JP2846717B2 - カード式機械錠装置 - Google Patents

カード式機械錠装置

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JP2846717B2
JP2846717B2 JP20975690A JP20975690A JP2846717B2 JP 2846717 B2 JP2846717 B2 JP 2846717B2 JP 20975690 A JP20975690 A JP 20975690A JP 20975690 A JP20975690 A JP 20975690A JP 2846717 B2 JP2846717 B2 JP 2846717B2
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card
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武 魚地
正明 桜井
隆 杉山
清水  洋二
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はカード式機械錠装置に係り、特に、入退室管
理の可能なカード式機械錠装置に関する。
【従来の技術】
近年、カード式機械錠装置は、鍵がカード形態(キー
カード)のため、その所持が便利であり、また外部電源
を必要としないこと等の理由により多用されるようにな
ってきている。 このカード式機械錠装置は、キーカードに機械錠本体
(以下、本体という)のピンタンブラーのピン長さに対
応した凹部を設けておき、本体のカード挿入口(以下、
挿入口という)にそのキーカードが挿入されると本体の
レバーハンドル(又はノブ)が回転可能となり、その回
転によりラッチヘッドが後退できるように構成されてい
る。 また、他のカード式機械錠装置においては、ピンタン
ブラーのピンを所定の方向に磁化された磁石とするとと
もに、キーカードにその磁石に対応した磁石を埋設した
磁石式のものも知られている。 要するに、これら従来のカード式機械錠装置は、本体
の挿入口に挿入されたキーカードのデータ部とその本体
のデータ部とが照査され、それら両データ部のデータが
一致したとき、その本体が解錠可能となるように構成さ
れている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置においては、本体の施
錠,解錠の操作は全く機械的に行なわれるだけで、その
操作の記録が行なわれないため入退室管理ができないと
いう欠点があった。 例えば、本体が金庫室等の高いセキュリティが要求さ
れる部屋のドアに設けられている場合、その部屋に入室
可能な係員が複数人いるようなときは、誰かが何時その
本体を解錠して入室したか全く記録できないという欠点
があった。 このように、従来の本体は外部電源を必要としないた
め、安価にかつ簡単に設置できるという大きな特長があ
るにもかかわらず、上述のように入退室管理ができない
という不都合があるため、高いセキュリティが望まれる
部屋のドアに設置することができないという問題点を有
していた。 そこで、本発明者らは、キーがカード形態であること
に着目して鋭意研究した結果、入退室記録ができるカー
ド式機械錠装置を完成するに至った。すなわち、本発明
の目的は、入退室記録ができるカード式機械錠装置の提
供にある。
【課題を解決するための手段】
本発明装置は、上記目的達成のために、本体の挿入口
に挿入されたキーカードのデータ部とその本体のデータ
部とが照査され、それら両データ部のデータが一致した
とき、その本体が解錠可能となるカード式機械錠装置に
おいて、挿入された前記キーカードから個人識別データ
を読取る読取り手段と、読取られた個人識別データがメ
モリへ記憶されたとき、前記両データ部の照査を可能に
するシャッタ手段とを有することを特徴としている。
【作用】
上記構成において、挿入口に挿入されたキーカードの
個人識別データがメモリに記憶されるとシャッタ手段が
開放される。このため、そのキーカードのデータ部と本
体のデータ部とが照査可能となり、その照査が行なわれ
ると本体が解錠可能となる。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は、実施例装置の斜視図であって、開き戸式の
ドアaに本体1が取付けられた例が示されている。 本体1は、周知のカード式機械錠装置と同じく、挿入
口2に所定のキーカードCが挿入されるとレバーハンド
ル3が矢印方向に回動可能となり、このレバーハンドル
3の回転によりラッチヘッド4が後退してドアaが開放
されるように構成されている。 第2図は、キーカードCの斜視図であって、その挿入
方向(矢印方向)端部側の上面には、周知のキーカード
と同じく複数の種類の凹部の組合せからなるデータ部5
が設けられているとともに、その上面中央の挿入方向と
平行にIDデータ部6が設けられている。このIDデータ部
6には、個人識別データが磁気データの形で予め記録さ
れている。 なお、図中7はこのキーカードCの所持者の氏名を記
入する所持者欄である。 第3図は、第1図のIII−III線断面図であって、本体
1の内部構造が示されている。 すなわち、本体1はそのケーシング10がドアaの錠取
付孔a′の内側(部屋側)からねじ止めにより固定され
ているとともに、そのケーシング10の表側にはレバーハ
ンドル3及び挿入口2に対応した開口を有するカバー11
が設けられている。 錠機構12は本体1のピンタンブラーからなるデータ部
13と挿入口2に挿入されたキーカードCのデータ部5と
が照査したとき、レバーハンドル3の回動によりラッチ
ヘッド4を後退させることができる。他方、本体1は内
側に設けられているハンドル14によって強制的に、すな
わちキーカードCの挿入なしに解錠できるように、周知
のカード式機械錠の錠機構と同様に構成されている。 磁気ヘッドHは、本発明の読取り手段に該当するもの
であって、挿入口2に挿入されるキーカードCのIDデー
タ部6の磁気データを読取ることができるようにカード
通路2aの挿入口2側に配置されている。 ソレノイドSとそのプランジャで構成されたシャッタ
15は、磁気ヘッドHとデータ部13との間のカード通路2a
を遮断したり、開放したりするように設けられている。
なお、シャッタ15は、常時、スプリング(図示せず)に
より図示のようにカード通路2aを遮断し、ソレノイドが
ONしたとき上方へ数秒間(2〜3秒間)移動して、キー
カードCをカード通路2a中にデータ部13まで挿入するこ
とができるように構成されている。 ケーシング10の下部には室16が設けられ、ここにリチ
ウム電池などのバッテリEと、このバッテリを電源とす
る後述の電気的構成要素の組込まれたプリント基板Pが
収納されている。 第4図は、実施例装置の電気的構成を示すブロック図
であって、一点鎖線で囲まれる部分がプリント基板Pに
組込まれる範囲で、これに上述した磁気ヘッドHの読取
りドライバ16,ソレノイドSのソレノイドドライバ17,バ
ッテリEと、ケーシング10に設けられ、外部機器接続用
の端子口18とが接続されている。 プリント基板Pは、いわゆるマイクロコンピュータを
中心に構成されていて、制御部(CPU)20はメモリ21に
格納されているシステムプログラムに従って演算処理を
行なう。そしてこの制御部20にはI/Oユニット22を介し
て読取りドライバ16,ソレノイドドライバ17,端子口18が
接続されている。メモリ21は、システムプログラムメモ
リの格納されているROMと、磁気ヘッドHが読み取ったI
Dデータを所定容量記憶しておくことのできるRAMとから
構成されている。 次に、本実施例装置の動作について説明する。 今、ドアaが閉められた状態にあって、挿入口2にキ
ーカードCが挿入されると、IDデータ部6の磁気データ
が磁気ヘッドHで読取られる。その読取り信号は読取り
ドライバ16,I/Oユニット22を介してメモリ21へ記憶され
る。この読取り記憶動作が終了すると制御部20はソレノ
イドドライバ17を駆動してソレノイドSをONにし、シャ
ッタ15を所定時間(2〜3秒間)上方へ持ち上げてカー
ド通路2aを開通させる。そして、シャッタ15が持上げら
れている間に、キーカードCはカード通路2aの奥まで挿
入され、キーカードCのデータ部5と本体1のデータ部
13とが照査される。 両データ部5,13との照査の結果、その照査が一致した
ときは本体1が解錠状態となり、したがってレバーハン
ドル3が回動されるとラッチヘッド4が後退してドアa
を開放することができる。 挿入されたキーカードCは、ドアaが開放された時点
で入室者に抜き取られる。また、部屋から退出する際
は、ハンドル14を回動させてラッチヘッド4を後退させ
てドアを開放する。 メモリ21のRAM内には、挿入されたキーカードCのID
データの他に、制御部20の内部タイマによってキーカー
ドCの挿入時刻が記憶される。この記憶された内容は、
端子口18に外部機器を接続することによって取出すこと
ができる。 外部機器としては表示画面やプリンタ等のアウトプッ
ト機器を備えた周知のパーソナルコンピュータを用い、
定期的に、またはそのドアaと備えられている部屋に異
常事態が発生して過去の入室状態を調査する必要が生じ
たときに、外部機器を端子口18へ接続し、メモリ21の記
憶内容をアウトプットすることができる。なお、メモリ
21のRAM内の記憶は、一旦、アウトプットされたのちク
リアされるが、定期的にアウトプットされない管理態勢
のときは、メモリ21のRAMをFILOメモリとし、一定期間
遡った範囲内のIDデータが記憶されるようにすると好都
合である。 本実施例装置によれば、挿入口2に挿入されたキーカ
ードCのIDデータが読取り記憶されなければ、シャッタ
15が上方へ移動しないのでキーカードCが挿入できな
い。したがって本体1が解錠されれば、必ず入室の記録
がされる。そして、その記録されたデータは必要に応じ
て外部機器により取出すことができる。 また、ソレノイドSの駆動電流は周知の電気錠のソレ
ノイドを駆動するのと異なり極めて小さく、またメモリ
21の保持電流も極めて小さいためバッテリの寿命を長く
保つことができる。本発明者らの試算によれば、市販の
リチウム電池で3年以上、メンテナンスフリーで実施例
装置を動作させることができる。 なお、退出時にもメモリ21へ記憶する必要がある場合
は、部屋側にも上述の磁気ヘッドH,シャッタ15を備えた
カード通路を有する挿入口2を設けるようにすればよ
い。 また、メモリ21内に予めIDデータを記憶しておき、こ
のIDデータと挿入されたキーカードCのIDデータとの照
合が一致しないときは、IDデータの読取り記憶が完了し
てもソレノイドSを作動させないようにすると、よりセ
キュリティの優れたカード式機械錠装置とすることがで
きる。 さらに、上述の両データ部5,13が磁石を利用している
ときは、IDデータ部6を磁気データでなく、これを光学
的に読取るバーコード等で形成するようにすると、読取
りミスを防止することができる。
【発明の効果】
本発明装置によれば、挿入口に挿入されたキーカード
の個人識別データが読取られて記憶されなければ、シャ
ッタ手段が開放されないようにしたので、キーカードの
データ部と本体のデータ部とが照査されて解錠状態にあ
るときは、常に、そのキーカードの個人識別データがメ
モリへ記憶され、そのキーカードの使用状態が記録され
ることとなる。 したがって、本発明のカード式機械錠装置は、入退室
管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の斜視図、第2図はキー
カードの斜視図、第3図は第1図のIII−III線断面図、
第4図は電気的構成を示すブロック図である。 1……本体(機械錠本体)、 2……挿入口(カード挿入口)、 5,13……データ部、 15……プランジャ(シャッタ手段)、 H……磁気ヘッド(読取り手段)、 S……ソレノイド(シャッタ手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 洋二 栃木県宇都宮市平出工業団地11―2 日 本信号株式会社宇都宮事業所内 (56)参考文献 特開 平1−222391(JP,A) 特開 昭61−109184(JP,A) 実開 昭52−98694(JP,U) 実開 昭63−179584(JP,U) 実開 昭61−8372(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 47/00 E05B 35/00 E05B 41/00 E05B 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械錠本体のカード挿入口に挿入されたキ
    ーカードのデータ部とその機械錠本体のデータ部とが照
    査され、それら両データ部のデータが一致したとき、そ
    の機械錠本体が解錠可能となるカード式機械錠装置にお
    いて、 挿入された前記キーカードから個人識別データを読取る
    読取り手段と、 読取られた個人識別データがメモリへ記憶されたとき、
    前記両データ部の照査を可能にするシャッタ手段と、 を有することを特徴とするカード式機械錠装置。
JP20975690A 1990-08-08 1990-08-08 カード式機械錠装置 Expired - Lifetime JP2846717B2 (ja)

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JP20975690A JP2846717B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 カード式機械錠装置

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JP20975690A JP2846717B2 (ja) 1990-08-08 1990-08-08 カード式機械錠装置

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JPH0493482A JPH0493482A (ja) 1992-03-26
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ID=16578114

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100448795B1 (ko) * 2002-04-09 2004-09-16 현대자동차주식회사 차량용 도어래치 데드 록 제어 장치

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JPH0493482A (ja) 1992-03-26

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