JP2856519B2 - 計重装置付きフォークリフトトラック - Google Patents
計重装置付きフォークリフトトラックInfo
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- Japan
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- fork
- weighing
- fork hook
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- hook
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
る計重装置を装備したフォークリフトトラックに関する
ものである。
示すように構成されている。従来では第6図に示すよう
に、前輪1の近傍に配設されている第1のフォーク掛け
部2aは、リフトシリンダ〔図示せず〕によって昇降駆動
される。この第1のフォーク掛け部2aには第1の計量ユ
ニット3aと第2の計量ユニット3bを介して第2のフォー
ク掛け部2bが取り付けられており、第2のフォーク掛け
部2bにフォーク4が取り付けられている。
ォーク掛け部2aにボルト締めされ、第1,第2の計量ユニ
ット3a,3bの可動側IIには第7図にも示すように第2の
フォーク掛け部2bがボルト5でボルト締めされている。
第8図はボルト5による締め付け状態を示しており、第
2のフォーク掛け部2bと第1,第2の計量ユニット3a,3b
の間には“がたつき”が生じないように強固にボルト5
で締め付けられている様子がわかる。なお、第1のフォ
ーク掛け部2aと第1,第2の計量ユニット3a,3bの固定側
Iとのボルトによる締め付けの状態もこれと同じであ
る。
重の和算値に基づいて計算されている。
フォーク掛け部2aと第1,第2の計量ユニット3a,3bと第
2のフォーク掛け部2bが完全に一体に組み立てられてい
るため、各部品の線膨張係数の違いとか、フォーク4の
第2のフォーク掛け部2bへの取り付け位置の狂い、フォ
ーク4で持ち上げた荷物から受ける偏荷重などが原因
で、第1,第2の計量ユニット3a,3bに横方向の力Δfや
モーメントθによる捩じれが作用して正確な計量を実施
できない。
による捩じれが第1,第2の計量ユニット3a,3bに作用し
ないようにして、計量精度の改善を実現できる計量装置
付きフォークリフトトラックを提供することを目的とす
る。
フトシリンダによって昇降駆動される第1のフォーク掛
け部に、この第1のフォーク掛け部の左右方向に配列さ
れた第1の計量ユニットと第2の計量ユニットを介して
第2のフォーク掛け部を取り付け、第2のフォーク掛け
部にアタッチメントを取り付けて、第1、第2の計量ユ
ニットの検出荷重の和算値に基づいて荷役重量を計算す
るとともに、第1,第2の計量ユニットと第2のフォーク
掛け部との取り付けを、第2のフォーク掛け部の一端は
第1の計量ユニットの可動側に固定し、第2のフォーク
掛け部の他端は第2の計量ユニットの可動側から延びる
突部に係止させたことを特徴とする。
第2のフォーク掛け部の第1,第2の計量ユニットの可動
側への取り付けは、第2の計量ユニットへの取り付け部
が、第2の計量ユニットの可動側から延びる突部に係止
させたモーメントフリー構造であってボルトなどで締め
付けていないため、第2のフォーク掛け部が膨張収縮し
たり、アタッチメントで持ち上げた荷物から受ける偏荷
重が発生しても、第2の計量ユニットの可動側に対して
第2のフォーク掛け部が移動し、第2の計量ユニットの
可動側から延びる突部を介して荷重成分だけが第2の計
量ユニットに作用する。第1の計量ユニットには直接に
荷重が作用する。
説明する。なお、従来例を示す第6図〜第8図と同様の
作用をなすものには、同一の符号を付けて説明する。
示すように、前輪1の近傍に配設されている第1のフォ
ーク掛け部2aは、リフトシリンダ〔図示せず〕によって
駆動されてマスト6に沿って昇降する。第1のフォーク
掛け部2aの左右両側には計量ユニット固定ハンガー7a,7
bがボルト8a,8bなどによって取り付けられている。計量
ユニット固定ハンガー7a,7bには、第1,第2の計量ユニ
ット3a,3bの固定側Iに螺合するボルト9によるボルト
締めで第1,第2の計量ユニット3a,3bが取り付けられて
いる。第1図にも示すように、第1の計量ユニット3aの
可動側IIには、セットプレート10aがボルト11によるボ
ルト締めで取り付けられている。同様に、第2の計量ユ
ニット3bの可動側IIには、セットプレート10bがボルト1
1によるボルト締めで取り付けられている。第1の計量
ユニット3aの可動側IIに取り付けられたセットプレート
10aには、第2図に示すようにボルト12によるボルト締
めで第2のフォーク掛け部2bが固定されている。第2の
計量ユニット3bの可動側IIに取り付けられたセットプレ
ート10bには、次のようにして第2のフォーク掛け部2b
が係止されている。セットプレート10bに対応して第2
のフォーク掛け部2bには、係止に使用するボルト13の直
径よりも大きくてボルト13の頭よりも小さい孔14が穿設
されており、ボルト13の第2のフォーク掛け部2bのこの
孔14に挿通して、ボルト13がセットプレート10bに螺合
させてある。第3図と第5図を見て分かるように、ボル
ト13の円筒部13aの長さLはボルト13が挿通される前記
孔14の部分の厚みtにくらべて長く、ボルト13の頭と第
2のフォーク掛け部2bの間には隙間15が設けられてい
る。このように、第1の計量ユニット3aに対して第2の
フォーク掛け部2bはボルト締めされて強固に固定されて
いるが、第1の計量ユニット3aに対して第2のフォーク
掛け部2bはボルト13に係止されただけのモーメントフリ
ー構造であるため、第2のフォーク掛け部2bが膨張収縮
したり、フォーク4で持ち上げた荷物から受ける偏荷重
が発生しても、第2の計量ユニット3bの可動側IIに対し
て第2のフォーク掛け部2bが移動し、ボルト13を介して
第2の計量ユニット3bには垂直荷重成分だけが作用し
て、第1,第2の計量ユニット3a,3bの検出荷重の和算値
から正確な荷役重量を得ることができる。
は、第5図に示すように二重平衡ビーム型ロードセルが
使用されており、引張型ロードセルをロバーバル機構に
組み込んだ構造の計量ユニットを使用する場合に比べ
て、計量ユニットの厚みを薄くすることができ、第2の
フォーク掛け部2bの突出量を低減することができ、フォ
ークオーバーハングを短くすることができ、計重装置を
付加したことによる許容荷重の低下を僅かに抑えること
ができる。
量ユニット3bの可動側に係止させるために、突部として
ボルト13を第2の計量ユニット2bの可動側に螺合させて
円筒部13aに引っ掛けたが、この係止のための突部はボ
ルトでなくてピンまたはフックであっても同様である。
取り付けた状態を説明したが、フォーク以外のアタッチ
メントであっても同様である。
トと第2のフォーク掛け部との取り付けを、第2のフォ
ーク掛け部の一端は第1の計量ユニットの可動側に固定
し、第2のフォーク掛け部の他端は第2の計量ユニット
の可動側から延びる突部に係止させたため、第1,第2の
計量ユニットと第2のフォーク掛け部との取り付けは一
方がモーメントフリー構造となり、ボルトなどで締め付
けていないため、第2のフォーク掛け部が膨張収縮した
り、アタッチメントで持ち上げた荷物から受ける偏荷重
が発生しても、第2の計量ユニットの可動側に対して第
2のフォーク掛け部が移動し、第2の計量ユニットの可
動側から延びる突部を介して荷重成分だけが第2の計量
ユニットに作用して、正確で高精度の計重を期待でき
る。
の第2のフォーク掛け部の正面図、第2図は第1図のX
−X線に沿う断面図、第3図は第1図のY−Y線に沿う
断面図、第4図は同装置の要部の斜視図、第5図は第1
図のZ−Z線に沿う断面斜視図、第6図は従来の計量装
置付きフォークリフトトラックの要部の斜視図、第7図
は同装置の第2のフォーク掛け部の正面図、第8図は第
7図のX−X線とY−Y線に沿う断面図である。 2a,2b……第1,第2のフォーク掛け部、3a,3b……第1,第
2の計量ユニット、4……フォーク〔アタッチメン
ト〕、12……ボルト、13……ボルト〔突部〕、14……
孔、15……隙間、I……計量ユニットの固定側、II……
計量ユニットの可動側。
Claims (1)
- 【請求項1】リフトシリンダによって昇降駆動される第
1のフォーク掛け部に、この第1のフォーク掛け部の左
右方向に配列された第1の計量ユニットと第2の計量ユ
ニットを介して第2のフォーク掛け部を取り付け、第2
のフォーク掛け部にアタッチメントを取り付けて、第
1、第2の計量ユニットの検出荷重の和算値に基づいて
荷役重量を計算するとともに、第1,第2の計量ユニット
と第2のフォーク掛け部との取り付けを、第2のフォー
ク掛け部の一端は第1の計量ユニットの可動側に固定
し、第2のフォーク掛け部の他端は第2の計量ユニット
の可動側から延びる突部に係止させた計重装置付きフォ
ークリフトトラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2211898A JP2856519B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 計重装置付きフォークリフトトラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2211898A JP2856519B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 計重装置付きフォークリフトトラック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494398A JPH0494398A (ja) | 1992-03-26 |
JP2856519B2 true JP2856519B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=16613471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2211898A Expired - Lifetime JP2856519B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 計重装置付きフォークリフトトラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856519B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517049A (ja) * | 2007-01-30 | 2010-05-20 | ジェラルド・エス・サイモンズ | 計量装置 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP2211898A patent/JP2856519B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517049A (ja) * | 2007-01-30 | 2010-05-20 | ジェラルド・エス・サイモンズ | 計量装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0494398A (ja) | 1992-03-26 |
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