JP2861529B2 - エンジン組立用搬送装置 - Google Patents

エンジン組立用搬送装置

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JP2861529B2
JP2861529B2 JP3237167A JP23716791A JP2861529B2 JP 2861529 B2 JP2861529 B2 JP 2861529B2 JP 3237167 A JP3237167 A JP 3237167A JP 23716791 A JP23716791 A JP 23716791A JP 2861529 B2 JP2861529 B2 JP 2861529B2
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尚之 木内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などエンジンの
組立ラインにおいて使用されるエンジン組立用搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のエンジン組立用搬送装置
は、床面上に設置されたガイドレールに沿って走行する
搬送用電車を利用するもので、当該電車上に垂直軸周り
に回転可能なエンジン支持用ターンテーブルを設けて成
るものである。
【0003】しかして、エンジン本体の組立ラインにお
いては、ターンテーブル上に予めシリンダブロックを支
持させた状態で搬送用電車を、例えばヘッド組み付けス
テーションへ移動し、シリンダブロックの頂部にシリン
ダヘッドを組み付けた後、その搬送用電車を次の、例え
ばマニホールド組み付けステーションへ移動し、そこで
ターンテーブルを適宜回転させてシリンダブロックの所
要側面部にマニホールドを組み付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のエ
ンジン組立用搬送装置では、床面上を走行する搬送用電
車の上部にエンジン支持用ターンテーブルを設けた構成
であるため、前記のようにエンジン組立ラインでシリン
ダブロックにシリンダヘッドを組み付ける場合には、シ
リンダヘッドの組み付け位置が床面から可成り高くなっ
て作業性が悪かった。また、シリンダブロックの側面部
にマニホールドなどを組み付ける場合には、ターンテー
ブルを回転させることによって作業者は一定箇所で組み
付けが行えるけれども、搬送用電車そのものが相当な幅
を有しているため、ターンテーブル上のシリンダブロッ
クと作業者との間の距離が長くなり、この点からも作業
性が悪かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得るエンジン組立用搬送装置を提供
することを目的とするものであって、その手段を後述す
る実施例の参照符号を付して示すと、ガイドレール2に
沿って走行する搬送用電車1から吊り下げられた機枠3
と、この機枠3に電車走行方向と平行な水平軸Xの周り
で回転可能に連結された水平支持台4と、当該水平支持
台4に垂直軸Yの周りで回転可能に支持されたエンジン
支持用ターンテーブル5とから成る構成となっている。
【0006】上記構成の本発明装置を実施するに際し、
前記水平支持台4は、前記機枠3に昇降可能に連結する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の例示図に基づ
いて説明すると、図1及び図2において、1はエンジン
組立工場の天井側に架設されたガイドレール2に沿って
走行する搬送用電車である。この搬送用電車1は走行方
向前後に配置された駆動トロリー7及び従動トロリー8
とからなり、各トロリー7,8は、トロリー本体9に前
記ガイドレール2の上面を転動する車輪10と前記ガイ
ドレール2を挟む振れ止め用垂直軸ローラー11を設け
たもので、駆動トロリー7には、その車輪10を回転駆
動する電動機(減速機を含む)12が搭載されるととも
に、前記ガイドレール2の側面に付設された給電線14
と摺接する集電ユニット13が付設され、給電線14か
ら集電ユニット13を介して前記電動機12、その他制
御機器に電力を供給するように構成されている。
【0008】3は前記搬送用電車1から吊り下げられた
機枠で、矩形枠状の外枠16の前後両側枠の一方の内側
に機枠本体15を取り付けて成るものであり、外枠16
を構成する上枠部材16aの前後2か所が、前記駆動ト
ロリー7のトロリー本体9の下端部と従動トロリー8の
トロリー本体9の下端部とに、それぞれ垂直な吊支軸1
7の周りに相対回転自在に吊り下げられ、機枠3で連結
された駆動トロリー7及び従動トロリー8がガイドレー
ル2の水平湾曲経路部を走行できるように構成されてい
る。
【0009】前記機枠3の機枠本体15には、矩形枠状
の外枠16内に位置するように水平支持台4が昇降台枠
20を介して片持ち状に支持されている。水平支持台4
は、前記昇降台枠20に回転駆動手段21を介して前後
方向水平軸Xの周りに回転可能な垂直支持枠18の下端
に一体連設されていて、当該垂直支持枠18と共にL字
形支持枠19を形成している。そして、この水平支持台
4上に回転駆動手段22を介してターンテーブル5が垂
直軸Yの周りに回転可能に支持され、当該ターンテーブ
ル5上にエンジン支持用アタッチメント6が取り付けら
れている。
【0010】前記回転駆動手段21,22としては、電
動方式の他、エヤー駆動方式あるいは機械駆動方式を必
要に応じて適宜選択して採用できる。電動方式の場合に
はダイレクトドライブモーター、ACサーボモーター
(パルスモーターを含む)、ブレーキ付きギヤードモー
ターなどを使用でき、またエヤー駆動方式には例えばハ
イロータ方式のもの、機械駆動方式にはジェネバ方式を
含むガイドローラ方式のものを使用できる。
【0011】前記昇降台枠20は、機枠本体15に昇降
駆動機構23を介して昇降可能に支持されている。この
昇降駆動機構23は、機枠本体15の上部側に設けられ
た回転駆動手段24と、これによって回転駆動される垂
直に延びたボールねじ軸25と、前記昇降台枠20に取
り付けてあって、前記ボールねじ軸25に螺合され且つ
機枠本体15側に設けられたガイドロッド26により回
転不能に案内支持される昇降ブロック27とからなるも
ので、回転駆動手段24の駆動によるボールねじ軸25
の回転によって昇降台枠20が昇降し、したがって水平
支持台4が昇降することになる。この回転駆動手段24
としては、サーボモーター(パルスモーターを含む)や
インバーター制御方式によるブレーキ付きモーターなど
の電動式の駆動手段、あるいはブレーキ付きエヤーモー
ターなどのエヤー駆動式回転駆動手段を使用することが
できる。
【0012】以上の構成から成るエンジン組立用搬送装
置において、図1に示すように、水平支持台4上のター
ンテーブル5にエンジン本体のシリンダブロックCBを
エンジン支持用アタッチメント6及び所要のクランプ
(図示せず)により支持させた状態で、搬送用電車1を
ガイドレール2に沿って例えばヘッド組立ステーション
まで走行させ、そこで組立作業員が水平支持台4の左右
横方向の何れか一方側に立って、シリンダヘッドCHを
組み付けることができる。このとき、水平支持台4が床
面Fに近い低い位置にあるため、シリンダブロックCB
自体の高さが高くても、この床面Fからターンテーブル
5上に支持されたシリンダブロックCBの頂部までの高
さが低く、従ってシリンダヘッドCHの組み付け作業が
やり易くなる。
【0013】また、上記同様にターンテーブル5上に支
持させたシリンダブロックCBの所要側面部に例えばマ
ニホールドを組み付ける場合には、回転駆動手段22を
作動させ、シリンダブロックCBのマニホールド組み付
け箇所が作業員の近くにくるようにターンテーブル5を
垂直軸Yの周りに適当角度回転させて作業を行うことが
できる。このとき、作業員の足元近くに床面上走行の搬
送用電車が存在せず、作業員は、搬送用電車1から吊り
下げられた機枠3に支持された水平支持台4の真横で、
シリンダブロックCBに対し至近距離に位置することに
なるため、マニホールドの組み付け作業も非常にやり易
くなる。
【0014】一方、例えば、シリンダブロックCBが大
型でその高さが非常に高く、水平支持台3を図1に示す
ような使用状態ではシリンダヘッドCHの組み付けが困
難な場合には、回転駆動手段21により水平支持台3を
前後方向水平軸Xの周りに適当角度回転させてシリンダ
ブロックCBの頂部が適当な低い位置にくるように設定
すればよい。
【0015】以上、シリンダブロックCBへのシリンダ
ヘッドCHの組み付けについてのみ説明したが、例え
ば、シリンダブロックCBの底部にオイルパンOPを組
み付ける場合も、上記同様な操作を行うことができる。
即ち、オイルパンOPの組み付けにおいては、シリンダ
ブロックCBの頂部側を予めターンテーブル5上にアタ
ッチメント6で支持させておけばよい。
【0016】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
のエンジン組立用搬送装置によれば、組み立てるべきエ
ンジンを支持するターンテーブルを備えた水平支持台
は、ガイドレールに案内されて走行する搬送用電車から
吊り下げられた状態となる。このため、エンジンに対す
る作業位置が床面に対し十分に低くなると共に、組立作
業員は電車走行方向に対し水平支持台の真横で、即ちこ
の水平支持台上のエンジンに対し至近距離のところで作
業を行うことができる。したがって、作業性を著しく向
上させることができる。
【0017】また、水平支持台は機枠に対し水平軸周り
に回転可能であるため、例えば大型で丈の高いシリンダ
ブロックの上部にシリンダヘッドを組み付けるような場
合には、水平支持台を適宜回転させて、シリンダヘッド
組み付け位置を所要高さまで下げることよって、その組
み付け作業を低い位置で容易に行うことができる。
【0018】なお、請求項2に記載の構成によれば、作
業者の背丈や搭載エンジンにおける作業部位に応じてエ
ンジン支持用ターンテーブルの高さを調整することがで
き、作業性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のエンジン組立用搬送装置の正面図
である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 搬送用電車 2 ガイドレール 3 機枠 4 水平支持台 5 ターンテーブル 21 回転駆動手段 22 回転駆動手段 23 昇降駆動機構 X 前後方向水平軸 Y 垂直軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレールに沿って走行する搬送用電車
    から吊り下げられた機枠と、この機枠に電車走行方向と
    平行な水平軸の周りで回転可能に連結された水平支持台
    、当該水平支持台に垂直軸の周りで回転可能に支持さ
    れたエンジン支持用ターンテーブルとから成る、エンジ
    ン組立用搬送装置。
  2. 【請求項2】前記水平支持台が前記機枠に昇降可能に連
    結された、請求項1に記載のエンジン組立用搬送装置。
JP3237167A 1991-08-23 1991-08-23 エンジン組立用搬送装置 Expired - Fee Related JP2861529B2 (ja)

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