JP2859604B2 - スライディング相関器 - Google Patents

スライディング相関器

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JP2859604B2
JP2859604B2 JP21121797A JP21121797A JP2859604B2 JP 2859604 B2 JP2859604 B2 JP 2859604B2 JP 21121797 A JP21121797 A JP 21121797A JP 21121797 A JP21121797 A JP 21121797A JP 2859604 B2 JP2859604 B2 JP 2859604B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトラム拡散
通信等の受信機において、拡散符号によりスペクトラム
拡散された受信信号と受信側で生成された拡散符号との
同期を確立する同期捕捉技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】北米においてCDMA(Code Division
Multiple Access)方式のセルラ電話システム(TIA
IS95)が標準化されている。このCDMA方式にお
いては、拡散符号で拡散された受信信号と、受信側で生
成された拡散符号との同期捕捉をとるために、一般にス
ライディング相関器が用いられている。このスライディ
ング相関器の利点としては、回路規模を小さくすること
ができると共に、消費電力も小さくすることができるこ
とである。
【0003】このような従来のスライディング相関器の
構成を図15に示す。ただし、図15においては、拡散
符号としてPN(Pseudo Noise)符号が用いられてい
る。図15において、PN符号によりスペクトラム拡散
された受信スペクトラム拡散信号に対して、送信側と同
じ拡散符号のPN符号をPN発生器103により発生
し、受信スペクトラム拡散信号とPN発生器103から
のPN符号とを乗算器101において乗算する。そし
て、乗算器101から出力される乗算信号を積分器10
2において積分する。この過程を逆拡散という。
【0004】この逆拡散において、スペクトラム拡散し
たPN符号と、PN発生器103により発生されたPN
符号との位相が同期していれば、乗算器101より出力
される乗算信号をある時間積分した積分器102からの
出力は、所定のしきい値を越えるようになる。この所定
のしきい値を越えたことを制御部104が検出した際
に、受信スペクトラム拡散信号とPN発生器103から
発生されたPN符号との同期がとれたと、制御部104
が判断する。逆に積分器102からの出力が所定のしき
い値を越えていなければ、制御部104は同期がとれて
いないと判断して、PN発生器103から出力されるP
N符号の位相をずらして、再度逆拡散を行うようにす
る。
【0005】ここで、PN符号からなる拡散符号の長さ
をN(チップ数N)とし、積分器102において積分さ
れる時間をLチップ分の時間とし、受信された受信スペ
クトラム拡散信号には雑音が付加されていなく、PN符
号の位相がランダムであるとした場合は、平均同期捕捉
時間はN・L/2チップ数に相当する時間となる。な
お、この場合は、PN発生器103から発生されるPN
符号の位相を1チップづつずらすようにした場合であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CDMA方
式における拡散符号の符号長からみて、前述した平均同
期補足時間はデータ通信速度に対して無視することがで
きない程度に長い時間である。そして、同期補足が完了
しなければ受信されたスペクトラム拡散信号を復調する
ことができないことから、同期捕捉時間を短縮させない
と受信されたスペクトラム拡散信号の最初のデータ部分
を復調することができないおそれがあるという問題点が
あった。そこで、本発明は、スライディング相関器の同
期捕捉時間を短縮することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるスライディング相関器は、2の整数
乗の符号長を有する拡散符号をM分割してMフレームの
分割拡散符号を生成し、該Mフレームの分割拡散符号を
全て加算することにより多値拡散符号を生成する符号生
成手段と、該符号生成手段により生成された前記多値拡
散符号あるいは前記分割拡散符号と、前記拡散符号によ
り周波数拡散された受信信号とを乗算する逆拡散手段
と、該逆拡散手段から出力される乗算出力を、前記分割
拡散符号のフレーム長を単位として積分する積分手段
と、前記符号生成手段から出力される符号を制御すると
共に、前記積分手段の出力レベルを判定する制御手段と
を備え、前記制御手段は、前記符号生成手段から出力さ
れる前記多値拡散符号の位相をスライドする毎に前記積
分手段の出力レベルを判定することにより、前記拡散符
号により周波数拡散された受信信号と、前記多値拡散符
号との位相の同期捕捉を行い、その後に、前記制御手段
は、前記Mフレームの内のいずれか一つのフレームの分
割拡散符号を前記符号生成手段から出力させて、前記受
信信号との相対位相を前記フレーム長を単位としてスラ
イドする毎に、前記積分手段の出力レベルを判定するこ
とにより、前記拡散符号により周波数拡散された受信信
号と、前記Mフレームの内のいずれか一つのフレームと
の同期捕捉を行うようにしている。
【0008】また、上記スライディング相関器におい
て、前記積分手段は、前記多値拡散符号のすべての位相
に対して積分値を算出するよう前記制御手段により制御
され、前記積分手段から出力される積分値が最大となっ
た位相を選択することにより、前記制御手段が、前記拡
散符号により周波数拡散された受信信号と、前記多値拡
散符号との位相の同期捕捉を行うようにしてもよい。さ
らに、上記スライディング相関器において、前記積分手
段から出力される積分値に対して予め設定されたしきい
値を、前記積分手段から出力される積分値が越えた際
に、前記制御手段が、前記拡散符号により周波数拡散さ
れた受信信号に、前記多値拡散符号が位相同期されたと
判定するようにしてもよい。
【0009】さらにまた、上記スライディング相関器に
おいて、前記制御部は、前記積分手段から出力される積
分値がしきい値を越えた際に、前記多値拡散符号の位相
をスライドすることなく前記積分手段から出力される積
分値を再度算出し、再度算出された積分値も連続してし
きい値を越えた際に、前記拡散符号により周波数拡散さ
れた受信信号に、前記多値拡散符号が位相同期されたと
判定するようにしてもよい。
【0010】さらにまた、上記スライディング相関器に
おいて、前記受信信号をMフレームに分割し、該受信信
号の位相を前記フレーム長を単位としてスライドしなが
ら、前記積分手段の出力レベルを判定する際に、前記積
分手段から出力される積分値が、予め設定されたしきい
値を越えた場合に、前記制御手段が、前記Mフレームの
内のいずれか一つのフレームの前記分割拡散符号と前記
受信信号とのフレームの同期捕捉が完了したと判定する
ようにしてもよい。なお、この場合、前記Mフレームに
分割した前記受信信号の位相を前記フレーム長を単位と
してスライドしながら、前記積分手段の出力レベルを判
定する際に、前記受信信号をMフレームスライドして
も、前記積分手段から出力される積分値が予め設定され
た前記しきい値を越えない場合は、同期捕捉処理を初期
状態として再度同期捕捉処理を、前記制御手段が行うよ
うにしてもよい。
【0011】このような本発明によれば、拡散符号の同
期捕捉を行うために、拡散符号をM分割し、分割された
拡散符号をそれぞれ加算することにより符号長が1/M
とされた新たな多値拡散符号を生成し、この多値拡散符
号を用いて位相の同期捕捉を行うようにしている。その
後、M分割された符号に対するフレームの同期を検出す
るようにしたので、高速な同期捕捉を行うことができ
る。また、フレームの同期捕捉を行う際に、ある一つの
フレームに対してのフレーム同期処理を行うようにした
ので、生成された符号を記憶するメモリに1フレーム分
だけの拡散符号をストアすればよく、回路を小型化する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のスライディング相関器の
実施の形態の第1の構成例を図1に示し、以下、図1を
参照しながら本発明にかかるスライディング相関器を詳
細に説明する。図1において、受信された、例えばPN
符号によりスペクトラム拡散された受信スペクトラム拡
散信号は乗算器1に供給されて、メモリ3から読み出さ
れて乗算器1に供給されている多値拡散符号と、乗算器
1において乗算される。乗算器1から出力される受信ス
ペクトラム拡散信号と多値拡散符号との乗算信号は、積
分器2に供給されて積分される。この積分器2における
積分値は制御部4に送られて、制御部4は積分器2から
出力される積分値から後述するように位相の同期検出を
行っている。また、制御部4は、メモリ3から読み出さ
れる多値拡散符号の位相の制御を行うと共に、積分器2
の動作を制御している。
【0013】また、メモリ3から読み出される多値拡散
符号を生成する概略を図2に示す。図2において、拡散
符号P(n)は、送信側においてスペクトラム拡散に用
いた拡散符号と同一の拡散符号である2の整数乗のチッ
プ数Nとされた拡散符号であり、この拡散符号P(n)
はM分割される。M分割された各分割拡散符号の符号長
はKチップとされ、M分割されたそれぞれの拡散符号が
分割拡散符号PN(k,1),分割拡散符号PN(k,
2),・・・,分割拡散符号PN(k,M)として表わ
されている。ここで、各分割拡散符号をPN(k,m)
として表すものとし、時系列的に配列された分割拡散符
号PN(k,m)を各々フレームと称するものとする。
ただし、kは分割拡散符号の位相を表し、mは分割拡散
符号のフレーム番号を表している。したがって、 PN(k,m)=P{k+(m−1)・K} ・・・(1) と表されるようになる。
【0014】したがって、図2に示すように拡散符号P
(n)において、分割拡散符号PN(k,1)が先頭の
フレームとされ、分割拡散符号PN(k,M)が最終の
フレームとされる。このようなMフレームの分割拡散符
号PN(k,1)〜PN(k、M)を、図2に示すよう
に、それぞれ多値加算器41に供給して、Mフレームを
多値加算器41において加算するようにする。従って、
この多値加算器41からは、Mフレームが加算されて多
値化された生成符号F(k)が出力される。この場合、
生成符号F(k)の符号長は1フレーム長と同じKチッ
プとなり、生成符号F(k)のチップ数Kは、K=N/
Mと表される。ただし、Nは拡散符号P(n)の符号
長、Mは拡散符号P(n)の分割数である。
【0015】このような多値の生成符号F(k)が予め
制御部4内、あるいは外部において生成されてメモリ3
に格納されている。また、メモリ3にはMフレームの分
割拡散符号PN(k,1)〜PN(k、M)の内の少な
くとも1つの分割拡散符号が格納されている。そして、
本発明における制御部4は図3に示すフローチャートの
同期捕捉処理を実行することにより、生成符号F(k)
と受信スペクトラム拡散信号との同期捕捉を行うように
している。図3に示すフローチャートにおいて、同期捕
捉処理がスタートすると、まず、ステップS1にて生成
符号F(k)を用いて位相kの検出が行われる。次い
で、ステップS2において、ある特定の1つのフレーム
の分割拡散符号、ここでは分割拡散符号PN(k,1)
を用いて、フレーム番号mが検出される。これにより高
速に同期捕捉が行なわれるようになる。
【0016】ここで、上記ステップS1で行われる位相
kの検出処理時の構成を図4に、図4における受信スペ
クトラム拡散信号P(n’)と生成符号F(k)のタイ
ミングおよび積分器2の出力波形を図5に示し、図4お
よび図5を参照しながら前記ステップS1で実行される
位相kの検出処理を詳細に説明する。ただし、受信スペ
クトラム拡散信号P(n’)はMフレームに分割されて
表されており、M分割された各フレームは受信分割拡散
信号PN(k’,1),PN(k’,2),・・・,P
N(k’,M)で表されている。まず、図5(a)に示
すタイミングとされた受信スペクトラム拡散信号P
(n’)が乗算器1に供給されると共に、図5(b)に
示すタイミングで生成符号F(k)がメモリ3から読み
出されて乗算器1に供給されたとする。
【0017】例えば、受信スペクトラム拡散信号P
(n’)と位相kの生成符号F(k)とが、図5に示す
ようにタイミングt0からタイミングt1までの2フレ
ーム(L=2と表す)に相当する時間、乗算器1におい
て乗算されたとする。この場合、位相kの生成符号F
(k)は2回繰り返しメモリ3から読み出されて、それ
ぞれ受信分割拡散信号PN(k’,1)、受信分割拡散
信号PN(k’,2)と乗算されるようになる。そして
2フレームに相当する期間、乗算器1から出力される乗
算出力が積分器2において積分されるようになる。この
積分器2から出力される積分値の積分波形が図5(c)
に示されている。この例においては、タイミングt1に
おいて積分値がS(1)とされている。
【0018】次いで、受信スペクトラム拡散信号P
(n’)に対して前回より位相を1チップ進ませた位相
(k+1)の生成符号F(k+1)がメモリ3から読み
出されて、図5に示すようにタイミングt1からタイミ
ングt2までの2フレーム(L=2と表す)に相当する
期間、乗算器1において受信スペクトラム拡散信号P
(n’)と乗算される。この場合、位相(k+1)の生
成符号F(k+1)が2回繰り返しメモリ3から読み出
されて、それぞれ受信分割拡散信号PN(k’,3)、
受信分割拡散信号PN(k’,4)と乗算されるように
なる。そして、この2フレームに相当する期間、乗算器
1から出力される乗算出力が積分器2において積分され
るようになる。この積分器2から出力される積分値の積
分波形が図5(c)に示されている。この例において
は、タイミングt2において積分値がS(2)とされて
いる。
【0019】図5(c)に示す積分値は、生成符号F
(k)の位相kと受信された受信スペクトラム拡散信号
P(n’)との位相が同期しているか否かに応じて変化
する。すなわち、位相の同期がとれていれば、生成符号
F(k)と受信スペクトラム拡散信号P(n’)との相
関がとれるため、乗算器2から出力される乗算信号を積
分器2において積分することにより、図5(c)に示す
タイミングt2時において出力される積分値S(2)の
ように積分器2からは大きなレベルの相関信号が出力さ
れるようになる。また、生成符号F(k)と受信された
受信スペクトラム拡散信号P(n’)との位相が同期し
ていない場合は、生成符号F(k)と受信スペクトラム
拡散信号P(n’)との相関がとれないので、乗算器1
から出力される乗算信号を積分器2において積分する
と、図5(c)に示すタイミングt1時において出力さ
れる積分値S(1)のように積分器2からは小さなレベ
ルの相関信号が出力されるようになる。なお、積分終了
タイミングにおいて、図5(c)に示すように積分器2
は初期値にリセットされる。
【0020】そこで、生成符号F(k)の位相kを1チ
ップに相当する時間ずらす毎に、積分器2から出力され
る相関信号のレベルを制御部4において検出することに
より、生成符号F(k)と受信された受信スペクトラム
拡散信号P(n’)との位相が同期しているか否かを判
定することができるようになる。例えば、図5に示す場
合は、タイミングt2で出力される積分値S(2)のレ
ベルから、位相(k+1)において同期捕捉されたと判
定される。なお、図5に示す例においては、積分時間を
2フレーム(L=2)に相当する時間としたが、本発明
はこれに限られるものではなく、より多くのフレームに
相当する期間積分するようにしてもよい。この際の積分
時間はK・L符号分に相当する時間となる。ただし、K
は生成符号F(k)のチップ数、Lは積分区間フレーム
数である。
【0021】以上の処理がステップS1にて実行され、
次いで、以下に説明するステップS2の処理が実行され
る。ステップS2では、位相の同期捕捉が終了した後
に、フレーム番号を検出することによりある特定の一つ
の分割拡散符号PN(k,m)と受信スペクトラム拡散
信号P(n’)との同期捕捉が行われる。このフレーム
番号検出処理時の構成を図6に示し、図6における受信
スペクトラム拡散信号P(n’)と分割拡散符号(k,
m)のタイミングおよび積分器2の出力波形の一例を図
12に示し、図6および図12を参照しながらフレーム
番号検出処理を詳細に説明する。ただし、受信スペクト
ラム拡散信号P(n’)はM分割されて各フレームが受
信分割拡散信号PN(k’,1),PN(k’,2),
・・・,PN(k’,M)で示されており、メモリ3か
ら読み出される分割拡散符号としてフレーム番号1の分
割拡散符号PN(k,1)を用いる例が示されている。
【0022】上記したようにフレーム番号検出に用いる
ある特定のフレームはフレーム番号1の割拡散符号PN
(k,1)とされ、この分割拡散符号PN(k、1)が
メモリ3から読み出され、乗算器1に供給される。この
時のタイミングt20から開始される1フレーム時間に
乗算器1において乗算されるのは、図12(a)(b)
に示すように、この例では受信分割拡散信号PN
(k’,M)と分割拡散符号PN(k,1)とされる。
この際には、既に受信スペクトラム拡散信号P(n’)
と生成符号F(k)との位相kの同期捕捉は終了してい
るのであるから、乗算器1に供給されている受信拡散信
号PN(k’,M)のフレーム番号と、メモリ3から読
み出されて乗算器1に供給されている分割拡散符号PN
(k,1)のフレーム番号とが一致していればフレーム
の同期捕捉が行われたことになる。
【0023】しかしながら、タイミングt20において
乗算器1に供給されている受信分割拡散信号のフレーム
番号はMであり、一方、分割拡散符号のフレーム番号は
1であるから、フレームは同期していない。したがっ
て、乗算器1から出力される乗算信号を1フレーム長に
相当する時間積分した積分値として、図12(c)のタ
イミングt21における積分値のように低レベルの相関
信号が出力されるようになる。次いで、タイミングt2
1において再びメモリ3から読み出された分割拡散符号
PN(k,1)と、前回より1フレーム後の受信分割拡
散信号PN(k’,1)とが乗算器1において乗算され
る。この際には、受信分割拡散信号PN(k’,1)の
フレーム番号1と、メモリ3から読み出されて乗算器1
に供給されている分割拡散符号PN(k,1)のフレー
ム番号1とが一致しているのでフレームの同期捕捉がと
れていることになる。
【0024】したがって、乗算器1から出力される乗算
信号を積分器2において1レーム長に相当する時間を単
位として積分することにより、図12(c)のタイミン
グt22における積分値のように積分器2からは、所定
のしきい値を越えた高レベルの相関信号が出力されるよ
うになる。この高レベルの創刊信号が積分記2から出力
されたことを制御部4が検出することにより、フレーム
の同期捕捉が完了したと判定される。そして、制御部4
は、同期検出信号を出力すると共に、メモリ3から分割
拡散符号の読み出しを停止する。
【0025】このように、1フレーム長経過する毎にメ
モリ3から繰り返し同一のフレームの分割拡散符号PN
(k、m)を読み出して、乗算器1に供給することによ
り、乗算器1においては受信分割拡散信号と分割拡散符
号とが相対的に1フレームづつずらされて乗算されるよ
うになる。そして、フレームの終了タイミング毎に、積
分器2から出力される相関信号のレベルを制御部4にお
いて検出することにより、分割拡散符号PN(k、m)
と受信された受信スペクトラム拡散信号P(n’)との
フレームが同期しているか否かを判定している。この判
定は、例えば積分器2から出力される積分出力が所定の
レベルを越えた際に、分割拡散符号(k,m)と受信ス
ペクトラム拡散信号P(n’)とのフレーム番号が一致
して同期捕捉されたと判定することができる。
【0026】なお、制御部4はメモリ3のアドレス設定
と積分器2のタイミング制御も行っており、図1に示す
構成において、生成符号F(k)を読み出すアドレス設
定とされた場合が図4に示されており、分割拡散符号P
N(k,1)を読み出すアドレス設定とされた場合が図
6に示されているのである。すなわち、図4および図6
に示す構成は図1に示す構成と同じ構成を示しており、
その動作態様が異なる態様が示されているだけなのであ
る。以上説明したように、本発明のスライディング相関
器においては、Mフレームに分割された拡散符号をMフ
レーム分多値加算して1/Mの長さとされた多値拡散符
号により位相同期捕捉を行い、次いで、ある特定の1フ
レームの分割拡散符号によりフレームの同期捕捉を行う
ようにしたので、高速な同期捕捉を行うことが可能とな
る。
【0027】次に、位相同期捕捉を行う際の第1の変形
例の構成を図7に示す。この第1の変形例においては、
タイミング制御部5はメモリ3のアドレス設定と積分器
2のタイミング制御を行うようにされている。そして、
タイミング制御部5により、生成符号F(k)の位相k
を1チップづつスライドさせて、そのすべての位相kに
対してK・L符号分の積分が、積分器2において行われ
る。そして、すべての位相kに対する積分が終了した際
に、積分器2から出力された積分値のうちの最大積分値
を最大値検出部6において検出するようにする。次い
で、同期検出判定部7において、前記最大値検出部6に
おける最大値の検出タイミングを基に位相kを決定する
ようにする。これにより、位相同期捕捉を行うことがで
きる。なお、この第1の変形例においては、制御部4は
タイミング制御部5、最大値検出部6、および、同期検
出判定部7により構成されている。
【0028】さらに、位相同期捕捉を行う際の第2の変
形例を図8に示す。この第2の変形例は、積分器2から
の出力値に対して予めしきい値を設定するしきい値判定
部8を備えている点で、上記第1の変形例と相違してい
る。第2の変形例において、タイミング制御部5はメモ
リ3のアドレス設定と積分器2のタイミング制御を行う
ようにされている。そして、タイミング制御部5によ
り、生成符号F(k)の位相kが1チップづつスライド
される毎にK・L符号分の積分が、積分器2において行
われる。次いで、この積分の終了タイミングにおいて積
分器2から出力される積分値が、予め設定されたしきい
値を越えるか否かがしきい値判定部8において検出され
る。そして、同期検出判定部7は前記しきい値判定部8
においてしきい値を越えたことが検出されたタイミング
に基づいて位相kが決定される。これにより、位相同期
捕捉を行うことができる。
【0029】さらにまた、位相同期捕捉を行う際の第3
の変形例を図9に示す。この第3の変形例は、積分器2
からの出力値が予め設定されたしきい値を越えた際に、
再度同じ位相において積分を行い、その積分値が再度し
きい値を越えるか否かに基づいて位相kを決定するよう
にした点で、上記第2の変形例と相違している。第3の
変形例において、タイミング制御部5はメモリ3のアド
レス設定と積分器2のタイミング制御を行うようにされ
ている。そして、タイミング制御部5により、生成符号
F(k)の位相kが1チップづつスライドされる毎にK
・L符号分の積分が、積分器2において行われる。この
積分の終了タイミングにおいて積分器2から出力される
積分値が、予め設定されたしきい値を越えるか否かがし
きい値判定部9において検出される。そして、しきい値
判定部9においてしきい値を越えたことが検出された際
に、レジスタ10にフラグが立つようにされる。
【0030】レジスタ10にフラグが立つと、同期検出
判定部7はタイミング制御部5に、再度同じ位相kの生
成符号F(k)をメモリ3から読み出すように指示す
る。そして、タイミング制御部5により、同位相の生成
符号F(k)に対して二回目のK・L符号分の積分が、
再度積分器2において行われる。この積分の終了タイミ
ングにおいて積分器2から出力される積分値が、予め設
定されたしきい値を再度越えるか否かがしきい値判定部
9において検出される。そして、しきい値判定部9にお
いて再度しきい値を越えたことが検出された際に、この
検出をもとに同期検出判定部7において位相kが決定さ
れる。これにより、位相同期捕捉の信頼性を向上するこ
とができる。
【0031】この際の、第3の変形例における受信スペ
クトラム拡散信号P(n’)と生成符号F(k)のタイ
ミングおよび積分器2の出力波形の一例が図10に示さ
れている。図10において、受信分割拡散信号PN
(k’,1)、受信分割拡散信号PN(k’,2)とメ
モリ3から読み出された位相kの生成符号F(k)との
乗算信号がタイミングt10〜タイミングt11の期
間、積分器2において積分される。この積分期間終了タ
イミングt11における積分値S(1)は、図10
(c)に示すように破線で示すしきい値を越えていな
い。そこで、メモリ3から読み出される生成符号F
(k)の位相が位相kから位相(k+1)に変更され
て、生成符号F(k+1)がメモリ3から読み出される
ようになる。そして、タイミングt11〜タイミングt
12の期間、積分器2において生成符号F(k+1)と
受信分割拡散信号PN(k’,3)、受信分割拡散信号
PN(k’,4)との乗算信号が積分される。
【0032】この位相(k+1)の生成符号F(k+
1)とされた際の積分終了タイミングt12において積
分値S(2)が破線で示すしきい値を、図10(c)に
示すように越えたとすると、再度位相(k+1)の生成
符号F(k+1)がメモリ3から読み出されるようにな
る。そして、生成符号(k+1)において受信分割拡散
符号との積分値が再度算出され、この際の積分終了タイ
ミングt13において、図10(c)に示すように積分
値S(3)が連続してしきい値を越えた場合に位相が位
相(k+1)と決定される。このように、同位相の生成
符号において、再度しきい値を積分値が越えることを検
出した際に位相を決定するようにしているので、位相同
期捕捉の信頼性を向上することができる。
【0033】また、図11に示す構成は、フレームの同
期捕捉を行う際の変形例を示す図であり、図12は、図
11に示す構成における受信スペクトラム拡散信号P
(n’)と分割拡散符号PN(k,m)のタイミングお
よび積分器2の出力波形の一例を示す図である。図11
に示す変形例において、タイミング制御部5はメモリ3
のアドレス設定と積分器2のタイミング制御を行うよう
にされている。そして、タイミング制御部5により、分
割拡散符号PN(k,1)が繰り返し読み出されて、受
信分割拡散符号のすべてのフレームに対して1フレーム
分の積分が、順次積分器2において行われる。この1フ
レーム分の積分の終了タイミング毎において積分器2か
ら出力される積分値が、予め設定されたしきい値を越え
るか否かがしきい値判定部11において検出される。例
えば、図12(c)に示すようにタイミングt22にお
いて、出力される積分値がしきい値を越えたことをしき
い値判定部11が検出すると、しきい値判定部11は検
出出力を出力し、これを受けて同期検出判定部7は、し
きい値を越えたことが検出されたタイミングに基づいて
フレーム番号を決定するようにする。これにより、フレ
ームの同期捕捉を行うことができる。
【0034】さらに、本発明のスライディング相関器の
変形例を示すフローチャートを図13に示す。このフロ
ーチャートにおいて、位相の同期捕捉処理がスタートす
ると、まず、ステップS11にて生成符号F(k)によ
り位相kの検出が行われる。次いで、ステップ12にお
いて、ある特定の1つのフレームの分割拡散符号、ここ
では分割拡散符号PN(k,1)を用いて、フレーム番
号mが検出される。そして、この際に積分器2の出力が
K回連続してしきい値を越えない場合は、ステップS1
1に戻り、位相の同期捕捉処理を再度行ってから、再び
フレーム番号の検出処理を行うように、スライディング
