JP2858722B2 - ロックアームの倒れ防止構造 - Google Patents

ロックアームの倒れ防止構造

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JP2858722B2
JP2858722B2 JP5258281A JP25828193A JP2858722B2 JP 2858722 B2 JP2858722 B2 JP 2858722B2 JP 5258281 A JP5258281 A JP 5258281A JP 25828193 A JP25828193 A JP 25828193A JP 2858722 B2 JP2858722 B2 JP 2858722B2
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徹 真壁
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーネスプロテクタや
電気接続箱等のロックアームの倒れを防止して相手側パ
ネル等にロックアームを確実に係合させることのできる
ロックアームの倒れ防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6〜7は実開昭61−22124号公
報等に記載された自動車用の電気接続箱における取付ロ
ック構造を示すものである。この構造は、合成樹脂製の
接続箱本体25の外側壁26に略矩形筒状のガイド壁部
27を一体に設け、該壁部27の内面27a側に可撓性
のロックアーム28を一体に突出形成し、該外側壁26
のガイド突部29と該ロックアーム28との間に車体パ
ネル側のブラケット30を差し込ませて、該ロックアー
ム28の係止突起31をブラケット30の係合孔32に
係合ロックさせるものである。
【0003】該係止突起31とブラケット30との係合
に際して該ロックアーム28は一旦内側に撓み、復元時
に係止突起31を係合孔32に係合させる。この構造は
電気接続箱33の他にも車体側へ取り付けるワイヤハー
ネスプロテクタ等にも適用される。
【0004】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、樹脂成形金型を用いて接続箱本体25と一体にロッ
クアーム28を形成させる際に、成形金型から取り出し
た製品25の冷却時においてロックアーム28がヒケや
ソリを生じて内側すなわちガイド壁部27の内面27a
側に倒れ変形する場合があり、その場合には係合孔32
に対する係止突起31の掛かり代が少なくなってロック
外れを起こしやすいという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、成形時のロックアームの内側への倒れ込みを防
止して電気接続箱やハーネスプロテクタ等の確実な係止
を行わせ得るロックアームの倒れ防止構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プロテクタ本体等の壁部に設けた可撓性
のロックアームに、該ロックアームと該壁部とを連結す
る薄肉の可撓リブないし薄肉部を有する可撓リブを設け
て成るロックアームの倒れ防止構造を採用する。
【0007】
【作用】金型によるロックアーム成形時に可撓リブがヒ
ケやソリによるロックアームの倒れ込みを防ぐ。可撓リ
ブはロックアームと一体に撓み、ロックアームは全長に
渡って撓み可能である。
【0008】
【実施例】図1〜3は、本発明に係るハーネスプロテク
タにおけるロックアームの倒れ防止構造の一実施例を示
すものである。この構造は、プロテクタ本体1の外壁部
2に略J字状のロックアーム3を一体に突出して設け、
該外壁部2に対し該ロックアーム3の両側に設けた一対
のガイド部4,4を取付パネル側のブラケット5に嵌め
込ませることにより、ロックアーム外壁面3aの係止突
起6を該ブラケット5の係合孔7に係合ロックさせる取
付ロック構造において、該ロックアーム3の両側部に該
プロテクタ本体1の外壁部2へ続く薄肉の可撓リブ8,
8を設けて、該可撓リブ8により金型成形時のヒケやソ
リによる該ロックアーム3の倒れ込みを防止したもので
ある。
【0009】該ロックアーム3の基部3b(図3)はプ
ロテクタ本体1の底壁2aから下方に突出し、U字状に
湾曲した底部3fを経て平板状のアーム主体部3cへ続
き、該アーム基部3bは厚肉の補強リブ9で底壁2aに
固定されている。前記薄肉の可撓リブ8は、アーム主体
部3cの下部側の内壁面3dと、プロテクタ本体1の外
側壁2b及びアーム基部内壁面3eとを連結している。
【0010】該可撓リブ8の厚さT1 はロックアーム3
の肉厚T2 よりもかなり薄く、一例として0.5 mm程度に
設定される。また可撓リブ8の高さHはアーム底部3f
からほぼ係止突起6の下向き傾斜面6aの立ち上げ基点
6bまで設定される。該可撓リブ8の上端8aはアーム
底部側に湾曲したアーチ状に形成される。そして該可撓
リブ8はロックアーム3の撓み動作に伴って内向き(矢
印イ方向)に可撓であり、該ロックアーム3は底部3f
を支点として撓み且つ復元可能である。従ってロックア
ーム3の全長L(図2)を有効に用いた大きな撓み量が
確保される。
【0011】そしてパネルへの係合状態においては、ロ
ックアーム3の倒れがないから図3の如くガイド部4に
パネルブラケット5が嵌合した状態において係止突起6
がブラケット5の係合孔7に大きな掛かり代をもって確
実に係合する。
【0012】図4に示す如く該ガイド部4は下部開口1
0を有する箱状に形成され、ロックアーム3に隣接する
内側壁11にブラケット導入スリット12を有する。ま
たプロテクタ本体1(図3)内にはワイヤハーネス13
が挿通され、該本体1にはヒンジ14(図1)を介して
蓋部15が回動閉止される。該蓋部15はロック爪16
を本体1側の係合枠17に挿入係止させる。
【0013】図5は、本発明に係るロックアームの倒れ
防止構造の他の実施例を示すものである。この構造は、
前例の薄肉の可撓リブ8に代えてロックアーム18に設
けた厚肉のリブ19の中央に縦溝20を形成し、該縦溝
20の底側のリブ薄肉部21によりアーム撓み方向の可
撓性を持たせたものである。
【0014】上記二例の可撓リブ8,19の別の効果と
して、図5の如くロックアーム18に電線22が引っ掛
かった場合にロックアーム18が電線引張方向(矢印ロ
方向)に大きく撓むのが阻止され、それによりロックア
ーム18の破損が防止されることも挙げられる。
【0015】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、可撓リ
ブが成形直後のヒケやソリ等によるロックアームの倒れ
を防止するから、取付側との確実な係止ロックが行われ
る。また、該可撓リブはロックアームと一体に撓むか
ら、該ロックアームは全長に渡って撓み可能であり、リ
ブがない時と同様に大きなストロークでスムーズにロッ
クを行える。さらに、万一ロックアームに電線が引っ掛
かっても、該可撓リブが電線引張方向(外方向)へのロ
ックアームの撓みを阻止し、それによりロックアームの
破損が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロックアームの倒れ防止構造の一
実施例を示す平面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】ロックアームの倒れ防止構造の他の実施例を示
す斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【図7】同じく嵌合状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 プロテクタ本体 2 外壁部 3 ロックアーム 8 可撓リブ 21 薄肉部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/00 - 3/04 F16B 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロテクタ本体等の壁部に設けた可撓性
    のロックアームに、該ロックアームと該壁部とを連結す
    る薄肉の可撓リブないし薄肉部を有する可撓リブを設け
    て成ることを特徴とするロックアームの倒れ防止構造。
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JP4511456B2 (ja) * 2005-12-27 2010-07-28 日信工業株式会社 グロメット
JP7146836B2 (ja) * 2020-03-31 2022-10-04 矢崎総業株式会社 プロテクタ、及びプロテクタへのコネクタ固定構造

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