JP2842403B2 - 光ディスク装置のチルト補正方法および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置のチルト補正方法および光ディスク装置

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JP2842403B2
JP2842403B2 JP8240382A JP24038296A JP2842403B2 JP 2842403 B2 JP2842403 B2 JP 2842403B2 JP 8240382 A JP8240382 A JP 8240382A JP 24038296 A JP24038296 A JP 24038296A JP 2842403 B2 JP2842403 B2 JP 2842403B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
係り、特に、光ディスクの湾曲変形に伴い光ヘッドとの
間に生じるチルト量(光ディスクの面の反り:角度で表
示)の補正手段を備えた光ディスク装置のチルト補正方
法および光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスクの全面にわたって
生じる微小湾曲により、当該光ディスクに対する情報の
書き込み又は読み出しに支障をきたすという事態が、し
ばしば生じていた。かかる不都合を改善するため、昨今
にあっては、例えば特開平2−94115号公報および
特開昭62−62439号公報にみられるように、光デ
ィスクの変形を光ヘッドの位置制御で補正するように、
光ディスクの変形に対する光ヘッドの追従(チルト補
正)方法が種々開発されている。
【0003】また、これとは別に、光ディスク装置のチ
ルト補正機構として、例えば、特開平7−272301
号公報、特開平6一162541号公報および特開平6
一084195号公報に見られるように、光ヘッド内部
のコリメートレンズや対物レンズ,およびガルバノミラ
ー等の光学部品を動作させることによってチルト補正を
行う構造のものがある。
【0004】更に、特開平2−179927号公報に見
るように、光ヘッド全体を傾けてチルト補正を行う構造
のもの、特開平3−272029号公報,特開平2−0
94115号公報,および特開昭62−062439号
公報に見られるように、光ヘッド全体と当該光ヘッドを
案内する案内部材を傾けてチルト補正を行う構造のもの
がある。そして、これらの従来方式によるチルト補正方
法は、その大部分が、光ディスクの内周から外周に至る
光ディスクの反りおよびひずみ,並びに装置精度により
発生するチルトを補正するために、光ヘッド内部の光学
部品又は光ヘッド全体又は光ヘッド全体と案内部材をチ
ルトの全範囲にわたって動作させるという方式を採って
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来例にあっては、光ディスクの反りに対して補正すべ
きチルト量の全範囲をその都度補正の対象としているこ
とから、チルト補正に際しては光ヘッド,ヘッドキャリ
アおよびヘッドキャリア上の光学部品全体と案内部材と
を動作させることとなり、補正距離も大きくなって動作
の迅速性に欠けるばかりでなく、補正距離が長いことか
らその補正動作が不安定となる、という不都合が常に生
じていた。
【0006】また、上記各従来例にあっては、前述した
ように光ディスクの反りに対して補正すべきチルト量の
全範囲をその都度補正の対象としていることから、補正
距離が長くなり、このため、その駆動制御に際してはそ
れが繰り返されることから、消費電力が多くなる、とい
う不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、光ディスクの反りに対する光
ヘッドのチルト補正を迅速に且つ安定した状態でなし得
ると共に、消費電力の低減を可能とした光ディスク装置
のチルト補正方法および光ディスク装置を提供すること
を、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】上記目的を達成するため、請求項記載の
発明では、記録媒体としての光ディスクと、この光ディ
スクに対する情報の書き込み若しくは読み出しを行う光
ヘッドと、この光ヘッドを保持し前述した光ディスクの
半径方向に沿って往復移動自在に装備されたヘッドキャ
リア部と、このヘッドキャリア部を保持すると共にその
往復移動を案内する直線状のガイド部と、このガイド部
を介してヘッドキャリア部の傾きを任意に設定するガイ
ド部用傾斜設定機構と、ヘッドキャリア部に装備され光
ディスクの変形に伴うチルト量を検出するチルトセンサ
と、このチルトセンサからの情報に基づいて作動しガイ
ド部用傾斜設定機構を駆動制御してガイド部を所定角度
に設定し前述した光ヘッドの光軸を最適状態に維持する
チルト補正用主制御部とを備えている。
【0010】そして、前述したチルトセンサ及びチルト
補正用主制御部を稼働させて、予め光ディスクの変形に
より生じている半径方向のチルト変化を測定すると共
に,この測定した半径方向のチルト変化の平均値を演算
し、次に、この演算された平均チルト量を基準値として
当該基準値と前述したチルトセンサから出力される現実
のチルト量との差を演算して基準差チルト量を算出し、
この基準差チルト量に基づいて前述したガイド部を光デ
ィスクのチルト変化に追従して所定の傾斜角度に設定す
る。これによって、光ディスクの記録面に対して光ヘッ
ドの光軸をほぼ垂直の状態に設定する、という構成を採
っている。
【0011】このため、この請求項記載の発明では
ず、実際の情報の記録又は再生動作に先立って、ヘッ
ドキャリア部を光ディスクに沿って移動させて当該光デ
ィスクの盤面と光ヘッドとの間の相対的なチルト量を検
知し、その平均チルト量を算定する。そして、この算定
した平均チルト量に対応して大きさの傾斜角度に前述し
たガイド部が設定され維持される。
【0012】そして、以後は、光ヘッドの記録動作時又
は再生動作時にこの平均チルト量を基準としてチルトセ
ンサの移動と共にチルト量の増加又は減少が算出され、
この算出量(基準差チルト量)に従ってチルト補正が行
われる。
【0013】従って、この請求項記載の発明にあって
は、ガイド部用傾斜設定機構の動作範囲が従来例の場合
に比較して半減されて当該ガイド部用傾斜設定機構の構
造の中立点を中心とした狭い範囲の動作となるため、チ
ルト補正の迅速化,安定化および補正精度の向上を図る
ことができ、更に低消費電力化が可能となる。
【0014】請求項記載の発明では、記録媒体として
の光ディスクと、この光ディスクに対する情報の書き込
み若しくは読み出しを行う光ヘッドと、この光ヘッドを
保持し光ディスクの半径方向に沿って往復移動自在に装
備されるヘッドキャリア部と、このヘッドキャリア部を
保持すると共にその往復移動を案内する直線状のガイド
部と、このガイド部を介してヘッドキャリア部の傾きを
任意に設定するガイド部用傾斜設定機構と、ヘッドキャ
リア部に装備され前述した光ディスクの変形に伴うチル
ト量を検出するチルトセンサと、このチルトセンサから
の情報に基づいて作動し前述したガイド部用傾斜設定機
構を駆動制御してガイド部を所定角度に設定し前述した
光ヘッドの光軸を最適状態に維持するチルト補正用主制
御部とを備えている。
【0015】そして、このチルト補正用主制御部が、チ
ルトセンサを介して光ディスクの変形により生じている
半径方向のチルト変化を測定するように駆動制御と共に
その測定値の平均値を算定する平均チルト量算定機能
と、この算定された平均チルト量に基づいて作動し前述
したガイド部用傾斜設定機構を介してガイド部を所定の
傾斜角度に設定し保持するガイド部傾斜設定機能とを備
た構成とする。 そして、更にこのチルト補正用主制御
部を、チルトセンサからの情報に基づいて光ディスクの
平均チルト量を算定すると共に,この平均チルト量を基
準値として前述したチルトセンサから出力される現実の
チルト量との差を演算し基準差チルト量を算出するチル
ト量演算部と、このチルト量演算部で算定された平均チ
ルト量を基準値として記憶するメモリと、このメモリに
記憶された基準値に基づいて前述したガイド部用傾斜設
定機構を駆動制御するガイド部駆動制御回路とにより構
成する、という手法を採っている。
【0016】このため、この請求項記載の発明では
際の情報の記録又は再生動作に先立って、まず、光デ
ィスクの盤面のチルト量を測定し平均チルト量の算定が
行われる。この場合、ヘッドキャリア部を、光ディスク
の半径方向に沿って、例えば情報の記録が許可されてい
る情報エリアSA (又は情報が記録されている範囲のみ
の情報ゾーンSZ )の最内周から最外周に至るまで移動
させる。
【0017】この移動中に、チルトセンサによって光デ
ィスクと光ヘッドとの間の相対的なチルト量が検知さ
れ、この検知したチルト量の平均値(往復でも,一方向
のみでもよい)がチルト量演算部で算定されメモリに記
憶される。同時に、この算定された平均チルト量に基づ
いてガイド部駆動制御回路が作動し、ガイド部用傾斜設
定機構を作動させて前述したガイド部に当該平均チルト
量に対応した傾斜角度が設定され維持される。
【0018】従って、この請求項記載の発明にあって
、チルト補正の動作がヘッドキャリア部の一回の往復
動作(又は一方向への動作)で可能となり、実際の書き
込み/読み出しの動作中にあっては、ガイド部用傾斜設
定機構の動作が停止制御される。このため、チルト補正
迅速化,安定化および低消費電力化が可能となる
【0019】請求項記載の発明では、記録媒体として
の光ディスクと、この光ディスクに対する情報の書き込
み若しくは読み出しを行う光ヘッドと、この光ヘッドを
保持し光ディスクの半径方向に沿って往復移動自在に装
備されるヘッドキャリア部と、このヘッドキャリア部を
保持すると共にその往復移動を案内する直線状のガイド
部と、このガイド部を介してヘッドキャリア部の傾きを
任意に設定するガイド部用傾斜設定機構と、ヘッドキャ
リア部に装備され光ディスクの変形に伴うチルト量を検
出するチルトセンサと、このチルトセンサからの情報に
基づいて作動し前述したガイド部用傾斜設定機構を駆動
制御してガイド部を所定角度に設定し前述した光ヘッド
の光軸を最適状態に維持するチルト補正用主制御部とを
備えている。
【0020】そして、チルト補正用主制御部が、チルト
センサを介して前述した光ディスクの変形により生じて
いる半径方向のチルト変化を測定すると共にその平均値
を算定する平均チルト量算定機能と、この算定された平
均チルト量を基準値として当該基準値と前述したチルト
センサから出力される現実のチルト量との差を演算し基
準差チルト量を算出する基準差チルト量演算機能と、こ
の算出された基準差チルト量および基準値に基づいて作
動しガイド部用傾斜設定機構を介して前述したガイド部
を所定の傾斜角度に設定制御するガイド部傾斜設定機能
とを備え、これによって、前述した光ディスクの記録面
のチルト量の変化に追従して光ヘッドの光軸をほぼ垂直
の状態に設定する、という構成を採っている。
【0021】このため、この請求項記載の発明では、
前述した請求項記載の発明と同様に、まず、実際の情
報の記録又は再生動作に先立って、光ディスクの盤面の
チルト量を測定し平均チルト量の算定が行われる。この
場合、ヘッドキャリア部を、光ディスクの半径方向に沿
って、例えば情報の記録が許可されている情報エリアS
A (又は情報が記録されている範囲のみの情報ゾーンS
Z )の最内周から最外周に至るまで移動させる。
【0022】この移動中に、チルトセンサによって光デ
ィスクと光ヘッドとの間の相対的なチルト量が検知さ
れ、この検知したチルト量の平均値(往復でも,一方向
のみでもよい)がチルト量演算部で算定されメモリに記
憶される。同時に、この算定された平均チルト量に基づ
いてガイド部駆動制御回路が作動し、ガイド部用傾斜設
定機構を作動させて前述したガイド部に当該平均チルト
量に対応した傾斜角度が設定され維持される。そして、
以後は、光ヘッドの記録又は再生の動作に際しては、こ
の平均チルト量を基準としてチルトセンサの移動と共に
チルト量の増加又は減少が算出され、この算出量(基準
差チルト量)に従ってチルト補正が行われる。
【0023】従って、この請求項記載の発明にあって
は、前述した請求項記載の発明と同様に、ガイド部用
傾斜設定機構の動作範囲が半減され、該ガイド部用傾斜
設定機構の構造の中立点を中心とした狭い範囲の動作と
なるため、チルト補正の迅速化,安定化および低消費電
力化が可能となる。
【0024】請求項記載の発明では、前述した請求項
記載の光ディスク装置において、チルト補正用主制御
部を、チルトセンサからの情報に基づいて光ディスクの
平均チルト量を算定すると共に,この平均チルト量を基
準値として前述したチルトセンサから出力される現実の
チルト量との差を演算し基準差チルト量を算出するチル
ト量演算部と、このチルト量演算部で算定された平均チ
ルト量を基準値として記憶するメモリと、このメモリに
記憶された基準値および前述したチルト補正用主制御部
で算定される基準差チルト量に基づいてガイド部用傾斜
設定機構を駆動制御するガイド部駆動制御回路とにより
構成する、という手法を採っている。
【0025】このため、この請求項記載の発明にあっ
ても、前述した請求項記載の発明と同等の機能を備え
ており、チルト補正の迅速化,安定化および低消費電力
化が可能となる。
【0026】請求項記載の発明では、前述した請求項
2,3又は4記載の光ディスク装置において、ヘッドキ
ャリア部に、光ヘッドを光ディスクに対向した状態で保
持すると共に,当該光ヘッドを半径方向に沿って任意の
角度に傾斜させて該光ヘッドの光軸を最適状態に設定す
るチルト微小補正機構を装備する。そして、前述したチ
ルト補正用主制御部が、平均チルト量とチルトセンサか
ら出力される現実のチルト量との差である基準差チルト
量に基づいて作動し,前述したチルト微小補正機構を駆
動する追従補正制御機能を備えている、という構成を採
っている。
【0027】このため、この請求項記載の発明では、
前述した請求項2,3又は4記載の発明と同等に機能す
るほか、更に、チルト微小補正機構,或いはチルト微小
補正機構とガイド部用傾斜設定機構とを作動させてガイ
ド部を傾けるようにしたので、実際のチルト補正を更に
迅速に且つ高精度に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕 以下、本発明の第1の実施の形態を図1に基づいて説明
する。
【0029】この図1に示す第1の実施形態は、記録媒
体としての光ディスク1と、この光ディスク1に対する
情報の書き込み若しくは読み出しを行う光ヘッド2と、
この光ヘッド2を保持し光ディスク1の半径方向に沿っ
て往復移動自在に装備されたヘッドキャリア部3と、こ
のヘッドキャリア部3を保持すると共にその往復移動を
案内する直線状のガイド部4と、このガイド部4を介し
て前述したヘッドキャリア部3の傾きを任意に設定する
ガイド部用傾斜設定機構5とを備えている。符号6は、
光ディスク1を回転駆動するスピンドルモータを示す。
【0030】このため、図示しない制御部に制御され且
つガイド部4に案内されて、ヘッドキャリア部3が光デ
ィスク1の盤面の半径方向に沿って移動し、この間、光
ヘッド2によって光ディスク1に対する所定の情報の記
録又は再生が行われるようになっている。
【0031】ヘッドキャリア部3には、光ディスク1の
変形(経時的に自然変形する場合,および周囲の環境変
化により生じる局部加熱で変形する場合等種々ある)に
伴うチルト量を検出するチルトセンサ11が装備されて
いる。更に、この第1の実施形態にあっては、図1に示
すように、上記チルトセンサ11からの情報に基づいて
作動するチルト補正用主制御部12が装備されている。
このチルト補正用主制御部12は、前述したガイド部用
傾斜設定機構5を駆動制御してガイド部4を所定角度に
設定し前述した光ヘッド2の光軸を最適状態に維持する
機能を備えている。
【0032】ここで、チルト補正用主制御部12は、チ
ルトセンサ11を介して前述した光ディスク1の変形に
より生じている半径方向のチルト変化を測定すると共
に,その平均値を算定する平均チルト量算定機能を備え
ている。また、このチルト補正用主制御部12は、この
算定された平均チルト量を基準値として当該基準値とチ
ルトセンサ11から出力される現実のチルト量との差を
演算し基準差チルト量を算出する基準差チルト量演算機
能と、この算出された基準差チルト量および基準値に基
づいて作動し前述したガイド部用傾斜設定機構5を介し
てガイド部4を所定の傾斜角度に設定制御するガイド部
傾斜設定機能とを備えている。
【0033】これを更に詳述すると、チルト補正用主制
御部12は、具体的には、チルトセンサ11からの情報
に基づいて光ディスク1の平均チルト量を算定すると共
に,この平均チルト量を基準値として前述したチルトセ
ンサ11から出力される現実のチルト量との差を演算し
基準差チルト量を算出するチルト量演算部13を備えて
いる。
【0034】また、このチルト補正用主制御部12は、
このチルト量演算部13で算定された平均チルト量を基
準値として記憶するメモリ14と、このメモリ14に記
憶された基準値および前述したチルト量演算部13で算
出される基準差チルト量に基づいて前述したガイド部用
傾斜設定機構5を駆動制御するガイド部駆動制御回路1
5とにより構成されている。
【0035】次に、上記実施形態の基本的な動作を説明
する。光ディスク1の盤面のチルト変化に対する追従動
作に際しては、まず、チルトセンサ11及びチルト補正
用主制御部12を稼働させて、予め光ディスク1の変形
により生じている半径方向のチルト変化を複数箇所のわ
たって測定し、この測定した半径方向のチルト変化の平
均値を演算してメモリ14に記憶する。
【0036】次に、この算定された平均チルト量を基準
値として当該基準値と前述したチルトセンサ11から出
力される現実のチルト量との差を演算して基準差チルト
量を算出し、この基準差チルト量に基づいてガイド部4
を光ディスク1の盤面のチルト変化に追従してリアルタ
イムで所定の傾斜角度に設定する。図1の矢印Aは、こ
の場合のガイド部4の傾斜方向を示す。
【0037】これを更に詳述すると、光ディスク装置を
稼働状態に設定した場合、まず、実際の情報の記録又は
再生動作に先立って、光ディスク1の盤面のチルト量を
測定し平均チルト量の算定が行われる。この場合、ヘッ
ドキャリア部3を、光ディスク1の半径方向に沿って、
情報の記録が許可されている情報エリアSA (又は情報
が記録されている範囲のみの情報ゾーンSZ )の最内周
から最外周に至るまで移動させる。
【0038】そして、この移動中に、チルトセンサ11
によって光ディスク1と光ヘッド2との間の相対的なチ
ルト量が複数個所において検知され、この検知したチル
ト量の平均値が前述したようにチルト量演算部13で算
定されメモリ14に記憶される。同時に、この算定され
た平均チルト量に基づいてガイド部駆動制御回路15が
作動し、ガイド部用傾斜設定機構5を作動させて前述し
たガイド部4に当該平均チルト量に対応した傾斜角度が
設定され維持される。
【0039】このように、光ディスク装置の記録又は再
生動作の開始前に、光ディスクの半径方向における光デ
ィスクの反りおよび局部的な歪みによる変形の内、特に
比較的大きな変形である反りに対して、予めチルト補正
をしておく。
【0040】そして、以後は、光ヘッド2の記録又は再
生動作と共にこの平均チルト量を基準としてチルトセン
サ11の移動と共にチルト量の増加又は減少が算出さ
れ、この算出量(基準差チルト量)に従ってチルト補正
が行われる。
【0041】このため、例えば図3に示すように、光デ
ィスク1の反りによるチルト量は、図1に示すように多
くは緩やかな二次曲線的に変化し、このため、内周側を
基準として見た場合、外周側では図3に示すように最大
でAとなが、その補正量は最大でA/2(=B)とな
る。ここで、従来例では最大補正量はAであった。従っ
て、この第1の実施形態にあっては、ガイド部用傾斜設
定機構5の動作範囲が半減され、当該ガイド部用傾斜設
定機構5の構造の中立点を中心とした狭い範囲の動作と
なるため、チルト補正の安定化および低消費電力化が可
能となる。
【0042】また、装置全体の稼働前の光ディスクの反
りに対するチルト補正を、光ディスクの情報が記録され
ている情報ゾーンSZ 内に限って行うと、効率的なチル
ト補正が可能となる。この場合、光ディスク1はスピン
ドルモータ6によって回転させられていても或いは非回
転状態であってもよい。
【0043】これにより、光ディスク1の反りによって
生じるチルトを迅速に補正しながら、光ディスク1に対
する情報の書き込み若しくは読み出しを安定した状態で
高精度に行うことができる。
【0044】〔第2の実施形態〕 次に、本発明の第2の実施の形態を図2に基づいて説明
する。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部
材については同一の符号を用いるものとする。
【0045】図2において、ヘッドキャリア部3には、
前述した光ヘッド2を光ディスク1に対向した状態でそ
の光学系と共に保持すると共に半径方向に沿って任意の
角度に傾斜させて該光ヘッド2の光軸を最適状態に設定
するチルト微小補正機構20が装備されている。
【0046】このチルト微小補正機構20は、光ヘッド
2に併設された対物レンズ,コリメートレンズ又はガル
バノミラー等の光学系を作動させて、光ヘッド2の光軸
2Aを光ディスク2の記録再生面に垂直に当てるように
作動する。
【0047】また、前述したチルト補正用主制御部12
は、前述した基準値(平均チルト量)および基準差チル
ト量に基づいて作動し上記チルト微小補正機構20を駆
動する追従補正制御機能を備えている。その他の構成は
前述した第1の実施形態(図1)と同一となっている。
【0048】次に、この第2の実施形態の動作について
説明する。
【0049】光ディスク1の盤面のチルト変化に対する
光ヘッド2の追従動作に際しては、前述した図1の場合
と同様に、まず、チルトセンサ11及びチルト補正用主
制御部12を稼働させて、予め光ディスク1の変形によ
り生じている半径方向のチルト変化を測定し、この測定
した半径方向のチルト変化の平均値を演算してメモリ1
4に記憶する。
【0050】この場合、光ヘッド2は情報の記録が許可
されている情報エリアSA 内にて、光ディスク2の半径
方向に最内周から最外周に至るまで移動させる。そし
て、光ヘッド2の移動中に、チルトセンサ11によって
光ヘッド2と光ディスク1の間の相対的なチルト量を複
数個所において検知し、検知したチルト量の平均値を前
述したようにチルト量演算部13で算定しメモリ14に
記憶する。そして、次に、算出された平均チルト量にな
るまでチルト微小補正機構20およびガイド部用傾斜設
定機構5を作動させてガイド部4を傾ける。
【0051】その後、光ディスク装置を継続して使用し
ているときに、チルトセンサ11によって光ディスク1
と光ヘッド2の間の相対的なチルトを検出し、前述した
第1実施形態の場合と同様に、チルト微小補正機構20
とガイド部用傾斜設定機構5を同時に又は個別に作動さ
せて光ヘッド2の光軸2Aを光ディスク1の記録再生面
に垂直にあたるようにし、チルト補正する。即ち、これ
により、光ディスク2の局部的なひずみによって生じる
チルト変化を補正することができる。
【0052】このようにしても、前述した第1実施形
態と同等の作用効果を有するほか、更に、チルト微小補
正機構20およびガイド部用傾斜設定機構5を作動させ
てガイド部4を傾けるようにしたので、実際のチルト補
正がより迅速に且つ高精度に行うことができるという利
点がある。
【0053】従って、この図3に示すように、従来のチ
ルト補正方式における最大チルト量はチルト量Aとなる
が、上記各実施形態における最大チルト量はチルト量B
となり、B<Aであることから、従来のチルト補正方式
にくらべてガイド部用傾斜設定機構5をその補正ストロ
ークの内の中立点の近くで動作することとなり、チルト
補正をより迅速に且つ安定して行うことが可能となる。
【0054】又、チルト補正手段(ガイド部用傾斜設定
機構5)において、光ヘッド2の内部の光学部品又は光
ヘッド2の全体を、当初の調整位置(中立点)に保持す
るためにはコイルばね等の弾性部材を使用するが、光ヘ
ッド2の内部の光学部品又は光ヘッド2の全体を動作さ
せて中立点から移動させると、この弾性部材の保持力が
抗力として働き、この抗力は中立点から遠ざかるに従っ
て大きくなる。
【0055】この点、本実施形態にあっては、前述した
ように、従来のチルト補正機構よりも中立点から遠ざか
る距離が短くなるため、その分,抗力は小さくなり、従
って、ガイド部用傾斜設定機構5が発生する駆動力から
抗力を差引いた力が実際に使用出来る駆動力であること
から、抗力が小さくなれば実際に使用出来る駆動力は大
きくなり、よってガイド部用傾斜設定機構5に供給すべ
き電力は少なくて済み、消費電力は少なくて済む。
【0056】この場合、上記第2の実施形態にあって
は、チルト補正用主制御部12が、平均チルト量算定機
能と基準差チルト量演算機能とを有し、更にガイド部傾
斜設定機能と追従補正制御機能とを備え、平均チルト量
と基準差チルト量とに基づいて前述したガイド部用傾斜
設定機構5およびチルト微小補正機構20を同時に駆動
する場合について例示した。しかしながら、本発明は、
必ずしもこれに限定されず、ガイド部傾斜設定機能を前
述した追従補正制御機能に優先して作動するように構成
してもよい。
【0057】また、基準差チルト量に対応したチルト補
正については、これを追従補正制御機能の作動によって
全て実行し、一方、ガイド部傾斜設定機能は平均チルト
量に対応した傾きを前述したガイド部4が維持し得るよ
うにガイド部用傾斜設定機構5を介して予め当該ガイド
部4を設定制御するようにし、両機能の役割を分担する
ように構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、以下に示す効果を得ることができ
る。
【0059】請求項記載の発明では、まず、実際の情
報の記録又は再生動作に先立って、平均チルト量が算定
され、その算定した平均チルト量に対応して大きさの傾
斜角度に前述したガイド部が設定され維持される。そし
て、以後は、光ヘッドの記録動作時又は再生動作時にこ
の平均チルト量を基準としてチルトセンサの移動と共に
チルト量の増加又は減少が算出され、この算出量(基準
差チルト量)に従ってチルト補正が行われる。従って、
この請求項記載の発明にあっては、ガイド部用傾斜設
定機構の動作範囲が従来例の場合に比較して半減されて
当該ガイド部用傾斜設定機構の構造の中立点を中心とし
た狭い範囲の動作となるため、チルト補正の迅速化,安
定化および補正精度の向上を図ることができ、更に低消
費電力化が可能となる。
【0060】請求項記載の発明では、前述した請求項
記載の発明とほぼ同等の機能を備えており、チルト補
正の迅速化,安定化および低消費電力化が可能となる。
【0061】請求項記載の発明では、前述した請求項
記載の発明と同様に、まず、実際の情報の記録又は再
生動作に先立って、光ディスクの盤面のチルト量がチル
トセンサによって測定されその平均値(往復でも,一方
向のみでもよい)がチルト量演算部で算定されメモリに
記憶される。同時に、この算定された平均チルト量に基
づいてガイド部駆動制御回路が作動し、ガイド部用傾斜
設定機構を作動させて前述したガイド部に該平均チルト
量に対応した傾斜角度が設定され維持される。以後は、
光ヘッドの記録又は再生の動作に際しては、この平均チ
ルト量を基準としてチルトセンサの移動と共にチルト量
の増加又は減少が算出され、この算出量(基準差チルト
量)に従ってチルト補正が行われる。
【0062】従って、この請求項記載の発明にあって
は、前述した請求項記載の発明と同様に、ガイド部用
傾斜設定機構の調整ストロークの範囲内における中立点
の近くでチルト補正動作が行われるので、ガイド部用傾
斜設定機構の動作範囲が半減され、このためチルト補正
動作を迅速に且つ安定して行うことが可能となり、調整
ストロークの範囲も小さいことから駆動時の消費電力も
少なくなり、また、また、装置全体の稼働前の光ディス
クの反りに対するチルト補正を、光ディスクの情報が記
録されている情報ゾーン内に限って行うと、更にチルト
補正の迅速化,安定化および低消費電力化が可能とな
る。
【0063】請求項記載の発明では、前述した請求項
記載の発明と同等の機能を備えており、チルト補正の
迅速化,安定化および低消費電力化が可能となる。
【0064】請求項記載の発明では、前述した請求項
2,3又は4記載の発明と同等に機能するほか、更に、
チルト微小補正機構,或いはチルト微小補正機構とガイ
ド部用傾斜設定機構とを作動させてガイド部を傾けるよ
うにしたので、実際のチルト補正を、更に迅速に且つ高
精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す構成図である。
【図3】図1乃至図2に示す実施形態の動作と従来例の
動作との相違を示す説明用の線図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ヘッド 3 キャリアヘッド部 4 ガイド部 5 ガイド部用傾斜設定機構 11 チルトセンサ 12 チルト補正用主制御部 13 チルト量演算部 14 メモリ 15 ガイド部駆動制御回路 20 チルト微小補正機構

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体としての光ディスクと、この光
    ディスクに対する情報の書き込み若しくは読み出しを行
    う光ヘッドと、この光ヘッドを保持し前記光ディスクの
    半径方向に沿って往復移動自在に装備されたヘッドキャ
    リア部と、このヘッドキャリア部を保持すると共にその
    往復移動を案内する直線状のガイド部と、このガイド部
    を介して前記ヘッドキャリア部の傾きを任意に設定する
    ガイド部用傾斜設定機構と、前記ヘッドキャリア部に装
    備され前記光ディスクの変形に伴うチルト量を検出する
    チルトセンサと、このチルトセンサからの情報に基づい
    て作動し前記ガイド部用傾斜設定機構を駆動制御して前
    記ガイド部を所定角度に設定し前記光ヘッドの光軸を最
    適状態に維持するチルト補正用主制御部とを備えた光デ
    ィスク装置において、 前記チルトセンサ及びチルト補正用主制御部を稼働させ
    て、予め前記光ディスクの変形により生じている半径方
    向のチルト変化を測定すると共に,この測定した半径方
    向のチルト変化の平均値を演算し、次に、この演算され
    た平均チルト量を基準値として当該基準値と前記チルト
    センサから出力される現実のチルト量との差を演算し基
    準差チルト量を算出し、この基準差チルト量に基づいて
    前記ガイド部を前記光ディスクのチルト変化に追従して
    所定の傾斜角度に設定し、 これによって、前記光ディスクの記録面に対して光ヘッ
    ドの光軸をほぼ垂直の状態に設定することを特徴とした
    光ディスク装置のチルト補正方法。
  2. 【請求項2】 記録媒体としての光ディスクと、この光
    ディスクに対する情報の書き込み若しくは読み出しを行
    う光ヘッドと、この光ヘッドを保持し前記光ディスクの
    半径方向に沿って往復移動自在に装備されるヘッドキャ
    リア部と、このヘッドキャリア部を保持すると共にその
    往復移動を案内する直線状のガイド部と、このガイド部
    を介して前記ヘッドキャリア部の傾きを任意に設定する
    ガイド部用傾斜設定機構と、前記ヘッドキャリア部に装
    備され前記光ディスクの変形に伴うチルト量を検出する
    チルトセンサと、このチルトセンサからの情報に基づい
    て作動し前記ガイド部用傾斜設定機構を駆動制御して前
    記ガイド部を所定角度に設定し前記光ヘッドの光軸を最
    適状態に維持するチルト補正用主制御部とを備えた光デ
    ィスク装置において、 前記チルト補正用主制御部が、前記チルトセンサを介し
    て前記光ディスクの変形により生じている半径方向のチ
    ルト変化を測定すると共にその平均値を算定する平均チ
    ルト量算定機能と、この算定された平均チルト量に基づ
    いて作動し前記ガイド部用傾斜設定機構を介して前記ガ
    イド部を所定の傾斜角度に設定制御するガイド部傾斜設
    定機能とを備えた構成とすると共にこのチルト補正用主制御部を、前記チルトセンサからの
    情報に基づいて光ディスクの平均チルト量を算定すると
    共に,この平均チルト量を基準値として前記チルトセン
    サから出力される現実のチルト量との差を演算し基準差
    チルト量を算出するチルト量演算部と、このチルト量演
    算部で算定された平均チルト量を基準値として記憶する
    メモリと、このメモリに記憶された基準値に基づいて前
    記ガイド部用傾斜設定機構を駆動制御するガイド部駆動
    制御回路とにより構成し、 これによって、前記光ディスクの記録面に対して前記光
    ヘッドの光軸をほぼ垂直の状態に設定することを特徴と
    した光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体としての光ディスクと、この光
    ディスクに対する情報の書き込み若しくは読み出しを行
    う光ヘッドと、この光ヘッドを保持し前記光ディスクの
    半径方向に沿って往復移動自在に装備されるヘッドキャ
    リア部と、このヘッドキャリア部を保持すると共にその
    往復移動を案内する直線状のガイド部と、このガイド部
    を介して前記ヘッドキャリア部の傾きを任意に設定する
    ガイド部用傾斜設定機構と、前記ヘッドキャリア部に装
    備され前記光ディスクの変形に伴うチルト量を検出する
    チルトセンサと、このチルトセンサからの情報に基づい
    て作動し前記ガイド部用傾斜設定機構を駆動制御して前
    記ガイド部を所定角度に設定し前記光ヘッドの光軸を最
    適状態に維持するチルト補正用主制御部とを備えた光デ
    ィスク装置において、 前記チルト補正用主制御部が、前記チルトセンサを介し
    て前記光ディスクの変形により生じている半径方向のチ
    ルト変化を測定すると共にその平均値を算定する平均チ
    ルト量算定機能と、この算定された平均チルト量を基準
    値として当該基準値と前記チルトセンサから出力される
    現実のチルト量との差を演算し基準差チルト量を算出す
    る基準差チルト量演算機能と、この算出された基準差チ
    ルト量および基準値に基づいて作動し前記ガイド部用傾
    斜設定機構を介して前記ガイド部を所定の傾斜角度に設
    定制御するガイド部傾斜設定機能とを備え、 前記光ディスクの記録面のチルト量の変化に追従して前
    記光ヘッドの光軸をほぼ垂直の状態に設定することを特
    徴とした光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記チルト補正用主制御部を、前記チル
    トセンサからの情報に基づいて光ディスクの平均チルト
    量を算定すると共に,この平均チルト量を基準値として
    前記チルトセンサから出力される現実のチルト量との差
    を演算し基準差チルト量を算出するチルト量演算部と、
    このチルト量演算部で算定された平均チルト量を基準値
    として記憶するメモリと、このメモリに記憶された基準
    値および前記チルト量演算部で算出される基準差チルト
    量に基づいて前記ガイド部用傾斜設定機構を駆動制御す
    るガイド部駆動制御回路とにより構成したことを特徴と
    する請求項記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記ヘッドキャリア部に、前記光ヘッド
    を前記光ディスクに対向した状態で保持すると共に,当
    該光ヘッドを半径方向に沿って任意の角度に傾斜させて
    前記光ヘッドの光軸を最適状態に設定するチルト微小補
    正機構を装備し、 前記チルト補正用主制御部が、前記平均チルト量と前記
    チルトセンサから出力される現実のチルト量との差であ
    る基準差チルト量に基づいて作動し,前記チルト微小補
    正機構を駆動する追従補正制御機能を備えていることを
    特徴とした請求項2,3又は4記載の光ディスク装置。
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