応して生成すること、生成された
プリセットデータを一時保存してから可変自在なタイミ
ングでシフトレジスタ回路22に入力すること、等をマ
イクロコンピュータに実行させるためのプログラムを格
納しておけば良い。
【0084】なお、上述のように情報記憶媒体のソフト
ウェアをマイクロコンピュータに供給する場合、単体で
取り扱える情報記憶媒体であるFDやCD−ROM等に
ソフトウェアを書き込んでおき、このFD等からRAM
等にソフトウェアをインストールすることも可能である
が、このようなインストールを実行することなくFD等
からマイクロコンピュータがソフトウェアを直接に読み
取って処理動作を実行することも可能である。
【0085】つまり、本発明のデータ処理装置の各種手
段をソフトウェアにより実現する場合、そのソフトウェ
アはマイクロコンピュータが読み取って対応する動作を
実行できる状態に有れば良い。また、上述のような各種
手段を実現する制御プログラムを、複数のソフトウェア
の組み合わせで形成することも可能であり、その場合、
単体の製品となる情報記憶媒体には、本発明のデータ処
理装置を実現するための必要最小限のソフトウェアのみ
を格納しておけば良い。
【0086】例えば、既存のオペレーティングシステム
が実装されているコンピュータシステムに、CD−RO
M等の情報記憶媒体によりアプリケーションソフトを提
供するような場合、本発明のデータ処理装置の各種手段
を実現するソフトウェアは、アプリケーションソフトと
オペレーティングシステムとの組み合わせで実現される
ので、オペレーティングシステムに依存する部分のソフ
トウェアは情報記憶媒体のアプリケーションソフトから
省略することができる。
【0087】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0088】請求項1記載の発明のデータ処理装置は、
巡回する拡散符号を発生するシフトレジスタ回路と、系
列の先頭の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生さ
せる初期値データを事前に記憶している初期値レジスタ
と、特定の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生さ
せるプリセットデータを更新自在に一時記憶するプリセ
ットレジスタと、巡回する拡散符号の系列の先頭に復帰
するときの前記シフトレジスタ回路の状態データを事前
に記憶しているリセットレジスタと、前記初期値レジス
タが記憶している初期値データと前記プリセットレジス
タが記憶しているプリセットデータとを前記シフトレジ
スタ回路に選択的に供給するセレクタ回路と、前記リセ
ットレジスタが記憶している状態データと前記シフトレ
ジスタ回路の実際の状態データとを比較する比較器と、
比較される状態データが一致すると前記セレクタ回路を
制御して前記初期値レジスタが記憶している初期値デー
タを前記シフトレジスタ回路に入力させるタイミング生
成回路と、状態データを生成して前記リセットレジスタ
に格納し、初期値データを前記初期値レジスタに格納
し、プリセットデータを生成して前記プリセットレジス
タに格納してから前記タイミング生成回路により前記シ
フトレジスタ回路に入力させる制御回路と、を具備して
いることにより、シフトレジスタ回路を初期状態に復帰
させることをリセットレジスタと初期値レジスタとの記
憶データにより管理することができるので、シフトレジ
スタ回路を初期状態に復帰させるタイミングをカウンタ
回路で計数するような必要がなく、カウンタ回路のカウ
ントずれに起因した拡散符号の位相ずれを防止すること
ができ、制御回路が生成するプリセットデータをプリセ
ットレジスタに格納してからタイミング生成回路により
シフトレジスタ回路に入力させることで拡散符号の位相
を自在に可変することができるので、拡散符号の位相を
可変するためにカウンタ回路のカウント値を制御するよ
うな必要がなく、簡単な処理で高速に拡散符号の位相を
制御することができる。
【0089】請求項2記載の発明のデータ処理装置は、
巡回する拡散符号を発生する符号発生手段と、系列の先
頭の拡散符号を前記符号発生手段に発生させる初期値デ
ータを事前に記憶している初期値記憶手段と、特定の拡
散符号を前記符号発生手段に発生させるプリセットデー
タを更新自在に一時記憶するプリセット記憶手段と、巡
回する拡散符号の系列の先頭に復帰するときの前記符号
発生手段の状態データを事前に記憶しているリセット記
憶手段と、前記リセット記憶手段が記憶している状態デ
ータと前記符号発生手段の実際の状態データとが一致す
ると前記初期値記憶手段が記憶している初期値データを
前記符号発生手段に入力する発生開始手段と、所定条件
に対応してプリセットデータを生成して前記プリセット
記憶手段に格納するプリセット生成手段と、前記プリセ
ット記憶手段が記憶しているプリセットデータを可変自
在なタイミングで前記符号発生手段に入力する発生制御
手段と、を具備していることにより、符号発生手段を初
期状態に復帰させることをリセット記憶手段と初期値記
憶手段との記憶データにより管理することができるの
で、符号発生手段を初期状態に復帰させるタイミングを
カウンタ回路で計数するような必要がなく、カウンタ回
