JP2848038B2 - 電子機器用筐体 - Google Patents

電子機器用筐体

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JP2848038B2
JP2848038B2 JP3201760A JP20176091A JP2848038B2 JP 2848038 B2 JP2848038 B2 JP 2848038B2 JP 3201760 A JP3201760 A JP 3201760A JP 20176091 A JP20176091 A JP 20176091A JP 2848038 B2 JP2848038 B2 JP 2848038B2
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達彦 高橋
正明 田口
穣 村山
文雄 渡辺
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Yokogawa Electric Corp
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラックマウント型の計器
類に使用される電子機器用筐体に係り、特に筐体小型化
と組立作業性を改良した構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器には、例えば工作機械や制御盤
の内部に装着される制御機器がある。この様な制御機器
用の筐体にあっては、内部装着を実現する関係で小型の
ものが望ましい。この様な筐体として、例えば本出願人
の提案に係る特開平1−200699号公報に開示され
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、筐体を小形化
するには次のような解決課題が存在している。(i) プログラマの装着 制御機器には、プログラマと呼ばれる入力装置が付随し
ている。制御機器本体が横向きか縦向きかに応じて、プ
ログラマの本体に対する装着も横向きか縦向きになって
いる。プログラマにはLCD等の内容を表示する表示部
が設けられており、この表示方向はプログラマの本体に
対する装着方向に合せている。しかし、汎用の制御機器
では被制御対象となる機器の内部でどのような装着をし
ても、プログラマの表示を見易くすることが使用者の便
宜上必要である。
【0004】(ii) カバ―とコネクタ コネクタは制御機器本体に設けられるもので、プログラ
マを接続する際に使用される。プログラマは常時接続さ
れるものではないので、接点保護のため不使用時は防塵
カバ―で覆われている。しかし、この防塵カバ―を着脱
式にすると紛失しやすくなる。また、着脱不可能なスラ
イド式や扉式の防塵カバ―も、スライドに起因する逃げ
やヒンジを軸とする回転に必要な逃げがデッドスペ―ス
となって実装体積が減少すると共に、筐体表面に凹凸が
表われて外観を損なうという課題があった。
【0005】またプログラマを本体に装着したときコネ
クタとの接続が行われるが、この装着はプログラマに設
けたラッチにより行われる。このラッチはコネクタとの
接続のガイド及び抜け止めとしての役割をしている。し
かし、プログラマに力が加わるとこのラッチを介してコ
ネクタに力が加わり、コネクタの接続信頼性を低下させ
るという課題があった。
【0006】(iii) 拡張モジュ―ル取付け 拡張モジュ―ルは電子機器用筐体の基本モジュ―ルの有
する標準機能だけでは不足している場合に、筐体に接続
される。この場合、筐体形状を両者で統一したものとす
ると共に、接続するケ―ブルを表面に表われないように
するのが望ましい。また、拡張モジュ―ルとの接続は一
部の筐体についてのみ成されるから、筐体側の拡張モジ
ュ―ルとの接続機構はなるべく簡素なものが良い。
【0007】上記課題を解決する本発明の第1の目的
は、プログラマの取付方向の自由度を増大させると共
に、部品紛失の防止と保守部品交換作業の容易化により
使用者が利用しやすい電子機器を提供するに有る。第2
の目的は、拡張モジュ―ルの装着が高い信頼性で行える
と共に、基本モジュ―ル用の筐体が小型ですむ装置を提
供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る第1の発明は、プリント基板と、このプリント基板を
囲う筐体と、この筐体に取付けられると共にこのプリン
ト基板と接続されるプログラマを有する電子機器用筐体
において、前記プログラマに設けられるほぼ正方形の頂
点に相当する位置に設けられる取付け足と、この取付け
足の隣接する取付け足と対向する面に設けられたラッチ
とを有し、この筐体の両側面上側に4個設けられた前記
取付足の間隔に対応する大きさの凹部を有し、前記プロ
グラマは前記筐体に対して水平方向若しくは垂直方向の
いずれか一つの姿勢で装着することを特徴とする。
【0009】これらの作用として、プログラマはプリン
ト基板に搭載されたCPU等の動作内容を設定し、確認
し、或いは読出す。取付け足を正方形の頂点上に4本設
けて、筐体の凹部に対して水平/垂直の二方向を取付け
姿勢として採択できる。
【0010】上記第2の目的を達成する第2の発明は、
筐体の表面から窪んだ位置に設けられるメインコネク
タ、当該筐体表面と略同一面上に着脱自在に取付けられ
てこのメインコネクタを覆うコネクタカバ―を有する基
本モジュ―ルと、フラットケ―ブルの一端が取付けられ
拡張側筐体表面と略同一面上に取付けられる固定側ケ―
ブルカバ―、このフラットケ―ブルの他端が取付けられ
前記メインコネクタと接続される接続コネクタ、この接
続コネクタが接続される際に前記コネクタカバ―に代え
て前記基本モジュ―ル筐体に装着される可動側ケ―ブル
カバ―を有する拡張モジュ―ルを具備している。そし
て、拡張モジュ―ルを基本モジュ―ルに接続する場合
は、コネクタカバ―を取り外して可動側ケ―ブルカバ―
を装着し、メインコネクタと接続コネクタを接続してい
る。
【0011】拡張モジュ―ルでは、基本モジュ―ルのメ
インコネクタとの接続を確実にするため、可動側ケ―ブ
ルカバ―を有すると共に、フラットケ―ブルは固定側ケ
―ブルカバ―により拡張モジュ―ルに取付けられている
ので、コネクタ接続作業が容易で信頼性も高い。
【0012】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。第1
図は本発明の一実施例を示す構成概念図で、部品相互の
組立て状態を表してある。図において、筐体10は壁体
取付面を除いて通風口11及びこの通風口の大きさを制
限するリブ12を有している。通風口11の大きさはネ
ジなどの異物が筐体内部に侵入せず、しかも自然対流を
妨げない大きさにする。リブ12は、例えば格子状に側
面に設ける。係合部13は、筐体10側面下側の短辺に
設けられた凹部又は開口部で、フレ―ム45に設けられ
る爪部46が係合する。係合部14は筐体10側面下側
の長辺に設けられた凹部又は開口部で、端子台25に設
けられる爪部27が係合する。凹部15は筐体10側面
上側の長辺に設けられたもので、プログラマ90の装着
に用いる。開口部16は筐体10の平面略中央に設けら
れたもので、電池75の交換や図示しないROMパック
装着の便宜のため設けられている。コネクタ穴17は筐
体10の平面端部に設けられたもので、プログラマ90
やチェッカと接続するメインコネクタ51が内部に位置
している。表示カバ―18は表示灯部53を覆うもの
で、各発光体に面する場所では透光性の窓が設けられて
いる。コネクタ穴19は開口部16と表示カバ―18の
間に設けられたもので、サブコネクタ55が内部に位置
している。カバ―保持台29は、筐体10の四隅に4カ
所設けられたもので、端子台25を覆う端子台カバ―8
4の取付けをする。
【0013】プリント基板20は、パワ―トランジスタ
等の発熱する電子部品21やコンデンサ等の受動部品が
搭載されている。端子台25はプリント基板20の長辺
に装着されるもので、各端子には図示しない信号線が接
続されると共に、補助プリント基板50の取付に用いる
凸状の固定部26及び筐体10との接続に用いる爪部2
7が設けられている。端子台25の両側には、カバ―保
持台29が位置している。
【0014】緩衝材30はプリント基板20と接触して
取付けられるもので、熱伝導率が高く電気的には絶縁材
料で可撓性の材料よりなる。この様な材料はゴム、ゲ
ル、ポッティング材、クッション材などのプラスチック
であって、好ましくは熱伝導率などを改良するためシリ
カ等を添加すると良い。この厚さは、プリント基板20
から突出するリ―ドやハンダ上がり、及び両面実装をし
ている基板では実装された部品に比べて厚し、絶縁性を
確保する。絶縁材35は緩衝材30とベ―ス40との間
に装着される剛性の高いゴム等よりなる板状のもので、
熱伝導率は緩衝材30と同程度の材料を用いて絶縁を確
実にしている。緩衝材30が可塑性を有する関係で、万
が一にもプリント基板20の端子に短絡が生じる虞があ
るので、念の為装着してある。
【0015】ベ―ス40は筐体10の壁体50取付側に
位置するもので、絶縁材35とも接触状態にある。材料
としては、アルミや銅等の熱伝導率が高く壁体50に取
付けるのに必要な剛性を備えた材料を用いる。スタッド
41はベ―ス40の四隅に設けられたもので、プリント
基板20を緩衝材30及び絶縁材35を挟んでネジ28
を用いて固定するのに使用する。取付穴42はベ―ス4
0の長辺の一方に2組設けられたもので、図示しないD
INレ―ル取付ユニットを2組装着する。取付穴43は
ベ―ス40の他方の長辺中央に設けられたもので、同様
に図示しないDINレ―ル取付ユニットを1組装着す
る。フレ―ム45はベ―ス40に取付けられる四辺形の
枠状構造体で、ベ―ス40とプリント基板20の間にク
リアランスを確保している。爪部46はフレ―ム45の
短辺に各2個設けられたもので、弾性力により筐体10
の係合部13と係合する。
【0016】補助プリント基板50は信号処理回路など
が搭載されたもので、プリント基板20に搭載すること
がノイズやコストの面から適当でない部品を収容してい
る。例えば、配線上の理由から補助プリント基板50を
4層基板とし、プリント基板20を両面基板とする。こ
の補助プリント基板50には、プログラマ90と接続さ
れる端子を有するメインコネクタ51やサブコネクタ5
5を備えると共に、表示を行うLCD等の表示灯部53
も取付けられている。シ―ルド板56は補助フレ―ム6
0に取付けられて、補助プリント基板50とプリント基
板20間の電磁気的絶縁をするもので、略正方形をして
おり、その一辺には突起57が設けられている。
【0017】補助フレ―ム60は補助プリント基板50
をプリント基板20上に支持するのに用いるもので、突
起57が嵌合する切欠62とこの突起57を有する辺と
対向する辺が載荷される突起63を有する。補助フレ―
ム60をプリント基板20に取付けるには、ラッチ61
を端子台25の固定部26に係合させて行う。
【0018】ホルダ70は開口部16から挿入されるも
ので、補助プリント基板50に搭載された電池収納部7
2と結合して円盤状の電池74を収納する。コネクタカ
バ―80は開口部17を塞ぎ、カバ―82は開口部16
及びコネクタ穴19を塞ぎ、端子台カバ―84はカバ―
保持台29に取付けて端子台25を覆うもので、基本的
には筐体10内部に塵埃が侵入するのを防止している。
【0019】プログラマ90は筐体10に装着されて、
プリント基板20や補助プリント基板50に搭載された
電子回路に対してデ―タの書込みやプログラムの確認を
行うもので、四隅に設けられたラッチ91が筐体10の
凹部15に係合して取付が着脱自在に成されている。
【0020】次にこのように構成された装置の機能につ
いて、機能ごとに分節する。 (1)DINレ―ル取付機能 第2図は筐体10をDINレ―ルに取付ける場合の全体
図である。筐体10はDINレ―ル100に取付けられ
ている。ここではDINレ―ル100が柱100aの桁
材としての働きもしている。
【0021】第3図は筐体10をDINレ―ルに取付け
る場合の要部構成図で、(A)は底面図、(B)は側面
図である。DINレ―ル100は電子機器を構造物に取
付ける場合に標準的に使用されるレ―ルで、断面コの字
状で先端につばを有する形状をしている。案内ラッチ部
110はベ―ス40の取付穴42に装着されるもので、
引掛用突起111と弾性力を有する爪部112によって
ベ―ス40に固定される。圧接ラッチ部120は、ベ―
ス40の取付穴43に装着されるもので、引掛用突起1
21と弾性力を有する爪部122によってベ―ス40に
固定されると共に、スライダ123によってDINレ―
ル100に圧接して固定が成される。スライダ123は
中央付近に凸状の抓み部124を有し、片持ち梁状のバ
ネ部125によって矢印A方向に復元力を与えられてお
り、溝部126に沿って移動する。
【0022】スライダ123の位置をバネ部125に打
ち勝って移動させれば、DINレ―ル100から外れて
筐体10を取り外すことができる。スライダ123の位
置を中間にすれば、スライダとDINレ―ル100とは
接触していないので、DINレ―ル100方向への移動
が可能になる。スライダ123に何も力を与えないと、
バネ部125によりスライダ123がDINレ―ル10
0に圧接して固定が成される。
【0023】なお、DINレ―ル100ではなく通常の
壁体に取付ける場合は、案内ラッチ部110と圧接ラッ
チ部120をベ―ス40から取り外してネジ止めするこ
とにより対処できる。ベ―ス40の後ろに案内ラッチ部
110と圧接ラッチ部120を取付ける構造にしたこと
により、DINレ―ル装着と壁体装着との間で筐体10
の大きさに大差が生じず、小型のもので済む。
【0024】(2)放熱機能 第4図は筐体10の放熱メカニズムの説明図である。プ
リント基板20にはパワ―トランジスタ等の発熱性電子
部品21が搭載されている。この発熱性電子部品21で
発生する熱は輻射、対流及び伝導により放熱される。輻
射による放熱Q1は、発熱性電子部品21から筐体10
に熱が伝達され(Q10)、次に筐体10表面から赤外線
が放射されることにより行われる。通常の熱設計では輻
射の寄与が少ないので、無視される。対流によるものと
しては、通風口12で発生する自然対流による放熱Q2
並びにファンク―ラを用いた強制対流による放熱Q2´
がある。伝導による放熱は、発熱性電子部品21の熱を
筐体10を取付ける壁体100(ここではDINレ―ル
や柱)に逃がすもので、伝導Q30〜Q35並びにQ3
よりなる。ここで、伝導Q30は発熱性電子部品21か
らプリント基板20への伝導で、例えばリ―ドを介して
行われる。伝導Q31はプリント基板20の表面から裏
面への伝導である。伝導Q32はプリント基板20から
緩衝材30への伝導である。伝導Q33は緩衝材30の
表面から裏面への伝導である。伝導Q34は緩衝材30
からベ―ス40への伝導である。伝導Q35はベ―ス4
0の表面から裏面への伝導である。伝導Q3はベ―ス4
0から壁体100への伝導である。ここでは構造体であ
る壁体100に放熱体の働きを兼用させている点に特色
がある。
【0025】プリント基板20若しくは発熱性電子部品
21のリ―ドを介して緩衝材30に伝達される。緩衝材
30は熱伝導率が高く、絶縁材35も熱伝導率の高い材
料とすることによりベ―ス40への熱伝導がされる。ベ
―ス40は第2図に示すごとくDINレ―ル100と接
触しているので、すみやかに熱がDINレ―ル100に
伝導される。緩衝材30及び絶縁材35はプリント基板
20とベ―ス40の間に適当な圧力で収容されているの
で、空気層などの熱伝導率の低い部分が実質的に排除さ
れる。
【0026】この結果、筐体10に比較してDINレ―
ル100という大きな構造物を放熱材として利用してい
るので、プリント基板20上の電子部品の発熱が大きく
ても内部温度上昇を低く抑えることができる。
【0027】第5図は自然対流による冷却の説明図であ
る。ここでは通風口11を塞がない位置、即ちリブ12
と重なる位置関係でプリント基板20を筐体10内部に
取付けている。プリント基板保持部18’は筐体10内
部に設けられたプリント基板20の取付け位置を定める
もので、リブ12の位置にプリント基板20が来るよう
な高さになっている。
【0028】このようにすると、プリント基板20に搭
載された電子部品の発熱に起因する自然対流に対して通
風口11が通路としての機能を充分に発揮する。それに
よって、冷却が自然対流によっても充分に成される。な
お、強制対流を併用する場合には適宜ファンを搭載すれ
ば良い。
【0029】(3)端子台の複合機能化 第6図は端子台25の概ね半分の部分に関する斜視図で
ある。固定部26はプリント基板20側の面に設けられ
た小型の突起で、補助フレ―ム60のラッチ61と係合
する。爪部27はプリント基板20側の面に設けられた
固定部26と同程度の大きさの突起で、筐体10の係合
部14と係合する。撓み規制部28’はプリント基板2
0側の面のほぼ中央に設けられた爪部27よりも大形の
突起で、プリント基板20と当接して端子台25を実質
的にプリント基板20の補強材として作用させている。
この端子台25はプリント基板20に2個一組で取付け
られる。端子台25を左右対象の形状とすることで、同
一形状のものを取付け状態をプリント基板20に合わせ
て変更して対処でき、部品の共用化が推進される。
【0030】(4)補助プリント基板の保持 第7図は補助フレ―ム60を取付けた補助プリント基板
50の構成斜視図である。補助プリント基板50はメイ
ンコネクタ51と接続されるケ―ブル52を有する。ケ
―ブル52はプリント基板20と補助プリント基板50
を連絡するもので、例えば端子台25に接続された入力
用の各信号線からプリント基板20を介して補助プリン
ト基板50に信号を与え、信号処理をして出力用の端子
が割当てられた端子台25に出力をするなどの入出力信
号の連絡がされる。ROMソケット54はROMパック
と接続されるもので、ROMパックを交換することによ
り補助プリント基板50の行う信号処理の内容を定めて
いる。サブコネクタ55は、例えば電池74から電力を
得るなどの用途に使用される。
【0031】係止部64は補助プリント基板50側に突
出した爪を有するもので、補助プリント基板50の上下
方向の動きを拘束する。電池室65はホルダ70に収容
された電池74を装着するための空間で、電池収容部7
2と反対側の辺に斜面76が設けられている。斜面76
はホルダ70の着脱を用意にする。ROM室66はRO
Mパックを収容する平面が設けられている。支持脚67
は補助プリント基板50とプリント基板20のクリアラ
ンスを確保するもので、隣接する支持脚67との間は空
隙にして空気の流通を確保している。けた部68は補助
プリント基板50を装着する部分に設けられたもので、
補助プリント基板50とシ―ルド板56の支持を担当す
る。切欠部69はけた部68に4カ所設けられたもの
で、図示しない筐体10に設けられた位置決め突起と係
合して、表示灯部53と表示カバ―18の矢印B方向の
位置合せが成される。
【0032】第8図は筐体10と補助フレ―ム60を組
み合わせた状態の断面図である。けた部68と補助プリ
ント基板50との間には空隙δが存在していて、表示灯
部53と表示カバ―18の矢印G方向の位置合せが成さ
れる。空隙δが製造誤差や組立誤差を吸収して、製造上
の良品率を増大させている。
【0033】第9図は電池収納状態を説明する側面図
で、電池収容部72は断面で示してある。ホルダ70は
電池収容部72から離脱する際に使用する指かけ部70
1と、電池収容部72に装着する際用いるラッチ702
と、電池74の形状に合わせた扇形の辺を有するストッ
パ面703と、底面に設けられた一部切欠を有する当接
面704よりなる。電池収容部72はラッチ702と係
合する開口部721と、ホルダ70に収容された電池7
4の上部電極741と圧接する上部接点722と、電池
74の下部電極742と圧接する下部接点723と、当
接面704と接触するガイド面724よりなる。
【0034】この様な装置では、まずホルダ70に電池
74を挿入して第7図の状態とする。次に矢印の方向に
ホルダ70を送ると、ラッチ702が開口部721と係
合して固定が成される。すると接点721,722が電
極741,742と接触して補助プリント基板50に対
する電力の供給が開始される。離脱する場合は、指かけ
部701を押すとラッチ702と開口部721の係合が
解除され、矢印と反対方向に移動でき、電池74の交換
などを行う。
【0035】(5)プログラマの装着機能 第10図は筐体10にプログラマ90を装着する状態の
説明図である。筐体10は組み立て済みのものであり、
従ってプリント基板20、緩衝材30、ベ―ス40、補
助プリント基板50、補助フレ―ム60等が筐体10内
部に収容されている。カバ―82には、矢印E方向への
移動を容易にする指掛け部828が一辺に設けられてい
る。また係止部825が指掛け部828を挟んだカバ―
82の両辺に設けられている。プログラマ90の表面に
は、入力を行うキ―スイッチ98と、キ―の入力内容や
筐体10内部のデ―タを表示する表示部99が設けられ
ており、例えば液晶やLEDが用いられる。
【0036】第11図はプログラマ90の構成図で、
(A)は背面図、(B)は側面図、第12図はプログラ
マ90の装着される筐体10の構成斜視図である。プロ
グラマ90は筐体10に対して、水平方向Hと垂直方向
Vの二方向を選択して装着しうる。図中、取付け足92
は剛性の大きなラッチ921,922を有する。取付け
足93は剛性の小さく変位しうるラッチ931と剛性の
大きなラッチ932を有し、ラッチ931はラッチ92
1と向かい合っている。ラッチ932に沿った案内面9
33は、プログラマ90を筐体10に水平方向で取付け
る際ガイドとして使用する。取付け足94は剛性の小さ
く変位をするラッチ941,942を有する。ラッチ9
42はラッチ932と向かい合っており、またこれと平
行な面に設けられた位置決め突起943はプログラマ9
0を筐体10に水平方向で取付ける際凹部15と係合し
て位置決めをする。ラッチ941に沿った面に設けられ
た位置決め突起944はプログラマ90を筐体10に垂
直方向で取付ける際凹部15と係合して位置決めをす
る。取付け足95はラッチ941と向かい合った剛性の
大きなラッチ951と、ラッチ922と向かい合った剛
性の小さなラッチ952を備えると共に、ラッチ951
に沿った案内面953は、プログラマ90を筐体10に
垂直方向で取付ける際ガイドとして使用する。コネクタ
96は取付け足93と94の間に設けられたもので、水
平方向に取付けた際コネクタ穴19を介してサブコネク
タ55と接続される。コネクタ97は取付け足92と9
3の間に設けられたもので、垂直方向に取付けた際コネ
クタ穴19を介してサブコネクタ55と接続される。筐
体10には取付け足92〜95に対応して凹部151〜
154が設けられている。
【0037】このように構成された装置の取付けを次に
説明する。プログラマ90は一辺L1の正方形をしてお
り、筐体10の幅方向の最大幅L2(端子台25を含む
幅)とほぼ同じ値にして、水平/垂直のいずれの方向に
取付けてもプログラマ90が筐体10からはみださない
関係を確保している。筐体10のプログラマ90取付け
側の幅L3はプログラマ90の取付け足92,93の間
隔とほぼ等しくなっており、凹部151と152若しく
は凹部153と154の間隔L3は固定側ラッチ921
と変位側931等の間隔とほぼ等しくなっている。筐体
10の凹部151と154の外側間隔L5及び内側間隔
L6は、取付け足92〜95の大きさ及びその間隔に対
応したものになっている。コネクタ96,97と筐体1
0との接続は、プログラマ90が取付け足の案内面93
3,953や位置決め突起943,944によって変位
を拘束されている関係で、着脱の際無用な力が作用せず
接点の信頼性が確保される。
【0038】(6)カバ―機能 第13図はカバ―82と筐体10の関係を説明する図
で、両者を離脱した状態の正面断面図を示している。図
において、カバ―82は筐体10の開口部16に取付け
られた状態で平面(上面)に表われる表面821と、裏
面の一方の端部に設けられた当接面822と、他方の端
部に設けられた当接面823と、これらの間に設けられ
た中央裏面824を有する。係止部825は中央裏面8
24に設けられた突起を有するもので、カバ―82を筐
体10に固定する。突起部826は当接面822の端に
設けられたもので、位置決めに用いる。ストッパ部82
7は当接面823と係止部825の間に設けられたステ
ップ形状のものである。
【0039】筐体10は開口部16の周囲に平面101
を有する。この平面101は、カバ―82が装着された
状態では表面821とほぼ同一の平面を形成する。支持
面102は当接面822と接触し、支持面103は当接
面823と接触し、側方支持面104は中央裏面824
と接触してカバ―82の保持をする。窪み面105は係
止部825と係合して、カバ―82が筐体10から脱落
するのを防止している。凹部106は突起部826と係
合して、カバ―82の矢印E方向の移動を防止して位置
決めをしている。衝止部107は支持面103の端部に
設けられたもので、カバ―82が矢印E方向に移動した
ときストッパ部827と当接して移動を停止する。この
移動距離はコネクタ穴19の幅に比べて大きくなってい
る。滑走面108は窪み面105と支持面103の間に
設けられたもので、係止部825の底面が矢印E方向に
移動する際滑走する。
【0040】このように構成された装置の動作を次に説
明する。最初カバ―82が閉じている状態について説明
する。当接面822,823及び中央裏面824はそれ
ぞれ支持面102,103及び側方支持面104と当接
している。コネクタ穴19は中央裏面824によって覆
われているので、プログラマ90の装着及び電池交換や
ROMパック装着は出来ない状態になっている。また係
止部825と窪み面105は係合し、突起部826も凹
部106と嵌め合い関係にある。
【0041】次に、カバ―82を矢印E方向に移動させ
ると、係止部825は窪み面105との係合が解除され
て滑走面108に乗り上げると共に、突起部826も凹
部106と嵌め合い関係を解除する。そして、衝止部1
07がストッパ部827と当接して、移動が抑止され
る。この状態でコネクタ穴19が表われてプログラマ9
0の筐体10に対する装着が可能になると共に、電池7
4カバ―やROMパックカバ―としての働きをカバ―8
2がしている。この状態でカバ―82を矢印F方向に移
動させると、係止部825が滑走面108から離脱して
開口部16より内器が露出する。
【0042】第14図は端子台カバ―84を説明する要
部断面図である。端子台カバ―84の端部にはカバ―保
持台29に固定するための、固定突起部841とこれよ
りも突起量の少ない可動突起部842を係合部843有
している。端子台25を覆う部分は薄板部844であ
り、剛性が低くなっている。カバ―保持台29は、固定
突起部841と係合する深さの凹部291と可動突起部
842と係合する僅かな高さの小突起292を有してい
る。
【0043】このように構成された装置の組立を次に説
明する。係合部843をカバ―保持台29に位置させ、
固定突起部841を凹部291に差込、続いて力を加え
て可動突起部842と小突起292を係合させて、ラッ
チする。取外す場合には、薄板部844を厚み方向に変
形させる。するとある一定以上の力が可動突起部842
に作用して、小突起292との係合が解除される。する
と力が固定突起部841に集中して、係合部843を含
む薄板部844が曲げ変形して凹部291との係合が解
かれて、端子台カバ―84がカバ―保持台29から外れ
る。
【0044】(7)拡張モジュ―ルとの接続機能 第15図は筐体10(基本モジュ―ル)と拡張モジュ―
ル200を接続する状態の構成斜視図である。拡張モジ
ュ―ル200は筐体10の補助プリント基板50の機能
のみでは不足する場合に、機能を付加する為に用いるも
ので、ケ―ブルを極力短くする関係で隣接して取付ける
のを原則にしている。拡張モジュ―ル200は、下流側
のモジュ―ルとの接続に使用するコネクタカバ―210
と上流側のモジュ―ルとの接続に使用する固定側ケ―ブ
ルカバ―220を平面のそれぞれの端部に有している。
コネクタカバ―210の形状は、コネクタ穴17を覆う
コネクタカバ―80と略同一形状になっている。フラッ
トケ―ブル222は基本モジュ―ル若しくは上流側拡張
モジュ―ルとこの拡張モジュ―ル200とを電気的に接
続する信号線で、一端には固定側ケ―ブルカバ―220
を有し、他端には可動側ケ―ブルカバ―230を有して
いる。端子台250は信号線を拡張モジュ―ル200に
接続するもので、基本モジュ―ルの端子台25に比べる
と長さが短くなっている。端子台カバ―260は端子台
250を覆うものである。
【0045】第16図は筐体10と拡張モジュ―ル20
0を接続した状態の構成図で、(A)は正面図、(B)
はプリント基板相互の電気的接続関係を明瞭にした図で
ある。コネクタ穴17には、ラッチ231を有する可動
側ケ―ブルカバ―230がコネクタカバ―80に代えて
装着してあり、メインコネクタ51と接続コネクタ23
2が接続される。固定側ケ―ブルカバ―220と可動側
ケ―ブルカバ―230は左右対象の形状になっており、
筐体10や拡張モジュ―ル200の平面の高さに比較し
て僅かに高い高さの面を有していて、フラットケ―ブル
222の接続によりモジュ―ル平面に過大な凹凸が生じ
ないように配慮している。固定側ケ―ブルカバ―220
は、プリント基板240と接続された拡張コネクタ22
1を覆っており、可動側ケ―ブルカバ―230はメイン
コネクタ51と接続される接続コネクタ232を覆って
いる。両コネクタ221,232の間はフラットケ―ブ
ル222で接続されている。拡張コネクタ242はプリ
ント基板240に装着されたもので、コネクタカバ―2
10により覆われている。
【0046】このように構成された装置では、拡張モジ
ュ―ル200側に筐体10と接続する可動側ケ―ブルカ
バ―230を設けている。そこで、拡張モジュ―ル20
0を有しない筐体10に対しては余計な部品が殆ど装着
されておらず、追加費用の増大が少なくて済む。またケ
―ブルカバ―220,230によってフラットケ―ブル
222が覆われているので、フラットケ―ブル222は
筐体表面に表われず、保護されている。また、この拡張
モジュ―ル200に他の拡張モジュ―ル200aを接続
する場合には、上流側の拡張モジュ―ル200のコネク
タカバ―210を取り外し、下流側の拡張モジュ―ル2
00aの可動側ケ―ブルカバ―230を装着すれば、拡
張コネクタ242と接続コネクタ232により両者の電
気的な接続が行える。
【0047】(8)組立作業 第1図に戻って、電子機器用筐体の組立作業について説
明する。まず、電子部品や端子台25の取付けられたプ
リント基板20を、緩衝材30、絶縁材35及びフレ―
ム45を介してベ―ス40にネジ28を用いて取付け
る。次に補助プリント基板50をシ―ルド板56を介し
て補助フレ―ム60に装着し、これをプリント基板20
に取付け、必要に応じてケ―ブル52の接続を行う。筐
体10は補助プリント基板50を搭載したプリント基板
20を覆い、各種カバ―で覆う。
【0048】DINレ―ルに取付ける場合は、案内ラッ
チ部110及び圧接ラッチ部120をベ―ス40に取付
ける。プログラマ90は筐体10に搭載可能であるし、
カバ―82を開閉して電池74の交換やROMパックの
交換をする。この様な積み重ね構造にしたので、組立作
業が容易であることが了解される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 プログラマ90の筐体10に対する取付け方向が選
択でき、設置自由度の増大と作業性向上を両立させた。
また、取付け足によって両者の相対的な位置関係を固定
しているので、コネクタに無用な力が作用せず信頼性が
向上する。
【0050】 カバ―82はコネクタ穴19と電池7
4等のカバ―を兼用しているので、部品の共用化が推進
される。また、使用頻度の高いコネクタ使用時にはカバ
―82をスライドするだけで足り、作業性も良い。
【0051】 拡張モジュ―ル200を筐体10に接
続する場合に、可動側ケ―ブルカバ―230を用いて接
続しているので、システムの拡張が容易になる。また拡
張モジュ―ルに他の拡張モジュ―ルを接続することもで
きるので、一台の基本モジュ―ルに多くの拡張モジュ―
ルの接続が可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成斜視図で部品相互
の組立て状態を表してある。
【図2】筐体10をDINレ―ルに取付ける場合の全体
図である。
【図3】筐体10をDINレ―ルに取付ける場合の要部
説明図である。
【図4】筐体10の放熱メカニズムの説明図である。
【図5】自然対流による冷却の説明図である。
【図6】端子台25の概ね半分の部分に関する斜視図で
ある。
【図7】補助フレ―ム60を取付けた補助プリント基板
50の構成斜視図である。
【図8】筐体10と補助フレ―ム60を組み合わせた状
態の断面図である。
【図9】電池収納状態を説明する側面図である。
【図10】筐体10にプログラマ90を装着する状態の
説明図である。
【図11】プログラマ90の構成図である。
【図12】プログラマ90の装着される筐体10の外形
斜視図である。
【図13】カバ―82と筐体10の関係を説明する図で
ある。
【図14】端子台カバ―84を説明する要部断面図であ
る。
【図15】筐体10と拡張モジュ―ル200を接続する
状態の構成斜視図である。
【図16】筐体10と拡張モジュ―ル200との接続状
態を示す要部構成図である。
【符号の説明】
10…筐体 20…プリント基板 25…端子台 30…緩衝材 40…ベ―ス 45…フレ―ム 50…補助プリント基板 60…補助フレ―ム 70…ホルダ 72…電池収容部 74…電池 80…コネクタカバ― 82…カバ− 84…端子台カバ― 90…プログラマ 100…DINレ―ル 110…案内ラッチ部 120…圧接ラッチ部 200…拡張モジュ―ル 210…コネクタカバ― 220…固定側ケ―ブルカバ― 230…可動側ケ―ブルカバ―
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 7/12 H05K 7/12 S 7/14 7/14 A 7/20 7/20 B (31)優先権主張番号 実願平2−107886 (32)優先日 平2(1990)10月15日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願平2−111348 (32)優先日 平2(1990)10月24日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願平2−111812 (32)優先日 平2(1990)10月25日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 実願平2−112246 (32)優先日 平2(1990)10月26日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 渡辺 文雄 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 (72)発明者 濱田 孝幸 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横 河電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−310999(JP,A) 特開 平2−83956(JP,A) 実開 昭63−33686(JP,U) 実開 平2−91394(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板(50)と、このプリント基
    板を囲う筐体(10)と、この筐体に取付けられると共
    にこのプリント基板と接続されるプログラマ(90)を
    有する電子機器用筐体において、 前記プログラマに設けられるほぼ正方形の頂点に相当す
    る位置に設けられる第1無い次第4の取付け足(92〜
    95)と、この取付け足の隣接する取付け足と対向する
    面に設けられたラッチとを有し、 この筐体の両側面上側に4個設けられた前記取付足の間
    隔に対応する間隔の凹部(15)を有し、 前記取り付け足を前記凹部に係合させることにより、前
    記プログラマが前記筐体に対して水平方向若しくは垂直
    方向のいずれか一つの姿勢で装着されることを特徴とす
    る電子機器用筐体。
  2. 【請求項2】前記プログラマの取付け足のある面に設け
    られたコネクタ(96,97)と、 このプログラマが筐体に対して水平又は垂直の取付け姿
    勢であるとき、このコネクタの一方がコネクタ穴(1
    9)を介してプリント基板(50)のコネクタ(55)
    と接続されることを特徴とする請求項記載の電子機器
    用筐体。
  3. 【請求項3】前記第1ないし第4の取付け足は略四辺形
    状の断面を有し、この四辺の側面のうち隣接する内側の
    側面は隣接する取付け足の内側側面と向き合っており、 前記第1の取付け足(92)は剛性の大きな二つのラッ
    チ(921,922)を隣接する内側側面に有し、 前記第2の取付け足(93)は剛性の小さく変位し得る
    ラッチ(931)と、剛性の大きなラッチ(932)を
    隣接する内側側面に有すると共に、このラッチ(93
    1)は前記第1の取付け足の一方のラッチ(921)と
    向かい合い、 前記第3の取付け足(94)は剛性の小さく変位し得る
    二つのラッチ(941,942)を隣接する内側側面に
    有すると共に、一方のラッチ(942)は前記第2の取
    付け足の後者のラッチ(932)と向かい合い、 前記第4の取付け足(95)は剛性の小さく変位し得る
    ラッチ(952)と、剛性の大きなラッチ(951)を
    隣接する内側側面に有すると共に、前者のラッチは前記
    第1の取付け足の他方のラッチ(922)と向かい合
    い、後者のラッチは前記第3の取付け足の一方のラッチ
    (941)と向かい合うこと、 を特徴とする請求項記載の電子機器用筐体。
  4. 【請求項4】前記第2の取付け足(93)は剛性の大き
    なラッチ(932)に沿った案内面(933)を有し、 前記第3の取付け足(94)の一方のラッチ(942)
    と平行な面に設けられた第1の位置決め突起(943)
    と、他方のラッチ(941)と平行な面に設けられた第
    2の位置決め突起(944)を有し、 前記第4の取付け足(95)は剛性の大きなラッチ(9
    51)に沿った案内面(953)を有し、 前記プログラマを前記筐体に対して水平方向に取付ける
    場合は、前記第2の取付け足の案内面はガイドとして作
    用し、前記第1の位置決め突起は前記凹部と係合すると
    共に、 前記プログラマを前記筐体に対して垂直方向に取付ける
    場合は、前記第4の取付け足の案内面はガイドとして作
    用し、前記第2の位置決め突起は前記凹部と係合すると
    共に、 を特徴とする請求項記載の電子機器用筐体。
  5. 【請求項5】筐体の表面から窪んだ位置に設けられるメ
    インコネクタ(51)、当該筐体表面と略同一面上に着
    脱自在に取付けられてこのメインコネクタを覆うコネク
    タカバ―(80)を有する基本モジュ―ル(10)と、 フラットケ―ブルの一端が取付けられ拡張側筐体表面と
    略同一面上に取付けられる固定側ケ―ブルカバ―(22
    0)、このフラットケ―ブルの他端が取付けられ前記メ
    インコネクタと接続される接続コネクタ(232)、こ
    の接続コネクタが接続される際に前記コネクタカバ―に
    代えて前記基本モジュ―ル筐体に装着される可動側ケ―
    ブルカバ―(230)を有する拡張モジュ―ル(20
    0)と、 を具備し、前記拡張モジュ―ルを前記基本モジュ―ルに
    接続する場合は、コネクタカバ―を取り外して可動側ケ
    ―ブルカバ―を装着し、メインコネクタと接続コネクタ
    を接続することを特徴とする電子機器用筐体。
  6. 【請求項6】基本モジュ―ルと接続される拡張モジュ―
    ルと接続される下流側拡張モジュ―ルにおいて、 前記拡張モジュ―ルはコネクタカバ―(210)に覆わ
    れた拡張コネクタ(242)を有し、 前記下流側拡張モジュ―ルは、フラットケ―ブルの一端
    が取付けられ上流側拡張モジュ―ルの筐体表面と略同一
    面上に取付けられる固定側ケ―ブルカバ―(220)、
    このフラットケ―ブルの他端が取付けられ前記拡張コネ
    クタと接続される接続コネクタ(232)、この接続コ
    ネクタが接続される際に前記コネクタカバ―に代えて前
    記拡張モジュ―ル筐体に装着される可動側ケ―ブルカバ
    ―(230)を有し、 前記下流側拡張モジュ―ルを前記拡張モジュ―ルに接続
    する場合は、コネクタカバ―を取り外して可動側ケ―ブ
    ルカバ―を装着し、拡張コネクタと接続コネクタを接続
    することを特徴とする請求項記載の電子機器用筐体。
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