JP2859345B2 - シーン変化検出方法 - Google Patents

シーン変化検出方法

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JP2859345B2
JP2859345B2 JP2010305A JP1030590A JP2859345B2 JP 2859345 B2 JP2859345 B2 JP 2859345B2 JP 2010305 A JP2010305 A JP 2010305A JP 1030590 A JP1030590 A JP 1030590A JP 2859345 B2 JP2859345 B2 JP 2859345B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像編集等において、映像を自動的に区切
り、区切った単位をもとにした映像処理、映像の早見な
どを行うシーン変化検出処理方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、映像からシーン変化を検出する処理方法には、
隣接するフレーム間を画素毎に比較し、一定以上の数の
画素に関して変化が見られた場合を変化点とみなすシー
ン変化検出処理方法がある。(例えば、清水他、「映像
カット変化点検出器」、1988年テレビジョン学会全国大
会、9−4、1988)。
第3図は、前記した従来のシーン変化検出処理方法を
説明するためのブロック図である。第3図において、端
子10に入力されたビデオ信号はフレーム単位でアナログ
・デジタル変換(A/D変換部31)されて、フレームメモ
リ32に記憶され、さらに次の入力フレームの画信号と画
素毎に画素比較部33で比較され、結果としてフレーム間
での差分としての総画素数が得られる。得られた差分は
変化判断部34において、あらかじめ設定されている判断
しきい値35と比較され、しきい値を越えた場合には変化
有りとし、しきい値を越えない場合にはカット変化なし
として、端子19から判断結果が出力される。
また、他のシーン変化検出処理方法として、テレビ会
議のための画像の圧縮を行う際に、前記従来方式例と同
様の考えに基づくアルゴリズムによりシーンの変化点を
検出し、検出したフレームの画像を基準にシーン内の符
号化を行う方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記の従来のシーン変化検出処理方法
では、画素毎のフレーム間差分をもとにしているため、
例えば、映像中に登場する背景、物、人物等が変わらな
くても、それらの動きが激しいだけでフレーム間差分が
大きくなり、結果的にシーン変化として検出する。映像
編集等で必要なのは、動きが激しくても一連の映像であ
ればシーン変化としてとらえないことであるにもかかわ
らず、必要以上に頻繁にシーン変化点を検出してしまう
という問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的は、フレーム内に登場する物が大きく
変化したときのみシーン変化とみなし、単に動きが激し
いだけでは、シーン変化とみなさないシーン変化検出方
法を提供することにある。
本発明の他の目的は、映像の編集を行う場合等に、編
集のもととなる映像クリップを自動的に見つけることが
でき、映像の区分化や早見などに関して著しく作業効率
が向上することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明のシーン変化検出
方法は、入力した映像信号の各フレーム画像に対して、
フレーム内の各画素対応に輝度成分の抽出を行い、輝度
レベル毎の画素を表わすヒストグラムを当該フレームに
ついて求め、直前のフレームに対して求めた同ヒストグ
ラムとの差分の絶対値を輝度レベル毎にすべて求めた
後、その総和をあらかじめ定めるしきい値と比較し、し
きい値を越える場合にシーン変化有りと判定することを
最も主要な特徴とするものである。
〔作用〕
前述の手段によれば、一つの連続したシーン内で登場
するもので大きくかわり、輝度ヒストグラム分布に大き
く変化をもたらすときのみシーン変化として検出するた
め、シーン内に登場するものが大きくかわらない場合、
たとえ、それらの動きが激しくても不必要に細かくシー
ン検出をしない。
また、単に撮影のアングルが少し変わっただけの映像
不連続があっても登場する物が大きく変わらなければ一
つの連続したシーンとして扱うことができる。
これにより、映画の編集を行う場合等に、編集のもと
となる映像クリップを自動的に見つけることができ、映
像の区分化や早見などに関して著しく作業効率が向上す
ることができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
第1図は、本発明によるシーン変化検出方法の一実施
例を説明するための機能ブロック図、 第2図は、第1図の機能ブロックの動作アルゴリズム
を示すフローチャートである。
第1図において、10は入力画像信号が入力されるビデ
オ信号入力端子、11は入力信号を解析し輝度を判定する
輝度判定部、12は輝度判定部11からの出力により輝度レ
ベル毎のヒストグラムを作成するヒストグラム作成部、
13はヒストグラム作成部12の出力の切り換え部である。
14はヒストグラム作成部12の結果を記憶するヒストグラ
ム記憶部であり、隣接する2フレームに対して結果を記
憶するために2つある。15はヒストグラム記憶部14の2