路のカウントずれに起因した拡散符号の位相ずれを防止
することができ、プリセット生成手段が生成するプリセ
ットデータをプリセット記憶手段に格納してから発生制
御手段により符号発生手段に入力させることで拡散符号
の位相を自在に可変することができるので、拡散符号の
位相を可変するためにカウンタ回路のカウント値を制御
するような必要がなく、簡単な処理で高速に拡散符号の
位相を制御することができる。
【0090】請求項3記載の発明は、請求項2記載のデ
ータ処理装置であって、通信データを拡散符号により処
理する拡散処理手段と、通信データのチップレートに対
応してリセット記憶手段が記憶している状態データを変
更するリセット変更手段と、も具備していることによ
り、通信データのチップレートに対応して状態データが
変更されることで拡散符号の系列長が変更され、これを
実現するためにカウンタ回路を制御するような必要もな
いので、簡単な処理で通信データのチップレートに対応
して拡散符号の系列長を変更することができる。
【0091】請求項4記載の発明は、請求項2記載のデ
ータ処理装置であって、拡散符号により拡散された通信
データの入力を受け付けるデータ入力手段を具備し、入
力された通信データを符号発生手段が発生する拡散符号
により逆拡散する逆拡散処理手段を具備し、入力された
通信データの拡散符号の巡回の位相を検出する位相検出
手段を具備し、プリセット生成手段は、入力された通信
データの拡散符号に位相が同期する拡散符号を前記符号
発生手段に発生させるプリセットデータを生成してプリ
セット記憶手段に格納し、発生制御手段は、入力された
通信データの拡散符号に位相が同期する拡散符号が発生
するタイミングで前記プリセット記憶手段から前記符号
発生手段にプリセットデータを入力させることにより、
入力された通信データの拡散符号と位相が同期した拡散
符号を発生することができ、これを実現するためにカウ
ンタ回路を制御するような必要もないので、簡単な処理
で拡散符号により変調されてから送信された通信データ
を拡散符号により適正に逆拡散して復調することができ
る。
【0092】請求項5記載の発明は、請求項4記載のデ
ータ処理装置であって、入力された通信データのチップ
レートを検出するレート検出手段と、検出されたチップ
レートに対応してリセット記憶手段が記憶している状態
データを変更するリセット変更手段と、も具備している
ことにより、入力された通信データのチップレートに対
応した系列長の拡散符号を発生することができ、これを
実現するためにカウンタ回路を制御するような必要もな
いので、簡単な処理で所定の系列長の拡散符号により変
調されてから所定のチップレートで送信された通信デー
タを対応する系列長の拡散符号により適正に逆拡散して
復調することができる。
【0093】請求項6記載の発明のデータ送信装置は、
通信データを巡回する拡散符号により拡散させてから送
信するデータ送信装置であって、請求項1ないし3の何
れか一記載のデータ処理装置を具備していることによ
り、通信データを安定に拡散させて送信することができ
る。
【0094】請求項7記載の発明のデータ受信装置は、
受信した通信データを巡回する拡散符号により逆拡散さ
せるデータ受信装置であって、請求項1ないし5の何れ
か一記載のデータ処理装置を具備していることにより、
受信する通信データを安定に逆拡散することができる。
【0095】請求項8記載の発明のデータ通信システム
は、通信データを巡回する拡散符号により拡散させて送
信するデータ送信装置と、受信した通信データを巡回す
る拡散符号により逆拡散するデータ受信装置と、を具備
しているデータ通信システムであって、請求項6記載の
データ送信装置と請求項7記載のデータ受信装置との少
なくとも一方を具備していることにより、拡散や逆拡散
が安定したデータ通信を実行することができる。
【0096】請求項9記載の発明のデータ処理方法は、
巡回する拡散符号を発生する符号発生手段を具備してい
るデータ処理装置のデータ処理方法であって、系列の先
頭の拡散符号を前記符号発生手段に発生させる初期値デ
ータと、巡回する拡散符号の系列の先頭に復帰するとき
の前記符号発生手段の状態データとを、事前に各々保存
しておき、保存されている状態データと前記符号発生手
段の実際の状態データとが一致すると保存されている初
期値データを前記符号発生手段に入力し、特定の拡散符
号を前記符号発生手段に発生させるプリセットデータを
所定条件に対応して生成し、生成されたプリセットデー
タを一時保存してから可変自在なタイミングで前記符号
発生手段に入力するようにしたことにより、シフトレジ
スタ回路を初期状態に復帰させることを事前に保存した
状態データと初期値データとで管理することができるの
で、シフトレジスタ回路を初期状態に復帰させるタイミ
ングをカウンタ回路で計数するような必要がなく、カウ
ンタ回路のカウントずれに起因した拡散符号の位相ずれ
を防止することができ、プリセットデータを生成してシ
フトレジスタ回路に入力させることで拡散符号の位相を
自在に可変することができるので、拡散符号の位相を可
変するためにカウンタ回路のカウント値を制御するよう
な必要がなく、簡単な処理で高速に拡散符号の位相を制
御することができる。
【0097】請求項10記載の発明の情報記憶媒体は、
巡回する拡散符号を発生するシフトレジスタ回路が接続
されているコンピュータに所定の処理動作を実行させる
ためのソフトウェアが格納されている情報記憶媒体であ
って、系列の先頭の拡散符号を前記シフトレジスタ回路
に発生させる初期値データと、巡回する拡散符号の系列
の先頭に復帰するときの前記シフトレジスタ回路の状態
データとを、事前に各々保存すること、保存されている
状態データと前記シフトレジスタ回路の実際の状態デー
タとが一致すると保存されている初期値データを前記シ
フトレジスタ回路に入力すること、特定の拡散符号を前
記シフトレジスタ回路に発生させるプリセットデータを
所定条件に対応して生成すること、生成されたプリセッ
トデータを一時保存してから可変自在なタイミングで前
記シフトレジスタ回路に入力すること、を前記コンピュ
ータに実行させるためのプログラムが格納されているこ
とにより、このプログラムをコンピュータに読み取らせ
て対応する処理動作を実行させると、このコンピュータ
は、シフトレジスタ回路を初期状態に復帰させることを
事前に保存した状態データと初期値データとで管理する
ことができるので、シフトレジスタ回路を初期状態に復
帰させるタイミングをカウンタ回路で計数するような必
要がなく、カウンタ回路のカウントずれに起因した拡散
符号の位相ずれを防止することができ、プリセットデー
タを生成してシフトレジスタ回路に入力させることで拡
散符号の位相を自在に可変することができるので、拡散
符号の位相を可変するためにカウンタ回路のカウント値
を制御するような必要がなく、簡単な処理で高速に拡散
符号の位相を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の符号発生回路21であ
る符号発生回路21を示すブロック図である。
【図2】一従来例のデータ受信装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
21 データ処理装置である符号発生回路 22 符号発生手段であるシフトレジスタ回路 23 セレクタ回路 24 初期値記憶手段である初期値レジスタ 25 プリセット記憶手段であるプリセットレジスタ 26 比較器 27 リセット記憶手段であるリセットレジスタ 28 制御回路 29 タイミング生成回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 13/00 H03K 3/84

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巡回する拡散符号を発生するシフトレジ
    スタ回路と、 系列の先頭の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生
    させる初期値データを事前に記憶している初期値レジス
    タと、 特定の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生させる
    プリセットデータを更新自在に一時記憶するプリセット
    レジスタと、 巡回する拡散符号の系列の先頭に復帰するときの前記シ
    フトレジスタ回路の状態データを事前に記憶しているリ
    セットレジスタと、 前記初期値レジスタが記憶している初期値データと前記
    プリセットレジスタが記憶しているプリセットデータと
    を前記シフトレジスタ回路に選択的に供給するセレクタ
    回路と、 前記リセットレジスタが記憶している状態データと前記
    シフトレジスタ回路の実際の状態データとを比較する比
    較器と、 比較される状態データが一致すると前記セレクタ回路を
    制御して前記初期値レジスタが記憶している初期値デー
    タを前記シフトレジスタ回路に入力させるタイミング生
    成回路と、 状態データを生成して前記リセットレジスタに格納し、
    初期値データを前記初期値レジスタに格納し、プリセッ
    トデータを生成して前記プリセットレジスタに格納して
    から前記タイミング生成回路により前記シフトレジスタ
    回路に入力させる制御回路と、を具備していることを特
    徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 巡回する拡散符号を発生する符号発生手
    段と、 系列の先頭の拡散符号を前記符号発生手段に発生させる
    初期値データを事前に記憶している初期値記憶手段と、 特定の拡散符号を前記符号発生手段に発生させるプリセ
    ットデータを更新自在に一時記憶するプリセット記憶手
    段と、 巡回する拡散符号の系列の先頭に復帰するときの前記符
    号発生手段の状態データを事前に記憶しているリセット
    記憶手段と、 前記リセット記憶手段が記憶している状態データと前記
    符号発生手段の実際の状態データとが一致すると前記初
    期値記憶手段が記憶している初期値データを前記符号発
    生手段に入力する発生開始手段と、 所定条件に対応して状態データを生成して前記リセット
    記憶手段に格納するリセット格納手段と、 初期値データを前記初期値記憶手段に格納する初期値格
    納手段と、 所定条件に対応してプリセットデータを生成して前記プ
    リセット記憶手段に格納するプリセット生成手段と、 前記プリセット記憶手段が記憶しているプリセットデー
    タを可変自在なタイミングで前記符号発生手段に入力す
    る発生制御手段と、を具備していることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 通信データを拡散符号により処理する拡
    散処理手段と、 通信データのチップレートに対応してリセット記憶手段
    が記憶している状態データを変更するリセット変更手段
    と、も具備していることを特徴とする請求項2記載のデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 拡散符号により拡散された通信データの
    入力を受け付けるデータ入力手段を具備し、 入力された通信データを符号発生手段が発生する拡散符
    号により逆拡散する逆拡散処理手段を具備し、 入力された通信データの拡散符号の巡回の位相を検出す
    る位相検出手段を具備し、 プリセット生成手段は、入力された通信データの拡散符
    号に位相が同期する拡散符号を前記符号発生手段に発生
    させるプリセットデータを生成してプリセット記憶手段
    に格納し、 発生制御手段は、入力された通信データの拡散符号に位
    相が同期する拡散符号が発生するタイミングで前記プリ
    セット記憶手段から前記符号発生手段にプリセットデー
    タを入力させることを特徴とする請求項2記載のデータ
    処理装置。
  5. 【請求項5】 入力された通信データのチップレートを
    検出するレート検出手段と、 検出されたチップレートに対応してリセット記憶手段が
    記憶している状態データを変更するリセット変更手段
    と、も具備していることを特徴とする請求項4記載のデ
    ータ処理装置。
  6. 【請求項6】 通信データを巡回する拡散符号により拡
    散させてから送信するデータ送信装置であって、 請求項1ないし3の何れか一記載のデータ処理装置を具
    備していることを特徴とするデータ送信装置。
  7. 【請求項7】 受信した通信データを巡回する拡散符号
    により逆拡散させるデータ受信装置であって、 請求項1ないし5の何れか一記載のデータ処理装置を具
    備していることを特徴とするデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 通信データを巡回する拡散符号により拡
    散させて送信するデ ータ送信装置と、受信した通信データを巡回する拡散符
    号により逆拡散するデータ受信装置と、を具備している
    データ通信システムであって、 請求項6記載のデータ送信装置と請求項7記載のデータ
    受信装置との少なくとも一方を具備していることを特徴
    とするデータ通信システム。
  9. 【請求項9】 巡回する拡散符号を発生する符号発生手
    段を具備しているデータ処理装置のデータ処理方法であ
    って、 系列の先頭の拡散符号を前記符号発生手段に発生させる
    初期値データと、巡回する拡散符号の系列の先頭に復帰
    するときの前記符号発生手段の状態データとを、事前に
    各々保存しておき、 保存されている状態データと前記符号発生手段の実際の
    状態データとが一致すると保存されている初期値データ
    を前記符号発生手段に入力し、 特定の拡散符号を前記符号発生手段に発生させるプリセ
    ットデータを所定条件に対応して生成し、 生成されたプリセットデータを一時保存してから可変自
    在なタイミングで前記符号発生手段に入力するようにし
    たことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 巡回する拡散符号を発生するシフトレ
    ジスタ回路が接続されているコンピュータに所定の処理
    動作を実行させるためのソフトウェアが格納されている
    情報記憶媒体であって、 系列の先頭の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生
    させる初期値データと、巡回する拡散符号の系列の先頭
    に復帰するときの前記シフトレジスタ回路の状態データ
    とを、事前に各々保存すること、 保存されている状態データと前記シフトレジスタ回路の
    実際の状態データとが一致すると保存されている初期値
    データを前記シフトレジスタ回路に入力すること、 特定の拡散符号を前記シフトレジスタ回路に発生させる
    プリセットデータを所定条件に対応して生成すること、 生成されたプリセットデータを一時保存してから可変自
    在なタイミングで前記シフトレジスタ回路に入力するこ
    と、を前記コンピュータに実行させるためのプログラム
    が格納されていることを特徴とする情報記憶媒体。
