JP2844766B2 - 記録用階調処理方法 - Google Patents
記録用階調処理方法Info
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- JP2844766B2 JP2844766B2 JP32803189A JP32803189A JP2844766B2 JP 2844766 B2 JP2844766 B2 JP 2844766B2 JP 32803189 A JP32803189 A JP 32803189A JP 32803189 A JP32803189 A JP 32803189A JP 2844766 B2 JP2844766 B2 JP 2844766B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、オシロスコープ等の画面上で輝度変調され
た波形をハードコピーで表現する場合の階調処理方法の
改良に関する。
た波形をハードコピーで表現する場合の階調処理方法の
改良に関する。
〈従来の技術〉 従来より、CRT表示器等の画面に表示された画像(表
示波形等)をプリンタにハードコピーする機能を有する
オシロスコープがある。そしてプリンタとしては感熱式
のサーマルプリンタを使用したものがある。
示波形等)をプリンタにハードコピーする機能を有する
オシロスコープがある。そしてプリンタとしては感熱式
のサーマルプリンタを使用したものがある。
サーマルプリンタは、表示画面に対応の画像メモリに
格納された画像データを記録(印字)する。
格納された画像データを記録(印字)する。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、表示波形に輝度変調がかかっている場合、
プリンタで画面のハードコピーをとっても画面上の輝度
変調がそのまま表現されないという問題があった。以下
に従来の各種の方法およびその問題点を列挙する。
プリンタで画面のハードコピーをとっても画面上の輝度
変調がそのまま表現されないという問題があった。以下
に従来の各種の方法およびその問題点を列挙する。
例えばプリンタのヘッドの温度を制御して濃淡をつけ
て記録する方式があるが、全体に印字濃度が薄くなり、
印字されたものを更に複写機で複写すると濃淡が余計に
分かりにくくなる等の欠点がある。
て記録する方式があるが、全体に印字濃度が薄くなり、
印字されたものを更に複写機で複写すると濃淡が余計に
分かりにくくなる等の欠点がある。
他方ヘッドの温度変化によらず、濃淡を表現する手法
としてディザ法が広く用いられている。この方式は第3
図に示すように濃度に応じた割合でドットを間引くもの
であるが、面の濃淡では有効であるものの波形のような
線の濃淡には適さないという欠点がある。
としてディザ法が広く用いられている。この方式は第3
図に示すように濃度に応じた割合でドットを間引くもの
であるが、面の濃淡では有効であるものの波形のような
線の濃淡には適さないという欠点がある。
また、第4図に示すように線の太さを変える方式があ
る。しかしながら、この方式では次のような問題があ
る。オシロスコープの表示画面はラスタスキャンの画面
を採用しており、ハードコピーの元のデータもラスタス
キャン向きのビットマップ形式となっている。ビットマ
ップ形式では、画面を点の集合として表現しているの
で、直接、線の傾きを調べることは困難であるという問
題がある。
る。しかしながら、この方式では次のような問題があ
る。オシロスコープの表示画面はラスタスキャンの画面
を採用しており、ハードコピーの元のデータもラスタス
キャン向きのビットマップ形式となっている。ビットマ
ップ形式では、画面を点の集合として表現しているの
で、直接、線の傾きを調べることは困難であるという問
題がある。
本発明の目的は、このような点に鑑みてなされたもの
で、画面の輝度変調に応じて記録線の太さを変更するこ
とにより画面表示に対応した階調記録が得られる階調処
理方法を提供することにある。
で、画面の輝度変調に応じて記録線の太さを変更するこ
とにより画面表示に対応した階調記録が得られる階調処
理方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 第1図に本発明に係る記録用階調処理方法の原理フロ
ーを示す。本発明は、メモリにビットマップ形式で格納
された波形データに対してドット単位で印字濃度を輝度
に関連して変える処理(階調処理)についてのフローを
示すものである。すなわち、 当該ドットの真上または真下のドットが記録ドットか
どうかを判別する。
ーを示す。本発明は、メモリにビットマップ形式で格納
された波形データに対してドット単位で印字濃度を輝度
に関連して変える処理(階調処理)についてのフローを
示すものである。すなわち、 当該ドットの真上または真下のドットが記録ドットか
どうかを判別する。
上記判別において記録ドットである場合には少なくと
も当該ドットの左隣または右隣のドットを記録ドットと
する。
も当該ドットの左隣または右隣のドットを記録ドットと
する。
上記の判別において記録ドットでない場合には少な
くともその真上または真下のドットを記録ドットに変更
する。
くともその真上または真下のドットを記録ドットに変更
する。
〈作用〉 本発明は、表示画面上に輝度変調して表示される波形
のプリンタにハードコピーすることのできる装置におい
て、輝度変調表示のドットデータからプリンタ出力に適
した階調のドットデータに変換する際、ドット単位で、
縦線のドットについてはその左隣または右隣のドットを
記録ドットに変更し、横線のドットに対しては真上また
は真下のドットを記録ドットに変更するようにして、輝
度変調表示のドットに関連した階調のドットに変換す
る。
のプリンタにハードコピーすることのできる装置におい
て、輝度変調表示のドットデータからプリンタ出力に適
した階調のドットデータに変換する際、ドット単位で、
縦線のドットについてはその左隣または右隣のドットを
記録ドットに変更し、横線のドットに対しては真上また
は真下のドットを記録ドットに変更するようにして、輝
度変調表示のドットに関連した階調のドットに変換す
る。
〈実施例〉 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。ここで
は、1ドットを2ビットの情報(b1,b0)で表わす。そ
して(0,0)のドットは記録しないドットとし、(0,
1),(1,0),(1,1)の順に高輝度になるように対応
付け、ハードコピー用の階調処理は(1,1)のドットに
注目して行う。
は、1ドットを2ビットの情報(b1,b0)で表わす。そ
して(0,0)のドットは記録しないドットとし、(0,
1),(1,0),(1,1)の順に高輝度になるように対応
付け、ハードコピー用の階調処理は(1,1)のドットに
注目して行う。
階調処理は、前記第1図に示すようなフローの処理を
行うが、実際には以下のような簡単な論理演算により実
現する。なお、ここでは説明を簡単にするために当該ド
ットの上および左隣を記録ドットに変更する場合を例に
とる。
行うが、実際には以下のような簡単な論理演算により実
現する。なお、ここでは説明を簡単にするために当該ド
ットの上および左隣を記録ドットに変更する場合を例に
とる。
ビットb1とb0のオア(論理和:OR)をとってドット記
録の有無のデータを作る。
録の有無のデータを作る。
ビットb1とb0のアンド(論理積:AND)をとって最高輝
度記録のデータを作る。
度記録のデータを作る。
前記で作成された最高輝度記録のデータを1ドット
上にシフトする。
上にシフトする。
ドットの重なった部分(前記で作成したデータと前
記でシフトしたデータのアンドを作る。
記でシフトしたデータのアンドを作る。
ドットが重なった部分を1ドット下に下げ、それを更
に1ドット左へシフトする 左へシフトした部分を重ね、元のデータ(左隣のデー
タ)とシフトしたデータとのオアをとる。
に1ドット左へシフトする 左へシフトした部分を重ね、元のデータ(左隣のデー
タ)とシフトしたデータとのオアをとる。
このような論理演算を画面左上のドットから画面右下
のドットまでの全ドットについて行う。なお、画面の一
番上のドット行および画面の左端のドット列については
更にその上あるいは左隣りへのシフトおよび論理演算が
できないので、上から2番目のドット行以降および左か
ら第2列目以降のドットについて上記論理演算を行う。
のドットまでの全ドットについて行う。なお、画面の一
番上のドット行および画面の左端のドット列については
更にその上あるいは左隣りへのシフトおよび論理演算が
できないので、上から2番目のドット行以降および左か
ら第2列目以降のドットについて上記論理演算を行う。
第2図は本発明の方法を実施するためのオシロスコー
プの要部構成図である。図において、1はメインCPU(C
PUは中央処理装置)、2は表示を担当するサブCPU、3
は画像データをCRT4に表示するために必要な制御を行う
制御回路、5は画像データの記憶されるビデオRAM、6
はプログラムや波形データを記憶した共有RAM、7はプ
リンタ9によるハードコピーの内容が格納される作業RA
M、8は作業RAM7のデータをプリンタ9へDMA(Direct M
omory Access)転送するためのDMAコントローラであ
る。
プの要部構成図である。図において、1はメインCPU(C
PUは中央処理装置)、2は表示を担当するサブCPU、3
は画像データをCRT4に表示するために必要な制御を行う
制御回路、5は画像データの記憶されるビデオRAM、6
はプログラムや波形データを記憶した共有RAM、7はプ
リンタ9によるハードコピーの内容が格納される作業RA
M、8は作業RAM7のデータをプリンタ9へDMA(Direct M
omory Access)転送するためのDMAコントローラであ
る。
このような構成において、波形表示は、制御回路3に
より、ビデオRAM5から画像データ(ドットデータ)を順
次読出し、ラスタスキャン方式によりCRT4上に表示する
ことによって行われる。なお、ビデオRAM5に格納されて
いるデータは前述したようにドットあたり2ビットの情
報を持ったデータである。
より、ビデオRAM5から画像データ(ドットデータ)を順
次読出し、ラスタスキャン方式によりCRT4上に表示する
ことによって行われる。なお、ビデオRAM5に格納されて
いるデータは前述したようにドットあたり2ビットの情
報を持ったデータである。
他方、表示波形をハードコピーする場合は次のような
手順で行われる。
手順で行われる。
メインCPU1で各ドットについて上記階調処理を行う。
階調処理により求められたドットデータを作業RAM7に
格納して行く。
格納して行く。
階調処理終了後、DMAコントローラ8が起動され、作
業RAM7に作成された内容をプリンタ9に転送する。プリ
ンタ9は転送されるデータを順次印字する。
業RAM7に作成された内容をプリンタ9に転送する。プリ
ンタ9は転送されるデータを順次印字する。
このようにしてオシロスコープの画面上で輝度変調さ
れた波形をプリンタにハードコピーで表現することがで
きる。
れた波形をプリンタにハードコピーで表現することがで
きる。
なお、実施例ではオシロスコープを用いて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、輝度階調の必
要なものであればどのようなものにでも適用できる。ま
た、実施例では2階調の場合を示したが、右隣および下
側に拡張することにより3階調以上にも適用できる。
本発明はこれに限定されるものではなく、輝度階調の必
要なものであればどのようなものにでも適用できる。ま
た、実施例では2階調の場合を示したが、右隣および下
側に拡張することにより3階調以上にも適用できる。
更にまた、階調処理では当該ドットに隣合うドットの
1ドットのみを対象として階調変更したが、2ドット以
上を同時に対象とするようにしてもよい。
1ドットのみを対象として階調変更したが、2ドット以
上を同時に対象とするようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によれば、画面の
輝度変調に応じて記録線の太さを変更することにより画
面表示に対応した階調波形をプリンタ上に得ることがで
きる。
輝度変調に応じて記録線の太さを変更することにより画
面表示に対応した階調波形をプリンタ上に得ることがで
きる。
第1図は本発明に係る感熱記録用階調処理方法の原理フ
ロー、第2図は本発明の方法を実施するためのオシロス
コープの要部構成図、第3図および第4図は従来の濃淡
表現方式を説明するための図である。1……メインCP
U、2……サブCPU、3……制御回路、4……CRT、5…
…ビデオRAM、6……共有RAM、7……作業RAM、8……D
MAコントローラ、9……プリンタ。
ロー、第2図は本発明の方法を実施するためのオシロス
コープの要部構成図、第3図および第4図は従来の濃淡
表現方式を説明するための図である。1……メインCP
U、2……サブCPU、3……制御回路、4……CRT、5…
…ビデオRAM、6……共有RAM、7……作業RAM、8……D
MAコントローラ、9……プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/36 B41J 2/52
Claims (1)
- 【請求項1】表示画面上に輝度変調して表示される波形
をプリンタにハードコピーすることのできる装置におい
て、表示用の輝度変調のドットデータからプリンタ出力
に適した階調のドットデータに変換する処理手段が次の
からの手順により記録用の階調処理を行うようにし
たことを特徴とする記録用階調調処理方法。 当該ドットの真上または真下のドットが記録ドットか
どうかを判別する。 上記判別において記録ドットである場合には少なくと
も当該ドットの左隣または右隣のドットを記録ドットと
する。 上記の判別において記録ドットでない場合には少な
くともその真上または真下のドットを記録ドットに変更
する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32803189A JP2844766B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 記録用階調処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32803189A JP2844766B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 記録用階調処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03187764A JPH03187764A (ja) | 1991-08-15 |
JP2844766B2 true JP2844766B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18205743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32803189A Expired - Fee Related JP2844766B2 (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 記録用階調処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844766B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP32803189A patent/JP2844766B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03187764A (ja) | 1991-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071030 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081030 Year of fee payment: 10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |