JP2847689B2 - コンパクトディスク収納ケース - Google Patents

コンパクトディスク収納ケース

Info

Publication number
JP2847689B2
JP2847689B2 JP11489891A JP11489891A JP2847689B2 JP 2847689 B2 JP2847689 B2 JP 2847689B2 JP 11489891 A JP11489891 A JP 11489891A JP 11489891 A JP11489891 A JP 11489891A JP 2847689 B2 JP2847689 B2 JP 2847689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
storage case
compact disc
compact
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11489891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04352684A (ja
Inventor
光博 小原
与志信 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP11489891A priority Critical patent/JP2847689B2/ja
Publication of JPH04352684A publication Critical patent/JPH04352684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2847689B2 publication Critical patent/JP2847689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク収
納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、樹脂製のベー
ス1の両面側にそれぞれカバー2を回動開閉自在に枢着
し、ベース1の両面と各カバー2との間にコンパクトデ
ィスク3をそれぞれ着脱自在に収納するようにした2枚
用コンパクトディスク収納ケースが知られている。この
種のコンパクトディスク収納ケースにおいては、ベース
1の基板部4の両側縁に、この基板部4とで断面ほぼT
字形状をなすように側壁5を一体に形成しており、これ
らの側壁5によりカバー2を挟んで、このカバー2を閉
じた状態に係止するようにしているが、従来は、基板部
4の両面がそれぞれ平面になっていて、基板部4の厚さ
が側壁5に沿う位置も含めて全体的に均一になってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコンパクト
ディスク収納ケースにあっては、均一な厚さの基板部4
の両側縁に、この基板部4とで断面ほぼT字形状をなす
ように側壁5を一体に形成していたため、ベース1を樹
脂により成形した際、基板部4と一体に繋がった部分で
側壁5の肉厚が実質的に大きくなっていることにより、
側壁5の外面における基板部4に対応する位置にひけ6
が生じ、収納ケースの外観が損なわれるという問題点が
あった。また、コンパクトディスク3の収納時にその記
録面を下にした場合、すなわち、基板部4に対向させた
場合、記録面を傷付けやすいという問題点もあった。本
発明は、前記問題点を解決してベースの側壁の外面にお
ける基板部に対応する位置にひけが生じるのを防止でき
るとともに、コンパクトディスクの記録面を保護できる
コンパクトディスク収納ケースを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のコンパクトディスク収納ケースは、樹脂製の
ベースと、このベースに対して開閉自在に設けられたカ
バーとを備え、前記ベースとカバーとの間にコンパクト
ディスクが着脱自在に収納されるコンパクトディスク収
納ケースにおいて、前記ベースは、コンパクトディスク
の中心孔に係脱自在に係合するディスク保持部を中心部
に有する基板部と、この基板部の側縁に一体にかつ垂直
に形成された側壁とを有し、前記基板部におけるコンパ
クトディスクとの対向面をディスク保持部から外周へ向
けて次第に薄くなるように傾斜状に形成したものであ
る。
【0005】
【作用】前記構成により、ベースを樹脂によって成形す
る際、ベースの基板部が側壁に近付くほど薄くなるため
に、側壁の外面における基板部に対応する位置にひけが
生じるのが防止される。また、コンパクトディスクは、
その中心孔にベースの基板部の中心部にあるディスク保
持部を係合させることにより、ベースの基板部に保持す
るが、コンパクトディスクの記録面を基板部に向けて保
持したとき、基板部におけるコンパクトディスクとの対
向面がディスク保持部の台座部から外周へ向けて傾斜状
に形成しているために、コンパクトディスクの記録面が
基板部に接触せず、保護される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図を用いて具体
的に説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例を示
すものであり、これらの図において、11は円盤状のコン
パクトディスクであり、このコンパクトディスク11は中
心孔12を有している。また、15は2枚用コンパクトディ
スク収納ケースで、この収納ケース15は、ベース16と、
このベース16の両面(図示上下面)側にそれぞれ回動開
閉自在に支持された一対のカバー17とからなっており、
前記ベース16の両面と各カバー17との間にコンパクトデ
ィスク11がそれぞれ着脱自在に収納されるものである。
前記ベース16は、樹脂により一体成形されたものであ
り、収納されたコンパクトディスク11と平行に位置する
ほぼ長方形板状の基板部21と、この基板部21の左右両側
縁にそれぞれ形成された側壁22とからなっている。これ
らの側壁22は、基板部21と直交する両方向(図示上方向
および下方向)に向けて形成されており、基板部21とで
断面ほぼT字形状をなしている。そして、前記ベース16
の基板部21の中心部には、この基板部21の両面側にそれ
ぞれ突出させて、コンパクトディスク11を着脱自在に保
持するディスク保持部23が形成されている。これらのデ
ィスク保持部23は、放射状に位置しかつその径方向に弾
性変形可能な複数の爪部23a と、この爪部23a と一体に
形成された円形の台座部23b とからなっており、コンパ
クトディスク11の中心孔12に係脱自在に係合するもので
ある。また、前記基板部21の四隅部には指入れ孔24がそ
れぞれ開口形成されている。さらに、基板部21の前後両
側縁部は、互いに逆方向へ突出した突縁部25になってお
り、この突縁部25の外面に窪部26が形成されている。こ
れとともに、両突縁部25にそれぞれ対応して、前記両側
壁22の内面に係合受け部27がそれぞれ形成されている。
そして、前記基板部21は、コンパクトディスク11と対向
する両面がそれぞれ前記ディスク保持部23の台座部23b
から外周へ向けて傾斜状に形成されており、これによ
り、中心部から外周へ向けて次第に薄くなっている。前
記各カバー17は、それぞれ、一端縁が前記ベース16の両
側壁22の突縁部25側の端部に支軸31により枢着されてい
て、左右方向を回動軸方向として回動自在になっている
とともに、ベース16に対して開閉自在になっており、こ
のベース16の両側壁22により挟まれて閉じた状態に係止
されるものである。すなわち、樹脂により一体成形され
たカバー17の左右両側縁には、ベース16の両側壁22の内
面に沿う側壁32がそれぞれ形成されており、これらの側
壁32の外面に、前記ベース16の係合受け部27に係脱自在
に係合する係止突部33がそれぞれ形成されている。
【0007】つぎに、前記構成についてその作用を説明
する。ベース16は樹脂により一体成形されるが、その
際、基板部21がディスク保持部23の台座部23b から外周
へ向けて次第に薄くなっており、側壁22に近付くほど基
板部21が薄くなるので、収納ケースの製作時において樹
脂冷却時に基板部21の側縁部での収縮量が小さくなり、
したがって、基板部21の側縁に位置する側壁22の外面に
おける基板部21に対応する位置にひけが生じるのが防止
される。
【0008】また、コンパクトディスク11の着脱のため
に、カバー17を開けるときには、例えば、開くカバー17
を上にして、左手で両側壁を摘むとともに、右手の指を
ベース16の窪部26においてカバー17の自由端にかけ、こ
のカバー17を図1に矢印で示すように上へ回して開く。
そして、このようにカバー17を開けた状態でコンパクト
ディスク11を取り出すが、そのためには、例えば、ベー
ス16の指入れ孔24に指を入れてコンパクトディスク11を
摘むとともに、ベース16のディスク保持部23を押しなが
らコンパクトディスク11を抜き取る。また、コンパクト
ディスク11の収納時には、コンパクトディスク11の中心
孔12をディスク保持部23の爪部23a に押し込めばよく、
中心孔12とディスク保持部23の爪部23a との係合により
コンパクトディスク11はベース16の基板部21と平行に保
持される。ところで、その際にコンパクトディスク11の
記録面11a を基板部21に向けて保持した場合、基板部21
におけるコンパクトディスク11への対向面がディスク保
持部23の台座部23b から外周へ向けて次第に薄くなるよ
うに傾斜状に形成されているために、コンパクトディス
ク11を傾斜してディスク保持部34の爪部34a に保持した
としても、コンパクトディスク11の記録面11a が基板部
21に接触しない。一方、コンパクトディスク11の着脱を
終えて、カバー17を閉じるときには、やはり、閉じるカ
バー17を上にして、左手で両側壁22を摘むが、カバー17
を押し下げて回せば、このカバー17がベース16の両側壁
22により挟まれるとともに、カバー16の係止突部33が両
側壁22の係合受け部27に係合して、カバー17が閉じた状
態に保持される。
【0009】以上のように、前記実施例においては、基
板部21の両面をディスク保持部23の台座部23b から外周
へ向けて次第に薄くなるように傾斜状に形成したことに
より、側壁22の外面における基板部21に対応する位置に
ひけが生じるのを防止できる。したがって、収納ケース
の外観性が向上する。これとともに、ひけ防止のために
基板部に凹部を形成したような場合とは異なり、基板部
21に凹凸が少ないことにより、カバー17を開けた状態で
の収納ケースの外観も損ねない。また、基板部21にコン
パクトディスク11の記録面11a を対向させてコンパクト
ディスク11を誤って傾斜状に保持しても、その記録面11
a が基板部21に接触しないので、記録面11a を保護でき
る。しかも、ひけ防止のための構成が、そのまま記録面
11a の保護のための構成になる。
【0010】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、前
記実施例では、2枚用コンパクトディスク収納ケースを
例にとって説明したが、1枚用コンパクトディスク収納
ケースも実施可能である。この場合、ベースの基板部に
おけるコンパクトディスクへの対向面のみを傾斜状にす
ればよく、他方の面は平面であってもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は、樹脂製のベースと、このベー
スに対して開閉自在に設けられたカバーとを備え、前記
ベースとカバーとの間にコンパクトディスクが着脱自在
に収納されるコンパクトディスク収納ケースにおいて、
前記ベースは、コンパクトディスクの中心孔に係脱自在
に係合するディスク保持部を中心部に有する基板部と、
この基板部の側縁に一体にかつ垂直に形成された側壁と
を有し、前記基板部におけるコンパクトディスクとの対
向面をディスク保持部から外周へ向けて次第に薄くなる
ように傾斜状に形成したので、成形時ベースの側壁の外
面における基板部に対応する位置にひけが生じるのを防
止でき、収納ケースの外観を損ねないとともに、コンパ
クトディスクの記録面を基板部に向けてコンパクトディ
スクをディスク保持部により保持したとき、コンパクト
ディスクの記録面が基板部に接触せず、したがって、コ
ンパクトディスクの記録面を保護でき、しかも、このよ
うにひけ防止のための構成と記録面の保護のための構成
とを兼用でき、無駄のない収納ケースとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】従来例を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
11 コンパクトディスク 12 中心孔 15 コンパクトディスク収納ケース 16 ベース 17 カバー 21 基板部 22 側壁 23 ディスク保持部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のベースと、このベースに対して
    開閉自在に設けられたカバーとを備え、前記ベースとカ
    バーとの間にコンパクトディスクが着脱自在に収納され
    るコンパクトディスク収納ケースにおいて、前記ベース
    は、コンパクトディスクの中心孔に係脱自在に係合する
    ディスク保持部を中心部に有する基板部と、この基板部
    の側縁に一体にかつ垂直に形成された側壁とを有し、前
    記基板部におけるコンパクトディスクとの対向面をディ
    スク保持部から外周へ向けて次第に薄くなるように傾斜
    状に形成したことを特徴とするコンパクトディスク収納
    ケース。
JP11489891A 1991-05-20 1991-05-20 コンパクトディスク収納ケース Expired - Fee Related JP2847689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11489891A JP2847689B2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 コンパクトディスク収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11489891A JP2847689B2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 コンパクトディスク収納ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04352684A JPH04352684A (ja) 1992-12-07
JP2847689B2 true JP2847689B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=14649404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11489891A Expired - Fee Related JP2847689B2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 コンパクトディスク収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2847689B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04352684A (ja) 1992-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030196918A1 (en) Security device for a disk box
US6540071B2 (en) Case for holding two compact discs
JP2847689B2 (ja) コンパクトディスク収納ケース
JP2910310B2 (ja) コンパクトディスク収納ケース
FR2474461A1 (fr) Boitier de prehension et de stockage d'un disque d'enregistrement
JPH066069Y2 (ja) フロツピ−デイスク用トレ−
JP3004312U (ja) 記録用ディスクの収納ケース
JPH0732465Y2 (ja) フロッピーディスクケース
JP3059133U (ja) ディスク収容トレー
JP2522863Y2 (ja) カセット収納ケース
KR200164588Y1 (ko) 컴퓨터케이스
JPH05310288A (ja) 収納ケース
JP3115845B2 (ja) ディスクケース用ホルダ
JPS6143788B2 (ja)
JP4082643B2 (ja) コンパクトディスク収納ケース
KR200284053Y1 (ko) 디스크 보관 케이스
JP3144365B2 (ja) コイン型電池収納構造
JP2605725Y2 (ja) ディスク収納ケース
JPH0643028Y2 (ja) コンパクトディスクケース保持具
JP2512223Y2 (ja) 情報記録カ―ド収納容器
JP3814109B2 (ja) ディスク収納容器
JP2566759Y2 (ja) テープカセット収納ケース
JP3525690B2 (ja) 記録媒体用収納容器
JPH04352685A (ja) コンパクトディスク収納ケース
JPS6038533Y2 (ja) カセットの保護カバ−

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981005

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees