JP2857770B2 - 研摩機 - Google Patents

研摩機

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は研摩機、詳しくはワーク上の研摩をしようと
する領域を予め指定し、この研摩領域内において砥石を
移動させて研摩を行なう研摩機に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の研摩機としては、例えば、実開昭63−
288659号公報に記載のものがある。この研摩機において
研摩領域を指定するには、ワーク上に配置された砥石の
近傍を作業者が保持し、研摩しようとする領域の外周に
沿うように砥石をワーク上において実際に移動させ、そ
の砥石が移動した経路データを研摩機の制御回路に記憶
させている。そして、制御回路は記憶した経路データに
基き、その経路に囲まれた領域を研摩領域として決定す
るとともに、この研摩領域内において砥石を移動させ同
領域を研摩している。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記した研摩装置においては、制御回路に
研摩領域を記憶させるために、作業者が自らの手で砥石
を移動させる必要があるため、ワークの形状によっては
不自然な姿勢でこの操作を行なわざるを得なかった。ま
た、作業者が砥石を移動させているときに何らかの故障
で砥石が暴走してしまうと、作業者が砥石とワークとの
間に挟まれる事故も起り得る。
本発明の目的は、研摩しようとする研摩領域を簡単に
設定できる上に、その際に作業者が自らの手で砥石を移
動させる必要がなく、研摩領域の設定作業を安全に遂行
することができる研摩機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ワークを研摩するための砥石と、任意の方
向へ傾動操作可能な操作レバーを備えた操作手段と、前
記操作手段の操作レバーの傾動操作に対応して砥石を移
動させる駆動手段と、ワーク上の研摩しようとする領域
の外周に沿って同領域を囲うように前記操作レバーによ
り砥石を移動させたときの、同磁石が移動した経路デー
タを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され経路
データに基き、その経路に囲まれた領域を研摩領域とし
て指定する研摩領域指定手段とを備えた研摩機をその要
旨とするものである。
[作用] 操作手段の操作レバーを傾動操作し、研摩をしようと
する領域の外周に沿って同領域を囲うように駆動手段に
より砥石を移動させると、この砥石の経路データを記憶
手段が記憶する。研摩の際には、記憶手段に記憶された
経路データに基いて、研摩領域指定手段がその経路に囲
まれた領域を研摩領域として指定する。
このように、操作ハンドルを傾動操作させるだけの簡
単な操作で、研摩領域を記憶手段に記憶させることがで
きる上に、この際に作業者が自らの手で砥石を移動させ
る必要がない。
[実施例] 以下、この発明を金型を研摩するための金型研摩機に
具体化した一実施例を図面に従って説明する。
第1図に示すように、研摩機の基台1上には金型Wを
設置するためのテーブル2が移動可能に設けられ、同テ
ーブル2を囲むように門型のフレーム3が立設されてい
る。フレーム3にはX方向移動体4が水平方向に移動可
能に設けられ、同X方向移動体4の下部にはY方向移動
体5が前記X方向移動体4と直交する水平方向へ移動可
能に設けられている。前記Y方向移動体5の上部に設け
られた案内筒6には上下方向に移動可能にZ方向移動軸
7が嵌挿されるとともに、同移動軸7の下端には砥石ヘ
ッド8が取着され、この砥石ヘッド8にはエアモータ9
で回転駆動される砥石10が備えられている。なお、前記
X、Y、Z方向移動体4,5,7はそれぞれX,Y,Z方向駆動モ
ータ11〜13で駆動されるようになっており、その内のX
及びY方向駆動モータ11,12によって駆動手段が構成さ
れている。
第1,2図に示すように、フレーム3には制御盤14が支
持され、同制御盤14には後述するティーチング工程とプ
レイバック工程とを選択するためのモード選択スイッチ
15、プレイバック工程における砥石10の移動回数を設定
するための回数設定スイッチ16が設けられている。
前記制御盤14にはケーブル17を介して携帯遠隔操作可
能な操作手段としてのティーチング装置18が接続されて
いる。このティーチング装置18には360゜の範囲で傾動
操作可能な操作レバー19が設けられ、その傾動方向及び
傾動量を、X軸エンコーダ20とY軸エンコーダ21との合
成信号によって検出するようになっている。また、ティ
ーチング装置18には前記Z方向移動軸7を上下方向に移
動させるためのZ方向移動スイッチ22、後述するティー
チング工程及びプレイバック工程を開始させるための開
始ボタン23が設けられている。
第2図に示すように、制御盤14に内装された研摩領域
指定手段としての中央処理装置24(以下、CPUという)
の入力側には、この制御盤14の各スイッチ15,16が接続
されるとともに、前記ティーチング装置18の各スイッチ
22,23及び両エンコーダ20,21が接続されている。また、
CPU24の出力側には前記X,Y,Z方向の各駆動モータ11〜13
とエアモータ9とがそれぞれ接続され、これらに対して
CPU24から駆動及び停止信号が出力されるようになって
いる。
さらに、CPU24にはリードオンリメモリ25(ROM)と記
憶手段としてのランダムアクセスメモリ26(RAM)とが
接続され、ROM25にはこの研摩機全体を制御するための
プログラムとプレイバック工程における砥石10の移動パ
ターンのプログラムとが記憶され、RAM26にはティーチ
ング工程において指定された砥石10の経路データ、及び
回数設定スイッチ16により設定された砥石10の移動回数
を書き換え可能に記憶するようになっている。
そして、CPU24はティーチング装置18のZ方向移動ス
イッチ22が操作されると、Z方向駆動モータ13を駆動制
御してスイッチ22の操作方向に応じた方向へZ方向移動
軸7を移動させるようになっている。また、CPU24は操
作レバー19が傾動操作されてX及びY軸エンコーダ20,2
1から検出信号が入力されると、X及びY方向駆動モー
タ11,12を駆動制御して、操作レバー19の傾動方向に応
じた方向へ傾動量に応じて速度で砥石10を移動させるよ
うになっている。一方、CPU24は砥石10が移動した経路
データをその移動速度に関係なく順次RAM26に記憶させ
るようになっている。さらに、CPU24は移動中の砥石10
がすでに通過した経路のいずれかの箇所と交わると、こ
の経路によって囲まれた領域を研摩領域Eとして決定す
るようになっている。
また、CPU24は開始ボタン23が押圧操作されると、上
記したようにしてRAM26に記憶された研摩領域Eのデー
タ、及び前記ROM25に記憶されている移動パターンに基
いてX及びY方向駆動モータ11,12を駆動制御し、砥石1
0を金型W上の研摩領域E内において移動させて同領域
E内を研摩する。そして、CPU24は前記回数設定スイッ
チ16にて設定された回数だけ研摩領域E内で砥石10を移
動させると、その研摩動作を停止するようになってい
る。
次に、以上のように構成された研摩機により金型Wを
研摩する場合について説明する。
まず、研摩機に金型Wの研摩領域Eを指定するティー
チング工程を説明すると、第1図に示すように、研摩機
のテーブル2上に研摩面を上方へ向けた金型Wを載置
し、ティーチング装置の操作レバー19及びZ方向移動ス
イッチ22を操作して、金型W上の研摩しようとする領域
の外(第3図におけるティーチング開始点a)に砥石10
を移動させる。その後、モード選択スイッチ15によりテ
ィーチング工程を選択するとともに、エアモータ9を作
動させて開始ボタン23を押圧操作する。そして、第3図
に示すように、操作レバー19を適宜傾動操作し金型W上
において研摩領域Eの外周に沿うように砥石10を移動さ
せると、CPU24がその経路データを順次RAM26に記憶させ
る。さらに、第3図に示すように、この砥石10をすでに
通過した経路のティーチング開始点付近と交わらせる
と、CPU24はこの経路によって囲まれた領域を研摩領域
Eとして決定してティーチング工程を終了する。
以上のようにティーチング工程における金型W上の砥
石10の移動は全て傾動レバー19にて遠隔操作されること
になる。一方、前述したように傾動レバー19は360゜い
ずれの角度にも傾動可能で、その傾動方向に対応する方
向へ砥石10を移動させるようになっているため、作業者
は所望の経路に沿って容易にこの砥石10を移動させるこ
とができる。
次に、ティーチング工程によって指定された研摩領域
E内を研摩するプレイバック工程を説明すると、ティー
チング装置の操作レバー19及びZ方向移動スイッチ22を
操作して、研摩領域Eの外周上の一側(第4図における
プレイバック開始点b)に砥石10を移動させる。なお、
その位置は研摩領域Eの外周であればどこでもよい。そ
の後、モード選択スイッチ15によりプレイバック工程を
選択して開始ボタン23を押圧操作すると、第4図に示す
ように、CPU24はエアモータ9を回転させるとともに、
プレイバック開始点bからROM25に記憶された移動パタ
ーンに従って砥石10を移動させ、研磨領域Eの対向側の
外周まで砥石10を移動させると、今までとは逆の経路を
辿って再び砥石10をプレイバック開始点bに戻す。な
お、この際に研磨領域E内に磨き残しがないように、RO
M25に記憶された移動パターンは砥石10の外径を考慮し
て設定されている。
CPU24は以上の動作を砥石10に繰り返して行なわせ、
その回数が前記回数設定スイッチ16にて設定された回数
に達すると、プレイバック工程を終了して砥石10を停止
させる。以上によって金型Wの研摩領域Eの研摩が終了
する。
このように、本実施例の研摩機においては、ティーチ
ング装置18の操作レバー19を傾動操作して、研摩しよう
とする領域Eの外周に沿って砥石10を移動させるだけの
簡単な操作でRAM26に経路データを記憶させることがで
きる。さらに、この際の砥石10の移動方向は操作レバー
19の傾動方向と対応しているため、所望の経路に沿って
容易に砥石10を移動させることができる。
また、以上のようなティーチング装置18の操作は遠隔
操作が可能であるため、作業者が自らの手で砥石10を移
動させる手間を省くことができる。従って、砥石10を移
動させるために不自然な姿勢をとったりする必要がない
ばかりでなく、万一砥石10が暴走しても作業者に危険が
及ぶ虞がない。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の研摩機によれば、研摩
しようとする研摩領域を簡単に設定できる上に、その際
に作業者が自らの手で砥石を移動させる必要がなく、研
摩領域の設定作業を安全に遂行することができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の金型研摩機を示す正面図、第2図は
その電気的構成を示すブロック図、第3図はティーチン
グ工程において砥石の移動経路に囲まれた研摩領域を示
す説明図、第4図はプレイバック工程において砥石によ
り研摩されている研摩領域を示す説明図である。 10は砥石、11は駆動手段としてのX方向駆動モータ、12
は駆動手段としてのY方向駆動モータ、18は操作手段と
してのティーチング装置、19は操作レバー、24は研摩領
域指定手段としてのCPU、26は記憶手段としてのRAM、W
はワークとしての金型、Eは研摩領域である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク(W)を研摩するための砥石(10)
    と、 任意の方向へ傾動操作可能な操作レバー(19)を備えた
    操作手段(18)と、 前記操作手段(18)の操作レバー(19)の傾動操作に対
    応して砥石(10)を移動させる駆動手段(11,12)と、 ワーク(W)上の研摩しようとする領域の外周に沿って
    同領域を囲うように前記操作レバー(19)により砥石
    (10)を移動させたときの、同砥石(10)が移動した経
    路データを記憶する記憶手段(26)と、 前記記憶手段(26)に記憶された経路データに基き、そ
    の経路に囲まれた領域を研摩領域(E)として指定する
    研摩領域指定手段(24)と を備えた研摩機。
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