JP2856084B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2856084B2
JP2856084B2 JP6277384A JP27738494A JP2856084B2 JP 2856084 B2 JP2856084 B2 JP 2856084B2 JP 6277384 A JP6277384 A JP 6277384A JP 27738494 A JP27738494 A JP 27738494A JP 2856084 B2 JP2856084 B2 JP 2856084B2
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保 鹿森
明 宮尾
和幸 矢野
高見 小山
功 桧山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給水,洗い,濯ぎ,脱水
等の工程を自動的に遂行する洗濯機に係り、さらに詳細
には、風呂水吸水ポンプを備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】風呂の残り湯を洗濯水に利用して水道水
の節水を図ることが従来から行われている。
【0003】そして、風呂水を給水するための手段とし
て、投げ込み式の風呂水吸水ポンプを浴槽内に入れ、こ
のポンプを介して浴槽内の水を洗濯槽内に送水するタイ
プのものがある。
【0004】また、他の例として、洗濯機に風呂水吸水
ポンプを内蔵し、このポンプを介して浴槽内の水を洗濯
槽内に送水するタイプのものもある。この場合使用され
るポンプは、当然自吸水式のポンプとなり、呼び水の方
式については1回目の呼び水を行うと、ポンプに内蔵し
た逆止弁により呼び水がポンプの吸い込み側へ戻らない
構造としている。
【0005】なお、洗濯機に風呂水吸水ポンプを内蔵
し、このポンプを介して浴槽内の水を洗濯槽内に送水す
る先行技術としては、例えば特開昭57−117894号公報,
特開昭57−117895号公報、および特開平6−23190号公報
等を挙げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、投げ込み式の
風呂水吸水ポンプを利用する場合は、ホースとリード線
とが絡み合い、作業性,収納性共に悪いと云う点で難点
がある。
【0007】一方、洗濯機に風呂水吸水ポンプを内蔵す
るタイプのものは、従来一般に、洗濯機の下方にポンプ
を設置するようにしており、呼び水タンクを必要とする
ばかりでなく、洗濯機下方のポンプから洗濯槽開口部に
至る配管長も長くなり、その分コストアップの原因とな
る。また、呼び水については、逆止弁組立て不良や逆止
弁にごみや髪の毛が挟まった場合には、呼び水はサイホ
ン現象により、吸水ホースを通って逆流してしまい、吸
水ポンプ使用の度に、呼び水を行う必要が生じる。
【0008】なお、前掲の特開昭57−117894号および特
開昭57−117895号公報には、呼び水タンクを不要とした
風呂水吸水ポンプ付の洗濯機が提案されているが、その
場合であってもポンプは洗濯機の下方に設けられてい
る。
【0009】また、前掲の特開平6−23190号公報にも呼
び水タンクを不要とした風呂水吸水ポンプ付の洗濯機が
提案されている。
【0010】しかし、同公報には、非常に簡略化された
図が掲載されているのみであって、またその文中にもポ
ンプが洗濯機のどの部分に組み込まれているかの具体的
説明がなく、先の2公知例と同様、ポンプは洗濯機の下
方に設置されるのか、あるいはそれ以外の個所に設置さ
れるのか一切不明であり、ポンプを洗濯機の下方に設置
した場合に特有の効果を示唆する記載も一切開示されて
いない。また、呼び水に対する具体的な方式の開示もな
い。さらにポンプの運転に先だって水道水給水弁を開い
て呼び水を行う方式のものにあっては、揚水運転に移行
すると、呼び水供給路から風呂水が逆流し、水道水給水
弁の閉じ具合が悪いと水道水路に風呂水が混ざるおそれ
がある。
【0011】本発明は、風呂水吸水ポンプの呼び水の具
体的方式を提供するものであって、その目的とするとこ
ろは、水道水路に風呂水が混ざらないようにするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、内底に回転自
在なる撹拌翼を備える洗濯槽と、この洗濯槽に洗濯水を
注ぐ注水口と、風呂水を吸い上げる吸い上げポンプと、
水道水の水路を開け締めする水道水給水電磁弁とを備
え、前記吸い上げポンプの運転に際して前記吸い上げポ
ンプに呼び水を供給するために前記水道水給水電磁弁を
開放作動させる洗濯機において、前記吸い上げポンプ
は、ポンプランナーと、このポンプランナーの吸い込み
側に設けられる吸い込み室と、ポンプランナー吐き出し
側に設けられる気水分離室を兼ねた吐出室を有し、前記
吐出室に前記水道水給水電磁弁より呼び水を供給する呼
び水供給流路には、大気に開口し、かつ流通する流水を
前記注水口に注ぐ開口部を設けたことを特徴とするもの
である。
【0013】
【実施例】以下、本発明を、図面の一実施例にもとづい
て説明すると、図1において、1は洗濯機のトップカバ
ー、2は洗濯機の運転を制御するコントローラで、コン
トローラ2は、トップカバー1の前方に内蔵され、タイ
マー機能を有するマイクロコンピュータ等で構成されて
いる。
【0014】3は洗濯機の運転内容を作業者が外部から
指示するメンブレンスイッチである。
【0015】4はトップカバーの中央部に大きく開口し
た洗濯物投入口6を覆う蓋で、支点5を軸にして上方に
開くものである。
【0016】7は洗濯兼脱水槽(以下、洗濯槽と略称す
る)8と外槽9との間に洗濯物が落下するのを防止する
カバーで、外槽9の上部に設けられている。
【0017】10は洗濯槽8の壁面に穿設された脱水孔
である。
【0018】11はバランスリングで、洗濯槽8の上端
に固着され、脱水運転時洗濯槽8に発生する振動の振幅
を低減する。
【0019】外槽9は、吊り棒12により外枠21の上
部に吊るされており、ばね13を介挿することにより外
槽9を弾性支持している。
【0020】14は撹拌翼で、洗濯槽8の底部中央に回
転自在に設置され、洗濯及びすすぎ時には、短時間周期
で正逆転する。
【0021】15はモータで、モータ15の動力をモー
タプーリ16,ベルト17,従動プーリ18,クラッチ
・減速部19を介して、洗濯,すすぎ時には撹拌翼14
を、また脱水時には洗濯槽8と撹拌翼14とを駆動す
る。
【0022】20は外枠21を支承する脚部、22は外
槽9の底部に設けた排水孔で、排水孔22の下流側に
は、コントローラ2からの指令で開閉する排水電磁弁2
3と排水ホース24とを有する。
【0023】25はバックパネルであり、後述の風呂水
吸水のポンプ26及び水道水給水電磁弁31が内蔵され
ている。
【0024】26はケーシングを抗菌剤入りの合成樹脂
でケーシングを成形した風呂水吸水のポンプで、トップ
カバー1のバックパネル25に内蔵されている。
【0025】27は抗菌剤入りの風呂水吸水ホースで、
その接続端はOリング28を介してポンプ26の上面に
設けた風呂水吸水口26aに着脱自在に装着される。
【0026】図2は、バックパネル25を取り除いてそ
の内部構造を示す図であって、1aはトップカバー1に
設けた、水道水を洗濯槽内に供給する水道水注水口と風
呂水供給の風呂水注水口とを共用化した水道水注水口兼
風呂水注水口で、この水道水注水口兼風呂水注水口1a
からはソフナーも投入される。
【0027】風呂水吸水のポンプ26は、風呂水吸水口
26a,風呂水吐出管26bを備えている。バックパネ
ル25内には、更に蓋スイッチ29及び水道水給水電磁
弁31を内蔵しており、水道水給水電磁弁31は、水道
水蛇口へホースにより連通される水道水受入れ口30
(水道水給水電磁弁31の上流側)を一体に設けてい
る。
【0028】33は呼び水供給口、34は水道水給水電
磁弁31から排出された水道水の一部を風呂水吸水のポ
ンプに呼び水として供給する呼び水ホースである。
【0029】風呂水吸水のポンプ26の縦断面を示す図
4において、40は合成樹脂にて一体成形されたケーシ
ングであって、ポンプランナーを収納するポンプランナ
ー室とモータを収納するモータ保持部とポンプとモータ
との形成されたカップリング収納部とを備えている。更
に、ケーシング40は、冷却用通水路40e,メカニカ
ルシールからの漏水を排出する水抜き穴40f,蒸気抜
き穴40g及び40h,排出室40i等を一体的に構成
している。
【0030】41はケーシング40に組み合わせられる
ケーシングカバーであって、ケーシングカバーには、吸
込室形成壁41c,吸い込み室41d等が一体に形成さ
れている。
【0031】42はポンプのランナーであり、ランナー
シャフト49の端部に固着される。43はポンプモータ
でそのシャフト43aは、絶縁性材料で製作されたカッ
プリング45を介してランナーシャフト49に接続され
る。46はケーシングカバー41の吸い込み室41d内
に設けられポンプ内の水が吸い込み側に流出するのを防
止する逆止弁である。
【0032】ケーシング40とケーシングカバー41と
のあいだには、仕切り板44が介挿され、この仕切り板
は、ポンプランナー室と吸い込み室41dとを区画し、
ポンプランナー42の吸い込み口に一致して開口した吸
い込み穴により両者が連通している。
【0033】47はケーシング40とケーシングカバー
41との接合面の機密を保つパッキングである。48は
ポンプランナー室とカップリング室との水密を保つメカ
ニカルシールである。
【0034】図5は、ケーシングカバー41及び仕切り
板44を取り除いて示した正面図であり、ケーシング4
0と一体に形成した上ボリュート40a1,下ボリュー
ト40a2 には、ポンプランナー42の方向に突出した
分離壁40b1及び40b2と、分離壁のランナー回転方
向に隣接してボリュートの内外を連通する戻り水穴40
1 及び40c2 を備えている。下ボリュート40a2
の上端には、水平方向に延びた気泡防止リブ40dを設
ける。ポンプランナー室は、上下ボリュート40a1
40a2で実質的に形成されている。
【0035】上下のボリュートの外側には、吐出室40
iが形成され、この吐出室は上方では大きな容積を有す
る気水分離室の機能を備えている。
【0036】ポンプランナー室は、吸い込み側が吸い込
み室41dに、吐出側が吐出室40iに連通するように設
けられている。
【0037】気水分離室の一部がモータ保持部の方向に
膨出して、前述の冷却用通水路40eを構成する。
【0038】図6は、図5のY−Y線に沿う断面図であ
り、ケーシングカバー41と一体に吐出管26bが接続
される吐出口41aと呼び水ホース34が接続される呼
び水口41bが形成されている。
【0039】電源スイッチを「入」にして、風呂水コー
ススタートボタンを押すと、15秒間水道水給水電磁弁
31に通電され、水道水が給水される。水道水の排出口
からでた水は、呼び水供給口33の壁に当たり、水道水
の一部は呼び水ホース34を通してケーシングカバー4
1の呼び水口41bからポンプ内へ呼び水として供給さ
れる。15秒経過すると水道水給水電磁弁31の通電が
停止し、ポンプ26が起動される。モータ43が回転す
ると、モータシャフト43,カップリング45,ランナ
ーシャフト49を介して、ポンプランナー42がP方向
に回転する。ポンプランナー42の回転により吸い込み
室41dは負圧となり、吸水口26aに接続された吸水
ホース27内の空気を吸い込み吐出口40iから排出し
ながら風呂水を吸水する。この時、ポンプランナー42
内に吸い込まれた空気は、分離壁40b1,分離壁40
2,戻り水穴40c1,戻り水穴40c2,気泡防止リ
ブ40dの効果により、短時間で空気と水を分離する構
造としている。また、冷却水路40eには吸水された風
呂水が循環し、モータを冷却するとともに、モータの騒
音を吸収している。吸い込み室41dと吐出室40iを
分離する仕切り板44のリブ44aは、ケーシング41
の吸込室形成壁41cとはラビリンス構造で取り込けら
れている。またランナー先端部42aと仕切り板44の
ギャップmは1mm以上とし、ポンプランナー42,平面
部42bと仕切り板44のギャップは0.6〜1.3mmに
している。吸水された風呂水は、従来のこの種ポンプと
同様の送水方法によりポンプランナー42を介して吐出
室40iに送られ、吐出室40iに送られた風呂水は、
その後、風呂水吐出管26bを介して洗濯槽8内に供給
される。
【0040】さらにポンプの動作および呼び水供給等に
ついて詳しく述べる。
【0041】呼び水の供給で、ポンプランナー室,吐出
室40i,吸い込み室41d内は水で満たされ、水位は
吐出口41aに達する。
【0042】そして自吸運転ではポンプランナー42の
回転で、吸い込み室41dの水を吸い込む際に吸水口2
6a側内の空気を一緒にポンプランナー室側に吸い込ん
で空気と水を吐出室40iに吐出する。
【0043】吐出室40iは気水分離室を兼ねているの
で、ここで分離した空気は軽いので吐出口41aから排
出される。水は重いので降下してポンプランナー室,吸
い込み室41dに戻る。再びその戻り水は、ポンプラン
ナーの回転で、吸水口26a側の空気とともにポンプラ
ンナー室に吸い込まれて吐出室40iに吐出される。そ
して分離した空気が吐出口41aから排出される。この
繰り返しが進行して風呂水吸水ホース27内の空気が全
部抜けると自吸運転が終了し、風呂水を吸い上げる揚水
運転に移行するのである。
【0044】上述したように、自吸運転ではポンプの内
部に供給した呼び水が自吸運転が終了するまで繰り返し
使用されるので、呼び水の量は少なくて済み、特別な呼
び水タンクを必要としないのでポンプ自体が小さく、洗
濯機に組み込むのに好都合である。
【0045】次に呼び水供給と揚水運転の関係について
説明する。
【0046】呼び水供給時には、水道水給水電磁弁31
の排出口から出た水は、呼び水供給口33の壁に当たっ
て水の流れは分けられる。分けられた一方は、呼び水供
給口33に接続されている呼び水ホース34を通じてポ
ンプに供給される。残りの他の水は、水道水注水口兼風
呂水注水口1aに流れて洗濯槽内に注水されるのであ
る。
【0047】上記のように水道水給水電磁弁31の排出
口側から排水された水が呼び水供給口33に全部流れて
いかないのは、排出口側に大気に開口する開口部が備わ
るからである。
【0048】すなわち、水道水給水電磁弁31の排出口
側とポンプの呼び水口41b側を結ぶ呼び水供給流路に
は、大気に開口し、かつ流通する流水が流出する開口部
が備わっているからである。
【0049】この開口部は、呼び水供給には関係ないが
揚水運転にとっては欠くことができないものである。
【0050】ポンプが揚水運転に入ると、吸い上げた風
呂水は、吐出口26a,吐出管26を含む吐出流通路を
経由して水道水注水口兼風呂水注水口に注がれる。それ
とともに呼び水口41b,呼び水ホース34を含む呼び
水供給流路を経由して水道水給水電磁弁31の排出口側
に向けて呼び水の流れとは逆向に風呂水が流れる。この
呼び水供給流路を流れる風呂水は、開口部から流出して
水道水注水口兼風呂水注水口に注がれるため、水道水給
水電磁弁31のところまで流れないのである。このため
に、水道水給水電磁弁31の誤動作ないし故障等で弁の
閉じ状態が悪くても、ポンプで吸い上げた風呂水が水道
水給水電磁弁31の上流側内部まで流れ込むことはない
のである。水道水路に風呂水が混入することはなく、衛
生的である。
【0051】上記開口部は、揚水運転に不可欠なもので
はあるが、呼び水供給に際しては開口部より漏れて呼び
水供給流量が低下する。しかし、気水分離を備えた自吸
式のポンプは呼び水量が少なくて済むので、呼び水供給
に費やする時間は短いのである。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、内底に回転
自在なる撹拌翼を備える洗濯槽と、この洗濯槽に洗濯水
を注ぐ注水口と、風呂水を吸い上げる吸い上げポンプ
と、水道水の水路を開け締めする水道水給水電磁弁とを
備え、前記吸い上げポンプの運転に際して前記吸い上げ
ポンプに呼び水を供給するために前記水道水給水電磁弁
を開放作動させる洗濯機において、前記吸い上げポンプ
は、ポンプランナーと、このポンプランナーの吸い込み
側に設けられる吸い込み室と、ポンプランナー吐き出し
側に設けられる気水分離室を兼ねた吐出室を有し、前記
吐出室に前記水道水給水電磁弁より呼び水を供給する呼
び水供給流路には、大気に開口し、かつ流通する流水を
前記注水口に注ぐ開口部を設けたことを特徴とする洗濯
機にある。
【0053】この構成によれば、次の良さが期待でき
る。
【0054】(1).空気抜きの自吸運転から揚水運転に移
行すると、ポンプで吸い上げた風呂水は、ポンプ呼び水
供給流路をポンプ側から水道水給水電磁弁側に向かって
呼び水とは逆向きに流れる流水が、開口部から注水口に
注ぐように排水される。このため、ポンプ呼び水供給流
路の水圧は上がらず、風呂水が締め切られた水道水給水
電磁弁に抗して水道水給水電磁弁の上流側に流入するこ
とはなく、水道水に風呂水が混入することは阻止される
のである。
【0055】(2).吐出室に気水分離室を兼ねた自吸式の
ポンプであるので、気水分離室を備えない大きな呼び水
タンクを有するポンプに比べて小型になり、洗濯機に搭
載するのに好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全自動洗濯機の一実施例を示す全体的
内部構造説明図である。
【図2】バックパネルを取り除いてその内部構造を示し
た平面図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】風呂水吸水ポンプの内構造を示す縦断面図であ
る。
【図5】ケーシングカバー及び仕切り板を除去してポン
プ内部を示す正面図である。
【図6】図5のY−Y線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…トップカバー、8…洗濯槽(洗濯兼脱水槽)、25
…バックパネル、26…風呂水吸水のポンプ、26a…
吐出口、31…水道水給水電磁弁、33…呼び水供給
口、34…呼び水ホース、41b…呼び水口、42…ポ
ンプランナー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮尾 明 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 矢野 和幸 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 小山 高見 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 桧山 功 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (56)参考文献 特開 平6−23190(JP,A) 特開 平6−238089(JP,A) 特開 平4−308394(JP,A) 実開 昭60−164385(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 33/00 - 39/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内底に回転自在なる撹拌翼を備える洗濯槽
    と、この洗濯槽に洗濯水を注ぐ注水口と、風呂水を吸い
    上げる吸い上げポンプと、水道水の水路を開け締めする
    水道水給水電磁弁とを備え、前記吸い上げポンプの運転
    に際して前記吸い上げポンプに呼び水を供給するために
    前記水道水給水電磁弁を開放作動させる洗濯機におい
    て、 前記吸い上げポンプは、ポンプランナーと、このポンプ
    ランナーの吸い込み側に設けられる吸い込み室と、ポン
    プランナー吐き出し側に設けられる気水分離室を兼ねた
    吐出室と、この吐出室に連通する吐出口およびポンプ呼
    び水口を有し、 前記吐出口と前記注水口を連通する吐出流通路および前
    記水道水給水電磁弁の排出口側と前記ポンプ呼び水口を
    連通する呼び水供給流路を備え、この呼び水供給流路に
    は大気に開口し、かつ流通する流水を前記注水口に注ぐ
    開口部を設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】内底に回転自在なる撹拌翼を備える洗濯槽
    と、この洗濯槽に洗濯水を注ぐ注水口と、風呂水を吸い
    上げる吸い上げポンプと、水道水の水路を開け締めする
    水道水給水電磁弁とを備え、前記吸い上げポンプの運転
    に際して前記吸い上げポンプに呼び水を供給するために
    前記水道水給水電磁弁を開放作動させる洗濯機におい
    て、 前記吸い上げポンプは、ポンプランナーと、このポンプ
    ランナーの吸い込み側に設けられる吸い込み室と、ポン
    プランナー吐き出し側に設けられる気水分離室を兼ねた
    吐出室を有し、 前記吐出室と前記注水口を結ぶ吐出流通路および前記水
    道水給水電磁弁の排出口側と前記吐出室を結ぶ呼び水供
    給流路を備え、この呼び水供給流路には、大気に開口
    し、かつ流通する流水を前記注水口に注ぐ開口部を設け
    たことを特徴とする洗濯機。
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JPH0623190A (ja) * 1992-07-09 1994-02-01 Kenichi Tamaki ポンプ手段を有する家庭用自動洗濯機
JPH06238089A (ja) * 1993-02-18 1994-08-30 Toshiba Corp 洗濯機

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