JP2855653B2 - 伝票発行装置 - Google Patents

伝票発行装置

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、申込票や注文書等の入力帳票に記入された
イメージを読み取ってこれを編集し伝票用紙に出力する
ことで伝票の発行を行う伝票発行装置に係わり、特に伝
票を間違って二重に発行することを防止することのでき
る伝票発行装置に関する。
「従来の技術」 例えばデパート(百貨店)では、顧客から商品の配送
を依頼されたとき、配送伝票の作成を行っている。配送
伝票は(イ)商品の取り出しや包装作業を行う配送セン
タ等で使用される作業伝票、(ロ)発送する商品に貼付
する荷札として使用される伝票、(ハ)配送センタと各
家庭とを結ぶ小規模な配送所(デポ)において使用され
る作業伝票、それに(ニ)商品を客先に届けたことを確
認するための証明印をもらうために使用される伝票等の
ように関連する複数のフォームの伝票から構成されてい
る。デパートは商品の配送の依頼を受けると、その商品
の名称や届け先および依頼主といった1つのまとまった
処理データを基にして、複数のフォームの配送伝票を作
成する。
配送伝票は個人の客のように比較的小口の客に対して
は、届け先等の所定の事項について直接記入してもらう
ようになっていることが多い。すなわちデパートは関連
するフォームの伝票を重ね合わせた冊子を用意してお
き、カーボン紙を用いて、あるいは伝票用紙に感圧紙を
用いて、一番上の伝票に所定の事項を記入してもらうこ
とで関連ある複数のフォームの伝票の作成を同時に行っ
ている。
ところが比較的大口の客、すなわち配送箇所が10か所
以上に及ぶような顧客に対しては、顧客の提出した商品
の購入申込書を基にデパート側が直接伝票を作成・処理
するのが通常である。
中元あるいは歳暮期のように比較的大口の客による贈
答品の配送依頼が集中する時期にも、これらの依頼を迅
速に処理する装置として伝票発行装置が活躍している。
第7図は、本出願人が先に提案した伝票発行装置の外
観を表わしたものである(特願昭56−118471号等)。こ
の伝票発行装置11は、外形上分離された2つの装置部分
から構成されている。図で右側に位置する装置部分に
は、プラテン12をその上面に配置したデータ入力部13
と、入力されたデータを記憶するためのデータ記憶部14
と、記憶されたデータの編集を行うためのデータ編集部
15、それに各種の制御を行うための制御部16とが収容さ
れている。また図で左側に位置する装置部分には、操作
部17とデータの出力について制御するための出力制御部
18、それにレーザ光線を用いてデータの印字を行うレー
ザプリンタ部19とが収容されている。
第8図は、この従来提案された伝票発行装置に使用さ
れる配送用の伝票のフォームを表わしたものである。こ
の装置では、先に一例として説明した(イ)から(ニ)
の4種類の伝票に対応させて1ページ分のフォーム21を
4つの部分フォーム22−1、22−2、22−3、22−4で
構成しており、これらの間の境界線23は、将来切り離さ
れるべき切取線に対応している。各部分フォーム22−
1、22−2、22−3、22−4には“お届け先”の欄24−
1〜24−4や、“ご依頼主”の欄25−1〜25−4等の欄
が配置されている。伝票発行装置のオペレータは、使用
しようとしているフォーム21を第7図に示したプラテン
12にセットして、データ入力部13で読み取り、これをデ
ータ記憶部14に記憶させておく。
一方、第9図はご贈答品購入申込書の一例を表わした
ものである。この図に示したように、ご贈答品購入申込
書27には、“お届け先”を記載する欄28−1、28−2、
……と、“ご依頼主”を記載する欄29が配置されてい
る。記入済みのご贈答品購入申込書27も第7図に示した
プラテン12にセットしてデータ入力部13から読み取り、
データ記憶部14に記憶させる。
このようにして、2種類の画像情報の記憶が行われた
ら、伝票発行装置はご贈答品購入申込書27から必要な画
像情報を抽出し、4つの部分フォーム22−1、22−2、
22−3、22−4に対応する箇所に割り振ってこれを伝票
としてプリントアウトする。
第10図はこのようにしてプリントアウトされた伝票の
一例を表わしたものである。この例では、第9図に示し
た欄29に記載された“ご依頼主”の画像情報が各部分フ
ォーム22−1、22−2、22−3、22−4における“ご依
頼主”の欄25−1〜25−4に転記されている。また、こ
の出力された伝票31では、第9図に示した欄28−1に記
載された“お届け先”の画像情報が各“お届け先”の欄
24−1〜24−4に転記されている。すなわち、第10図に
示した伝票31は、「甲野一郎」という届け先用に作成さ
れた一連の個伝票の切り離し前の状態となっている。
このように従来提案された伝票発行装置では、レーザ
プリンタを用いて伝票の高速処理が可能となったが、発
行された1ページ分の伝票を境界線23に沿って切り離
し、個々の個伝票とする必要があった。このため、関連
するフォームの伝票を重ね合わせた冊子を用いてこれを
順次剥ぎとっていく従来の伝票発行システムとの適合性
をとりにくいという問題があった。
そこで、予め関連するフォームの伝票を重ね合わせた
冊子あるいはこの冊子が連続したロール状の伝票用紙を
用意しておき、これをインパクトタイプのプリンタで印
字して伝票を発行する伝票発行装置が実用化されるに至
っている。このような伝票発行装置は、オフィス・コン
ピュータやパーソナル・コンピュータを使用して、これ
に読取装置やドットプリンタを接続した構成となってい
る。コンピュータには、伝票の読み取りや画像情報の編
集および編集後の画像情報を伝票用紙に印字する印字制
御に関するプログラムが使用されている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、デパート等の伝票の発行を行う現場には、
配送依頼が集中する時期になると、第9図に例示したよ
うな申込書等の入力帳票が1日に数千枚あるいはこれを
大きく上回るような枚数持ち込まれることになる。この
ような伝票発行のピーク時には、事務量が膨大となり、
複数の人が入れ代わり行うような作業も多くなる。この
ような状況の下では、一度伝票処理の終了した入力帳票
が交代員によって再び処理されるといったミスも発生し
得る。このようなミスは伝票作成後のチェックによって
最終的には訂正されるが、伝票の二重処理は伝票発行装
置による処理時間を長引かせ、事務効率を低下させると
いう問題を発生させる。また、二重に作成された伝票は
不要なものが廃棄されるが、冊子形式に綴られた伝票用
紙は第7図等で説明したレーザプリンタから出力される
用紙(1枚ずつの通常の用紙)に比べて遥かに高価にな
っている。このため、伝票の二重処理の発見が遅れると
大量の伝票が二重に作成される危険性があり、経済的な
損失が大きくなるという問題もあった。
そこで本発明の目的は、不要に伝票の二重発行が行わ
れることを防止することのできる伝票発行装置を提供す
ることにある。
「課題を解決するための手段」 本発明では、第1図に原理的に示すように、伝票の元
となる入力帳票上の画像情報を読み取る読取手段41と、
この読取手段41によって読み取られた画像情報を記憶す
る画像情報記憶手段42と、入力帳票のそれぞれに固有の
番号として記された入力帳票番号に相当する画像情報を
画像情報記憶手段42から読み出して認識する文字認識装
置等の入力帳票番号認識手段43と、この入力帳票番号認
識手段43によって認識された入力帳票番号を入力帳票ご
とに順次記憶していく入力帳票番号記憶手段44と、読取
手段41が入力帳票の画像情報を読み取った段階でこの入
力帳票の入力帳票番号が入力帳票番号記憶手段44に過去
に記憶されている番号であるか否かを判別する伝票二重
読取有無判別手段45と、この伝票二重読取有無判別手段
が過去に記憶されている番号と一致していると判別した
とき伝票の二重発行の可否を問う二重発行可否問い合わ
せ手段(図示せず)と、この二重発行可否問い合わせ手
段の問い合わせに対して二重発行を可とするときその伝
票の二重発行を指示し、それ以外の場合には伝票の二重
の発行を禁止する二重発行制御手段(図示せず)とを伝
票発行装置に具備させる。
すなわち本発明では、入力帳票の読み取りが行われた
らこれに記載された入力帳票番号を認識してその結果を
順次入力帳票番号記憶手段44に記憶させていき、読取手
段41が入力帳票の画像情報を読み取るたびにこの入力帳
票番号が入力帳票番号記憶手段44に過去に記憶されてい
る番号であるか否かを伝票二重読取有無判別手段45で判
別することにしている。そして、伝票二重読取有無判別
手段が過去に記憶されている番号と一致していると判別
したときには、伝票の二重発行の可否を問い、二重発行
を可とするときにはその伝票の二重発行を指示すること
になる。また、それ以外の場合には伝票の二重の発行を
禁止するようにしている。
「実施例」 以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
(装置の概要) 第2図は本発明の一実施例における伝票発行装置の外
観を表わしたものである。この伝票発行装置は、制御部
51を前面に配置した読取装置52を備えている。読取装置
52の図で左側には高速ドットプリンタ53が配置されてい
る。制御部51にはバーコードリーダ54が接続されてい
る。
積み重ねられた申込票(入力帳票)55は、1回に処理
できる所定量ずつ読取装置52の供給トレイ56にセットさ
れる。そして、制御部51の上部に設けられた操作部57を
操作して、その指示に従って高速ドットプリンタ53のプ
リントが開始される伝票用紙部分に記載されているバー
コードをバーコードリーダ54で読み取る。この読み取り
は、高速ドットプリンタ53の上部の蓋58を開いて、セッ
トされている伝票用紙の箇所にバーコードリーダを持っ
ていき、スキャンすることで達成される。
このようにして読み取りのための準備が終了したら、
制御部51から伝票発行のための作業開始の指示が行われ
る。これに基づき、供給トレイ56にセットされた申込票
が1枚ずつ読取装置52のシート状原稿読取部59の下を通
過してプラテンカバー61表面上に排出される。このとき
申込票55はその後端部がシート状原稿読取部59に挟まれ
た状態で一時的に停止し、制御部51による適合性のチェ
ックを受ける。例えば、申込票55が裏返しでセットされ
た場合のように読み取りが不可能であったような場合に
は、申込票55は停止状態のままとなり、操作部57の液晶
ディスプレイ62に必要な警告表示等が行われる。これに
対して適合性があるとされた場合には、シート状原稿読
取部59内に配置されたスタンプが申込票55に押され、こ
の申込票55が完全にプラテンカバー61上に排出される。
この状態で制御部51は画像情報を編集し、その結果を高
速ドットプリンタ53に渡して伝票の印字を行わせる。印
字結果は高速ドットプリンタ53の後部からロール状の伝
票用紙64のままの状態で出力される。
なお、この伝票発行装置では痛んだ申込票のように供
給トレイ56から1枚ずつシート状原稿読取部59を通すこ
とが困難な原稿も取り扱うことができる。このような原
稿は、プラテンカバー61の下のプラテンガラス(図示せ
ず)にセットした状態で操作部57を操作し、原稿の読み
取りをイメージセンサ固定型からイメージセンサ可動型
に切り換えるようにすればよい。
第3図は読取装置の概略構成を表わしたものである。
この読取装置52の装置本体内部にはレール64と、これに
沿って往復動自在に配置された1次元イメージセンサ65
が配置されている。1次元イメージセンサ65は、シート
状原稿読取部59を用いて原稿の読み取りが行われる状態
で図で実線で示したようにシート状原稿読取部59の下方
の読取位置66に停止するようになっている。この状態で
は、供給トレイ56にセットされた申込票55がシート状原
稿読取部59内の搬送ロール67によって1枚ずつ搬送さ
れ、この状態で1次元イメージセンサ65による画像情報
の読み取りが行われる。原稿の搬送ロール68の近傍には
図示しないスタンプが取り付けられており、読み取りが
問題なく終了した申込票に対する押印が行われるように
なっている。
一方、プラテンカバー61とその下のプラテンガラス69
の間に原稿を挟持させて読み取りを行う場合には、図で
破線で示したように1次元イメージセンサ65はプラテン
ガラス69の下方の所定範囲を往復動し、静止した原稿に
対する画像情報の読み取りが行われる。
第4図は、以上説明した伝票発行装置の回路構成の概
要を表わしたものである。伝票発行装置はCPU(中央処
理装置)71を搭載しており、バス72を通じて直接的にま
たは図示しないインタフェース回路を介して次の各部と
接続されている。
(i)外部記憶装置73: ハードディスクとこれを駆動するための回路から構成
されている。ハードディスクには、この伝票発行装置を
制御するためのプログラムが格納されている。また、こ
のハードディスクの所定の領域には、後に説明する申込
票に記載された固有の番号としての申込番号(入力帳票
番号)が順次格納される他、予め確定しているイメージ
情報等の必要なデータも格納される。
(ii)RAM74: 作業用メモリであり、この伝票発行装置の電源が投入
されるとハードディスク内のプログラムの格納も行われ
るようになっている。
(iii)読取装置52: 第3図に示した1次元イメージセンサ65を備えてお
り、読み取られた画像信号はディジタル信号に変換され
る。
(iv)イメージメモリ75: 画像情報を格納するメモリである。
(v)高速ドットプリンタ53: 伝票の処理が遅滞なく行われるように、本実施例では
高速印字を行うことのできるワイヤドット・プリンタを
使用している。
(vi)操作部57: この操作部には、各種入力キーと液晶ディスプレイ62
とが配置されている。入力キーには、作業を開始させる
ためのスタートキーや停止させるためのストップキーの
他、数字を入力するためのテンキー、各種機能を選択す
るための機能キー、読取濃度を設定するための濃度キー
等が用意されている。液晶ディスプレイ62は数行にわた
って漢字かな混じり文を出力することができるようにな
っている。
(vii)バーコードリーダ54: バーコードリーダ54については既に説明した。バーコ
ードリーダを省略して伝票用紙64に印刷された番号を直
接目で読み取り、テンキーからその数値を入力してもよ
い。
(申込票の構成) 第5図は、この実施例で用いられる申込票の構成を表
わしたものである。
申込票55は例えばB4判サイズの用紙であり、その上部
左側に依頼主記入欄81が設けられている。この依頼主記
入欄81には贈答用品等の依頼主の住所、氏名、電話番号
が手書き等で記入される。依頼主記入欄81の下には、所
定の間隔で届け先記入欄82−1、82−2……が例えば7
欄ほど配置されている。図では、このうちの2つの届け
先記入欄82−1、82−2が示されている。届け先記入欄
82−1、82−2……には、それぞれ届け先の住所や届け
る商品の名称・番号および料金・数量が手書き等で同様
に記入されるようになっている。
依頼主記入欄81の右側上部には申込番号欄83が配置さ
れており、その下には開始マーク記入欄84と終了マーク
記入欄85が隣接して配置されている。また、それぞれの
届け先記入欄82−1、82−2……の右側には、同上マー
ク記入欄86、取消マーク記入欄87および頁終了マーク記
入欄88が配置されている。更に、申込票55の右上部の隅
には十字形の位置合わせマーク89−1が印刷されてお
り、申込票55の右端部分における各届け先記入欄82−
1、82−2……の境界に相当する位置にも同様の位置合
わせマーク89−2、89−3……が印刷されている。
ここで、申込番号欄83には所定桁数の数字が申込番号
として印刷されており、これらは申込票55ごとに異なる
固有の数値となっている。開始マーク記入欄84以降のマ
ーク記入欄には、該当する欄に鉛筆等でマークを記入す
るようになっている。このうち開始マーク記入欄84に図
示のようにマークを記入した場合には、同一の依頼主の
申込票55で一番最初のページであることを表わすように
なっている。終了マーク記入欄85にマークが付された場
合には、同一の依頼主の申込票55で一番最後のページで
あることが表わされる。したがって、同一の依頼主の申
込票55がただ1枚である場合には、開始マーク記入欄84
と終了マーク記入欄85の双方にマークが記されることに
なる。
同上マーク記入欄にマーク86が記入された場合には、
届け先記入欄82に記入する商品の名称や数量等がこのマ
ークの記入された直前の欄と同一であることを示すよう
になっている。これにより、届け先記入欄82における商
品や料金の欄の記入を省略することができる。この場
合、伝票発行装置はこのマークの付された直前の欄の商
品や料金の欄の画像情報を転記処理することになる。
取消マーク記入欄87にマークが記入された場合には、
その左側の届け先記入欄82の記載内容が取り消され、こ
の届け先に対する商品の配送は行われない。これは、こ
の申込票55の所定部分をコピーして次回の贈答に用いる
場合があることを配慮したものである。頁終了マーク記
入欄88にマークが記されると、このページのこれ以降の
届け先記入欄82の記載内容がすべて取り消される。
(伝票の二重発行の防止) 第6図はこのようなシステム構成の伝票発行装置で申
込票の読み取りから伝票用紙の印字までの作業の概要を
表わしたものである。
伝票発行装置のオペレータが第2図に示した読取装置
52に所定枚数の申込票55をセットして操作部57のスター
トキーを押すと(第6図ステップ)、供給トレイ56に
セットされた申込票55が1枚だけシート状原稿読取部59
内に搬入され、1次元イメージセンサ65による申込票55
全体の読み取りが行われる(ステップ)。この結果得
られた画像情報はイメージメモリ75に格納され、位置合
わせマーク89−1……を基準として申込番号欄83の切り
出しが行われて、申込番号が判読される(ステップ
)。判読された申込番号は、RAM74に蓄えられ、外部
記憶装置73に格納されている過去の申込番号が読み出さ
れて検索される。この結果、現在読み込んだ申込票55の
申込番号と同一の番号が過去に読み取られた番号として
存在していれば(ステップ;Y)、液晶ディスプレイ62
に二重発行可否を問う表示が行われる(ステップ)。
作成された伝票が破損した等の理由で伝票の再発行を行
う場合のように申込票55の再度の読み取りが必要とされ
る場合、オペレータは操作部57を操作して発行を指示す
る(ステップ;Y)。これに対して、オペレータが何ら
かのミスで同一の申込票55を再度読取装置52にセットし
たような場合には、伝票の発行を禁止する指示を行う
(N)。この場合には、伝票発行の処理を行うことな
く、シート状原稿読取部59内にその後端を挟んだ状態で
停止していた申込票55の排出が行われる(ステップ
)。そして、次の申込票55が供給トレイ56にセットさ
れていれば(ステップ;Y)、これについてステップ
からの処理が開始する。
一方、ステップで同一の申込番号が存在しないもの
とされた場合、あるいはステップで二重発行が指示さ
れた場合には、イメージメモリ75に格納された画像情報
について所定の領域のイメージの転記処理が行われ、そ
れぞれの伝票(個伝票)のフォームに合った伝票用画像
情報が作成される。また、シート状原稿読取部59内にそ
の後端を挟んだ状態で停止していた申込票55の排出がこ
れと平行して行われる(ステップ)。作成された伝票
用画像情報は、高速ドットプリンタ53に順次伝送され、
個伝票の印字が行われる。1枚の申込票55に相当する1
または複数の個伝票の作成が終了したら、現在処理され
た申込票55の申込番号が外部記憶装置73に格納され、ス
テップに進んで次の伝票発行処理が行われる。
このように本実施例では読み取った申込番号が過去に
重複したものでなければ、伝票の発行の可否を問うステ
ップが存在しないので、通常の伝票処理は連続的に行わ
れ、二重に伝票の読み込みが行われた場合のみ処理が中
断してオペレータの指示を求めることになる。
なお、実施例では液晶ディスプレイ62に二重発行可否
を問う表示が行われる例を示したが、これと併せて音声
やブザーによって二重発行を警告するようにしてもよ
い。また実施例では申込票55に申込番号を予め印刷して
おき、これを装置で文字認識して過去の申込番号と照合
することにしたが、申込票55にバーコードを印刷してお
き、これを画像情報の読み取り時に読取装置内に配置し
たバーコードリーダを用いて読み取り、過去の申込番号
と照合するようにしてもよい。
本実施例によれば外部記憶装置に申込番号を記憶させ
てその検索を行うことにしたので、かなりの数の申込番
号を伝票処理に合わせてチェックすることができるとい
う利点がある。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、入力帳票番号記
憶手段に処理の終了した入力帳票番号を記憶させておく
ので、伝票の二重発行を必要としない通常の場合に二重
発行に伴う経済的あるいはマンパワー的なロスを事前に
防止することができるばかりでなく、伝票発行の処理の
進行状況もこの記憶手段の記憶データを調べることで判
別することができ、特に複数台の伝票発行装置を併用し
たような状況で伝票発行の効率的なシステム運用を図る
ことができる。しかも本発明の場合には伝票二重読取有
無判別手段が過去に記憶されている番号と一致している
と判別したとき伝票の二重発行の可否を問う二重発行可
否問い合わせ手段を備えたので、作成された伝票が破損
した等の理由で伝票の再発行を必要とするような場合に
は伝票の二重発行を指示することで伝票を再度発行させ
ることが可能になり、破損等をした伝票について発行作
業を最初から行う場合と比べて手続きを迅速に行うこと
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的な構成を示す原理図、第2図〜
第6図は本発明の一実施例を説明するためのもので、こ
のうち第2図は伝票発行装置の外観を表わした斜視図、
第3図は読取装置の概略構成を表わした側面図、第4図
は伝票発行装置の回路構成の概要を表わしたブロック
図、第5図は申込票の一部を示す平面図、第6図は申込
票の読み取りから伝票用紙の印字までの作業の概要を表
わした流れ図、第7図は本出願人が先に提案した伝票発
行装置の外観を表わした斜視図、第8図はこの従来提案
された伝票発行装置に使用される配送用の伝票のフォー
ムを表わした平面図、第9図はご贈答品購入申込書の一
例を表わした平面図、第10図はプリントアウトされた伝
票の一例を表わした平面図である。 41……読取手段、42……画像情報記憶手段、 43……入力帳票番号認識手段、 44……入力帳票番号記憶手段、 45……伝票二重読取有無判別手段、 52……読取装置、53……ドットプリンタ、 65……1次元イメージセンサ、 71……CPU、73……外部記憶装置、 74……RAM、75……イメージメモリ、 83……申込番号欄。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 秀樹 埼玉県岩槻市大字岩槻1275番地 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 昭59−128666(JP,A) 特開 昭63−24380(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝票の元となる入力帳票上の画像情報を読
    み取る読取手段と、 この読取手段によって読み取られた画像情報を記憶する
    画像情報記憶手段と、 前記入力帳票のそれぞれに固有の番号として記された入
    力帳票番号に相当する画像情報を前記画像情報記憶手段
    から読み出して認識する入力帳票番号認識手段と、 この入力帳票番号認識手段によって認識された入力帳票
    番号を入力帳票ごとに順次記憶していく入力帳票番号記
    憶手段と、 前記読取手段が入力帳票の画像情報を読み取った段階で
    この入力帳票の入力帳票番号が前記入力帳票番号記憶手
    段に過去に記憶されている番号であるか否かを判別する
    伝票二重読取有無判別手段と、 この伝票二重読取有無判別手段が過去に記憶されている
    番号と一致していると判別したとき伝票の二重発行の可
    否を問う二重発行可否問い合わせ手段と、 この二重発行可否問い合わせ手段の問い合わせに対して
    二重発行を可とするときその伝票の二重発行を指示し、
    それ以外の場合には伝票の二重の発行を禁止する二重発
    行制御手段 とを具備することを特徴とする伝票発行装置。
JP1117333A 1989-05-12 1989-05-12 伝票発行装置 Expired - Fee Related JP2855653B2 (ja)

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