つの結果を比較しその絶対値をとるヒストグラム差分・
絶対値演算部であり、16はヒストグラム差分・絶対値演
算部15の結果を総和するヒストグラム差分総和演算部で
ある。17はしきい値設定部18で与えられるしきい値(判
断しきい値)とヒストグラム差分総和演算部16の結果を
比較し、シーン変化有り・なしを判定するシーン変化判
断部である。19は処理結果を出力する出力端子である。
次に、本実施例のシーン変化検出方法を、第1図及び
第2図を用いて説明する。
ビデオ信号入力端子10に入力された画信号を、輝度判
定部11より一定時間間隔でサンプルし、輝度レベルを調
べ、例えばn段階の輝度で判定する(ステップ20)。次
に判定したレベルに対応するヒストグラム記憶部14内の
レジスタを加算する(ステップ21)。以上のステップ20
および21の処理を1フレーム分終了するまで行うことに
より、該フレームに対する輝度ヒストグラムが得られ
る。
ただし、2つのヒストグラム記憶部14は1フレーム処
理毎に切り換え部13により交互に切り換えて用いる。ス
テップ22においてステップ20および21の処理を当該フレ
ームに対して終了すると、ヒストグラム差分・絶対値演
算部15により、前フレームに対して既に求められて前記
2つのヒストグラム記憶部14内の他方のヒストグラム記
憶部に記憶されている結果と、当該フレームに対する結
果との差分を輝度レベルで分けられているヒストグラム
の区分毎に求めるとともに(ステップ23)、ステップ24
においてその絶対値を求める。ステップ23および24の処
理がすべてのヒストグラム区分に対して終了したことを
ステップ25において判定すると、ヒストグラム差分総和
演算部16によりヒストグラム差分・絶対値演算部15の出
力結果の総和を求め(ステップ26)、シーン変化判断部
17によりしきい値設定部18で与えられるしきい値(判断
しきい値)と比較し(ステップ27)、この設定しきい値
より小さい場合にシーン変化なし、しきい値以上の場合
をシーン変化有りと判断する(ステップ28)。シーン変
化判断部17の処理結果を出力端子19から出力し(ステッ
プ29)、ステップ20に戻って次のフレームの処理に移
る。
以上の説明からわかるように、本実施例によれば、一
つの連続したシーン内で登場するもので大きくかわり、
輝度ヒストグラム分布に大きく変化をもたらすときのみ
シーン変化として検出するため、シーン内に登場するも
のが大きくかわらない場合、たとえ、それらの動きが激
しくても不必要に細かくシーン検出をしない。また、単
に撮影のアングルが少し変わったただけの映像不連続が
あっても登場する物が大きく変わらなければ一つの連続
したシーンとして扱うことができる。
これにより、映画の編集を行う場合等に、編集のもと
となる映像クリップを自動的に見つけることができ、映
像の区分化や早見などに関して著しく作業効率を向上す
ることができる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕 以上、説明したように、本発明によるシーン変化検出
方法によれば、一つの連続したシーン内で登場するもの
で大きくかわり、輝度ヒストグラム分布に大きく変化を
もたらすときのみシーン変化として検出するため、シー
ン内に登場するものが大きくかわらない場合、たとえそ
れらの動きが激しくても不必要に細かくシーン検出をし
ない効果がある。また、単に撮影のアングルが少し変わ
ったただけの映像不連続があっても登場する物が大きく
変わらなければ一つの連続したシーンとして扱うことが
できる。従って、映画の編集を行う場合等に、編集のも
ととなる映像クリップを自動的に見つけることができ、
映像の区分化や早見などに関して著しく作業効率を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるシーン変化検出方法の一実施例
を説明するための機能ブロック図、 第2図は、第1図の機能ブロックの動作アルゴリズムを
示すフローチャート、 第3図は、従来のシーン変化検出方法による映像カット
点検出を説明するためのブロック図である。 図中、10……ビデオ信号入力端子、11……輝度判定部、
12……ヒストグラム作成部、13……ヒストグラム出力切
り換え部、14……ヒストグラム記憶部、15……ヒストグ
ラム差分・絶対値演算部、16……ヒストグラム差分総和
演算部、17……シーン変化判断部、18……しきい値設定
部、19……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 7/20 JOIS

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の映像信号を解析し、シーンが大きく
    変化するフレームを検出するシーン変化検出方法におい
    て、入力した映像信号の各フレーム画像に対して、フレ
    ーム内の各画素対応に輝度成分の抽出を行い、輝度レベ
    ル毎の画素数を表わすヒストグラムを当該フレームにつ
    いて求め、直前のフレームに対して求めた同ヒストグラ
    ムとの差分の絶対値を輝度レベル毎にすべて求めた後、
    その総和をあらかじめ定めるしきい値と比較し、しきい
    値を越える場合にシーン変化有りと判定することを特徴
    とするシーン変化検出方法。
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