JP2842204B2 - 連続溶融めっき方法及びその装置 - Google Patents

連続溶融めっき方法及びその装置

Info

Publication number
JP2842204B2
JP2842204B2 JP657194A JP657194A JP2842204B2 JP 2842204 B2 JP2842204 B2 JP 2842204B2 JP 657194 A JP657194 A JP 657194A JP 657194 A JP657194 A JP 657194A JP 2842204 B2 JP2842204 B2 JP 2842204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bath
dross
hot
dip
plating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP657194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06306556A (ja
Inventor
豊 鈴川
正典 栗原
昇 田口
正洋 岩渕
廣司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP657194A priority Critical patent/JP2842204B2/ja
Publication of JPH06306556A publication Critical patent/JPH06306556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842204B2 publication Critical patent/JP2842204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating With Molten Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続的に走行する鋼帯
を亜鉛などの耐蝕性金属を溶解しためっき液浴に浸漬し
てめっきする連続溶融めっきにおいて、めっき液中に発
生するドロスを除去しながら、表面が美麗なめっき鋼板
を製造する連続溶融めっき方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続溶融めっき法では、図13に示すよ
うに、めっき液浴1の中に亜鉛などの耐蝕性めっき金属
2が溶解してある。鋼ストリップ3を連続的に位置
(a)からめっき液浴内の案内ロール4を通して位置
(b)の方向に取出し、ガスワイピングノズル5でめっ
き付着量を調整する。この連続溶融めっき法では、めっ
き液浴内にドロス91が浮遊し、めっき浴底部にドロス
9が堆積する。すなわち、めっき液中に鋼ストリップや
金属製の浴中機器から鉄が溶出し、溶融しているめっき
液と結合して固相の金属間化合物を生成する。これは、
一般にドロスと呼ばれる。例えば、溶融亜鉛めっき法の
場合、金属間化合物FeZn7 が生成し、ドロスとな
る。また、溶融亜鉛浴中にアルミニウムが添加されてい
る場合には金属間化合物Fe2 Al5 が生成し、ドロス
となる。
【0003】このようなドロスには、めっき液と較べて
比重が大きいものや小さいものがある。めっき液と較べ
て比重が小さいドロスは、めっき液上に浮遊してくるの
で、除去することが比較的容易である。しかし、めっき
液と較べて比重が大きいドロスのなかには、その大きさ
が小さいため、めっき液中に浮遊している時間が長いも
のがある。すなわち、ドロスは、その生成初期において
は粒径が数μmと小さく、めっき液との比重差も小さい
ため、沈降速度が極めて小さく、めっき浴内流れに随伴
して移動しているのである。これらのドロスは合体した
り成長したりして粒径が大きくなり、やがてめっき液浴
底部に堆積するが、これが通板速度変更などの操業条件
変更に際して巻き上がり、めっき液を汚す原因となる。
【0004】一方、ドロスが多数浮遊しているめっき液
浴中でめっきを行うと鋼帯表面にドロスが付着する。粒
径が数十μm以上のドロスが付着した場合には、めっき
外観性の悪化や、不めっきやピンホールの発生による耐
蝕性悪化などの表面欠陥となり、製品の品質を著しく低
下させる問題がある。さらに、めっき浴底部に堆積し
た、より大粒のドロスも通板速度変更などの操業条件変
更に際して巻き上がり、同様の問題を引き起こす。
【0005】従って、実際の操業では、鋼帯へのドロス
付着による表面欠陥を生じさせないため、例えば、めっ
き液浴を2つ以上設置して、10〜20日毎に交換使用
して、めっき操業を終えためっき液浴底部に堆積したド
ロスをすくい出す方法が採用されている。しかし、この
方法では、めっき液浴を2つ以上設置するため初期設備
費が高くなる問題がある。また、めっき液浴が1つしか
ない場合には、定期的に生産を長時間中断して、めっき
操業を終えためっき液浴底部に堆積したドロスをすくい
出す方法が採用されている。この場合には、ドロスをす
くい出す作業を行なっている間は、生産が停止するた
め、ラインの稼働率が前者に較べて大幅に低下するの
で、生産効率が悪いという問題がある。また、操業期間
中は、浴中ドロスの量は徐々に増加するため、操業期間
の後期には、堆積したドロスの巻き上げを抑制するため
通板速度を低くするなどの操業制約を行なわざるを得な
い。
【0006】このようなことから、近年、ドロス除去作
業にかかわる休止時間、休止回数を削減し、連続的に安
定した生産を続けるための様々な対策が考えられてい
る。例えば、ドロスが増加しためっき液にアルミニウム
を添加して、 2FeZn7 +5Al→Fe2 Al5 +14Zn の反応を行なわせ、沈降性のドロスである(FeZn
7 )を浮上性ドロス(Fe2 Al5 )に変えて浮上分離
除去する方法がある。しかしながらこの方法ではアルミ
ニウムの一部がめっき液中に残り、めっき液成分組成が
変化してめっき不良になりやすくなる問題がある。
【0007】また、実開平2−146153号公報で
は、めっき液浴底部に堆積したドロスを、気泡ポンプで
浴上まで汲み上げてフィルタによりドロスを分離除去す
る方法が開示されている。この方法では、ドロスの分離
方法としてフィルター分離を示している。前述したよう
に、ドロス欠陥を発生させるドロスの径は数十μm以上
であり、このような微細な粒子を効率よく捕獲するため
には、フィルターの開口を数十μm以下にする必要があ
り、このようなフィルターを使用すると目づまりが著し
く、浴低に堆積したドロスを全て除去するには短時間に
多くのフィルターを交換使用したとしても、多大の労力
と時間がかかり実用上は効率の悪い作業となる。
【0008】また、特開平3−183751号公報の方
法は、図14に示すように、溶融めっき浴槽1に回転羽
根31付の気泡吹込装置30を設置し、回転羽根31を
回転させながらめっき液浴中に気体を吹込んで、ドロス
9´を気泡に付着させて浮上分離する方法が開示されて
いる。この方法では比較的簡単な設備でドロスを浮上さ
せることができ、浮上したドロス9''を除去することは
比較的容易であるから、優れたドロス除去方法と考えら
れる。しかし図14に示す気泡吹込み位置では、仮にそ
の位置を上下させたところで図14に示す溶融めっき浴
槽1の左下部に堆積したドロスを気泡に付着させること
は困難であり、ドロス分離効率は極めて低くなる。ま
た、ドロスと気泡との付着を促進しようとして回転羽根
の回転速度を増大させると、溶融めっき浴槽1内部に乱
流を発生させ、沈降しているドロスを巻き上げて、かえ
ってドロス欠陥の発生を助長することになる。従って、
この方法をもってしても、ドロス欠陥を解消する実用的
手段とはなりえない。
【0009】さらに、特開平4−221049号公報で
は、ポンプによりドロスを汲み上げ、これを温度制御さ
れた沈殿槽に導いて、ドロスの沈殿を促進させ、ドロス
が沈殿した上澄液をめっき液浴にもどす方法を開示して
いる。この方法の特徴は、ドロス沈殿槽に導いたドロス
を含むめっき液の温度を上下させることでドロスを大径
化して沈殿を促進させることにある。従って、沈殿槽、
沈殿槽へのめっき液循環装置に加えて、精密な温度制御
装置が必要となり、初期設備費のみならず、運転費の増
大を招き、製品コスト上昇を招く問題がある。さらに、
技術的にみても、沈殿槽からの簡便なドロス除去方法の
開示がない、など実用的には完成された技術とは言い難
い。
【0010】いずれにしても、従来技術によるドロス分
離方法はいずれも、めっき液中に生じる微細なドロス
を、経済的に効率良く分離除去する方法とは言えないの
が現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、浴中
ロール直下付近にボトムドロスを堆積させることなく、
ボトムドロスの巻き上げを防止して、休止することなく
連続かつ安定してドロス欠陥の生じない連続溶融めっき
方法及び装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の目的は、めっき液浴中のド
ロス濃度を常時低く抑制し、めっき外観性と耐蝕性に優
れためっき製品を製造する連続溶融めっき法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決する手段】この目的を達成するために、本
発明者らは鋭意研究して、ドロスがめっき浴中を浮遊或
いは回遊し、粒成長してやがて堆積していく生成プロセ
スに着目し、さらに、いったん堆積したドロスがライン
スピードの変化、誘導加熱装置などの循環流(ON−O
FF制御)などによって再び巻き上がらない堆積位置を
見つけ出すことに着目し、帯状金属材や浴中ロールによ
って、準定常的に生じている浴流動を制御することによ
り、本発明を完成した。
【0014】すなわち、第一の発明に係る連続溶融めっ
き方法は、帯状金属材を溶融めっき浴槽内に導入し、前
記溶融めっき浴槽内に導入された帯状金属材を浴中ロー
ルの回転により引上げる工程と、前記帯状金属材の導入
により帯状金属材の導入位置と浴中ロールとの間に生じ
る随伴流及び浴中ロールの回転により生じる随伴流を帯
状金属材から離反する方向へ導いて、ドロスを溶融めっ
き浴槽内の底部に案内する工程とを具備している。
【0015】また、第一の発明方法を達成するための連
続溶融めっき装置は、帯状金属材が導入される溶融めっ
き浴槽と、溶融めっき浴槽内に設けられ、回転して前記
帯状金属材を溶融めっき浴槽から引上げる浴中ロール
と、前記溶融めっき浴槽内に設けられた整流板とを具備
し、この整流板は、前記帯状金属材の導入位置と浴中ロ
ールとの間でかつ帯状金属材の下方の位置に、整流板の
延長面が、前記帯状金属材の導入位置と浴中ロールとの
間における帯状金属材の進行方向と交差するような角度
に設けられている。
【0016】上述のように、第一の発明によれば、整流
板を設置するという簡便な方法で、帯状金属材(鋼スト
リップ)及び浴中ロールによって引き起こされている溶
融めっき液浴内の流れを制御して、操業条件の変化や堆
積ドロスが増加しても、ドロスが再び巻き上がらない浴
流動に変え、浴中ロール直下近傍へのドロス堆積を抑制
し、それによってドロス欠陥発生を防止し、整流板を使
用しない従来の操業方法に較べてドロス欠陥の発生を大
幅に防止することができる。
【0017】しかしながら、整流板を使用していても、
操業中に堆積するドロスそのものをなくすことはできな
いので、やがて堆積したドロスに整流板が埋没し、その
効果が消滅する。堆積したドロスに整流板が埋没するこ
とを防止することができれば、整流板の効果は論理的に
は無限に継続することになる。実操業においては、浴中
機器の交換のために計画的に操業を停止するため、この
機会に短時間でかつ簡単な方法でめっき液浴中のドロス
をめっき液浴外に除去する方法を開発すれば、本発明の
目的が達成される。このことから本発明者は、めっき浴
中のドロスをめっき浴外に除去する方法を開発した。
【0018】すなわち、第二の発明は、連続溶融めっき
法における滞積したドロスに整流板が埋没する問題を解
消するためになされたもので、めっき液浴底部に、整流
板と隣接してドロスをその内部に堆積させるための容器
を配置し、さらにこの容器内にドロスを吸引し堆積させ
るための流れを生じせしめる駆動源としての吸引装置を
組合わている。
【0019】さらに第二の発明では、内部にドロスが蓄
積した容器を浴外に引き上げてドロスをめっき液浴外に
排出除去し、その内部にドロスのない容器を再びめっき
液浴中に設置してドロスを吸引して蓄積する工程を間欠
的に繰返すことにより、めっき液中のドロス存在量を抑
制してドロス欠陥を低減する。
【0020】
【実施例】
(実施例1)図1は、第一の発明の実施例を示す溶融亜
鉛めっき装置の模式図である。この装置は溶融めっき浴
槽1を備え、溶融めっき浴槽1にスナウト12を通じて
鋼ストリップ3を導入する。さらに、溶融めっき浴槽内
に浴中ロール4を設けて、これを回転させ、導入された
鋼ストリップ3を溶融めっき浴槽1から引上げる。そし
て、鋼ストリップ3がめっき浴槽1から出た直後にガス
ワイピングノズル5を設けて、溶融亜鉛を払拭し、鋼ス
トリップ3の溶融めっき層厚を調整する。ここまでの構
成は図13に示す従来の構成と同様であるが、この実施
例では、鋼ストリップ3が亜鉛めっき浴槽1に導入され
る側に複数の整流板6が整流板組立枠体18により平行
に列設されている。各整流板6は、その位置が鋼ストリ
ップ導入位置と浴中ロール4との間でかつ鋼ストリップ
3の下方の位置(鋼ストリップが浴中ロールに巻き付く
位置の近傍)に、その幅が亜鉛浴槽幅の全幅あるいは浴
中ロールの両端部を十分覆う幅を有する短冊形状で、整
流板表面の水平に対する角度が30°〜60°で、鋼ス
トリップ3の進行方向の前部(2次側)が鋭角となるよ
うに配置されている。
【0021】この整流板6によって、鋼ストリップ3に
よって発生する斜め下向きの随伴流と浴中ロール4の回
転によって生じる随伴流を、鋼ストリップ3が浴中ロー
ル4に巻き付く付近で分断し、めっき浴槽1の鋼ストリ
ップ導入側底部方向へ方向転換させる。
【0022】すなわち、鋼ストリップの通過や浴中ロー
ル4の回転によって準定常的に浴流動が生じているが、
この状態でドロスは、浴中ロール4の直下付近に堆積す
る傾向がある。このため、ラインスピードの変化や浴中
ロール4の回転速度に変化があると、これに敏感に反応
し、ボトムドロスを再び巻き上げてしまう。しかるに、
実施例に示すように、上記位置に整流板6を固定設置す
ると、浴内の流動が変わり、これまで浴中ロール直下に
多く堆積していたドロスが鋼ストリップ導入側のめっき
浴槽底部(めっき浴槽後部)へ堆積する。この結果、滞
積されたドロスは、鋼ストリップ3のラインスピードの
変化、浴中ロールの回転などの影響を全く受けない。ま
た、一般に誘導加熱装置16をめっき浴槽後部の側壁に
設ける場合が多いが、その場合にも整流板6によって、
誘導加熱装置による循環流の影響をドロスが受けるのを
消去することができる。
【0023】本発明者らは、従来技術で述べた遮蔽板の
効果確認実験と同様の水モデル実験装置(図7参照)を
用い、浴流動を変えて、ドロスの巻き上がりを防止する
観点から様々な位置に整流板6を設置し、ドロス代替の
トレーサがどの位置に堆積するか、そしてラインスピー
ドの変化等で巻き上がりはないかなどを確認した。その
結果、本発明の方式,設置位置が最適であることを確認
した(図1参照)。
【0024】そのメカニズムは、以下の通りである。ま
ず、整流板6を設置しない従来のめっき浴槽内の流れ
は、図9に示すように、矢印x,yの随伴流は分断され
ることなくめっき浴槽前部の底部をかき乱し、堆積した
ドロスを巻き上げることになる。
【0025】これに対し、整流板6有り(第一発明)の
場合の浴流れは、図2に示すように、めっき浴中には鋼
ストリップの導入,浴中ロールの回転によって、図2の
矢印x,yの随伴流が発生している。このx,yの流れ
は、整流板6を鋼ストリップ3および浴中ロール4に極
力近づけることで、その大半の流れをめっき浴槽後部へ
反転させることができる。整流板6の2次側には、新た
に鋼ストリップ3及び浴中ロール4によって矢印zの随
伴流が発生するが、その流れを補填する矢印bの流れが
誘起されることになる。このbの流れにより堆積ドロス
の崩落をせき止めている。
【0026】このように、本発明では、この整流板6を
固定設置して、準定常的な浴内流動を新たに生じさせ、
浮遊、回遊しきれなくなったドロスを、この新たに生じ
ている準定常的な浴内流動に乗って、めっき浴槽後部へ
促し、二度と巻き上がらない位置に堆積させていく。
【0027】しかも、整流板6自身が、ある角度を有し
て、配置されているため前述した遮蔽板のように、整流
板6上にドロスが堆積する心配がない。整流板6の好適
な角度は、水平方向に対して30°以上60°以下であ
る。30°以上としたのは、30°より小さい角度すな
わち水平に近くなると、整流板6上に、ドロスが滞留,
堆積する傾向が見られるからであり、また、この整流板
6の角度は、図2のaの流れの方向,強さに影響すると
考えられるが、30°以上であれば、顕著な優位差が見
られないためである。また、60°以下としたのは、6
0°を越えると、整流板6直下にドロスが堆積しやすく
なるためである。
【0028】また、整流板6の1枚目と、鋼ストリップ
及び浴中ロールとの距離は実機寸法でδ=100mm以
内に設置するのが好ましい。整流板6の羽根の枚数は、
随伴流を分断する1枚目が、重要な存在であり、2枚目
以降は、分断した流れを整える役目と考えられる。した
がって、1枚以上任意でよいが、浴中での剛性面,コン
パクト性など考えれば3〜5枚が適当である。 さら
に、めっき浴槽幅方向に関しては、鋼ストリップエッ
ジ,浴中ロール両端部直下のドロス巻き上げが激しいこ
とから、図3のように、その部分だけ整流板6を設置す
るだけでも十分効果が期待できる。
【0029】また、本発明の整流板6は、図1のように
整流板組立枠体18を水平に配置したものに限らず、図
5に示すように、整流板組立枠体18を鋼ストリップに
平行に配置したもの、さらに図6に示すように、整流板
組立枠体18を浴槽1の底部でかつ浴中ロール4の直下
に位置するように取付けたものででもよい。
【0030】また、整流板は上記実施例に限定されな
い。例えば、すべてが平行でなくてもよく、また曲面な
どでもよい。要は、帯状金属材の導入位置と浴中ロール
との間に生じる随伴流及び浴中ロールの回転により生じ
る随伴流を鋼ストリップから離反する方向へ案内するも
のであればよい。
【0031】[実験例]次に、第一の発明の実験例につ
いて詳述する。図4に示すような本発明に係る溶融亜鉛
めっき浴槽を用いて、本発明の効果を確認した。設置し
た整流板6に関する寸法は、図4に示すl=130m
m、α=45°、L=540mm、t=20mm、d=
50mmである。なお、操業条件は、対象材として自動
車外装用鋼板とし、Al濃度は、0.09〜0.11%
で管理した。めっき完了後の鋼板サンプルを板幅×10
00mmの大きさで採取し、表面のドロス付着状況(個
数)を確認した。この結果を表1、表2に示す。表1
は、鋼板上のドロス付着状況とラインスピードを整流板
6有・無で比較したものである。サンプル数は、50で
あり単純平均値で示している。これによって、整流板6
の設置によって、超美麗な表面品質の鋼板が約50mp
m(70mpm→120mpm)スピードアップしても
製造できるようになった。また表2にめっき浴槽の交換
回数を示すが、表2からめっき浴槽の交換回数が、整流
板6によって約1/2に減少していることがわかる。
【0032】この実験から、溶融亜鉛めっき鋼板固有の
重要な品質課題であったドロス付着の問題に対し、ドロ
ス欠陥が発生しない製造条件(制約)を著しく向上(緩
和)させることが可能となった。これにより、増産,能
率向上,それに伴う省エネルギー,コスト低減が図られ
る。また、めっき浴槽交換回数の半減し、ライン休止に
伴う機会損失、ユーティリティ損失なども大幅に低減す
ることが可能となった。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】(実施例2)以下、第二の発明について図
示する実施例を参照して詳細に説明する。図10は第二
の発明の一実施例の断面図である。図において1は溶融
めっき液浴槽で、その中に亜鉛などの耐蝕性めっき金属
2が溶解している。3は鋼ストリップで、その進行方向
は(a)から(b)の方向である。4は案内ロールであ
る。5はガスワイピングノズルで、めっき付着量を調整
するためのものである。6は整流板であって、案内ロー
ル4の下方でかつ、溶融めっき金属浴1底面より10〜
30cm上方に設置される。12はスナウトである。こ
こまでの構成は、第一の発明の実施例と共通している。
【0036】第二の発明の実施例では、整流板6に隣接
して、溶融めっき液浴底部にバケット7(容器)を設置
している。バケット7と整流板6との間隔は20cm以
下であることが好ましい。このバケットは2箇所の開口
部を有する容器であって、第一開口部7aはめっき液中
に整流板6方向に開口しており、第二開口部7bはめっ
き液上に開口している。なお第一開口部7aの高さh
は、例えば、0.5〜20cmであって、その奥行(鋼
ストリップ幅方向の長さ)は、めっき液浴の内のり寸法
より50cmを減じた値より大きいことが好ましい。ま
た、バケット底部の幅Hは第一開口部7aの高さhの5
0倍以上であることが好ましい。このバケット7には、
めっき液循環ポンプ8が設置されている。この循環ポン
プ8は、バケット内側(c)からめっき液を吸引し、溶
融めっき液浴側(d)に吐き出す。めっき液循環ポンプ
8で循環するめっき液の流量は、その流量を第一開口部
7aの面積で除した値(すなわち第一開口部での平均吸
込み流速)が0.001〜0.1m/秒となるような流
量とするのがよい。
【0037】このような装置を設置した設備で連続溶融
めっき操業を実施すると、鋼ストリップ3がめっき液と
接触する箇所(e)近傍で微細なドロス9が発生する。
ドロス9は鋼ストリップ3の進行にともなって生ずるめ
っき液の流れによって整流板6の上方に運ばれる。ドロ
ス9は整流板6の作用によって移動方向を変え、整流板
6の下方の位置(f)に運ばれる。従って、ドロスは、
鋼ストリップ3から離れる方向に移動するため、ドロス
9が鋼ストリップ3に付着して表面欠陥となることが防
止される。
【0038】しかしながら、整粒板6の下方の位置
(f)に運ばれたドロスは、その場所に沈積し堆積する
ため、やがて、堆積したドロス9は整粒板6を埋没させ
その効果が失われてしまう。
【0039】第二の発明では、めっき液循環ポンプ8を
駆動すると、まずバケット内のめっき液が汲み出されて
その液面が低下する。すると、バケット底部ではバケッ
ト外部との圧力差が生じるため、第一開口部7aからめ
っき液がバケット内に流入する。ドロス9はその流れに
よって移動し、バケット7の内部に吸引される。従っ
て、整流板6の下方位置へのドロス9の堆積が抑制され
る。
【0040】バケット内部に吸引されためっき液は上昇
流を呈する。この場合、第一開口部7aよりバケット内
部の上昇流通過部分の断面積が大きいので、その速度は
遅くなる。また、バケット内部で流れ方向が変化するた
めバケット底部(g)に澱み点が生じる。これらの理由
により、バケット内に吸引されたドロス9はバケット底
部(g)に沈殿し堆積する。このような機構により、整
流板6の下部へのドロス堆積が抑制され、整流板6の作
用が持続される。従って、ドロス欠陥のない溶融めっき
鋼板を長期にわたって製造し続けることができるのであ
る。
【0041】めっき鋼板の製造を中断して、案内ロール
4等の浴中機器を交換する作業は計画的に行なわれる。
それに要する時間は数時間である。その際には、案内ロ
ール4等は一時的に撤去される。その時点で、循環ポン
プ8を撤去し、バケット7をめっき液浴外に引き上げて
交換すれば、ドロスのめっき液浴外への払出が容易にで
きる。循環ポンプ8は再び設置して使用する。なお、バ
ケット7はSUS316L等の材料で製造される。ま
た、2個以上のバケットを用意しておけば、交換時間は
極めて短時間で、従来から計画的に行なわれる浴中機器
を交換作業時間内での実施が可能で操業停止時間に与え
る影響もない。
【0042】第二の発明の図10による装置を設置して
連続溶融亜鉛めっき操業を実施した場合の効果を、従来
技術及び、整流板のみを設置した第一発明の場合と比較
して表3に示す。なお操業条件は、鋼ストリップの寸
法:板幅約900〜1600mm、板厚約0.6〜1.
6mm、通板速度:60〜100m/分である。なお、
めっき液循環ポンプによる溶融亜鉛の循環量は一時間あ
たり約2m3 であった。また、めっき液循環ポンプとし
て気泡ポンプを使用した。なお、ドロス欠陥発生の評価
は、自動車用めっき鋼板として出荷できる品質以上を評
価基準として、当該設備の品質検査担当者の目視判定に
より行なった。
【0043】
【表3】
【0044】第二の発明による装置を設置した操業方法
では、従来の操業方法に較べてドロス欠陥の発生頻度が
激減したばかりでなく、通板速度、液温制御制約を加え
る必要もなくなった。
【0045】本発明の図10による装置では、バケット
引き上げ時にバケット内のドロスがめっき浴中に漏洩す
る場合がある。そこで、浴中ドロスの捕獲回収効率を高
め、かつバケット引き上げ時にドロスがめっき浴中に漏
洩することを抑制する第二の発明の実施例2について図
面を参照しながら詳細に説明する。図11は、図10と
は異なる、本発明の実施例2の改良されたバケット7の
断面図である。
【0046】バケット7の設置方法は図10と同じであ
るのでその説明は省略する。バケットは2箇所の開口部
を有する箱であって、第一開口部7a部はめっき液中に
開口しており、第二開口部7b部はめっき液上に開口し
ている。なお第一開口部7aの高さhは、0.5〜20
cmであって、その奥行(鋼ストリップ幅方向の長さ)
は、めっき液浴の内のり寸法より50cmを減じた値よ
り大きいことが好ましい。また、バケット底部の幅Hは
第一開口部7aの高さhの50倍以上であることが好ま
しい。バケット7は、第一開口部7aを塞ぐための多孔
質フィルター製蓋21と、この蓋21とバケット7を連
接するための蝶番22と、バケットをめっき浴から引き
上げる際に使用する吊上治具23,24とを備えてい
る。
【0047】このような装置を設置した設備で連続溶融
めっき操業を実施すると、図10で説明したように、ド
ロスはバケット7の内部に吸引されバケット底部(g)
に沈殿し堆積する。さて、めっき鋼板の製造を中断して
バケット7を浴外に引き上げて交換する場合には、まず
吊り上げ治具23,24に吊り上げロープを取り付け
る。次に、図12(a)に示すように、吊り上げ治具2
3側を引き上げて第一開口部7aを蓋21にて覆う。つ
いで図12(b)に示すように、吊り上げ治具23,2
4側を同時に引き上げる。この際、バケット内のめっき
液は蓋21を透過して排出されるが、ドロスの大部分は
バケット内部に残され初期の目的が達成される。なお、
このとき吊り上げ治具23側を高目にしながら引き上げ
るのが好ましい。このようなバケット7を設置して連続
溶融亜鉛めっき操業を実施した後バケット7を引き上げ
て、バケット内に捕獲されたドロス9を含むめっき液の
重量を、図10に示したバケットで同様の操業をした場
合と比較したところ約1.5倍であった。なお、表3に
示すような比較では、両者に差異は認められなかった。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明によれば、めっき浴槽への
ストリップの進入位置から浴中ロールまでの間に生じる
ストリップの随伴流を、ストリップから離反する方向へ
案内できるので、浴中ロール直下付近へのボトムドロス
の堆積を防止することができるとともに、ボトムドロス
の巻き上げを防止することができる。この結果、長期間
連続かつ安定してドロス欠陥を生じない連続溶融めっき
を行うことができる。
【0049】このような方法で得られためっき鋼板は、
ドロス欠陥が無く、めっき外観性に優れ、また耐蝕性に
も優れている。しかも、ドロス欠陥がない溶融めっき鋼
板を長期にわたって製造し続けることができる効果があ
る。従って、生産効率が良くなる。
【0050】ドロスを排出するためのバケットは構造が
簡単であるため安価である。また、2個以上のバケット
を用意して交換使用すれば、交換時間は極めて短時間
で、従来から計画的に行なわれる浴中機器を交換作業時
間内での実施が可能で操業停止時間に与える影響もな
い。従って、本発明による操業コストの増分は極めてわ
ずかであり、製品品質向上と生産効率向上による効果が
はるかに大きい。さらに、ドロスがめっき金属浴底部に
残存堆積する量が微量となるので、めっき金属浴底部に
堆積したドロスを除去する必要がなくなり、従来人手を
多く要していたドロス除去作業が大幅に簡素化される効
果も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の一実施例を示す溶融亜鉛めっき装
置の構成を模式的に示す説明図。
【図2】第一の発明の一実施例を示す溶融亜鉛めっき装
置の作用を模式的に示す説明図。
【図3】第一の発明の他の実施例を示す溶融亜鉛めっき
装置の構成を模式的に示す説明図。
【図4】第一の発明の実験例に供した整流板の構成を模
式的に示す説明図。
【図5】第一の発明の他の実施例を示す溶融亜鉛めっき
装置の構成を模式的に示す説明図。
【図6】第一の発明のさらに他の実施例を示す溶融亜鉛
めっき装置の構成を模式的に示す説明図。
【図7】本発明者が実験に供した溶融亜鉛めっき水モデ
ル装置の説明図
【図8】同水モデル装置による実験結果を示す説明図。
【図9】従来の溶融亜鉛めっき装置の作用を模式的に示
す説明図。
【図10】第二の発明の一つの実施例の断面図。
【図11】第二の発明の実施例2の断面図。
【図12】はバケットの引き上げ方法を示す説明図で、
(a)は吊り上げられるバケットの拡大図,(b)はバ
ケットを吊り上げた状態を示す図。
【図13】従来の連続溶融めっき法を示す説明図。
【図14】特開平3−183751に開示された連続溶
融めっき装置の説明図。
【符号の説明】
1…溶融めっき浴槽、2…めっき液、3…鋼ストリッ
プ、4…案内ロール、5…ガスワイピングノズル、6…
整流板、7…バケット、7a…めっき液中の第一開口
部、7b…めっき液上の第二開口部、8…めっき液循環
ポンプ、12…スナウト、16…誘導加熱装置、21…
多孔質フィルター製蓋、22…蝶番、23,24…吊り
上げ治具、H…バケット底部の幅、h…第一開口部7a
の高さ、(a),(b)…鋼ストリップ供給方向、
(c)…溶融めっき液の吸引側、(d)…溶融めっき液
の吐き出し側。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩渕 正洋 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 小林 廣司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−41705(JP,A) 特開 平6−2097(JP,A) 特開 平4−337056(JP,A) 特開 平4−263052(JP,A) 特開 平4−232235(JP,A) 特開 平4−168253(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C23C 2/00 - 2/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状金属材を溶融めっき浴槽内に導入し、
    前記溶融めっき浴槽内に導入された帯状金属材を浴中ロ
    ールの回転により引上げる工程と、前記帯状金属材の導
    入により帯状金属材の導入位置と浴中ロールとの間に生
    じる随伴流及び浴中ロールの回転により生じる随伴流を
    帯状金属材から離反する方向へ導いて、ドロスを溶融め
    っき浴槽内の底部に案内する工程と、を具備した連続溶
    融めっき方法。
  2. 【請求項2】帯状金属材が導入される溶融めっき浴槽
    と、溶融めっき浴槽内に設けられ、回転して前記帯状金
    属材を溶融めっき浴槽から引上げる浴中ロールと、前記
    溶融めっき浴槽内に設けられた整流板とを具備し、この
    整流板は、前記帯状金属材の導入位置と浴中ロールとの
    間でかつ帯状金属材の下方の位置に、整流板の延長面
    が、前記帯状金属材の導入位置と浴中ロールとの間にお
    ける帯状金属材の進行方向と交差するような角度に設け
    られて、帯状金属材の導入により帯状金属材の導入位置
    と浴中ロールとの間に生じる随伴流及び浴中ロールの回
    転により生じる随伴流を帯状金属材から離反する方向へ
    導いて、ドロスを溶融めっき浴槽内の底部に案内するも
    のである連続溶融めっき装置。
  3. 【請求項3】 溶融めっき浴槽内の底部に案内されるド
    ロスを吸引する工程と、吸引されたドロスを連続溶融め
    っき液浴中に配置された容器中に蓄積する工程とを備え
    た請求項1に記載の連続溶融めっき方法。
  4. 【請求項4】 ドロスを蓄積した容器をめっき液浴外に
    引き上げてドロスを排出除去する工程と、めっき液浴内
    にドロスの無い容器を設置してドロスを吸引して蓄積す
    る工程とを間欠的に繰り返す請求項3に記載の連続溶融
    めっき方法。
  5. 【請求項5】 整流板により導かれたドロスを吸引する
    吸引装置と、めっき液浴中に配置され、前記吸引装置で
    吸引したドロスを蓄積する容器とを備えた請求項2に記
    載の連続溶融めっき装置。
JP657194A 1993-02-09 1994-01-25 連続溶融めっき方法及びその装置 Expired - Fee Related JP2842204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP657194A JP2842204B2 (ja) 1993-02-09 1994-01-25 連続溶融めっき方法及びその装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2095093 1993-02-09
JP5-20950 1993-02-09
JP657194A JP2842204B2 (ja) 1993-02-09 1994-01-25 連続溶融めっき方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06306556A JPH06306556A (ja) 1994-11-01
JP2842204B2 true JP2842204B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=26340754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP657194A Expired - Fee Related JP2842204B2 (ja) 1993-02-09 1994-01-25 連続溶融めっき方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842204B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5961285A (en) * 1996-06-19 1999-10-05 Ak Steel Corporation Method and apparatus for removing bottom dross from molten zinc during galvannealing or galvanizing
DE10330656A1 (de) 2003-07-08 2005-01-27 Sms Demag Ag Vorrichtung zur Schmelztauchbeschichtung eines Metallstranges
JP4973250B2 (ja) * 2007-03-12 2012-07-11 Jfeスチール株式会社 ボトムドロス汲み上げ装置およびボトムドロス汲み上げ具
JP5953902B2 (ja) * 2012-04-20 2016-07-20 Jfeスチール株式会社 溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06306556A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6426122B1 (en) Method for hot-dip galvanizing
SE445117B (sv) Sett och anordning for att kontinuerligt overdraga endast den ena sidan av ett stalband med en smelt overdragsmetall
JP2797910B2 (ja) 連続溶融めっき方法及びその方法に使用するドロス除去装置
JP4631913B2 (ja) 溶融亜鉛系めっき方法およびそのための装置
JP2842204B2 (ja) 連続溶融めっき方法及びその装置
JP3580241B2 (ja) 溶融亜鉛系めっき鋼板の製造装置
JP2959409B2 (ja) めっき浴のドロス除去装置
CN110629146A (zh) 一种超薄镀锌板的制备方法
JP4238457B2 (ja) 溶融金属めっき浴中のドロスの除去方法および溶融金属めっき装置
JPH0797669A (ja) 溶融金属めっき鋼板の製造方法と装置
JP2842214B2 (ja) 連続溶融めっき方法及びその装置
JP2928454B2 (ja) 連続溶融金属めっき装置
JP3017513B2 (ja) 鋼帯の連続溶融金属めっき装置
JP4487386B2 (ja) 鋼帯の溶融金属めっきにおけるめっき浴の清浄化方法および溶融金属めっき装置
JP2624075B2 (ja) 溶融金属めっき浴中異物の除去方法および装置
JP2797940B2 (ja) 溶融金属めっき装置
JPH04154948A (ja) 溶融亜鉛浴槽
JP3487240B2 (ja) 溶融金属めっき浴槽
JP4691821B2 (ja) 溶融亜鉛めっき方法および装置
JPH0452257A (ja) 溶融金属めっき装置
JPH0538044Y2 (ja)
JP2003231958A (ja) 溶融金属めっき鋼板の製造装置
JPH04247861A (ja) 連続溶融亜鉛メッキ方法および装置
JPH0610621Y2 (ja) 連続溶融メッキ装置
JPH10245665A (ja) 溶融亜鉛浴のドロス沈降分離促進装置および溶融亜鉛浴 の清浄化方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees