JP2842337B2 - シミュレーター用表示装置 - Google Patents
シミュレーター用表示装置Info
- Publication number
- JP2842337B2 JP2842337B2 JP25365195A JP25365195A JP2842337B2 JP 2842337 B2 JP2842337 B2 JP 2842337B2 JP 25365195 A JP25365195 A JP 25365195A JP 25365195 A JP25365195 A JP 25365195A JP 2842337 B2 JP2842337 B2 JP 2842337B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarizing
- screen
- light
- polarization
- orthogonal
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シミュレーター用
表示装置に関し、特に明るい照明環境下にてゴルフ等の
プレイ可能なシミュレーター用表示装置に関する。
表示装置に関し、特に明るい照明環境下にてゴルフ等の
プレイ可能なシミュレーター用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシミュレーター用表示装置におい
ては、大画面を低コストの装置で実現するために、リア
投射型プロジェクターより安価で大画面の投写が容易な
フロント投射型プロジェクターが用いられている。この
ような場合、フロント投射型プロジェクターにおいて、
映像コントラスト向上の手段として、次のような技術が
提案されている。まず第1は液晶プロジェクターシステ
ムにおいて、偏光スクリーンの偏光軸と偏光軸を直交さ
せた偏光板を天井照明器具に設けコントラストを向上さ
せるものである(特開平5−225806号公報)。他
には、液晶プロジェクターシステムにおいて、偏光スク
リーンの偏光軸と偏光軸を直交させた偏光板を天井照明
器具に設け、さらに、壁面や窓や照明器具にも偏光板を
設けてコントラストを向上させるものである(特開平5
−134214号公報)。
ては、大画面を低コストの装置で実現するために、リア
投射型プロジェクターより安価で大画面の投写が容易な
フロント投射型プロジェクターが用いられている。この
ような場合、フロント投射型プロジェクターにおいて、
映像コントラスト向上の手段として、次のような技術が
提案されている。まず第1は液晶プロジェクターシステ
ムにおいて、偏光スクリーンの偏光軸と偏光軸を直交さ
せた偏光板を天井照明器具に設けコントラストを向上さ
せるものである(特開平5−225806号公報)。他
には、液晶プロジェクターシステムにおいて、偏光スク
リーンの偏光軸と偏光軸を直交させた偏光板を天井照明
器具に設け、さらに、壁面や窓や照明器具にも偏光板を
設けてコントラストを向上させるものである(特開平5
−134214号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフロント投射型プロジェクターを用いたシミュレー
ター用表示装置においては、スクリーン面に天井照明器
具等からの照明光や、壁面側から外来光が入射すると、
映像のコントラストが著しく低下し、映像品質が大幅に
低下するという欠点があり、スクリーンの周囲を暗い壁
面で囲み、室内環境を暗くする必要があった。しかし、
暗い雰囲気でのプレーは好ましいものではなく、より明
るい雰囲気でのプレー環境が望まれている。
来のフロント投射型プロジェクターを用いたシミュレー
ター用表示装置においては、スクリーン面に天井照明器
具等からの照明光や、壁面側から外来光が入射すると、
映像のコントラストが著しく低下し、映像品質が大幅に
低下するという欠点があり、スクリーンの周囲を暗い壁
面で囲み、室内環境を暗くする必要があった。しかし、
暗い雰囲気でのプレーは好ましいものではなく、より明
るい雰囲気でのプレー環境が望まれている。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決しようと
するものであり、その目的は、フロント投射型プロジェ
クターを用いて大画面を実現したうえで、明るい照明と
明るい壁面で囲んだ、明るい環境を備えたシミュレータ
ー用表示装置を提供することである。
するものであり、その目的は、フロント投射型プロジェ
クターを用いて大画面を実現したうえで、明るい照明と
明るい壁面で囲んだ、明るい環境を備えたシミュレータ
ー用表示装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のシミュレーター
用表示装置は、フロント投射型液晶プロジェクターとそ
の映像光と偏光軸を一致させたフロント型偏光スクリー
ンを設け、その周囲を偏光軸が液晶プロジェクター投射
光の偏光軸と直交するごとく設定した偏光板を内蔵する
偏光電光パネルによって囲み、小部屋状態となるごとく
構成し、偏光電光パネルが、偏光スクリーンと偏光軸が
直交するごとく設定した偏光板を室内側に配置し、その
偏光板と室外側に配置した光散乱板とによって景観写真
フィルムをサンドイッチ状態に挟んだ多層板を具備し、
その多層板のさらに室外側にバックライト光源として蛍
光灯を設けたものである。
用表示装置は、フロント投射型液晶プロジェクターとそ
の映像光と偏光軸を一致させたフロント型偏光スクリー
ンを設け、その周囲を偏光軸が液晶プロジェクター投射
光の偏光軸と直交するごとく設定した偏光板を内蔵する
偏光電光パネルによって囲み、小部屋状態となるごとく
構成し、偏光電光パネルが、偏光スクリーンと偏光軸が
直交するごとく設定した偏光板を室内側に配置し、その
偏光板と室外側に配置した光散乱板とによって景観写真
フィルムをサンドイッチ状態に挟んだ多層板を具備し、
その多層板のさらに室外側にバックライト光源として蛍
光灯を設けたものである。
【0006】
【0007】更に、本発明のシミュレーター用表示装置
は、小部屋を偏光スクリーンと偏光軸が直交するバック
ライト光で照明された偏光電光パネルによって囲むこと
により、小部屋を明るい景観写真で囲まれた室内空間と
するものである。
は、小部屋を偏光スクリーンと偏光軸が直交するバック
ライト光で照明された偏光電光パネルによって囲むこと
により、小部屋を明るい景観写真で囲まれた室内空間と
するものである。
【0008】このように、本発明のシミュレーター用表
示装置においては、偏光板によって囲まれた空間内に
て、液晶プロジェクターの投射光の偏光軸と平行に設定
した偏光スクリーンに、フロント投射型液晶プロジェク
ターから映像光を投写させると、小部屋の周囲の偏光板
を透過して偏光スクリーンに入射した照明光やバックラ
イト光等の外来光は偏光スクリーンに吸収されて大幅に
減衰する。一方、偏光軸が平行な液晶プロジェクターか
らの映像光は殆ど吸収されずに反射するために、あたか
も、暗室にて投写した映像と同程度の高コントラストの
映像が実現される。
示装置においては、偏光板によって囲まれた空間内に
て、液晶プロジェクターの投射光の偏光軸と平行に設定
した偏光スクリーンに、フロント投射型液晶プロジェク
ターから映像光を投写させると、小部屋の周囲の偏光板
を透過して偏光スクリーンに入射した照明光やバックラ
イト光等の外来光は偏光スクリーンに吸収されて大幅に
減衰する。一方、偏光軸が平行な液晶プロジェクターか
らの映像光は殆ど吸収されずに反射するために、あたか
も、暗室にて投写した映像と同程度の高コントラストの
映像が実現される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施
の形態であるゴルフシミュレーター用表示装置の構成を
示す正面図、図2はその平面構成図、図3は偏光板を備
えた電光パネルの構成断面図である。
を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の一実施
の形態であるゴルフシミュレーター用表示装置の構成を
示す正面図、図2はその平面構成図、図3は偏光板を備
えた電光パネルの構成断面図である。
【0010】図1及び図2において、1は本発明のゴル
フシミュレーター用表示装置におけるフロント投写タイ
プの偏光スクリーンであって、液晶プロジェクター2か
ら投写された映像光3を反射して映像を映し出す。4は
偏光電光パネルで、偏光スクリーン1の偏光軸と直交さ
せた偏光軸に設定した偏光板を内蔵し、偏光電光パネル
4から発光して、偏光スクリーン1に入射する光は偏光
スクリーン1の偏光軸と直交する為に吸収されて殆ど反
射しないので映像のコントラスト低下を招かず、殆ど暗
室内での映像に匹敵するレベルの高い映像コントラスト
を実現する。5は映し出された映像のゴルフボール、6
はボールの軌跡の映像である。
フシミュレーター用表示装置におけるフロント投写タイ
プの偏光スクリーンであって、液晶プロジェクター2か
ら投写された映像光3を反射して映像を映し出す。4は
偏光電光パネルで、偏光スクリーン1の偏光軸と直交さ
せた偏光軸に設定した偏光板を内蔵し、偏光電光パネル
4から発光して、偏光スクリーン1に入射する光は偏光
スクリーン1の偏光軸と直交する為に吸収されて殆ど反
射しないので映像のコントラスト低下を招かず、殆ど暗
室内での映像に匹敵するレベルの高い映像コントラスト
を実現する。5は映し出された映像のゴルフボール、6
はボールの軌跡の映像である。
【0011】図3は偏光電光パネル4の構成断面図で、
ゴルフ場等の景観写真フィルム7を透過して偏光スクリ
ーン1に入射する蛍光灯8の照明光は偏光スクリーン1
の偏光軸と直交する為に吸収されて殆ど反射しない。9
はスリガラスに偏光板を貼った板で、蛍光灯の光を散乱
させるとともに、偏光スクリーン1と同じ偏光軸成分の
光を遮断し、直交する偏光軸成分の光を透過する。
ゴルフ場等の景観写真フィルム7を透過して偏光スクリ
ーン1に入射する蛍光灯8の照明光は偏光スクリーン1
の偏光軸と直交する為に吸収されて殆ど反射しない。9
はスリガラスに偏光板を貼った板で、蛍光灯の光を散乱
させるとともに、偏光スクリーン1と同じ偏光軸成分の
光を遮断し、直交する偏光軸成分の光を透過する。
【0012】
【発明の効果】本発明によるシミュレーター用表示装置
においては、フロント投射型液晶プロジェクターを用い
ている為に、リアプロジェクター方式のシステムに比べ
て、容易に大型画面が形成できると共に、従来より明る
い景観写真壁面で囲まれた室内空間においても、高いコ
ントラストの映像によるシミュレーションシステムを実
現することができる。
においては、フロント投射型液晶プロジェクターを用い
ている為に、リアプロジェクター方式のシステムに比べ
て、容易に大型画面が形成できると共に、従来より明る
い景観写真壁面で囲まれた室内空間においても、高いコ
ントラストの映像によるシミュレーションシステムを実
現することができる。
【図1】本発明の実施の形態であるゴルフシミュレータ
ー用表示装置の構成を示す正面図。
ー用表示装置の構成を示す正面図。
【図2】図1の実施形態の平面構成図。
【図3】偏光板を備えた電光パネルの構成断面図。
1 偏光スクリーン 2 液晶プロジェクター 3 映像光 4 偏光電光パネル 5 映像のゴルフボール 6 ボールの軌跡 7 景観写真フィルム 8 蛍光灯 9 偏光板を貼ったスリガラス板
Claims (2)
- 【請求項1】 フロント投射型液晶プロジェクターと、
前記プロジェクターの映像光と偏光軸を一致させたフロ
ント型偏光スクリーンと、偏光軸が液晶プロジェクター
投射光の偏光軸と直交するごとく設定した偏光板を内蔵
する偏光電光パネルとを含み、前記偏光電光パネルによ
って、前記プロジェクターとスクリーンの周囲を囲み、
小部屋状態となるごとく構成し、 前記偏光電光パネルが、偏光スクリーンと偏光軸が直交
するごとく設定した偏光板を室内側に配置し、その偏光
板と偏光板の室外側に配置した光散乱板とによって景観
写真フィルムをサンドイッチ状態に挟んだ多層板を具備
し、その多層板のさらに室外側にバックライト光源とし
て蛍光灯を設けた構成であるシミュレーター用表示装
置。 - 【請求項2】 前記小部屋が偏光スクリーンと偏光軸が
直交するバックライト光で照明された偏光電光パネルに
よって囲んだことを特徴とする請求項1のシミュレータ
ー用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25365195A JP2842337B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | シミュレーター用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25365195A JP2842337B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | シミュレーター用表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0996776A JPH0996776A (ja) | 1997-04-08 |
JP2842337B2 true JP2842337B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=17254297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25365195A Expired - Lifetime JP2842337B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | シミュレーター用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2842337B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25365195A patent/JP2842337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0996776A (ja) | 1997-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980922 |