相関器を初期状態としている。これにより、スライディ
ング相関器において確実に同期捕捉を行うことができる
ようになる。
【0035】次に、図7に示す第1の変形例における生
成符号F(k)による位相kの検出特性の計算機シミュ
レーション結果を図14に示す。ただし、拡散符号P
(n)を構成しているPN符号の拡散タップ数は15と
され、拡散符号P(n)の分割数Mは128、位相数K
は256とされている。また、位相kにおる積分区間は
L・Kチップとされている。また、すべての位相k(k
=1,2,・・・,K)に対して相関値を算出し、相関
値が最大となる位相kが正しくない位相となる確率(フ
レーム検出誤り率)で評価している。図14に示すSN
比に対するフレーム検出誤り率のシミュレーション結果
を参照すると、SN比が5dBで、積分区間フレーム数
Lが16の時、フレーム検出誤り率として2%以下の良
好な値が得られている。
【0036】ところで、従来のスライディング相関器に
おいて、PN符号の拡散タップ数を15、積分区間を1
28チップとした場合に、相関検出が必ずできたとする
とその平均同期捕捉時間は2の21(15+7−1)乗
チップに相当する時間となる。また、本発明のスライデ
ィング相関器によれば、積分区間フレーム数Lを16と
して、すべての位相kに対して演算して決定した場合、
位相の平均同期捕捉時間は2の20乗チップ(K・K・
L)に相当する時間となり、フレームの同期捕捉時間は
2の14乗チップ(M・K/2)となる。したがって、
本発明のスライディング相関器における平均同期捕捉時
間を近似的に2の20乗チップとすれば、同期捕捉時間
は従来のスライディング相関器に比べて約1/2に短縮
することができ、同期捕捉を高速に行うことができるよ
うになる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスライデ
ィング相関器によれば、拡散符号の同期捕捉を行うため
に、拡散符号をM分割し、分割された拡散符号をそれぞ
れ加算することにより符号長が1/Mとされた新たな多
値拡散符号を生成し、この多値拡散符号を用いて位相の
同期捕捉を行うようにしている。その後、M分割された
符号に対するフレームの同期を検出するようにしたの
で、高速な同期捕捉を行うことができる。また、フレー
ムの同期捕捉を行う際に、ある一つのフレームに対して
のフレーム同期処理を行うようにしたので、生成された
符号を記憶するメモリに1フレーム分だけの拡散符号を
ストアすればよく、回路を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライディング相関器の実施の形態の
第1の構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明のスライディング相関器において生成さ
れる生成符号の説明を行うための図である。
【図3】本発明のスライディング相関器の相関処理を示
すフローチャートである。
【図4】本発明のスライディング相関器における位相の
同期捕捉の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す構成の各部の符号および積分波形を
示す図である。
【図6】本発明のスライディング相関器におけるフレー
ムの同期捕捉の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明のスライディング相関器における位相の
同期捕捉の第1の変形例のブロック図を示す図である。
【図8】本発明のスライディング相関器における位相の
同期捕捉の第2の変形例のブロック図を示す図である。
【図9】本発明のスライディング相関器における位相の
同期捕捉の第3の変形例のブロック図を示す図である。
【図10】図9に示す構成の各部の符号および積分波形
を示す図である。
【図11】本発明のスライディング相関器におけるフレ
ームの同期捕捉の構成の変形例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11に示す構成の各部の符号および積分波
形を示す図である。
【図13】本発明のスライディング相関器における変形
例を示すフローチャートである。
【図14】図7に示す第1の変形例におけるSN比対フ
レーム検出誤り率の特性を示す図である。
【図15】従来のスライディング相関器の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 乗算器 2 積分器 3 メモリ 4 制御部 5 タイミング制御部 6 最大値検出部 7 同期検出判定部 8,9,11 しきい値判定部 10 レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/707 H04L 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2の整数乗の符号長を有する拡散符号を
