JP2855569B2 - 事務用パンチ - Google Patents
事務用パンチInfo
- Publication number
- JP2855569B2 JP2855569B2 JP33606695A JP33606695A JP2855569B2 JP 2855569 B2 JP2855569 B2 JP 2855569B2 JP 33606695 A JP33606695 A JP 33606695A JP 33606695 A JP33606695 A JP 33606695A JP 2855569 B2 JP2855569 B2 JP 2855569B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- movable side
- holes
- cutting
- cutting blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、薄型の事務用パンチに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来知られているこの種の事務用パンチ
は、固定側板の後辺縁に折曲自在部を介して擺動自在と
して可動側板を連設し、固定側板１に切刃孔をまた可動
側板に切刃体をそれぞれ設けた形式のものであって、切
刃体が切刃孔に押し込まれるときには当該切刃体が可動
側板の回転半径の関係で切刃孔に斜め向きで入るために
切れ味が悪く、切られた孔がきれいに仕上らない等の不
都合があった。
は、固定側板の後辺縁に折曲自在部を介して擺動自在と
して可動側板を連設し、固定側板１に切刃孔をまた可動
側板に切刃体をそれぞれ設けた形式のものであって、切
刃体が切刃孔に押し込まれるときには当該切刃体が可動
側板の回転半径の関係で切刃孔に斜め向きで入るために
切れ味が悪く、切られた孔がきれいに仕上らない等の不
都合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな使用上の不都合を解消する工夫を施した新規の事務
用パンチを提供することを目的とする。
うな使用上の不都合を解消する工夫を施した新規の事務
用パンチを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る事務用パンチは、固定側板１の後辺縁に
折曲自在部を介して擺動自在として可動側板２を連設
し、固定側板１に切刃孔１６、１７をまた可動側板２に
切刃体２３、２４をそれぞれ設けると共に固定側板１お
よび可動側板２の左右両側の後方寄り個所に係合突起１
０、１１および係合孔１２、１３を当該係合突起１０、
１１の先端が係合孔１２、１３の切縁に当接してから同
係合孔１２、１３に入り込む状態として設け、また可動
側板２において切刃体２３、２４の取付個所と係合突起
１０、１１の設け個所との間を横切る横線上個所２５を
肉薄として同個所２５を撓み可能に形成したものであ
る。
に本発明に係る事務用パンチは、固定側板１の後辺縁に
折曲自在部を介して擺動自在として可動側板２を連設
し、固定側板１に切刃孔１６、１７をまた可動側板２に
切刃体２３、２４をそれぞれ設けると共に固定側板１お
よび可動側板２の左右両側の後方寄り個所に係合突起１
０、１１および係合孔１２、１３を当該係合突起１０、
１１の先端が係合孔１２、１３の切縁に当接してから同
係合孔１２、１３に入り込む状態として設け、また可動
側板２において切刃体２３、２４の取付個所と係合突起
１０、１１の設け個所との間を横切る横線上個所２５を
肉薄として同個所２５を撓み可能に形成したものであ
る。
【０００５】
【実施例】図に示す実施例は、僅かの弾性を備えた硬質
熱可塑性合成樹脂材料を以て固定側板１の後辺縁に折曲
自在部を介して擺動自在として可動側板２を連設した主
体３を構成し、固定側板１および可動側板２の中央個所
に大きい角孔４、５を開設し、この固定側板１側の角孔
４の後側切縁に立上り部６を、また当該立上り部６の上
縁に前方向きの張り出し部７をそれぞれ一体に設けて被
孔明け物８のセット用溝部９を形成し、他方可動側板２
の角孔５を上記立上り部６および張り出し部７の逃げ用
孔として機能するようにすると共に固定側板１および可
動側板２の左右両側個所の後方寄り個所に鉤状係合突起
１０、１１および係合孔１２、１３を当該鉤状係合突起
１０、１１の先端の鉤状部１４、１５が係合孔１２、１
３の切縁に当接してから同係合孔１２、１３に係止する
状態として一体に設け、また固定側板１における左右両
側の前辺個所に左右一対の切刃孔１６、１７を切設し、
可動側板２において切刃孔１６、１７と対応する個所に
止着用ピン１８、１９を一体に立設すると共にこれとは
別個に、上記切刃孔１６、１７の径より僅かに小さい外
周径の円筒状体２１の先端面に略三角錐形状を呈する四
枚の切刃２２をこれ等切刃２２が連続する状態および三
角錐の一つの側面が円筒状体２１の外周面の延長面を形
成する状態として突設した１対の切刃体２３、２４を硬
質合成樹脂材料を以て構成し、これ等切刃体２３、２４
の内径孔２６を上記止着用ピン１８、１９に嵌着し且つ
当該止着用ピン１８、１９の先端を加熱により潰し拡げ
ることによって各切刃体２３、２４を可動側板２に固着
し、更に可動側板２において切刃体２３、２４の取付個
所と上記鉤状係合突起１０、１１の設け個所との間を横
切る横線上個所２５を肉薄として同個所２５を撓み可能
とし、また固定側板１における後辺個所に左右１対の取
付孔２７を開設したものである。尚、図中符号２９は滑
止用凹凸、３０は中心位置指示用の三角印を示す。
熱可塑性合成樹脂材料を以て固定側板１の後辺縁に折曲
自在部を介して擺動自在として可動側板２を連設した主
体３を構成し、固定側板１および可動側板２の中央個所
に大きい角孔４、５を開設し、この固定側板１側の角孔
４の後側切縁に立上り部６を、また当該立上り部６の上
縁に前方向きの張り出し部７をそれぞれ一体に設けて被
孔明け物８のセット用溝部９を形成し、他方可動側板２
の角孔５を上記立上り部６および張り出し部７の逃げ用
孔として機能するようにすると共に固定側板１および可
動側板２の左右両側個所の後方寄り個所に鉤状係合突起
１０、１１および係合孔１２、１３を当該鉤状係合突起
１０、１１の先端の鉤状部１４、１５が係合孔１２、１
３の切縁に当接してから同係合孔１２、１３に係止する
状態として一体に設け、また固定側板１における左右両
側の前辺個所に左右一対の切刃孔１６、１７を切設し、
可動側板２において切刃孔１６、１７と対応する個所に
止着用ピン１８、１９を一体に立設すると共にこれとは
別個に、上記切刃孔１６、１７の径より僅かに小さい外
周径の円筒状体２１の先端面に略三角錐形状を呈する四
枚の切刃２２をこれ等切刃２２が連続する状態および三
角錐の一つの側面が円筒状体２１の外周面の延長面を形
成する状態として突設した１対の切刃体２３、２４を硬
質合成樹脂材料を以て構成し、これ等切刃体２３、２４
の内径孔２６を上記止着用ピン１８、１９に嵌着し且つ
当該止着用ピン１８、１９の先端を加熱により潰し拡げ
ることによって各切刃体２３、２４を可動側板２に固着
し、更に可動側板２において切刃体２３、２４の取付個
所と上記鉤状係合突起１０、１１の設け個所との間を横
切る横線上個所２５を肉薄として同個所２５を撓み可能
とし、また固定側板１における後辺個所に左右１対の取
付孔２７を開設したものである。尚、図中符号２９は滑
止用凹凸、３０は中心位置指示用の三角印を示す。
【０００６】
【作用】上記実施例はたとえば次のようにして使用す
る。すなわち、先ず、可動側板２を立てて開き状態とし
（図１参照）、この開き状態でセット用溝部９に被孔明
け物（紙）８をセットし、然るのち可動側板２を倒して
鉤状係合突起１０、１１の先端を係合孔１２、１３の切
縁に当接した状態（図７の仮想線参照）とすると共に可
動側板２に押圧力を加えて当該可動側板２における肉薄
横線上個所２５より外側を撓ませて固定側板１と平行の
状態（図７の実線参照）とし、更に上記押圧力を続けて
加え、これによって切刃体２３、２４の切刃２２および
切刃孔１６、１７が被孔明け物８に綴じ孔を明け、その
切屑を切刃孔１６、１７から下に出す。
る。すなわち、先ず、可動側板２を立てて開き状態とし
（図１参照）、この開き状態でセット用溝部９に被孔明
け物（紙）８をセットし、然るのち可動側板２を倒して
鉤状係合突起１０、１１の先端を係合孔１２、１３の切
縁に当接した状態（図７の仮想線参照）とすると共に可
動側板２に押圧力を加えて当該可動側板２における肉薄
横線上個所２５より外側を撓ませて固定側板１と平行の
状態（図７の実線参照）とし、更に上記押圧力を続けて
加え、これによって切刃体２３、２４の切刃２２および
切刃孔１６、１７が被孔明け物８に綴じ孔を明け、その
切屑を切刃孔１６、１７から下に出す。
【０００７】
【発明の効果】本発明に係る事務用パンチは、上記にお
いて説明したように肉薄横線上個所２５の存在によって
可動側板２の切刃体設け個所が固定側板１と平行の状態
（図７の実線参照）となって、すなわち切刃体２３、２
４が切刃孔１６、１７に傾斜しない状態で入るものであ
り、上記したような不都合を充分に解消することができ
るものである。
いて説明したように肉薄横線上個所２５の存在によって
可動側板２の切刃体設け個所が固定側板１と平行の状態
（図７の実線参照）となって、すなわち切刃体２３、２
４が切刃孔１６、１７に傾斜しない状態で入るものであ
り、上記したような不都合を充分に解消することができ
るものである。
【図１】本発明に係る事務用パンチを示す斜視図であ
る。
る。
【図２】可動側板を閉じた状態を示す斜視図である。
【図３】図２Ａ−Ａ線に沿う断面図である。
【図４】図２Ｂ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図５】図２Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図６】可動側板を途中まで閉じた状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図７】図６Ｄ−Ｄ線に沿う断面図である。
【図８】図６Ｅ−Ｅ線に沿う断面図である。
１ 固定側板 ２ 可動側板 ３ 主体 ４、５ 角孔 ６ 立上り部 ７ 張り出し部 ８ 被孔明け物 ９ セット用溝部 １０、１１ 係合突起 １２、１３ 係合孔 １４、１５ 鉤状部 １６、１７ 切刃孔 １８、１９ 止着用ピン ２１ 円筒状体 ２２ 切刃 ２３、２４ 切刃体 ２５ 横線上個所 ２６ 内径孔 ２７ 取付孔 ２９ 滑止用凹凸 ３０ 三角印
Claims (1)
- 【請求項１】 固定側板１の後辺縁に折曲自在部を介し
て擺動自在として可動側板２を連設し、固定側板１に切
刃孔１６、１７をまた可動側板２に切刃体２３、２４を
それぞれ設けると共に固定側板１および可動側板２の左
右両側の後方寄り個所に係合突起１０、１１および係合
孔１２、１３を当該係合突起１０、１１の先端が係合孔
１２、１３の切縁に当接してから同係合孔１２、１３に
入り込む状態として設け、また可動側板２において切刃
体２３、２４の取付個所と係合突起１０、１１の設け個
所との間を横切る横線上個所２５を肉薄として同個所２
５を撓み可能に形成したことを特徴とする事務用パン
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33606695A JP2855569B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 事務用パンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33606695A JP2855569B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 事務用パンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09155795A JPH09155795A (ja) | 1997-06-17 |
| JP2855569B2 true JP2855569B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=18295348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33606695A Expired - Lifetime JP2855569B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 事務用パンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2855569B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100116115A1 (en) | 2008-11-12 | 2010-05-13 | Ross James Exley | Flat paper punch |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33606695A patent/JP2855569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09155795A (ja) | 1997-06-17 |
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