JPH03184315A - 中性点接地装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は回路の中性点アース用接続点を得るための中
性点接地装置に関する。

（従来の技術） 中性点接地のために接地変圧器を使用することはよく知
られている。従来ではこのような接地のために第５図に
示すような構成が利用されていた。

同図において１は接地変圧器で、を次をスターに、２次
をデルタに結線しである。

２は中性点リアクトル、３は直列抵抗器である。

接地変圧器１、中性点リアクトル２および直列抵抗器３
はそれぞれ別個のケース４〜６に収納されている。接地
変圧器１の中性点は、中性点リアクトル２および直列抵
抗器３を介して接地されるようにしである。

（発明が解決しようとする課題） しかしこのような構成によると、接地変圧器ｌ。

中性点リアクトル２および直列抵抗器３は別個のケース
に収納されているため、広い設置スペースが必要となる
ばかりでなく、製造価格も高くなる欠点がある。

この発明は１回路の中性点アース用接続点を得るにあた
り、その構成の簡略化を図ることを目的とする。

（１１題を解決するための手段） この発明は、接地変圧器、中性点リアクトルおよび直列
抵抗器をひとつのタンクに収納したことを特徴とする。

（作用） 接地変圧器、中性点リアクトルおよび直列抵抗器は、ひ
とつのタンクに収納されるため、それぞれを別個のタン
クに収納する場合よりも、これらの設置に要するスペー
スが縮小される。

（実施例） この発明の実施例を第１図によって説明する。

なお第５図と同じ符号を付した部分は、同一または対応
する部分を示す。接地変圧器１は鉄心工１およびこれに
巻装されたコイル１２とによって構成されである。

図示している中性点リアクトル２は、アルミニュームな
どからなるシールド用の円筒１３と、リアクトル巻線１
４とによって構成された、電磁遮蔽空心式のものである
。この構成のほかにギャップ付き鉄心式のものも使用可
能である。しかし図示構成のものの方が、重心が低くな
り、有利である。

直列抵抗器を用意してもよいが、図示する構成は、中性
点リアクトル２を構成しているリアクトル巻線１４とし
て、抵抗巻線を利用することによって、抵抗器を兼ねる
ように構成しである。

第１図の実施例では、タンク１５の内部に接地変圧器ｌ
と、抵抗器を兼ねた中性点リアクトル２を、併置するよ
うに収納しである。第２図はその内部の結線状態を示す
回路図である。

これに代えて第３図に示すように、接地変圧器１の上段
に中性点リアクトル２を載置するようにしてもよい。な
おこの例では、断路器１６、接地スイッチ１７も併せて
タンク１５内に設置した構成を示している。この内部の
結線状態を示したのが第４図である。ただしこれらは点
検用のものであり、設置しない場合があること勿論であ
る。

（発明の効果） 以上詳述したようにこの発明によれば、中性点接地のた
めに必要な中性点変圧器、中性点リアクトルおよび直列
抵抗器をすべてひとつのタンクの内部に収納するように
構成したので、中性点接地のための構成の設置スペース
は、従来に比較して極めて狭いもので足りるとともに、
製作費も低廉となるといった効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す断面図、第２図は同回
路図、第３図はこの発明の他の実施例を示す断面図、第
４図は同回路図、第５図は従来例の構成図である。 １・・・接地変圧器、２・・・中性点リアクトル、１４
・・・直列抵抗器を兼ねたリアクトル巻線、工５・・・
タンク。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 接地変圧器と、前記接地変圧器の中性点を接地する中性
   点リアクトルおよび直列抵抗器を備えてなる中性点接地
   装置において、 前記接地変圧器、中性点リアクトルおよび直列抵抗器を
   ひとつのタンクに収納してなる 中性点接地装置。