JP2857190B2 - 感光材収容マガジン - Google Patents

感光材収容マガジン

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JP2857190B2
JP2857190B2 JP1341291A JP34129189A JP2857190B2 JP 2857190 B2 JP2857190 B2 JP 2857190B2 JP 1341291 A JP1341291 A JP 1341291A JP 34129189 A JP34129189 A JP 34129189A JP 2857190 B2 JP2857190 B2 JP 2857190B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は感光材収容マガジン、特に感光性フィルムを
1枚ずつ画像形成部へ給送するために多数枚の感光性フ
ィルムを収容可能であって、画像形成装置へ着脱可能な
マガジンに関する。
従来の技術と課題 従来、感光性フィルム上にレーザビームを照射して画
像を形成するプリンタ装置においては、多数枚の感光性
フィルムを収容したマガジンを装置本体に着脱可能な構
成としている。この種のマガジンで使い捨てタイプのも
のは、箱状マガジンの開口部に遮光性のシート状カバー
を貼り付け、装置本体への装填時にはこのカバーを先端
部分から剥離しつつ所定位置まで巻き取り、マガジンを
装置本体から取り出す際にはカバーを巻き戻して再度貼
り付けていた。カバーはマガジンが装置本体外に置かれ
ているとき、マガジン内部を遮光するために機能し、マ
ガジンの撓みで隙間が発生しないように、伸縮性の大き
いポリエチレンフィルム等が使用されている。
しかしながら、カバー全体が伸縮性の大きい材質から
なると、巻取り時に剥離が開始されるカバー先端部分に
大きな力が作用するため、この部分に伸びが発生し、巻
き戻した際にしわになったり、貼着不良が発生し、遮光
性が確保できないという問題点を有している。
そこで、本発明の課題は、一旦巻き取ったカバーを巻
き戻して再貼着した際にも遮光性に支障を来すことのな
い感光材収容マガジンを提供することにある。
課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係る感光材収容
マガジンは、その開口面に貼着された遮光性のシート状
カバーの先端部分に伸縮性の小さい材質を使用したこと
を特徴とする。カバーの他の部分はマガジンとの密着性
の良好な伸縮性の大きい材質が使用される。
伸縮性の小さい材質とは、例えば引張弾性係数が400k
g/cm2程度のポリエステル、ポリカーボネート、セルロ
ースアセテート、ポリスチレン等をいう。伸縮性の大き
い材質とは、例えば引張弾性係数が40kg/cm2程度のポリ
エチレン、軟質ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ナイロン等をいう。
感光材の取出し時、前記カバーは先端部分から剥離さ
れ、該先端部分には大きな力が作用する。しかし、先端
部分は伸縮性の小さい材質からなるため、伸びが発生す
ることはなく、再度貼り付けた際に貼着不良等で遮光性
が損なわれることはない。
実施例 以下、本発明に係る感光材収容マガジンの実施例を添
付図面に基づいて説明する。
第1図に、本発明に係るマガジンを備えたプリンタ装
置の全体構成を示す。このプリンタ装置10は、内部を密
閉して遮光するように形成された筐体の本体11内に、主
に電装ボックス12、フィルムマガジン13、フィルム給送
装置14、フィルム搬送部15、光学ユニット16、副走査ユ
ニット18及びレシーブマガジン19がそれぞれ図示のよう
に配設されている。
マガジン13は、電装ボックス12の直上に交換自在に装
填され、未露光の感光性フィルム20を積層して収納した
もので、上面を以下に説明する遮光性のシート状カバー
41(第2図、第5図参照)で必要に応じて自動的に開口
部を形成したり、遮蔽したりするように構成されてい
る。
前記マガジン13上には、この中に収納された感光性フ
ィルム20を1枚ずつ給送するためのバキューム方式のフ
ィルム給送装置14が設けられている。この給送装置14
は、真空吸着盤21を有する吸着盤保持ユニット22がアー
ム23の先端に取り付けられ、真空吸着盤21が水平の姿勢
を保ちながら支軸24を中心に矢印で示すように揺動し、
最上部のフィルム20を吸着してフィルム搬送部15の入口
部に接離可能に設置された搬送用ローラ対25の間に送り
込むように構成されている。
フィルム搬送部15の搬送用ローラ対25は、駆動ローラ
である下ローラと従動ローラである上ローラから構成さ
れ、上ローラは下ローラに対して接離可能に支軸28を中
心に揺動し、その開放状態において給送装置14でピック
アップされた1枚のフィルム20の先端が挿入され、次い
で圧接状態においてくわえ込んだフィルム20を搬送ガイ
ド板29上に送るようになっている。この搬送部15の中央
部には、上ローラと下ローラで構成される斜行矯正ロー
ラ対30が設けられていて、駆動される上ローラが支軸31
を中心に揺動し、搬送用ローラ対25により送られてきた
フィルム20の姿勢を補正するようになっている。そし
て、送られてきたフィルム20は支軸33を中心に揺動する
ストッパ32に当接し、位置規制されて一時停止する。
このようにして位置規制されて送られたフィルム20
は、次に、ストッパ32を開放することにより、弾性部材
で被覆された回転自在な上側のニップローラ35,35′と
駆動される副走査ドラム36からなる副走査ユニット18に
おいて移動し、このとき光学ユニット16から副走査ドラ
ム36の軸方向に主走査されるレーザビームにて画像露光
される。このようにして露光されたフィルム20は、レシ
ーブマガジン19内に排出されるようになっている。そし
て、レシーブマガジン19内に収容された露光後のフィル
ム20は、レシーブマガジン19を遮光状態としてレシーブ
マガジン19ごとプリンタ装置10外へ取り出され、その後
現像処理されることとなる。なお、レシーブマガジン19
の位置に現像装置を内蔵させておき、露光後のフィルム
20を逐次現像してプリンタ装置10外へと排出するように
してもよい。
一方、本プリンタ装置10に隣接してホスト装置1が設
置されている。プリントすべき画像情報はこのホスト装
置1から1画像分ずつプリンタ装置10に通信される。
次に、マガジン13の機構及びカバー巻取り装置を説明
する。
第2図、第3図、第4図において、感光性フィルムを
積層状態で収容するマガジン13は、遮光性プラスチック
製の箱体をなし、上面には鍔部13aがフランジ状に設け
られている。この鍔部13aには粘着テープ38が貼り付け
られている。そして、このマガジン13の上面には遮光性
のシート状カバー41が設けられ、このカバー41はマガジ
ン13の鍔部13aに粘着テープ38により繰り返し剥離ある
いは貼着されるようになっている。
カバー41は、マガジン13の鍔部13aの大きさに対応す
る本体部分41aと、カバー41を以下に説明するように巻
き取り、巻き戻すために巻取り軸17(第5図参照)へ係
止する先端部分41bとからなる。本体部分41aは鍔部13a
との密着性を確保するため、伸縮性の大きい材質、例え
ば引張弾性係数が40kg/cm2で厚さ75〜100μmのポリエ
チレンフィルムからなる。先端部分41bは巻取り開始時
に大きな剥離力が作用するため、伸縮率の小さい材質、
例えば引張弾性係数400kg/cm2で厚さ75〜100μmのポリ
エステルフィルムからなる。この両者は第4図に示す如
くマガジン13の前端部上でオーバーラップさせて粘着テ
ープ38aにて貼着・一体化されている。
なお、カバー41の材質としては種々のものを使用する
ことができる。本体部分41aに使用される伸縮性の大き
い材質としては、軟質ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
ル、ナイロン等を挙げることができる。また、先端部分
41bに使用される伸縮性の小さい材質としては、ポリカ
ーボネート、セルロースアセテート、ポリスチレン等を
挙げることができる。
一方、カバー41をマガジン13の上面開口部に貼り付け
る粘着テープ38は、第2図中一点鎖線で示すように、鍔
部13aの全周にわたって設けられている。特に、剥離再
貼着される前端角部は、カバー41が浮き上がりやすいた
め、第3図に示す粘着テープ38を分割し、特に粘着テー
プ片38′を角部にオーバーラップさせ、遮光性の改善を
図っている。
第5図において、前記マガジン13は、枠状のマガジン
載置台39上に載置された状態で装置本体11内に装填され
る。マガジン載置台39のマガジン13の鍔部13a下面に対
向する部分にはゴム製の弾性パッド(図示せず)が付設
されており、マガジン13はマガジン載置台39上に弾性パ
ッドを介して載置されるようになっている。このマガジ
ン載置台39は基台40上に一体的に固定されている。ま
た、この基台40はマガジン装着部のドア(図示せず)を
開けることにより、装置本体11内より第5図中右斜め下
方に引出し可能となっている。従って、装置本体11内へ
のマガジン13の装填は基台40を引き出すことによって行
なわれる。
前記マガジン13のカバー41を巻き取って剥離及び巻き
戻して貼着するためのカバー巻取り部は、マガジン13及
びマガジン載置台39を下方及び両側部で取り囲み込む凹
状の支持フレーム42が設置され、その両側板の上部に支
軸87を介して揺動自在に取り付けたプレート100、101に
巻取り軸17が回転可能に設置されている。プレート100,
101はスプリング102によって支軸87を支点として下方に
付勢されており、巻取り軸17はマガジン13の鍔部13a上
に常時弾性的に圧接されている。
支持フレーム42は、巻取り軸17がマガジン13の鍔部13
aに沿って一体的に水平移動するように、支持フレーム4
2に支軸92を介して設けられたピニオン47,47が基台40,4
0上に掛け渡されたラック保持板45,45上のラック45a,45
aと係合して移動可能に設けられている。そして、支持
フレーム42の右側の側板には、巻取り軸17を回転駆動す
ると共にこの巻取り部を全体的に移動させるための歯車
伝動系及び巻取りモータ46等が搭載され、以下に詳述す
る如く支持フレーム42及びそれに搭載されている各部品
が矢印b方向あるいはそれとは逆の矢印b′方向に移動
するように構成されている。
歯車伝動系は、詳しく第6図、第7図に示すように、
巻取りモータ46の出力ギヤ80、この出力ギヤ80と同軸上
の支軸81に揺動自在に設けた切換えレバー82の先端に装
着された切換えギヤ83、支持フレーム42にそれぞれ回転
自在に装着されたアイドルギヤ84,85,86、巻取り軸17の
支軸88の端部に固定されたギヤ89、ピニオン47の支軸92
に固定されたギヤ93、支持フレーム42に回転自在に装着
されたアイドルギヤ91、及び切換えレバー82の下端に連
結したソレノイド95から構成されている。ソレノイド95
は通常オフされており、切換えレバー82は図示しないス
プリングにて支軸81を支点として矢印a方向に付勢さ
れ、切換えギヤ83はアイドルギヤ91に噛合している(第
7図中一点鎖線で示す)。一方、ソレノイド95がオンさ
れると切換えレバー82が矢印aとは逆方向に揺動し、切
換えギヤ83がアイドルギヤ84に噛合することとなる。ま
た、切換えレバー82の揺動は支持フレーム42に設けた突
片42a,42bによって規制される。
以上の歯車伝動系において、カバー41の巻取り時に
は、まずソレノイド95をオンすると共に巻取りモータ46
を正転させる。これにて、切換えレバー82が矢印aとは
逆方向に揺動し、切換えギヤ83がアイドルギヤ84に噛合
し、巻取りモータ46の回転力(矢印w方向)が出力ギヤ
80から切換えギヤ83、アイドルギヤ84,85,86を介してギ
ヤ89へ伝達され、巻取り軸17が矢印w方向へ回転する。
この回転によって先端部分41bの開口41cが巻取り軸17に
係止された(係止機構は以下に詳述する)カバー41が巻
取り軸17の周囲に順次巻き取られ、支持フレーム42がラ
ック45,45a上で矢印b方向に移動する。これによって、
カバー41がマガジン13の鍔部13a上から剥離され、内部
に収容されているフィルム20を取り出すのに必要な開口
部を形成する。
支持フレーム42の移動軌跡上には、巻取り開始位置を
検出するセンサ50及び巻取り終了位置(第5図に示す位
置)を検出するセンサ51が設置されており、センサ51で
支持フレーム42の移動を検出することにより巻取りモー
タ46の正転がオフされ、カバー巻取り処理が停止され
る。
一方、カバー41を巻き戻すには、ソレノイド95をオフ
した状態で(切換えギヤ83がアイドルギヤ91に噛合して
いる)、巻取りモータ46を逆転させる。これにてピニオ
ン47が矢印rw方向に回転駆動され、支持フレーム42が矢
印b′方向に移動する。このとき、巻取り軸17はフリー
状態であり、巻取り軸17は鍔部13a上を矢印rw方向に従
動回転し、その外周に巻き取られているカバー41を順次
鍔部13a上に貼り付けていく。
以上の巻取り処理においては、巻取り軸17へ回転力を
伝達し、巻取り軸17の回転力に基づいてカバー41を巻き
取るため、カバー41は適度なテンションが作用した状態
で巻き取られ、しわを生じることなく確実に巻き取られ
る。一方、巻戻し処理においては、ピニオン47,47を介
して支持フレーム42へ移動力を伝達し、巻取り軸17を従
動的に転動させてカバー41を巻き戻すため、カバー41は
適度なテンションが作用した状態で巻き戻され、しわ等
を生じることなく鍔部13a上へ再貼着される。
また、本実施例においては、切換えギヤ83の揺動中心
を駆動系上流側の出力ギヤ80と同軸上に設定し、ソレノ
イド95がオンされて切換えギヤ83がアイドルギヤ84に噛
合するために揺動する方向(矢印aとは逆方向)は、こ
のとき出力ギヤ80が回転する矢印w方向と同方向であ
り、切換えギヤ83は出力ギヤ80の回転力によって出力ギ
ヤ80の回りをスムーズに移動し、アイドルギヤ84に確実
に噛合することとなる。また、切換えギヤ83は出力ギヤ
80の周囲で転動自在とされているが、アイドルギヤ84と
噛合しているときには出力ギヤ80の矢印w方向の回転力
によってアイドルギヤ84に食い込む方向に付勢され、ア
イドルギヤ91と噛合しているときには出力ギヤ80の矢印
rw方向の回転力によってアイドルギヤ91に食い込む方向
に付勢されている。従って、切換えギヤ83はアイドルギ
ヤ84,91のいずれに噛合しているときでも、確実にアイ
ドルギヤ84,91に噛合し、歯飛び等の不具合が生じるこ
とはない。なお、切換えレバー82の下端がストッパ42a,
42bに当接してその揺動角度を規制されることにより、
切換えギヤ83とアイドルギヤ84又は91とのバックラッシ
ュが正確に保たれる。
さらに、本実施例においては、カバー41の本体部分41
aは伸縮性の大きい材質を使用しているため、鍔部13a上
への密着性が良好であることは勿論、先端部分41bは伸
縮性の小さい材質を使用しているため、巻取り開始時に
作用する大きな剥離力で伸び切ってしまうおそれがな
く、巻き戻した際に先端鍔部13a′(第5図参照)に隙
間なく再貼着される。特に先端鍔部13a′上ではカバー4
1に矢印c,c′方向のテンションが作用せず、カバー41に
矢印c,c′方向のしわが発生しやすいが、先端部分41bに
伸縮性の小さい材質を使用していることから、このよう
なしわの発生を解消できる。
なお、カバー巻取り部の支持フレーム42には支軸90の
先端に操作ダイヤル44が固定され、手動にてこの巻取り
部を移動可能としている。
次に、カバー41の先端部分41bを巻取り軸17に係止す
るための構成について第8図〜第11図を参照して説明す
る。
巻取り軸17は、筒状とされ、切欠き18,18が形成さ
れ、その間に残された係止部19にはスリット19aが形成
されている。巻取り軸17の内部には中軸20が軸方向に摺
動自在に設定されている。中軸20はスリット19aに係合
するスライドピン20a、突片20b,20bを備え、スライドピ
ン20aを操作することによってスリット19aの範囲内で軸
方向に移動させることができる。中軸20は第9図に示す
ように左側にセットされているとき、突片20b,20bが切
欠き18,18を開放し、第10図に示すように右方に移動す
ると突片20b,20bが切欠き18,18を閉止する。
一方、カバー41の先端部分41bには開口41cが形成され
ている。また、載置台39の先端部には鍔部13aと同一高
さから下方に傾斜する支持板39aが突設されている。
以上の構成において、カバー41の先端部分41bを巻取
り軸17に係止するには、まずスライドピン20aを操作し
て中軸20を第9図に示す如く左方に移動させ、切欠き1
8,18を開放する。この状態でカバー先端部分41bの開口4
1cを係止部19に嵌め、中軸20を右方へ戻す(第10図参
照)。これにて、先端部分41bの両側連結部41d,41dが切
欠き18,18の縁部18a,18aと突片20b,20bとで挾まれ、先
端部分41bが抜けることなく巻取り軸17に係止される。
先端部分41bの係止処理は第11図に示すように、巻取
り軸17が傾斜した支持板39aの先端部分に位置し、か
つ、切欠き18,18を上方へ向けた状態で行なわれる。こ
のとき、巻取り軸17は支持板39aの傾斜分だけ下がり、
カバー先端部分41bはストレートに張り渡された状態で
巻取り軸17に係止される。カバー巻取り処理は第11図に
示す状態から巻取り軸17が矢印w方向に回転駆動される
ことにより行なわれ、カバー先端部分41bは回転開始と
同時に巻き取られていく。また、カバー巻戻し時におい
て、巻取り軸17はカバー先端部分41bがストレートに引
っ張られた第11図の状態まで復帰して停止される。即
ち、切欠き18,18、中軸20のスライドピン20aが上方を向
いた状態で停止することにより、カバー先端部分41bの
開放動作を能率よく行なうことができる。
一方、巻取り開始時及び巻戻し終了時に巻取り軸17が
位置する支持板39aが、第12図、第13図に示す如く、鍔
部13aと同じ高さに設定されていると、カバー先端部分4
1bを巻取り軸17に係止した際、先端部分41bのx部が鍔
部13aの端部から斜め上方に立ち上がり、巻取り軸17は
x部が水平状態になるまでスリップ回転し、第13図の状
態からカバー41の巻取りが開始される。そして、巻戻し
時においては巻取り軸17が従動回転することから、第13
図の状態で停止することとなる。この状態でカバー先端
部分41bを巻取り軸17から解放するには、スライドピン2
0a及び切欠き18,18が上方を向く第12図の状態まで巻取
り軸17を矢印rw方向に回転させる必要があり、極めて煩
雑である。本実施例の如く、支持板39aをカバー貼着面
よりも下方に傾斜させることにより、巻戻し時に従動回
転する巻取り軸17を巻戻し終了時にはスライドピン20a
及び切欠き18,18が上方を向くように自動的に停止させ
ることができ、以後の作業が簡単なものとなる。
次に、このように構成された巻取り部によるカバー41
の巻取り処理、巻戻し処理の制御手段を第14図、第15図
のフローチャートを参照して説明する。
まず、第14図のフローチャートを参照して、カバー巻
取り処理について説明する。このサブルーチンはマガジ
ン13をプリンタ装置10内に装填すると直ちに実行され
る。
まず、プリンタ装置本体11の図示しないマガジン装填
用ドアをロックする(ステップS1)。そして、巻取り部
がカバー巻取り終了位置(第5図の状態)にセットされ
ているか否かをセンサ51のオン,オフにて判定する(ス
テップS2)。センサ51がオンしていれば、カバー41は既
に巻き取られているものと判断し、ここでの処理を終了
する。一方、センサ51がオンしていなければ、ソレノイ
ド95をオンし(ステップS3)、切換えギヤ83をアイドル
ギヤ84に噛合させる。同時に巻取りモータ46を正転オン
し(ステップS4)、巻取り軸17を巻取り方向(矢印w方
向)に回転させる。これにて、カバー41が巻取り軸17に
巻き取られていくと共に支持フレーム42が矢印b方向に
移動する。このカバー巻取り部の移動は前記センサ51が
オンするまで継続される。即ち、カバー巻取り部が第5
図に示す巻取り終了位置に移動すると、センサ51がオン
し(ステップS5でYES)、巻取りモータ46をオフする
(ステップS6)と共に、ソレノイド95をオフし(ステッ
プS7)、支持フレーム42をその位置に停止させる。
次に、第15図のフローチャートを参照してカバー巻戻
し処理を説明する。この処理は、プリンタ装置10の図示
しない操作パネルのマガジン取出しスイッチを操作した
とき、または、マガジン13内のフィルムエンプティが検
出されたときに実行される。
まず、支持フレーム42が巻取り開始位置にあることを
検知するセンサ50のオン,オフによって、既にカバー41
が巻き戻されているか否かを判定する(ステップS1
1)。このステップS11でカバー41が巻き戻されていると
判定された場合には、直ちにマガジン装着部のドアロッ
クを解除する(ステップS15)。一方、カバー41が巻き
戻されていないときには(ステップS11でNO)、巻取り
モータ46を逆転オンする(ステップS12)。このときソ
レノイド95はオフされているため、切換えギヤ83がアイ
ドルギヤ91に噛合しており、巻取りモータ46の逆転駆動
力はピニオン47に伝達され、ピニオン47が矢印rw方向に
回転する。これにて支持フレーム42が矢印b′方向に移
動し、巻取り軸17が矢印rw方向に従動回転しつつカバー
41を巻き戻し、カバー41が粘着テープ38を介してマガジ
ン13の鍔部13aに均一に貼着される。続いて、センサ50
のオンにより支持フレーム42が巻取り開始位置に戻った
ことを確認すると(ステップS13でYES)、巻取りモータ
46をオフし(ステップS14)、マガジン装着部のドアロ
ックを解除する(ステップS15)。これにて、基台40を
引き出してマガジン13を取り出すことが可能になる。
第16図、第17図はカバー係止機構の第2実施例を示
し、カバー先端部分41bには幅の狭い首部41eとそれより
も幅の広い頭部41fが形成されている。巻取り軸17には
両側に突片17b,17bを有する切欠き17aが形成されてい
る。切欠き17aの幅寸法は首部41eの幅寸法よりは大き
く、頭部41fの幅寸法よりも小さい。また、突片17b,17b
の間隔寸法は首部41eの幅寸法よりも小さい。従って、
第17図に示す如く、頭部41fを切欠き17aから突出させた
状態で首部41eを突片17b,17bに係止させることにより、
カバー先端部分41bが巻取り軸17に係止されることとな
る。
第18図、第19図はカバー係止機構の第3実施例を示
し、カバー先端部分41bには突片41gの先端にピン41hが
固着されている。巻取り軸17にはピン41hが嵌合可能な
溝部21aを有するホルダ21が埋め込まれている。ピン41h
は溝21aに対して径方向に押し込むか引っ張ることで着
脱でき、カバー巻取り時及び巻戻し時にはテンションが
巻取り軸17の周面の略接線方向に作用するためピン41h
が溝部21aから抜けることはない。
第20図はカバー係止機構の第4実施例を示し、カバー
先端部分41bには突片41gに孔41iが形成されている。巻
取り軸17にはフック17cを有する切欠き17aが設けられ、
切欠き17aは突片41gより若干幅広であり、フック17cは
巻取り軸17の外径内に収められている。孔41iはフック1
7cに対して着脱可能であり、カバー巻取り時及び巻戻し
時のテンションで孔41iがフック17cから抜けることはな
い。
第21図、第22図はカバー係止機構の第5実施例を示
し、カバー先端部分には突片41jが形成されている。巻
取り軸17には断面十字形状のスリット17d,17eが形成さ
れている。スリット17d又は17eに挿入された突片41j
は、自らの弾性でスリット17d又は17eに係合し、カバー
巻取り時及びカバー巻戻し時には巻取り軸17の周面の略
接線方向に作用するテンションで巻取り軸17に密着し、
スリット17d又は17eから抜けることはない。
なお、本発明に係る感光材収容マガジンは以上の実施
例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変更可能である。
例えば、カバー巻取り装置の駆動系は種々の形態を採
用することができ、歯車列を変更することで巻取りモー
タ46を巻取り時及び巻戻し時共に正転駆動する構成も可
能である。また、ソレノイド95のオン,オフタイミング
を巻取り時と巻戻し時とで前記実施例とは逆にしてもよ
い。この場合、ソレノイド95がオフされているとき切換
えギヤ83はアイドルギヤ84と噛合する状態にセットされ
ることとなる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、遮光
性のシート状カバーの先端部分に伸縮性の小さい材質を
使用したため、巻取り時に先端部分に大きな剥離力が作
用してもこの部分に伸びが生じることなく、巻き戻した
際に貼着不良等を生じてマガジン内部の遮光性を損なう
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第15図は本発明に係る感光材収容マガジン
の第1実施例を示す。第1図はマガジンを備えたプリン
タ装置の全体構成図、第2図はマガジンの平面図、第3
図は第2図のA部での粘着テープの設置状態を示す平面
図、第4図はカバーの貼り合わせを示す正面図、第5図
はカバー巻取り装置の斜視図、第6図は巻取り駆動部の
斜視図、第7図は巻取り駆動部の正面図、第8図はカバ
ー係止機構を示す斜視図、第9図、第10図は巻取り軸の
断面図、第11図は巻取り動作を説明するための断面図、
第12図、第13図は巻取り動作の不具合例を示すための断
面図、第14図はカバー巻取り処理の制御手順を示すフロ
ーチャート図、第15図はカバー巻戻し処理の制御手順を
示すフローチャート図である。第16図は第2実施例のカ
バー係止機構を示す斜視図、第17図はその係止状態を示
す平面図である。第18図は第3実施例のカバー係止機構
を示す斜視図、第19図はその係止状態を示す斜視図であ
る。第20図は第4実施例のカバー係止機構を示す斜視図
である。第21図は第5実施例のカバー係止機構を示す斜
視図、第22図は巻取り軸の断面図である。 13…マガジン、13a…鍔部、17…巻取り軸、20…フィル
ム、38…粘着テープ、41…カバー、41a…本体部分、41b
…先端部分、46…巻取りモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村崎 貞信 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 武井 一 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 山越 行芳 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材が収容可能な略箱形状のマガジンの
    開口面に遮光性のシート状カバーを貼り付け、感光材取
    出し時には前記カバーを先端部から剥離し、取出し終了
    後は前記カバーを再度貼り付けるようにした感光材収容
    マガジンにおいて、 前記カバーは、先端部分が伸縮性の小さい材質からな
    り、他の部分が伸縮性の大きい材質からなること、 を特徴とする感光材収容マガジン。
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