    M分割してMフレームの分割拡散符号を生成し、該Mフ
    レームの分割拡散符号を全て加算することにより多値拡
    散符号を生成する符号生成手段と、 該符号生成手段により生成された前記多値拡散符号ある
    いは前記分割拡散符号と、前記拡散符号により周波数拡
    散された受信信号とを乗算する逆拡散手段と、 該逆拡散手段から出力される乗算出力を、前記分割拡散
    符号のフレーム長を単位として積分する積分手段と、 前記符号生成手段から出力される符号を制御すると共
    に、前記積分手段の出力レベルを判定する制御手段とを
    備え、 前記制御手段は、前記符号生成手段から出力される前記
    多値拡散符号の位相をスライドする毎に前記積分手段の
    出力レベルを判定することにより、前記拡散符号により
    周波数拡散された受信信号と、前記多値拡散符号との位
    相の同期捕捉を行い、その後に、前記制御手段は、前記
    Mフレームの内のいずれか一つのフレームの分割拡散符
    号を前記符号生成手段から出力させて、前記受信信号と
    の相対位相を前記フレーム長を単位としてスライドする
    毎に、前記積分手段の出力レベルを判定することによ
    り、前記拡散符号により周波数拡散された受信信号と、
    前記Mフレームの内のいずれか一つのフレームとの同期
    捕捉を行うようにしたことを特徴とするスライディング
    相関器。
  2. 【請求項2】 前記積分手段は、前記多値拡散符号のす
    べての位相に対して積分値を算出するよう前記制御手段
    により制御され、前記積分手段から出力される積分値が
    最大となった位相を選択することにより、前記制御手段
    が、前記拡散符号により周波数拡散された受信信号と、
    前記多値拡散符号との位相の同期捕捉を行うようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のスライディング相関
    器。
  3. 【請求項3】 前記積分手段から出力される積分値に対
    して予め設定されたしきい値を、前記積分手段から出力
    される積分値が越えた際に、前記制御手段が、前記拡散
    符号により周波数拡散された受信信号に、前記多値拡散
    符号が位相同期されたと判定するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のスライディング相関器。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記積分手段から出力さ
    れる積分値がしきい値を越えた際に、前記多値拡散符号
    の位相をスライドすることなく前記積分手段から出力さ
    れる積分値を再度算出し、再度算出された積分値も連続
    してしきい値を越えた際に、前記拡散符号により周波数
    拡散された受信信号に、前記多値拡散符号が位相同期さ
    れたと判定するようにしたことを特徴とする請求項3記
    載のスライディング相関器。
  5. 【請求項5】 前記受信信号をMフレームに分割し、該
    受信信号の位相を前記フレーム長を単位としてスライド
    しながら、前記積分手段の出力レベルを判定する際に、
    前記積分手段から出力される積分値が、予め設定された
    しきい値を越えた場合に、前記制御手段が、前記Mフレ
    ームの内のいずれか一つのフレームの前記分割拡散符号
    と前記受信信号とのフレームの同期捕捉が完了したと判
    定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のスラ
    イディング相関器。
  6. 【請求項6】 前記Mフレームに分割した前記受信信号
    の位相を前記フレーム長を単位としてスライドする毎
    に、前記積分手段の出力レベルを判定する際に、前記受
    信信号をMフレームスライドしても、前記積分手段から
    出力される積分値が予め設定された前記しきい値を越え
    ない場合は、同期捕捉処理を初期状態として再度同期捕
    捉処理を、前記制御手段が行うようにしたことを特徴と
    する請求項5記載のスライディング相関器。
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