JP2858218B2 - 高圧受電設備 - Google Patents

高圧受電設備

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JP2858218B2
JP2858218B2 JP6225438A JP22543894A JP2858218B2 JP 2858218 B2 JP2858218 B2 JP 2858218B2 JP 6225438 A JP6225438 A JP 6225438A JP 22543894 A JP22543894 A JP 22543894A JP 2858218 B2 JP2858218 B2 JP 2858218B2
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健七郎 三島
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和秋 岡
考士 勝田
友弘 藤井
弘幸 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧受電設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高圧受電設備の一例について図2
4,図25、図26により説明する。
【0003】箱体1には、前面、背面、両側面に夫々扉
2が縦軸蝶番によって開閉できるように取り付けてあ
る。そして図25に上面略図として示すように、各扉2
を開くと、その全体面積mは、箱体1内の面積nより遙
かに大きな面積となり、図においてA,B,C,Dで囲
った面積が、高圧受電設備の占有使用面積として必要と
なる。
【0004】また、箱体1内には図26に示すように、
三相電力回路用変圧器3と単相電灯などの単相電力回路
用変圧器4が併設して設置してある。そしてそれぞれの
変圧器の高圧端子は高圧用絶縁線5によって箱体1内
の高圧負荷開閉器6に配線接続され、低圧端子は箱体
1内にある配線用遮断器7に低圧用絶縁線8によって接
続されている。9は計器用変成器の設置空間を示し、図
示しないが高圧コンデンサも箱体1内に装着されてい
る。
【0005】また、図示していないが避雷器を装備する
設備にあっては、箱体1内の空間に避雷器の取付架体を
設けて避雷器を保持させ、避雷器と高圧負荷開閉器6と
を配線接続している構造のものが多く、避雷器を装着す
るために箱体1内に大きな線接続している構造のもの
が多く、避雷器を装着するために箱体1内に大きな空間
を必要としていた。
【0006】さらに、図27、図28は従来の波形ケー
スを使った変圧器を示す図である。図において、101
は変圧器中身を収納した波形ケース、106は波形ケー
ス101のカバー、111は出力側の低圧端子、112
は入力側の高圧端子である。従来、変圧器の波形ケース
101は、中身で発生する熱を外部に効果的に放熱させ
るためと製作をより効率的に行うために、波形ケース1
01側面の外周部にほぼ均等に、又は前後対称に波形部
を形成した構造となっている。また変圧器のカバー10
6は、フラットな金属板の締め付けによる変形に耐える
ために4辺の縁を直角下方に折り返された構造となって
いる。更に端子の配置は、カバー106の上面の後部に
高圧端子112を、前部に低圧端子111を配置させる
か、ケース101側面の前後に高圧端子112と低圧端
子111とを対向して配置している。
【0007】図27においては、ケース101の波形部
103は前後左右に配置されているため、当該ケース1
01内に収納されている中身で発生した熱は前後左右方
向にほぼケース101の表面積に比例して均等に放熱さ
れる。また、図28においては、ケース101の波形部
103は前後に配置されているため、当該ケース101
内に収納されている中身で発生した熱は前後方向を主体
に放熱されるため、少なくともケース101の前面側は
波形部103の表面積に相当した熱が放熱されることに
なる。
【0008】また、図26において、前記変圧器3,4
からの熱は側面の前後左右または前後方向を主体に放熱
されるため、高圧負荷開閉器6、配線用遮断器7などの
他からの熱の影響を受けて性能が低下するような機器類
は前記変圧器3,4から離して配置される。更に変圧器
3,4から放熱された熱が当該高圧受電設備の箱体1内
全体に放散し、箱体1内の空間部の温度を上昇させるた
め、箱体1は内部温度上昇を抑制するための表面積を必
要とし、空間部が大きくなる。同時に高圧負荷開閉器6
と変圧器の高圧側端子112を接続する高圧用絶縁線
5、および変圧器の低圧側端子111と配線用遮断器7
を接続する低圧用絶縁線8の長さが長くなる。
【0009】そして一般に、配電用変圧器は高圧受電設
に収納されて使用されることが多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