JP16468197A 1997-06-20 1997-06-20 データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体 Expired - Fee Related JP2861986B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16468197A JP2861986B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体
US09/100,674 US6266364B1 (en) 1997-06-20 1998-06-19 Data processor for generating spread codes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16468197A JP2861986B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1117647A JPH1117647A (ja) 1999-01-22
JP2861986B2 true JP2861986B2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=15797838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16468197A Expired - Fee Related JP2861986B2 (ja) 1997-06-20 1997-06-20 データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6266364B1 (ja)
JP (1) JP2861986B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076465B1 (en) * 1998-04-24 2006-07-11 First Data Corporation Methods for processing a group of accounts corresponding to different products
US20020198806A1 (en) * 1998-04-24 2002-12-26 First Data Corporation Systems and methods for accessing and modifying usage parameters associated with a financial transaction account
US20030171992A1 (en) * 1999-04-23 2003-09-11 First Data Corporation System and methods for redeeming rewards associated with accounts
US7050996B1 (en) * 1998-04-24 2006-05-23 First Data Corporation Method for linking accounts corresponding to different products together to create a group
US20040049452A1 (en) * 2002-09-09 2004-03-11 First Data Corporation Multiple credit line presentation instrument
JP3395959B2 (ja) * 1998-09-16 2003-04-14 沖電気工業株式会社 相関受信機
US20030212620A1 (en) * 1999-04-23 2003-11-13 First Data Corporation Systems and methods for authorizing transactions
US20070055628A1 (en) * 1999-04-23 2007-03-08 First Data Corporation Authorizing transactions associated with accounts
CA2403176A1 (en) * 1999-04-23 2000-11-02 First Data Corporation Methods for processing a group of accounts corresponding to different products
JP3399414B2 (ja) * 1999-09-14 2003-04-21 日本電気株式会社 送受信回路及びそれを用いた移動通信端末装置並びにその制御方法及びその制御プログラム記録媒体
US20040019543A1 (en) * 2002-07-25 2004-01-29 First Data Corporation Systems and methods for non-account based liability reporting
US7949594B2 (en) * 2003-09-26 2011-05-24 First Data Corporation Systems and methods for participant controlled communications regarding financial accounts
US20050278426A1 (en) * 2004-06-15 2005-12-15 First Data Corporation Systems and methods for merging communications
US7938557B2 (en) * 2004-12-23 2011-05-10 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Color management system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910048A (ja) 1982-07-08 1984-01-19 Omron Tateisi Electronics Co スペクトラム拡散通信装置の同期方式
JPH0298242A (ja) 1988-10-05 1990-04-10 Tokyo Electric Co Ltd スペクトル拡散通信装置
JP2823348B2 (ja) 1990-11-26 1998-11-11 三洋電機株式会社 スペクトラム拡散信号復調回路
JP2902951B2 (ja) 1994-09-28 1999-06-07 三洋電機株式会社 スペクトル拡散送受信装置
JP3444444B2 (ja) * 1994-09-30 2003-09-08 ソニー株式会社 通信端末装置
JP3272940B2 (ja) * 1996-03-07 2002-04-08 ケイディーディーアイ株式会社 スペクトル拡散信号復調装置
JP2760352B1 (ja) * 1996-11-29 1998-05-28 日本電気株式会社 Cdma用セルサーチ回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6266364B1 (en) 2001-07-24
JPH1117647A (ja) 1999-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2861986B2 (ja) データ処理装置、データ送信装置、データ受信装置、データ通信システム、データ処理方法、情報記憶媒体
US6549563B1 (en) Methods and apparatus for use in generating spreading sequences for multiple modes of communication
EP0622920A1 (en) Spread spectrum receiving apparatus
US7149240B2 (en) Method of and apparatus for controlling system timing with use of a master timer
JPH05145515A (ja) スペクトル拡散通信装置
US5365543A (en) Transmitting circuit and receiving circuit
JPH11251968A (ja) ダイレクトシ―ケンス拡散帯域通信用受信機
JPH08321748A (ja) 疑似雑音符号発生回路
US5995571A (en) Synchronizing apparatus for spread spectrum communications
US6650693B1 (en) Complex type correlator in CDMA system and initial synchronization acquiring method using the same
JP2859604B2 (ja) スライディング相関器
JP2003032144A (ja) スペクトル拡散信号捕捉装置および方法
JP3001707B2 (ja) スペクトラム拡散通信装置
JP2802058B2 (ja) Cdma移動体通信システムおよび送受信装置
JP2974479B2 (ja) スペクトル拡散通信における相関信号のピーク検出装置
JPH07131381A (ja) スペクトル拡散通信用受信装置及びこの装置における同期確立方法
KR100332064B1 (ko) 순환코드를 이용한 파일럿/트래픽 채널신호 전송장치 및 그 방법과 그에 따른 기지국 코드 획득장치 및 그 방법
KR20010028099A (ko) 코드 분할 다중 접속방식을 이용한 수신기에서의 동기 추적장치 및 그 방법
JPH0435332A (ja) スペクトラム拡散通信システム
JPH033530A (ja) 相関復調装置
JP2974480B2 (ja) スペクトル拡散通信方法およびスペクトル拡散通信における相関信号観測装置
JP2000174665A (ja) スペクトル拡散信号受信装置
JP3249206B2 (ja) スペクトラム拡散信号復調回路
KR100248094B1 (ko) 간섭을 감소시키기 위한 2 파일럿 처리 시스템 및 그 방법
JP3029219B2 (ja) スペクトル拡散信号受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071211

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees