JP2840527B2 - ディスク演奏装置の帯電防止装置 - Google Patents

ディスク演奏装置の帯電防止装置

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JP2840527B2
JP2840527B2 JP16191593A JP16191593A JP2840527B2 JP 2840527 B2 JP2840527 B2 JP 2840527B2 JP 16191593 A JP16191593 A JP 16191593A JP 16191593 A JP16191593 A JP 16191593A JP 2840527 B2 JP2840527 B2 JP 2840527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報が記録された溝付
き又は光学式読取りディスクの様な円板状記録媒体(以
下、ディスクと呼ぶ)を複数枚収容し、所望のディスク
を演奏し、或いは外部に取り出して別のディスクと交換
できるディスク演奏装置の帯電防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】斯種、ディスク演奏装置として、図1
8、図19に示す如く、ベースシャーシ(600)上に回転
可能にディスク収容マガジン(610)を設け、マガジン(61
0)の回転移行路の外側に2つの演奏部(630)(630)及び1
つの投入・排出部(620)を設けたものが提案されている
(特開平4−57248号)。
【0003】また、ディスクを挟持し、且つディスク収
容マガジン(610)と演奏部(630)(630)及び投入・排出部
(620)との間でディスクを受け渡す搬送部材は、ディス
クを搬送する際、ディスクとの摩擦によって静電気を発
生すると共にディスクに静電気を帯電させる。更に、そ
の静電気はディスクを複数枚収容するマガジン内のデイ
スク保持溝に蓄積される。そして、静電気蓄積量が限界
に達しこれを越えると、その静電気は近接して配置され
る電子回路部材を通じて接地回路に自己放電すると共に
自己放電によるサージ電圧がIC等の電子回路に印加さ
れる。
【0004】一方、近年のIC(集積回路)は、電子技
術の高密度化に伴ない、IC内部素子のパターン間隔を
極めて小さく且つ複数の回路パターンに近接した構造で
形成されている。そのため、IC内部素子のpn接合部
等は、静電気を原因とするサージ電圧で比較的容易に破
壊される。
【0005】従って、静電気による装置故障を未然に防
止するため通常は、ディスク収容マガジン等に帯電した
静電気がIC等に放電しないよう接地回路を通じて除電
する方法、又は、静電気が帯電する部品或いは電子回路
に遮蔽を施して電子回路のIC等を保護する方法、若し
くは、部品を静電気の発生が生じにくい材料等にて構成
する方法等が一般に賞用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディスクを立
てた状態でディスク収容マガジンに収容し、該マガジン
とディスク投入・排出部及び演奏部との間でディスクを
受け渡すディスク演奏装置にあっては、ディスク収容マ
ガジン(610)に収容されたディスク及びディスク保持溝
に蓄積された静電気、また、ディスクをディスク収容マ
ガジン(610)との間で受け渡す際に発生しディスクに帯
電した静電気等によって生じるIC等の電子回路破壊、
及び、これによる装置の誤動作又は停止等の装置故障を
防止する技術的課題については、前記先行技術(特開平
4−57248号)には何ら開示されていない。
【0007】本発明は、上記課題を解決するため、ディ
スク収容マガジンに収容されたディスク及びディスク保
持溝に蓄積された静電気を除電でき、また、ディスクを
ディスク収容マガジンに収容する際、及びディスクをデ
ィスク収容マガジンと演奏部との間で受け渡す際、ディ
スクとディスク受け渡し用搬送ローラとの摩擦によって
生じる静電気を除電でき、以って装置の誤動作又は停止
等の装置故障を防止できるディスク演奏装置の帯電防止
装置を明らかにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、情報が記録されたディスクを立て
た状態で収容するマガジン(3)と該マガジンの近傍に設
けたディスク投入・排出部(4)及び演奏部(9)との間で
ディスクを受け渡し、演奏部(9)ではディスクをターン
テーブル(922)との間で回転自由に支持して演奏するデ
ィスク演奏装置に於いて、前記マガジン(3)のディスク
保持溝(31)に該ディスク保持溝の一部を貫通するスリッ
ト(32)を設け、該スリット及び前記ディスク保持溝(31)
にてディスクを支持するように構成し、前記マガジン
(3)底面の中央筒部(39)に嵌着され前記スリット(32)か
ら突出したディスクの外周縁に接する導電板(13)と、ベ
ースシャーシ(1)上に配設され前記導電板(13)を接触付
勢して接地回路に接続する弾性片(14)とを設け、前記導
電板(13)及び前記弾性片(14)を通じて前記マガジン(3)
に収容されたディスクの静電気を除電するように構成し
たことを特徴とするディスク演奏装置の帯電防止装置を
提供し、第2に、情報が記録されたディスクを立てた状
態で収容するマガジン(3)と該マガジンの近傍に設けた
ディスク投入・排出部(4)及び演奏部(9)との間でディ
スクを受け渡し、演奏部(9)ではディスクをターンテー
ブル(922)との間で回転自由に支持して演奏するディス
ク演奏装置に於いて、前記マガジン(3)と前記ディスク
投入・排出部(4)との間で該ディスク投入・排出部側に
てディスクを投入・排出可能な位置まで搬送する搬送ロ
ーラ(61)(62)を具えた第1の受渡し装置(6)と、前記マ
ガジン(3)と前記演奏部(9)との間で該演奏部側にてデ
ィスクを挟持可能な位置まで搬送する搬送ローラ(61a)
(62a)を具えた第2の受渡し装置(6a)とを具備し、前記
第1及び第2の受渡し装置(6)(6a)は前記搬送ローラ(6
1)(62)(61a)(62a)に導電性を有すると共に、該搬送ロー
ラのローラ支持部材(63)(64)、(63a)(64a)を介して接地
し、ディスク搬送中にディスクに帯電した静電気を除電
するように構成したことを特徴とするディスク演奏装置
の帯電防止装置を提供し、第3に、前記搬送ローラ(61)
(62)、(61a)(62a)のローラ部材は、シリコン系ゴムに数
%のカーボンを主成分とする所定量の導電性材料を含有
して形成したことを特徴とする請求項1に記載のディス
ク演奏装置の帯電防止装置を提供する。
【0009】
【作用及び効果】ディスク収容マガジン(3)のディスク
保持溝(31)内に蓄積された静電気は、マガジン(3)底面
のスリット(32)から突出したディスクの外周縁に接する
導電板(13)と導電板(13)に接触付勢する弾性片(14)を介
して接地回路に接続するようにしたので、ディスク収容
マガジンに収容されたディスク及びディスク保持溝に蓄
積された静電気を除電でき、また、搬送ローラのローラ
部材に導電性材料を含有しシリコン系ゴムの絶縁抵抗値
を下げると共にローラ支持部材を電気的に接地するよう
にしたので、ディスク搬送時に搬送ローラとディスクと
の間の摩擦によってディスクに発生する静電気がローラ
支持部材を介して除電でき、以って静電気に起因して生
じるIC等の電子回路破壊による装置の誤動作又は停止
等の装置故障が防止できる。
【0010】
【実施例】以下に、ディスク演奏装置について項目別に
説明する。メカニズムについては構成と共に作用効果を
含めて説明する。
【0011】「全体の概略」(図1、図2、図3、図8
参照) 実施例は、レーザを用いて音声信号を記録したディスク
の演奏装置であり、ディスクの2種類の規格寸法である
直径12cmと8cmの内、12cmディスク専用の演奏装置
であるが、これに限定されることはなく、各種円板状記
録媒体の演奏装置に実施できるのは勿論である。
【0012】ディスク演奏装置のベースシャーシ(1)に
はディスク収容マガジン(3)が水平面内で回転可能に配
備され、マガジン(3)の回転移行路の外側にディスク投
入・排出部(4)及びディスク演奏部(9)が設けられる。
【0013】ディスク投入・排出部(4)とディスク演奏
部(9)は、マガジン(3)の回転中心を中心にして135
度離れており、これは演奏装置全体を最もコンパクトに
構成するためである。
【0014】マガジン(3)は24枚のディスクDを放射
状に収容でき、ディスク投入・排出部(4)に設けたディ
スク受渡し装置(6)によって外部からマガジン(3)への
ディスクDの投入、マガジン(3)から外部へのディスク
の排出を行なう。
【0015】ディスクの投入、排出、演奏の選択、演奏
中止は図8に示す演奏装置のフロントパネル(2)に設け
たON−OFFボタン(22)、プレーボタン(23)、ストッ
プボタン(24)、開/閉ボタン(25)、テンキー(26)を操作
することによって行ない、例えば、演奏するディスクを
使用者が選択すれば、マガジン(3)が回転し、該ディス
クをディスク演奏部(9)に搬送し、演奏側ディスク受渡
し装置(6a)によってディスク演奏部(9)にディスクを送
り出す。
【0016】演奏が終了すれば、ディスクをマガジン
(3)の元の位置に戻す。
【0017】図2のM1〜M7は以下の各メカニズムを作
動させる駆動モータ、SW1〜SW8はメカニズムの動
作、終了等の位置を検出するスイッチ、SE1〜SE8は
ディスクサイズ及びディスクの通過を判別するセンサ
ー、SE9はマガジンの回転角度を検出するためのセン
サーであり、夫々概略配置位置を示している。
【0018】「マガジン(3)」(図3、図4、図5参照) マガジン(3)は、合成樹脂の射出成形により厚手の略円
盤体に形成され、中央に設けた筒部(39)がベースシャー
シ(1)に突設したマガジン支持柱(10)に回転自由に嵌ま
っている。
【0019】マガジン(3)の上面に24条のディスク保
持溝(31)が等間隔に略放射状に開設され、各保持溝(31)
の先端はマガジン(3)の外周壁の側方に開口し、基端は
上記中央筒部(39)に突き当っている。
【0020】マガジン(3)の上面には各ディスク保持溝
(31)の隣りにNo.1〜No.24までの溝番号が反時計方
向に順に付してある。
【0021】又、ディスク保持溝(31)は全長に亘って溝
底側及びマガジン(3)の回転中心側へ徐々に狭まってお
り、溝底の幅は全長に亘ってディスクの厚みよりも僅か
大きく形成されている。
【0022】図4はマガジン(3)を裏側から見た状態を
示しているが、ディスク保持溝(31)は部分的にマガジン
(3)の底面に貫通してスリット(32)を形成し、ディスク
保持溝(31)に嵌まったディスクDの一部が底部スリット
(32)から突出する。
【0023】また、マガジン(3)の底部には、中央筒部
(39)の下端より嵌入され、底部スリット(32)から突出す
るディスクの外周縁部に接触してディスクDに帯電した
静電気を除電する円板状の導電板(13)が取付けられる。
【0024】そして、図3に示す如く、導電板(13)は、
ベースシャーシ(1)上に取付けられる。そして、導電板
(13)は、バネの復帰力にて導電板(13)に摺接し常時上方
向に付勢する弾性片(14)、接続用リード(16)及び端子(1
7)を介して接地回路、例えば、機械制御系電子回路(15)
の接地回路(15a)に接続している。
【0025】通常、ディスクに帯電した静電気は、上記
ディスク及びディスク保持溝(31)に蓄積され、その静電
気蓄積量が限界に達しこれを越えると、その静電気はデ
ィスク及びマガジン(3)の近傍に配置される電子回路部
材を通じて接地回路に自己放電する。該自己放電によっ
て電子回路部材、とりわけIC(集積回路)等の電子回
路にサージ電圧が印加される。そして、該サージ電圧は
IC内部素子のpn接合部等を破壊し、装置の誤動作又
は停止等の装置故障を招く。
【0026】このことから、上記弾性片(14)を機構制御
回路系の接地回路に接続することにより、マガジン(3)
に収容されたディスク及びマガジン(3)のディスク保持
溝(31)に蓄積された静電気は、導電板(13)と弾性片(14)
を通じて放電され、以って、ディスク及びディスク保持
溝(31)に帯電した静電気を除電することができる。
【0027】図4の如く、マガジン(3)の底には、回転
駆動用の環状歯面(33)と環状リブ(34)が同心に形成さ
れ、又、マガジン(3)の回転位置を判別するための当り
板(35)が設けられている。
【0028】マガジン(3)は上記環状リブ(34)が、図5
に示す如く、ベースシャーシ(1)上にてマガジン支持柱
(10)と同心の仮想円上に配備された複数の受けローラ(1
2)に載って高さ方向の位置決めがなされ、前記中央筒部
(39)が支持柱(10)に嵌まって横方向の動きが止められて
いる。
【0029】図5に示す如く、マガジン(3)は2つの2
段歯車(310)(320)を介してマガジン回転用モータ(M3)
に連繋される。
【0030】前記マガジン(3)の環状歯面(33)に噛合す
る小歯車(330)を具えた2段歯車(320)の大歯車の外周部
には、直径線上の対向位置に2つの貫通孔(340)(340)が
開設されている。
【0031】ベースシャーシ(1)には2段歯車(320)の
大歯車を上下から部分的に挟む様にカウントセンサー
(SE9)が設けられ、カウントセンサー(SE9)は前記貫
通孔(340)の通過をカウントする。
【0032】2段歯車(320)が1/2回転すればマガジ
ン(3)が15度即ち、ディスク保持溝(31)の1ピッチ分
だけ回転する。
【0033】図5に示す如く、ベースシャーシ(1)上に
は前記マガジン(3)の当り板(35)の回転移行路に接近し
てレバー(37)が軸(37a)を中心に一定の範囲で回動可能
に配備されている。レバー(37)は一方の自由端が当り板
(35)に形成された山部(36)の回転移行路に臨出する様に
バネ(38)によって付勢され、レバー(37)の回転移行路に
は検出スイッチ(SW5)が配備されている。
【0034】レバー(37)が当り板(35)の山部(36)に当っ
て回動し、検出スイッチ(SW5)を働かせたとき、マガ
ジン(3)のNo.1のディスク保持溝(31)が後記するディ
スク投入・排出部(4)に対向する様に、当り板(35)のマ
ガジン(3)に対する取付け位置が決められている。
【0035】No.1のディスク保持溝(31)がディスク投
入・排出部(4)に達したとき、前記マガジン駆動用の2
段歯車(320)に開設した2つの貫通孔(340)(340)の内、
一方の貫通孔(340)はカウントセンサー(SE9)の位置に
対応する。
【0036】ディスクNo.1の位置検出スイッチ(SW
5)とカウントセンサー(SE9)が同時に働いた時、No.
1ディスク保持溝(31)がディスク投入・排出部(4)に位
置していることを検出する。
【0037】「ディスク上部ガイド部材(5)」(図1、
図3、図6、図7参照) 上記マガジン(3)の上方に、マガジン(3)に収容された
ディスク群の上部をガイドするガイド部材(5)が配備さ
れる。
【0038】ガイド部材(5)は、中央部及び外周部に下
向きに複数の脚片(50)(51)を突設し、中央部の脚片(50)
は、前記マガジン(3)の中央筒部(39)を貫通した支持柱
(10)の上部に嵌まり、外周の各脚片(51)は、ベースシャ
ーシ(1)に突設したガイド部材支持柱(11)に嵌まって支
持され、ガイド部材(5)は回転しない。
【0039】図7はガイド部材(5)を天地逆にした斜面
図であるが、中央の脚片(50)を囲んで環状溝状のガイド
面(52)が形成され、中央脚片(50)を中心とする半径方向
に切断したガイド面(52)の断面形状はディスクの外周曲
率に略一致している。
【0040】従って、前記マガジン(3)に収容されたデ
ィスクDに対してガイド部材(5)のガイド面(52)がディ
スクの上部に接近して被さり、ディスクを収容した状態
で演奏装置を移動あるいは逆さにしても、マガジンから
ディスクが脱出することはない。
【0041】図7に示す如く、ガイド部材(5)の環状溝
状のガイド面(52)には、中央脚片(50)を中心に、ディス
ク投入・排出部(4)と演奏部(9)との成す角度と同じく
135度の間隔を存して2本のガイド溝(53)(54)がガイ
ド部材(5)の半径方向に向けて開設され、両ガイド溝(5
3)(54)はガイド部材(5)の側縁に開口している。
【0042】上記ガイド溝(53)(54)は、ディスク投入・
排出部(4)及び演奏部(9)の位置に対応し、その位置で
のディスクのマガジン(3)への受け渡しを許容する。
【0043】又、ガイド部材(5)には外周部から中央脚
片(50)側に略三角形の切欠き部(55)が設けられ、該切欠
き部に着脱可能に蓋(56)が取付けられる。
【0044】蓋(56)の内面には前記ガイド面(52)に連続
するガイド面(52a)が形成されている。
【0045】「ディスク投入・排出部(4)」(図2、図
6、図8〜図10参照) 図8の如く、前記フロントパネル(2)の中央にディスク
を出し入れするディスク投入・排出用スリット(21)が縦
方向に開設されている。
【0046】フロントパネル(2)のスリット(21)の後方
に該スリットを開閉する回転扉(41)が配備され、図2の
如く、回転扉(41)の後方に挿入案内部材(500)、更にそ
の後方にマガジン(3)へのディスク受渡し装置(6)が配
備されて、ディスク投入・排出部(4)を構成している。
【0047】回転扉(41)は、上下の端板の中央に突設し
た軸(44)(44)が、フロントパネル(2)の裏面に突設した
リブ(図示せず)に回転自由に支持され、図9に示す如
く、通常は円弧壁板(43)をフロントパネル(2)のスリッ
ト(21)に向けて該スリット(21)を塞いでおり、ディスク
の投入・排出の際は、後記する扉開閉駆動装置(400)に
よって時計方向に約60度回転駆動され、回転扉(41)の
スリット(42)の向きをフロントパネル(2)のスリット(2
1)に一致させる。
【0048】図9に示す如く、回転扉(41)の上端にフッ
ク(45)が突設され、該フックには、常時扉を閉じ方向に
回転付勢する付勢力の弱いバネ(47)及び扉開閉駆動装置
(400)が連繋される。
【0049】扉開閉駆動装置(400)は、フロントパネル
(2)に沿って水平にスライドするスライダー(410)にト
ーションバネ(440)を具え、該バネの一端を回転扉(41)
のフック(45)に当接可能に延ばしている。
【0050】スライダー(410)はスライド方向にラック
面(420)が形成され、該ラック面(420)にピニオン(450)
が噛合している。
【0051】図6に示す如く、上記スライダー(410)及
びピニオン(450)は前記ディスク上部ガイド部材(5)上
に配備されている。該ガイド部材(5)には扉開閉用モー
タ(M1)が取付けられ、該モータ(M1)によってピニオン
(450)が回転駆動され、スライダー(410)がスライドす
る。
【0052】スライダー(410)の移行路に沿って扉全閉
検出スイッチ(SW1)及び扉全開検出スイッチ(SW2)が
配備され、スライダー(410)が回転扉を全閉させる位置
までスライドすれば、スライダー(410)に設けた突部(43
0)が扉全閉検出スイッチ(SW1)を動作させて扉開閉モ
ータ(M1)を停止させ、又、スライダー(410)が回転扉を
全開させる位置までスライドすれば、突部(430)が扉全
開検出スイッチ(SW2)を動作させて扉開閉モータ(M1)
を停止させる。
【0053】又、フロントパネル(2)の裏面には、前記
回転扉(41)のフック(45)に当って回転扉(41)の全開状態
を検出するディスク噛み込み検出スイッチ(SW3)が配
備されている。
【0054】回転扉(41)に接近して回転扉(41)の後方に
挿入案内部材(500)が、ベースシャーシ(1)とディスク
上部ガイド部材(5)とに跨がって固定配備される。
【0055】挿入案内部材(500)は、図10に示す如
く、2枚の板部材(520)(530)の上端間を端板(540)(540)
で繋ぎ、板部材(520)(530)間に前記回転扉(41)のスリッ
ト(21)と同様にしてディスクの記録面に擦れることのな
い形状のディスク挿入案内口(510)を形成している。
【0056】上記板部材(520)(530)には対向位置に夫々
4箇所の貫通切欠き(550)が開設され、該貫通切欠き
は、後記するディスクの大きさを検出する6つのセンサ
ー(SE1)〜(SE6)の内、第1センサー(SE1)から第
4センサー(SE4)の配置位置に対応して開設され、セ
ンサー光の通過を許す。
【0057】「ディスク受渡し装置(6)」(図2、図1
0、図11、図12参照) 上記挿入案内部材(500)の後方に受渡し装置(6)が配備
される。
【0058】受渡し装置(6)は、挿入案内部材(500)に
接近して配備されディスクDを挟んで搬送する一対のロ
ーラ(61)(62)と、ローラ(61)(62)の後方にてベースシャ
ーシ(1)上にスライド可能に配備されマガジン(3)上の
ディスクDをローラ(61)(62)側に蹴り出す蹴り出し部材
(7)とで構成される。
【0059】図10に示す如く、2つのローラ(61)(62)
は、互いに上下端の中央に突設した軸(601)(602)がロー
ラ支持部材(63)(64)に回転自由に支持され、該ローラ支
持部材(63)(64)はベースシャーシ(1)とディスク上部ガ
イド部材(5)との間に跨がって固定されている。
【0060】また、2つのローラ(61)(62)は、そのロー
ラ部材をシリコン系ゴムに数%のカーボンを主成分とす
る所定量の導電性材料を含有して形成され、導電性材料
を含有しないローラ部材に比べ絶縁抵抗値を略半減して
いる。
【0061】そして、該2つのローラ(61)(62)は、ロー
ラ支持部材(63)(64)、接続用リード(18)及び端子(19)を
介して接地回路、例えば、機械制御系電子回路(15)の接
地回路(15a)に接続している。
【0062】これにより、マガジン(3)とディスク投入
・排出部(4)との間でディスクを搬送する際、ディスク
搬送中にディスクに帯電した静電気は、ローラ支持部材
(63)(64)を通じて放電され、以って、ディスクに帯電し
た静電気を除電することができる。
【0063】図10に於て左側のローラ(61)は、挿入案
内部材(500)の挿入案内口(510)の幅中心を通過するディ
スクの面に接する定位置に保持され、下端に回転駆動用
歯車(67)が取付けられている。
【0064】他方のローラ(62)は、上下端の軸(602)が
ローラ支持部材(64)の上端の切欠き部(65)に相手ローラ
(61)に接近離間可能に余裕のある状態に嵌まっており、
バネ(66)によって相手ローラ(61)に付勢され、2つのロ
ーラは常時接触している。
【0065】上記ローラ支持部材(64)の切欠き部(65)の
側方開口幅は軸(602)の径よりも狭くなって、ローラ軸
(602)の脱出を防止している。
【0066】図11の如く、蹴り出し部材(7)はベース
シャーシ(1)上にてマガジン支持用の支持柱(10)側から
ローラ(61)(62)間に向けてスライド可能に配備され、後
端にはマガジン(3)の底部スリット(32)に侵入してディ
スクをローラ(61)(62)側に蹴り出す押し片(71)が上向き
に突設され、前部にスライド方向と直交する方向にガイ
ド長孔(72)が開設されている。
【0067】上記定位ローラ(61)及び蹴り出し部材(7)
に共通の駆動装置(705)が連繋される。
【0068】駆動装置(705)は、図12に示す如く、ベ
ースシャーシ(1)上に取付けた投入・排出側ローディン
グモータ(M2)に歯車列(700)を連繋し、歯車列(700)の
下流側の二段歯車(730)の大型歯車(710)に定位ローラ(6
1)下端の歯車(67)を噛合し、二段歯車(730)の小型歯車
(720)に中間歯車(740)を介して制御歯車(73)を噛合し、
制御歯車(73)に突設した軸(77)を蹴り出し部材(7)のガ
イド長孔(72)にスライド可能に嵌めている。上記駆動装
置(705)に限らず本実施例のメカニズムに使用される歯
車は全て合成樹脂にて形成されている。
【0069】「演奏部側受渡し装置(6a)」(図2、図1
1、図13、図14参照) 演奏部(9)に対応して、マガジン(3)内のディスクを演
奏部(9)に、或いは演奏部(9)のディスクをマガジン
(3)に受け渡すディスク受渡し装置(6a)が配備される。
【0070】演奏部側ディスク受渡し装置(6a)は、前記
ディスク投入・排出部(4)側のディスク受渡し装置(6)
と同様にして、ベースシャーシ(1)上をスライドしてマ
ガジン(3)上のディスクを蹴り出す蹴り出し部材(7a)、
ディスクを挟んで搬送する一対の搬送用回転ローラ(61
a)(62a)、蹴り出し部材(7a)及びローラ(61a)を歯車列(7
00a)を介して駆動する演奏側ローディングモータ(M
4)、蹴り出し部材(7a)と歯車列(700a)との間に配備され
た中間歯車(740a)、制御歯車(73a)及び中間歯車(740a)
の下面に取付けられた掛け外しプレート(750a)等から構
成されている。
【0071】演奏側の受渡し装置(6a)とディスク投入・
排出部側の受渡し装置(6)との相違点は、ディスク投入
・排出部(4)の受渡し装置(6)のローラ(61)(62)の内、
駆動側のローラ(61)は定位置から移動せず、他方のロー
ラ(62)のみが移動して、ディスクを挟圧し、或いは挟圧
解除を行なうが、演奏部(9)側の受渡し装置(6a)のロー
ラ(61a)(62a)は、両ローラ(61a)(62a)がディスクの受渡
し移行路に対して接近離間して、ディスクを挟圧或いは
挟圧解除する点である。
【0072】ローラ(61a)(62a)の上下端を回転自由に支
持する2つのローラ支持部材(63a)(64a)は、ベースシャ
ーシ(1)とディスク上部ガイド部材(5)との間の定位置
にて回動可能に支持されている。
【0073】また、2つのローラ(61a)(62a)は、前記デ
ィスク投入・排出部(4)側の2つのローラ(61)(62)と同
様にして、そのローラ部材をシリコン系ゴムに数%のカ
ーボンを主成分とする所定量の導電性材料を含有して形
成され、導電性材料を含有しないローラ部材に比べ絶縁
抵抗値を略半減している。
【0074】そして、該2つのローラ(61a)(62a)は、ロ
ーラ支持部材(63a)(64a)、接続用リード(20)及び端子(2
1)を介して接地回路、例えば、機械制御系電子回路(15)
の接地回路(15a)に接続している。構制御系電子回路の
接地回路(図示省略する)に接続している。
【0075】これにより、マガジン(3)と演奏部(9)と
の間でディスクを搬送する際、ディスク搬送中にディス
クに帯電した静電気は、ローラ支持部材(63a)(64a)を通
じて放電され、以って、ディスクに帯電した静電気を除
電することができる。
【0076】下端に駆動用歯車(67a)を具えたローラ(61
a)は、該歯車(67a)が噛合している歯車列(700a)の下流
端の歯車(710a)に噛み合ったまま、ローラ支持部材(63
a)の回動に応じて歯車(710a)の回りを公転する。
【0077】2つのローラ支持部材(63a)(64a)は、夫々
バネ(60)(60)によってローラ(61a)(62a)どうしを互いに
押圧する方向に付勢されている。
【0078】両ローラ(61a)(62a)の下端中心から突出し
た軸(68)(69)は、ベースシャーシ(1)上に配備されたス
ライド板(8)の内端側に開設したローラ開閉用カム溝(8
1)(82)に嵌まっている。スライド板(8)は蹴り出し部材
(7a)のスライド移行路の延長上をスライドする。
【0079】図14の如く、スライド板(8)には、更に
後記するヘッド側開閉用カム溝(83)(83)及びクランパー
側開閉用カム溝(85)が開設され、スライド方向の一側縁
にラック面(88)が形成されている。
【0080】ローラ開閉兼用のディスククランプ用モー
タ(M5)が連繋された歯車列(80)の下流端の歯車(84)が
スライド板(8)のラック面(88)に噛合している。
【0081】「ディスク演奏部(9)」(図2、図13〜
図17参照) ディスク演奏部(9)は、マガジン(3)から供給されたデ
ィスクを収容するディスク収容ケース(91)と、該ケース
の両側に互いに接近離間可能に配備されケース内のディ
スクを回転自由にクランプするヘッド取付け体(92)及び
クランパー(93)とで構成される。
【0082】図15に示す如く、ディスク収容ケース(9
1)は、ディスク侵入側を除く3辺に周板(910)を突設し
た板部材(912)と板部材(913)を接合して、ディスク侵入
側が開口した扁平縦長に形成される。
【0083】ケース(91)は、ローラ(61a)(62a)に接近し
て開口をローラ間に向け、前記スライド板(8)のスライ
ド移行路の上方に位置してベースシャーシ(1)に固定さ
れている。
【0084】ケース(91)の両板部材(912)(913)には、下
記のヘッド取付け体(92)上のターンテーブル(922)、ク
ランパー(93)の円板(933)が侵入可能な切欠き(914)(91
5)が開設されている。
【0085】ヘッド取付け体(92)は、図17に示す如
く、ディスクを回転駆動するターンテーブル(922)、タ
ーンテーブル(922)を回転駆動するディスク回転用モー
タ(M6)、読取りヘッドを具えたヘッド取付け台(923)、
ヘッド取付け台(923)をラックとピニオンを介して水平
方向に駆動するヘッドスライド用モータ(M7)を具えて
いる。
【0086】ヘッド取付け体(92)は、上端両側に突設し
た枢軸(921)(921)が、ディスク収容ケース(91)の上部に
回転自由に支持されている。
【0087】ヘッド取付け体(92)の下端に、2本の脚軸
(924)(924)が突設され、該脚軸(924)は前記スライド板
(8)に開設されたヘッド側開閉用カム溝(83)(83)にスラ
イド可能に嵌まっている。
【0088】クランパー(93)はディスク収容ケース(91)
の下端に枢軸(931)(931)により揺動可能に支持された枠
体(932)に、前記ターンテーブル(922)との対応位置にマ
グネットを内蔵した円板(933)を少し余裕の有る状態に
嵌めて構成される。
【0089】枠体(932)の下端には脚軸(934)が突設さ
れ、該脚軸(934)はスライド板(8)に開設したクランパ
ー側開閉用カム溝(85)にスライド可能に嵌まっている。
【0090】ディスクDをクランプしてからの演奏動作
については公知であるので説明は省略する。
【0091】スライド板(8)の上記カム溝(83)(83)(85)
及びローラ開閉用カム溝(81)(82)による、ローラ(61a)
(62a)の開閉と、ターンテーブル(922)とクランパー(93)
によるディスクのクランプのタイミングは、ローラ(61
a)(62a)がディスクDをディスク収容ケース(91)に送り
出し、ターンテーブル(922)とクランパー(93)によるデ
ィスクのクランプが完了してから、ローラ(61a)(62a)が
開いてディスクの挟圧を開放し、演奏が終了してディス
クDを演奏部(9)からマガジン(3)に戻す際には、ロー
ラ(61a)(62a)が閉じてディスクを挟んでから、次にター
ンテーブル(922)とクランパー(93)によるディスクDの
クランプが解除される様に、タイミングが設定されてい
る。即ち、ディスクの受け渡しに際して、ディスクは、
ローラ(61a)(62a)或いはターンテーブル(922)とクラン
パー(93)によって常時両面から押圧保持されているた
め、ディスクの受け渡し中に、演奏装置を持上げる等に
よって演奏装置が傾く自体が生じても、ディスクの受け
渡しを確実に行なうことができる。
【0092】又、前記受渡し装置(6a)のローラ(61a)(62
a)間にディスクが嵌まり込んだ状態でディスクの演奏が
行なわれるが、このとき両ローラは、ディスクの受け渡
し移行路から離れてディスクには接触せず、ディスクの
回転には支障はない。
【0093】図17の如く、スライド板(8)の移行路に
沿ってクランプ完了スイッチ(SW7)及びクランプ解除
スイッチ(SW8)が配備される。
【0094】ディスクをクランプ完了する時点まで、ス
ライド板(8)がマガジン(3)側に前進した時、スライド
板(8)上の突片(89)をクランプ完了スイッチ(SW7)が
検出してクランプ用モータ(M5)を停止させる。
【0095】ディスクのクランプを解除する時点まで、
スライド板(8)が後退した時点で、クランプ解除スイッ
チ(SW8)が突片(89)を検出してクランプ用モータ(M5)
を停止させる。
【0096】前記した様に、ディスクの演奏は、演奏中
のディスクの一部をマガジン(3)内に嵌めた状態で行な
うため、ディスクDをマガジン(3)から完全に脱出させ
た状態にて演奏する演奏装置に比べて、装置の小型化に
寄与できる。
【0097】「フロントパネル及びボタン操作」(図
2、図8参照) 図8に示す如く、フロントパネル(2)には、中央にディ
スク投入・排出用スリット(21)、左上に表示部(28)、右
上に見通し窓(29)、更にON−OFFボタン(22)、プレ
ーボタン(23)、ストップボタン(24)、開/閉ボタン(2
5)、0〜9までナンバーを付した10個のキーボタンか
らなるテンキー(26)を具えている。
【0098】表示部(28)には、演奏装置のモードに応じ
て各種の表示がなされる。
【0099】見通し窓(29)は、マガジン(3)の上のディ
スクの収容状態、回転状況を見通すためのものであり、
装置の内部に設けた照明ランプ(図示せず)によってディ
スクが虹色に輝き、装飾的に優れた効果を得ることがで
きる。
【0100】本発明は、上記実施例の構成に限定される
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク演奏装置の概略斜面図である。
【図2】ディスク演奏装置の概略平面図である。
【図3】ベースシャーシとマガジンの斜面図である。
【図4】マガジンの底側の斜面図である。
【図5】マガジンの回転及び位置決め停止装置の概略説
明図である。
【図6】ディスク上部ガイド部材の斜面図である。
【図7】ディスク上部ガイド部材の底側の斜面図であ
る。
【図8】フロントパネルの斜面図である。
【図9】回転扉の駆動部の斜面図である。
【図10】ディスク受渡し装置の斜面図である。
【図11】ベースシャーシと蹴り出し部材の斜面図であ
る。
【図12】スライド部材の駆動系の斜面図である。
【図13】演奏部側受渡し装置の斜面図である。
【図14】演奏部の斜面図である。
【図15】ディスク収容ケース及びクランパーの分解斜
面図である。
【図16】ヘッド取付け体の斜面図である。
【図17】ヘッド取付け体の背面側の斜面図である。
【図18】従来例の斜面図である。
【図19】従来例の断面図である。
【符号の説明】
(1) ベースシャーシ (3) マガジン (4) ディスク投入・排出部 (6) 第1の受渡し装置(ディスク投入・排出部側) (6a) 第2の受渡し装置(演奏部側) (9) 演奏部 (13) 導電板 (14) 弾性片 (31) ディスク保持溝 (32) スリット (39) 中央筒部 (61) 搬送ローラ(ディスク投入・排出部側) (62) 搬送ローラ(ディスク投入・排出部側) (61a) 搬送ローラ(演奏部側) (62a) 搬送ローラ(演奏部側) (63) ローラ支持部材(ディスク投入・排出部側) (64) ローラ支持部材(ディスク投入・排出部側) (63a) ローラ支持部材(演奏部側) (64a) ローラ支持部材(演奏部側) (922) ターンテーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録されたディスクを立てた状態
    で収容するマガジン(3)と該マガジンの近傍に設けたデ
    ィスク投入・排出部(4)及び演奏部(9)との間でディス
    クを受け渡し、演奏部(9)ではディスクをターンテーブ
    ル(922)との間で回転自由に支持して演奏するディスク
    演奏装置に於いて、 前記マガジン(3)のディスク保持溝(31)に該ディスク保
    持溝の一部を貫通するスリット(32)を設け、該スリット
    及び前記ディスク保持溝(31)にてディスクを支持するよ
    うに構成し、 前記マガジン(3)底面の中央筒部(39)に嵌着され前記ス
    リット(32)から突出したディスクの外周縁に接する導電
    板(13)と、ベースシャーシ(1)上に配設され前記導電板
    (13)を接触付勢して接地回路に接続する弾性片(14)とを
    設け、 前記導電板(13)及び前記弾性片(14)を通じて前記マガジ
    ン(3)に収容されたディスクの静電気を除電するように
    構成したことを特徴とするディスク演奏装置の帯電防止
    装置。
  2. 【請求項2】 情報が記録されたディスクを立てた状態
    で収容するマガジン(3)と該マガジンの近傍に設けたデ
    ィスク投入・排出部(4)及び演奏部(9)との間でディス
    クを受け渡し、演奏部(9)ではディスクをターンテーブ
    ル(922)との間で回転自由に支持して演奏するディスク
    演奏装置に於いて、 前記マガジン(3)と前記ディスク投入・排出部(4)との
    間で該ディスク投入・排出部側にてディスクを投入・排
    出可能な位置まで搬送する搬送ローラ(61)(62)を具えた
    第1の受渡し装置(6)と、 前記マガジン(3)と前記演奏部(9)との間で該演奏部側
    にてディスクを挟持可能な位置まで搬送する搬送ローラ
    (61a)(62a)を具えた第2の受渡し装置(6a)とを具備し、 前記第1及び第2の受渡し装置(6)(6a)は前記搬送ロー
    ラ(61)(62)(61a)(62a)に導電性を有すると共に、該搬送
    ローラのローラ支持部材(63)(64)、(63a)(64a)を介して
    接地し、ディスク搬送中にディスクに帯電した静電気を
    除電するように構成したことを特徴とするディスク演奏
    装置の帯電防止装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送ローラ(61)(62)、(61a)(62a)の
    ローラ部材は、シリコン系ゴムに数%のカーボンを主成
    分とする所定量の導電性材料を含有して形成したことを
    特徴とする請求項2に記載のディスク演奏装置の帯電防
    止装置。
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