JP2858458B2 - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

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JP2858458B2
JP2858458B2 JP62124732A JP12473287A JP2858458B2 JP 2858458 B2 JP2858458 B2 JP 2858458B2 JP 62124732 A JP62124732 A JP 62124732A JP 12473287 A JP12473287 A JP 12473287A JP 2858458 B2 JP2858458 B2 JP 2858458B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内視鏡等で撮像した複数種類の画像情報を記
録し、且つ所望とする種類の画像情報を再生することの
できる画像記録再生装置に関する。 [従来の技術] 近年、細長の挿入部を体腔内に挿入することによっ
て、体腔内の患部等を観察したりすることのできる内視
鏡が広く用いられるようになった。 また、最近イメージガイドを用いることなく、対物レ
ンズの焦点面に固体撮像素子を配設してこの固体撮像素
子により光学像を光電変換して信号ケーブルによって後
方に伝送し、信号処理することによってモニタに内視鏡
画像を表示したり、VTR等の記録装置によって画像情報
を記録及び再生し易くした電子式の内視鏡(電子内視鏡
又は電子スコープとも呼ぶ。)が実用化された。 また、イメージガイドを用いた内視鏡(ファイバスコ
ープと呼ぶ。)の接眼部にテレビカメラを装着して電子
スコープと同様に画像の記録及び再生等を簡単に行うこ
とができるようにしたものがある。 ところで、例えば実開昭59−106273号公報に開示され
ている従来例では、複数のビデオカメラの映像信号を同
一テープに記録し、再生時には切換スイッチにて特定の
カメラにて記録した映像のみを再生可能としていた。 [発明が解決しようとする問題点] 従来技術においては、再生時に特定のカメラの画像の
み再生するので他のカメラの信号が記録されている場所
においては、画像が表示されず、ちらつきのある見ずら
い画像になるだけでなく、電子内視鏡の記録装置として
利用する場合、種々の演算処理を行う際に表示画像の種
類が確認できない。 また、切換えタイミングを再生時のためにVTR内のメ
モリに記憶しているため、テープを換えた時には、この
換えたテープに対して切換えタイミングを検出できず、
正しく再生を行うことができなくなる。 また、2つの画像を比較したい場合次の画像が再生さ
れるまでは比較が不可能である。 本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、観
察画像による診断を迅速に行い得る画像記録再生装置を
提供することを目的とする。 [問題点を解決する手段及び作用] 上記の目的を達成するために本発明の画像記録再生装
置は、複数種類の照明光下で撮影手段によって撮像され
た被撮像体の画像情報を順次記録する記録手段と、前記
記録手段に前記画像情報を記録する際に、同一の種類の
照明光下で撮像された画像情報であるか否かを判別する
ための判別情報を前記画像情報に対応させて前記記録手
段に記録させる判別信号記録手段と、前記記録手段に記
録されている前記画像情報を再生する場合に、前記記録
手段に記録された前記判別情報から前記画像情報の再生
の有無を検出する判別信号検出手段と、前記判別信号検
出手段による検出結果に基づいて、前記記録手段に記録
されている前記画像情報のうちから、選択された同一の
種類の照明光下で撮像された画像情報のみを再生する再
生手段と、を具備したことを特徴とする。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は第1実施例の構成図、第2図は第1実施例を備え
た内視鏡装置の構成図、第3図は回転フィルタの正面
図、第4図は第1実施例の動作説明図である。 第2図に示すように第1実施例を備えた内視鏡装置1
は、電子内視鏡2と、この電子内視鏡2の後端側が接続
され、体内用光源部3及び信号処理部4とを内蔵すると
共に、体外用光源部5を設けた内視鏡制御装置6と、こ
の(内視鏡)制御装置6から出力される映像信号が入力
され、2種類以上の映像信号を記録可能で、且つ所望と
する側の映像信号を再生したりする画像記録再生装置7
と、この画像記録再生装置7から出力される映像信号を
表示するモニタ8とからなる。 上記電子内視鏡2は、生体9内に挿入できるように細
長の挿入部を有し、この挿入部内には照明光を伝送して
先端面から出射するライトガイド11が挿通されている。
このライトガイド11の手元側の入射端面には体内用光源
部3から体内照明用の光が供給される。 この体内用光源部3は、電源部12aからランプ13aに電
力を供給して、このランプ13aを発光させ、このランプ1
3aの白色照明光はモータ14aによって回転駆動される回
転フィルタ15aを経て赤,緑,青の色順次照明光にされ
た後ライトガイド11の入射端面に集光照射される。 上記回転フィルタ15aは、第3図に示すように遮光性
の円板の周方向の3箇所に扇状の開口を設けて赤透過フ
ィルタ17R、緑透過フィルタ17G、青透過フィルタ17Bを
取付けてある。しかして隣接する赤(R)透過フィルタ
(以下、Rフィルタと略記する。他のフィルタについて
も同様。)17RとGフィルタ17G,Gフィルタ17GとBフィ
ルタ17B,Bフィルタ17BとRフィルタ17Rとの間にはそれ
ぞれ遮光部18,19,20が形成されている。これら色フィル
タ17R,17G,17Bを通すことによって、ライトガイド11の
入射端面には赤,緑,青の照明光が供給され、この照明
光はライトガイド11で伝送され、先端面から生体内を
赤,緑,青で順次照明する。 上記各遮光部18,19,20で遮光された期間の中央に同期
して、体外用光源部5も電源部12bから供給される電力
で発光するランプ13bの白色光がモータ14bで回転される
回転フィルタ15bを介して赤,緑,青で順次照明するよ
うにしてある。 つまり、両光源部3,5は回転駆動される両回転フィル
タ15a,15bにおいて一方が遮光期間になると、その遮光
期間の中央で他方が照明期間となり、その後この他方が
遮光期間になると、一方が照明期間になるようにして交
互に照明できるようにしてある。 上記体内照明及び体外照明された生体9による反射光
及び透過光は、対物レンズ24により固体撮像素子として
の電荷結合素子(CCDと記す。)25の撮像面に像を結
ぶ。このCCD25は、その撮像面に結ばれた光学像を光電
変換する。しかしてCCDドライバ26からCCDドライブ信号
が印加されることによって、CCD25は光電変換された画
像信号を出力する。このCCD25から出力された信号は選
択回路27を経て第1及び第2メモリ28,29に記憶され
る。 上記CCDドライバ26には、システム全体のタイミング
信号を発生する同期信号発生回路31からCCDドライブ信
号を出力するタイミングを決定する制御信号が印加され
る。この同期信号発生回路31はモータ14a,14bにモータ
ドライブ信号をそれぞれ印加するモータドライバ32a,32
bに対し、モータ14a,14bを回転するタイミングを決定す
る制御信号を印加する。しかして、モータ14a,14bはこ
の制御信号に同期して回転する。 ところで、CCD25は遮光期間になると同時に撮像部
(イメージエリア)の電荷信号は転送部に移され、転送
部に移された信号は読み出され、選択回路27を経て第1
メモリ28又は第2メモリ29に記憶される。 例えば体内用照明光におけるR照明のもとでCCD25で
撮像された信号は、このR照明期間電荷として蓄積され
る。しかして、このR照明期間が終了して遮光期間にな
ると、転送部に転送されその後CCD25は体外用照明光に
おける(例えば)R照明となるが、この期間に転送部に
移された信号はCCD25から読出される。このCCD25から読
み出された信号は、図示しないA/Dコンバータを介して
3フレーム分の記憶容量を有する第1メモリ28内のフレ
ームメモリの1つに記憶される。しかして、上記体外用
照明光におけるR照明の際に、撮像された信号はこのR
照明期間が終わると同時に転送部に移され、転送部から
読み出されて選択回路27を経て3フレーム分のメモリ容
量を有する第2メモリ29内のフレームメモリの1つに記
憶される。つまり選択回路27は、体内用R照明、体外用
R照明、…に同期して交互に第1メモリ28及び第2メモ
リ29とオンするよう同期信号発生回路31の制御信号で切
換えられる。しかして、上記第1メモリ28及び第2メモ
リ29に記憶された画像信号は、それぞれのメモリ28又は
29の3フレーム分の周期で、読出され図示しないD/Aコ
ンバータとスイッチ33を経てプロセス回路34に入力さ
れ、映像信号にされて第1実施例の画像記録再生装置7
に入力される。 尚、上記メモリ28,29からそれぞれ3フレーム分の周
期で読み出すことは、同期信号発生回路31の制御信号に
基づいて動作するコントロール回路35の制御のもとで行
われる。またこのコントロール回路35はスイッチ33の切
換えも制御し、3フレーム分づつプロセス回路34側に出
力させる。さらにこのコントロール回路35は、両メモリ
28,29のいずれが読み出されているか、映像信号の種類
に対応する判別信号を画像記録再生装置7側に出力す
る。 ところで、第1図に示すように上記画像記録再生回路
7は、入力される映像信号をVTR41で記録する。またこ
のVTR41に記録される映像信号の種類に対応した判別信
号は判別信号記録回路42によりVTR41の垂直ブランキン
グ期間に、VTR41に書き込まれる。従って、再生モード
の場合、ブランキング期間の判別信号を読み取ることに
よってこの期間に引き続いて記録されている映像信号の
種類を検知することができるようにしてある。このVTR4
1に記憶された映像信号が再生される再生モードの場
合、表示を希望する側の選択信号に応じてVTR41の垂直
ブランキング期間に書き込まれた判別信号がいずれのモ
ードの映像信号であるかが判別信号検出回路43で検出さ
れる。 上記VTR41から出力される映像信号は第4図(a)に
示すようにVTR41に記録された2つのモードA,Bの映像信
号(例えばモードAが体内照明のもとで撮像したもの、
モードBが体外照明のもとで撮像したもの)が3フレー
ム分づつ交互に変化する。しかして、判別信号として例
えばモードAが“H"、モードBが“L"となる判別信号が
書き込まれているため、これを検出すると第4図(b)
に示すようにモードAでは“H"、モードBでは“L"とな
る信号として検出される。このVTR41の映像信号はメモ
リ44を経て画像合成回路45に入力される。 上記メモリ44は判別信号検出回路43で検出した判別信
号を画像選択回路45に送り、この画像選択回路45に(モ
ード選択ボタン等の操作により)表示が選択されたモー
ドの選択信号と一致するか否かを判別して、この判別に
応じてメモリ44の動作を制御する。 つまり、表示が選択されたモード(例えばモードAと
する)と一致する場合には、VTR41から出力される映像
信号に対し、それ以前の内容を更新して、新しい映像信
号を記憶し、この記憶した映像を画像合成回路46側に出
力する。しかして、VTR41から選択されない側のモード
(例えばモードB)の映像信号が出力される期間ではメ
モリリフレッシュを行わないで、メモリ44に記憶されて
いる選択されたモードの映像信号を画像合成回路45側に
出力させる。この画像合成回路45は、メモリ44の画像と
画像選択回路45から出力される画像の種類を表わすキャ
ラクタ等とを合成して出力し、モニタ8で合成画像とし
て表示する。 このように構成された第1実施例の作用を以下に説明
する。 第2図に示すように体内照明モードと体外照明モード
とを例えば面順次式に行ない、これら面順次式の照明の
もとで撮像した信号はそれぞれのモードに応じてメモリ
28,29に記憶される。しかして、これらメモリ28,29に例
えば3フレーム分づつ記憶された映像信号情報はプロセ
ス回路34を経て映像信号にされて両モードA,Bの映像信
号が3フレーム周期で画像記録再生装置7を構成するVT
R41に入力され記憶される。この場合各モードを表わす
識別用の判別信号が判別信号記録回路42によって、映像
信号に先行する位置の垂直ブランキング期間部分に書き
込む。 しかして、VTR41を再生した場合、このVTR41からは第
4図(a)に示すようにモードA,Bの映像信号が3フレ
ーム分づつ出力され、メモリ44に入力されると共に映像
信号に先行する垂直ブランキング期間部分の判別信号が
判別信号検出回路43により検出され、画像選択回路45に
検出信号を送り、その判別信号が操作者が表示を選択し
た選択信号に一致する場合(例えばモードAが選択され
た場合)には以前の内容(つまりモードBの画像情報を
記録したもの)を消して新しい映像信号を記憶し、一致
しない場合(つまりモードBの画像情報が入力される場
合)にはメモリリフレッシュを行わないでその以前の
(モードAの)記憶内容を保持して画像合成回路46側に
出力する。従って、表示を希望しないモードの映像信号
がVTR41から出力されても、その期間にはメモリ44に保
持した映像を再生するためとぎれることなく表示を希望
するモード側を連続的に表示できる。 このように作用する第1実施例によれば異った画像情
報を1台の画像記録再生装置7によって記録可能で、且
つ再生時には所望とする方の映像をとぎれることなく表
示できると共に、その表示された画像の種類も表示され
る。 第5図は本発明の第2実施例を示す。 この第2実施例では通常画像と特殊画像とが入力され
るようになっている。 上記通常画像としては第6図(a)に示すようにR,G,
Bによる一般的な可視光域で照明したもとで撮像したも
のが入力される。 また特殊画像としては、第6図(b)に示すように紫
外光域で撮像した画像、同図(c)に示すように赤外光
域で撮像した画像、同図(d)に示すように特定の赤外
域IR1,IR2,IR3での画像、同図(e)に示すように紫外
〜赤外域のうちの特定波長帯を使用したものよる(特
殊)画像、または内視鏡における体外照明による画像と
か、体内照明及び体外照明とのミックスによる画像の様
な特殊観察する(特殊)画像が入力される。 上記通常画像と特殊画像の2種類の画像信号が入力さ
れるが、特殊画像の情報は観察目的とか観察部位によ
り、演算処理切換え回路52によって、演算処理が選択さ
れ、この選択された演算処理が演算処理回路53で行われ
スイッチ回路54を経てVTR又は光ディスクを用いた光フ
ァイル装置等の記録装置55に入力される。 上記スイッチ回路54では、通常画像と演算処理回路53
により処理された特殊画像との2種類のうち、一方をタ
イミング発生回路56から発生されたタイミング信号で選
択し、記録装置55に記録する。タイミング発生回路56で
発生するタイミング信号は、1フィールド毎、1フレー
ム毎、数フレーム毎又は観察条件が変化する毎に切換え
るものとする。 上記タイミング発生回路56によるスイッチ回路54の切
換えと同時に、記録装置55には判別信号記録回路57によ
り、判別信号が垂直ブランキング期間又は音声信号領域
に記録される。 しかして、記録装置55が再生モードになると、記録装
置55の垂直ブランキング期間の判別信号は判別信号検出
回路58により検出され、検出された信号に応じてスイッ
チ回路59を切換え、第1メモリ61又は第2メモリ62に記
録する。この場合、通常画像は第1メモリ61にメモリさ
れ、演算処理された画像は第2メモリ62に記録される。 これらメモリ61,62の画像はスイッチ回路63で選択さ
れた方が、画像合成回路64に入力される。このスイッチ
回路63は、観察者が観察目的等に応じて選択した選択信
号により切換が制御される。 上記判別信号検出回路58により検出された判別信号
と、スイッチ回路63が両メモリ61,62のいずれを選択し
ているかの信号は表示信号発生回路65に入力され、この
表示信号発生回路65はTVモニタ上に通常画像又は演算処
理の種類の表示を行なうための信号を発生する。 上記スイッチ回路63を経たメモリ61又は62の画像と表
示信号発生回路65の種類を表示するキャラクタ信号は、
画像合成回路64で合成され、TVモニタで表示される。 この第2実施例によれば、記録した画像の再生時に、
記録装置55に記録した判別信号を判別信号検出回路58で
検出し、スイッチ回路59を経て通常画像は第1メモリ61
に、特殊画像は第2メモリ62に記録される。 第1メモリ61と第2メモリ62はスイッチ回路59によ
り、新しい画像が入力される都度、書き変えられてい
く。スイッチ回路63は観察者が必要とする画像を第1メ
モリ61又は第2メモリ62から選択し、画像合成回路64に
信号を送る。画像合成回路64はこの送られた信号と表示
信号発生回路65の信号とを合成し、観察者の観察してい
る画像がどの種類の画像なのかを表示する。 この第2実施例の効果は次のようになる。 通常の画像と、画像処理された画像との2種類の画像
が1台の記録装置に記録されるのみでなく、再生時には
通常観察による画像と処理された画像の比較が自然な動
きにて行えるため、病変部の微細な変化も検出可能とな
り、病変の検出能力を向上できる。 尚、特殊画像は1種のみでなくスイッチ部分の入力、
出力数を増加させ、メモリを追加することにより、通常
画像と特殊画像が数種類記録可能である。 また、記録装置の再生時のみスイッチ回路59以降の回
路を使用するのではなく、記録と同時に観察することに
より、各種の演算処理中観察部位に最適なる演算処理を
選択することが可能となる。 第7図は本発明の第3実施例を示す。 この第3実施例は上記第2実施例と主な相違点はスイ
ッチ回路63の代りに比率可変回路71を設けてある。 通常画像を記録する第1メモリ61と特殊画像を記録す
る第2メモリ62からの画像情報は観察者が選択設定でき
る比率設定信号に応じて比率可変回路71により可変す
る。この比率可変回路71にて任意の比率に固定した値の
表示信号は表示信号発生回路58によって発生される。 この第3実施例は第1メモリ61に記録された通常画像
と第2メモリ62に記録された特殊画像を比率可変回路71
にて比率設定信号に従い、任意の比率に固定する。 一方、固定した比率は表示信号発生回路58により表示
信号として画像合成回路64に入力され、第1メモリ61と
第2メモリ62及びその比率が画面合成され、TVモニタに
出力される。 このように作用する第3実施例によれば、通常画像に
て観察時に同一部位における画像処理された特殊画像と
の比較が可能となり、電子内視鏡に応用した場合、通常
観察により病変の疑いのある部位について特殊画像と同
一部位についてミックスすることにより同一部位の比較
が行なえ、病変の検出能力及び浸潤範囲が確認可能とな
り、診断能力が上昇する。 尚、第2実施例と同様にメモリ数、スイッチ回路の入
出力数及び比率可変回路71の入出力数の変更により、2
種以上の処理画像が比較検討可能になる。 以上の第1〜第3実施例を内視鏡に応用した場合、通
常画像として可視光を体腔内にて落射照明して得るカラ
ー画像をもちい、特殊画像として体外から可視域ないし
赤外域の光を含む光源にて照明し、体腔内にて観察し赤
外域の透過画像を得る通常画像にて粘膜表面の凹凸とか
色調差から粘膜上層における病変の検出及び記録を行な
い、特殊画像の赤外透過画像にて粘膜下の血管走行及び
病変の浸潤範囲の検出及び記録が可能となる。従って、
従来粘膜表面のみの情報にて病変の検出及び経過観察を
行なっていたが、本発明により同部位の粘膜表面と深部
の情報が得られるため、表面と深部の比較により病変の
立体的構成種類及び進行状況の把握が可能となる。 また、特殊画像としては体外からの赤外透過画像の他
に体内にて赤外光を落射照明した画像、紫外域の光で照
明した画像を使用しても良い。 第8図は特殊画像として体外照射による透過画像を得
る内視鏡装置部分を示す。 体内照明側は、ランプ電源82による電力をランプ83に
供給して発光させ、モータ84で回転される回転フィルタ
85を通して電子スコープ86のライトガイド87の入射端面
に照射する。 上記ランプ83は、システム全体の同期信号を発生する
同期信号発生回路88から、電源82に印加される同期信号
によって、第9図(a)に示すように1フレームごとに
ON,OFFが繰り返される。 上記回転フィルタ85にはR,G,Bフィルタが設けてあ
り、この回転フィルタ85を通した照明光は第9図(b)
に示すように時系列的にR,G,Bの順にライトガイド87に
入射し、このライトガイド87の先端面から生体89内壁表
面に照射し、この反射光が対物レンズ91によりCCD92の
撮像面に結像される。 このCCD92は同期信号と同期したドライブ信号を出力
するCCDドライバ93からのドライブ信号が印加されるこ
とによって出力し、プリアンプ94で増幅された後、プロ
セス回路95を経て通常のカラー画像として映像信号とし
て出力される。尚、モータ84は、モータドライバ96によ
り同期信号同期して回転駆動される。 ところで、同期信号発生回路88の同期信号で制御する
等して、ランプ83がOFFになる期間には、第9図(c)
に示すように体外ストロボ97がONし、体外照明による透
過画像が特殊画像としてCCD92で撮像される。 つまり、1フレーム毎にランプ83がON,OFFし、これと
同期して逆相ストロボ97がOFF,ONすることにより1フレ
ーム毎に通常画像と、体外からの透過による特殊画像が
映像信号として出力される。 上記ランプ83のON,OFFの信号を選択信号として入力す
ることにより、特殊画像(透過画像)と通常画像の記録
が可能になる。尚、R,G,Bによる照明でなく、白色照明
による同時式において、ランプ83をON,OFFすることでも
可能である。またランプ83をON,OFFする他に、遮光板を
光路内にON,OFFさせても良い。 また、電子スコープの先端の撮像素子にシャッタ手段
を設け、切換え信号に応じ1フレーム毎に、R,G,Bの光
が入射されている時に、露光を行うとか、または他の組
み合わせで露光を行うかを切換えても良い。 上記第8図に示す装置を用いると、通常のカラー画像
と透過画像による粘膜下の血管走行、紫外光による蛍光
画像又は粘膜のごく表面の凹凸の画像等の特殊画像を短
時間に得ることにより、同部位の比較が可能となる。 第10図は体内照明により、通常画像と特殊画像を得る
内視鏡装置を示す。 この装置は第8図において体外のストロボ96を設けて
ない。また回転フィルタ85の代りに、第11図(a)に示
すようにR,G,Bフィルタと、このR,G,Bフィルタの間に複
数の赤外域、例えばIR1,IR2,IR3フィルタ及び複数の紫
外域、例えばUV1,UV2,UV3フィルタが設けた回転フィル
タ85′にしてある。これらフィルタの波長に対する透過
特性を第11図(b)に示す。 ところで、この装置においては、同期回路98からモー
タドライバ96にモータ84を一定速度(1フレームに1
回)回転させるように、第12図(a)に示すFGパルスを
出力する。この1フレーム期間内に、ランプ83により発
光された紫外域〜赤外域に渡る光が、時系列的に入射さ
れるようになる。 例えばR,G,Bフィルタが光路中にあるタイミングで発
光させると、第12図(b)に示すようにR,G,B照明とな
り通常のカラー画像が得られることになる。この場合R,
G,B照明を1フレーム間隔で間欠的に行い、このR,G,B照
明が欠となる間隔で、IR1,IR2,IR3フィルタが光路中に
介装されるタイミングに発光させると、第12図(c)に
示すような赤外域での特殊画像としてのカラー画像を得
ることになる。 尚、同様にUV1,UV2,UV3フィルタが光路中に介装され
るタイミングで発光させると、紫外域でのカラー画像を
得ることができ、他の組合わせでも良い。 上記R,G,Bの通常画像がプロセス回路95を経て出力さ
れるフレーム期間と、IR1,IR2,IR3の特殊画像が出力さ
れるフレーム期間に対しては、第12図(d)に示すよう
に切換え回路99を経て例えば通常画像の場合が“H"、特
殊画像の場合が“L"となる選択信号として出力される。 このように通常のカラー画像と特殊画像として可視光
域、赤外光域、紫外光域の組合わせた画像を使用し、切
換え回路99にて同期回路98に同期して必要とするフィル
タがランプ83の前面に来た時にランプ83をその組合わせ
に応じた発光信号を電源82に入力し、ランプ83を発光さ
せる。また、選択信号としてR,G,Bの組合わせ時に通常
の選択信号を出力し、その他の組合わせ時には特殊の選
択信号を出力する。 尚、ランプ83の発光をON,OFFさせる代りに、遮光板を
光路内にON,OFFさせても良い。 また、電子スコープの先端の撮像素子にシャッタ手段
を設け、切換え信号に応じ1フレーム毎にR,G,Bの光が
入射されている時に、露光を行うとか、または他の組み
合わせで露光を行うかを切換えても良い。 尚、第1実施例においては入力映像信号がモードAと
モードBで3フレーム分ごとに切換えているがモードA
については1フレームでRGB色信号が同時に入力される
ように、異るモード(種類)で入力される映像信号の周
期が異るようにしても良い。また、モードBとして回転
フィルタを用いないで、白色光又は単一波長光で1フレ
ーム期間照明したものを撮像するようにして、モードA,
Bいずれも1フレーム周期で映像信号を出力するものに
しても良い。 [発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、判別情報から画像
情報の再生の有無を検出する判別信号検出手段からの検
出結果に基づいて、記録手段に記録されている画像情報
を再生する再生手段により所望の観察画像のみを再生し
て不要な観察画像を再生しないので、観察画像による診
断を迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の構成図、第2図は第1実施例を備えた
内視鏡装置の構成図、第3図は回転フィルタの正面図、
第4図は第1実施例の動作説明図、第5図は本発明の第
2実施例の構成図、第6図は第2実施例に入力される画
像の波長帯域を示す説明図、第7図は本発明の第3実施
例の構成図、第8図は本発明に係る内視鏡装置の構成
図、第9図は第8図の動作説明図、第10図は本発明に係
る内視鏡装置の他の構成図、第11図(a)は第10図の内
視鏡装置に用いられる回転フィルタの正面図、第11図
(b)は回転フィルタの透過特性を示す特性図、第12図
は第10図の内視鏡装置の動作説明図である。 1……内視鏡装置、2……電子内視鏡 3……体内用光源部、5……体外用光源部 6……制御装置、7……画像記録再生装置 8……モニタ、41……VTR 42……判別信号記録回路 43……判別信号検出回路 44……メモリ、45……画像選択回路 46……画像合成回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数種類の照明光下で撮影手段によって撮像された
    被撮像体の画像情報を順次記録する記録手段と、前記記
    録手段に前記画像情報を記録する際に、同一の種類の照
    明光下で撮像された画像情報であるか否かを判別するた
    めの判別情報を前記画像情報に対応させて前記記録手段
    に記録させる判別信号記録手段と、前記記録手段に記録
    されている前記画像情報を再生する場合に、前記記録手
    段に記録された前記判別情報から前記画像情報の再生の
    有無を検出する判別信号検出手段と、前記判別信号検出
    手段による検出結果に基づいて、前記記録手段に記録さ
    れている前記画像情報のうちから、選択された同一の種
    類の照明光下で撮像された画像情報のみを再生する再生
    手段と、を具備したことを特徴とする画像記録再生装
    置。
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