JP2851272B2 - 操舵トルクセンサ付き可変舵角比操舵装置 - Google Patents

操舵トルクセンサ付き可変舵角比操舵装置

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JP2851272B2
JP2851272B2 JP9055293A JP5529397A JP2851272B2 JP 2851272 B2 JP2851272 B2 JP 2851272B2 JP 9055293 A JP9055293 A JP 9055293A JP 5529397 A JP5529397 A JP 5529397A JP 2851272 B2 JP2851272 B2 JP 2851272B2
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    • B62D6/08Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to driver input torque
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両に搭載した電動
パワーステアリングシステムに関し、特に、可変舵角比
操舵装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ステアリングハンドルの操舵力を
軽減して快適な操舵感を与えるために、電動パワーステ
アリングシステムが多用されてきた。この種の電動パワ
ーステアリングシステムは、電動機で操舵トルクに応じ
た補助トルクを発生し、この補助トルクをステアリング
系に伝達するものである。また、このような電動パワー
ステアリングシステムには、ステアリングハンドルの操
舵角に対する操向車輪の操舵角の割合、すなわち、舵角
比を車速に応じて自動的に変化させるものもあり、例え
ば特開平7−257406号「車両用可変舵角比操舵装
置」の技術がある。
【0003】この技術は、その公報の図1〜図3によれ
ば、ステアリングホイールに連結した入力軸11(番号
は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)を、
支持部材14の偏心した位置に回転可能に支持し、支持
部材14をモータ27にて回転させることで、入力軸1
1の軸心を変位させて、入力軸11の軸心と出力軸17
の軸心との間の偏位量を調整し、その結果、入力軸11
の回転角に対する出力軸17の回転角の割合、すなわ
ち、ステアリングハンドルの操舵角と操向車輪の操舵角
との舵角比を変えるというものである。このような可変
舵角比操舵装置を備えた電動パワーステアリングシステ
ムは、一般に次の構成からなる。
【0004】図8は可変舵角比操舵装置を備えた電動パ
ワーステアリングシステムの基本的模式図である。電動
パワーステアリングシステム100は、ステアリングハ
ンドル101にステアリングシャフト102及び図示せ
ぬ自在継手を介して、可変舵角比操舵装置103(上記
公報に開示された可変舵角比操舵装置に相当する。)の
ラックアンドピニオン機構を連結し、ステアリングハン
ドル101で発生したステアリング系の操舵トルクを操
舵トルクセンサ104で検出し、この検出信号に基づい
て制御手段105が制御信号を発生し、この制御信号に
基づいて操舵トルクに応じた補助トルクを電動機106
が発生し、補助トルクをラックに付加するようにしたも
のである。操舵トルクセンサ104はステアリングシャ
フト102の廻りに取付けたものである。
【0005】また、電動パワーステアリングシステム1
00は、変位センサ111で検出した入力軸112の偏
心量信号と車速センサ113で検出した車速信号とに基
づいて、制御手段105が車速に応じた舵角比制御信号
を発生し、この舵角比制御信号に基づいて舵角比制御用
電動機114にて可変舵角比操舵装置103を駆動して
舵角比を制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記可変舵角比操舵装
置103と操舵トルクセンサ104とは分離して互いに
別位の箇所に取付けられるものであり、次の課題があ
る。 (1)可変舵角比操舵装置103の性能検査と、操舵ト
ルクセンサ104の性能検査とを個別に行うことにな
り、検査が面倒である。 (2)可変舵角比操舵装置103と操舵トルクセンサ1
04とを車体に個別に組付けるので、組付け作業が面倒
であり、組付け工数が多い。そして、両方のハーネスを
車体に個別に引き回して配線するので、配線作業が面倒
である。特に、操舵トルクセンサ104のハーネスは信
号線なので比較的細い線であり、引き回しの際に線を破
損しないように十分な注意をはらう必要があり、作業性
が良くない。 (3)ステアリングシャフト102の廻りに操舵トルク
センサ104を取付ける場合と、取付けない場合とで、
ステアリング関係の部品の共用化を図ることができな
い。
【0007】このようなことから、可変舵角比操舵装置
103と操舵トルクセンサ104とは、一体的に組付け
られることが好ましく、その場合には、入力軸112で
発生した操舵トルクを操舵トルクセンサ104で検出す
ることになる。
【0008】しかし、上記公報に開示された従来の可変
舵角比操舵装置は、入力軸11の軸心が車速に応じて変
位するものであり、変位する入力軸11の廻りに操舵ト
ルクセンサを設けることの可能な技術が求められてい
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ステアリング系の操舵トル
クを操舵トルクセンサで検出し、この検出信号に応じた
補助トルクを電動機で発生し、補助トルクをステアリン
グ系に付加するようにした電動パワーステアリングシス
テムに、ステアリングハンドルの操舵角に対する操向車
輪の操舵角の割合を変える可変舵角比操舵装置を備えた
ものであって、可変舵角比操舵装置が、固定ハウジング
内に可動ハウジングを回転可能に支持し、この可動ハウ
ジング内に偏心した位置で入力軸を回転可能に支持し、
この入力軸に軸直角方向への相対移動可能に且つ相対回
転不能にカップリングを係合し、このカップリングの偏
心した位置に出力軸の偏心した部位を回転可能に係合
し、この出力軸を前記入力軸とは偏心した位置で前記固
定ハウジングに回転可能に支持することにより、可動ハ
ウジングを駆動手段にて回転させることで、入力軸の軸
心を変位させて、操舵角の割合を変えるようにしたもの
において、入力軸を、直列に連結した第1の軸とトーシ
ョンバーと第2の軸とで構成し、また、操舵トルクセン
サを、第1の軸と第2の軸とに掛け渡すことで両軸の相
対ねじれ変位に応じて軸方向へ変位可能なスライダと、
このスライダの変位量を電気信号に変換するべく可動ハ
ウジングに取付けたコイルとで構成したことを特徴とす
る。
【0010】入力軸を、直列に連結した第1の軸とトー
ションバーと第2の軸とで構成したので、第1の軸の軸
心と第2の軸の軸心とは同時に変位することになる。ま
た、トーションバーは、文字通りトルクに対して正確に
ねじれ角が発生するメンバーであって、第1の軸と第2
の軸との間での相対ねじり変位を発生するので、この相
対ねじり変位量を操舵トルクセンサで検出すればよい。
操舵トルクセンサは、第1の軸と第2の軸とに掛け渡し
たスライダが両軸の相対ねじれ変位に応じて軸方向へ変
位し、このスライダの変位量をコイルで電気信号に変換
するようにした非接触式操舵トルクセンサである。第1
の軸とトーションバーと第2の軸は可動ハウジングと共
に変位するものであり、この可動ハウジングにコイルを
取付けることで、変位する入力軸の廻りに操舵トルクセ
ンサを設けることができる。このため、可変舵角比操舵
装置に操舵トルクセンサを一体的に組付けることができ
る。
【0011】請求項2記載の発明は、固定ハウジングの
開口と同心円状に前記可動ハウジングの外周面を合せ、
両ハウジングの間にシール部材を介在させたことを特徴
とする。
【0012】軸心が変位する入力軸を備えた可動ハウジ
ングと固定ハウジングとの間を簡単な構造で確実にシー
ルすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。本発明の実施の形態において、可変舵角
比操舵装置を備えた電動パワーステアリングシステムの
基本的構成は、上記図8に示す模式図の構成と同様であ
るが、特に、可変舵角比操舵装置に操舵トルクセンサを
一体的に組付けたことを特徴とする。以下、操舵トルク
センサ付き可変舵角比操舵装置を説明する。
【0014】図1は本発明に係る操舵トルクセンサ付き
可変舵角比操舵装置の全体構成図であり、要部を断面し
たものである。可変舵角比操舵装置1は、ラックアンド
ピニオン機構2、電動機3、ボールねじ4を車幅方向に
延びる固定ハウジング5に収納したものである。図中、
5aは副固定ハウジングである。
【0015】電動機3は、副固定ハウジング5a内に収
納したステータ11並びにロータ12からなり、このロ
ータ12は、ラックアンドピニオン機構2のラック軸1
3に相対的に回転可能に挿通した管状の出力軸14を備
えた。出力軸14は、両端部を軸受15,16を介して
固定ハウジング5内に回転可能に支持したものであり、
しかも、一端部の内部にボールねじ4のナット17を取
付けた構成である。そして、軸受16は、ボールねじ4
の中心又はその近傍位置で、出力軸14を介してボール
ねじ4を支持することになる。
【0016】ボールねじ4は、外筒部分のナット17と
ラック軸13のねじ溝13aとがボール18…(…は複
数を示す。以下同じ。)を介して作動するものであっ
て、ナット17のねじ溝の端部に到達したボール18…
がチューブ内を通って循環する、いわゆる内部循環形式
又は外部循環形式の一般的な構成であり、便宜上詳細な
構成を省略して示す。
【0017】図2は図1の2−2線断面図である。可変
舵角比操舵装置1は、固定ハウジング5内に可動ハウジ
ング21を回転可能に支持し、この可動ハウジング21
内に偏心した位置で入力軸22を回転可能に支持し、こ
の入力軸22に軸直角方向への相対移動可能に且つ相対
回転不能にカップリング23を係合し、このカップリン
グ23の偏心した位置に出力軸24の偏心した部位を回
転可能に係合し、この出力軸24を入力軸22とは偏心
した位置で固定ハウジング5に回転可能に支持したもの
である。
【0018】詳しくは、可動ハウジング21は、上下2
つのハウジング(樹脂製環状体の上部可動ハウジング2
5と金属製環状体の下部可動ハウジング26)を同心上
に重ねてボルト結合した複合ハウジングである。上端を
開放した固定ハウジング5の開口は真円形状であり、ま
た、上部可動ハウジング25のシール面及び下部可動ハ
ウジング26の軸受嵌合面も真円形状であり、しかも、
固定ハウジング5の開口の中心は、可動ハウジング21
の回転中心(上・下部可動ハウジング25,26の回転
中心)と一致したものである。すなわち、固定ハウジン
グ5の開口と同心円状に可動ハウジング21の外周面を
合せたものである。このため、固定ハウジング5に軸受
27を介して下部可動ハウジング26を回転可能に支持
し、また、固定・可動ハウジング5,21の間にシール
部材としてのオイルシール28を介在させることができ
る。上部可動ハウジング25はオイルシールと摺接する
外周面を金属環29で覆ったものであり、このため、オ
イルシール28の摺接抵抗を低減することができるとと
もに、上部可動ハウジング25の摺接面を保護すること
ができる。
【0019】入力軸22は、ステアリングハンドル(図
示せず)に自在継手等を介して連結した軸であり、直列
に連結した第1の軸31とトーションバー(弾性部材)
32と第2の軸33とからなる。詳しくは、入力軸22
は、管状の第1の軸31内にトーションバー32を挿通
し、このトーションバー32の上部をピン34で結合
し、トーションバー32の下部を第2の軸33の上部に
セレーション結合した構成である。トーションバー32
は、文字通りトルクに対して正確にねじれ角が発生する
メンバーであって、第1の軸31と第2の軸33との間
での相対ねじり変位を発生する。
【0020】上部可動ハウジング25は軸受35を介し
て第1の軸31を支持し、しかも、上部可動ハウジング
25の上部開口端と第1の軸31との間にシール部材と
してのオイルシール36を介在させ、また、下部可動ハ
ウジング26は軸受37,37を介して第2の軸33を
支持したものである。ところで、入力軸22の回転中心
は可動ハウジング21の回転中心から偏心したものであ
り、その理由については後述する。
【0021】第2の軸33の下端部はカップリング23
を介して出力軸24の上端部と連結したものである。カ
ップリング23は、第2の軸33の下端に形成した上部
フランジ41と、この上部フランジ41に複数のボール
(鋼球)42…を介して係合した下部フランジ43と、
この下部フランジ43の下端から下方へ延びた係合軸4
4とからなる。詳しくは、カップリング23は、上部フ
ランジ41の下端面に側断面視テーパ形状の係合溝41
aを形成し、また、下部フランジ43の上端面に側断面
視テーパ形状の係合溝43aを形成し、これら係合溝4
1a,43aに3つのボール42…を1列に並べて、溝
41a,43aの斜面に接触させることで、上・下部フ
ランジ41,43間を係合したものである。すなわち、
カップリング23は第2の軸33に、軸直角方向への相
対移動可能に且つ相対回転不能に係合したものである。
係合軸44は、カップリング23の偏心した位置(第2
の軸33から偏心した位置)にあり、出力軸24の偏心
位置に形成した孔24aに、ニードルベアリング45を
介して回転可能に係合するものである。図中、46は板
状のボール保持器である。
【0022】出力軸24は軸受51を介して固定ハウジ
ング5に支持されたものであり、しかも、下端部を軸受
52を介して調整ボルト53にて軸方向に調整されるも
のである。調整ボルト53は固定ハウジング5の下端面
にねじ込んだボルトであり、このボルトで軸受52を軸
方向に適切な押圧力で押すことにより、この押圧力は出
力軸24→スラストベアリング54→下部フランジ43
→ボール42…→上部フランジ41→第2の軸33→軸
受37,37→下部可動ハウジング26→ロックナット
72→軸受27→ロックボルト75→固定ハウジング5
の経路で作用し、この結果、これらの各部材間の余分な
隙間を解消することができる。このため、1つの調整ボ
ルト53を調整するだけで、各部材間を良好な作動状態
に容易に設定することができる。
【0023】出力軸24はラックアンドピニオン機構2
(図2参照)をなすピニオン24bを有し、このピニオ
ン24bはラック軸13のラック13bに噛み合うもの
である。一方、固定ハウジング5はラックガイド55を
備えている。ラックガイド55は、ラック13bと反対
側からラック軸13を押すガイド部56と、このガイド
部56を圧縮ばね57を介して押す調整ボルト58とか
らなる。このような構成のラックガイド55は、固定ハ
ウジング5にねじ込んだ調整ボルト58で、圧縮ばね5
7を介してガイド部56を適切な押圧力で押すことで、
ガイド部56でラック13bに予圧を与えて、ラック1
3bをピニオン24bに押し付けることができる。図
中、59は当て部材である。
【0024】入力軸22とカップリング23と出力軸2
4とラック軸13との組合せ構成は、主たるステアリン
グ系をなすものである。なお、入力軸22は、下部可動
ハウジング26及び後述するウォーム83との組合せ方
向(平面視の組合せ角度)を一致させて表したものであ
り、カップリング23や出力軸24との実際の係合方向
については、ウォーム83の軸心方向(紙面の表裏方
向)になるものである。平面視における、入力軸22と
カップリング23の係合方向、及び、カップリング23
と係合軸44の係合方向については、図4にて説明す
る。
【0025】ところで、上記可変舵角比操舵装置1は、
操舵トルクセンサ60を一体的に組付けた構成であり、
この操舵トルクセンサ60は、トーションバー32で連
結された第1の軸31と第2の軸33との間での相対ね
じり変位を検出することにより、ステアリング系の操舵
トルクを検出するものである。詳しくは、操舵トルクセ
ンサ60は、第1の軸31と第2の軸33とに掛け渡す
ことで両軸31,33の相対ねじれ変位に応じて軸方向
へ変位可能なコア61付きスライダ62と、このスライ
ダ62の変位量(コア61の変位量)を電気信号に変換
するべく可動ハウジング21に取付けたコイル63とで
構成した非接触式操舵トルクセンサ(可変インダクタン
ス式センサ)である。
【0026】更に詳しくは、円筒形状のスライダ62に
傾斜溝62aと縦長のストレート溝62bとを形成し、
傾斜溝62aを第1の軸31のピン64に係合し、ま
た、ストレート溝を第2の軸33のピン65に係合する
ことで、スライダ62は相対ねじり変位に応じて軸方向
へ変位可能である。図中、66は圧縮ばね、67はコネ
クタ、71はスナップリング、73,74はロックナッ
ト、76,77はOリングである
【0027】図3は図2の3−3線断面図であり、平面
視において、ウォーム軸83の軸直角方向へ且つ可動ハ
ウジング21の回転中心Oからウォーム軸83と反対方
向へ距離Lだけ偏心した位置に、入力軸22(第2の軸
33)の回転中心Aを設けたことを示す。なお、入力軸
22については第2の軸33のみを示し、これに関連す
る第1の軸31、トーションバー32、操舵トルクセン
サ60については省略する。可変舵角比操舵装置1は、
駆動手段としての舵角比制御用電動機81にてウォーム
ギヤ機構82を介して可動ハウジング21を回転させる
ことで、入力軸22の軸心Aを変位させて、操舵角の割
合を変えるようにしたものである。詳しくは、舵角比制
御用電動機81は固定ハウジング5にボルト止めした減
速機付きモータである。ウォームギヤ機構82は、舵角
比制御用電動機81の出力軸81aに連結したウォーム
軸83と、このウォーム軸83のウォーム83aに噛み
合うホイール26aとからなり、このホイール26aは
下部可動ハウジング26の外周部の一部に形成した歯で
ある。
【0028】ところで、固定ハウジング5は、ウォーム
軸83の一端部(舵角比制御用電動機81の出力軸24
と連結する端部)を中空偏心スリーブ84及び軸受85
で支持し、また、他端部をブラケット86及びニードル
ベアリング87で支持した構成である。中空偏心スリー
ブ84は、固定ハウジング5の孔に回転可能に挿入した
管状スリーブであり、この管状スリーブは回転中心に対
して孔中心を偏心し、この孔に軸受85を介してウォー
ム軸83を嵌合したものである。固定ハウジング5に中
空偏心スリーブ84をリング状ボルト88にて軸方向に
押し付けることで、摩擦力にて中空偏心スリーブ84を
固定することができる。一方、ブラケット86は固定ハ
ウジング5の孔に若干の隙間(数十μ程度)を有して嵌
合し、且つボルト止めした軸受部材である。図中、89
はロックナットである。
【0029】このような構成のウォームギヤ機構82
は、次のような手順で噛み合わせを調整することができ
る。先ず、舵角比制御用電動機81及びリング状ボルト
88を外した状態で、ブラケット用ボルト91を緩め
て、ブラケット86側のウォーム軸83の軸心の移動を
可能にする。次に、中空偏心スリーブ84を工具で徐々
に回転させる。この結果、ウォーム軸83の軸心が移動
するので、ホイール26aに対するウォーム83aの噛
み合い隙間(バックラッシュ)を容易に調整することが
できる。その後、リング状ボルト88及びブラケット用
ボルト91を締めた後、舵角比制御用電動機81を取付
けて、作業を完了する。
【0030】固定ハウジング5は、入力軸22の変位量
を検出する変位センサ93を取付けたものである。詳し
くは、変位センサ93は、下部可動ハウジング26の外
周部に形成したカム面26bの変化量を検出することに
より、入力軸22の軸心Aの変位量を間接的に検出する
ものであり、例えば、カム面26bに当接した先端部9
3aが進退することにより移動する図示せぬ摺動子と、
この摺動子が摺動する抵抗基板とを内蔵したポテンショ
メータの構成である。下部可動ハウジング26の回転角
と入力軸22の軸心Aの変位量とは対応するものであ
り、また、入力軸22の軸心Aの変位量とカム面26b
の変位量とは対応するものである。このため、変位セン
サ93でカム面26bの変化量を検出すれば、入力軸2
2の軸心Aの変位量を確実に検出することができる。
【0031】このように、下部可動ハウジング26のカ
ム面26bの変位量に応じて、変位センサ93の先端部
93aが進退することにより、摺動子が抵抗基板上を摺
動して入力軸22の変位量を検出するようにしたので、
摺動子の摺動量は比較的少ない。このため、摺動による
摺動子並びに抵抗基板の摩耗は極めて少ない。従って、
変位センサ93の検出精度を常に維持することができる
ので、この検出信号による舵角比制御を安定的に行うこ
とができる。図中、94,95はカプラ、96〜98は
Oリングである。
【0032】図4は本発明に係る第2の軸、カップリン
グ及び出力軸の関係説明図であり、第2の軸33をカッ
プリング23に軸直角方向への相対移動可能に係合し、
この相対移動方向に偏心した係合軸44を出力軸24の
孔24aに係合し、この孔24aから前記相対移動方向
へ偏心した位置に出力軸24の軸心を設けたことを示
す。
【0033】次に、上記構成の可変舵角比操舵装置の作
用を、図4〜図7に基づき説明する。図5は本発明に係
るウォームギヤ機構、下部可動ハウジング及び第2の軸
の関係説明図である。ウォーム83を正逆転することに
より、下部可動ハウジング26は回転角θの範囲で正逆
転する。第2の軸33の回転中心(軸心)Aは下部可動
ハウジング26の回転中心Oから偏心しており、下部可
動ハウジング26の回転角θに対応してA1〜A2の範囲
で軸心位置が変化する。
【0034】図4において、第2の軸33が回転する
と、カップリング23のボール42…の作用により、係
合軸44は出力軸24の軸心回りを回転する。このた
め、第2の軸33の回転は出力軸24に伝達される。一
方、第2の軸33の回転中心Aから出力軸24の回転中
心Bまでの距離(変位量)をaとし、出力軸24の回転
中心Bから係合軸44の作用点Cまでの距離をbとす
る。この場合、第2の軸33の回転中心AはA1〜A2
範囲で変化するものであり、これに対して出力軸24の
回転中心Bは固定位置である。
【0035】図6は本発明に係る可変舵角比操舵装置の
作動原理説明図であり、上記図4に示す第2の軸の回転
中心A、出力軸の回転中心B及び係合軸の作用点Cの関
係を模式的に示したものである。すなわち、図6におい
て、A,B,C(C 180 )の並びが図4の並びに相当す
る。但し、図6では便宜上、180゜反転したところの
C(C 0 )を起点として、以下の説明を行う。今、第2
の軸33の回転角(ステアリングホイールの操舵角)を
αとし、出力軸24の回転角(ピニオンの回転角)をβ
とすると、次の関係式が導かれる。 b・sinβ=(b・cosβ−a)tanα であるから、第2の軸33の回転角αは α=tan-1((b・sinβ)/(b・cosβ−a)) で表される。従って、図6に示すように、出力軸24の
回転角がβの場合に第2の軸33の回転角はαであり、
また、出力軸24の回転角がβ1の場合に第2の軸33
の回転角はα1である。
【0036】図4に示す下部可動ハウジング26を回転
させると、下部可動ハウジング26の偏心カム作用によ
り、第2の軸33の回転中心はA1〜A2の範囲で変化す
る。従って、図6に示すように、第2の軸33の回転中
心Aから出力軸24の回転中心Bまでの距離aを適宜に
設定して、第2の軸33と出力軸24の軸心同士を互い
に偏心させると、第2の軸33と出力軸24との回転角
は不一致になる。しかも、第2の軸33を等角度ずつ回
転させた際の出力軸24の角度変化は斬新的に増大する
ことになる。
【0037】図7は本発明に係る可変舵角比操舵装置の
舵角比特性線図であり、線a0は第2の軸33の回転中
心Aから出力軸24の回転中心Bまでの距離aを0(a
0=0)にした場合、線a1,a2は前記距離aを変化さ
せた場合(a2>a1>a0=0)の、第2の軸33の回
転角αに対する出力軸24の回転角βの割合を示す。距
離aを0にすれば、線a0のように第2の軸33の回転
角αに対する出力軸24の回転角βの割合、すなわち、
ステアリングハンドルの操舵角に対する操向車輪の操舵
角の舵角比は等しい。また、距離aをa1〜a2(a2
1>a0=0)の範囲で連続的に変化させることによ
り、第2の軸33の回転角αに対する出力軸24の回転
角βの割合、すなわち、舵角比を連続的に変化させるこ
とができる。従って、低速域の車速では距離aを0(a
=a0)にし、また、高速域の車速では距離aをa2(a
=a2)になるように、第2の軸33の軸心位置を制御
すれば、舵角比特性を最適条件に変化させることができ
る。
【0038】次に、可変舵角比操舵装置1に操舵トルク
センサ60を一体的に組付けることができる理由を、図
2に基づき説明する。入力軸22を、直列に連結した第
1の軸31とトーションバー32と第2の軸33とで構
成したので、第1の軸31の軸心と第2の軸33の軸心
とは、同時に変位することになる。また、トーションバ
ー32は、トルクに対して正確にねじれ角が発生するメ
ンバーであり、ステアリング系の操舵トルク量に応じ
て、第1の軸31と第2の軸33との間での相対ねじり
変位を発生するので、この相対ねじり変位量を操舵トル
クセンサ60で検出すればよい。
【0039】そこで、操舵トルクセンサ60を次のよう
な非接触式操舵トルクセンサとした。すなわち、操舵ト
ルクセンサ60は、第1の軸31と第2の軸33とに掛
け渡したスライダ62が、両軸31,33の相対ねじれ
変位に応じて軸方向へ変位し、このスライダ62の変位
量をコイル63で電気信号に変換するようにしたセンサ
である。第1の軸31とトーションバー32と第2の軸
33は、可動ハウジング21と共に変位するものであ
り、この可動ハウジング21にコイル63を取付けるこ
とで、変位する入力軸22の廻りに操舵トルクセンサ6
0を設けることができる。このため、可変舵角比操舵装
置1に操舵トルクセンサ60を一体的に組付けることが
できる。
【0040】なお、上記本発明の実施の形態及び変形例
において、可動ハウジング21は上部・下部可動ハウジ
ング25,26を一体的に形成したものであってもよ
い。また、カップリング23は、入力軸22に軸直角方
向への相対移動可能に且つ相対回転不能に係合し、しか
も、カップリング23の偏心した位置に出力軸14の偏
心した部位を回転可能に係合するものであればよい。更
に、固定ハウジング5と可動ハウジング21との間をシ
ールするシール部材28は、オイルシールに限定するも
のではない。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。上記課題を解決するために、請求項1記載の発明
は、固定ハウジング内に可動ハウジングを回転可能に支
持し、この可動ハウジング内に偏心した位置で入力軸を
回転可能に支持し、この入力軸に軸直角方向への相対移
動可能に且つ相対回転不能にカップリングを係合し、こ
のカップリングの偏心した位置に出力軸の偏心した部位
を回転可能に係合し、この出力軸を前記入力軸とは偏心
した位置で前記固定ハウジングに回転可能に支持するこ
とにより、可動ハウジングを駆動手段にて回転させるこ
とで、入力軸の軸心を変位させて、操舵角の割合を変え
るようにした可変舵角比操舵装置において、入力軸を、
直列に連結した第1の軸とトーションバーと第2の軸と
で構成し、また、操舵トルクセンサを、第1の軸と第2
の軸とに掛け渡すことで両軸の相対ねじれ変位に応じて
軸方向へ変位可能なスライダと、このスライダの変位量
を電気信号に変換するべく可動ハウジングに取付けたコ
イルとで構成したことを特徴とする。
【0042】入力軸を、直列に連結した第1の軸とトー
ションバーと第2の軸とで構成したので、第1の軸の軸
心と第2の軸の軸心とは同時に変位することになる。ま
た、トーションバーは、文字通りトルクに対して正確に
ねじれ角が発生するメンバーであって、第1の軸と第2
の軸との間での相対ねじり変位を発生するので、この相
対ねじり変位量を操舵トルクセンサで検出すればよい。
操舵トルクセンサは、第1の軸と第2の軸とに掛け渡し
たスライダが両軸の相対ねじれ変位に応じて軸方向へ変
位し、このスライダの変位量をコイルで電気信号に変換
するようにした非接触式操舵トルクセンサである。第1
の軸とトーションバーと第2の軸は可動ハウジングと共
に変位するものであり、この可動ハウジングにコイルを
取付けることで、変位する入力軸の廻りに操舵トルクセ
ンサを設けることができる。このため、可変舵角比操舵
装置に操舵トルクセンサを一体的に組付けることができ
る。
【0043】このように、可変舵角比操舵装置に操舵ト
ルクセンサを一体的に組付けるので、次のような効果を
奏する。 (1)可変舵角比操舵装置の性能検査と、操舵トルクセ
ンサの性能検査とを同時に実施することができるので、
検査は容易である。 (2)操舵トルクセンサを組付けた可変舵角比操舵装置
を車体に組付けるので、組付け作業は容易であり、組付
け工数が低減する。また、操舵トルクセンサのハーネス
と可変舵角比操舵装置のハーネスとを一つにまとめて車
体に引き回して配線するので、配線作業が簡単になり、
しかも、まとめたハーネスは太い線になるので、引き回
しの際に破損する虞れはなく、作業性は高まる。 (3)ステアリングシャフト廻りの構成は、操舵トルク
センサの有無に無関係であり、常にステアリング関係の
部品の共用化を図ることができ、コストの低減化を図る
ことができる。
【0044】請求項2記載の発明は、固定ハウジングの
開口と同心円状に前記可動ハウジングの外周面を合せ、
両ハウジングの間にシール部材を介在させたことを特徴
とする。
【0045】軸心が変位する入力軸を備えた可動ハウジ
ングと固定ハウジングとの間を簡単な構造で確実にシー
ルすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る操舵トルクセンサ付き可変舵角比
操舵装置の全体構成図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明に係る第2の軸、カップリング及び出力
軸の関係説明図
【図5】本発明に係るウォームギヤ機構、下部可動ハウ
ジング及び第2の軸の関係説明図
【図6】本発明に係る可変舵角比操舵装置の作動原理説
明図
【図7】本発明に係る可変舵角比操舵装置の舵角比特性
線図
【図8】可変舵角比操舵装置を備えた電動パワーステア
リングシステムの基本的模式図
【符号の説明】
1…可変舵角比操舵装置、2…ラックアンドピニオン機
構、3…電動機、4…ボールねじ、5…固定ハウジン
グ、8…電動機、9…ボールねじ、21…可動ハウジン
グ、22…入力軸、23…カップリング、24…出力
軸、24a…孔、24b…ピニオン、25…上部可動ハ
ウジング、26…下部可動ハウジング、26a…ホイー
ル、26b…カム面、28…シール部材(オイルシー
ル)、29…金属環、31…第1の軸、32…トーショ
ンバー、33…第2の軸、41…上部フランジ、42…
ボール、43…下部フランジ、44…係合軸、60…操
舵トルクセンサ、61…コア、62…スライダ、63…
コイル、67…コネクタ、81…駆動手段(舵角比制御
用電動機)、82…ウォームギヤ機構、93…変位セン
サ、94,95…カプラ、100…電動パワーステアリ
ングシステム、101…ステアリングハンドル、O…下
部可動ハウジングの回転中心、A…第2の軸の回転中心
(軸心)、B…出力軸の回転中心、C…係合軸の作用
点。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/04 B62D 6/00 G01L 5/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング系の操舵トルクを操舵トル
    クセンサで検出し、この検出信号に応じた補助トルクを
    電動機で発生し、補助トルクをステアリング系に付加す
    るようにした電動パワーステアリングシステムに、ステ
    アリングハンドルの操舵角に対する操向車輪の操舵角の
    割合を変える可変舵角比操舵装置を備えたものであっ
    て、 この可変舵角比操舵装置は、固定ハウジング内に可動ハ
    ウジングを回転可能に支持し、この可動ハウジング内に
    偏心した位置で入力軸を回転可能に支持し、この入力軸
    に軸直角方向への相対移動可能に且つ相対回転不能にカ
    ップリングを係合し、このカップリングの偏心した位置
    に出力軸の偏心した部位を回転可能に係合し、この出力
    軸を前記入力軸とは偏心した位置で前記固定ハウジング
    に回転可能に支持することにより、前記可動ハウジング
    を駆動手段にて回転させることで、入力軸の軸心を変位
    させて、操舵角の割合を変えるようにした可変舵角比操
    舵装置において、 前記入力軸を、直列に連結した第1の軸とトーションバ
    ーと第2の軸とで構成し、また、前記操舵トルクセンサ
    を、前記第1の軸と第2の軸とに掛け渡すことで両軸の
    相対ねじれ変位に応じて軸方向へ変位可能なスライダ
    と、このスライダの変位量を電気信号に変換するべく前
    記可動ハウジングに取付けたコイルとで構成したことを
    特徴とする操舵トルクセンサ付き可変舵角比操舵装置。
  2. 【請求項2】 前記固定ハウジングの開口と同心円状に
    前記可動ハウジングの外周面を合せ、両ハウジングの間
    にシール部材を介在させたことを特徴とする請求項1記
    載の操舵トルクセンサ付き可変舵角比操舵装置。
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