JP2861714B2 - 磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気ディスク装置

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JP2861714B2 JP5161393A JP5161393A JP2861714B2 JP 2861714 B2 JP2861714 B2 JP 2861714B2 JP 5161393 A JP5161393 A JP 5161393A JP 5161393 A JP5161393 A JP 5161393A JP 2861714 B2 JP2861714 B2 JP 2861714B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気媒体に記録された
情報の再生に用いられる磁気抵抗効果型ヘッドおよび磁
気ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)は、
磁気抵抗効果(MR)膜内部の磁化方向の変化によって内
部抵抗が変化する磁気抵抗効果を利用したヘッドであ
る。一般に、MRヘッドは2つのバイアス磁界を印加し
て用いられる。1つは横方向バイアス磁界と呼ばれ、磁
気媒体からの磁束に対する応答を線形にする働きをす
る。もう1つは縦方向バイアス磁界と呼ばれ、MR膜と
反強磁性薄膜、あるいはMR膜と永久磁石膜との間の磁
気的な交換結合によってMR膜内のスピンの方向を揃え
て磁区の発生を防ぎ、バルクハウゼンノイズを抑止する
働きをする。この反強磁性薄膜あるいは永久磁石膜は、
磁区制御膜と呼ばれる。
【0003】磁区制御膜としてはFeMnなどが知られ
ており、特開昭62−40610 号に記載のように、MR膜上
に磁区制御膜および電極膜を順次積層した構造が採られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FeM
nは耐食性の悪い材料である。一方、高耐食性の反強磁
性材料であるNiOは電気抵抗が高いため、前記の公知
例の構造を採ることはできない。また、磁区制御膜の上
にMR膜を成膜し、さらに電極膜を積層した構造におい
ては、読取りトラック部分にも磁区制御膜が配置される
ため、MR膜内部のスピンが回転しにくくなり、大きな
出力が得られない。さらに、再生出力向上のため、読み
取りトラックの部分だけ磁区制御膜が無い構造にする
と、磁区制御膜の端でMR膜に段差が生じるため、磁区
構造が不安定になりバルクハウゼンノイズが発生する。
【0005】本発明の目的は、抵抗の高い磁区制御膜を
用いた場合でも、バルクハウゼンノイズが抑止され、大
きな再生出力が得られる、狭トラックに対応できる磁気
抵抗効果型磁気ヘッド及び磁気ディスク装置を提供する
ことに有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、磁気抵
抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜と磁気的に連続である
面を有する磁区制御膜と、前記磁気抵抗効果膜に電流を
供給する一対の電極膜と、前記磁気抵抗効果膜にバイア
ス磁界を印加する手段とを有する磁気抵抗効果型ヘッド
において、前記磁気抵抗効果膜に接して前記磁区制御膜
と前記電極膜が読取りトラックを除く両側の部分に
互に配置され、前記磁気抵抗効果膜と前記磁区制御膜
接するが3つ以上、前記磁気抵抗効果膜と前記電極
接する面を3つ以上有することを特徴とする磁気
抵抗効果型ヘッドによって達成される。前記磁区制御膜
がNiOが最適の材料としてあげられる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】前記磁気抵抗効果膜上に高い電気抵抗を有
する非磁性薄膜と前記磁区制御膜と前記電極膜が配置さ
れ、読取りトラック部分に前記磁気抵抗効果膜と前記非
磁性薄膜の界面が配置されててもよい。
【0011】前記磁気抵抗効果膜の端部において、前記
磁気抵抗効果膜と前記磁区制御膜接する面の面積
が、前記磁気抵抗効果膜と前記電極膜接する面の面
積よりも大きくしてもよい。
【0012】前記磁気抵抗効果膜上に高い電気抵抗を有
する非磁性薄膜と前記磁区制御膜と前記電極膜が配置さ
れ、読取りトラック部分に前記磁気抵抗効果膜と前記非
磁性薄膜の界面が配置されていてもよい。
【0013】
【0014】前記磁気抵抗効果膜と前記磁区制御膜
接する面と読取りトラックとの境界線と、前記磁気抵抗
効果膜と前記電極膜接する面と前記磁気抵抗効果膜
と前記磁区制御膜接する面との境界線が非平行で
あってもよい。
【0015】前記磁気抵抗効果膜上に高い電気抵抗を有
する非磁性薄膜と前記磁区制御膜と前記電極膜が配置さ
れ、読取りトラック部分に前記磁気抵抗効果膜と前記非
磁性薄膜の界面が配置されていてもよい。
【0016】また、本発明は、磁気抵抗効果膜と電極を
有する磁気抵抗効果型ヘッド,磁気ディスクおよび前記
磁気ディスクを回転させる駆動部を有する磁気ディスク
装置において、前記磁気抵抗効果型磁気ヘッドは前述よ
りなることを特徴とするものである。
【0017】MR膜を段差のない平坦な面の上に成膜し
た後、磁区制御膜および電極膜を成膜する。そのとき、
少なくとも読取りトラック部分には磁区制御膜を配置し
ない。磁区制御膜と電極膜の配置に関しては、磁区制御
膜で読取りトラック幅を決める方式と電極膜で読取りト
ラック幅を決める方式の2つの配置があり、これらが本
発明の基本的な構造である。
【0018】より実用的な構造としては、以下に述べる
構造がある。一つは、(1)MR膜の読取りトラック部分
の上に高い電気抵抗を有する非磁性薄膜を配置し、その
両脇に磁区制御膜および電極膜を配置する構造である。
もう一つは、(2)電流の経路を確保するためにMR膜と
電極膜が電気的に連続である面の総面積を増加させた配
置や、あるいは(3)MR膜の磁区構造を広範囲にわたり
制御するためにMR膜と磁区制御膜が磁気的に連続であ
る面の総面積を増加させた配置である。さらに、(1)と
(2),(1)と(3)の構造を組み合わせることもできる。
【0019】また、磁区制御膜で読取りトラック幅を決
める方式では、MR膜と磁区制御膜接する面と読取
りトラックとの境界線と、MR膜と電極膜接する
とMR膜と磁区制御膜接する面との境界線を平行で
はない配置にすることにより、横方向バイアス磁界の印
加も可能である。
【0020】
【作用】バルクハウゼンノイズを抑止するためには、M
R膜を単磁区状態にすることが必要である。MR膜に段
差があると、段差の部分に磁極が生じて磁区が発生する
原因となるので、MR膜は平坦であることが望ましい。
MR膜の単磁区状態を安定にする方法として、反強磁性
材料あるいは永久磁石材料からなる磁区制御膜とMR膜
との交換結合を利用してMR膜内部のスピンの方向を揃
える方法が用いられる。この交換結合によってMR膜内
部のスピンは、外部磁界に対して回転しにくくなる。従
って、大きな再生出力を得るためには、少なくとも読取
りトラック部分においてこの交換結合が無いことが望ま
しい。さらに、磁区制御膜として高い抵抗を有する材料
を用いる場合には、MR膜と電極膜が直接電気的に接触
することが必要である。これらのことを考慮すると、図
1に示すように、段差がない面の上に作製されたMR膜
の膜面の読取りトラック以外の部分に、MR膜と磁区制
御膜が磁気的に連続である面と、MR膜と電極膜が電気
的に連続である面が配置された構造になる。
【0021】図2(a)はMR膜10上に磁区制御膜1
1を形成し、その上に一定距離を離して電極膜12を形
成したものである。この場合、電極膜12が読取りトラ
ック幅を規定する場合であり、電流は読取りトラック部
分にだけ流れるためオフトラック特性は良いが、磁区制
御膜11の間隔が広いためバルクハウゼンノイズが発生
し易いと考えられる。しかし、読取りトラックが狭くな
ると、磁区制御膜の間隔も必然的に狭くなりバルクハウ
ゼンノイズを抑止する効果が強くなるので、狭トラック
のMRヘッドに適した構造であると言える。図2(b)
磁区制御膜11が読取りトラック幅を規定する場合で
あり、磁区制御膜1の下のMR膜10にも電流が流れ
るためオフトラック特性は(a)に比べると良くないと
考えられるが、磁区制御膜が読取りトラックに隣接して
いるためバルクハウゼンノイズは発生しにくい。このこ
とから、図2(b)の構造は、トラック幅の広いMRヘ
ッドに用いることができる。
【0022】図2(a)の基本構造を応用した構造を以
下に述べる。この構造では、電極膜あるいは磁区制御膜
の加工をイオンミリングやドライエッチングで行う際に
は、読取りトラック部分のMR膜が損傷を受け、特性が
劣化する。これを防止するために、MR膜の磁気特性を
損なわず、かつセンス電流のロスが無視できる高抵抗非
磁性薄膜を読取りトラック部分に配置した構造が図3で
ある。図において引用番号は図2(a),(b)と同じも
のは同じものを示す。
【0023】図2(a)の構造を狭トラックのMRヘッ
ドに適用することを考えた場合、磁区制御膜の間隔を狭
くするためには、電極膜の幅を薄くすることが必要とな
る。その際に、MR膜と電極膜の電気的な接触を十分と
るために、MR膜10と電極膜12が電気的に連続であ
る面の面積を増加させた構造が図4である。交換結合を
利用して磁区制御を行っていることから、磁区制御膜の
間隔はスピンの方向が揃っている長さ以上は離すことが
できないので、断面構造は図4Aのようになるが、MR
膜面における磁区制御膜,電極膜は例えば図4B(a)
〜(c)のような配置を採ることができる。図6は、M
R膜において磁区が端部から発生し易いことを考慮し
て、端部においてMR膜と磁区制御膜が磁気的に連続で
ある面を相対的に増加させて、磁区制御の効果の向上を
図った構造の断面図である。
【0024】図5および図7は、それぞれ図3と図4の
構造および図3と図6の構造を組み合わせた構造の断面
図である。ここで、MR膜面における磁区制御膜,電極
膜の配置に関しては、図4AとBの関係のようにいくつ
かの配置を採ることができる。これらの構造は、MR膜
の読取りトラック部分の損傷がなく、磁区も発生しにく
いため、優れた再生特性を有する狭トラック用のMRヘ
ッドが期待できる。
【0025】次に、図2(b)の基本構造を応用した構
造を述べる。読取りトラックが磁区制御膜で規定される
ときの利点の一つに、図8に示すようにMR膜の磁化容
易方向に対して電極膜の端部をある角度を設けて配置す
ることにより、他に横方向バイアス磁界印加構造を設け
ずに横方向バイアス磁界を印加することができることが
ある。電極膜によって読取りトラックを規定し、電極膜
の端部をMR膜の磁化容易方向に対してある角度を設け
て配置する構造は公知であるが、ヘッドの先端加工の際
に読取りトラックの位置がずれてしまうという欠点が有
った。磁区制御膜によって読取りトラックを規定する本
発明の構造ではこの欠点が改善される。図9は、電極膜
あるいは磁区制御膜の加工の際のイオンミリングやドラ
イエッチングによるMR膜の損傷を防止するために、読
取りトラック部分に高抵抗非磁性薄膜を配置した構造で
ある。この構造ではMR膜面の読取りトラックの両脇が
磁区制御膜で覆われており読取りトラック周辺部の損傷
がないため、図1の構造に比べ加工による影響は少ない
と思われる。
【0026】図2(b)において、MR膜と磁区制御膜
が磁気的に連続である面の面積を増やし磁区制御の効果
を増強させた構造の断面図が図10である。このときの
磁区制御膜の間隔は交換結合によりスピンの方向が揃っ
ている長さよりも短く、また、MR膜面における磁区制
御膜,電極膜の配置は、図10Bのようにいくつかの配
置を採ることができる。図12は、磁区が発生しやすい
MR膜周辺部においてMR膜と磁区制御膜が磁気的に連
続である面を相対的に増加させた構造の断面図であり、
バルクハウゼンノイズの抑制効果の高い構造である。
【0027】図11および図13は、それぞれ図9と図
10の構造および図9と図12の構造を組み合わせた構
造の断面図である。ここで、MR膜面における磁区制御
膜,電極膜の配置に関しては、前述のようにいくつかの
配置を採ることができる。これらは、MR膜の読取りト
ラック部分およびその端部に損傷を与えず、磁区も発生
しにくい構造であるため、優れた再生特性が期待でき
る。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳述する。
【0029】実施例 図1に本発明の実施例によるMRヘッドの斜視図を示
す。アルミナなどの絶縁層(図示せず)を薄膜形成し精
密研磨を施した非磁性基板18の上に、下部シールド膜
17としてスパッタリング法によりパーマロイを形成
し、イオンミリングを用いて所定の形状にパターン化
し、その上にアルミナ絶縁膜16を成膜した。横方向バ
イアス磁界を印加するための軟磁性薄膜15であるNi
−Fe−Nb系合金および非磁性導電性薄膜14である
Taと、MR膜10であるパーマロイをスパッタリング
により成膜し、イオンミリングにより所定のパターンを
形成した。高抵抗非磁性薄膜13であるアルミナを成膜
し、読取りトラック部分を残しイオンミリングにより除
去した後、高抵抗磁区制御膜11であるNiOおよび電
極膜12であるAuをリフトオフ法により作製した。こ
のとき、読取りトラックは電極膜によって規定され、読
取りトラックに近い部分ではセンス電流の流れる経路を
確保する。MR膜と電極膜が電気的に連続である面の面
積が大きく、MR膜の端部では磁区の発生を防ぐため、
MR膜と磁区制御膜が磁気的に連続である面の面積が大
きい配置とした。その上に、アルミナ絶縁膜19を成
膜,パターン化した。保護膜20としてレジストを形成
した後、パーマロイからなる上部シールド膜21を成
膜,パターン化した。アルミナ絶縁膜19および上部シ
ールド膜21のパターン化には、フォトリソグフィー技
術を用いた。磁区制御膜11であるNiOを着磁するた
め、読取りトラック幅方向に3kOeの直流磁界を印加
しながら275℃で30分間熱処理を行った後、MRヘ
ッドに加工した。
【0030】本実施例では、上部シールド膜21および
下部シールド膜17としてパーマロイを用いたが、Fe
−Al−Si系合金を用いることもできる。また、高分
解能を必要としない場合には、これらを設けなくとも良
い。
【0031】各膜の材料としては、上述の材料の他に、
軟磁性薄膜15としてはNi−Fe系合金にRh,Ru
を添加した合金やCo−Zr−Mo非晶質合金を、非磁
性導電性薄膜14としてはNb,TiあるいはMoを、
MR膜としてはNi−Co系合金,Fe−Co系合金あ
るいはFe−Ni−Co系合金を、高抵抗磁区制御膜1
1としてはBaフェライト,Srフェライトなどの酸化
物永久磁石あるいはNiO−CoO系反強磁性材料を、
高抵抗非磁性薄膜13としてはTa,NiCrなどを、電極
膜12としてはCu,Wなどを用いることができる。
【0032】以上のように作製したMRヘッドについ
て、保磁力1600Oe,磁性体膜厚tmag=20n
m、残留磁束密度Brと磁性体膜厚の積Br・tmag
180G・μmのCo−Ta−Cr系スパッタ媒体に誘
導型薄膜磁気ヘッドを用いて5kFCIで記録した記録パタ
−ンを、浮上量0.15μm ,センス電流12mAで再
生し、その再生出力を評価した。比較として、読取りト
ラック部のみイオンミリングにより除去した磁区制御膜
の上にMR膜,非磁性導電性薄膜,軟磁性薄膜,保護膜
を順次成膜し、パタ−ン化した後、電極膜をつけた構造
のMRヘッドについても、同様の評価を行った。その結
果、本実施例ではバルクハウゼンノイズが観測されず
に、再生出力が350μVであったのに対し、比較例で
はバルクハウゼンノイズが観測され、再生出力も230
μVと小さかった。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、高い抵抗を有する磁区
制御膜を用いても、MR膜を段差がない平坦な下地上に
作製することができ、読取りトラック部分に磁区制御膜
がない配置にすることができるので、バルクハウゼンノ
