JP2857847B2 - 射出成形機のデータ記憶方法 - Google Patents

射出成形機のデータ記憶方法

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雅資 菅沼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形機データをメモリに
記憶する際に用いて好適な射出成形機のデータ記憶方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機により成形を行う場
合、成形品毎に各種成形条件を設定して成形を行うとと
もに、設定した成形条件(成形機データ)はメモリに記
憶していた。メモリは射出成形機に内蔵する内部メモリ
又はICカード等の外部メモリを含み、記憶した成形機
データは必要に応じてメモリから読み出して利用する。
また、成形機データを記憶させるに際しては、通常、書
込キーの操作により、ページ番号の付されたファイル画
面が表示されるため、オペレータは空番号を指定すると
ともに、記憶させる成形機データに対するファイル名を
入力すれば、ファイル名の付された成形機データは、指
定したページ番号のメモリエリアに記憶される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来における射出成形機のデータ記憶方法は次のような不
具合があった。
【0004】第一に、ファイル名は、オペレータがその
都度、数字,文字,記号等の組み合わせにより作成する
必要があるため、煩わしく大変である。
【0005】第二に、作成したファイル名が既登録のフ
ァイル名と重複したり類似した場合、読出しを誤まる虞
れがあるなど、ファイルの管理に注意を要する。
【0006】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、ファイル名作成及びファイ
ル管理の著しい容易化を図ることができる射出成形機の
データ記憶方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は成形機データを
メモリ2に記憶する際に、ファイル名Fa,Fb…を入
力し、当該成形機データにファイル名Fa,Fb…を付
して記憶する射出成形機のデータ記憶方法において、特
に、ファイル名Fa,Fb…の入力時に、当該入力時に
おける時計データTa,Tb…からファイル名Fa,F
b…の一部又は全部を作成し、自動で入力するようにし
たことを特徴とする。この場合、最適な実施形態によ
り、時計データTa,Tb…は月日時分の数字を順番に
並べて作成できるとともに、ファイル名Fa,Fb…は
入力したイニシャルデータIa,Ib…に時計データT
a,Tb…を付加して作成できる。
【0008】
【作用】本発明に係る射出成形機のデータ記憶方法によ
れば、成形条件等の成形機データをメモリ2に記憶する
に際し、例えば、書込キーを操作し、さらに、記憶させ
るページ番号を指定すれば、そのときの時刻(月日時分
を含む)から月日時分の数字が順番に並べられた8桁の
時計データTa,Tb…が作成され、ファイル名Fa,
Fb…の一部又は全部として自動で入力される。
【0009】したがって、基本的に、オペレータはファ
イル名Fa…の作成が不要になるとともに、ファイル名
Fa…の一部に任意のイニシャルデータIa…を付加す
る場合であっても、ファイル名Fa…の重複を避けるイ
ニシャルデータIa…の作成は不要になるため、イニシ
ャルデータIa…は一文字でもよいなど、ファイル名作
成の著しい容易化が図られる。また、時計データTa…
に月日時分を用いれば、少なくとも過去1年以内に記憶
したファイル名とは重複しないため、ファイル管理が容
易となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0011】まず、本発明に係るデータ記憶方法を実施
できる射出成形機におけるデータ処理系の構成につい
て、図2を参照して説明する。
【0012】図2中、1はコンピュータ機能部であり、
CPUを含む制御部3を備える。制御部3にはバスライ
ン4を介して、CPUに管理されるRAM2r及び制御
プログラムを格納したROM5を接続するとともに、時
計機能部6を接続する。この場合、RAM2rは成形条
件等の成形機データを記憶するメモリ2を構成するとと
もに、時計機能部6は少なくとも月日時分に係わる情報
を制御部3に付与できる。
【0013】また、制御部3は成形機コントローラ7に
接続する。この場合、制御部3と成形機コントローラ7
はバスライン4を介して接続してもよいし、通信機能部
8を介して接続してもよい。さらにまた、制御部3に
は、データ等の各種表示を行う表示部9,データのプリ
ントアウトを行うプリンタ10及びデータの入力を行う
キーボード11をそれぞれ接続する。
【0014】次に、本発明に係るデータ記憶方法につい
て、図1に示す表示画面及び図3に示すフローチャート
に従って説明する。
【0015】まず、成形条件、例えば、金型温度,射出
圧力,射出速度,保圧力,型締圧力等の各種成形条件に
対する通常の設定作業が行われる(ステップS1)。
【0016】一方、今、設定作業が終了し、設定した成
形条件をメモリ(内部メモリ又は外部メモリ)に記憶す
る場合を想定する(ステップS2)。この際、キーボー
ド11における書込キーの操作或いは表示部9の表示画
面における書込キーのタッチ操作により、成形条件画面
を選択し、さらに、成形条件画面のファイル画面を選択
すれば、図1に示す画面Vが表示される(ステップS
3,S4)。
【0017】そして、この画面VにおけるページキーK
1をタッチ操作し、さらに、テンキーK2をタッチ操作
して、成形条件を書込むページ番号を指定する(ステッ
プS5)。実施例はページ番号として「12」を選択し
た場合を示す。次に、キーボード11を操作し、イニシ
ャルデータIaを入力する(ステップS6,S7)。イ
ニシャルデータは、アルファベット二文字を使用し、例
えば、成形材料としてポリプロピレンを使用した成形条
件の場合には、「PP」で表す。
【0018】次いで、実行キーK3をタッチ操作すれ
ば、この時点の日付及び時刻(月日時分を含む)が時計
機能部6から制御部3に取り込まれ、制御部3は、取り
込んだ時刻から時計データTaを作成する(ステップS
8,S9)。具体的には、実行キーK3の操作時におけ
る日付及び時刻が「3月14日10時10分」であった
場合、数字を順番に並べた「03141010」で表わ
される8桁の時計データTaに変換される。この時計デ
ータTaは既に入力された前記イニシャルデータIaの
後に付加され、「PP03141010」で表わされる
ファイル名Faが作成される(ステップS10,S1
1)。
【0019】そして、作成されたファイル名Faの付さ
れた成形条件(データ)は、RAM2rにおける指定さ
れたページ番号「12」に対応するメモリエリアに書き
込まれる(ステップS12)。また、イニシャルデータ
Ia及び時計データTaによるファイル名Faは、図1
に示す画面Vにおいて、ファイル名欄のページ番号「1
2」に表示される。なお、図1には、ファイル名Fb
(イニシャルデータIb及び時計データTbを含む)及
びファイル名Fc(イニシャルデータIc及び時計デー
タTcを含む)を、ぺージ番号「2」及び「1」にそれ
ぞれ記憶した場合を例示する。この場合、イニシャルデ
ータIbにおける「PS」はスチロール(成形材料),
イニシャルデータIcにおける「CP」はコップ(成形
品)をそれぞれ示す。
【0020】このように、イニシャルデータIa…は任
意に付すことができるとともに、その内容,文字種類及
び文字数は問わない。したがって、イニシャルデータI
a…を付加しない場合には、ステップS5においてペー
ジ番号を指定した後、直接実行キーK3を操作すればよ
い。
【0021】よって、イニシャルデータIa…を入力し
ない場合には、基本的に、オペレータはファイル名の作
成が不要となるとともに、少なくとも過去1年以内に記
憶したファイル名とは重複しないため、ファイル管理が
容易となる。また、ファイル名Fa,Fb…にイニシャ
ルデータIa,Ib…を付加した場合にも、イニシャル
データIa,Ib…は二文字のため、この場合でもファ
イル名作成の著しい容易化が図られる。しかも、ファイ
ル名Fa,Fb…には、時計情報(月日時分)を含むた
め、成形条件の作成月日を直接知ることができる。
【0022】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、時計データTa…は数字を順番に並べたが、反
対方向に並べたり、個々の数字をアルファベットに置換
して暗号機能を持たせてもよい。また、月日時分を用い
て8桁の時計データTa…を例示したが、年又は秒を入
れて9桁以上にしてもよいし、年月日時分秒の一部を利
用して8桁未満にしてもよい。さらに、記憶する成形機
データは例示した成形条件のみならず、生産データ等の
射出成形機に関して発生する任意の成形機データに適用
できる。その他、細部の構成,手法等において、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0023】
【発明の効果】このように、本発明は成形機データをメ
モリに記憶する際に、ファイル名を入力し、当該成形機
データにファイル名を付して記憶する射出成形機のデー
タ記憶方法において、特に、ファイル名の入力時に、当
該入力時における時計データからファイル名の一部又は
全部を作成し、自動で入力するようにしたため、次のよ
うな顕著な効果を奏する。
【0024】 オペレータによるファイル名の作成が
不要或いは一部の作成で足りるため、ファイル名作成時
の著しい容易化を図れる。
【0025】 例えば、月日時分を用いて8桁の時計
データを作成すれば、少なくとも過去1年以内に記憶し
たファイル名とは重複しないため、ファイル管理が容易
となる。
【0026】 ファイル名には、基本的に時計情報
(月日時分)を含むため、成形条件の作成月日を直接知
ることができ、利便性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記憶方法により記憶する際
の表示画面図、
【図2】同データ記憶方法を実施する射出成形機におけ
るデータ処理系のブロック系統図、
【図3】同データ記憶方法を処理手順を示すフローチャ
ート、
【符号の説明】
2 メモリ Fa… ファイル名 Ta… 時計データ Ia… イニシャルデータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/76 B23Q 41/00 - 41/08 G05B 15/00 - 15/02,19/00 - 19/4 6

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機データをメモリに記憶する際に、
    ファイル名を入力し、当該成形機データにファイル名を
    付して記憶する射出成形機のデータ記憶方法において、
    ファイル名の入力時に、当該入力時における時計データ
    からファイル名の一部又は全部を作成し、自動で入力す
    ることを特徴とする射出成形機のデータ記憶方法。
  2. 【請求項2】 時計データは月日時分の数字を順番に並
    べて作成することを特徴とする請求項1記載の射出成形
    機のデータ記憶方法。
  3. 【請求項3】 ファイル名は入力したイニシャルデータ
    に時計データを付加して作成することを特徴とする請求
    項1又は2記載の射出成形機のデータ記憶方法。
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