JP2849107B2 - カラー画像読み取り装置 - Google Patents

カラー画像読み取り装置

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JP2849107B2 JP1033757A JP3375789A JP2849107B2 JP 2849107 B2 JP2849107 B2 JP 2849107B2 JP 1033757 A JP1033757 A JP 1033757A JP 3375789 A JP3375789 A JP 3375789A JP 2849107 B2 JP2849107 B2 JP 2849107B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー画像を読み取るカラー画像読み取り
装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は従来のカラー画像読み取り装置を示す。この
装置は、原稿載置台ガラス202上に載置されたカラー原
稿201を、原稿照明用ランプ203により照明し、セルフォ
ックレンズアレー204を介してCCD205に等倍結像するよ
うになっている。
第7図にCCD205の画素配列を示す。CCD205には、第7
図に示すように、R,G,Bの色分解フィルタ206〜208が塗
布されている。
第8図は従来のカラー画像読み取り装置を示す。図に
おいて、201,202,203は第6図と同一部分を示す。この
装置は原稿載置台ガラス202上に載置されたカラー原稿2
01を、原稿照明用ランプ203により照明し、反射鏡309a,
309b,309cおよび結像レンズ304を介してCCD305に結像す
るようになっている。
第9図は第8図に示すCCD 305を示す。このCCD 305は
同一基板上にプロセス的に形成されたCCD 306,307,308
により構成され、CCD 306にはRフィルタが、CCD 307に
はGフィルタが、CCD 308にはBフィルタが設けられて
いる。色分解信号は線順次に得られる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のカラー画像読み取り装置は、上記のように構成
したので、次の(1)(3)のような問題点があった。
(1)基本的にR,G,Bの読み取り画素密度を等しくした
ので、白黒画像を読み取る場合に比して3倍の回路規模
を必要とする。
(2)解像度を向上させるには、R,G,B全ての画素密度
を上げる必要があるので、特に、第6図に示すカラー画
像読み取り装置では、CCDの製作プロセス上限界があっ
た。
(3)画素面積が画素密度の2乗に比例して小さくなる
ので、照明光源の必要光量が莫大になる。
このような問題点を解決する方法としては、例えば、
特開昭58−22802号公報や特開昭62−217763号公報に示
されたものがある。これはR,G,BのうちRとBの画素密
度を低減させ、Gの視覚上のMTFを重視してはいるが、
原色信号の高域成分がカットされるため、不自然な色ず
れ、色ボケ、色にじみが生じるという問題点があった。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、読み
取り解像度を向上させるとともに、装置規模を縮小した
カラー画像読み取り装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するため、本発明は、所定の波
長領域に感度を有する第1光電変換手段と、該第1光電
変換手段よりも画素サイズが小さく、かつ該第1光電変
換手段よりも広い波長領域に感度を有する第2光電変換
手段と、前記第1光電変換手段の出力と前記第2光電変
換手段の出力とを合成して高解像の色画像信号を生成す
る合成手段とを有することを特徴とする。
[作用] 本発明では、所定の波長領域に感度を有する第1光電
変換手段の出力と、第1光電変換手段よりも画素サイズ
が小さく、かつ第1光電変換手段よりも広い波長領域に
感度を有する第2光電変換手段の出力とを、合成手段に
より合成して高解像の色画像信号を生成する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の第1の実施例を示す。これは3本の
CCDにより色分解する例で、光学系は第8図に示す装置
と同一である。
図において、101は第2光電変換手段としてのCCDで、
人間の標準比視感度特性を有するフィルタで覆ってあ
り、輝度信号(以下、Y信号という)を出力するもので
ある。102は第1光電変換手段としてのCCDで、赤フィル
タで覆ってあり、赤信号(以下、R信号という)を出力
するものである。103は第1光電変換手段としてのCCD
で、青フィルタで覆ってあり、青信号(以下、B信号と
いう)を出力するものである。CCD 101,102,103は図に
示す1つの正方形が1画素であり、CCD 102,103はCCD 1
01に比して、主走査、副走査方向を2倍(面積で4倍)
の大きさにしてあり、図示しない周知のCCD駆動回路に
より駆動されている。
各フィルタの分光透過特性を第2図に示す。第2図に
おいて、401は人間の標準比視感度特性を有するフィル
タの分光透過特性、402は赤フィルタの分光透過特性、4
03は青フィルタの分光透過特性である。
104Yはサンプルホールド回路(以下、S/Hという)
で、CCD 101からのシリアルデータをサンプルホールド
するものである。104RはS/Hで、CCD 102からのシリアル
データをサンプルホールドするものである。104BはS/H
で、CCD 103からのシリアルデータをサンプルホールド
するものである。105YはA/D変換器(以下、A/Dという)
で、S/H 104YからのデータをA/D変換するものである。1
05RはA/Dで、S/H 104RからのデータをA/D変換するもの
である。105BはA/Dで、S/H 104BからのデータをA/D変換
するものである。106はラインバッファで、A/D 105Yか
らのディジタルデータを一旦格納するものである。107
は平滑化手段としての平滑化回路で、ラインバッファ10
6からのデータを、Yの2×2画素がR、Bの1画素に
対応するように、2×2の平滑化を行なうものである。
108は色差信号生成手段としてのIQ変換回路で、平滑化
回路107からのYの平均値Yと、A/D 105R,105BからのR,
Bとにより、I,Q信号に変換するものである。109,110I,1
10Qはラインバッファで、信号を適正に遅延させてタイ
ミングを合わせるものである。ラインバッファ109にはA
/D 105Yからのディジタルデータが一旦格納され、ライ
ンバッファ110I,110Qには、それぞれ、IQ変換回路108か
らのI信号およびQ信号が一旦格納されるようになって
いる。111はRGB変換回路で、ラインバッファ109,110I,1
10QからのY信号、I信号、Q信号によりR,G,B信号に変
換するものである。
NTSCでは標準テレビジョン信号の伝送3原色として
Y、I、Q信号を規定している。Yは輝度信号で、前述
したY信号と同一である。I、Q信号は色差信号と呼ば
れ、人間の視覚特性から周波数帯域を制限させる。
本実施例のカラー画像読み取り装置は、平滑化回路10
7により平滑化するとともに、IQ変換回路によりY、
R、B信号をI、Q信号に変換するようにしたので、RG
B変換回路111によりY、I、Q信号がR、G、B信号に
変換される。
すなわち、I、Q信号は、通常、次の式(1),
(2)により求められ、Y信号はR、G、Bを用いて次
の式(3)から求められるので、 I=0.60R−0.28G−0.32B …(1) Q=0.21R−0.52G+0.31B …(2) Y=0.30R+0.59G+0.11B …(3) 式(3)を式(1),(2)に代入し、Gを消去する
と、I、Q信号は式(4),(5)のように、Y、R、
B信号により表わされる。
I=−0.47Y+0.74R−0.27B …(4) Q=−0.88Y+0.47R+0.41B …(5) このI、Q信号は、本来のY信号に比して、主走査方
向および副走査方向に、1/2の画素密度しか持たないこ
とになるが、これを高解像度のY信号と合成してRGB変
換回路111により変換すると、R、G、Bは3色とも
に、同じ解像度で読み取った場合とほとんど遜色のない
出力信号が得られる。従って、RGB変換回路111から得ら
れるR、G、B信号は次の式(6)のように表わすこと
ができる。
なお、本実施例ではCCD 102,103からそれぞれR信
号、B信号を出力する例を説明したが、R信号、B信号
に替えてR信号およびG信号、または、G信号およびB
信号を出力するようにしても良いし、これらの線形結合
で表わせるものであっても良い。このようにした場合、
効果は本質的に相違するものではない。ただ、式
(4),(5)において、変換係数が大きくなりすぎた
場合、量子化誤差が増大する。
また、本実施例では、Y信号を得るのに標準比視感度
のフィルタを用いた例を説明したが、可視光波長域を広
範囲に読み取るようにしても良い。これは例えばフィル
タを用いない場合に可能である。
さらに、本実施例では、輝度信号Y、色差信号I、Q
を用いる例を説明したが、これに替えて、他の色座標
系、例えばCIEのL、a、bや、L、u、v
を用いても良い。
また、画素サイズを最小にすべき光電変換素子の色特
性が白色に近い(本実施例では視感度)ため、画素サイ
ズを小さくしても、光量の損失を最小にすることができ
る。
また、輝度信号と色差信号を直接得ることができるた
め、画像データの蓄積や伝達に際し、データ圧縮を効率
よく行なうことができる。
(第2の実施例) 本実施例は第1の実施例との比較で言えば、CCDの構
成が相違する。すなわち、第1の実施例では、3本のCC
D 101,102,103を用い、CCD 101を人間の標準比視感度特
性を有するフィルタで覆い、CCD 102を赤フィルタで、C
CD 103を青フィルタで覆ったが、本実施例では、第3図
に示すように、2本のCCD 502,503を用い、CCD 502を人
間の標準比視感度特性を有するフィルタで覆い、CCD 50
3を赤フィルタ504と青フィルタ505で交互に覆った。CCD
503の主走査方向のサンプリングピッチがCCD 502のそ
れの半分になっているが、本実施例の作用効果は第1の
実施例のそれと本質的に相違しない。
(第3の実施例) 本実施例は第2の実施例との比較で言えば、CCDの構
成が相違する。すなわち、第2の実施例では、CCD 502,
503を基板501上に設け、CCD 502を人間の標準比視感度
特性を有するフィルタで覆い、CCD 503を赤フィルタ504
と青フィルタ505で交互に覆ったが、本実施例では、CCD
602,603を第4図に示すように分離して設け、CCD 602
には人間の標準比視感度特性を有するフィルタを設け、
CCD 603には半分が赤、半分が青のフィルタ604を対向さ
せるとともに、赤、青フィルタを1ライン読み取りごと
に交互に透過位置に移動させるようにした。CCD 602,60
3にはハーフミラー601により分割された光がそれぞれ入
射されている。CCD 602の画素配列を第5図(a)に示
し、CCD 603の画素配列を第5図(b)に示す。このよ
うにしたので、本実施例の作用効果は、第2の実施例の
それと本質的に相違しない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、上記のように
構成したので、装置規模の大きくすることなく、高解像
の色画像信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1の実施例のカラー画像読み取り装置
を示すブロック図、 第2図はフィルタの分光透過特性の一例を示す図、 第3図は本発明第2の実施例のCCDを示す図、 第4図は本発明第3の実施例の光学系を示す図、 第5図は本発明第3の実施例のCCDを示す図、 第6図は従来のカラー画像読み取り装置の光学系を示す
図、 第7図は第6図に示すCCDを示す図、 第8図は従来のカラー画像読み取り装置の光学系を示す
図、 第9図は第8図に示すCCDを示す図である。 101,102,103……CCD、 107……平滑化回路、 108……IQ変換回路、 111……RGB変換回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の波長領域に感度を有する第1光電変
    換手段と、 該第1光電変換手段よりも画素サイズが小さく、かつ該
    第1光電変換手段よりも広い波長領域に感度を有する第
    2光電変換手段と、 前記第1光電変換手段の出力と前記第2光電変換手段の
    出力とを合成して高解像の色画像信号を生成する合成手
    段と を有することを特徴とするカラー画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第1光電変換手段
    の出力と前記第2光電変換手段の出力から色差信号を生
    成する色差信号生成手段を有し、 前記合成手段は、色差信号生成手段により生成された前
    記色差信号と前記第2光電変換手段の出力とを合成して
    前記色画像信号を生成する ことを特徴とするカラー画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記第2光電変換手段
    の出力を平滑化する平滑化手段を有し、 前記色差信号生成手段は、前記第1光電変換手段の出力
    と前記平滑化手段の出力とから前記色差信号を生成する ことを特徴とするカラー画像読み取り装置。
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