高圧受電設備の箱体1内には高圧用絶縁線5と低圧用絶
縁線8が混在して配線されているが、これは箱体1内に
おいて高圧回路機器と低圧回路機器とが区分されないで
混在していることに大きな原因がある
【0011】従って、高圧回路に雷サージの侵入等によ
って、異常電圧が発生した場合に、高圧回路に発孤現象
や、絶縁障害を起こすことがあった。その際近接して配
置されている配線用遮断器7や、低圧回路を構成する回
路部に、高圧回路の発弧や絶縁障害による影響が波及
し、高・低圧回路の混触事故を起こす危険があった。ま
た設備の保守や点検の作業においても、高圧回路と低圧
回路が近接しているため、高圧回路に誤って接近して感
電する等人身事故になることがあった
【0012】また、高圧受電設備の箱体には、縦軸蝶番
による開閉扉が、前背面、両側面にそれぞれ保守点検、
設置などの必要上から設けられていて高圧受電設備の占
有面積が大きいという問題点があった。
【0013】さらに、高圧受電設備内の上記の従来の変
圧器では高圧受電設備の箱体1に収納されると、自ら発
生する熱が箱体1内に一旦放熱されるために、その熱が
箱体1内に収納された他の機器に影響を与えるという欠
点を有していた。
【0014】又、高圧受電設備内に従来の三相電力回路
用変圧器3と単相電力回路用変圧器4の2台又は三相・
単相両用変圧器を収納すると、箱体1内の空気の温度を
上昇させるため、高圧受電設備の平面積縮小化あるい
は薄型化に限界があった。
【0015】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、箱体内を高圧回路側と低圧回 路側に簡単に区分す
ることを目的とする。
【0016】また、高圧受電設備の占有面積を小さくす
ることを目的とする。さらにまた、変圧器が放出した熱
高圧受電設備の外に直接逃がすことにより、熱が他の
機器を収納した空間に流れることを抑制することを目的
とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の高圧受電設備は請求項1記載に係る発明に
おいては、三相電力回路用変圧器機能部と単相電力回路
用変圧器機能部を横方向に並置した状態で同一変圧器ケ
ース内に収納した変圧器と、箱体とを有し、前記箱体は
前記変圧器の真上に配設した高圧通電室と、前記変圧器
の前面に配設した低圧通電室とから構成されていて、前
記変圧器の高圧端子は前記変圧器ケースの上面より前記
高圧通電室内に突設し、前記高圧通電室内に収納されて
いる高圧負荷開閉器を含む高圧通電部品と配線接続し、
前記変圧器の低圧端子は前記変圧器ケースの前面より前
記低圧通電室内に突設し、前記低圧通電室内に収納され
ている配線用遮断器を含む低圧通電部品と配線接続し、
前記変圧器ケースの上面板は高圧通電室の底面板を兼
ね、前面板は低圧通電室の背面板を兼ね、側面と背面は
直接外気に触れるように露出し、底面は変電装置の設置
床面に直接設置するように露出していることを特徴とす
高圧受電設備としたものである。
【0018】請求項2記載に係る発明は、箱体を構成し
ている高圧通電室と低圧通電室は、高圧通電室の前面よ
り下方に低圧通電室を延長する形態で連続されていて、
高圧通電室と低圧通電室とは横方向仕切板で内部が分割
されている請求項1記載の高圧受電設備としたものであ
る。
【0019】また、請求項3記載に係る発明は、箱体を
支える固定脚を変圧器ケースの底面板に固定した請求項
1記載の高圧受電設備としたものである。
【0020】また、請求項4記載に係る発明は、高圧受
電設備の一部の荷重を変圧器ケースにかける構成とした
請求項1記載の高圧受電設備としたものである。
【0021】また、請求項5記載に係る発明は、変圧器
ケースの上面を延長し、変圧器ケースの前面板よりも
前方に突出して形成した突出部を高圧通電室と低圧通電
室とを分割する横方向仕切板とした請求項2記載の高圧
受電設備としたものである。
【0022】また、請求項6記載に係る発明は、変圧器
の高圧端子を垂直に配設するとともに、高圧通電室に端
子が水平に配設された避雷器を備え、前記高圧端子と前
記避雷器の端子とを互いに直角に交差するようにして接
続した請求項1記載の高圧受電設備としたものである。
【0023】また、請求項7記載に係る発明は、高圧通
電室は少なくとも高圧コンデンサと高圧負荷開閉器とを
備え、変圧器の高圧端子と前記高圧コンデンサの端子と
をそれぞれの中心が直角をなす位置関係に設け、前記高
圧負荷開閉器の取付面を前記高圧コンデンサの取付面と
同一面または平行面に配置し、かつ、前記変圧器の高圧
端子と前記高圧コンデンサの端子と前記高圧負荷開閉器
の負荷端子とを互いに近接して設けた請求項1記載の高
圧受電設備としたものである。
【0024】また、請求項8記載に係る発明は、低圧通
電室が三相電力回路および単相電力回路のそれぞれの分
岐回路を構成するための配線用遮断器を横列に配置し、
