JP2838854B2 - 車両安全装置の制御システム - Google Patents

車両安全装置の制御システム

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JP2838854B2
JP2838854B2 JP3039448A JP3944891A JP2838854B2 JP 2838854 B2 JP2838854 B2 JP 2838854B2 JP 3039448 A JP3039448 A JP 3039448A JP 3944891 A JP3944891 A JP 3944891A JP 2838854 B2 JP2838854 B2 JP 2838854B2
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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバック等の車両安
全装置のための制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2ー5371号に開示されている
ように、エアバック等の車両安全装置を制御するシステ
ムは、加速度検出手段と、加速度検出手段からの減速度
信号に基づき車両衝突の有無を判定する衝突判定手段
と、スキブを組み込んだ駆動回路とを基本構成として備
えている。駆動回路は、スキブと直列に接続されたトラ
ンジスタ(メインスイッチング手段)を備えている。衝
突判定手段は、衝突であると判定した時に駆動回路のト
ランジスタにオン指令信号を送ってトランジスタをオン
にし、スキブを点火してエアバックを膨張させることに
より乗員の安全を図る。
【0003】上記制御システムでは、高精度の衝突判定
を行うためにマイクロコンピュータを用いており、マイ
クロコンピュータの暴走に対して配慮する必要がある。
マイクロコンピュータが暴走すると、実際に衝突が起き
ていないにも拘わらずオン指令信号が出力される可能性
があり、エアバックが誤作動してしまうからである。そ
のため、セーフィングスイッチを用いている。このセー
フィングスイッチは、衝突時の慣性力でオンするもので
あり、上記トランジスタおよびスキブと直列に接続され
ている。実際に衝突が起きていない時には、このセーフ
ィングスイッチがオフになっているから、上述したよう
なマイクロコンピュータの暴走でトランジスタがオンに
なってもスキブに電流が流れず、エアバックの誤作動を
防止することができる。上記制御システムでは、セーフ
ィングスイッチが正常かどうかを確認する手段が装備さ
れていない。そのため、セーフィングスイッチがオフの
まま故障していると、マイクロコンピュータが正常に作
動して衝突と判定しトランジスタをオンさせても、スキ
ブに電流が供給されずエアバックが膨張しない。また、
セーフィングスイッチがオンのまま故障していると、マ
イクロコンピュータの暴走時にエアバックの誤作動を防
止することができない。
【0004】セーフィングスイッチは、例えばリードス
イッチと、走行方向に沿って移動可能な永久磁石と、こ
の永久磁石を走行方向と反対方向に付勢するスプリング
とを備えている。衝突時には永久磁石がスプリングに抗
して移動することにより、リードスイッチがオンにな
る。このようなセーフィングスイッチの故障を検出する
手段は公知である。詳述すると、永久磁石の近くには電
磁石が装備されている。電磁石の駆動回路にはテストパ
ルス出力手段からテストパルスが供給され、これにより
電磁石に励磁力が生じ、この励磁力で永久磁石が一時的
にスプリングに抗して移動され、リードスイッチをオン
にする。故障判定手段はこのテストパルスに応答してリ
ードスイッチがオンになった時には正常であると判断
し、否の場合には故障であると判断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
してセーフィングスイッチが正常か否かを確認する場合
には、電磁石を必要とするためセーフィングスイッチが
大型になる。また、電磁石のコアが磁化され、このコア
と永久磁石との間の反発力または吸引力の影響により、
永久磁石の動特性が微妙に変化する可能性がある。さら
に、上記テストは永久磁石の実際の移動とセーフィング
スイッチの実際のオン動作を伴うため、このオン時にマ
イクロコンピュータが暴走してトランジスタをオンにす
ることによりエアバックが膨張する可能性がある。な
お、特開昭63ー241467号には、加速度センシン
グ回路のピエゾ素子にテストパルスを供給してその故障
を検出する手段が開示されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる制御シス
テムは、図1に示すように、車両安全装置1のための駆
動回路2を備えている。この駆動回路2は、車両安全装
置に直列接続されたメインスイッチング手段2aと、セ
ーフィングスイッチ2bとを有している。セーフィング
スイッチ2bは車両衝突時の慣性力でオンするものであ
り、その一端は接地されている。両者がともにオンの時
に車両安全装置1が作動する。制御システムはさらに、
車両の減速度を検出する加速度検出手段3と、加速度検
出手段3からの減速度信号に基づき衝突の有無を判定
し、衝突であると判断した時に上記メインスイッチング
手段2aにオン指令信号を出力する衝突判定手段4を備
えている。本発明の制御システムは上記基本的構成の他
に、次の構成を備えたことを特徴とする。すなわち、高
電圧発生用のインダクタンス5と、このインダクタンス
5への電流供給を制御する補助スイッチング手段6を備
えている。インダクタンス5の一端はバッテリに接続さ
れ、他端はセーフィングスイッチ2bのグランドとは反
対側の端に接続されている。さらに、テストパルス出力
手段7と故障判定手段8とを備えている。テストパルス
出力手段7は、上記補助スイッチング手段6にテストパ
ルスを出力してこれをオンすることにより、上記インダ
クタンス5に電流を供給し、テストパルスの終了時点に
対応する電流供給停止時にインダクタンス5に逆起電圧
を発生させる。故障判定手段8は、上記インダクタンス
5の逆起電圧がセーフィングスイッチ2bに印加された
時に、セーフィングスイッチ2bに放電による微小電流
が流れるか否かを判定し、微小電流が流れない場合には
セーフィングスイッチ2bが故障したものと判定する。
【0007】
【作用】インダクタンス5の逆起電圧によりセーフィン
グスイッチ2bに放電を生ぜしめ、その時に流れる微小
電流を検出することにより、セーフィングスイッチ2b
が正常か故障かを判定するため、電磁石等の構成要素を
必要とせず、セーフィングスイッチ2bを小型にするこ
とができる。また、セーフィングスイッチ2bの通常の
動作特性に影響を与えることもない。さらに、セーフィ
ングスイッチのテストは実際のオン動作を伴わないか
ら、テスト中に誤ってメインスイッチング手段2aが閉
じられても、セーフィングスイッチ2bに大きな電流が
流れず、車両安全装置1の誤作動を防止することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2〜図5を参照し
て説明する。図2はエアバック(車両安全装置)のスキ
ブ10を制御する制御システムの概略を示している。制
御システムは、車両の加速度,減速度を検出する加速度
センシング回路20(加速度検出手段)と、マイクロコ
ンピュータ30と、スキブ10のための駆動回路40を
基本構成として備えている。
【0009】上記加速度センシング回路20は、加速
度,減速度に対応した電圧信号を出力するピエゾ素子等
の加速度センサと、必要な増幅回路を含むものである。
加速度センシング回路20からの加速度または減速度を
表す電圧信号は、マイクロコンピュータ30に内蔵され
たアナログ・デジタルコンバータADCにそれぞれ送ら
れてデジタルデータに変換され、マイクロコンピュータ
30に供給される。
【0010】上記駆動回路40は、PNP型のトランジ
スタ41(メインスイッチング手段)とセーフィングス
イッチ42とを、バッテリーVBからグランドに向かっ
て順に直列接続してなる。これらトランジスタ41とセ
ーフィングスイッチ42との間にエアバックのスキブ1
0が接続されている。トランジスタ41とバッテリーV
Bとの間には、トランジスタ41からバッテリーVBに向
かって順に、大容量コンデンサからなるエネルギーリザ
ーバ(図示しない)と、エネルギーリザーバの電圧を電
源電圧より高くするための昇圧回路(図示しない)とが
介在されている。スキブ10は、トランジスタ41およ
びセーフィングスイッチ42の両方ともオンした時にの
みエネルギーリザーバからの電流供給を受けて点火さ
れ、エアバックの膨張を実行する。トランジスタ41の
ベースにはマイクロコンピュータ30の出力ポートO1
が接続されている。
【0011】図3は、上記セーフィングスイッチ42の
公知の構成を示している。セーフィングスイッチ42
は、細長いリードスイッチ42aと、このリードスイッ
チ42aの外周に配置されたスプリング42bと、スプ
リング42bの一端に配置さるとともにれリードスイッ
チ42aにスライド可能にはめられた環状の永久磁石4
2cとを備えている。リードスイッチ42aは細長い容
器42xを備え、その両端部には細長いリード片42
y,42zが貫通している。これらリード片42y,4
2zの一端は容器42xの外部に配置され、他端は容器
42xの内部に配置されるとともに容器42xの中央部
で互いに径方向に対向している。容器42x内にはアル
ゴン,ネオン,ヘリウム等の不活性ガスが封入されてい
る。リードスイッチ42aは走行方向と平行な状態で車
両に設置されている。車両衝突時には、永久磁石42c
が慣性力によりスプリング42bに抗して移動すること
により、リードスイッチ42aのリード片42y,42
zを接触させてオンにする。
【0012】制御システムはさらに、直列接続された高
電圧発生用のインダクタンス50とトランジスタ51
(補助スイッチン手段)を備えている。インダクタンス
50の一端はバッテリVBに接続され他端はトランジス
タ51のコレクタに接続されている。トランジスタ51
のベースはマイクロコンピュータの出力ポートO2に接
続されている。このトランジスタ51のコレクタとセー
フィングスイッチ42のスキブ10側の端との間には、
ダイオード53と大きな抵抗54の直列回路が接続され
ている。ダイオード53はアノードをトランジスタ51
のコレクタに向けている。抵抗54の両端間電圧は、電
圧検出回路55により検出されるようになっている。電
圧検出回路55の出力段はマイクロコンピュータ30の
入力ポートIに接続されている。電圧検出回路55の検
出出力は、抵抗54に電流が流れず抵抗54の両端間電
圧が実質的にゼロである時には例えばローレベルであ
り、抵抗54に後述する微小電流が流れて電圧降下が生
じた時にはハイレベルになる。なお、抵抗54とセーフ
ィングスイッチ42の接続点はダイオード56を介して
スキブ10に接続されている。ダイオード56はアノー
ドをスキブ10に向けている。制御システムはさらに、
トランジスタ61によって制御される警報ランプ60を
備えている。トランジスタ61のベースは、マイクロコ
ンピュータ30の出力ポートO3に接続されている。
【0013】上述構成において、マイクロコンピュータ
30では、加速度センシング回路20からの信号に基づ
き衝突の有無を判定する。すなわち、加速度センシング
回路20から減速度を表す信号が入力された時には、そ
の積分を行いスレッショルドレベルと比較する。そし
て、積分値がスレッショルドレベルを越えたと判断した
時には、衝突であるとして出力ポートO1からトランジ
スタ41にオン指令信号を出力する。セーフィングスイ
ッチ42が正常であれば、この車両衝突に伴う減速の際
にオンになっているから、スキブ10にエネルギーリザ
ーバから電流が供給され、エアバックの膨張が実行され
る。マイクロコンピュータ30が暴走した時には、マイ
クロコンピュータ30の出力ポートO1からトランジス
タ41にオン指令信号が出力される場合もある。しか
し、衝突状態でなければセーフィングスイッチ42がオ
フのままであるから、エアバックの誤作動を防止するこ
とができる。
【0014】次に、パワーオン時に実行されるマイクロ
コンピュータ30によるテストルーチンについて図4を
参照しながら説明する。イニシャライズ後に、ハイレベ
ルのテストパルスを出力ポートO2からトランジスタ5
1に出力開始し、このトランジスタ51をオンにする
(ステップ100)。これにより、テストパルスと同期
してインダクタンス50に電流が供給される。次に、所
定時間T0(例えば100msec)だけ、このテスト
パルスの出力状態を維持する(ステップ101)。所定
時間T0経過後にテストパルスの出力を停止する(ステ
ップ102)。これにより、トランジスタ51がオフに
なりインダクタンス50への電流供給が停止する。この
電流供給停止時に、インダクタンス50には逆起電圧が
生じ、この逆起電圧がセーフィングスイッチ42に印加
される。
【0015】セーフィングスイッチ42のリード片42
y,42zが正常であれば、図5に示すようにインダク
タンス50の逆起電圧が放電レベルを越えた時に、両者
の間で放電が生じ、抵抗54に微小電流が流れるはずで
ある。そして、逆起電圧が低下して放電レベルを下回っ
た時に、放電が終了する。したがって、抵抗54の両端
間電圧を検出する電圧検出回路55の検出出力がハイレ
ベルになる時間Tは、ある時間範囲内に収まりT1≦T
≦T2が成立するはずである。セーフィングスイッチ4
2のリード片42y,42zが破損する等してオフのま
ま故障した場合には、逆起電圧を印加されても放電は行
われず、検出出力はローレベルのままである。したがっ
て、この場合にはTはゼロでありT<T1である。ま
た、リード片42y,42zが接触したまま、すなわち
オンのまま故障した場合には、逆起電圧が放電レベルを
下回っても検出出力はハイレベルのままであり、T>T
2となる。
【0016】マイクロコンピュータ30では、上記ステ
ップ102の次に、電圧検出回路55の検出出力がハイ
かローかを判断する(ステップ103)。ハイであると
判断した場合には、タイマによる時間計測を開始する
(ステップ104)。次にステップ105で計測時間T
が上記許容範囲の上限値T2以下か否かを判断する。否
定判断の場合、すなわちセーフィングスイッチ42がオ
ン故障のためT>T2になっていると判断した場合に
は、出力ポートO3からトランジスタ61へハイレベル
の信号を出力して警報ランプ60を点灯させ(ステップ
106)、テストルーチンを終了する。ステップ105
で肯定判断した場合には、ステップ103へ戻る。そし
て、タイマはステップ103で検出出力がハイレベルで
あると判断している間は時間計測を継続する(ステップ
104)。
【0017】ステップ103で検出出力がローレベルで
あると判断した時には、タイマによる計測時間Tが許容
範囲の下限値T1以上であるか否かを判断し(ステップ
107)、肯定判断の場合すなわちセーフィングスイッ
チ42が正常であるためにT1≦T≦T2になっていると
判断した場合には、テストルーチンを終了する。また、
否定判断の場合、すなわちセーフィングスイッチ42が
オフ故障のためT<T1になっていると判断した場合に
は、出力ポートO3からトランジスタ61へハイレベル
の信号を出力して警報ランプ60を点灯させ(ステップ
108)、テストルーチンを終了する。
【0018】上記説明から明らかなように、マイクロコ
ンピュータ30は衝突判定手段を備えている。また、マ
イクロコンピュータ30で実行されるステップ100〜
102はテストパルス出力手段を構成している。さら
に、抵抗54と電圧検出回路55とマイクロコンピュー
タ30で実行されるステップ103,104,105,
107は、故障判定手段を構成している。
【0019】上記セーフィングスイッチ42のテストで
は、永久磁石42cの移動およびリード片42y,42
zの接触を伴わないので、テスト中にマイクロコンピュ
ータ30の暴走によりトランジスタ41がオンしても、
互いに離れたリード片42y,42z間に大きな電流が
流れず、スキブ10の誤点火を防止できる。
【0020】ダイオード53の役割は次の通りである。
すなわち、トランジスタ51がオンしているテスト中に
マイクロコンピュータ30が暴走してトランジスタ41
がオンした場合に、トランジスタ41,スキブ10,ト
ランジスタ51による電流回路が形成されるのを禁じ
る。また、ダイオード56はインダクタンス50の逆起
電圧がトランジスタ41に印加されるのを防ぐ役割を有
している。
【0021】本発明は上記実施例に制約されず種々の態
様が可能である。例えば、テストルーチンは車両停止毎
に行ってもよい。セーフィングスイッチは、リード片を
1つまたは2つ備えたスイッチのすべてを含む。インダ
クタンスとしては、昇圧回路のトランスを流用すること
ができる。本発明の制御システムはエアバックのみなら
ずシートベルトの締め付け制御にも適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、セー
フィングスイッチのテストのために電磁石を必要としな
いので、セーフィングスイッチを小型にすることがで
き、セーフィングスイッチの通常の動作特性に影響を与
えることもない。さらに、セーフィングスイッチのテス
トにおいて、セーフィングスイッチの実際のオンを伴わ
ないから、テスト中に誤ってメインスイッチング手段が
閉じられても、セーフィングスイッチに大きな電流が流
れず、車両安全装置の誤作動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御システムの基本的構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係わる制御システムの一実施例を概略
的に示す回路図である。
【図3】セーフィングスイッチの一例を示す断面図であ
る。
【図4】図2のマイクロコンピュータで実行されるテス
トルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図2の制御システムの作用を説明するタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1,10 車両安全装置 2,40 駆動回路 2a,41 メインスイッチング手段 3,20 加速度検出手段 2b,42 セーフィングスイッチ 5,50 インダクタンス 6,51 補助スイッチング手段 7 テストパルス出力手段 8 故障判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/32 H01H 9/54 - 9/56 G01P 15/135 G01P 15/11 G01P 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)車両安全装置のための駆動回路。こ
    の駆動回路は、車両安全装置に直列に接続されたメイン
    スイッチング手段とセーフィングスイッチとを有してい
    る。セーフィングスイッチは衝突時の慣性力でオンする
    ものであり、その一端は接地されている。両者がともに
    オンの時に車両安全装置が作動する。 (b)車両の減速度を検出する加速度検出手段。 (c)加速度検出手段からの減速度信号に基づき衝突の
    有無を判定し、衝突であると判断した時に上記メインス
    イッチング手段にオン指令信号を出力する衝突判定手
    段。 上記構成を備えた車両用安全装置の制御システムにおい
    て、さらに次の構成を備えたことを特徴とする車両安全
    装置の制御システム。 (d)高電圧発生用のインダクタンス。このインダクタ
    ンスの一端はバッテリに接続され、他端はセーフィング
    スイッチのグランドとは反対側の端に接続されている。 (e)上記インダクタンスへの電流供給を制御する補助
    スイッチング手段。 (f)上記補助スイッチング手段にテストパルスを出力
    してこれをオンすることにより、上記インダクタンスに
    電流を供給し、テストパルスの終了時点に対応する電流
    供給停止時にインダクタンスに逆起電圧を発生させるテ
    ストパルス出力手段。 (g)上記インダクタンスの逆起電圧がセーフィングス
    イッチに印加された時にセーフィングスイッチに放電に
    よる微小電流が流れるか否かを判定し、微小電流が流れ
    ない場合にはセーフィングスイッチが故障したものと判
    定する故障判定手段。
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