イズがなく再生出力が大きいMRヘッドが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の磁気ヘッドの基本構造を示す断面図。
【図3】読取りトラックを電極膜で規定する基本構造の
第1の応用例。
【図4】読取りトラックを電極膜で規定する基本構造の
第2の応用例。
【図5】読取りトラックを電極膜で規定する基本構造の
第3の応用例。
【図6】読取りトラックを電極膜で規定する基本構造の
第4の応用例。
【図7】読取りトラックを電極膜で規定する基本構造の
第5の応用例。
【図8】読取りトラックを磁区制御膜で規定する基本構
造の第1の応用例。
【図9】読取りトラックを磁区制御膜で規定する基本構
造の第2の応用例。
【図10】読取りトラックを磁区制御膜で規定する基本
構造の第3の応用例。
【図11】読取りトラックを磁区制御膜で規定する基本
構造の第4の応用例。
【図12】読取りトラックを磁区制御膜で規定する基本
構造の第5の応用例。
【図13】読取りトラックを磁区制御膜で規定する基本
構造の第6の応用例。
【符号の説明】
10…MR膜、11…高抵抗磁区制御膜、12…電極
膜、13…高抵抗非磁性薄膜、14…非磁性導電性薄
膜、15…軟磁性薄膜、16,19…アルミナ絶縁膜、
17…下部シールド膜、18…非磁性基板、20…レジ
スト保護膜、21…上部シ−ルド膜、22…保護膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 府山 盛明 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 今川 尊雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平4−149812(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/39

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜
    区を制御する磁区制御膜と、前記磁気抵抗効果膜に電
    流を供給する一対の電極膜と、前記磁気抵抗効果膜にバ
    イアス磁界を印加する手段とを有する磁気抵抗効果型ヘ
    ッドにおいて、前記磁区制御膜と前記電極膜前記磁
    気抵抗効果膜の読取りトラックを除く両側部分で、かつ
    前記磁気抵抗効果膜に接して交互に配置され、前記磁気
    抵抗効果膜と前記電極膜接している面が3つ以上及
    前記磁気抵抗効果膜と前記磁区制御膜接してい
    が3つ以上存在することを特徴とする磁気抵抗効果型
    ヘッド。
  2. 【請求項2】前記磁気抵抗効果膜と前記磁区制御膜とが
    接している面の面積が、前記磁気抵抗効果膜と前記電極
    膜とが接している面の面積よりも大きいことを特徴とす
    る請求項1に記載の磁気抵抗効果型ヘッド。
  3. 【請求項3】磁気抵抗効果膜上に磁区制御膜と電極とを
    有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドを搭載した磁気ディス
    ク装置において、前記磁気抵抗効果型磁気ヘッドは磁気
    抵抗効果膜と、前記磁気抵抗効果膜の磁区を制御する磁
    区制御膜と、前記磁気抵抗効果膜に電流を供給する一対
    の電極膜と、前記磁気抵抗効果膜にバイアス磁界を印加
    する手段とを有する磁気抵抗効果型ヘッドにおいて、前
    記磁区制御膜と前記電極膜とが前記磁気抵抗効果膜の読
    取りトラックを除く両側部分で、かつ前記磁気抵抗効果
    膜に接して交互に配置され、前記磁気抵抗効果膜と前記
    電極膜とが接している面が3つ以上及び前記磁気抵抗効
    果膜と前記磁区制御膜とが接している面が3つ以上存在
    することを特徴とする磁気ディスク装置。
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