前記三相電力回路および前記単相電力回路の出力端子と
前記配線用遮断器の電源側端子とを、略櫛形形状の分岐
回路板によって接続した請求項1記載の高圧受電設備と
したものである。
【0025】また、請求項9記載に係る発明は、箱体の
高圧通電室が位置する正面部分に、縦軸蝶番により開閉
する縦扉を備え、前記箱体の低圧通電室の位置する正面
部分に、横軸蝶番により開閉する横扉を備えた請求項1
記載の高圧受電設備としたものである。
【0026】また、請求項10記載に係る発明は、縦扉
と横扉の蝶番軸からの各扉の幅を、変圧器ケースの前記
各扉に面する側面板の横幅寸法の2分割した寸法より小
さくした請求項9記載の高圧受電設備としたものであ
る。
【0027】また、請求項11記載に係る発明は、箱体
の側面板の一部を断面が略L字形で2面を有する形状と
し、その1面が箱体前面の一部分とした請求項1記載の
高圧受電設備としたものである。
【0028】また、請求項12記載に係る発明は、略L
字形の側面板を備えた箱体前面角部に、縦方向に配設さ
れた構造材を備えないこととした請求項11記載の高圧
受電設備としたものである。
【0029】また、請求項13記載に係る発明は、変圧
器ケースの前面を正面仕切板とした請求項1記載の高圧
受電設備としたものである。
【0030】また、請求項14記載に係る発明は、変圧
器ケースの少なくとも1側面を除いた残りの側面に波形
部を備えるとともに、前記波形部のない側面に他の機器
を取り付ける構成とした請求項1記載の高圧受電設備と
したものである。
【0031】また、請求項15記載に係る発明は、変圧
器ケースの波形部のない側面に低圧端子を備えた請求項
14記載の高圧受電設備としたものである。
【0032】また、請求項16記載に係る発明は、変圧
器ケースの上面の4辺の縁を上部方向に折り返し、さら
に水平方向に折り返して、断面形状がコの字状、もしく
は、Z字状になるようにした請求項1記載の高圧受電設
備としたものである。
【0033】また、請求項17記載に係る発明は、変圧
器ケースの底面板は前方に延長し 前記変圧器ケースの
前面板よりも前方に突出して低圧通電室の底面板とした
請求項1記載の高圧受電設備としたものである。
【0034】
【作用】上記構成によって、本発明の高圧受電設備は、
雷等の異常電圧が高圧回路に発弧現象や絶縁障害を起こ
しても、高圧受電部と低圧分電部の間に仕切板を設けて
いるため、この影響を受けて低圧分電部が破壊されるこ
とを防ぐことができるとともに、低圧側作業時に高圧側
に触れてしまう危険を防止し、安全効果を高めることが
できる
【0035】また、変圧器は高圧受電設備内の上部の各
機器がある部分と熱的に遮断されていて熱を箱体の上部
内にこもらせることなくその側面とか底面が箱体下部の
一部をなし、外気に熱放散をよくしている
【0036】また、各端子を近接して設けることや、略
櫛形形状の分岐回路板を使用しているため、接続線を少
なくすることが可能となり、さらに仕切板及び箱体側面
板と変圧器のケースとの二重構造をなくすことや、変圧
箱体の固定脚直接固定することによって、高圧受
電設備の小型化を図ることが可能となる。
【0037】さらに、扉を小さくすることにより、設置
時に必要な周囲の空間を小さくするとともに、箱体側面
板の一部を断面が略L字形で2面を有する形状とし、箱
体前面角部に縦方向に構造材を備えないことによって、
高圧受電設備の設置の際及び上部への変器の後付けの
際に、作業空間の確保を容易にすることができる。
【0038】さらにまた、変圧器ケースの少なくとも1
側面を除いた残りの側面に波形部を備えるとともに、前
記波形部のない側面に他の機器を取り付けることによ
り、変圧器の熱が波形部のある側面からより多く逃げる
こととなり、波形部のないところに備えた機器を熱から
保護することができる。
【0039】
【実施例】(実施例1) 本発明の、第1の実施例である高圧受電設備について図
を参照して説明すると、箱体10は、鋼板を板金加工に
より成形した部材を、溶接又はボルト締め等の固定手段
を用いて構成されている。詳細を図1、図2によって説
明すると、箱体10は水平に配した水平仕切板11によ
って、箱体10内の空間が上部箱体内空間部Pと下部箱
体内空間部Sに区分され箱体10の正面には水平仕切板
11より上部に位置する部分に縦軸蝶番により開閉自在
な扉12および着脱扉12aを設け、水平仕切板11よ
り下部に位置する部分に横軸蝶番により開閉自在な扉1
3が設けられている。上記扉12には窓ガラスGが取り
付けてある。14は後部上側面板を示す。前記箱体10
を構成する1手段として、高圧受電設備を構成する変圧
器の形状を図3に示す構造とし、変圧器の上面板15と
変圧器のケース25の前側面52aと変圧器の底面板1
7と変圧器の固定脚18を用いて前記箱体10構成し
た構造を図3に示す
【0040】本実施例では、図1、図4に示すように変
圧器の側面、背面は箱体10の側面および後部下側面の
1部となっていて、変圧器が箱体10より突出すること
がない。また、変圧器の背面を後部下側面板16で覆っ
てもよく、さらに、この後部下側面板16を取り外し可
能としておくと、高圧受電設備の設置の際に便利であ
る。19は変圧器の三相電力回路用高圧端子で高圧受電
の1つを構成している。20は変圧器の三相電力回路
用低圧端子で低圧分電部の1つを構成している。そして
変圧器の上面板15は水平仕切板11を兼ねている。ま
た変圧器の前面は正面仕切板42を兼ねている。箱体1
0の側板の形状と、箱体10の側面と前面との交点とな
る箱体前面左角部21に支柱等の縦に配する構造材を用
いることがない。上部箱体内空間部Pの断面を、図5に
よって説明すると、側板22が長面22aと短面22b
とから成る略L字形であり、長面22aが、箱体10の
側面を構成し、短面22bが箱体10の正面の1部を構
成して取り付けられている。高圧受電設備の変圧器は図
6に内部構成図を、図7に外観を示す。変圧機能部であ
る三相電力回路用変圧器機能部23と、単相電力回路用
変圧器機能部24がケース25内に収納され、高圧受電
の1つである高圧端子19をケース上面に垂直に設
け、低圧分電部の1つである三相電力回路用の低圧端子
20と単相電力回路用低圧端子26をケース胴の垂直な
側面27に端子が水平になる方向に設けられている。変
圧器の高圧端子には図8に示すごとく水平方向に近接し
て配置された高圧受電部の1つである高圧コンデンサ2
8の端子28aと高圧コンデンサ28の取付面28bと
同一面に取り付けられた同じく高圧受電部の1つである
高圧負荷開閉器29の負荷端子29aが接続線30で接
続されている。なお接続線30は変圧器のケース25の
内部から高圧端子によって導出される柔軟性のある導体
によって配線することもできる。低圧分電部の1つであ
る変圧器の三相電力回路用の低圧端子20及び単相電力
回路用低圧端子26は図8に示すごとく分岐回路板31
によって、配線用遮断機32に接続されている。分岐回
路板31は図9に示すごとく略櫛形の形状であり、水平
部分に変圧器の三相電力回路用低圧端子20又は単相電
力回路用低圧端子26に接続する係合穴31aを設け、
垂直部31bの形状は配線用遮断器32の端子に係合が
容易な平板形状とし、先端部に配線用遮断器32の電源
側端子に係合する穴31cが設けられている。本高圧受
電設備は前述したように、正面斜視図を図に示す通
り、高圧受電設備の形状が略直方体の形状であって、正
面の上方に縦軸蝶番により開閉自在な2つの扉12と着
脱扉12aを設け、前記扉の下方に横蝶番軸により開閉
自在な扉13が設けられている。図11に示す33は監
視計測器、34は三相電力回路用配線用遮断器、35は
器の設置空間を示す。
【0041】高圧受電設備を上面より見た図を図10に
示す通り、箱体10の底面積が点a−b−c−dを結ぶ
矩形面積n−aであって、高圧受電設備の正面に設けた
すべての扉を全開させて、上面より見た外形を結ぶ矩形
a−b−C−Dを結ぶ面積をm−aとしmとnの関係を
m−a<1.7(n−a)となるごとく扉12,12a
の扉幅を設定している。
【0042】従来は変圧器を箱体1内に設置する際に
は、箱体1の扉2を開けて扉入口より変圧器を箱体1内
に入れていたため大きな扉を必要としていたが、本実施
例では、箱体10と変圧器を別々に設け、その後変圧器
の部分に目隠しをしている。そのため扉12を変圧器幅
の1/2より小さくすることが可能である。例えば、扉
幅は70cm,60cm,50cm,40cm,30cm,20cm
と様々な大きさが考えられる。
【0043】なお、本実施例における扉12aは、横扉
であって横方向の蝶番軸によって開閉されるものである
が、その蝶番軸からの扉幅は、内部に入れる変圧器の高
さ寸法の2分割した寸法より小さくしても、扉12aを
開いて内部の変圧器等の保守・点検等ができる。
【0044】ただし、設置時の作業空間としては、通常
人間の作業に必要な空間としては、60〜70cmである
ことから、扉幅を極端に小さくする必要はない。
【0045】(実施例2) 本発明の第2の実施例について図14、図15を用いて
説明する。本実施例では水平仕切板11の下部をさらに
垂直仕切板43にて、高圧受電部の空間と低圧分電部
空間とに分けることとしている。すなわち箱体10
圧器を備えた高圧受電設備の箱体10内部に水平に配し
た水平仕切板11と右側面板41及び左側面板40に対
し対向する垂直仕切板43を有し、前扉38と平行な面
に正面仕切板42を有し、前記水平仕切板11と右側面
板41と垂直仕切板43と底面板17と正面仕切板42
と後部下側面板16の6面によって構成された空間に変
圧器を設置した構造としている。なお、この実施例は変
圧器のケース25の上面板が水平仕切板11を兼ねてお
り、変圧器ケース25の前側面が正面仕切板を兼ねてお
り変圧器ケース25の底面板が底面板17を兼ねている
構造としている。水平仕切板11と正面仕切板42と右
側面板41と垂直仕切板43と底面板17と前扉38で
仕切られて構成される空間に配線用遮断器32を設置
し、正面仕切板42に変圧器の低圧端子20,26が貫
通して取り付けられ、変圧器の低圧端子20,26と配
線用遮断器32は分岐回路板31によって電気回路が接
続されている。また、水平仕切板11と垂直仕切板43
でつくられる空間のうち左側面板40側の空間には、下
方(底面)より立ち上げられた高圧電線が通る部分とな
る。
【0046】上記に説明した構造の底面板17には、変
圧器の温度を冷却させる空気の流入穴45を設け、背面
板14には空気の排出穴44を設け空気の対流方向が矢
印Aの方向から箱体内に流入し、矢印Bの方向に排出す
るごとく空気が対流させるための空気の流入穴と排出穴
を設けている。なお、前扉38の構造は図24に示す扉
2の構成であってもよい。
【0047】さらに、変圧器ケースの上面板を兼ねた構
造の水平仕切板11に変圧器の高圧端子19を垂直方向
に突出する形状になるごとく取り付け固定し、変圧器の
高圧端子19とほぼ直角となる方向に避雷器36を水平
方向に配置し、変圧器の圧端子19と避雷器36を互
いに直結させる構成で電気回路を結合させ避雷器36は
変圧器ケースの上面板15に固定手段を用いて取り付け
られる構造としている。
【0048】以上の構成によって、水平仕切板11の下
方にも高圧受電部を設けることができ、他面を配設され
高圧電線等、下方からの高圧回路の接続にも、高圧
電部と低圧分電部を分けることができ、安全性が向上す
るとともに、設置可能な場所及び高圧電線との接続方法
も様々な種類が可能となる。
【0049】さらに、空気の流入・排出によって変圧器
の温度上昇が抑制されるとともに、水平仕切板11と正
面仕切板42等により高圧受電部、低圧分電部、変圧器
部分を分けることとしているので変圧器部分に外気を通
すこととしても、高圧受電部及び低圧分電部には外気が
流入しないためゴミやほこりさらには雨水等の流入を防
ぐことができ、高圧受電部及び低圧分電部には問題は発
生しない。
【0050】(実施例3) 以下、本発明の第3の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
【0051】図16は本発明の第3の実施例における変
圧器を示す図である。図16において、53は波形部、
20と26は低圧端子、19は高圧端子である。図17
は波形部53の水平断面を示す図である。図18は上面
板15をケース25に締め付けた状態を示す断面図であ
る。図18において、57はガスケット、58はボル
ト、59はボルト締めの座である。
【0052】図16に示すように、矩形の隅部が円弧状
をなした筒状のケース25の胴体の一部を構成する断面
図17に示す形状の波形部53、低圧端子20と2
を配置している胴体の前側面52aを除く右側面52
b、背面52c、左側面52dに設けてある。上面板1
5は気密保持に図18に示すガスケット57を介しボル
ト締めなどの手段でケース25に取り付けられており、
4辺の縁56a〜56dは図18で示すようにコ字状に
折り返し、先端のフランジ部60には箱体10の一部を
構成する仕切板を固定するための孔62が設けてあり、
上面板15の上面には高圧端子19が3本取り付けられ
ている。
【0053】ケース25の胴体前側面52aの上部に
は、左から単相電力回路用低圧端子26、三相電力回路
用低圧端子20が横一列に取り付けられている。
【0054】図19は、本実施例の中身を収納した状態
を示す図で、24は単相電力回路用変圧器機能部、23
は三相電力回路用変圧器機能部、67,68はそれぞれ
単相電力回路用変圧器機能部、三相電力回路用変圧器機
能部の鉄心締付け金具部である。なお、これらの中身は
鉄心とコイルとを主体として構成されている。前記低圧
端子20と26は、ケース25の内部の単相電力回路用
変圧器機能部24、三相電力回路用変圧器機能部23の
低圧立ち上がりリード線と内部接続されている。前側面
の低圧端子20と26配列の下方に配線用遮断器32と
34を取り付ける座69が備えられている。
【0055】図19に示すように、ケース25底部に振
れ止め装置70a,70bを介して、前面からみて左側
に単相電力回路用変圧器機能部24、右側に三相電力回
路用変圧器機能部23が配置され、ケース側壁の固定装
置71a,71bに固定されかつそれぞれの変圧器機能
部同士がA部で連結固定されている。
【0056】単相電力回路用変圧器機能部24の二次巻
線の+立ち上がりリード線72a、中性点立ち上がりリ
ード線72b、―立ち上がりリード線72cがそれぞれ
単相電力回路用低圧端子26に接続され、三相電力回路
用変圧器機能部23の二次巻線のu相立ち上がりリード
線73aとw相立ち上がりリード線75b。v相立ち上
がりリード線74aとu相立ち上がりリード線73b、
w相立ち上がりリード線75aとv相立ち上がりリード
線74bがそれぞれ三相電力回路用低圧端子20に接続
されている。
【0057】単相電力回路用変圧器機能部24の一次巻
線の立ち上がりリード線およびタップリード線は碍板7
6にそれぞれ接続され、三相電力回路用変圧器機能部2
3の一次巻線の立ち上がりリード線およびタップリード
線は碍板77にそれぞれ接続されている。更に碍板76
のU,V相端子は碍板77のU,V相端子にそれぞれ接
続されており、碍板77のU,V,W端子は1次端子7
8a,78b,78cにそれぞれ接続されている。
【0058】図23は三相100kVA変圧器と単相1
00kVA変圧器を組み合わせた場合の床面積の比較を
示す図で(a)は従来の例、(b)は本実施例であり、
(表1)は各諸元の比較表である。
【0059】
【表1】
【0060】同じ容量の三相および単相の中身をそれぞ
れ個別の変圧器に収納して横に並べた従来の変圧器に比
べ単一の変圧器に収納した本実施例による変圧器は、前
側面に波形部53を設けていないことと中身同士が変圧
器内で近接して配置されることにより、この(表1)で
示されるように床面積を小さくし奥行き寸法を小さく薄
型にできる。三相・単相両用変圧器の場合の比較図およ
び比較表はここでは省略しているが、前側面に波形部5
3を設けていないことによって薄型になることは同様で
ある。
【0061】図20、図21、図22は、それぞれ本実
施例による変圧器の高圧受電設備における配置を説明し
た平面図、正面図、右側面図である。図20において変
圧器本体の左面は仕切板87で、前面左右は仕切板8
8,89で仕切られており、図21、図22において仕
切板90a,90b,90c,90dで仕切られてい
る。変圧器の背面および右側面に対応する高圧受電設備
の側板91,92には、適当な大きさと形状の通気孔4
4,45が適当な数だけけられている。以上のような
構成の高圧受電設備において、本実施例の変圧器の前側
面には波形部53を設けていないことにより、変圧器で
発生した熱の大部分は変圧器の左右および背面の波形部
53から放熱され、波形部53周囲の空気に伝わり、熱
を奪った空気は側板91,92の通気孔44,45を通
って外気に逃げる。一方変圧器で発生した熱は受電部の
空間93および配線用遮断器7を取り付ける空間94へ
の放熱が大幅に抑制される。
【0062】図20、図21、図22に示した本実施例
の変圧器を収納した高圧受電設備においては、高圧負荷
開閉器6や配線用遮断器7が配置されている箱体内の空
間93,94には変圧器から放出される熱の影響が大幅
に減少するためこれらの機器類をコンパクトに収納する
ことができる。また高圧負荷開閉器6と変圧器の高圧端
19および変圧器の低圧端子54と配線用遮断器7を
それぞれ近接して配置できるのでそれぞれの接続リード
線の長さが大幅に短縮できるとともに配線作業が簡素に
なる。
【0063】なお、本実施例において、ケース25は矩
形の隅部が円弧状としたが、ケース25は矩形としても
よい。また、上面板15の4辺の縁56a〜56dはコ
字状に折り返しとしたが、上面板15の4辺の縁56a
〜56dはZ字状に折り返しとしてもよいことは言うま
でもない。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように箱体内を
高圧と低圧に仕切っことによって高・低圧混触事
故が防止できるとともに、配線用遮断器の開閉操作や、
保守・点検等、設備の管理作業の安全が確保できる。
【0065】また、高圧受電設備の上下方向すべてに高
圧受電部があるので、上からでも下からでもどのような
方向からの配線にも対応可能である。
【0066】また、変圧器は高圧受電設備の上部の各機
器がある部分と熱的に遮断されていて、熱を箱体の上部
内にこもらせることがない。しかも変圧器の側面とか
面が箱体下部の1部をなし、外気に触れていて熱放散を
よくしている。その結果からも高圧受電設備全体を小さ
くすることができる。
【0067】また、変圧器が配される空間を構成する箱
体の一部を取り外し可能としたので、高圧受電設備の設
置が行いやすい。
【0068】また高圧受電設備の小形化と合わせ、扉開
閉のための、設置に必要な敷地面積が小さくなり、設置
や維持の費用を少なくすることもできる。
【0069】さらに高圧受電設備が小形になることによ
って、移動や運搬が便利である。また高圧受電設備の扉
を目的により分割し、小形にすることにより、機器の操
作や必要な部分に限定した扉開閉ができるため、設備
操作や保守、点検作業が安全・容易にできる。
【0070】また、変圧器が配される空間を構成する箱
体に穴を設けたことにより、外気の流入・流出が活発と
なり、変圧器の冷却を速やかに行うことができる。
【0071】以上のように本発明の高圧受電設備は小形
で安全性が高く、保守、点検等の維持、管理負担が小さ
い、という優れた特徴を有し実用性が高い。
【0072】また、変圧器の波形部のない側面に他の機
器を取り付けるようにしたことにより、変圧器からの放
熱は波形部から行われ、他の機器に対しての放熱が抑制
されることとなり、他の機器に対する変圧器の影響を少
なくすることができる。
【0073】また、変圧器ケース上面に高圧端子、側面
に低圧端子を設けることにより、高・低圧混触事故の防
止に役立つとともに、配線用遮断器の開閉操作や、保守
・点検等、設備の管理作業の安全が確保できる。
【0074】また、変圧器ケースの上面縁を断面コの字
状もしくはZ字状にすることにより、特別にこの部分に
取付具を備えることなく仕切板やその他の機器の固定を
行うことができる。
【0075】さらに、配線本数削減縮小化、配線作業の
簡素化という経済作業性を大幅に向上させることができ
る。
【0076】以上のように本発明の高圧受電設備の変圧
器は、他の機器が接続されたときにそれらの機器を変圧
器の熱から保護し、安全性が高く、取付に便利な、優れ
た特徴を有し実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における高圧受電設備
斜視図
【図2】同高圧受電設備の箱体の側断面図
【図3】同変圧器の側断面図
【図4】同箱体と変圧器とを結合した状態の側断面図
【図5】同箱体の上部から見た断面図
【図6】同変圧器の正断面図
【図7】同変圧器の斜視図
【図8】同高圧受電設備の側断面図
【図9】同高圧受電設備の分岐回路板の拡大斜面図
【図10】同高圧受電設備の扉を全開させた状態の占有
面積を示す説明図
【図11】同高圧受電設備の系統図
【図12】同高圧受電設備の変圧器の回路図
【図13】同高圧受電設備の正断面図
【図14】本発明の第2の実施例における高圧受電設備
の側面断面図
【図15】同高圧受電設備の正面断面図
【図16】本発明の第3の実施例における変圧器の斜視
【図17】同波形部の拡大断面形状図
【図18】同カバーの縁の形状を示す側面図
【図19】同中身を収納した状態を示す側断面図
【図20】同高圧受電設備における配置を説明した平面
【図21】同正面図
【図22】同右側面図
【図23】(a)は従来の三相変圧器と単相変圧器を横
に並べたときのケース床面を長方形で示した図 (b)は本発明の実施例の三相電力回路用変圧器機能部
と単相電力回路用変圧器機能部を単一のケースに収納し
た変圧器の床面を長方形で示した図
【図24】従来例の高圧受電設備の斜視図
【図25】同高圧受電設備の扉を全開させた状態の占有
面積を示す説明図
【図26】同高圧受電設備の側断面図
【図27】従来の4側面に波形部を配した変圧器の外観
【図28】従来の前後2側面に波形部を配した変圧器の
外観図
【符号の説明】
10 箱体 11 水平仕切板 12 縦軸蝶番により開閉自在な扉 12a 着脱扉 13 横軸蝶番により開閉自在な扉 15 上面板 16 後部下側面板 17 底面板 18 固定脚 19 三相電力回路用高圧端子(高圧端子) 20 三相電力回路用低圧端子(低圧端子) 21 箱体前面左角部 22 側板 23 三相電力回路用変圧器機能部 24 単相電力回路用変圧器機能部 25 ケース 26 単相電力回路用低圧端子 28 高圧コンデンサ 29 高圧負荷開閉器 30 接続線 31 分岐回路板 32 配線用遮断器 36 避雷器 42 正面仕切板 43 垂直仕切板 44 空気の排出穴 45 空気の流入穴 53 波形部 60 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 良一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 三島 健七郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 澤江 隆夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 岡 和秋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 勝田 考士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤井 友弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 近藤 弘幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−138907(JP,A) 実公 昭54−42199(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 1/30

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相電力回路用変圧器機能部と単相電力
    回路用変圧器機能部を横方向に並置した状態で同一変圧
    器ケース内に収納した変圧器と、箱体とを有し、前記箱
    体は前記変圧器の真上に配設した高圧通電室と、前記変
    圧器の前面に配設した低圧通電室とから構成されてい
    て、前記変圧器の高圧端子は前記変圧器ケースの上面よ
    り前記高圧通電室内に突設し、前記高圧通電室内に収納
    されている高圧負荷開閉器を含む高圧通電部品と配線接
    続し、前記変圧器の低圧端子は前記変圧器ケースの前面
    より前記低圧通電室内に突設し、前記低圧通電室内に収
    納されている配線用遮断器を含む低圧通電部品と配線接
    続し、前記変圧器ケースの上面板は高圧通電室の底面板
    を兼ね、前面板は低圧通電室の背面板を兼ね、側面と背
    面は直接外気に触れるように露出し、底面は高圧受電設
    の設置床面に直接設置するように露出していることを
    特徴とする高圧受電設備
  2. 【請求項2】 箱体を構成している高圧通電室と低圧通
    電室は、高圧通電室の前面より下方に低圧通電室を延長
    する形態で連続されていて、高圧通電室と低圧通電室と
    は横方向仕切板で内部が分割されている請求項1記載の
    高圧受電設備
  3. 【請求項3】 箱体を支える固定脚を変圧器ケースの底
    面板に固定した請求項1記載の高圧受電設備
  4. 【請求項4】 高圧受電設備の一部の荷重を変圧器ケー
    スにかける構成とした請求項1記載の高圧受電設備
  5. 【請求項5】 変圧器ケースの上面を延長し、前記変
    圧器ケースの前面板よりも前方に突出して形成した突出
    部を高圧通電室と低圧通電室とを分割する横方向仕切板
    とした請求項2記載の高圧受電設備
  6. 【請求項6】 変圧器の高圧端子を垂直に配設するとと
    もに、高圧通電室に端子が水平に配設された避雷器を備
    え、前記高圧端子と前記避雷器の端子とを互いに直角に
    交差するようにして接続した請求項1記載の高圧受電設
  7. 【請求項7】 高圧通電室は少なくとも高圧コンデンサ
    と高圧負荷開閉器とを備え、変圧器の高圧端子と前記高
    圧コンデンサの端子とをそれぞれの中心が直角をなす位
    置関係に設け、前記高圧負荷開閉器の取付面を前記高圧
    コンデンサの取付面と同一面または平行面に配置し、か
    つ、前記変圧器の高圧端子と前記高圧コンデンサの端子
    と前記高圧負荷開閉器の負荷端子とを互いに近接して設
    けた請求項1記載の高圧受電設備
  8. 【請求項8】 低圧通電室が三相電力回路および単相電
    力回路のそれぞれの分岐回路を構成するための配線用遮
    断器を横列に配置し、前記三相電力回路および前記単相
    電力回路の出力端子と前記配線用遮断器の電源側端子と
    を、略櫛形形状の分岐回路板によって接続した請求項1
    記載の高圧受電設備
  9. 【請求項9】 箱体の高圧通電室が位置する正面部分
    に、縦軸蝶番により開閉する縦扉を備え、前記箱体の低
    圧通電室の位置する正面部分に、横軸蝶番により開閉す
    る横扉を備えた請求項1記載の高圧受電設備
  10. 【請求項10】 縦扉と横扉の蝶番軸からの各扉の幅
    を、変圧器ケースの前記各扉に面する側面板の横幅寸法
    の2分割した寸法より小さくした請求項9記載の高圧受
    電設備
  11. 【請求項11】 箱体の側面板の一部を断面が略L字形
    で2面を有する形状とし、その1面が箱体前面の一部分
    とした請求項1記載の高圧受電設備
  12. 【請求項12】 略L字形の側面板を備えた箱体前面角
    部に、縦方向に配設された構造材を備えないこととした
    請求項11記載の高圧受電設備
  13. 【請求項13】 変圧器ケースの前面を正面仕切板とし
    た請求項1記載の高圧受電設備
  14. 【請求項14】 変圧器ケースの少なくとも1側面を除
    いた残りの側面に波形部を備えるとともに、前記波形部
    のない側面に他の機器を取り付けた請求項1記載の高圧
    受電設備
  15. 【請求項15】 変圧器ケースの波形部のない側面に低
    圧端子を備えた請求項14記載の高圧受電設備
  16. 【請求項16】 変圧器ケースの上面の4辺の縁を上部
    方向に折り返し、さらに水平方向に折り返して、断面形
    状がコの字状、もしくは、Z字状になるようにした請求
    項1記載の高圧受電設備
  17. 【請求項17】 変圧器ケースの底面板は前方に延長
    、前記変圧器ケースの 前面板よりも前方に突出して低
    圧通電室の底面板とし請求項1記載の高圧受電設備
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